JP2010175652A - 結像光学系レンズおよび撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アタッチメントレンズの有無にかかわらず、収差補正が良好である結像レンズ系を提供する。
【解決手段】結像光学系レンズ110は、像光の入射側から順番に配置された、絞り111と、第1群レンズ112と、第2群レンズ113と、第3群レンズ114と、を有し、第1群レンズ112は、第1レンズL1および第2レンズL2の貼り合わせレンズにより形成される凹レンズであり、第2群レンズ113は、非球面の凸レンズであり、第3群レンズ114は、凹レンズであり、3群4枚構成の結像光学系が、条件式1,2を満足する。{<条件式1>0.48≦f2/f≦0.80、f:結像光学系の焦点距離、f2:第2群レンズの焦点距離}、{<条件式2>0.23≦V1/V2≦0.95、V1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数、V2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数}。
【選択図】図1
【解決手段】結像光学系レンズ110は、像光の入射側から順番に配置された、絞り111と、第1群レンズ112と、第2群レンズ113と、第3群レンズ114と、を有し、第1群レンズ112は、第1レンズL1および第2レンズL2の貼り合わせレンズにより形成される凹レンズであり、第2群レンズ113は、非球面の凸レンズであり、第3群レンズ114は、凹レンズであり、3群4枚構成の結像光学系が、条件式1,2を満足する。{<条件式1>0.48≦f2/f≦0.80、f:結像光学系の焦点距離、f2:第2群レンズの焦点距離}、{<条件式2>0.23≦V1/V2≦0.95、V1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数、V2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数}。
【選択図】図1
Description
本発明は、有効径の小さなアタッチメントレンズの使用を前提とし、かつアタッチメントレンズが取り付けられていない結像光学系での活用も見込める、結像光学系前方に絞りが配置された結像光学系レンズおよび撮像装置に関するものである。
近年では、液体レンズに代表されるアタッチメントレンズの実用化が進み、それに伴い有効径が小さいレンズの需要が高まっている。
結像光学系の前方に有効径の小さいアタッチメントレンズ等を取り付ける結像光学系レンズでは、絞りを結像光学系の中に組み込むと著しい周辺光量の低下が発生し、十分な性能が得られないことから、結像光学系の前方に設ける必要がある。
結像光学系の前方に有効径の小さいアタッチメントレンズ等を取り付ける結像光学系レンズでは、絞りを結像光学系の中に組み込むと著しい周辺光量の低下が発生し、十分な性能が得られないことから、結像光学系の前方に設ける必要がある。
前方に絞りを有した結像光学系は古くから存在する。
たとえば、特許文献1には、ビデオカメラ等の撮像レンズとして適用可能な結像光学系レンズが開示されている。
また、特許文献2に開示されているように、結像光学系の前方に絞りを設けた非球面プラスチックレンズを用いた携帯電話用の小型の撮像レンズも製品化されている。
たとえば、特許文献1には、ビデオカメラ等の撮像レンズとして適用可能な結像光学系レンズが開示されている。
また、特許文献2に開示されているように、結像光学系の前方に絞りを設けた非球面プラスチックレンズを用いた携帯電話用の小型の撮像レンズも製品化されている。
しかしながら、上記公開されている撮像光学系では、レンズの小型化には対応しているが、アタッチメントレンズを取り付けることにより、それに伴う収差が発生してしまい、良好な結像光学系を構成することは困難であった。
本発明の目的は、レンズの小型化を図ることが可能であることはもとより、アタッチメントレンズを取り付けたとしても収差を良好に補正でき、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合であっても性能を満足させることが可能な結像光学系レンズおよび撮像装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の結像光学系レンズは、像光の入射側から順番に配置された、絞りと、第1群レンズと、第2群レンズと、第3群レンズと、を有し、前記第1群レンズは、第1レンズおよび第2レンズの貼り合わせレンズにより形成される凹レンズであり、前記第2群レンズは、非球面の凸レンズであり、前記第3群レンズは、凹レンズであり、3群4枚構成の結像光学系が、下記の条件式1,2を満足する。
<条件式1>
0.48 ≦ f2/f ≦ 0.80
f: 結像光学系の焦点距離
f2:第2群レンズの焦点距離
<条件式2>
0.23 ≦ νd1/νd2 ≦ 0.95
νd1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数
νd2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数
<条件式1>
0.48 ≦ f2/f ≦ 0.80
f: 結像光学系の焦点距離
f2:第2群レンズの焦点距離
<条件式2>
0.23 ≦ νd1/νd2 ≦ 0.95
νd1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数
