JP2010178271A - ネットワークシステム、ネットワーク制御方法、位置管理装置、通信装置、ネットワーク制御プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

ネットワークシステム、ネットワーク制御方法、位置管理装置、通信装置、ネットワーク制御プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のモバイルノードが位置管理サーバとモバイルノード間に複数の通信経路を同時に利用する場合において、ネットワーク障害が発生した場合に、ネットワーク障害の影響をうけるモバイルノードはすぐに他の通信経路への切り替えができないため、多くのモバイルノードが通信に失敗する。
【解決手段】 位置管理サーバが、モバイルノードの通信状態を監視することで障害の発生したネットワークを特定し、このネットワークと自らが管理するモバイルノードの位置情報と照らし合わせることで、通信経路に問題があるモバイルノードを特定できる。また、通信可能な通信経路により通知することで可能であるため、モバイルノードは障害を認識できる。障害を認識したモバイルノードは、障害のある通信経路での通信をやめ、他の通信経路での通信に切り替えることで、通信が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モバイルノード及びホームエージェントに関連した通信システムに関する。
モバイルIPでは、モバイルノードの1つのホームアドレスと1つの気付けアドレスをホームエージェントが管理することで、モバイルノードが移動してIPアドレスが変わったとしても、引き続き通信を可能としている。そのため、モバイルノードが複数のアクセス網に接続したとしても、同時に複数のアクセス網を利用することはできない。そのため、非特許文献1では、アクセス網毎に得た複数の気付けアドレスと1つのホームアドレスを対応づけることで、同時に複数のアクセス網を利用した通信を可能としている。
R.Wakikawa,V.Devarapalli,T.Ernst,and K.Nagami,"Multiple Care−of Addresses Registration",MEXT Working Group Internet−Draft,2008年8月
しかしながら、このような通信システムでは、複数のモバイルノードが位置管理サーバとモバイルノード間の複数の通信経路を同時に利用する場合に、位置管理サーバが、これらの通信経路での障害を検出しても、発生した障害をモバイルノードに通知する方法がない。このため、通信経路の障害発生を認識していないモバイルノードが障害を発生した通信経路宛にパケットを送信した場合、通信が失敗する。
もし、モバイルノードが、すべての通信経路が正常に動作することを検出するため、定期的に位置管理サーバに対してパケットを送信した場合には、これらのパケットはネットワークと、位置管理サーバに非常に大きな負荷を与える。
本発明の目的は、効率的で信頼性の高い通信処理を可能にする通信システムを提供することにある。
本発明のネットワークシステムは、複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置と、移動通信装置宛のメッセージの受信と転送を行う位置管理装置とを備え、 位置管理装置は、移動通信装置の通信状況を監視し、移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、移動通信装置へ通知することにより、移動通信装置に移動通信装置の通信経路を変更させることを特徴とする。
本発明のネットワークシステムは、複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置と、移動通信装置と通信する通信装置とを備え、移動通信装置と通信する通信装置は、移動通信装置の通信状況を監視し、移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、移動通信装置へ通知することにより、移動通信装置に移動通信装置の通信経路を変更させることを特徴とする。
本発明のネットワークシステムの制御方法は、複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置の通信状況を監視する、ネットワークシステムの制御方法であって、 移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、障害が発生した通信経路についての情報を移動通信装置へ通知することにより、移動通信装置に移動通信装置の通信経路を変更させるステップを含むことを特徴とする。
本発明の位置管理装置は、複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置宛のメッセージの受信と転送を行う位置管理装置であって、移動通信装置の通信状況を監視する監視手段と、監視手段が移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、移動通信装置へ通知することにより、移動通信装置に移動通信装置の通信経路を変更させる通知手段とを含むことを特徴とする
本発明の通信装置は、複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置と通信する通信装置であって、移動通信装置の通信状況を監視する監視手段と、監視手段が移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、移動通信装置へ通知することにより、移動通信装置に移動通信装置の通信経路を変更させる通知手段とを含むことを特徴とする。
