JP2010184208A - 吸引装置の装置不良評価方法および吸引装置の装置不良評価装置 - Google Patents

吸引装置の装置不良評価方法および吸引装置の装置不良評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】吸引装置による単位時間当たりの吸引量と装置不良との間に相関関係があることに着目して為されたものであり、効率良く且つ正確に吸引装置を評価することができる吸引装置の装置不良評価方法および吸引装置の装置不良評価装置を提供する。
【解決手段】吸引ユニット9による機能液滴吐出ヘッド20からの機能液の吸引に伴って降下してゆく機能液タンク(サブタンク33)の液位について、所定の降下距離減液するときの実減液時間を計測する計測工程と、予め試験的に求めておいた所定の降下距離減液するときの適性減液時間と測定した実減液時間とを比較し、吸引ユニット9の装置不良を評価する評価工程と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する吸引装置の、装置不良を評価する吸引装置の装置不良評価方法および吸引装置の装置不良評価装置に関するものである。
従来、液滴吐出装置は、機能液滴吐出ヘッドのノズルの目詰まり防止等のために、印刷開始時、および定期的に、機能液滴吐出ヘッドに配列されたノズルから機能液を吸引する吸引装置を備えている。この種の吸引装置として、機能液滴吐出ヘッドのノズル面に密着させたキャップと、キャップに接続される吸引用容量ポンプと、吸引用容量ポンプに機能液が到達したことを検出する検出センサを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この吸引装置では、機能液が吸引ポンプに到達してからの吸引用容量ポンプの駆動量に基づいて、吸引用容量ポンプによる機能液の吸引量を把握するようにしている。これにより、エアーの吸引を伴う吸引用容量ポンプの駆動初期状態を除外して、吸引量を把握することができるため、吸引量を適正に管理することができる。
特開2004−299295号公報
上記のような従来の吸引装置では、キャッピング不良により機能液にエアーが混入した場合、キャップと吸引用容量ポンプとを接続する吸引流路に機能液の固形成分が付着し圧力損失が増加した場合、経時的に吸引用容量ポンプの送液量が変化した場合等、吸引装置に装置不良が発生すると、吸引量を正確に把握することができないばかりでなく、装置不良を認識することもできなかった。
本発明は、吸引装置による単位時間当たりの吸引量と装置不良との間に相関関係があることに着目して為されたものであり、吸引装置を効率良く管理することができる吸引装置の装置不良評価方法および吸引装置の装置不良評価装置を提供することを目的としている。
本発明の吸引装置の装置不良評価方法は、機能液タンクに連なるインクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに密接し、機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する吸引装置の、装置不良を評価する吸引装置の装置不良評価方法であって、吸引装置による機能液滴吐出ヘッドからの機能液の吸引に伴って降下してゆく機能液タンクの液位について、所定の降下距離減液するときの実減液時間を計測する計測工程と、予め試験的に求めておいた所定の降下距離減液するときの適性減液時間と測定した実減液時間とを比較し、吸引装置の装置不良を評価する評価工程と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の吸引装置の装置不良評価装置は、機能液タンクに連なるインクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに密接し、機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する吸引装置の、装置不良を評価する吸引装置の装置不良評価装置であって、吸引装置による機能液滴吐出ヘッドからの機能液の吸引に伴って降下してゆく機能液タンクの液位について、所定の降下距離減液するときの実減液時間を計測する計測手段と、予め試験的に求めておいた所定の降下距離減液するときの適性減液時間を記憶する記憶手段と、適性減液時間と測定した実減液時間とを比較し、吸引装置の装置不良を評価する評価手段と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引すると、機能液は、機能液タンクから機能液滴吐出ヘッドを通って吸引装置に流れ、機能液タンクの液位は降下してゆく。ここで、所定の降下距離分の減液した機能液の容量は、吸引動作に伴う吸引量に相当し、所定の降下距離分の減液時間は、吸引量に比例する。したがって、適性減液時間と測定した実減液時間とを比較し、実減液時間が長ければ、単位時間当たりの吸引量が少ないことが把握される。すなわち、吸引装置が適切に機能していないこと、言い換えれば吸引装置に装置不良が発生していることが把握される。これにより、吸引装置を効率良く管理することができる。
この場合、計測工程では、所定の降下距離隔てた機能液タンクに設けた一対のセンサを用い、上側のセンサによる液位検出から下側のセンサによる液位検出に至る時間を、実減液時間として計測することが好ましい。
この構成によれば、実減液時間の計測をセンサによって行うことにより、所定の降下距離分の減液時間を自動的に検出することができるため、人為的な測定誤差が生じることなく、実減液時間の計測を行うことができる。
この場合、機能液タンクには、適正液位を検出する上限センサと、異常減液液位を検出する下限センサとが設けられており、上限センサおよび下限センサが、一対のセンサの少なくとも一方を兼ねていることが好ましい。
また、上記吸引装置の装置不良評価装置において、機能液タンクは、適正液位を検出する上限センサと、異常減液液位を検出する下限センサとを有し、計測手段は、上限センサによる液位検出から下限センサによる液位検出に至る時間を、実減液時間として計測することが好ましい。
これらの構成によれば、機能液タンクに設けられているセンサを活用して、実減液時間の計測を行うことができ、装置構成を単純化(制御系の変更で済む)することができる。また、適正液位を検出する上限センサから実減液時間の計測を行うようにしているため、計測を簡単に行うことができる。
この場合、評価工程では、適性減液時間に基づく閾値に対し実減液時間が長い場合に、装置不良である旨、報知することが好ましい。
同様に、評価手段は、適性減液時間に基づく閾値に対し実減液時間が長い場合に、装置不良である旨、報知する報知手段を有していることが好ましい。
これらの構成によれば、オペレーターに対し、装置不良の発生を迅速に報知することができ、迅速な対応を促すことができる。
実施形態に係る液滴吐出装置の斜視図である。 液滴吐出装置の平面図である。 液滴吐出装置の側面図である。 機能液滴吐出ヘッドの外観斜視図である。 機能液供給装置の配管系統図である。 液滴吐出装置の主制御系について説明したブロック図である。 吸引ユニットの側面図である。 吸引ユニットの配管系統図である。 サブタンク廻りを模式的に表した断面図である。 装置不良評価方法の計測工程の手順を説明するフローチャートである。 装置不良評価方法の計測工程における、(a)サブタンクを表した模式図、(b)減液時間測定タイムチャート、である。
以下、添付の図面を参照して、本発明を適用した液滴吐出装置について説明する。この液滴吐出装置は、フラットパネルディスプレイの製造ラインに組み込まれており、例えば、特殊なインクや発光性の樹脂液である機能液を導入した機能液滴吐出ヘッドを用い、液晶表示装置のカラーフィルタや有機EL装置の各画素となる発光素子等を形成するものである。
図1ないし図3に示すように、液滴吐出装置1は、石定盤に支持されたX軸支持ベース2上に配設され、主走査方向となるX軸方向に延在して、ワークWをX軸方向(主走査方向)に移動させるX軸テーブル14と、複数本の支柱4を介してX軸テーブル14を跨ぐように架け渡された1対(2つ)のY軸支持ベース3上に配設され、副走査方向となるY軸方向に延在するY軸テーブル15と、複数の機能液滴吐出ヘッド20(図4参照)が搭載された13個のキャリッジユニット13と、から成り、13個のキャリッジユニット13は、Y軸テーブル15に吊設されている。さらに、液滴吐出装置1は、これらの装置を温度および湿度が管理された雰囲気内に収容するチャンバ5と、チャンバ5を貫通して、チャンバ5の外部から内部の機能液滴吐出ヘッド20に機能液を供給する3組の機能液供給装置30を有した機能液供給ユニット6と、を備えている。X軸テーブル14およびY軸テーブル15の駆動と同期して機能液滴吐出ヘッド20を吐出駆動させることにより、機能液供給ユニット6から供給されたR・G・B3色の機能液滴を吐出させ、ワークWに所定の描画パターンが描画される。
また、液滴吐出装置1は、フラッシングユニット8、吸引ユニット9、ワイピングユニット11、吐出性能検査ユニット12から成るメンテナンス装置7を備えており、これらユニットを機能液滴吐出ヘッド20の保守に供して、機能液滴吐出ヘッド20の機能維持・機能回復を図るようになっている。なお、メンテナンス装置7を構成する各ユニットのうち、フラッシングユニット8および吐出性能検査ユニット12は、X軸テーブル14に搭載され、吸引ユニット9およびワイピングユニット11は、X軸テーブル14から直角に延び、かつY軸テーブル15によりキャリッジユニット13が移動可能である位置に配設された架台上に配設されている。
フラッシングユニット8は、一対の描画前フラッシングユニット8aと、定期フラッシングユニット8bとを有し、機能液滴吐出ヘッド20の吐出直前や、ワークWの載換え時等の描画処理休止時に行われる、機能液滴吐出ヘッド20の捨て吐出(フラッシング)を受ける。ワイピングユニット11は、ワイピングシートを有し、吸引後の機能液滴吐出ヘッド20のノズル面21を拭取る。吐出性能検査ユニット12は、機能液滴吐出ヘッド20から吐出された機能液滴を画像認識し、機能液滴吐出ヘッド20の吐出性能(吐出の有無および飛行曲り)を検査する。吸引ユニット9は、詳細は後述するが、複数の分割吸引ユニット9aを有し、各機能液滴吐出ヘッド20の吐出ノズル22から機能液を強制的に吸引すると共に、キャッピングを行う。
各キャリッジユニット13は、12個の機能液滴吐出ヘッド20と、12個の機能液滴吐出ヘッド20を6個ずつ2群に分けて支持するキャリッジプレート18と、から成るヘッドユニット17を備えている(図3参照)。また、各キャリッジユニット13は、ヘッドユニット17をθ補正(θ回転)可能に支持するθ回転機構19と、θ回転機構19を介して、ヘッドユニット17をY軸テーブル15に支持させる吊設部材43と、を備えている。加えて、各キャリッジユニット13は、その上部に後述するサブタンク33が配設されており、このサブタンク33から各機能液滴吐出ヘッド20に機能液が供給されるようになっている。
図4に示すように、機能液滴吐出ヘッド20は、いわゆる2連のものであり、2連の接続針23を有する機能液導入部24と、機能液導入部24に連なる2連のヘッド基板25と、機能液導入部24の下方に連なり、内部に機能液で満たされるヘッド内流路が形成されたヘッド本体26と、を備えている。接続針23は、機能液供給ユニット6に接続されており、機能液滴吐出ヘッド20を吐出駆動すると、圧電素子によるポンプ作用により、吐出ノズル22から機能液滴が吐出される。なお、ノズル面21には、多数の吐出ノズル22からなる2つのノズル列22a、22bが相互に平行に形成されている。そして、2つのノズル列22a、22b同士は、相互に半ノズルピッチ分位置ずれしている。
次に、機能液供給ユニット6は、R・G・B3色に対応した3組の機能液供給装置30を備えている。また、機能液供給ユニット6は、メインタンク31およびサブタンク33等の制御用の圧縮窒素ガスを供給する窒素ガス供給設備37と、各種開閉弁の制御用の圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給設備38と、各部からガス排気を行うためのガス排気設備39と、気泡除去ユニット41に接続された真空設備42と、を備えている。3組の機能液供給装置30は、それぞれR・G・B3色に対応した機能液滴吐出ヘッド20に接続されており、これにより、各色の機能液滴吐出ヘッド20には対応する色の機能液が供給される。
図5に示すように、各機能液供給装置30は、機能液の供給源を構成する2つのメインタンク31, 31を有するタンクユニット32と、各キャリッジユニット13に対応して設けた13個のサブタンク33と、タンクユニット32と13個のサブタンク33を接続する上流側機能液流路34と、各サブタンク33と各機能液滴吐出ヘッド20とを接続する13組の下流側機能液流路35と、を備えている。
