JP2010186066A - 電子ペーパー表示装置、表示制御装置、電子ペーパー表示システム、表示制御方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像情報を出力する装置の正当性に基づいてその画像情報の表示を好適に制御することによりセキュリティ性を高める電子ペーパー表示装置、表示制御装置、電子ペーパー表示システム、表示制御方法、及び、コンピュータプログラムを提供すること。
【解決手段】電子ペーパー表示装置であって、電子ペーパーによる表示を制御する表示制御部と、前記電子ペーパー表示装置に接続される表示制御装置との通信を行う第1の通信部と、前記表示制御装置に係る識別情報を保持する第1の識別情報保持部と、前記第1の通信部から入力される識別情報の正当性の有無を、前記第1の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断し、入力される前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記第1の通信部から入力される画像情報を前記電子ペーパーに表示させることを許可する、第1の制御部と、を有する電子ペーパー表示装置。
【選択図】図1
【解決手段】電子ペーパー表示装置であって、電子ペーパーによる表示を制御する表示制御部と、前記電子ペーパー表示装置に接続される表示制御装置との通信を行う第1の通信部と、前記表示制御装置に係る識別情報を保持する第1の識別情報保持部と、前記第1の通信部から入力される識別情報の正当性の有無を、前記第1の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断し、入力される前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記第1の通信部から入力される画像情報を前記電子ペーパーに表示させることを許可する、第1の制御部と、を有する電子ペーパー表示装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子ペーパー表示装置、表示制御装置、電子ペーパー表示システム、表示制御方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
従来から、電子ペーパーによる表示を行う情報表示装置において、表示する情報に対するセキュリティを高めるために、表示する情報の制御を行う技術がある。
例えば、特開2006−017906号公報(特許文献1)には、電子ペーパーのそれぞれに固有の識別情報を設定し、係合したメモリクリップに対してその識別情報を送信することにより、メモリクリップ側でその識別情報を照合して、電子ペーパーに送信する画像情報を制御する画像表示システム等の発明が開示されている。
ところで、装置の使用や表示を制御するための認証を行う例として、例えば、特開2000−172650号公報(特許文献2)には、ID情報データを記憶するワイヤレスカードから受信したID情報を照合し、ID情報データが一致した場合のみ使用可能となる携帯端末の発明が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示の画像表示システム等の発明では、識別情報は電子ペーパーが有しており、メモリクリップは識別情報を有していない。このため、メモリクリップの識別については考慮されていない。
本発明は、上記の点に鑑みて、これらの問題を解消するために発明されたものであり、画像情報を出力する装置の正当性に基づいてその画像情報の表示を好適に制御することによりセキュリティ性を高める電子ペーパー表示装置、表示制御装置、電子ペーパー表示システム、表示制御方法、及び、コンピュータプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の電子ペーパー表示装置は次の如き構成を採用した。
本発明の電子ペーパー表示装置は、電子ペーパー表示装置であって、電子ペーパーによる表示を制御する表示制御部と、前記電子ペーパー表示装置に接続される表示制御装置との通信を行う第1の通信部と、前記表示制御装置に係る識別情報を保持する第1の識別情報保持部と、前記第1の通信部から入力される識別情報の正当性の有無を、前記第1の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断し、入力される前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記第1の通信部から入力される画像情報を前記電子ペーパーに表示させることを許可する、第1の制御部と、を有する構成とすることができる。
これにより、画像情報を出力する装置の正当性に基づいてその画像情報の表示を好適に制御することによりセキュリティ性を高める電子ペーパー表示装置を提供することができる。
なお、上記課題を解決するため、本発明は、上記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力する表示制御装置、上記電子ペーパー表示装置と上記表示制御装置とを含む電子ペーパー表示システム、並びに、上記電子ペーパー表示装置、上記表示制御装置、及び、上記電子ペーパー表示システムの何れか一以上における表示制御方法、その表示制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとしてもよい。
本発明の電子ペーパー表示装置、表示制御装置、電子ペーパー表示システム、表示制御方法、及び、コンピュータプログラムによれば、画像情報を出力する装置の正当性に基づいてその画像情報の表示を好適に制御することによりセキュリティ性を高める電子ペーパー表示装置、表示制御装置、電子ペーパー表示システム、表示制御方法、及び、コンピュータプログラムを提供することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、以下の説明において、「識別情報」を「ID情報」ともいう。
〔本発明の実施の形態〕
図1は、本実施の形態に係る情報表示装置1の機能構成の例を示すブロック図である。図1の情報表示装置1は、電子ペーパーによる表示を行う電子ペーパー表示システムである。情報表示装置1は、表示部100とコントローラ部200とを有する。コントローラ部200が画像データを表示部100に対して出力し、表示部100がその画像データを電子ペーパー180に表示する。
図1は、本実施の形態に係る情報表示装置1の機能構成の例を示すブロック図である。図1の情報表示装置1は、電子ペーパーによる表示を行う電子ペーパー表示システムである。情報表示装置1は、表示部100とコントローラ部200とを有する。コントローラ部200が画像データを表示部100に対して出力し、表示部100がその画像データを電子ペーパー180に表示する。
(表示部100の構成)
表示部100は、ID情報記憶部110、画像記憶部120、インタフェース(以下、「I/F」という。)部160、電子ペーパー180、表示制御部189、及び、制御部190を有する。
表示部100は、ID情報記憶部110、画像記憶部120、インタフェース(以下、「I/F」という。)部160、電子ペーパー180、表示制御部189、及び、制御部190を有する。
電子ペーパー180は、電源が切断された際にも表示を継続する記憶性を有する画像表示媒体である。表示制御部189は、電子ペーパー180に対する表示を行う。
ID情報記憶部110は、コントローラ部200に係る識別情報を保持する。ID情報記憶部110が保持する識別情報は、コントローラ部200の識別情報、コントローラ部200から入力され電子ペーパー180に表示される画像データの識別情報、又は、コントローラ部200を操作する操作者の識別情報等である。ID情報記憶部110は、複数のコントローラ部200の識別情報を保持してもよく、複数の画像データの識別情報を保持してもよく、さらに、複数の操作者の識別情報を保持してもよい。
ID情報記憶部110は、また、識別情報毎に、表示する回数を制限する情報が対応づけられている場合には、その表示する回数を制限する情報を保持し、さらに、その識別情報に対応して表示が行われた回数の情報を保持する。
ID情報記憶部110は、また、表示部100の識別情報を保持するとよい。ID情報記憶部110は、例えば、メモリとして構成される。
画像記憶部120は、コントローラ部200から入力され、電子ペーパー180に表示される画像データを保持する。画像記憶部120は、例えば、メモリとして構成される。なお、ID情報記憶部110と画像記憶部120とは、一の記憶デバイスでもよい。
I/F部160は、コントローラ部200との通信を行う。I/F部160から入力される情報は、例えば、電子ペーパー180に表示する画像データ、及び、コントローラ部200に係る識別情報等である。また、I/F部160から出力される情報は、例えば、表示部100の識別情報である。
制御部190は、表示部100が有する各部の制御を行う。制御部190は、I/F部160から入力される識別情報と、ID情報記憶部110に保持される識別情報とを照合することにより、入力される識別情報の正当性を判断する。制御部190は、入力される識別情報が正当性を有すると判断する場合に、I/F部160から入力される画像データを、電子ペーパー180に表示させる。
制御部190は、入力される識別情報が正当性を有しないと判断する場合に、I/F部160から入力される画像データを、電子ペーパー180に表示させない。これを実現するために、制御部190は、I/F部160から入力される画像データを受け付けない制御をしてもよく、また、表示制御部189による画像データの表示の処理を行わせない制御をしてもよい。
制御部190は、また、入力される識別情報が正当性を有しないと判断する場合に、電子ペーパー180に表示している画像データに対する編集等の改変又は消去の指示を受け付けない制御をするとよい。
なお、識別情報が正当性を有するとは、入力される識別情報と同一の識別情報が、ID情報記憶部110に保持されていることをいう。また、コントローラ部200の操作者の識別情報が入力される場合に、その操作者が属するグループ等の識別情報が、ID情報記憶部110に保持されていれば、その入力される識別情報が正当性を有するとしてもよい。
また、識別情報毎に表示する回数が対応づけられている場合には、制御部190は、ID情報記憶部110に保持される表示する回数を制限する情報と、その識別情報が既に表示した回数の情報とを取得する。制御部190は、既に表示した回数が、表示してよい回数より少ないときに、入力される識別情報が正当性を有するとする。
(コントローラ部200の構成)
コントローラ部200は、ID情報記憶部210、画像記憶部220、メモリカードインタフェース(以下、「メモリカードI/F」という。)230、メモリカードI/F制御部239、スピーカ240、オーディオ制御部249、バッテリ250、電源制御部259、I/F部260、I/F部262、表示部280、入力部282、表示制御部289、及び、制御部290を有する。