本発明の移動通信装置は、複数の通信経路により通信装置と通信をしながら移動を行う移動通信装置であって、通信可能な通信経路で通知される、通信装置との間の障害についての情報を受信して、通信装置との間の通信経路の通信を制御する通信経路制御部を備えることを特徴とする。
本発明のネットワークシステム制御プログラムは、複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置の通信状況を監視し、移動通信装置の通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、障害が発生した通信経路についての情報を移動通信装置へ通知することにより、移動通信装置に移動通信装置の通信経路を変更させるステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記憶媒体は、複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置の通信状況を監視し、移動通信装置の通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、障害が発生した通信経路についての情報を、移動通信装置へ通知することにより、移動通信装置に移動通信装置の通信経路を変更させるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納することを特徴とする。
本発明では、位置管理サーバがモバイルノードの通信状態を監視し、障害をモバイルノードに通知することにより、モバイルノードが障害を認識し、障害の影響を抑えることができる。
本発明に係る位置管理サーバ及びモバイルノードの第1の実施の形態を適用するネットワークシステムの一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の位置管理サーバ10の一構成例を示すブロック図である。 モバイルノード20の一構成例を示すブロック図である。 位置管理サーバ10の処理フロー図である。 モバイルノード20の処理フロー図である。 本発明の第2の実施形態のネットワークシステムの一構成例を示す図である。
[第1の実施形態]
[構成]
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態としてのネットワークシステムの一構成例を示している。図1を用いて、本発明の実施形態におけるネットワークシステムを構成する機器について以下で説明する。
図1のネットワークシステムは、移動を行う通信機器(移動通信装置)であるモバイルノード20、30と、位置管理サーバ10と、モバイルノード20、30と通信を行う通信相手の通信装置40と、ネットワーク1、ネットワーク2、ネットワーク3、ネットワーク4からなる。位置管理サーバ10は、モバイルノードの位置情報を保存し、モバイルノードがホームリンクから移動した場合には、モバイルノードが送受信するメッセージの中継を行う。ネットワーク1、2、3、4は、ルーティングテーブルなどに従いメッセージの転送を行う。
パス101、パス102は、それぞれネットワーク2、ネットワーク3を経由するモバイルノード20と通信相手の通信装置40間の通信経路を示す。モバイルノード20は、アプリケーションの種類、経由するネットワークの通信速度などの特性に従いパス101、パス102を使い分けるものとする。
パス103、パス104は、それぞれネットワーク3、ネットワーク4を経由するモバイルノード30と通信相手の通信装置40間の通信経路を示す。モバイルノード30は、アプリケーションの種類、経由するネットワークの通信速度などの特性に従いパス103、パス104を使い分けるものとする。
位置管理サーバ10は、モバイルノード20、30の通信状況を監視し、モバイルノード20、30の通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、障害が発生した通信経路を、モバイルノード20、30へ通知することにより、モバイルノード20、30の通信経路を変更させる。
図2は、本発明の一実施の形態としての位置管理サーバ10のモジュールの一構成例を示している。図2を用いて、位置管理サーバ10の構成について以下で説明する。
位置管理サーバ10は、ネットワークインタフェース11と、位置管理部12と、位置情報データベース(DataBase:以下、DB)13と、通信監視部14と、障害通知部15と、ネットワークトポロジDB16からなる。ネットワークインタフェース11は、ネットワークに接続しメッセージの送受信をする。位置管理部12は、移動したモバイルノードの通信の中継や制御メッセージの処理を行うMobileIPにおけるホームエージェント相当の機能を持つ。位置情報DB13は、位置管理部12が処理した制御メッセージから取り出したホームアドレスや気付けアドレス、制御メッセージを交換する際の鍵情報などの、自らが管理するモバイルノードの情報を蓄積する。通信監視部14は、ネットワークインタフェース11により送受信されるメッセージを監視し、ネットワークの障害などを検出する。障害通知部15は、モバイルノードや通信相手の通信装置などに、ネットワークの障害を通知する。また、障害通知部15は、位置情報DB13に対し、その内部に保存された位置情報の変更を依頼する。この部分は、通信監視部14が行ってもよい。ネットワークトポロジDB16は、ネットワークの構成や階層構造などの情報を保存する。