νd2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数
本発明の第2の観点の撮像装置は、撮像素子と、撮像素子に被写体像を結像する結像光学系レンズと、を有し、この結像光学系レンズとして第1の観点の結像光学系レンズが適用される。
本発明によれば、レンズの小型化を図ることが可能であることはもとより、アタッチメントレンズを取り付けたとしても収差を良好に補正でき、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合であっても性能を満足させることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本実施形態の結像光学系レンズを採用した結像光学系レンズユニットの基本構成を示す図である。
本実施形態の結像光学系レンズユニット100は、結像光学系レンズ110、アタッチメントレンズ120、および像面130を有する。
結像光学系レンズ110は、物体OBJ側(像光の入射側)から像面側に向かって順番に配置された、絞り111、第1群レンズ112、第2群レンズ113、および第3群レンズ114を有する。
アタッチメントレンズ120は、結像光学系レンズ110の絞り111の像光の入射側、換言すれば物体OBJ側に配置される。
アタッチメントレンズ120は、たとえば液体レンズにより形成される。
液体レンズにおいて、レンズ面となるのは、容器に封入した水溶液とオイルの界面である。液体レンズは、この界面の形状を駆動系により印加される電圧によって変化させることで、所望の屈折力を得るように構成される。
アタッチメントレンズ120は、たとえば液体レンズにより形成される。
液体レンズにおいて、レンズ面となるのは、容器に封入した水溶液とオイルの界面である。液体レンズは、この界面の形状を駆動系により印加される電圧によって変化させることで、所望の屈折力を得るように構成される。
像面130は、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の固体撮像素子の感光面が配置される。
また、図示していないが像面130の物体側にはカバーガラスが配置される。カバーガラスは、固体撮像素子の封止材、水晶ローパスフィルタや赤外カットフィルタ等に対応して設計上設けられたガラスブロックである。
なお、本実施形態では、図において、左側が物体側(前方)であり、右側が像面側(後方)である。
そして、物体側から入射した光束は像面130上に結像される。
また、図示していないが像面130の物体側にはカバーガラスが配置される。カバーガラスは、固体撮像素子の封止材、水晶ローパスフィルタや赤外カットフィルタ等に対応して設計上設けられたガラスブロックである。
なお、本実施形態では、図において、左側が物体側(前方)であり、右側が像面側(後方)である。
そして、物体側から入射した光束は像面130上に結像される。
以下、本実施形態の結像光学系レンズ110の構成とその作用について説明する。
上述したように、結像光学系レンズ110は、物体OBJ側から像面側に向かって順番に配置された、絞り111、第1群レンズ112、第2群レンズ113、および第3群レンズ114を有する。
第1群レンズ112および第3群レンズ114は負のパワーを有し、第2群レンズ113は正のパワーを有する。
第1群レンズ112および第3群レンズ114は負のパワーを有し、第2群レンズ113は正のパワーを有する。
第1群レンズ112は、2枚の第1レンズL1および第2レンズL2により形成される。第1群レンズ112は、第1レンズL1および第2レンズL2の貼り合わせレンズにより形成される凹レンズである。
第2群レンズ113は、1枚の第3レンズL3により形成される。第2群レンズ113は、第2レンズL3が非球面の凸レンズである。
第3群レンズ114は、1枚の第4レンズL4により形成される。第3群レンズ114は、第4レンズL4が凹レンズである。
第2群レンズ113は、1枚の第3レンズL3により形成される。第2群レンズ113は、第2レンズL3が非球面の凸レンズである。
第3群レンズ114は、1枚の第4レンズL4により形成される。第3群レンズ114は、第4レンズL4が凹レンズである。
このように、本実施形態の結像光学系レンズ110は、3群4枚構成の結像光学系として形成されている。
本実施形態では、第1群レンズ112において2枚のレンズを貼り合わせることにより色収差を補正し、第2レンズ群113に非球面レンズを用いて収差を補正することで、レンズ枚数が少なく良好な結像性能を持つ結像光学系を実現している。
そして、本実施形態の結像光学系レンズ110は、下記の条件式1,2を満足する。
本実施形態では、第1群レンズ112において2枚のレンズを貼り合わせることにより色収差を補正し、第2レンズ群113に非球面レンズを用いて収差を補正することで、レンズ枚数が少なく良好な結像性能を持つ結像光学系を実現している。
そして、本実施形態の結像光学系レンズ110は、下記の条件式1,2を満足する。
<条件式1>
0.48 ≦ f2/f ≦ 0.80
0.48 ≦ f2/f ≦ 0.80
この条件式1において、fはアタッチメントレンズが取り付けられていない結像光学系レンズ110の焦点距離を、f2は第2群レンズ113の焦点距離を、それぞれ示している。
<条件式1>の領域外である[f2/f<0.48]になると、像面湾曲および非点収差の影響が大きくなり、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系では、良好な結像性能を維持できなくなる。
また、<条件式1>の領域外である[f2/f>0.80]になると、像面湾曲および非点収差の影響が大きくなり、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系では、良好な結像性能を維持できなくなる。
また、<条件式1>の領域外である[f2/f>0.80]になると、像面湾曲および非点収差の影響が大きくなり、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系では、良好な結像性能を維持できなくなる。
<条件式2>
0.23 ≦ νd1/νd2 ≦ 0.95
0.23 ≦ νd1/νd2 ≦ 0.95
この条件式2において、νd1は第1群レンズ112の第1レンズL1のアッベ数を、νd2は第1群レンズ112の第2レンズL2のアッベ数を、それぞれ示している。
<条件式2>の領域外の[νd1/νd2>0.95]では、色収差の影響により良好なコントラストが得られなくなり、同様に結像性能が維持できなくなる。
また、<条件式2>の領域外の[νd1/νd2<0.23]では、色収差の影響により良好なコントラストが得られなくなり、同様に結像性能が維持できなくなる。
また、<条件式2>の領域外の[νd1/νd2<0.23]では、色収差の影響により良好なコントラストが得られなくなり、同様に結像性能が維持できなくなる。
本実施形態の結像光学系レンズ110は、第2群レンズ113に非球面レンズを用いることで、<条件式1>の領域において、効率よく像面湾曲を抑え、レンズ枚数の削減を可能にし、結像光学系全体の小型化に寄与する。
また、結像光学系レンズ110は、<条件式2>の領域では2枚の貼り合わせレンズのアッベ数の組み合わせにより、色収差によるコントラストの低下を抑えることが可能になる。
また、結像光学系レンズ110は、<条件式2>の領域では2枚の貼り合わせレンズのアッベ数の組み合わせにより、色収差によるコントラストの低下を抑えることが可能になる。
なお、レンズの非球面の形状は、物体側から像面側へ向かう方向を正とし、kを円錐係数、A、B、C、Dを非球面係数、Rを中心曲率半径としたとき次式で表される。hは光線の高さ、cは中心曲率半径の逆数をそれぞれ表している。ただし、Zは面頂点に対する接平面からの深さを、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
このような構成を有する結像光学系レンズユニット100の結像光学系レンズ110は、結像光学系前方に絞り111を配置し、アタッチメントレンズ120を使用することを前提とし、かつアタッチメントレンズ120が組み込まれていない結像光学系での性能も維持することで、両者の有用な活用を可能にしている。
また、結像光学系レンズ110は、非球面レンズを用いることで、レンズの構成枚数を削減し、結像光学系の小型化を実現している。
また、結像光学系レンズ110は、非球面レンズを用いることで、レンズの構成枚数を削減し、結像光学系の小型化を実現している。
図2は、本実施形態に係る結像光学系レンズの各レンズ群を構成する各レンズ、および絞りに対して付与した面番号を示す図である。
具体的には、結像光学系レンズユニット100において、アタッチメントレンズ120の物体側面を第1番、アタッチメントレンズ120の像面側面を第2番としている。
結像光学系レンズ110の絞りを第3番、第1群レンズ112における第1レンズL1の物体側面を第4番、第1レンズL1の像面側面(第2レンズL2の物体側面)を第5番、第2レンズL2の像面側面を第6番としている。
さらに、第2群レンズ113における第3レンズL3の物体側面を第7番、第3レンズL3の像面側面を第8番、第3群レンズ114における第4レンズL4の物体側面を第9番、第4レンズL4の像面側面を第10番としている。
結像光学系レンズ110の絞りを第3番、第1群レンズ112における第1レンズL1の物体側面を第4番、第1レンズL1の像面側面(第2レンズL2の物体側面)を第5番、第2レンズL2の像面側面を第6番としている。
さらに、第2群レンズ113における第3レンズL3の物体側面を第7番、第3レンズL3の像面側面を第8番、第3群レンズ114における第4レンズL4の物体側面を第9番、第4レンズL4の像面側面を第10番としている。
また、図2に示すように、本実施形態の結像光学系レンズユニット100において、アタッチメントレンズ120の物体側面1の中心曲率半径はR1、アタッチメントレンズ120の像面側面2の中心曲率半径はR2に設定されている。
結像光学系レンズ110の絞り111の中心曲率半径はR3、第1レンズL1の物体側面4の中心曲率半径はR4、1レンズL1の像面側面(第2レンズL2の物体側面)5に中心曲率半径はR5、第2レンズL2の像面側面6の中心曲率半径はR6に設定されている。
さらに、第3レンズL3の物体側面7の中心曲率半径はR7、第3レンズL3の像面側面8の中心曲率半径はR8、第4レンズL4の物体側面9の中心曲率半径はR9、第4レンズL4の像面側面10の中心曲率半径はR10に設定されている。
なお、アタッチメントレンズ120の像面側面2の中心曲率半径R2、および絞り111の中心曲率半径R3は無限(infinity)である。
結像光学系レンズ110の絞り111の中心曲率半径はR3、第1レンズL1の物体側面4の中心曲率半径はR4、1レンズL1の像面側面(第2レンズL2の物体側面)5に中心曲率半径はR5、第2レンズL2の像面側面6の中心曲率半径はR6に設定されている。
さらに、第3レンズL3の物体側面7の中心曲率半径はR7、第3レンズL3の像面側面8の中心曲率半径はR8、第4レンズL4の物体側面9の中心曲率半径はR9、第4レンズL4の像面側面10の中心曲率半径はR10に設定されている。