各メインタンク31内の機能液は、これに接続して窒素ガス供給設備37からの圧縮窒素ガスにより加圧され、上流側機能液流路34を介して13個のサブタンク33に選択的に供給される。その際、圧縮エアー供給設備38の圧縮エアーにより、各種開閉弁が開閉制御される。また同時に、各サブタンク33は、ガス排気設備39を介して大気開放され、必要量の機能液を受容する。各サブタンク33の機能液は、これに連なる機能液滴吐出ヘッド20の駆動により、所定の水頭圧を維持しながら、下流側機能液流路35を介して機能液滴吐出ヘッド20に供給される。
図6に示すように、液滴吐出装置1は、各種センサを有し、各種検出を行う検出部58と、各部を駆動制御する各種ドライバを有する駆動部57と、各部に接続され、液滴吐出装置1全体の制御を行う制御部(制御手段)50と、を備えている。
制御部50には、各手段を接続するためのインタフェース51と、一時的に記憶可能な記憶領域を有し、制御処理のための作業領域として使用されるRAM52と、各種記憶領域を有し、制御プログラムや制御データを記憶するROM53と、ワークWに所定の描画パターンを描画するための描画データや、各手段からの各種データ等を記憶すると共に、各種データを処理するためのプログラム等を記憶するハードディスク55と、ROM53やハードディスク55に記憶されたプログラム等に従い、各種データを演算処理するCPU54と、これらを互いに接続するバス56と、が備えられている。
そして、制御部50は、各手段からの各種データを、インタフェース51を介して入力すると共に、ハードディスク55に記憶された(または、CD−ROMドライブ等により順次読み出される)プログラムに従ってCPU54に演算処理させ、その処理結果を、駆動部57(各種ドライバ)を介して各手段に出力する。これにより、装置全体が制御され、液滴吐出装置1の各種処理が行われる。
次に、本実施形態に係る吸引ユニット(吸引装置)9の装置不良評価方法について説明する。吸引ユニット9の装置不良評価方法は、吸引ユニット9による機能液滴吐出ヘッド20からの機能液の吸引に伴って降下してゆくサブタンク33(機能液タンク)の液位について、所定の降下距離減液するときの実減液時間を計測する計測工程と、実減液時間と予め求めておいた適性減液時間とを比較して、吸引ユニット9の装置不良を評価する評価工程と、を備える。そこで、装置不良評価方法の説明に先立ち、吸引ユニット9から説明する。
吸引ユニット(吸引装置)9は、図7に示すように、12個の機能液滴吐出ヘッド20に対応する12個のヘッドキャップ81をキャッププレート82に配置した13台のキャップユニット71と、支持部材83を介して各キャップユニット71を昇降させる13台の昇降機構(離接機構)75と、各キャップユニット71に連なると共に機能液の吸引流路を有する13個の吸引流路系72(図8参照)と、各吸引流路系72に連なると共に2つの圧力水準に対応した2つの廃液タンク88を有する吸引機構73(図8参照)と、を備えている。また、吸引ユニット9は、圧力制御機構74等に制御用の圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給設備108と、各部から排気を行うための排気設備104と、廃液タンク88に接続され、貯留された機能液を廃液する機能液廃液設備99と、を備えている。
キャップユニット71は、各色2個、計12個の機能液滴吐出ヘッド20に対応したヘッドキャップ81と、これらを搭載したキャッププレート82と、で構成されている。昇降機構75は、支持部材83を介してヘッドキャップ81を直接昇降させる昇降シリンダ84と、昇降シリンダ84による昇降をガイドする一対のリニアガイド85と、これらを支持するベース部86と、を有している。実施形態の昇降機構75は、吸引用の密接位置と、離間位置と、ヘッドユニット17の交換やキャップユニット71の消耗品交換(メンテナンス)用の交換位置との間でキャップユニット71を3段階に昇降させる。
