JP2010182036A - 仮想テープ装置及び仮想テープ装置の識別情報認識制御方法 - Google Patents

仮想テープ装置及び仮想テープ装置の識別情報認識制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想テープ装置で、ドライブにテープが搭載された状態での電源再投入時に、テープに貼付されたバーコードラベルを確実に読取り可能な制御方法を提供する。
【解決手段】アンロード・空きセル移動依頼部202は、電源投入時にテープライブラリ装置102内にテープが挿入されており、そのテープに貼付されているバーコードから獲得したボリューム情報が内部で管理する構成情報に登録されていない場合に、ロボット205にテープの排出及び空きセル206への移動を依頼する。バーコード再認識依頼部203はその依頼後、ロボット205にバーコードの再認識処理を依頼する。元セル移動依頼部204は、その依頼に基づいて認識した空きセル206への移動が行われたテープのボリューム情報とそのテープが収納されているセルとの対応関係が構成情報に登録されていない場合に、ロボット205に、そのテープを構成情報が示すセルに移動するように依頼する。
【選択図】図2

Description

開示する技術は、ホストに接続されるテープライブラリ装置のキャッシュとして用いる仮想テープ装置において、実テープカートリッジを認識する技術に関する。
仮想テープ装置は、テープ運用をディスク上で仮想的に行う装置である。テープイメージデータが論理ボリューム(LV:Logical Volume)としてディスク上に配置されることによって、従来のテープマウント、ロード/アンロードなどの機械的な動作を無くし、高速処理を実現している。
仮想テープ装置には、バックエンドでテープライブラリ装置が接続されている。このテープライブラリ装置を仮想ボリューム化するための装置として、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)装置が使用される。RAID装置は、複数台のハードディスクが組み合わせられることで仮想的な1台のハードディスクとして運用される装置であり、信頼性の向上と高速化が可能となる。仮想テープ装置では、このRAID装置は、テープボリュームキャッシュ(TVC:Tape Volume Cache)として用いられる。ホスト装置からアクセスされるテープボリュームは、TVCに置かれる。そして、TVC上に空きスペースが無くなると、アクセスが一番古いテープボリュームが、テープライブラリ装置内のテープカートリッジにセーブされることで、TVCから削除される。TVC上に無いテープボリュームへのアクセスが発生した場合には、テープライブラリ装置からTVCにそのテープボリュームが読み込まれる。
ホスト装置のオペレーティングシステム(OS:Operating System)上では、仮想テープ装置は、通常のテープデバイスとして定義され、テープライブラリ装置を意識する必要がない。
テープライブラリ装置では、複数のテープカートリッジが、セルと呼ばれる収納庫に格納されている。仮想テープ装置において、TVC上に無いテープボリュームへのアクセスが発生した場合、テープライブラリ装置内の媒体搬送機構であるロボットが、そのテープボリュームに対応するテープカートリッジをセルからテープライブラリ装置内のドライブモジュールに投入する。そして、そのテープカートリッジ内のデータがTVCにロードされる。
このとき、仮想テープ装置では、テープライブラリ装置内のセルに格納されている各テープカートリッジの制御を、そのテープカートリッジの前面に貼り付けられているバーコードラベル等に書かれているボリューム名でおこなっている。テープカートリッジの登録が指示されると、仮想テープ装置はテープライブラリ装置に格納されているテープボリューム情報を読み込み、仮想テープ装置内の構成情報テーブルにボリューム名や格納されているセル位置等の情報を記憶する。仮想テープ装置は、装置電源投入時、テープライブラリ装置に対して、セルやドライブモジュールを指定して、リードエレメントステータスと呼ばれるコマンドを発行する。これにより、その場所にテープカートリッジが入っていれば、そのテープカートリッジに貼付されているバーコードラベルの情報が読み取られ、構成情報テーブルに登録されているテープカートリッジが正しい位置に搭載されているかを確認する。
従って、各テープカートリッジのバーコードを認識し、そこから読み取られたテープボ
リューム情報を適切に管理することは、仮想テープ装置においては非常に重要な事項となる。
