JP3665921B2 - アレイ型記憶装置およびアレイ型記憶管理方法 - Google Patents

アレイ型記憶装置およびアレイ型記憶管理方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アレイ型記憶装置およびアレイ型記憶管理方法に関し、さらに詳しくは、記憶媒体交換装置を用いたアレイ型記憶装置で不正な記憶媒体の組み合わせ(例えばRAIDグループ)が構成されたときに最適の制御を行なうアレイ型記憶装置およびアレイ型記憶管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のハードディスク装置を組み合わせて並列に動かし、読み出し/書き込みの高速化を図り、冗長構成によって信頼性を上げたディスクアレイ装置(RAID:Redundant Arrays of Inexpensive Disks)が知られている。(論文:"A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks (RAID)", David A.Patterson, Garth Gibson, and Randy H.Katz, Computer Science Division Department of Electrical Engineering and Computer Sciences, University of California Berkeley)。
ディスクアレイ装置を構成する複数のハードディスク装置の組み合わせをRAIDグループと呼ぶ。
【0003】
図12に、ディスクアレイ装置の一例を示す。
このディスクアレイ装置101は、RAID制御コントローラ105と、RAIDグループを構成する5台のハードディスク装置111〜115とを具備している。
ホストコンピュータ100からディスクアレイ装置101を見ると、論理的な1台の記憶装置として認識される。
しかし、実際には、ディスクアレイ装置101は、5台のハードディスク装置111〜115にデータを分散して保持している。
【0004】
図13に示すように、ハードディスク装置111〜114には、D0からD15で表すデータ格納領域がある。このデータ格納領域は「ストライプ」と呼ばれ、例えば32KBのデータを格納する。また、ハードディスク装置115には、P0-3,P4-7,P8-11,P12-15で表す冗長データ格納領域がある。冗長データ格納領域P0-3には、ストライプ0番(D0)からストライプ3番(D3)までに格納しているデータの排他的論理和を格納する。一般的に、冗長データ格納領域Pm-nには、ストライプm番(Dm)からストライプn番(Dn)までに格納しているデータの排他的論理和を格納する。
ストライプn番からストライプm番と、冗長データ格納領域Pm-nをまとめて、「ストライプグループ」と呼ぶ。
【0005】
図14に、着脱可能な記憶媒体を使用したアレイ型記憶装置の一例を示す。
このアレイ型記憶装置201は、RAID制御コントローラ205と、5台のドライブ装置2211〜225と、それらドライブ装置2211〜225に着脱可能な記憶媒体211〜215とを具備している。
【0006】
ディスクアレイ装置およびアレイ型記憶装置では、RAIDグループを正しく構成しないと、データを正しく読み出せなくなる。
そこで、特開平7−225652号公報では、上記アレイ型記憶装置201の記憶媒体211〜215にそれぞれ固有なID番号を設定しておき、ドライブ装置221〜225に記憶媒体をそれぞれマウントした時、ID番号を読み出し比較して、RAIDグループを正しく構成できたかをチェックする。そして、RAIDグループを正しく構成できていなければ、ダイアログを表示して、記憶媒体211〜215を正しくマウントするようにユーザに促す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年、記憶媒体を自動的に交換する記憶媒体交換装置を用いたアレイ型記憶装置が提案されている。このような記憶媒体交換装置を用いたアレイ型記憶装置では、例えば記憶媒体搬送制御信号へのノイズの混入などの原因で、間違った記憶媒体がドライブ装置にマウントされてしまう場合があり、この場合にはRAIDグループが正しく構成されないことになる。
しかし、前記特開平7−225652号公報では、記憶媒体交換装置を用いたアレイ型記憶装置については考慮していないため、必ずしも最適の制御が行なわれない問題点がある。
そこで、本発明の目的は、記憶媒体交換装置を用いたアレイ型記憶装置で不正な記憶媒体の組み合わせ(例えばRAIDグループ)が構成されたときに最適の制御を行なうアレイ型記憶装置およびアレイ型記憶管理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、複数の記憶手段と、グループを構成するデータを該複数の記憶手段から読み出し又は該複数の記憶手段に対して書き込みを制御するアレイ制御部とを有するアレイ型記憶装置であって、前記複数の記憶手段各々は、前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループを特定するための識別情報が記憶されている記憶媒体各々を格納する複数の格納庫と、前記記憶媒体を駆動するドライブと、前記記憶媒体を搬送する記憶媒体搬送手段と、前記記憶媒体搬送手段に対して、前記アレイ制御部により指定された格納庫に格納されている記憶媒体を、搬送先である前記ドライブに搬送し、マウントするように制御するチェンジャ制御部とを備え、前記識別情報は、前記データを格納すべき格納庫を前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報を含み、前記格納庫の位置情報に基づいて前記記憶媒体を前記格納庫のいずれかに格納し、前記複数の記憶装置各々のチェンジャ制御部は、前記記憶媒体を前記ドライブにマウントしたときに、前記記憶媒体をマウントさせた前記ドライブを有する前記記憶手段ごとに、前記記憶媒体の識別情報を読み出し、前記読み出した識別情報を前記アレイ制御部に対して通知し、前記アレイ制御部は、前記記憶装置各々のチェンジャ制御部から通知された前記記憶媒体の識別情報に含まれる格納庫の位置情報同士を比較し、前記比較結果、前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報が一致しない場合、該当する記憶媒体を前記記憶媒体の識別情報に含まれる格納庫の位置情報に基づいて、前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループが正当となるように、前記記憶媒体を所定の位置の格納庫に搬送するように、前記チェンジャ制御部に対して搬送要求をし、前記チェンジャ制御部は、前記記憶媒体搬送手段に対して、前記搬送要求に従って、前記記憶媒体を搬送するように制御することを特徴とするアレイ型記憶装置を提供する。
上記第1の観点のアレイ型記憶装置では、ドライブにマウントした時に、複数の記憶媒体の組み合わせ(例えばRAIDグループ)の正当性に瑕疵を見つけた場合には、正当となるように記憶媒体を格納し直すため、誤ったデータの読み出し/書き込みを行なうことを防止できる。
【0009】
第2の観点では、本発明は、上記構成のアレイ型記憶装置において、全ての記憶媒体が所定の位置の格納庫に格納されているか否かを確認する全記憶媒体検索を実行するか否かを選択するための選択スイッチを備えたことを特徴とするアレイ型記憶装置を提供する。
上記第2の観点のアレイ型記憶装置では、時間をかけても全記憶媒体検索を実行するか、時間のかかる全記憶媒体検索を実行しないかを選択することが出来る
【0010】
第3の観点では、本発明は、複数の記憶手段と、グループを構成するデータを該複数の記憶手段から読み出し又は該複数の記憶手段に対して書き込みを制御するアレイ制御部によるアレイ型記憶管理方法であって、前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループを特定するための識別情報が記憶されている記憶媒体各々を格納庫により格納するステップと、チェンジャ制御部により、記憶媒体搬送手段に対して、前記アレイ制御部により指定された格納庫に格納されている記憶媒体を、搬送先であるドライブに搬送し、マウントするように制御するステップとを備え、前記識別情報は、前記データを格納すべき格納庫を前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報を含み、前記格納庫の位置情報に基づいて前記記憶媒体を前記格納庫のいずれかに格納し、前記複数の記憶装置各々のチェンジャ制御部は、前記記憶媒体を前記ドライブにマウントしたときに、前記記憶媒体をマウントさせた前記ドライブを有する前記記憶手段ごとに、前記記憶媒体の識別情報を読み出し、前記読み出した識別情報を前記アレイ制御部に対して通知し、前記アレイ制御部は、前記記憶装置各々のチェンジャ制御部から通知された前記記憶媒体の識別情報に含まれる格納庫の位置情報同士を比較し、前記比較結果、前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報が一致しない場合、該当する記憶媒体を前記記憶媒体の識別情報に含まれる格納庫の位置情報に基づいて、前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループが正当となるように、前記記憶媒体を所定の位置の格納庫に搬送するように、前記チェンジャ制御部に対して搬送要求をし、前記チェンジャ制御部は、前記記憶媒体搬送手段に対して、前記搬送要求に従って、前記記憶媒体を搬送するように制御することを特徴とするアレイ型記憶管理方法を提供する
【0011】
第4の観点では、本発明は、上記構成のアレイ型記憶管理方法において、選択スイッチの状態に応じて、全ての記憶媒体が所定の位置の格納庫に格納されているか否かを確認する全記憶媒体検索を実行するか又は前記全記憶媒体検索を実行しないことを特徴とするアレイ型記憶管理方法を提供する
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施形態を説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0020】
《第1の実施形態》
図1に、本発明の第1の実施形態のアレイ型記憶装置を示す。
このアレイ型記憶装置301は、RAID制御コントローラ305と、5台のチェンジャ装置311〜315とを具備している。
ホストコンピュータ100とRAID制御コントローラ305との接続には、ファイバーチャネル390を使用する。
RAID制御コントローラ305と各チェンジャ装置311〜315との接続には、SCSI(Small Computer System Interface)90を使用する。
【0021】
図2に、前記RAID制御コントローラ305のシステム構成を示す。
RAID制御コントローラ305は、拡張ボードとしてファイバチャネルインタフェース351とSCSIインタフェース355とを備え、これらはPCI(Peripheral Component Interconnect)バス389に接続されている。
前記PCIバス389には、プログラムおよびデータの流れを制御するチップセット375を介して、CPU360と主記憶370とが接続され、そのCPU360には2次キャッシュ365が接続されている。
また、PCIバス389には、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)コントローラ380およびPCMCIAコネクタ382を介して、フラッシュメモリ383が接続されている。
さらに、PCIバス389には、後述する「全DVD−RAMメディア検索」を実行するか否かの選択等を行なうための選択スイッチ366が接続されている。
【0022】
前記主記憶370は、制御プログラムを記憶すると共に、ファイバチャネルインタフェース351を介してホストコンピュータ100から受け取った要求やデータを一時的に保持すると共にSCSIインタフェース355を介してチェンジャ装置311〜315から受け取ったデータを一時的に保持するバッファとして利用する。
【0023】
図3に、チェンジャ装置311の構成を示す。
チェンジャ装置311は、チェンジャ制御回路12と、2台のDVD−RAMドライブ50と、それぞれ1枚ずつのDVD−RAMメディア30を格納している3個の格納庫20と、1つの投入排出ユニット60と、メディア搬送ユニット14とを具備している。なお、説明の簡略化のために、格納庫20を3個としたが、実際には、格納庫20は、100個以上のことが多い。
【0024】
前記チェンジャ制御回路12は、RAID制御コントローラ305からの記憶媒体搬送要求を受けつけ、メディア搬送ユニット14を駆動して、DVD−RAMドライブ50と格納庫20の間で記憶媒体30を搬送する。
前記投入排出ユニット60は、チェンジャ装置311にDVD−RAMメディア20を投入したり、チェンジャ装置311からDVD−RAMメディア20を排出する場合に使用する。
【0025】
前記3個の格納庫20には、それぞれ1番から3番のエレメント番号を設定する。
また、前記2台のDVD−RAMドライブ50には、それぞれ100番と101番のエレメント番号を設定する。
【0026】
チェンジャ装置311への記憶媒体搬送要求は、エレメント番号により管理する。例えば、エレメント2番から100番へのDVD−RAMメディア30の搬送を要求すると、2番の格納庫20にあるDVD−RAMメディア30が100番のDVD−RAMドライブ50にマウントされる。また、エレメント100番から2番へのDVD−RAMメディア30の搬送を要求すると、100番のDVD−RAMドライブ50にマウントされているDVD−RAMメディア30を2番の格納庫20に戻す。
【0027】
