JP2010176409A - 情報処理装置 - Google Patents

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彰 岩本
Isao Shimada
伊三男 島田
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Abstract

【課題】スロットユニットの取り付け強度を向上させ、耐衝撃性を向上した情報処理装置を実現する。
【解決手段】スロットユニット4の開口部41a近傍を接着部材50で基板11に固定する構成としたことにより、ノートパソコンを床等に落下させてしまい、例えばスロットユニット4へのPCMCIAカードの挿脱方向(矢印C及びD方向)への衝撃が加わったとしても、スロットユニット4の開口部41a近傍は大きく変位しない。したがって、スロットユニット4が、第1の筐体1内の他の部品に接触することはほとんどなく、スロットユニット4を構成している金属部品がスロットユニット4から離脱したり、金属メッキされている部分の金属薄膜が剥離したりすることを防止することができる。よって、基板11に形成されている導電部を電気的にショートさせてしまうという問題を生じにくくすることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、スロットユニットを備えた情報処理装置に関する。
近年、ノート型パーソナルコンピューター(以下、パソコンと称する)などの情報処理装置には、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)規格に準拠したカード(以下、PCMCIAカードと称する)を着脱可能なスロットを備えていることが多い。このカードは、信号処理を行う半導体素子や、各種情報を記録可能な半導体素子が内蔵されている。PCMCIAカードは、以前は使用者が任意に情報を記録することができる記録媒体として利用されることが多かったが、最近では通信回路やアンテナを内蔵し、無線通信が可能なPCカードも登場している。このような無線通信が可能なPCMCIAカードは、情報の送受信を良好に行えるように、パソコンに装着した状態でアンテナ部分がパソコンから突出する構成となっていることが多い。
図7は、従来のパソコンの斜視図である。図7に示すように、パソコンは、第1の筐体101と第2の筐体102とが互いに回動自在にヒンジ部103に支持されている。第1の筐体101には、CPUやハードディスクドライブなどが内蔵されている。第2の筐体102は、液晶ディスプレイ102aを備えている。第1の筐体101には、PCカード120を挿脱可能な挿脱口を有するスロットユニット104を側面に備えている。なお、PCMCIAカード120は、各種信号処理を実行可能な半導体素子が内蔵された本体部121と、アンテナが内蔵されたアンテナ部122とを備えている。
図8は、スロットユニット104にPCMCIAカード120が挿入された状態を示す平面図である。図8に示すように、PCMCIAカード120をスロットユニット104に挿入した場合、アンテナ部122が第1の筐体101から突出した状態になる。これは、アンテナ部122に内蔵されたアンテナの送受信性能を向上させるためである。
しかし、図7及び図8に示す構成では、PCMCIAカード120をスロットユニット104に挿入した状態において、アンテナ部122が第1の筐体101から突出した状態となるため、誤ってパソコンを高い位置から床などに落下させてしまい、アンテナ部122を床などに衝突させてしまった場合、PCMCIAカード120に対して衝撃(例えば矢印Yに示す方向の衝撃)が加わる。これにより、PCMCIAカード120やスロットユニット104が破損してしまう可能性がある。
特許文献1には、バックコネクタ付きメモリカード状機器のバックコネクタの保護方法が開示されている。また、特許文献1には、容器の基部と第一の外部端子の両外面を接着剤により固定することで、コネクタの接続側の根元でこじられるなどの不具合を防ぐことが開示されている。
特許文献2には、カード挿入口に金属板材料で形成された側縁部材を設けることで、カードコネクタの強度を高める構成が開示されている。
特許文献3には、液晶パネル上に備えるタッチパネルの外周縁部と本体ケースとの間にシール部材を配置し、シール部材、タッチパネル及び本体ケースを粘着材で接着して疑似一体化する構成が開示されている。ボタンスイッチのスイッチボタンとLED表示部とを一体成型した一つの複合部品として構成する。スイッチボタンとLED表示部とを本体ケースから露出させるように本体ケースで覆うと共に、複合部品と本体ケースとの間を粘着材で疑似一体化する。カードスロット及び各種インターフェースの接続開口部を、本体ケースの周縁部に形成し、この接続開口部を塞ぐように軟質部材の防滴ケースを本体ケースに嵌着する構成が開示されている。