ここで、従来のテープライブラリ装置では、ドライブモジュールにテープが搭載された状態で電源切断が行われた場合、電源の再投入時に、ドライブモジュールにマウントされているテープカートリッジに貼付されたバーコードラベルに問題がなくても、バーコード情報を読めないタイプのテープライブラリ装置が存在する。
仮想テープ装置においてテープライブラリ装置内のロボットを制御するプロセッサは、通常は、電源投入時にドライブモジュールの情報を取得し、取得した情報からドライブにテープカートリッジが搭載されているか否かを判別する。そして、プロセッサは、ドライブモジュールにテープカートリッジが搭載されている場合は、そのテープカートリッジのテープボリューム名がプロセッサが内部に保持している構成情報に登録されているかをチェックする。
しかし、上述したように、ロボットがドライブモジュールにマウントされているテープカートリッジのバーコード情報を獲得できない場合、プロセッサは、そのテープカートリッジに対して、未知のテープであるとしてドライブモジュールからの排出処理を行う。
その結果、正常なテープカートリッジが排出されてしまって、その後の当該テープカートリッジに対する処理が異常終了する場合があるという問題点を有していた。
また、ロボットによるアンロード機能を有しないテープライブラリ装置の場合は、排出処理に失敗してドライブが閉塞状態となってしまう場合もあるという問題点を有していた。
更に、正常状態に戻すためにテープの再投入処理等の人手の介在が必要になるという問題点も有していた。
開示する技術が解決しようとする課題は、ドライブモジュールにテープが搭載された状態で電源切断が行われた後の電源の再投入時に、ドライブモジュールにマウントされているテープカートリッジに貼付されたバーコードラベルを確実に読取り可能とすることにある。
以下に開示する技術の態様は、ホスト装置とテープライブラリ装置との間に介在し、そのホスト装置とそのテープライブラリ装置間で送受信されるデータを仮想的なテープボリュームとしてハードディスク装置に格納する仮想テープ装置として実現される。
アンロード・空きセル移動依頼部は、電源投入時に、テープライブラリ装置内のドライブモジュールにテープカートリッジが挿入されている場合であってそのテープカートリッジに備えられた識別情報から獲得したテープボリューム情報が内部で管理する構成情報に登録されていない場合に、テープライブラリ装置に、そのテープカートリッジのドライブモジュールからの排出及びテープライブラリ装置内の空き状態の収納庫である空きセルへの移動を依頼する。
識別情報再認識依頼部は、その依頼の後、テープライブラリ装置に、そのテープライブラリ装置が管理するテープカートリッジの識別情報の再認識処理を依頼する。
元セル移動依頼部は、その依頼に基づいて認識した空きセルへの移動が行われたテープカートリッジのテープボリューム情報とそのテープカートリッジが収納されているセルと
の対応関係が、構成情報に登録されていない場合に、テープライブラリ装置に、そのテープカートリッジを構成情報が示すセルに移動するように依頼する。
開示する技術によれば、ドライブモジュールにテープがマウントされた状態で電源切断が行われた後の電源の再投入時に、バーコード等の識別情報情報を応答しなかったテープカートリッジもそのまま継続して使用することが可能となる。
この結果、再投入処理等の人手を介在する必要も無くすことが可能となる。
本実施形態が適用される仮想テープ装置とその周辺装置の構成を示す図である。 本実施形態による仮想テープ装置101と、それによって制御されるテープライブラリ装置102の構成を示す図である。 仮想テープ装置101の電源が投入されたときにPLP108が実行する制御動作を示す動作フローチャートである。
以下、図面を参照しながら、実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態が適用される仮想テープ装置とその周辺装置の構成を示す図である。
仮想テープ装置101は、TVC104と、ICP105、VLP106、IDP107、PLP108と、ハブ装置(HUB)109、ファイバチャネルスイッチ(FC−SW:Fibre Channel SWitch))110と、PCU111を、構成要素として含む。
TVC(Tape Volume Cache)104は、RAID装置によって構成される。ICP105、VLP106、IDP107、及びPLP108はそれぞれ、サーバコンピュータモジュールによって構成される。
ICP(Integrated Channel Processor)105は、OCLINKケーブル118を用いてホスト装置であるグローバルサーバ103と接続され、TVC104上の論理ボリュームのデータ送受信を制御する。仮想テープドライブの機能はこのサーバにより実現される。OCLINKケーブル118は、最大転送速度17メガバイト/秒の光ファイバーを使用したストレージデータ転送用の高速リンクである。
VLP(Virtual Library Processor)106は、グローバルサーバ103からのマウント要求を受信し、仮想テープドライブに論理ボリュームをマウントする処理、論理ボリュームと物理テープとの情報データベースを管理する処理、物理テープへのストア処理等を受け持つ。
IDP(Integrated Device Processor)107は、VLP106からの指示を受け、TVC104上の論理ボリュームのデータを、テープライブラリ装置102のドライブモジュール(DM)114内のテープカートリッジにストアする。逆に、IDP107は、DM114内のテープカートリッジから、論理ボリュームのデータを読み出してTVC104上にリストアする。
PLP(Physical Library Processor)108は、VLP
106からの指示を受け、テープライブラリ装置102内のライブラリコントローラ102を介して、テープライブラリ装置102内の媒体搬送機構であるロボットを制御する。
仮想テープ装置101は、TVC104に対して、左グループ、右グループというようにグループ化することができる。それぞれのグループは、#1及び#2のテープライブラリ装置102を個別に制御できる。VLP106は例えば、左グループ及び右グループに対してそれぞれ、#0及び#1というように1台ずつ設置できる。また、ICP105は例えば、左グループ及び右グループに対してそれぞれ、#0と#2及び#1と#3というように2台ずつまで設置できる。ICP105の設置数が増加すると、グローバルサーバ103がアクセスできる論理ボリュームの数が増加する。IDP107は例えば、左グループ及び右グループに対してそれぞれ、#0と#2及び#1と#3というように2台ずつまで設置できる。IDP107の設置数が増加すると、制御できるテープライブラリ装置102内のDM114の数が増加する。PLP108は例えば、#1及び#2の各テープライブラリ装置102内のライブラリコントローラ115に対応して、左グループ及び右グループのそれぞれにおいて#0と#1というように1台ずつ設置できる。
TVC104、各ICP105、各VLP106、及び各IDP107間、各IDP107と各テープライブラリ装置102内の各DM114、各PLP108と各テープドライブ装置内の各ライブラリコントローラ102は、相互にFCケーブル116で接続される。FCケーブル116は、最大転送速度200メガバイト/秒の光ファイバー又は同軸ケーブルを使用したストレージデータ転送用の高速リンクである。このとき、#0及び#1のFC−SW110が、左グループ内及び右グループ内、並びに左右グループ間の上記各部分のFCケーブル116による相互接続を制御する。
TVC104、各ICP105、各VLP106、各IDP107、各PLP108、及び各FC−SW110は、LAN(Local Area Network)ケーブル117により、複数のHUB109を介して相互に接続され、制御信号を通信する。
また、このLANケーブル117には、PCU(Power Control Unit)111が接続される。PCU111は例えば、左グループ及び右グループに対して、#0と#1というように1つずつ設置される。PCU111は、LANケーブル117を介して、TVC104、各ICP105、各VLP106、各IDP107、各PLP108、各FC−SW110、及び各HUB109の電源の投入と切断を制御する。
グローバルサーバ103では、VTCP(Virtual Tape Control
Program)113と呼ばれる仮想テープ装置101を制御するためのソフトウェア稼働している。VTCP113は、#0及び#1のLANC(LAN Controller)112及び仮想テープ装置101内のHUB109を介して、仮想テープ装置101内の104〜111の各部分を制御する。
#0及び#1のテープライブラリ装置102にはそれぞれ、例えば#0〜#3の物理テープドライブ装置であるDM(Drive Module)114が設置される。仮想テープ装置101内の1台のIDP107は、2台のDM114を駆動できる。ライブラリコントローラ102は、テープライブラリ装置102内の媒体搬送機構であるロボットの動作を制御する。
テープライブラリ装置102は、特には図示しないが、各DM114又は各セル内のテープカートリッジに貼付されているバーコード(識別情報)を読み取る機構を有している。
図2は、本実施形態による仮想テープ装置101と、それによって制御されるテープライブラリ装置102の構成を示す図である。図2において、図1と同じ部分は同じ番号を付してある。
図2の構成では、PLP108が、アンロード・空きセル移動依頼部202と、バーコード再認識依頼部203と、元セル移動依頼部204を有することが特徴である。
また、図2において、テープライブラリ装置102は、媒体搬送機構であるロボット205と、ロボット205によってテープカートリッジが出し入れされる複数の収納庫であるセル206が設置される。図2では、#0〜#6のセル206が搭載されている。また、図2では、説明を簡単にするため、仮想テープ装置101内の1つのIDP107によって制御される#0と#1のDM114のみが示されている。
以上の構成を有する本実施形態の動作について、以下に詳細に説明する。
図3は、図1のPCU111の制御に基づいて仮想テープ装置101の電源が投入されたときにPLP108が実行する制御動作を示す動作フローチャートである。
電源投入後まず、PLP108は、自装置に接続しているテープライブラリ装置102の装置情報を獲得する(ステップS301)。これにより、図2の例では、テープライブラリ装置102に#0と#1のDM114が接続されていることが認識される。
次に、PLP108は、ステップS301にて認識した各DM114について、ステップS315にて全てのDM114についてチェックしたと判定するまで、以下のステップS302〜S314の一連の処理を実行する。
まず、PLP108は、現在対象としているDM114(以下、「対象DM114」という)のドライブ情報を獲得する(ステップS302)。具体的には、PLP108は、DM114内のテープカートリッジのバーコード情報を読み取り、テープボリューム名の獲得を試みる。
次に、PLP108は、対象DM114にテープカートリッジが搭載されているか否かを判定する(ステップS303)。
ドライブにテープが搭載されておらずステップS303の判定がNOの場合には、対象DM114はマウントする必要はないため、PLP108は、ステップS315の処理に制御を移して、次のDM114の処理に移る。
対象DM114にテープが搭載されておりステップS303の判定がYESの場合には、PLP108は、ステップS302にて獲得したテープボリューム名が、PLP108が内部にて管理する構成情報に登録されているかを判定する(ステップS304)。
獲得したテープボリューム名が構成情報に登録されておりステップS304の判定がYESの場合には、対象DM114は正常にマウントできるため、PLP108は、ステップS315の処理に制御を移して、次のDM114の処理に移る。
獲得したテープボリューム名が構成情報に登録されておらずステップS304の判定がNOの場合には、図2のアンロード・空きセル移動依頼部202に制御が移る。アンロード・空きセル移動依頼部202は、対象DM114が含まれるテープライブラリ装置102が、強制アンロードをサポートしているテープライブラリか否かを判定する(ステップS305)。
テープライブラリ装置102が強制アンロードをサポートしておりステップS305の
判定がYESならば、アンロード・空きセル移動依頼部202は、次の処理を行う。即ち、アンロード・空きセル移動依頼部202は、ロボット205に対して、対象DM114ドライブから空きセルへのテープ移動を依頼する強制アンロード指定を行う(ステップS306)。この結果、ロボット205が、対象DM114からテープカートリッジを排出させ、そのテープカートリッジを空き状態のセル206に移動させる。図2の例において、例えば#0と#1の両方のDM114にテープカートリッジが入った状態で装置電源が投入された場合を考える。この場合、テープライブラリ装置102がもし強制アンロードをサポートしている場合には、例えば#0のDM114内のテープカートリッジがアンロードされて#2の空きセル206に移動させられる。また、#1のDM114内のテープカートリッジがアンロードされて#5の空きセル206に移動させられる。
一方、テープライブラリ装置102が強制アンロードをサポートしておらずステップS305の判定がNOならば、アンロード・空きセル移動依頼部202は、次の処理を行う。即ち、アンロード・空きセル移動依頼部202は、VLP106に、対象DM114上のテープカートリッジのアンロード処理を依頼する(ステップS307)。この結果、VLP106からIDP107に、対象DM114に対するアンロード処理の指示が出される。IDP107はこの指示を受けて、対象DM114に対するアンロード処理を実行する。この結果、テープカートリッジが対象DM114から排出される。