エレメント2番から100番へのDVD−RAMメディア30の搬送を要求したときに、2番の格納庫20にDVD−RAMメディア30がなかったときには、「搬送元にDVD−RAMメディア無」のエラーになる。また、100番のDVD−RAMドライブ50に既にDVD−RAMメディア30がマウントされているときには、「搬送先にDVD−RAMメディア有」のエラーになる。
【0028】
図4に示すように、DVD−RAMメディア30の最外周のトラック31と最内周のトラック32の2ヶ所に識別情報を記録している。最内周と最外周の2ヶ所に識別情報を格納することで、DVD−RAMメディア30に傷や汚れがついた場合に識別情報を読み出せなくなる確率を低減できる。
【0029】
例えば、識別情報としては、会社識別子(32バイト:"ABC Company")+製品識別子(32バイト:"Product XYZ")+製造番号(4バイト:12345678)+チェンジャ番号(4バイト)+格納庫番号(4バイト)を使用する。
この識別情報は、チェンジャ装置311〜315の出荷時に初期化し、識別情報が重複しないように管理する。
【0030】
図5に、チェンジャ装置311〜315内のDVD−RAMメディア30の格納位置とDVD−RAMメディア30に記録した識別情報の関係を示す。
識別情報のうち、会社識別子、製品識別子、製造番号は同一として図示を省略し、チェンジャ番号と格納庫番号のみを識別情報[チェンジャ番号.格納庫番号]として図示している。
図5では、実際にDVD−RAMメディア30を格納している位置とDVD−RAMメディア30に記録した[チェンジャ番号.格納庫番号]とは完全に一致している。
なお、格納庫20のエレメント番号と格納庫番号とは一致するものとする。
【0031】
ホストコンピュータ100が、2番から100番へのDVD−RAMメディア30の搬送をRAID制御コントローラ305に要求すると、RAID制御コントローラ305は、その要求をチェンジャ装置311〜315に発行する。
チェンジャ装置311〜315は、それぞれ2番の格納庫20からDVD−RAMメディア30を100番のDVD−RAMドライブ50へ搬送し、マウントする。
5台のチェンジャ装置311〜315でのマウントが終了すると、RAID制御コントローラ305は、各チェンジャ装置311〜315に対し、マウントしたDVD−RAMメディア30の識別情報の読み出しを要求する。図5に示したようにDVD−RAMメディア30が格納されており、正しくマウントされた場合、各チェンジャ装置311〜315からそれぞれ[1.2],[2.2],[3.2],[4.2],[5.2]の識別情報が読み出される。
RAID制御コントローラ305は、読み出された識別情報を比較し、チェンジャ番号と格納庫番号とが正しいことから、RAIDグループが正しく構築できたと判断する。そして、RAID制御コントローラ305は、ホストコンピュータ100に対して、搬送の終了を報告する。
【0032】
次に、チェンジャ装置313が故障し、間違えて格納庫#3のDVD−RAMメディア30がマウントされた場合について説明する。
この場合、識別情報の読み出し要求に対して、各チェンジャ装置311〜315からそれぞれ[1.2],[2.2],[3.3],[4.2],[5.2]の識別情報が読み出される。
RAID制御コントローラ305は、読み出された識別情報を比較し、識別情報[3.3]が正しくないことから、RAIDグループが正しく構築できていないと判断する。そして、RAID制御コントローラ305は、ホストコンピュータ100に対して、搬送の失敗を報告する。さらに、RAID制御コントローラ305は、全てのチェンジャ装置311〜315に対して、DVD−RAMメディア30を元の格納庫20に戻す指示を与える。
このように、RAIDグループが不正に構成されることを防止するから、誤ったデータの読み出しをしたり、データの誤った書き込みをすることを防止できる。
【0033】
次に、DVD−RAMメディア30をマウントしたDVD−RAMドライブ50が故障していた場合について説明する。
この場合、識別情報の読み出し要求に対して、故障していたDVD−RAMドライブ50を持つチェンジャ装置からの識別情報の読み出しに失敗する。
RAID制御コントローラ305は、識別情報の読み出しに失敗したチェンジャ装置に対し、DVD−RAMメディア30をもう一台のDVD−RAMドライブ50に入れ替えるように要求する。そして、DVD−RAMメディア30のマウントに成功後、識別情報の読み出しを再要求する。
【0034】
次に、DVD−RAMメディア30をマウントできなかった場合について説明する。