モバイルノードの通信状態を監視する通信監視部14が、モバイルノードまでの通信経路における障害の発生を検出すると、障害通知部15は、通信監視部14からの情報に基いて、モバイルノードの位置情報の状態の変更と、モバイルノードに対して通信可能な経路により障害の通知(障害通知メッセージの送信)を行う。
図3は、本発明の一実施の形態としてのモバイルノード20のモジュールの一構成例を示している。図3を用いて、モバイルノード20の構成について以下で説明する。なお、モバイルノード30についても同様である。
モバイルノード20は、ネットワークインタフェース21と、モバイル部22と、通信経路制御部23からなる。ネットワークインタフェース21は、ネットワークに接続しメッセージの送受信をする。モバイル部22は、移動した際に位置管理サーバにホームアドレスや気付けアドレスなどの位置情報の通知や、メッセージのカプセル化/デカプセル化を行うMobileIPにおけるモバイルノード相当の機能を持つ。通信経路制御部23は、ネットワークインタフェース21により送受信されるメッセージのうちで、位置管理サーバなどからネットワークの障害通知メッセージを受信し、モバイル部22が利用する気付けアドレスを制限する。また、通信経路制御部23は、例えば、位置管理サーバからネットワーク障害の通知を受信すると、障害が発生したネットワークを経由した通信経路での通信を一時停止する。
[動作]
次に、図1、図2、図3、図4を参照し、位置管理サーバ10及びモバイルノード20、30の動作を説明する。
初期状態として、モバイルノード20は、ネットワーク2とネットワーク3に接続しており、この接続により得た2個の気付けアドレスとホームアドレスを位置管理サーバ10に登録済みとする。モバイルノード30も同様に、ネットワーク3とネットワーク4に接続しており、この接続により得た2個の気付けアドレスとホームアドレスを位置管理サーバ10に登録済みとする。登録された情報は、位置管理サーバ10の位置情報DB13に保存されている。
モバイルノード20は、ネットワーク2、ネットワーク3を経由し、モバイルノード30はネットワーク3、ネットワーク4を経由して、それぞれ2つの通信経路を使い通信相手の通信装置40と通信を行うことが可能である。ここで、ネットワーク3において障害が発生し、モバイルノード20、モバイルノード30はこの障害を認識しておらず、位置管理サーバ10が最初にこの障害をパス102において認識するものとする。図4を用いて、この状態に対する位置管理サーバ10の動作を説明する。
位置管理サーバ10は、次のようにしてネットワーク3での障害を認識する。すなわち、位置管理サーバ10において、ICMP(Internet Control Message Protocol)などのエラーメッセージをネットワークインタフェース11が受信し、この受信したメッセージを通信監視部14に通知する。通信監視部14は、通知されたメッセージが暗号化されている場合には、位置情報DB13から暗号鍵を取得し復号化を行う。そして、宛先に到達できなかったメッセージの宛先のアドレスまたはネットワークのアドレス、エラーメッセージを送信したネットワーク機器のアドレスをメッセージから取り出し、この情報を障害通知部15に通知する(ステップS11)。
通知された障害通知部15は、通知された情報をキーにして、障害の影響を受ける可能性のあるモバイルノードの位置情報を、ネットワークトポロジDB16に蓄積されたネットワークの情報を利用して、位置情報DB13に蓄積されているエントリから検索する(ステップS12)。
検索したエントリのモバイルノードのすべてに対して、次の処理を行う(ステップS13)。
障害通知部15は、検索したエントリのモバイルノードの到達性を判定し(ステップS14)、エントリのモバイルノードが到達不能な通信経路を持つ場合には、その通信不能な通信経路を利用する際に使用する気付けアドレスを一時利用停止となるようにエントリを変更する(ステップS15)。次に、障害通知部15は、このモバイルノードに、図1のパス101やパス104で示される通信可能な通信経路を経由して、通信経路或は気付けアドレスを含み、通信できない通信経路があることを通知する障害通知メッセージを送信して(ステップS16)、ステップS13に戻る。
もし、エントリのモバイルノードが到達性不明な通信経路を持つ場合には、障害通知部15は、到達性を確認するために、例えばICMP Echo Requestのようなメッセージをモバイルノードに送信する(ステップS17)。その後、ICMP Echo Requestの応答メッセージであるICMP Echo Replyメッセージを一定時間待ち、このモバイルノードに到達したかどうかを確認する(ステップS18)。受信できなかった場合には、ステップS15,S16の処理を行い、ステップS13に戻る。
エントリのモバイルノードが到達可能である場合は、ステップS13に戻る。
本実施形態のネットワークシステムでは、位置管理サーバ10が、モバイルノードの通信状態を監視することで障害の発生したネットワークを特定し、このネットワークと自らが管理するモバイルノードの位置情報と照らし合わせることで、通信経路に問題があるモバイルノードを特定できる。そして、位置管理サーバ10は、この特定したモバイルノードに対して、通信可能な通信経路により通知することができ、モバイルノードは障害を認識できる。障害を認識したモバイルノードは、障害のある通信経路での通信をやめ、他の通信経路での通信に切り替えることで、通信経路の障害の影響を抑えることができる。
また、この方法では、モバイルノードがすべての通信経路での通信可能性を確かめるために、定期的にキープアライブのようなメッセージを送受信する必要がないため、モバイルノードの位置管理サーバ間のネットワークへの大きな負荷は発生しない。
これにより、位置管理サーバ10との間で複数の通信経路を利用するすべてのモバイルノードに対して、その通信経路のいずれかに障害が発生した場合、位置管理サーバ10とモバイルノード間のネットワークと位置管理サーバ10に対する負荷をかけずに、障害の影響を受けるモバイルノードがすばやく他の通信経路に切り替えることで通信がすぐに可能となる。
次に、モバイルノード20、モバイルノード30が、位置管理サーバ10から、ステップS16で行う通信不能な通信経路があることを通知された場合の処理について、図5を用いて説明する。
モバイルノード20において、ネットワークインタフェース21は、通信不能な通信経路があることを通知する障害通知メッセージを受信すると、通信経路制御部23にそのメッセージを通知する。
このメッセージを受信した通信経路制御部23は、モバイル部22に対して、通知された通信経路、気付けアドレスを現在使用しているかなどの問い合わせを行う(ステップS21)。
通知された通信経路、気付けアドレスを現在使用しているならば(ステップS21のYes)、通信不能な通信経路を使った通信を一時行わないようにモバイル部22に通知をする(ステップS22)。これにより、モバイルノードからの通信は、通信可能な通信経路だけでの通信になる。また、通信経路制御部23は、通信不能となった通信経路が再び利用になったかどうかを確認するため、定期的に通信経路を確認する。例えば、一定時間待機して(ステップS23)、通信不能をなった通信経路を経由する、例えばICMP Echo Requestのようなメッセージを作成し位置管理サーバ10に対して送信を行う(ステップS24)。このメッセージに対してICMP Echo Replyのような応答メッセージが受信できた場合(ステップS25のYes)、通信経路制御部23は、モバイル部22に対して、その通信経路での通信を許可する通知を行う(ステップS26)。もし、応答メッセージを受信できなかった場合には(ステップS25のNo)、一定時間待機した後に再びメッセージの送信を行う。
上記のように通信経路制御部23から通信不能な経路の通知を受信したモバイル部22は、その通信経路での通信を一時停止する(ステップS22)。また、通信を許可する通知を受けた場合には、その通信経路での通信を再開し(ステップS26)、処理を終える。
通知された通信経路、気付けアドレスを現在使用していないならば(ステップS21のNo)、処理を終える。
モバイルノード30についても上記と同様である。
本実施形態におけるモバイルノードは、通信不能となった通信経路についての通知を受け、障害のある通信経路を認識する。これにより、モバイルノードは、その通信経路を利用しないように通信を制御する。モバイルノードからの通信は、通信可能な通信経路だけでの通信になるので、通信の無駄が発生せず、モバイルノードでの通信処理の負担が抑えられ、通信の効率化と、高信頼性を図ることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態としてのネットワークシステムの一構成例を示している。なお、第1の実施形態に重複する部分は説明を省略する。
第1の実施形態と第2の実施形態の異なる点は、第1の実施形態では、位置管理サーバを経由して通信を行っているのに対し、第2の実施形態では、モバイルノードと通信相手の通信装置間で経路の最適化を行った後、位置管理サーバ10を経由しない直接通信を行っている点である。
本実施形態におけるネットワークシステムにおいては、第1の実施形態で位置管理サーバ10が行っていた処理を、通信相手の通信装置40が代替して行う。
通信相手の通信装置40は、図2で示される機器を含み、図4の処理を行う機能を備えるものとし、ネットワークインタフェース11で送受信するメッセージをそのまま自機に送受することができる。
これにより、ネットワーク1から位置管理サーバ10を経由してモバイルノード20、モバイルノード30との通信をする第1の実施形態におけるネットワークシステムに比べて、通信の高速化と安定化を図ることができる。
なお、上述の処理動作を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read−Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)などのコンピュータ読取可能な記録媒体に格納して配布し、当該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理動作を実行する装置を構成しても良い。
1,2,3,4 ネットワーク
10 位置管理サーバ
11 ネットワークインタフェース
12 位置管理部
13 位置情報DB
14 通信監視部
15 障害通知部
20、30モバイルノード
21 ネットワークインタフェース
22 モバイル部
23 通信経路制御部

Claims (22)

  1. 複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置と、
    該移動通信装置宛のメッセージの受信と転送を行う位置管理装置と
    を備え、
