JP2010185637A - 復水回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 規格に定められた圧力容器に該当することのない、安価な復水回収装置を得ること。
【解決手段】 蒸気使用機器1の出口側に蒸気トラップ2を取り付ける。蒸気トラップ2の下流側に気液分離部4を設ける。気液分離部4は、セパレータ部5と流体溜部6とで構成する。セパレータ部5の出口側に再蒸発蒸気排出管9を接続する。流体溜部6を復水回収ポンプ3のエゼクタ11と接続する。
蒸気使用機器1で発生した復水は、蒸気トラップ2を経て気液分離部4へ至り、再蒸発蒸気と復水が分離され、蒸気は再蒸発蒸気排出管9から外部へ排出され、復水は復水回収ポンプ3のエゼクタ11に吸引される。
【選択図】
図1
【解決手段】 蒸気使用機器1の出口側に蒸気トラップ2を取り付ける。蒸気トラップ2の下流側に気液分離部4を設ける。気液分離部4は、セパレータ部5と流体溜部6とで構成する。セパレータ部5の出口側に再蒸発蒸気排出管9を接続する。流体溜部6を復水回収ポンプ3のエゼクタ11と接続する。
蒸気使用機器1で発生した復水は、蒸気トラップ2を経て気液分離部4へ至り、再蒸発蒸気と復水が分離され、蒸気は再蒸発蒸気排出管9から外部へ排出され、復水は復水回収ポンプ3のエゼクタ11に吸引される。
【選択図】
図1
Description
本発明は、蒸気使用機器で発生した蒸気の凝縮水としての復水をボイラー等の復水回収先へ回収することのできる復水回収装置に関する。
従来の復水回収装置は、蒸気使用機器と復水回収ポンプの間に復水溜容器を取り付けて、この復水溜容器の上方に一次圧調節弁を設けたもので、蒸気使用機器で発生した復水をスチームトラップに滞留することなく、速やかに復水回収先へ回収することができるものである。
上記従来の復水回収装置では、蒸気使用機器と復水回収ポンプの間に取り付ける復水溜容器が、JIS規格に定める圧力容器に該当してしまい、高価なものとなってしまう問題があった。圧力容器に該当すると、規格に定められた材料を用いて、また、規格に定められた大きさに製作しなければならず、高価なものとなってしまうのである。
解決しようとする問題点は、規格に定められた圧力容器に該当することのない、安価な復水回収装置を得ることである。
本発明は、蒸気使用機器で発生した蒸気の凝縮した復水を、復水回収ポンプによって、ボイラーあるいは給水タンク等の復水回収先へと圧送して回収するものにおいて、蒸気使用機器と復水回収ポンプの間に、蒸気と復水を気液分離する気液分離部を設けたものである。
本発明は、蒸気使用機器と復水回収ポンプの間に、気液分離部を設けたことにより、気液の分離機能を果たすことのできるものでよく、圧力容器とする必要がないために、安価に復水回収装置を製造することができるという利点がある。
本発明は、蒸気使用機器と復水回収ポンプの間に気液分離部を設けるものであるが、気液分離部としては、蒸気と復水の質量差により両者を分離するものを用いることができる。
図1において、蒸気使用機器1の出口側に取り付けた蒸気トラップ2と、蒸気トラップ2と復水回収ポンプ3の間に設けた気液分離部4とで復水回収装置を構成する。
蒸気使用機器1で蒸気の凝縮した復水が蒸気トラップ2から気液分離部4側へ排出される。排出される復水は高温状態であるために、一部の復水が再度蒸発して再蒸発蒸気となる。この再蒸発蒸気と復水の混合流体が、気液分離部4へ流入する。
気液分離部4を、再蒸発蒸気と復水の混合流体を旋回させて分離するセパレータ部5と、混合流体を一旦溜める流体溜部6とで構成する。入口7から流入した混合流体が、セパレータ部5で蒸気と復水の質量差によって分離され、分離された蒸気が出口8から再蒸発蒸気排出管9へと排出されると共に、分離された復水は流体溜部6から復水回収ポンプ3へ吸引される。
再蒸発蒸気排出管9には圧力調節弁10を取り付けて、気液分離部4から再蒸発蒸気排出管9へと排出される蒸気の圧力を所定値に維持する。
流体溜部6の下方に復水回収ポンプ3を接続する。復水回収ポンプ3を、エゼクタ11と循環ポンプ12、及び、両者を接続する循環路13とで構成する。循環路13の一部を分岐して復水回収管14を接続する。復水回収管14の端部は、図示はしないがボイラー等の復水回収先と接続する。
復水回収ポンプ3は、循環ポンプ12を駆動してエゼクタ11内へ液体を高速で通過させることで、エゼクタ11部で吸引力を発生して、気液分離部4の流体溜部6の復水を吸引して、その復水の一部を復水回収管14から復水回収先へ圧送することができるものである。
蒸気使用機器1で発生した復水は、蒸気トラップ2を経て気液分離部4へ至り、再蒸発蒸気と復水が分離され、分離された蒸気は再蒸発蒸気排出管9へと排出され、一方、分離された復水は復水回収ポンプ3へ吸引されることにより、気液分離部4の流体溜部6の容積を小さなものとすることができ、規格に定められた圧力容器の対象外として、安価な復水回収装置とすることができる。
蒸気を熱源として利用するさまざまな蒸気使用機器の復水回収装置として適用できる。
1 蒸気使用機器
2 蒸気トラップ
3 復水回収ポンプ
4 気液分離部
5 セパレータ部
6 流体溜部
9 再蒸発蒸気排出管
11 エゼクタ
12 循環ポンプ
2 蒸気トラップ
3 復水回収ポンプ
4 気液分離部
5 セパレータ部
6 流体溜部
9 再蒸発蒸気排出管
11 エゼクタ
12 循環ポンプ
Claims (1)
- 蒸気使用機器で発生した蒸気の凝縮した復水を、復水回収ポンプによって、ボイラーあるいは給水タンク等の復水回収先へと圧送して回収するものにおいて、蒸気使用機器と復水回収ポンプの間に、蒸気と復水を気液分離する気液分離部を設けたことを特徴とする復水回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031344A JP2010185637A (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 復水回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031344A JP2010185637A (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 復水回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010185637A true JP2010185637A (ja) | 2010-08-26 |
Family
ID=42766402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009031344A Pending JP2010185637A (ja) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | 復水回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010185637A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105782701A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 天津鼎电气成套设备有限公司 | 一种变电箱冷凝水回收装置 |
CN114321879A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-12 | 温州特富热力技术有限公司 | 一种冷凝水利用系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0828807A (ja) * | 1994-07-15 | 1996-02-02 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
-
2009
- 2009-02-13 JP JP2009031344A patent/JP2010185637A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0828807A (ja) * | 1994-07-15 | 1996-02-02 | Tlv Co Ltd | 復水回収装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105782701A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 天津鼎电气成套设备有限公司 | 一种变电箱冷凝水回收装置 |
CN114321879A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-04-12 | 温州特富热力技术有限公司 | 一种冷凝水利用系统 |
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Effective date: 20130924 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |