JP2010188232A - 静電霧化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両内の天井部には静電霧化装置11が取付けられている。静電霧化装置11は、車両の各部動作を司る制御回路31と接続されるとともに、制御回路31からの指令信号を受信することで静電霧化動作の開始又は停止がなされるようになっている。車両を操舵するハンドル部には、運転手の生体情報としての心拍数を検出する心拍センサ32が設けられている。心拍センサ32は心拍測定回路33を備えるとともに制御回路31と接続されている。制御回路31は、心拍測定回路33により算出された比較値ΔHRが第一の閾値以上になったときに、静電霧化装置11の静電霧化動作を開始させる。
【選択図】図4
Description
この発明によれば、心拍数に基づいて人の緊張度合・リラックス度合を監視することができ、人が緊張した状態にあるときには静電霧化動作を実行して帯電微粒子水を人に付着させるようにする一方、人がリラックスした状態にあるときには静電霧化動作を停止する等、人の緊張度合・リラックス度合に基づいて静電霧化動作を制御することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記静電霧化装置は車両内に設置されるものであるとともに、前記生体情報検出手段は、前記車両に備えられる肘掛部に設けられていることを要旨とする。
図1に示すように、車両10内の天井部10aには、ナノメータサイズの帯電微粒子水(ナノサイズミスト)を発生させる車両用静電霧化装置11(以下、単に「静電霧化装置11と記載する」)が取付けられている。
図2に示すように、静電霧化装置11は絶縁材料からなる筒体12を備えるとともに、筒体12内には放電電極13が収容されている。放電電極13は筒体12の先端開口部12aに向かって延びるように設けられるとともに、放電電極13の先端は筒体12の先端開口部12a側を向いている。筒体12の先端開口部12aには放電電極13と対向するリング状の対向電極14が配置されている。対向電極14の孔14aの中心は放電電極13における軸心の延長線上に位置している。また、放電電極13及び対向電極14には、放電電極13と対向電極14との間に高電圧を印加する高電圧印加手段としての高電圧印加部21が接続されている。
上記構成の静電霧化装置11では、電源からペルチェ入力リード線18を介してペルチェユニット15に電気が供給されることで冷却部19が冷却される。そしてこのように冷却部19が冷却されることで放電電極13が冷却され、空気中の水分が結露して放電電極13に水(結露水)が供給されるようになっている。放電電極13に水が供給された状態において、高電圧印加部21により放電電極13と対向電極14との間に高電圧を印加すると、放電電極13と対向電極14との間にかけられた高電圧により、放電電極13の先端部に供給された水と対向電極14との間にクーロン力が働き、水の液面が局所的に錐状に盛り上がってテーラーコーンが形成される。テーラーコーンが形成されると、テーラーコーンの先端に電荷が集中するとともに、テーラーコーンの先端における電界強度が強くなる。これにより、テーラーコーンの先端に生じるクーロン力が大きくなり、さらにテーラーコーンが成長するようになる。
ΔHR={(HR(n)−HR(0))/HR(0)}×100…(1)
として計算される。心拍測定回路33により上記(1)の式に基づいて計算された比較値ΔHRは制御回路31に送られるようになっている。
(1)制御回路31は、心拍センサ32から検出される運転者の心拍数に応じて静電霧化動作を制御する。よって、制御回路31は運転者が帯電微粒子水を必要とする状態にあるか否かを把握して効率良く帯電微粒子水を運転者に付着させることができる。
○ 実施形態において、心拍センサ32をハンドル部22に設けたが、心拍センサ32を設ける位置はこれに限られない。例えば、図5に示すように、心拍センサ32を車両10に備えられる肘掛部23に設けてもよい。運転者以外の乗員(例えば助手席に座る乗員)については、人体の腕が肘掛部23に触れていることが多いと考えられることから、心拍センサ32を肘掛部23に設けることで、運転者以外の乗員の心拍数を適切に検出することができる。
Claims (8)
- 放電電極と、前記放電電極に水を供給する供給手段と、前記放電電極に高電圧を印加する高電圧印加手段と、前記高電圧印加手段による前記放電電極への高電圧の印加によって前記放電電極に供給された水を静電霧化する静電霧化動作が行われることで生成された帯電微粒子水を人に付着するように放出するための放出口と、前記静電霧化動作を制御する制御手段とを備える静電霧化装置において、
人の生体情報を検出する生体情報検出手段を備え、
前記制御手段は、前記生体情報検出手段から検出される検出値に応じて前記静電霧化動作を制御することを特徴とする静電霧化装置。 - 請求項1に記載の静電霧化装置において、
前記生体情報検出手段は生体情報として人の心拍数を検出するものである
ことを特徴とする静電霧化装置。 - 請求項2に記載の静電霧化装置において、
前記制御手段は、前記生体情報検出手段により検出される心拍数が上昇して人が緊張していると判断されるときに、前記静電霧化動作を開始する
ことを特徴とする静電霧化装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の静電霧化装置において、
前記制御手段は、前記生体情報検出手段により検出される心拍数が低下して人がリラックスしていると判断されるときに、前記静電霧化動作を停止する
ことを特徴とする静電霧化装置。 - 請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の静電霧化装置において、
前記静電霧化装置は車両内に設置されるものであるとともに、
前記生体情報検出手段は、前記車両を操舵するハンドル部に設けられている
ことを特徴とする静電霧化装置。 - 請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載の静電霧化装置において、
前記静電霧化装置は車両内に設置されるものであるとともに、
前記生体情報検出手段は、前記車両に備えられる肘掛部に設けられている
ことを特徴とする静電霧化装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の静電霧化装置において、
前記静電霧化装置は車両内に設置されるものであるとともに、帯電微粒子水を放出するための前記放出口は前記車両内の天井部に設けられている
ことを特徴とする静電霧化装置。 - 前記放出口から放出される帯電微粒子水の放出方向を偏向できる放出方向偏向手段を更に設ける
請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の静電霧化装置。
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JP2009032970A JP2010188232A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 静電霧化装置 |
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JP2009032970A JP2010188232A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 静電霧化装置 |
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Family Applications (1)
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JP2009032970A Pending JP2010188232A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 静電霧化装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105667246A (zh) * | 2014-12-08 | 2016-06-15 | 现代自动车株式会社 | Avn终端、具有该终端的车辆以及控制车辆的方法 |
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-
2009
- 2009-02-16 JP JP2009032970A patent/JP2010188232A/ja active Pending
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