この場合、RAID制御コントローラ305は、DVD−RAMメディア30をマウントできなかったチェンジャ装置313に対し、DVD−RAMメディア30をもう一台のDVD−RAMドライブ50に入れるように要求する。そして、DVD−RAMメディア30のマウントに成功後、識別情報の読み出しを再要求する。
【0035】
次に、DVD−RAMメディア30が元の格納庫20に正しく格納されていなかった場合について説明する。
図6では、チェンジャ装置311の格納庫番号#1の格納庫20にありえない識別番号を持ったDVD−RAMメディア30が格納されており、チェンジャ装置314の格納庫番号#1の格納庫20と格納庫番号#3の格納庫20とに格納すべきDVD−RAMメディア30が入れ換わっている。
この場合、ホストコンピュータ100が、3番から100番へのDVD−RAMメディア30の搬送を要求すると、チェンジャ装置311〜315では、それぞれ3番の格納庫30に格納されていたDVD−RAMメディア30をDVD−RAMドライブ50へ搬送する。
RAID制御コントローラ305は、DVD−RAMメディアをマウントした5台のDVD−RAMドライブ50に対して識別情報の読み出しを要求し、5台のDVD−RAMドライブ50からそれぞれ[1.3],[2.3],[3.3],[4.1],[5.3]の識別情報が読み出される。RAID制御コントローラ305は、識別情報を比較し、識別情報[4.3]が正しくないことを認識する。そこで、RAID制御コントローラ305は、全てのチェンジャ装置311〜315に対して、DVD−RAMメディア30を元の格納庫20に戻す指示を与える。また、ホストコンピュータ100に対して、搬送失敗を報告する。
次に、RAID制御コントローラ305は、全てのチェンジャ装置311〜315に対し、格納庫20からDVD−RAMドライブ50にDVD−RAMメディア30を搬送し、識別情報を読み出した後、DVD−RAMメディア30を元の格納庫20に戻すことを、1番の格納庫20から3番の格納庫20まで順に繰り返すことを要求する。そして、得られた識別情報により、図7に示すごとき識別情報管理テーブルを主記憶370内に作成する。以上の処理を、「全DVD−RAMメディア検索」と呼ぶ。
次に、RAID制御コントローラ305は、識別情報管理テーブルに基づいて、正しく格納されていないDVD−RAMメディア30を識別する。図7の識別情報管理テーブルでは、チェンジャ#1(チェンジャ装置311)の格納庫#23に格納されているDVD−RAMメディア30とチェンジャ#4(チェンジャ装置314)の格納庫#1および格納庫#3に格納されているDVD−RAMメディア30とが正しくないと識別する。そして、チェンジャ装置311(チェンジャ#1)の格納庫#2のDVD−RAMメディア30を投入排出ユニット60へ搬送し排出すると共に、チェンジャ装置314(チェンジャ#4)の格納庫#1と格納庫#3のDVD−RAMメディア30を入れ替える。
以上のように、「全DVD−RAMメディア検索」と並べ替え処理を実行することで、DVD−RAMメディア30を正しく格納庫に格納できる。
【0036】
しかし、多くの格納庫を有するチェンジャ装置で「全DVD−RAMメディア検索」を実行すると、非常に長い時間が必要になる。例えば、格納庫20からDVD−RAMメディア30をDVD−RAMドライブ50に搬送し、DVD−RAMメディア30から識別情報を読み出し、DVD−RAMメディア30を元の格納庫20に戻すのに、36秒かかるとすると、DVD−RAMメディア30が100枚あるなら、3600秒かかる。
そこで、選択スイッチ366によって次の選択ができるようになっている。
(1)DVD−RAMメディア30を元の格納庫に戻す指示を与え、ホストコンピュータ100に対して搬送失敗を報告するだけ。(「全DVD−RAMメディア検索」を実行しない。)
(2)DVD−RAMメディア30を元の格納庫に戻す指示を与え、ホストコンピュータ100に対して搬送失敗を報告した後、「全DVD−RAMメディア検索」を実行する。
【0037】
次に、DVD−RAMメディア30が不足している場合の処理について説明する。
図8では、チェンジャ装置313の格納庫#2のDVD−RAMメディア30が不足している。