なお、アタッチメントレンズ120の像面側面2の中心曲率半径R2、および絞り111の中心曲率半径R3は無限(infinity)である。
また、図2に示すように、アタッチメントレンズ120の厚さとなる物体側面1と像面側面2間の光軸OX上の距離をd1、アタッチメントレンズ120の像面側面2と絞り111間の光軸OX上の距離をd2、絞り111と第1レンズL1の物体側面4間の光軸OX上の距離をd3とする。
第1レンズL1の厚さとなる物体側面4と像面側面5間の光軸OX上の距離をd4、第2レンズL2の厚さとなる物体側面5と像面側面6間の光軸OX上の距離をd5、第2レンズL2の像面側面6と第3レンズL3の物体側面7間の光軸OX上の距離をd6とする。
第3レンズL3の厚さとなる物体側面7と像面側面8間の光軸OX上の距離をd7、第3レンズL3の像面側面8と第4レンズL4の物体側面9間の光軸OX上の距離をd8、第4レンズL4の厚さとなる物体側面9と像面側面10間の光軸OX上の距離をd9とする。
さらに、第4レンズL4の像面側面10と像面130間の光軸OX上の距離をd10とする。
第1レンズL1の厚さとなる物体側面4と像面側面5間の光軸OX上の距離をd4、第2レンズL2の厚さとなる物体側面5と像面側面6間の光軸OX上の距離をd5、第2レンズL2の像面側面6と第3レンズL3の物体側面7間の光軸OX上の距離をd6とする。
第3レンズL3の厚さとなる物体側面7と像面側面8間の光軸OX上の距離をd7、第3レンズL3の像面側面8と第4レンズL4の物体側面9間の光軸OX上の距離をd8、第4レンズL4の厚さとなる物体側面9と像面側面10間の光軸OX上の距離をd9とする。
さらに、第4レンズL4の像面側面10と像面130間の光軸OX上の距離をd10とする。
以下に、結像光学系レンズの具体的な数値による実施例1〜3を示す。なお、各実施例1〜3においては、結像光学系レンズユニット100,100A,100Bのアタッチメントレンズ120、各レンズL1〜L4、絞り111に対して、図2に示すような面番号を付与した。
(実施例1)
表1および表2に実施例1の各数値を示す。実施例の各数値は図1の結像光学系レンズユニット100に対応している。
表1および表2の値は結像光学系レンズ110の焦点距離をf=1.0mmに正規化したものである。
表1および表2は、アタッチメントレンズ120を取り付けた結像光学系で、倍率が[
−0.1141]のときのものである。
表1および表2に実施例1の各数値を示す。実施例の各数値は図1の結像光学系レンズユニット100に対応している。
表1および表2の値は結像光学系レンズ110の焦点距離をf=1.0mmに正規化したものである。
表1および表2は、アタッチメントレンズ120を取り付けた結像光学系で、倍率が[
−0.1141]のときのものである。
実施例1において、アタッチメントレンズ120の有無でFナンバーFno、方位角θ、倍率は以下のとおりである。
<アタッチメントレンズ120無し>
f=1.0mm、Fno.=3.5、θ/2=20°、倍率=−0.0650、である。
<アタッチメントレンズ120有り>
f=1.0mm、Fno.=3.3、θ/2=20°、倍率=−0.1141、である。
<アタッチメントレンズ120無し>
f=1.0mm、Fno.=3.5、θ/2=20°、倍率=−0.0650、である。
<アタッチメントレンズ120有り>
f=1.0mm、Fno.=3.3、θ/2=20°、倍率=−0.1141、である。
表1は、実施例1における結像光学系レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
表2は、実施例1における非球面を含む第2群レンズ113の第3レンズL3の第7面(R7面)および第8面(R8面)の4次、6次、8次、10次の非球面係数を示す。表2において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
また、実施例1においては、条件式1および条件式2に対してf2/f=0.74、νd1/νd2=0.78であり、条件式1および条件式2を満足している。
図3(A)〜(C)は、実施例1において、アタッチメントレンズが組み込まれている場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図4(A)〜(C)は、実施例1において、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図3および図4(A)が縦球面収差、図3および図4(B)が非点収差を、図3および図4(C)が歪曲収差(ディストーション)をそれぞれ示している。
図3および図4からわかるように、実施例1によれば、アタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた結像光学系レンズが得られる。
図4(A)〜(C)は、実施例1において、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図3および図4(A)が縦球面収差、図3および図4(B)が非点収差を、図3および図4(C)が歪曲収差(ディストーション)をそれぞれ示している。
図3および図4からわかるように、実施例1によれば、アタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた結像光学系レンズが得られる。