図8に示すように、各吸引流路系72は、各キャップユニット71に連なるキャップ側流路系77と、キャップ側流路系77に連なるタンク側流路系76と、から構成されている。キャップ側流路系77は、上流端を各ヘッドキャップ81に接続した同種流路91と、同種流路91の下流側を合流継手92を介して機能液の色別に合流させた個別吸引流路93と、合流させた個別吸引流路93の下流端が接続される一次マニホールド94と、から構成されている。また、タンク側流路系76は、上流端を一次マニホールド94に接続した複数の分配吸引流路95と、複数の分配吸引流路95の下流端が接続した2つの二次マニホールド96と、上流端を各二次マニホールド96に接続し、下流端を各廃液タンク88に接続した主吸引流路97と、から構成されている。また、分配吸引流路95は、2つの圧力水準に対応して、各キャップユニット71当たり、2本ずつ接続されており、各分配吸引流路95には、2つの圧力水準を選択的に切り換える分配流路開閉バルブ98が介設されている。そして、主吸引流路97の下流端は、廃液タンク88の底面近傍まで深く挿入されている。
吸引機構73は、吸引した機能液を廃液する2つの廃液タンク88と、各廃液タンク88の内部圧力を制御する一対の圧力制御機構74と、を備えており、圧力制御機構74により、廃液タンク88の内部圧力が個別に調整され、分配吸引流路95を介して各ヘッドキャップ81が負圧(吸引)に制御される。
廃液タンク88は、高圧(第1水準)で使用する第1廃液タンク88aと、低圧(第2水準)で使用する第2廃液タンク88bとで構成されている。また、各廃液タンク88には、貯留した機能液を廃液する機能液廃液設備99が接続されている。さらに、第2廃液タンク88bには、上記した描画前フラッシングユニット8aおよび定期フラッシングユニット8bが、フラッシング流路101を介して接続されている。
圧力制御機構74は、上流側をタンク本体102の上部空間に接続した連通流路103と、連通流路103、圧縮エアー供給設備108および排気設備104に接続されたエジェクタ105と、エジェクタ105と圧縮エアー供給設備108の間の流路に介設され、エジェクタ105に供給される圧縮エアーの圧力を調整する電空レギュレータ(圧力調整手段)106と、電空レギュレータ106に隣接して介設された流量センサ107と、を備えている。
吸引ユニット9による吸引動作は、昇降機構75によりキャップユニット71を上昇させ、各機能液滴吐出ヘッド20に対応するヘッドキャップ81を密接させた後、吸引機構73を駆動させることにより、機能液滴吐出ヘッド20の吐出ノズル22から機能液を吸引して行われる。
次に、図9を参照して、各サブタンク33(機能液タンク)について説明する。各サブタンク33は、機能液を貯留するサブタンク本体111と、サブタンク本体111に落し蓋様に浮かした蓋体フロート115と、サブタンク本体111の側方に配設された透明な液柱パイプ112と、液柱パイプ112に臨み、貯留された機能液の液位を検出する液位検出機構113と、サブタンク本体111の側方下部に配設された液圧センサ114と、を備えている。また、サブタンク33は、サブタンク本体111の上部には、窒素ガス供給設備37およびガス排気設備39が切替え可能に接続されており(図5参照)、メインタンク31からサブタンク33へ機能液を送液する場合は、ガス排気設備39に接続して、サブタンク33内を大気開放する。一方、サブタンク33から機能液を逆送させる場合は、窒素ガス供給設備37に接続して、サブタンク33内を加圧する。
液位検出機構113は、機能液の異常増液液位を検出するオーバーフロー検出センサ116と、補給時の機能液の適性液位を検出する上限検出センサ(上限センサ)117と、異常減液液位を検出する下限検出センサ(下限センサ)118と、が配設されている。オーバーフロー検出センサ116は、サブタンク33のオーバーフローを防止すべく設けられており、オーバーフロー検出センサ116が液位を検出した場合には、メインタンク31からの送液を停止させる。一方、下限検出センサ118は、サブタンク33が空になるのを防止すべく設けられており、下限検出センサ118が下限液位を検出した場合には、現時点のワークWの描画が終了したところで液滴吐出装置1を停止させる。上限検出センサ117は、機能液滴吐出ヘッド20の理想の水頭値を考慮した適性液位を検出するものであり、この上限検出センサ117に対応する液位を目標値として、サブタンク33手前の開閉バルブ36が制御される。具体的には、上限検出センサ117より上に位置していた適性液位が下降し、その下降してきた液面が上限検出センサ117にセンシングされると、開閉バルブ36が開状態になり、メインタンク31からの送液が開始される。そして、一旦下降した液位が送液によって再び上昇し、その上昇してきた液面を上限検出センサ117にセンシングされると、開閉バルブ36が閉状態になり、送液が停止される。