コントローラ部200は、ID情報記憶部210、画像記憶部220、メモリカードインタフェース(以下、「メモリカードI/F」という。)230、メモリカードI/F制御部239、スピーカ240、オーディオ制御部249、バッテリ250、電源制御部259、I/F部260、I/F部262、表示部280、入力部282、表示制御部289、及び、制御部290を有する。
ID情報記憶部210は、コントローラ部200に接続される表示部100の識別情報、及び、コントローラ部200の識別情報を保持する。ID情報記憶部210は、また、コントローラ部200の操作者の識別情報を保持するとよい。
画像記憶部220は、表示部100に表示する画像の画像データを保持する。画像記憶部220は、複数の画像データを保持するとよく、さらに画像データ毎に識別情報を対応づけて保持してもよい。なお、ID情報記憶部210と画像記憶部220とは、一の記憶デバイスでもよい。
入力部282は、コントローラ部200に対し、操作者による指示が入力される。入力部282は、例えば、表示部280に表示される項目から一以上の項目を選択し、又は、項目を決定する際の「選択キー」である。入力部282からの入力により、ID情報記憶部210に保持される情報の追加、編集、更新等が行われる。
表示部280は、コントローラ部200の状態等を表示する。表示部280は、操作者に対して指示の入力を促す画面を表示する。表示制御部289は、表示部280による表示を制御し、表示部280に表示する画面を生成する。
メモリカードI/F230は、メモリカードI/F230に挿入等される図示しないメモリカードからのデータの取り込み及びメモリカードへの書き出しを行う。メモリカードI/F制御部239は、メモリカードI/F230に対する制御を行う。
なお、メモリカードからは、画像記憶部220に格納される画像データ、ID情報記憶部210に保持される識別情報等が読み込まれるとよい。
スピーカ240は、警告音等の音声を出力する。オーディオ制御部249は、スピーカ240に出力する音声信号を制御し、スピーカ240から音声を出力させる。なお、スピーカ240から出力される音声の音声データは、例えば、画像記憶部220に保持されるとよい。
バッテリ250は、表示部100に電源を供給し、電源制御部259は、バッテリ250の制御を行う。
I/F部260は、表示部100との間の通信を行う際のインタフェースである。
I/F部262は、図示しない外部装置との通信を行う際のインタフェースである。なお、図示しない外部装置とは、例えば、パーソナルコンピュータ等のホスト装置である。I/F部262からは、例えば、画像データ、及び、識別情報等が入力される。
制御部290は、ID情報記憶部210が保持するコントローラ部200の識別情報を、表示部100に対して出力する。制御部290は、また、表示部100から出力される表示部100の識別情報が正当性を有する場合に、画像記憶部220が保持する画像データを、表示部100に対して出力する。
なお、表示部100の識別情報が正当性を有するとは、表示部100からコントローラ部200に対して入力される識別情報と、ID情報記憶部210が保持する識別情報とが、一致することをいう。
制御部290は、また、表示部100から電子ペーパー180に表示されている画像データの識別情報が入力される場合に、その識別情報と同一の識別情報がID情報記憶部210に保持されているときに、入力される識別情報が正当性を有すると判断する。これにより、過去にコントローラ部200から出力された画像データを表示している表示部100を識別することができる。
(識別情報による表示制御の処理)
図2は、コントローラ部200の識別情報と表示部100の識別情報とのそれぞれに対し、正当性の有無を判断することにより、電子ペーパー180による表示の制御を行う処理を説明するフロー図である。図2において、ステップS101からステップS105は、コントローラ部200において実行され、ステップS201からステップS206は、表示部100において実行される。なお、図中「識別情報」を「ID」と表記する。
図2は、コントローラ部200の識別情報と表示部100の識別情報とのそれぞれに対し、正当性の有無を判断することにより、電子ペーパー180による表示の制御を行う処理を説明するフロー図である。図2において、ステップS101からステップS105は、コントローラ部200において実行され、ステップS201からステップS206は、表示部100において実行される。なお、図中「識別情報」を「ID」と表記する。
図2のステップS101では、コントローラ部200の制御部290から表示部100対し、コントローラ部200の識別情報が送信される。ステップS102では、制御部290が、表示部100から出力される「不一致信号」が受信されたか否かの判断を行う。不一致信号は、ステップS101で送信した識別情報の正当性の有無が、表示部100において判断される際に、「正当性が無い」と判断されるときに出力される信号である。不一致信号が受信された場合には、コントローラ部200は、処理を終了する。不一致信号が受信されない場合には、ステップS103に進む。
ステップS103では、制御部290が、表示部100から出力される、表示部100の識別情報が受信されたか否かの判断を行う。識別情報が受信された場合には、ステップS104に進み、識別情報が受信されない場合には、ステップS102に戻って処理を繰り返す。
ステップS104では、制御部290が、ステップS103で受信された識別情報が有効であるか否かの判断を行う。ステップS103で受信された識別情報が有効である場合とは、その識別情報が正当性を有する場合であり、より詳細には、その識別情報と一致する識別情報が、ID情報記憶部210に保持されている場合である。
ステップS103で受信された識別情報が有効である場合には、ステップS105に進み、有効ではない場合には、コントローラ部200の処理を終了する。ステップS105では、制御部290が、画像記憶部220に保持されている画像データを、表示部100に対して出力する。
なお、ステップS103で受信され判断される識別情報が、表示部100により表示されている画像データの識別情報の場合には、ステップS105で出力される画像データは、表示部100により表示されている画像データに対応するものであるとよい。これにより、過去に表示部100により表示されている画像データに係る画像データを、表示部100に表示させることができる。より詳細には、複数の互いに関連する画像データを、一の表示部100が表示する制御を行うことができ、画像データの表示に対するセキュリティ性を高めることができる。
また、ステップS103で受信され判断される識別情報が、表示部100により表示されている画像データの識別情報であり、その識別情報が正当性を有しない場合には、制御部290は、表示部100に表示される画像データに対する編集等の指示を、出力しない制御をしてもよい。
一方、表示部100による処理のステップS201では、表示部100の制御部190が、I/F部160から、識別情報が入力されたか否かの判断を行う。識別情報が入力された場合には、ステップS202に進み、識別情報が入力されない場合には、ステップS201を繰り返す。
ステップS202では、表示部100の制御部190が、入力された識別情報が有効であるか否かを判断する。すなわち、入力される識別情報の正当性を判断する。識別情報が有効である場合には、ステップS203に進み、識別情報が有効ではない場合には、ステップS207に進む。
ステップS203では、制御部190からコントローラ部200に対し、ID情報記憶部110に保持されている表示部100の識別情報が出力される。一方、ステップS207では、制御部190からコントローラ部200に対し、表示部100に入力された識別情報が、ID情報記憶部110に保持されている識別情報と一致しない旨の「不一致信号」が送信される。ステップS207の処理の後、表示部100は、処理を終了する。
ステップS203に続くステップS204では、制御部190が、コントローラ部200から出力される画像データが受信されたか否かの判断を行う。画像データが受信された場合には、ステップS205に進み、受信されない場合には、ステップS204の処理を繰り返す。なお、ステップS204では、画像データの他に、「コントローラID」が受信される。「コントローラID」は、コントローラ部200の識別情報である。
ステップS205では、制御部190が、表示制御部189に対してステップS204で受信された画像データを表示する制御を行う旨の指示を出力し、表示制御部189が、受信された画像データの画像を電子ペーパー180に描画し出力させる。
ステップS206では、制御部190が、ID情報記憶部110に、ステップS204で受信されたコントローラIDを記憶させる。これにより、コントローラ部200から、再度コントローラIDが送信される際に、直前に認証されたコントローラ部200であるか否かを判断することができる。
コントローラ部200が、直前に認証されたコントローラ部200ではない場合には、表示している画像データを出力したコントローラ部200ではないと判断するとよい。これにより、接続されたコントローラ部200から表示される画像データに対する編集等の指示が入力される際に、画像データを出力したコントローラ部200ではないコントローラ部200からの改ざんの指示を排除することができる。
(識別情報が正当性を有しない際の処理)
図3は、表示部100の識別情報が正当性を有しない場合のコントローラ部200における処理を説明するフロー図である。図3では、ステップS304における判断の後、識別情報が正当性を有しないと判断される場合に、ステップS306に進む他は、図2のステップS101からステップS105の処理と、図3のステップS301からステップS305とが同一である。そこで、ここでは、ステップS301からステップS305の処理の説明は省略する。
図3は、表示部100の識別情報が正当性を有しない場合のコントローラ部200における処理を説明するフロー図である。図3では、ステップS304における判断の後、識別情報が正当性を有しないと判断される場合に、ステップS306に進む他は、図2のステップS101からステップS105の処理と、図3のステップS301からステップS305とが同一である。そこで、ここでは、ステップS301からステップS305の処理の説明は省略する。
ステップS306では、制御部200が、オーディオ制御部249に対し、警告音を鳴動させる旨の指示を出力する。この指示は、画像記憶部220に記憶されている音声信号又はその音声信号に係る情報を含むとよい。この指示に基づき、オーディオ制御部249が、スピーカ240より警告音を出力させる。