特開平10−334976号公報 特開2005−197216号公報 特開2002−229672号公報
従来のスロットユニットでは、一部がパソコンの筐体より突出したPCMCIAカードを挿したまま、高い位置から落下させた際の落下衝撃、またはマウス操作時や外部接続端子への接続時等に不用意に手が触れるなどで、こじる方向(図8の矢印Yに示す方向)に衝撃が加わると、スロットユニットが変形または破損し、スロットユニットを構成する金属部品やまたはスロットユニット周辺の金属部品が破損するなどの不具合がある。場合によっては、離脱した金属部品がパソコン内部の導電部に接触し、電気的にショートさせてしまう可能性がある。
また、金属メッキをしている部品が破損した場合、メッキ薄層に含まれる金属粉が、パソコン内部の基板に付着し、電気的にショートさせてしまう可能性がある。
スロットユニットを固定するビスをスロットユニットのカード挿入口近傍に配置することで、耐落下衝撃は向上すると予想されるが、カード挿入口付近にはアースを取るための構造やEJECTレバーを配置する必要があるため、ビスをスロットユニットのカード挿入口近傍に配置することは困難である。
本発明の目的は、スロットユニットの取り付け強度を向上させ、耐衝撃性を向上した情報処理装置を実現することである。
本発明の情報処理装置は、半導体素子を内蔵したカード状媒体を挿脱可能なスロットを備えたスロットユニットと、前記スロットユニットが固定されている回路基板と、前記回路基板が装着される筐体とを備えた情報処理装置であって、前記スロットユニットと前記回路基板または前記筐体の少なくとも何れか一方との間に接着部材を備え、前記接着部材は、前記スロットユニットにおける前記カード状媒体を挿脱するための挿脱口の近傍に配されているものである。
本発明によれば、スロットユニットの取り付け強度を向上させ、耐衝撃性を向上させることができる。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態の情報処理装置の一例であるノートパソコンの外観を示す斜視図である。図2は、ノートパソコンのスロットユニットにPCMCIA規格に準拠したカードを挿入した状態を示す斜視図である。なお、本実施の形態では、情報処理装置の一例としてノートパソコンを挙げたが、携帯電話端末や携帯型ゲーム機などのように、半導体素子を内蔵したカードを装着可能なカードスロットを備えたスロットユニットを装備した情報処理装置であればよい。
図1に示すように、ノートパソコンは、情報処理回路が実装された電気回路基板やハードディスクドライブなどを内蔵した第1の筐体1と、液晶ディスプレイ2aを備えた第2の筐体2とを備えている。第1の筐体1と第2の筐体2とは、ヒンジ部3によって互いに回動自在に支持されている。第2の筐体2を、図1に示す位置(第1の状態)から矢印Aに示す方向へ回動させることで、液晶ディスプレイ2aとキーボード5とが近接対向した第2の状態へ移行させることができる。また、第2の状態において第2の筐体2と対向する第1の筐体1の面を上側とすると、第1の筐体1の上面1aには、各種文字の入力操作が可能なキーボード5と、液晶ディスプレイ2aに表示されるカーソルを所望の位置へ移動する操作が可能なポインティングデバイス6とを備えている。なお、キーボード5やハードディスクドライブなどから入出力された情報信号は、情報処理回路(図示は省略)で所定の処理を施し、例えば液晶ディスプレイ2aで表示する表示信号などに変換される。また、第1の筐体1の側面には、PCMCIA規格に準拠したカード20(以下、PCMCIAカードと称する)を挿脱可能な挿脱口を有するスロットユニット4を備えている。
PCMCIAカード20は、半導体記憶素子を内蔵し記憶媒体として利用されるカードや、通信回路を内蔵し有線または無線で通信が可能なカードなど、様々なカードがあるが、本実施の形態では無線通信が可能なPCMCIAカードとした。本実施の形態のPCMCIAカード20は、略板状の本体部21と、略直方体のアンテナ部22とから構成されている。本体部21は、各種信号処理や情報記憶が可能な半導体素子が内蔵されている。また、本体部21におけるアンテナ部22に対向する端部には、端子21aが配され、スロットユニット4内に配されたコネクタ40a(後述)と電気的に接続することができる。アンテナ部22は、通信回路やアンテナが内蔵されている。PCMCIAカード20は、端子21aがスロットユニット4の挿入口に対向する姿勢から、図1の矢印Bに示す方向にスロットユニット4内へ挿入することができる。図2に示すように、PCMCIAカード20は、スロットユニット4に挿入された状態では、本体部21がスロットユニット4内に収容されるが、アンテナ部22はスロットユニット4内に収容されず、第1の筐体1から突出した状態になる。