本実施形態では、上述した液位検出機構113における上限検出センサ117と下限検出センサ118との間の位置に、さらに自動流速用検出センサ119が介設されている。詳細は後述するが、自動流速用検出センサ119は、上限検出センサ117と共に吸引ユニット9の装置不良評価における計測工程に用いられる。装置不良評価に際して、機能液の液位が上限検出センサ117の位置から自動流速用検出センサ119の位置に減液する時間が計測される。なお、自動流速用検出センサ119を上限検出センサ117の下側近傍に設けることによって、評価に用いる機能液量を比較的少量に抑えることができる。好ましくは、上記の低圧吸引における1回の吸引量を目安として、自動流速用検出センサ119の位置を設定する。
次に、図10および図11を用いて、本実施形態の吸引ユニット(吸引装置)9の装置不良評価方法について説明する。装置不良評価方法は、各サブタンク33に貯留する機能液の液位について実減液時間を計測する計測工程と、予め測定しておいた適性減液時間と実減液時間とを比較して吸引ユニット9の装置不良を評価する評価工程と、を備える。
計測工程では、機能液の液位をサブタンク33に設置された上限検出センサ117および自動流速用検出センサ119によって検出し、両センサ間を液面が降下するのにかかった時間(減液時間)を計測する(図11参照)。また、装置不良評価を実施する前に、予め、正常に機能する吸引ユニット9によって計測工程を試験的に繰り返し行うことによって出された、両センサ間を液面が降下するのにかかる時間を、適性減液時間として制御部50に記憶させておく。なお、計測工程は、機能液の液位は上限検出センサ117を上にある状態から開始する。
先ず、評価の対象となる吸引ユニット9のキャップユニット71で機能液滴吐出ヘッド20を封止し、吸引機構73を駆動して機能液の吸引を開始する(S1)。この吸引動作は、評価専用であってもよいし、通常の吸引動作(クリーニング)であってもよい。また、特別な場合を除き、サブタンク33の液位は目標値である略上限検出センサ117に位置にある。図11(a)に示すように、サブタンク33内に貯留された機能液が吸引されると、上限検出センサ117に位置していた液面が降下し、上限検出センサ117を下回ってセンシングされて、減液時間の計測が開始される(S2)。そして、上限検出センサ117の略直下に設置された自動流速用検出センサ119まで液面が降下し、自動流速用検出センサ119を下回ったところで、減液時間の計測が終了する(S3)。このように計測された時間を実減液時間とする。計測停止後、吸引動作を停止し(S4)、評価工程に移行する。
評価工程では、計測工程において計測された実減液時間および吸引された機能液量に基づき、単位時間当たりの吸引量から装置不良について評価を行う。先ず、制御部50に記憶された適性減液時間と、測定された実減液時間との比較を行う。このとき、実減液時間が、適性減液時間に基づいて設定された閾値よりも長い場合には、報知手段によって「吸引装置不良」であることを報知する。この場合、単位時間当たりの機能液の吸引量が少ないため、吸引ユニット9が適切に機能していないことが把握される。吸引ユニット9の装置不良には、機能液滴吐出ヘッド20を封止するヘッドキャップ81におけるエアー漏れや、ヘッド流路内における気泡の発生等に起因する場合がある。なお、この報知手段は、画面表示、LED点灯、音声報知、LANや電子メールを用いた報知等、種々のものが考えられる。まれであるが、吸引ユニット9の暴走等により、実減液時間が適性減液時間よりも短い場合も、「吸引装置不良」となる。