ステップS306では、また、警告音の出力の他に、制御部290が、画像記憶部220に保持されている、画像データを消去させてもよい。消去される画像データは、例えば、直前にコントローラ部200から出力された画像データでもよく、また、画像記憶部220が保持する全ての画像データでもよい。これにより、コントローラ部200が、不正に操作等される際に、画像データに対するセキュリティを保持することができる。
一方、図3の表示部100における処理のステップS401からステップS405、及び、ステップS407は、図2のステップS201からステップS205及びステップS207の処理と同一であるので、ここでは説明を省略する。
(識別情報の例)
図4及び図5は、表示部100が有するID情報記憶部210に保持される識別情報の例を示す図である。図4では、ID1からID5の5つの「固有ID情報」のそれぞれに対し、「部門ID」と「グループID」とが対応づけられている。「固有ID情報」は、コントローラ部200の操作者の識別情報である。
図4及び図5は、表示部100が有するID情報記憶部210に保持される識別情報の例を示す図である。図4では、ID1からID5の5つの「固有ID情報」のそれぞれに対し、「部門ID」と「グループID」とが対応づけられている。「固有ID情報」は、コントローラ部200の操作者の識別情報である。
図4では、一の部門IDに対し、複数のグループIDが対応づけられている。また、一のグループIDに対し、複数の固有ID情報が対応づけられている。これにより、入力される識別情報が、固有ID情報の場合に、部門ID又はグループIDによる正当性を判断することができる。
なお、図4に示す「固有ID情報」は、表示部100の操作者の識別情報でもよく、その場合は、これらの識別情報に係る情報は、コントローラ部200が有するID情報記憶部210に保持される。
図5は、識別情報毎に画像データを表示する回数が定められている場合の例を示す図である。図5の情報は、コントローラ部200が有するID情報記憶部210に保持される。図5中、「相手側ID情報」は、表示部100の識別情報である。「表示制限回数」は、画像データを表示してよい回数である。また、「現在の回数」は、現在までに表示された回数である。
図5では、ID1からID5の5つの表示部100の識別情報が保持されている。「相手側ID情報」毎に、画像データを表示してよい回数と、現在までに表示された回数とが対応づけられている。
なお、図5は、コントローラ部200に接続される表示部100毎に、表示する回数の制限を設ける例であるが、この他に、画像データ毎に表示する回数を制限してもよく、また、操作者毎に表示する回数を制限してもよい。
なお、図5に示す情報が、表示部100が有するID情報記憶部110に保持される場合には、「相手側ID情報」は、コントローラ部200の識別情報であり、コントローラ部200毎に、画像を表示する回数が制限される。
(コンピュータ等による実現)
なお、本発明の実施の形態に係る表示制御方法は、例えば、制御部190又は制御部290であるCPUがROMやハードディスク装置等に記憶されたコンピュータプログラムに従い、RAM等のメインメモリをワークエリアとして使用し、実行される。また、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムは、記憶部に格納される。例えば、画像記憶部120、画像記憶部220、又は、メモリカードI/F230に挿入等される図示しないメモリカード等に格納されてもよい。
なお、本発明の実施の形態に係る表示制御方法は、例えば、制御部190又は制御部290であるCPUがROMやハードディスク装置等に記憶されたコンピュータプログラムに従い、RAM等のメインメモリをワークエリアとして使用し、実行される。また、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムは、記憶部に格納される。例えば、画像記憶部120、画像記憶部220、又は、メモリカードI/F230に挿入等される図示しないメモリカード等に格納されてもよい。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能である。
以上のように、本発明にかかる電子ペーパー表示装置は、表示する画像データに対するセキュリティを保持することに有用である。
1 情報表示装置
100 表示部
110 ID情報記憶部
120 画像記憶部
160 I/F部
180 電子ペーパー
189 表示制御部
190 制御部
200 コントローラ部
210 ID情報記憶部
220 画像記憶部
230 メモリカードI/F
239 メモリカードI/F制御部
240 スピーカ
249 オーディオ制御部
250 バッテリ
259 電源制御部
260 I/F部
262 I/F部
280 表示部
282 入力部
289 表示制御部
290 制御部
100 表示部
110 ID情報記憶部
120 画像記憶部
160 I/F部
180 電子ペーパー
189 表示制御部
190 制御部
200 コントローラ部
210 ID情報記憶部
220 画像記憶部
230 メモリカードI/F
239 メモリカードI/F制御部
240 スピーカ
249 オーディオ制御部
250 バッテリ
259 電源制御部
260 I/F部
262 I/F部
280 表示部
282 入力部
289 表示制御部
290 制御部
Claims (16)
- 電子ペーパー表示装置であって、
電子ペーパーによる表示を制御する表示制御部と、
前記電子ペーパー表示装置に接続される表示制御装置との通信を行う第1の通信部と、
前記表示制御装置に係る識別情報を保持する第1の識別情報保持部と、
前記第1の通信部から入力される識別情報の正当性の有無を、前記第1の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断し、入力される前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記第1の通信部から入力される画像情報を前記電子ペーパーに表示させることを許可する、第1の制御部と、
を有することを特徴とする電子ペーパー表示装置。 - 前記第1の制御部は、入力される前記識別情報が正当性を有しないと判断する場合に、前記表示制御装置から入力される前記電子ペーパーに表示される画像情報に対する編集の要求を受け付けない制御をすることを特徴とする請求項1記載の電子ペーパー表示装置。
- 前記識別情報は、前記表示制御装置の識別情報、前記表示制御装置から入力される画像情報の識別情報、及び、前記表示制御装置の操作者の識別情報の何れか一であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子ペーパー表示装置。
- 前記第1の識別情報保持部は、前記識別情報毎に、前記電子ペーパーにより過去に表示した回数に係る情報及び前記電子ペーパーによる表示が許可される回数に係る情報を対応づけて保持し、
前記第1の制御部は、入力される前記識別情報に対応する前記過去に表示した回数が、前記表示が許容される回数以下の場合に、前記識別情報が正当性を有すると判断することを特徴とする請求項1ないし3何れか一項に記載の電子ペーパー表示装置。 - 電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力する表示制御装置であって、
前記電子ペーパー表示装置の識別情報を保持する第2の識別情報保持部と、
前記電子ペーパー表示装置との通信を行う第2の通信部と、
前記第2の通信部から入力される識別情報の正当性の有無を、前記第2の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断し、入力される前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記第2の通信部から前記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力することを許可する、第2の制御部と、
を有する表示制御装置。 - 前記第2の制御部は、入力される前記識別情報が正当性を有しないと判断する場合に、前記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力しない制御をすることを特徴とする請求項5記載の表示制御装置。
- 前記識別情報は、前記電子ペーパー表示装置の識別情報、又は、前記電子ペーパー表示装置が表示している画像情報の識別情報であることを特徴とする請求項5又は6記載の表示制御装置。
- 前記画像情報を保持する画像情報保持部を有し、
前記第2の制御部は、入力される前記識別情報が正当性を有しないと判断する場合に、前記画像情報保持部から前記画像情報を消去することを特徴とする請求項5ないし7何れか一項に記載の表示制御装置。 - 音声信号による音声を出力する音声出力部を有し、
前記第2の制御部は、入力される前記識別情報が正当性を有しないと判断する場合に、前記音声出力部から所定の音声信号による音声を出力させることを特徴とする請求項5ないし8何れか一項に記載の表示制御装置。 - 前記第2の識別情報保持部は、前記識別情報毎に、前記電子ペーパーにより過去に表示した回数に係る情報及び前記電子ペーパーによる表示が許可される回数に係る情報を対応づけて保持し、
前記第2の制御部は、入力される前記識別情報に対応する前記過去に表示した回数が、前記表示が許容される回数以下の場合に、前記識別情報が正当性を有すると判断することを特徴とする請求項5ないし9何れか一項に記載の表示制御装置。 - 電子ペーパー表示装置と、前記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力する表示制御装置と、が接続された電子ペーパー表示システムであって、
前記電子ペーパー表示装置は、
電子ペーパーによる表示を制御する表示制御部と、
前記表示制御装置に係る識別情報を保持する第1の識別情報保持部と、
前記表示制御装置との通信を行う第1の通信部と、
前記第1の通信部から入力される識別情報の正当性を、前記第1の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断し、入力される前記識別情報が正当性を有する場合に、前記第1の通信部から入力される画像情報を、前記表示制御部に対して出力させる、第1の制御部と、
を有し、
前記表示制御装置は、
前記電子ペーパー表示装置の識別情報を保持する第2の識別情報保持部と、
前記電子ペーパー表示装置との通信を行う第2の通信部と、
前記第2の通信部から入力される識別情報の正当性を、前記第2の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断し、入力される前記識別情報が正当性を有する場合に、前記第2の通信部から前記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力させる、第2の制御部と、