図2に示すように、スロットユニット4に通信機能を有するPCMCIAカード20を挿入することにより、ノートパソコンで無線通信が可能になる。本実施の形態のPCMCIAカード20は、スロットユニット4に挿入された状態において、アンテナ部22が第1の筐体1から突出するため、無線電波の受信及び送信感度を向上させることができる。
以下、スロットユニット4の保持構造について詳しく説明する。
図3は、ノートパソコン内部におけるスロットユニット4近傍の斜視図である。図4は、ノートパソコン内部におけるスロットユニット4近傍の平面図である。図5は、図4におけるZ−Z部の断面図である。なお、スロットユニット4及び基板11は、第1の筐体1(図1等参照)内に収容されているが、図3〜図5ではスロットユニット4及び基板11を明瞭に図示するために第1の筐体1の図示は省略している。
スロットユニット4は、第1の筐体1内に配された基板11にネジ44によって機械的に固定されているとともに、基板11に形成された導電部に電気的に接続されている(導電部との接続構成は不図示)。また、スロットユニット4は、本体部40、取り出しレバー42、リブ43及び接地部45を備えている。
本体部40は、略直方体の筐体で形成され、一方の端部が開口したカード収納部41を有する。また、本体部40は、アルミニウムなどの金属で主に形成されている。また、カード収納部41において開口部(挿脱口)41aに対向する内面には、PCMCIAカード20の端子21aと接続可能なコネクタ40aを備えている。
取り出しレバー42は、矢印Cに示す方向へ押圧操作可能に配されている。取り出しレバー42は、PCMCIAカード20が未挿入の状態では図4に示す位置にあるが、PCMCIAカード20をカード収納部40に挿入し、端子21aとコネクタ40aとが接続する位置まで挿入することにより、図4に示す位置から僅かに矢印Dに示す方向へ変位する。スロットユニット4にPCMCIAカード20が挿入された状態において、取り出しレバー42を矢印Cに示す方向へ押圧操作することにより、PCMCIAカード20を矢印Dに示す方向へ引き出すことができる。なお、PCMCIAカード20を矢印Dに示す方向へ引き出す機構の詳しい説明については省略する。
PCMCIAカード20は、使用者がスロットユニット4に挿脱できる。従って、例えば使用者に静電気が帯電している場合等に、PCMCIAカード20をスロットユニット4に挿入すると、端子21aからコネクタ40aに放電することがある。この放電を防止するため、PCMCIAカード20を挿入する開口部41aに接地電極45を備えることが規格で規定されている。そのため、カード収納部41において取り出しレバー42が配置されている開口部41aの側面41b及び側面41bに対向する側面41cのそれぞれに、側面41b及び41cの一部を切り欠くことで板バネ状とした一対の接地電極45を備える。
リブ43は、本体部41におけるPCMCIAカード20の挿脱方向に直交する方向の両端部にそれぞれ配されている。リブ43は、ネジ44を挿通可能な開口部が形成されている。ネジ44を、リブ43に形成された開口部を挿通させ、基板11に形成されたネジ穴(不図示)に螺合させることにより、スロットユニット4を基板11に固定することができる。なお、リブ43は、できるだけ開口部41aに近い位置に配置することが好ましいが、図4に示すように開口部41aの側面41b近傍には取り出しレバー42が配置され、両側面41b及び41cには一対の接地電極45が配置されており、しかも規格上、接地電極45は開口部41aの直近に備える必要がある。したがって、側面41b及び41cにおける開口部41aの直近を係止することは事実上不可能であるため、本実施の形態では取り出しレバー42に隣接する位置に一対のリブ43を配置した。