    前記位置管理装置は、移動通信装置の通信状況を監視し、該移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記位置管理装置は、前記移動通信装置の位置情報を保持し、通信経路の障害を検出したときに、障害が起きた位置を検出し、該障害が起きた位置と、該移動管理装置が保持する移動通信装置の位置情報とを比較し、通信不能な通信経路に接続される移動通信装置を選択し、通信可能な通信経路で、該障害が発生した通信経路についての情報を該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記位置管理装置は、ネットワークのトポロジを蓄積したネットワークトポロジ保持手段をさらに有し、該ネットワークトポロジ保持手段を参照することにより、通信不能の可能性のある移動通信装置を選択し、該移動通信装置に対して通信が可能であるかを確認し、該移動通信装置への通信経路が通信不能であった場合、該通信経路と異なる通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ該障害が発生した通信経路についての情報を通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置と、
    前記移動通信装置と通信する通信装置と
    を備え、
    前記移動通信装置と通信する通信装置は、該移動通信装置の通信状況を監視し、移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  5. 前記移動通信装置と通信する通信装置は、該移動通信装置の位置情報を保持し、通信経路の障害を検出したときに、障害が起きた位置を検出し、該障害が起きた位置と、該移動通信装置と通信する通信装置が保持する移動通信装置の位置情報とを比較し、通信不能な通信経路に接続される移動通信装置を選択し、通信可能な通信経路で、該障害が発生した通信経路についての情報を該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項4に記載のネットワークシステム。
  6. 前記移動通信装置と通信する通信装置は、ネットワークのトポロジを蓄積したネットワークトポロジ保持手段をさらに有し、該ネットワークトポロジ保持手段を参照することにより、通信不能の可能性のある移動通信装置を選択し、該移動通信装置に対して通信が可能であるかを確認し、該移動通信装置への通信経路が通信不能であった場合、該通信経路と異なる通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ該障害が発生した通信経路についての情報を通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項5に記載のネットワークシステム。
  7. 移動通信装置は、通知された該障害が発生した通信経路の到達性を定期的に確認し、到達性を有すると確認された場合には、該通信経路での通信を再開する
    ことを特徴とする請求項1乃至6記載のネットワークシステム。
  8. 複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置の通信状況を監視する、ネットワークシステムの制御方法であって、
    該移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、該障害が発生した通信経路についての情報を該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させるステップを含む
    ことを特徴とするネットワークシステムの制御方法。
  9. 前記移動通信装置の位置情報を保持するステップと、
    通信経路の障害を検出したときに、障害が起きた位置を検出するステップと、
    該障害が起きた位置と、保持された移動通信装置の位置情報とを比較するステップと、
    通信不能な通信経路に接続される移動通信装置を選択するステップと
    をさらに含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のネットワークシステムの制御方法。
  10. ネットワークのトポロジを蓄積するステップと、
    該蓄積されたネットワークのトポロジを参照することにより、通信不能の可能性のある移動通信装置を選択するステップと、
    該移動通信装置に対して通信が可能であるかを確認するステップと、
    該移動通信装置への通信経路が通信不能であった場合、該通信経路と異なる通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ該障害が発生した通信経路についての情報を通知するステップと
    をさらに含む
    ことを特徴とする請求項9に記載のネットワークシステムの制御方法。
  11. 移動通信装置において、通知された該障害が発生した通信経路の到達性を定期的に確認し、到達性を有すると確認された場合には、該通信経路での通信を再開するステップ
    をさらに含む
    ことを特徴とする請求項8乃至10記載のネットワークシステムの制御方法。
  12. 複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置宛のメッセージの受信と転送を行う位置管理装置であって、
    前記移動通信装置の通信状況を監視する監視手段と、
    前記監視手段が該移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる通知手段と
    を含む
    ことを特徴とする位置管理装置。