図5は、実施例1において、アタッチメントレンズが組み込まれている結像光学系レンズにおける変調伝達関数(Modulation Transfer Function(以下MTF))を示す図である。
図6は、実施例1において、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
図6は、実施例1において、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
実施例1において、アタッチメントレンズ120が組み込まれている結像光学系レンズの倍率は−0.1141、アタッチメントレンズ120が組み込まれていない結像光学系レンズの倍率は−0.0650であるが、図5および図6よりアタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、良好な結像性能が得られていることが判る。
(実施例2)
表3および表4に実施例2の各数値を示す。実施例の各数値は図7の結像光学系レンズユニット100Aに対応している。実施例2においては、条件式1の下限値および条件式2の上限値における例である。
表3および表4の値は結像光学系レンズ110Aの焦点距離をf=1.0mmに正規化したものである。
表3および表4は、アタッチメントレンズ120を取り付けた結像光学系で、倍率が[
−0.1141]のときのものである。
表3および表4に実施例2の各数値を示す。実施例の各数値は図7の結像光学系レンズユニット100Aに対応している。実施例2においては、条件式1の下限値および条件式2の上限値における例である。
表3および表4の値は結像光学系レンズ110Aの焦点距離をf=1.0mmに正規化したものである。
表3および表4は、アタッチメントレンズ120を取り付けた結像光学系で、倍率が[
−0.1141]のときのものである。
実施例2において、アタッチメントレンズ120の有無でFナンバーFno、方位角θ、倍率は以下のとおりである。
<アタッチメントレンズ120無し>
f=1.0mm、Fno.=3.5、θ/2=20°、倍率=−0.0650、である。
<アタッチメントレンズ120有り>
f=1.0mm、Fno.=3.4、θ/2=20°、倍率=−0.1141、である。
<アタッチメントレンズ120無し>
f=1.0mm、Fno.=3.5、θ/2=20°、倍率=−0.0650、である。
<アタッチメントレンズ120有り>
f=1.0mm、Fno.=3.4、θ/2=20°、倍率=−0.1141、である。
表3は、実施例2における結像光学系レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
表4は、実施例2における非球面を含む第2群レンズ113の第3レンズL3の第7面(R7面)および第8面(R8面)の4次、6次、8次、10次の非球面係数を示す。表2において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
また、実施例2においては、条件式1および条件式2に対してf2/f=0.48、νd1/νd2=0.95であり、条件式1の下限値および条件式2を上限値を満足している。
<条件式1>の領域外である[f2/f<0.48]になると、像面湾曲および非点収差の影響が大きくなり、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系では、良好な結像性能を維持できなくなる。
<条件式2>の領域外の[νd1/νd2>0.95]では、色収差の影響により良好なコントラストが得られなくなり、同様に結像性能が維持できなくなる。
<条件式1>の領域外である[f2/f<0.48]になると、像面湾曲および非点収差の影響が大きくなり、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系では、良好な結像性能を維持できなくなる。
<条件式2>の領域外の[νd1/νd2>0.95]では、色収差の影響により良好なコントラストが得られなくなり、同様に結像性能が維持できなくなる。
図8(A)〜(C)は、実施例2において、アタッチメントレンズが組み込まれている場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図9(A)〜(C)は、実施例2において、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図8および図9(A)が縦球面収差、図8および図9(B)が非点収差を、図8および図9(C)が歪曲収差(ディストーション)をそれぞれ示している。
図8および図9からわかるように、実施例2によれば、アタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた結像光学系レンズが得られる。
図9(A)〜(C)は、実施例2において、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図8および図9(A)が縦球面収差、図8および図9(B)が非点収差を、図8および図9(C)が歪曲収差(ディストーション)をそれぞれ示している。
図8および図9からわかるように、実施例2によれば、アタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた結像光学系レンズが得られる。
図10は、実施例2において、アタッチメントレンズが組み込まれている結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