ホストコンピュータ100が、2番から100番へのDVD−RAMメディア30の搬送を要求すると、チェンジャ装置311〜315は、それぞれ格納庫#2のDVD−RAMメディア30をDVD−RAMドライブ50へ搬送する。しかし、図8の場合、チェンジャ装置313の格納庫#2にはDVD−RAMメディア30が格納されていないため、チェンジャ装置313では搬送に失敗する。RAID制御コントローラ305は、DVD−RAMメディア30のマウントに成功したチェンジャ装置311,312,314,315のDVD−RAMドライブ50に対して識別情報の読み出しを要求し、識別情報[1.2],[2.2],[4.2],[5.2]を得る。RAID制御コントローラ305は、読み出した識別情報を比較し、マウントに成功した4枚のDVD−RAMメディア30で縮退状態のRAIDグループを構成できると判断し、ホストコンピュータ100に対して、搬送の終了を報告する。
そして、RAID制御コントローラ305は、従来のアレイ型記憶装置における縮退状態での処理と同様にして、ホストコンピュータ100からの読み出し/書き込み要求を処理する。
【0038】
なお、「全DVD−RAMメディア検索」を実施し、不足したDVD−RAMメディア30が他の格納庫20で見つかれば、それを正しい格納庫20に戻すことで、正常なRAIDグループを構成できる。
そこで、選択スイッチ366によって次の選択ができるようになっている。
(1)DVD−RAMメディア30を元の格納庫に戻す指示を与え、ホストコンピュータ100に対して搬送失敗を報告するだけ。(「全DVD−RAMメディア検索」を実行しない。縮退状態のRAIDグループも構成しない。)
(2)DVD−RAMメディア30を元の格納庫に戻す指示を与え、ホストコンピュータ100に対して搬送失敗を報告した後、「全DVD−RAMメディア検索」を実行する。
(3)縮退状態のRAIDグループを構成し、運用を続ける。
【0039】
《第2の実施形態》
図9に、本発明の第2の実施形態のチェンジャ装置を用いたアレイ型記憶装置を示す。
このアレイ型記憶装置302は、RAID制御コントローラ305と、1台のチェンジャ装置11とを具備している。
ホストコンピュータ100とRAID制御コントローラ305との接続には、ファイバーチャネル390を使用する。
RAID制御コントローラ305とチェンジャ装置11との接続には、SCSI90を使用する。
【0040】
RAID制御コントローラ305は、第1の実施形態で説明した構成(図2)と同様である。但し、SCSIインタフェース335は、チェンジャ装置11を接続する1つだけで良い。
【0041】
図10に、チェンジャ装置11の内部構成を示す。
チェンジャ装置11は、チェンジャ制御回路12と、4台のDVD−RAMドライブ50と、それぞれ1枚ずつのDVD−RAMメディア30を格納している8個の格納庫20と、1つの投入排出ユニット60と、メディア搬送ユニット14とを具備している。なお、説明の簡略化のために、格納庫20を8個としたが、実際には、格納庫20は、100個以上のことが多い。
【0042】
前記8個の格納庫20には、それぞれ1番から8番のエレメント番号を設定する。
また、前記4台のDVD−RAMドライブ50には、それぞれ100番から103番のエレメント番号を設定する。
【0043】
図11に、チェンジャ装置11内のDVD−RAMメディア30の格納位置とDVD−RAMメディア30に記録した識別情報の関係を示す。
例えば、識別情報としては、会社識別子+製品識別子+製造番号+RAIDグループ番号+RAIDグループ内番号を使用する。但し、識別情報のうち、会社識別子、製品識別子、製造番号は同一として図示を省略し、RAIDグループ番号とRAIDグループ内番号のみを識別情報[RAIDグループ番号.RAIDグループ内番号]として図示している。
【0044】
RAID制御コントローラ305は、「全DVD−RAMメディア検索」を実行し、図11に示す識別情報管理テーブル410を主記憶370内に作成する。DVD−RAMメディア30の枚数が多くなると「全DVD−RAMメディア検索」は非常に時間がかかるので、作成した識別情報管理テーブル410をフラッシュメモリ383に保持し、次回起動時にはフラッシュメモリ383に保持していた識別情報管理テーブルを主記憶370へ読み出して使用する。
【0045】
ホストコンピュータ100が、2番から100番へのDVD−RAMメディア30の搬送を要求すると、RAID制御コントローラ305は、識別情報管理テーブル410を参照し、識別情報[2.1],[2.2],[2.3],[2.4]のDVD−RAMメディア30が格納庫#5,#6,#8,#3にあることを検出し、格納庫#5,#6,#8,#3の各DVD−RAMメディア30をドライブ#1,#2,#3,#4に搬送する。
4回の搬送が終了すると、RAID制御コントローラ305は、4台のDVD−RAMドライブ50に対して識別情報の読み出しを要求する。