以上の構成によれば、吸引ユニット9に吸引された機能液の減液時間をセンサにより検出して測定することによって、吸引ユニット9の装置不良を精度良く評価することができる。また、サブタンク33に設置されているセンサを用いることによって、評価に用いる装置構成を単純化することができる。
なお、本実施形態における減液時間の測定工程において、機能液の液位を検出するセンサとして、上限検出センサ117および自動流速用検出センサ119を用いたが、これらに限定されるものではなく、上述した液位検出機構113と自動流速用検出センサ119とを合わせた4つのセンサのうちいずれか2つのセンサを、上側センサ、下側センサとして用いてもよい。例えば、上限検出センサ117と下限検出センサ118とにより、実減液時間の計測を行うようにしてもよく、この場合には、自動流速用検出センサ119を省略することができる。
9…吸引ユニット 20…機能液滴吐出ヘッド 33…サブタンク 117…上限検出センサ 118…下限検出センサ

Claims (7)

  1. 機能液タンクに連なるインクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに密接し、前記機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する吸引装置の、装置不良を評価する吸引装置の装置不良評価方法であって、
    前記吸引装置による前記機能液滴吐出ヘッドからの機能液の吸引に伴って降下してゆく前記機能液タンクの液位について、所定の降下距離減液するときの実減液時間を計測する計測工程と、
    予め試験的に求めておいた前記所定の降下距離減液するときの適性減液時間と測定した前記実減液時間とを比較し、前記吸引装置の装置不良を評価する評価工程と、を備えたことを特徴とする吸引装置の装置不良評価方法。
  2. 前記計測工程では、前記所定の降下距離隔てて前記機能液タンクに設けた一対のセンサを用い、
    上側の前記センサによる液位検出から下側の前記センサによる液位検出に至る時間を、前記実減液時間として計測することを特徴とする請求項1に記載の吸引装置の装置不良評価方法。
  3. 前記機能液タンクには、適正液位を検出する上限センサと、異常減液液位を検出する下限センサとが設けられており、
    前記上限センサおよび前記下限センサが、前記一対のセンサの少なくとも一方を兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の吸引装置の装置不良評価方法。
  4. 前記評価工程では、前記適性減液時間に基づく閾値に対し前記実減液時間が長い場合に、前記装置不良である旨、報知することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の吸引装置の装置不良評価方法。
  5. 機能液タンクに連なるインクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに密接し、前記機能液滴吐出ヘッドから機能液を吸引する吸引装置の、装置不良を評価する吸引装置の装置不良評価装置であって、
    前記吸引装置による前記機能液滴吐出ヘッドからの機能液の吸引に伴って降下してゆく前記機能液タンクの液位について、所定の降下距離減液するときの実減液時間を計測する計測手段と、
    予め試験的に求めておいた前記所定の降下距離減液するときの適性減液時間を記憶する記憶手段と、
    前記適性減液時間と測定した前記実減液時間とを比較し、前記吸引装置の装置不良を評価する評価手段と、を備えたことを特徴とする吸引装置の装置不良評価装置。
  6. 前記機能液タンクは、適正液位を検出する上限センサと、異常減液液位を検出する下限センサとを有し、
    前記計測手段は、前記上限センサによる液位検出から前記下限センサによる液位検出に至る時間を、前記実減液時間として計測することを特徴とする請求項5に記載の吸引装置の装置不良評価装置。
  7. 前記評価手段は、前記適性減液時間に基づく閾値に対し前記実減液時間が長い場合に、前記装置不良である旨、報知する報知手段を有していることを特徴とする請求項5または6に記載の吸引装置の装置不良評価装置。
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