続いて、アンロード・空きセル移動依頼部202は、ロボット205に、対象DM114にて排出されたテープカートリッジの空き状態のセル206への移動を依頼する(ステップS308)。この結果、ロボット205が、対象DM114から排出されているテープカートリッジを、空き状態のセル206に移動させる。
次に、バーコード再認識依頼部203に制御が移る。バーコード再認識依頼部203は、ロボット205に、バーコード情報の再認識処理を依頼する(ステップS309)。この結果、ロボット205は、バーコード情報の再認識処理を行う。
再認識処理の完了後、バーコード再認識依頼部203は、ロボット205から、ステップS306又はS308にて空きセル206に移動させられたテープカートリッジのテープボリューム名を獲得する(ステップS310)。
次に、元セル移動依頼部204に制御が移る。元セル移動依頼部204は、ステップS310にて獲得されたボリューム名が、PLP108が内部で管理する構成情報に登録されているか否かを判定する(ステップS311)。
獲得されたボリューム名が構成情報に登録されておらずステップS311の判定がNOの場合には、次の処理が実行される。即ち、元セル移動依頼部204は、ステップS306又はS308にて空きセル206に移動させられたテープカートリッジのバーコードが不良であると判断する。そして、元セル移動依頼部204は、そのテープカートリッジを、テープライブラリ装置102のCASと呼ばれる投入排出口へ排出する(ステップS312)。
獲得されたボリューム名が構成情報に登録されておりステップS311の判定がYESならば、次の処理が実行される。即ち、元セル移動依頼部204は、獲得されたボリューム名とそのテープカートリッジが収納されていたセル206の情報との対応関係が、PLP108が内部で管理する構成情報における対応関係と等しいか否かを判定する(ステップS313)。
上記対応関係同士が等しいという結果になりステップS313の判定がYESならば、
対象DM114に格納されていたテープカートリッジは正しいセル206に収納されたため、元セル移動依頼部204はステップS315の処理に制御を移す。この結果、PLP108が、次のDM114の処理を実行する。
上記対応関係同士が等しくないという結果になりステップS313の判定がNOならば、次の処理が実行される。即ち、元セル移動依頼部204は、ロボット205に、ステップS306又はS308にて空きセル206に移動させられたテープカートリッジを、構成情報が保有する当該テープカートリッジに対応するセル位置へ移動するように依頼する(ステップS314)。この結果、ロボット205が、セル位置の移動を行う。
ステップS315では、PLP108は、全てのDM114をチェックしたか否かを判定する(ステップS315)。
全てのDM114のチェックが終了しておらずステップS315の判定がNOならば、ステップS302の処理に戻って、次のDM114に対する処理を繰り返す。
全てのDM114のチェックが終了しステップS315の判定がYESならば、PLP108は、装置電源投入に対応する処理を終了する。
以上説明した実施形態により、ドライブモジュールにテープがマウントされた状態で電源切断が行われた後の電源の再投入時に、バーコード情報を応答しなかったテープカートリッジを正しいセル位置に自動的に戻して継続して使用することが可能となる。この結果、再投入処理等の人手を介在する必要も無くすことが可能となる。
なお、バーコード以外の識別情報がカートリッジに備えられて使用されてもよい。
開示する技術は、例えばメインフレームサーバに接続される大規模テープバックアップ装置に利用することができる。
101 仮想テープ装置
102 テープライブラリ装置
103 グローバルサーバ
104 TVC(Tape Volume Cache)
105 ICP(Integrated Channel Processor)
106 VLP(Virtual Library Processor)
107 IDP(Integrated Device Processor)
108、201 PLP(Physical Library Processor)
109 HUB
110 FC−SW(Fiber Channel SWitch)
111 PCU(Power Control Unit)
112 LANC(LAN Controller)
113 VTCP(Virtual Tape Control Program)
114 DM(Drive Module)
115 ライブラリコントローラ
202 アンロード・空きセル移動依頼部
203 バーコード再認識依頼部
204 元セル移動依頼部
205 ロボット
206 セル

Claims (4)