図11は、実施例2において、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
図11は、実施例2において、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
実施例2において、アタッチメントレンズ120が組み込まれている結像光学系レンズの倍率は−0.1141、アタッチメントレンズ120が組み込まれていない結像光学系レンズの倍率は−0.0650であるが、図10および図11よりアタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、良好な結像性能が得られていることが判る。
(実施例3)
表5および表6に実施例3の各数値を示す。実施例の各数値は図12の結像光学系レンズユニット100Bに対応している。実施例3においては、条件式1の上限値および条件式2の下限値における例である。
表5および表6の値は結像光学系レンズ110Bの焦点距離をf=1.0mmに正規化したものである。
表5および表6は、アタッチメントレンズ120を取り付けた結像光学系で、倍率が[
−0.1141]のときのものである。
表5および表6に実施例3の各数値を示す。実施例の各数値は図12の結像光学系レンズユニット100Bに対応している。実施例3においては、条件式1の上限値および条件式2の下限値における例である。
表5および表6の値は結像光学系レンズ110Bの焦点距離をf=1.0mmに正規化したものである。
表5および表6は、アタッチメントレンズ120を取り付けた結像光学系で、倍率が[
−0.1141]のときのものである。
実施例3において、アタッチメントレンズ120の有無でFナンバーFno、方位角θ、倍率は以下のとおりである。
<アタッチメントレンズ120無し>
f=1.0mm、Fno.=3.5、θ/2=20°、倍率=−0.0650、である。
<アタッチメントレンズ120有り>
f=1.0mm、Fno.=3.4、θ/2=20°、倍率=−0.1141、である。
<アタッチメントレンズ120無し>
f=1.0mm、Fno.=3.5、θ/2=20°、倍率=−0.0650、である。
<アタッチメントレンズ120有り>
f=1.0mm、Fno.=3.4、θ/2=20°、倍率=−0.1141、である。
表5は、実施例3における結像光学系レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径(R:mm),間隔(d:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
表6は、実施例3における非球面を含む第2群レンズ113の第3レンズL3の第7面(R7面)および第8面(R8面)の4次、6次、8次、10次の非球面係数を示す。表2において、Kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
また、実施例3においては、条件式1および条件式2に対してf2/f=0.80、νd1/νd2=0.23であり、条件式1の上限値および条件式2の下限値を満足している。
<条件式1>の領域外である[f2/f>0.80]になると、像面湾曲および非点収差の影響が大きくなり、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系では、良好な結像性能を維持できなくなる。
また、<条件式2>の領域外の[νd1/νd2<0.23]では、色収差の影響により良好なコントラストが得られなくなり、同様に結像性能が維持できなくなる。
<条件式1>の領域外である[f2/f>0.80]になると、像面湾曲および非点収差の影響が大きくなり、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系では、良好な結像性能を維持できなくなる。
また、<条件式2>の領域外の[νd1/νd2<0.23]では、色収差の影響により良好なコントラストが得られなくなり、同様に結像性能が維持できなくなる。
図13(A)〜(C)は、実施例3において、アタッチメントレンズが組み込まれている場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図14(A)〜(C)は、実施例3において、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図13および図14(A)が縦球面収差、図13および図14(B)が非点収差を、図13および図14(C)が歪曲収差(ディストーション)をそれぞれ示している。
図13および図14からわかるように、実施例3によれば、アタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた結像光学系レンズが得られる。
図14(A)〜(C)は、実施例3において、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合の縦球面収差、非点収差、および歪曲収差(ディストーション)を示す収差図である。
図13および図14(A)が縦球面収差、図13および図14(B)が非点収差を、図13および図14(C)が歪曲収差(ディストーション)をそれぞれ示している。
図13および図14からわかるように、実施例3によれば、アタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた結像光学系レンズが得られる。
図15は、実施例3において、アタッチメントレンズが組み込まれている結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