図5に示すように、本体部40の下面40bと、基板11の表面11aとの間には、接着部材50が配されている。接着部材50は、テープ状を成しており、表面が本体部40の下面40bに接着し、裏面が基板11の表面11aに接着している。図4に示すように、接着部材50は、開口部41aの近傍に配され、本実施の形態では本体部40の下面40bにおける最も開口部41aに近い位置に接着されている。接着部材50は、本実施の形態ではテープ状のベースフィルムの両面に粘着材が塗布された両面接着テープを用いたが、ペースト状の粘着材を直接スロットユニット4と基板11の表面11aとの間に塗布してもよい。本実施の形態のようにテープ状の接着部材50は、接着部材50をスロットユニット4と基板11との間に接着させる際の作業性が良く、好ましい。また、接着部材50は、クッション性を有する材料で形成することが好ましい。例えば、接着部材50を両面接着テープで実現する場合は、ベースフィルムをクッション性がある材料を用いたり、ベースフィルムの両面に塗布する粘着材料を厚肉に塗布したりすることにより、クッション性を有する接着部材50を実現することができる。接着部材50にクッション性を備えることにより、スロットユニット4から基板11に伝わる衝撃を吸収することができるため、基板11の変形や破損を低減することができる。
なお、リブ43は、開口部41aに最も近い位置(スロットユニット4におけるカード挿脱方向の端部)に配置することが好ましいが、スロットユニット4における開口部41a直近に一対の接地電極45が形成されているため、開口部41a近傍にリブ43を配置することは事実上不可能である。本実施の形態では、図4に示すように、リブ43をスロットユニット4におけるカード挿脱方向の略中央に、スロットユニット4の底面と固着して配置し、スロットユニット4における開口部41aの底面近傍と基板11とを接着部材50で基板11に固定した。
また、接着部材50の厚さは、少なくとも本体部40の下面40bと基板11の表面11aとの間隙寸法以上とすることが好ましい。ところで、コネクタ40は基板11に備える不図示のコネクタと電気的に接続させるが、基板に備えるコネクタの形態によって、スロットユニット4の下面40bと基板11の表面11aとの間隙は変化し、一般的には3mm以下である。本実施の形態では、下面40bと表面11aとの間隙を1mmとし、接着部材50の厚さを1.5mmとした。また、下面40bと表面11aとの接着強度は、接着部材50の接着面積が広いほど強くなるため、下面40b全面に接着部材50を設けた構成が好ましいが、挿入方向(矢印C)における接着部材50の長さを5mm、挿入方向(矢印C)と直交方向における接着部材50の長さを40mmとして、PCMCIAカード20をスロットユニット4に挿入した状態で80cmの高さから床に落下させたが、スロットユニット4に損傷は見受けられなかった。また、接着部材50における開口部41a側の縁部と開口部41aとの距離は短い方が矢印E方向の衝撃耐性は強まるが、この距離を0(すなわち、開口部41aと接着部材50とを同一)に構成にすると、例えばPCMCIAカード20を開口部41aに挿入する際に接着部材50が接触、及び/または使用環境中の埃等が付着等の不具合が生じるため、若干の間隙(例えば0.5mm〜1.5mm程度)を備えることが好ましい。
さらに、スロットユニット4にPCMCIAカード20を未挿入状態で放置した際に、開口部41aから埃等がカード収納部40に入り、カード収納部40内やコネクタ40aに対する汚染を防止するため、第1の筐体1に備えるPCMCIAカード20の挿入口と開口部41aとの間に開閉窓等も備えてもよい。
上記のような本実施の形態の情報処理装置において、スロットユニット4にPCMCIAカード20を挿入した状態で、誤って床等に落下させてしまうと、第1の筐体1から突出しているアンテナ部22を床等に衝突させてしまう可能性があり、あるいはマウス操作過程や外部ディスプレイと接続する過程等の外部機器操作時等に不用意にアンテナ部22に接触してしまう可能性がある。このように第1の筐体1から突出しているアンテナ部22を床や操作している手等と衝突させ、PCMCIAカード20に対して矢印Eに示す方向への衝撃が加わった場合、PCMCIAカード20はスロットユニット4に保持されているため、スロットユニット4に対しても矢印Eに示す方向の力が加わる。
スロットユニット4は、ネジ44により基板11に固定されているとともに、開口部41aの近傍が接着部材50により基板11に接着されているため、スロットユニット4に対して矢印Eに示す方向の力が加わったとしても、スロットユニット4における開口部41a近傍は大きく変位しない。したがって、スロットユニット4の変形や破損を防止することができ、スロットユニット4を構成する金属部品やスロットユニット4周辺の金属部品の破損や脱落を防止することができる。また、スロットユニット4を構成している部品が金属メッキされていたり、スロットユニット4周辺の部品が金属メッキされていたりしても、金属薄膜の剥離を防止することができる。