4台のDVD−RAMドライブ50からそれぞれ [2.1] [2.2] [2.3] [2.4] の識別情報が読み出されると、RAID制御コントローラ305は、正しいRAIDグループが構成できたと判定する。そして、RAID制御コントローラ305は、ホストコンピュータ100に対して搬送の終了を報告する。
一方、4台のDVD−RAMドライブ50からそれぞれ [2.1] [2.2] [2.3] [2.4] の識別情報が読み出されなかった場合、RAID制御コントローラ305は、正しいRAIDグループが構成できなかったと判定する。そして、RAID制御コントローラ305は、DVD−RAMメディア30を元の格納庫20に戻し、ホストコンピュータ100に対して搬送の失敗を報告する。この後、「全DVD−RAMメディア検索」を改めて実行し、識別情報管理テーブル410を更新し、その識別情報管理テーブル410をフラッシュメモリ383に保持する。
【0046】
上記アレイ型記憶装置301によれば、次の効果が得られる。
( ) 複数の記憶媒体の不正な組み合わせに対して、記憶媒体のうちの1つ以上を元の格納庫に戻すため、誤ったデータの読み出し/書き込みを行なうことを防止できる。
( ) 可能なら複数の記憶媒体の不正のない部分的な組み合わせを用いてデータの読み出し又は書き込みを行うため、運用を中断せずに済む。
( ) 複数の記憶媒体の不正な組み合わせが発見されたら識別情報管理テーブルを更新するため、複数の記憶媒体の不正な組み合わせの再発を防止できる。
( ) 複数の記憶媒体の不正な組み合わせが発見されたら記憶媒体を再配置するため、記憶媒体の配置を最適化できる。
( ) 不揮発性の記憶手段に識別情報管理テーブルを保持するので、アレイ型記憶装置の電源を切っても、作成するのに時間のかかる識別情報管理テーブルを失わずに済む。
( ) 予備の記憶装置をもつため、1台の記憶装置が故障しても運用を継続することが出来る。
【0047】
【発明の効果】
本発明のアレイ型記憶装置およびアレイ型記憶管理方法によれば、誤ったデータの読み出し/書き込みを行なうことを防止できる。また、予備のドライブをもつため、1台のドライブが故障しても運用を継続することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のアレイ型記憶装置の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のアレイ型記憶装置におけるRAID制御コントローラの構成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のアレイ型記憶装置におけるチェンジャ装置の構成図である。
【図4】DVD−RAMメディアにおける識別情報の保持領域を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態のアレイ型記憶装置におけるDVD−RAMメディアの最適の配置を示す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態のアレイ型記憶装置におけるDVD−RAMメディアの誤った配置を示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における識別情報管理テーブルの説明図である。
【図8】本発明の第1の実施形態のアレイ型記憶装置におけるDVD−RAMメディアの不足した配置を示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態のアレイ型記憶装置の構成図である。
【図10】本発明の第2の実施形態のアレイ型記憶装置におけるチェンジャ装置の構成図である。
【図11】本発明の第2の実施形態におけるDVD−RAMメディアの配置と識別情報管理テーブルの説明図である。
【図12】従来のディスクアレイ装置の一例の構成図である。
【図13】データ格納領域と冗長データ格納領域の説明図である。
【図14】着脱可能な記憶媒体を使用するアレイ型記憶装置の一例の構成図である。
【符号の説明】
11…チェンジャ装置,12…チェンジャ制御回路,14…DVD−RAMメディア搬送ユニット,20…格納庫,30…DVD−RAMメディア,50…DVD−RAMドライブ,60…投入排出ユニット,100…ホストコンピュータ,301…アレイ型記憶装置,305…RAID制御コントローラ,311〜315…チェンジャ装置,360…CPU,370…主記憶(メモリ),380…PCMCIAコントローラ,383…フラッシュメモリ,389…PCIバス,410…識別情報管理テーブル。

Claims (4)

  1. 複数の記憶手段と、グループを構成するデータを該複数の記憶手段から読み出し又は該複数の記憶手段に対して書き込みを制御するアレイ制御部とを有するアレイ型記憶装置であって、