  1. ホスト装置とテープライブラリ装置との間に介在し、該ホスト装置と該テープライブラリ装置間で送受信されるデータを仮想的なテープボリュームとしてハードディスク装置に格納する仮想テープ装置であって、
    電源投入時に、前記テープライブラリ装置内のドライブモジュールにテープカートリッジが挿入されている場合であって該テープカートリッジに備えられた識別情報から獲得したテープボリューム情報が内部で管理する構成情報に登録されていない場合に、前記テープライブラリ装置に、該テープカートリッジの前記ドライブモジュールからの排出及び前記テープライブラリ装置内の空き状態の収納庫である空きセルへの移動を依頼するアンロード・空きセル移動依頼部と、
    該依頼の後、前記テープライブラリ装置に、該テープライブラリ装置が管理するテープカートリッジの識別情報の再認識処理を依頼する識別情報再認識依頼部と、
    該依頼に基づいて認識した前記空きセルへの移動が行われたテープカートリッジのテープボリューム情報と該テープカートリッジが収納されているセルとの対応関係が、前記構成情報に登録されていない場合に、前記テープライブラリ装置に、該テープカートリッジを前記構成情報が示すセルに移動するように依頼する元セル移動依頼部と、
    を含むことを特徴とする仮想テープ装置。
  2. 前記アンロード・空きセル移動依頼部は、
    前記テープライブラリ装置内の媒体搬送を行うロボットが、前記テープカートリッジの前記ドライブモジュールからの排出及び前記空きセルへの移動の直接実行が可能な場合には、前記テープライブラリ装置に、前記テープカートリッジの前記ドライブモジュールからの排出及び前記空きセルへの移動を依頼し、
    前記直接実行が可能でない場合には、前記テープライブラリ装置のドライブモジュールに対して前記テープカートリッジの投入又は排出を制御する制御部に、前記ドライブモジュール内のテープカートリッジの排出処理を依頼し、該依頼に続いて、前記テープライブラリ装置に、前記排出処理が行われたテープカートリッジの前記空きセルへの移動を依頼する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想テープ装置。
  3. ホスト装置とテープライブラリ装置との間に介在し、該ホスト装置と該テープライブラリ装置間で送受信されるデータを仮想的なテープボリュームとしてハードディスク装置に格納する仮想テープ装置における識別情報認識制御方法であって、
    電源投入時に、前記テープライブラリ装置内のドライブモジュールにテープカートリッジが挿入されている場合であって該テープカートリッジに備えられた識別情報から獲得したテープボリューム情報が内部で管理する構成情報に登録されていない場合に、前記テープライブラリ装置に、該テープカートリッジの前記ドライブモジュールからの排出及び前記テープライブラリ装置内の空き状態の収納庫である空きセルへの移動を依頼するアンロード・空きセル移動依頼ステップと、
    該依頼の後、前記テープライブラリ装置に、該テープライブラリ装置が管理するテープカートリッジの識別情報の再認識処理を依頼する識別情報再認識依頼ステップと、
    該依頼に基づいて認識した前記空きセルへの移動が行われたテープカートリッジのテープボリューム情報と該テープカートリッジが収納されているセルとの対応関係が、前記構成情報に登録されていない場合に、前記テープライブラリ装置に、該テープカートリッジを前記構成情報が示すセルに移動するように依頼する元セル移動依頼ステップと、
    を含むことを特徴とする仮想テープ装置における識別情報認識制御方法。
  4. 前記アンロード・空きセル移動依頼ステップは、
    前記テープライブラリ装置内の媒体搬送を行うロボットが、前記テープカートリッジの
    前記ドライブモジュールからの排出及び前記空きセルへの移動の直接実行が可能な場合には、前記テープライブラリ装置に、前記テープカートリッジの前記ドライブモジュールからの排出及び前記空きセルへの移動を依頼し、
    前記直接実行が可能でない場合には、前記テープライブラリ装置のドライブモジュールに対して前記テープカートリッジの投入又は排出を制御する制御部に、前記ドライブモジュール内のテープカートリッジの排出処理を依頼し、該依頼に続いて、前記テープライブラリ装置に、前記排出処理が行われたテープカートリッジの前記空きセルへの移動を依頼する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想テープ装置における識別情報認識制御方法。
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