本実施の形態によれば、スロットユニット4の開口部41a近傍を接着部材50で基板11に固定する構成としたことにより、ノートパソコンを床等に落下あるいは外部機器の操作や接続の際に不用意に手が接触してしまい、例えば矢印Eに示す方向への衝撃が加わったとしても、スロットユニット4の開口部41a近傍は大きく変位しない。したがって、スロットユニット4の変形や破損を防止することができ、スロットユニット4を構成している金属部品やスロットユニット4周辺の金属部品の破損や脱落を防止することができる。よって、従来技術のように、スロットユニット4が変改または破損することにより脱落した金属部品や剥離した金属薄膜が、基板11に形成されている導電部に接触し、導電部を電気的にショートさせてしまうという問題が発生することを防止することができる。
なお、本実施の形態では、テープ状の接着部材50でスロットユニット4の開口部41aの近傍を基板11に固定する構成としたが、少なくとも開口部41aの近傍を固定することができれば、接着部材50はテープ状に限定されるものではなく、例えば開口部41aを形成する一対の側面41b及び41cにおける下面40b部分だけの接着、またはテープ状の接着部材よりも接着面積が大きいシート状の接着部材50でスロットユニット4を基板11に固定する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、スロットユニット4の下面40bと基板11の表面11aとに接着部材50を接着させる構成としたが、スロットユニット4と第1の筐体1とに接着部材50を接着させる構成としてもよい。図6は、スロットユニット4近傍の構成の変形例を示す断面図である。図6に示すように、スロットユニット4の本体部40の上面40cと、上面40cに対向する第1の筐体1の内面1bとの間に、接着部材50を配置している。接着部材50は、表面が第1の筐体1の内面1bに接着され、裏面が本体部40の上面40cに接着されている。このような構成であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、情報処理装置の一例としてノートパソコンを挙げたが、少なくともスロットユニットを備えた機器であればよい。例えば、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯型ゲーム機、医療機器などに有用である。PDA、携帯型ゲーム機、医療機器などには、近年小型のメモリカードを挿脱可能なスロットユニットを備えていることが多く、このようなスロットユニットにおいても本発明は有用である。
また、本実施の形態では、PCMCIAカードを一例として挙げたが、少なくともカード状の情報媒体であればよい。また、カード状の情報媒体をスロットユニットに装着した際に、情報媒体の一部がスロットユニットから突出するように保持可能なスロットユニットを備えた情報処理装置であればよい。
また、本実施の形態におけるスロットユニット4は、本発明のスロットユニットの一例である。また、本実施の形態における基板11、第1の筐体1は、本発明の固定部材の一例である。また、本実施の形態における接着部材50は、本発明の接着部材の一例である。
本発明の情報処理装置は、半導体素子を内蔵したカード状媒体を挿脱可能なスロットを有するスロットユニットを備えた装置に有用である。
本実施の形態における情報処理装置の外観を示す斜視図 本実施の形態における情報処理装置の外観を示す斜視図 スロットユニット近傍の斜視図 スロットユニット近傍の平面図 図4におけるZ−Z部の断面図 本実施の形態の情報処理装置の変形例を示す断面図 従来の情報処理装置の斜視図 従来の情報処理装置の要部平面図
4 スロットユニット
20 PCMCIAカード
50 接着部材

Claims (1)

  1. 半導体素子を内蔵したカード状媒体を挿脱可能なスロットを備えたスロットユニットと、
    前記スロットユニットが固定されている回路基板と、
    前記回路基板が装着される筐体とを備えた情報処理装置であって、
    前記スロットユニットと前記回路基板または前記筐体の少なくとも何れか一方との間に接着部材を備え、
    前記接着部材は、前記スロットユニットにおける前記カード状媒体を挿脱するための挿脱口の近傍に配されている、情報処理装置。
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