    前記複数の記憶手段各々は、前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループを特定するための識別情報が記憶されている記憶媒体各々を格納する複数の格納庫と、前記記憶媒体を駆動するドライブと、前記記憶媒体を搬送する記憶媒体搬送手段と、前記記憶媒体搬送手段に対して、前記アレイ制御部により指定された格納庫に格納されている記憶媒体を、搬送先である前記ドライブに搬送し、マウントするように制御するチェンジャ制御部とを備え、
    前記識別情報は、前記データを格納すべき格納庫を前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報を含み、前記格納庫の位置情報に基づいて前記記憶媒体を前記格納庫のいずれかに格納し、
    前記複数の記憶装置各々のチェンジャ制御部は、前記記憶媒体を前記ドライブにマウントしたときに、前記記憶媒体をマウントさせた前記ドライブを有する前記記憶手段ごとに、前記記憶媒体の識別情報を読み出し、前記読み出した識別情報を前記アレイ制御部に対して通知し、
    前記アレイ制御部は、前記記憶装置各々のチェンジャ制御部から通知された前記記憶媒体の識別情報に含まれる格納庫の位置情報同士を比較し、前記比較結果、前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報が一致しない場合、該当する記憶媒体を前記記憶媒体の識別情報に含まれる格納庫の位置情報に基づいて、前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループが正当となるように、前記記憶媒体を所定の位置の格納庫に搬送するように、前記チェンジャ制御部に対して搬送要求をし、
    前記チェンジャ制御部は、前記記憶媒体搬送手段に対して、前記搬送要求に従って、前記記憶媒体を搬送するように制御する
    ことを特徴とするアレイ型記憶装置。
  2. 請求項1に記載のアレイ型記憶装置において、全ての記憶媒体が所定の位置の格納庫に格納されているか否かを確認する全記憶媒体検索を実行するか否かを選択するための選択スイッチを備えたことを特徴とするアレイ型記憶装置。
  3. 複数の記憶手段と、グループを構成するデータを該複数の記憶手段から読み出し又は該複数の記憶手段に対して書き込みを制御するアレイ制御部によるアレイ型記憶管理方法であって、
    前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループを特定するための識別情報が記憶されている記憶媒体各々を格納庫により格納するステップと、
    チェンジャ制御部により、記憶媒体搬送手段に対して、前記アレイ制御部により指定された格納庫に格納されている記憶媒体を、搬送先であるドライブに搬送し、マウントするように制御するステップとを備え、
    前記識別情報は、前記データを格納すべき格納庫を前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報を含み、前記格納庫の位置情報に基づいて前記記憶媒体を前記格納庫のいずれかに格納し、
    前記複数の記憶装置各々のチェンジャ制御部は、前記記憶媒体を前記ドライブにマウントしたときに、前記記憶媒体をマウントさせた前記ドライブを有する前記記憶手段ごとに、前記記憶媒体の識別情報を読み出し、前記読み出した識別情報を前記アレイ制御部に対して通知し、
    前記アレイ制御部は、前記記憶装置各々のチェンジャ制御部から通知された前記記憶媒体の識別情報に含まれる格納庫の位置情報同士を比較し、前記比較結果、前記グループ毎に特定する格納庫の位置情報が一致しない場合、該当する記憶媒体を前記記憶媒体の識別 情報に含まれる格納庫の位置情報に基づいて、前記読み出し又は書き込みされるべきデータのグループが正当となるように、前記記憶媒体を所定の位置の格納庫に搬送するように、前記チェンジャ制御部に対して搬送要求をし、
    前記チェンジャ制御部は、前記記憶媒体搬送手段に対して、前記搬送要求に従って、前記記憶媒体を搬送するように制御する
    ことを特徴とするアレイ型記憶管理方法
  4. 請求項3に記載のアレイ型記憶管理方法において、選択スイッチの状態に応じて、全ての記憶媒体が所定の位置の格納庫に格納されているか否かを確認する全記憶媒体検索を実行するか又は前記全記憶媒体検索を実行しないことを特徴とするアレイ型記憶管理方法
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