図16は、実施例3において、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
図16は、実施例3において、アタッチメントレンズが組み込まれていない結像光学系レンズにおけるMTFを示す図である。
実施例3において、アタッチメントレンズ120が組み込まれている結像光学系レンズの倍率は−0.1141、アタッチメントレンズ120が組み込まれていない結像光学系レンズの倍率は−0.0650であるが、図15および図16よりアタッチメントレンズの有無と倍率の変化によらず、良好な結像性能が得られていることが判る。
以上説明した本実施形態の結像光学系レンズ100は、結像光学系レンズ110は、像光の入射側から順番に配置された、絞り111と、第1群レンズ112と、第2群レンズ113と、第3群レンズ114と、を有し、第1群レンズ112は、第1レンズL1および第2レンズL2の貼り合わせレンズにより形成される凹レンズであり、第2群レンズ113は、非球面の凸レンズであり、第3群レンズ114は、凹レンズであり、3群4枚構成の結像光学系が、条件式1,2を満足する。
{<条件式1>0.48≦f2/f≦0.80、f: 結像光学系の焦点距離、f2:第2群レンズの焦点距離}、
{<条件式2>0.23≦V1/V2≦0.95、V1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数、V2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数}。
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
{<条件式1>0.48≦f2/f≦0.80、f: 結像光学系の焦点距離、f2:第2群レンズの焦点距離}、
{<条件式2>0.23≦V1/V2≦0.95、V1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数、V2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数}。
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態の結像光学系レンズユニット100によれば、第2群レンズ113に非球面レンズを用いることで、<条件式1>の領域において、効率よく像面湾曲を抑え、レンズ枚数の削減を可能にし、結像光学系全体の小型化に寄与する。
また、結像光学系レンズ110は、<条件式2>の領域では2枚の貼り合わせレンズのアッベ数の組み合わせにより、色収差によるコントラストの低下を抑えることが可能になる。
そして、本実施形態によれば、レンズの小型化を図ることが可能であることはもとより、アタッチメントレンズを取り付けたとしても収差を良好に補正でき、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合であっても性能を満足させることができる。
また、結像光学系レンズ110は、<条件式2>の領域では2枚の貼り合わせレンズのアッベ数の組み合わせにより、色収差によるコントラストの低下を抑えることが可能になる。
そして、本実施形態によれば、レンズの小型化を図ることが可能であることはもとより、アタッチメントレンズを取り付けたとしても収差を良好に補正でき、アタッチメントレンズが組み込まれていない場合であっても性能を満足させることができる。
以上説明したような特徴を有する結像光学系レンズユニット100,100A,100Bは、撮像素子を用いたカメラやバーコード等の情報読み取り装置等の電子機器に適用可能である。
図17は、本実施形態に係る結像光学系レンズが採用される撮像装置の構成例を示すブロック図である。
この撮像装置200は、図17に示すように、撮像光学系210、撮像素子220、アナログフロントエンド部(AFE)230、画像処理装置240、カメラ信号処理部250、画像表示メモリ260、画像モニタリング装置270、操作部280、および制御装置290を有している。
撮像光学系210は、上述した本実施形態に係る結像光学系レンズユニット100,100A,100Bが適用される。
また、撮像光学系210において、アタッチメントレンズ120は結像光学系レンズ110の前方に配置されていてもよいし、配置されていなくともよい。
結像光学系レンズユニットについては既に詳述したことから、その構成等の説明は省略する。
また、撮像素子220は、図1および図2、図7、図12の像面130を含んで構成される。
また、撮像光学系210において、アタッチメントレンズ120は結像光学系レンズ110の前方に配置されていてもよいし、配置されていなくともよい。
結像光学系レンズユニットについては既に詳述したことから、その構成等の説明は省略する。
また、撮像素子220は、図1および図2、図7、図12の像面130を含んで構成される。
撮像素子220は、撮像光学系210を介した被写体OBJからの光が、撮像素子220の像面IP上に結像される。
撮像素子220は、撮像光学系210で取り込んだ像が結像され、画像情報を電気信号に変換してアナログフロントエンド部230を介して画像処理装置240に出力するCCDやCMOSセンサからなる。
図17においては、撮像素子220を一例としてCCDとして記載している。
撮像素子220は、撮像光学系210で取り込んだ像が結像され、画像情報を電気信号に変換してアナログフロントエンド部230を介して画像処理装置240に出力するCCDやCMOSセンサからなる。