を有することを特徴とする電子ペーパー表示システム。 - 表示制御装置に係る識別情報を保持する第1の識別情報保持部を有し前記表示制御装置に接続される電子ペーパー表示装置における表示制御方法であって、
前記表示制御装置との通信により前記表示制御装置に係る識別情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信する識別情報の正当性の有無を、前記第1の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断する判断ステップと、
前記判断ステップにおいて前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記表示制御装置から入力される画像情報を前記電子ペーパーに表示させることを許可する許可ステップと、
を有することを特徴とする表示制御方法。 - 電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力し、前記電子ペーパー表示装置の識別情報を保持する第2の識別情報保持部を有する、表示制御装置における表示制御方法であって、
前記電子ペーパー表示装置との通信により前記電子ペーパー表示装置の識別情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信される識別情報の正当性の有無を、前記第2の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断する判断ステップと、
前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力することを許可する許可ステップと、
を有することを特徴とする表示制御方法。 - 前記表示制御装置に係る識別情報を、前記電子ペーパー表示装置に対して出力する出力ステップを有することを特徴とする請求項13記載の表示制御方法。
- 表示制御装置に係る識別情報を保持する第1の識別情報保持部を有する電子ペーパー表示装置と、前記電子ペーパー表示装置の識別情報を保持する第2の識別情報保持部を有し、前記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力する表示制御装置と、が接続された電子ペーパー表示システムにおける表示制御方法であって、
前記電子ペーパー表示装置が、前記表示制御装置との通信により前記表示制御装置に係る識別情報を受信する受信ステップと、
前記電子ペーパー表示装置が、前記受信ステップにおいて受信する識別情報の正当性の有無を、前記第1の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断する判断ステップと、
前記電子ペーパー表示装置が、前記判断ステップにおいて前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記表示制御装置から入力される画像情報を前記電子ペーパーに表示させることを許可する許可ステップと、
前記表示制御装置が、前記電子ペーパー表示装置との通信により前記電子ペーパー表示装置の識別情報を受信する受信ステップと、
前記表示制御装置が、前記受信ステップにおいて受信される識別情報の正当性の有無を、前記第2の識別情報保持部に保持される識別情報に基づいて判断する判断ステップと、
前記表示制御装置が、前記識別情報が正当性を有すると判断する場合に、前記電子ペーパー表示装置に対して画像情報を出力することを許可する許可ステップと、
を有することを特徴とする表示制御方法。 - 請求項12ないし15何れか一項に記載の表示制御方法を、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009030311A JP2010186066A (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | 電子ペーパー表示装置、表示制御装置、電子ペーパー表示システム、表示制御方法、及び、コンピュータプログラム |
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ID=42766753
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012093746A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-05-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 感光性樹脂組成物、パターン形成用材料及びパターン形成方法 |
JP2014048581A (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-17 | Casio Comput Co Ltd | 電子下敷装置および電子ペーパ |
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2009
- 2009-02-12 JP JP2009030311A patent/JP2010186066A/ja active Pending
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