  13. 前記移動通信装置の位置情報を保持する位置情報保持手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記監視手段が通信経路の障害を検出したときに、障害が起きた位置を検出し、該障害が起きた位置と、前記位置情報保持手段により保持される移動通信装置の位置情報とを比較し、通信不能な通信経路に接続される移動通信装置を選択し、通信可能な通信経路で、該障害が発生した通信経路についての情報を該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項12に記載の位置管理装置。
  14. ネットワークのトポロジを蓄積したネットワークトポロジ保持手段をさらに備え、
    前記通知手段は、該ネットワークトポロジ保持手段を参照することにより、通信不能の可能性のある移動通信装置を選択し、該移動通信装置に対して通信が可能であるかを確認し、該移動通信装置への通信経路が通信不能であった場合、該通信経路と異なる通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ該障害が発生した通信経路についての情報を通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項13に記載の位置管理装置。
  15. 複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置と通信する通信装置であって、
    前記移動通信装置の通信状況を監視する監視手段と、
    前記監視手段が該移動通信装置との通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる通知手段と
    を含む
    ことを特徴とする通信装置。
  16. 前記移動通信装置の位置情報を保持する位置情報保持手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記監視手段が通信経路の障害を検出したときに、障害が起きた位置を検出し、該障害が起きた位置と、前記位置情報保持手段により保持される移動通信装置の位置情報とを比較し、通信不能な通信経路に接続される移動通信装置を選択し、通信可能な通信経路で、該障害が発生した通信経路についての情報を該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項15に記載の通信装置。
  17. ネットワークのトポロジを蓄積したネットワークトポロジ保持手段をさらに備え、
    前記通知手段は、該ネットワークトポロジ保持手段を参照することにより、通信不能の可能性のある移動通信装置を選択し、該移動通信装置に対して通信が可能であるかを確認し、該移動通信装置への通信経路が通信不能であった場合、該通信経路と異なる通信可能な通信経路で、該移動通信装置へ該障害が発生した通信経路についての情報を通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させる
    ことを特徴とする請求項16に記載の通信装置。
  18. 複数の通信経路により通信装置と通信をしながら移動を行う移動通信装置であって、
    通信可能な通信経路で通知される、該通信装置との間の障害についての情報を受信して、該通信装置との間の通信経路の通信を制御する通信経路制御部
    を備える
    ことを特徴とする移動通信装置。
  19. 前記通信経路制御部は、通知された該障害が発生した通信経路の到達性を定期的に確認し、到達性を有すると確認された場合には、該通信経路での通信を再開する
    ことを特徴とする請求項18に記載の移動通信装置。
  20. 複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置の通信状況を監視し、該移動通信装置の通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、該障害が発生した通信経路についての情報を該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させるステップ
    をコンピュータに実行させるための
    ネットワークシステム制御プログラム。
  21. 前記移動通信装置の位置情報を保持するステップと、
    通信経路の障害を検出したときに、障害が起きた位置を検出するステップと、
    該障害が起きた位置と、保持された移動通信装置の位置情報とを比較するステップと、
    通信不能な通信経路に接続される移動通信装置を選択するステップと
    をさらに含む
    ことを特徴とする請求項20に記載のネットワークシステム制御プログラム。
  22. 複数の通信経路により通信をしながら移動を行う移動通信装置の通信状況を監視し、該移動通信装置の通信で障害を検出したときに、通信可能な通信経路で、該障害が発生した通信経路についての情報を、該移動通信装置へ通知することにより、該移動通信装置に該移動通信装置の通信経路を変更させるステップ
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納した
    記憶媒体。
JP2009021435A 2009-02-02 2009-02-02 ネットワークシステム、ネットワーク制御方法、位置管理装置、通信装置、ネットワーク制御プログラム、及び記憶媒体 Withdrawn JP2010178271A (ja)

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