図17においては、撮像素子220を一例としてCCDとして記載している。
アナログフロントエンド部230は、タイミングジェネレータ231、およびアナログ/デジタル(A/D)コンバータ232を有する。
タイミングジェネレータ231では、撮像素子220のCCDの駆動タイミングを生成しており、A/Dコンバータ232は、CCDから入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、画像処理装置240に出力する。
タイミングジェネレータ231では、撮像素子220のCCDの駆動タイミングを生成しており、A/Dコンバータ232は、CCDから入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、画像処理装置240に出力する。
画像処理装置240は、前段のAFE230からくる撮像画像のデジタル信号を入力し、たとえばエッジ強調等の画像処理を施し、処理後の信号を後段のカメラ信号処理部(DSP)250に出力する。
カメラ信号処理部(DSP)250は、カラー補間、ホワイトバランス、YCbCr変換処理、圧縮、ファイリング等の処理を行い、メモリ260への格納や画像モニタリング装置270への画像表示等を行う。
制御装置290は、露出制御を行うとともに、操作部280などの操作入力を持ち、それらの入力に応じて、システム全体の動作を決定し、AFE230、画像処理装置240、DSP250等を制御し、システム全体の調停制御を司るものである。
この撮像装置200は、撮像素子を用いたカメラやバーコード等の情報読み取り装置等の電子機器に適用可能である。
100,100A,100B・・・結像光学系レンズユニット、110・・・結像光学系レンズ、111・・・絞り、112・・・第1群レンズ、113・・・第2群レンズ、114・・・第3群レンズ、L1・・・第1レンズ、L2・・・第2レンズ、L3・・・第3レンズ、L4・・・第4レンズ、120・・・アタッチメントレンズ、130・・・像面、200・・・撮像装置、210・・・撮像光学系、220・・・撮像素子、230・・・アナログフロントエンド部(AFE)、240・・・画像処理装置、250・・・カメラ信号処理部、260・・・画像表示メモリ、270・・・画像モニタリング装置、280・・・操作部、290・・・制御装置。
Claims (4)
- 像光の入射側から順番に配置された、
絞りと、
第1群レンズと、
第2群レンズと、
第3群レンズと、を有し、
前記第1群レンズは、
第1レンズおよび第2レンズの貼り合わせレンズにより形成される凹レンズであり、
前記第2群レンズは、
非球面の凸レンズであり、
前記第3群レンズは、
凹レンズであり、
3群4枚構成の結像光学系が、下記の条件式1,2を満足する
結像光学系レンズ。
<条件式1>
0.48 ≦ f2/f ≦ 0.80
f: 結像光学系の焦点距離
f2:第2群レンズの焦点距離
<条件式2>
0.23 ≦ νd1/νd2 ≦ 0.95
νd1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数
νd2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数 - 前記結像光学系レンズの前記絞りの像光の入射側にアタッチメントレンズが配置される
請求項1記載の結像光学系レンズ。 - 撮像素子と、
撮像素子に被写体像を結像する結像光学系レンズと、を有し、
前記結像光学系レンズは、
像光の入射側から順番に配置された、
絞りと、
第1群レンズと、
第2群レンズと、
第3群レンズと、を有し、
前記第1群レンズは、
第1レンズおよび第2レンズの貼り合わせレンズにより形成される凹レンズであり、
前記第2群レンズは、
非球面の凸レンズであり、
前記第3群レンズは、
凹レンズであり、
3群4枚構成の結像光学系が、下記の条件式1,2を満足する
撮像装置。
<条件式1>
0.48 ≦ f2/f ≦ 0.80
f: 結像光学系の焦点距離
f2:第2群レンズの焦点距離
<条件式2>
0.23 ≦ νd1/νd2 ≦ 0.95
νd1:第1群レンズの第1レンズのアッベ数
νd2:第1群レンズの第2レンズのアッベ数 - 前記結像光学系レンズの前記絞りの像光の入射側にアタッチメントレンズが配置される
請求項4記載の撮像装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10175458B2 (en) | 2016-11-24 | 2019-01-08 | Largan Precision Co., Ltd. | Photographing lens assembly, image capturing unit and electronic device |
CN111239979A (zh) * | 2018-05-03 | 2020-06-05 | 浙江舜宇光学有限公司 | 光学成像系统 |
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- 2009-01-27 JP JP2009015992A patent/JP2010175652A/ja active Pending
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CN111239979A (zh) * | 2018-05-03 | 2020-06-05 | 浙江舜宇光学有限公司 | 光学成像系统 |
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