JP2010166581A - 移動通信方法及び移動局 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクションの再設定処理を繰り返してしまうという状況を回避する。
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、移動局UEが、コネクションにおける障害を検出した場合、無線基地局eNBに対してコネクション再設定要求信号を送信し、無線基地局eNBと移動局UEとの間でコネクションを再設定する工程と、移動局UEが、無線基地局eNBからコネクション再構成信号を受信した場合には、コネクション再構成信号に、移動局UEと無線基地局eNBとの間で設定されていなかったデータ用無線ベアラの削除要求が含まれている場合であっても、移動局UEが、無線基地局eNBに対して、コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信する工程とを具備する。
【選択図】図6
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、移動局UEが、コネクションにおける障害を検出した場合、無線基地局eNBに対してコネクション再設定要求信号を送信し、無線基地局eNBと移動局UEとの間でコネクションを再設定する工程と、移動局UEが、無線基地局eNBからコネクション再構成信号を受信した場合には、コネクション再構成信号に、移動局UEと無線基地局eNBとの間で設定されていなかったデータ用無線ベアラの削除要求が含まれている場合であっても、移動局UEが、無線基地局eNBに対して、コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信する工程とを具備する。
【選択図】図6
Description
本発明は、移動通信方法及び移動局に関する。
図8及び図9を参照して、3GPPで規定されている「LTE(Long Term Evolution)」方式の移動通信システムにおいて、無線基地局eNBとの間でコネクション#1を設定している移動局UEが、RLF(無線リンク障害、Radio Link Failure)を検出した際の動作について、2つの例を挙げて説明する。
最初に、第1の例について、図8を参照して説明する。図8に示すように、移動局UEと無線基地局eNBとの間で、SRB(Signalling Radio Bearer、シグナリング用無線ベアラ)及びDRB(Data Radio Bearer、データ用無線ベアラ)を含むコネクションが設定されている状態で、ステップS3001において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の削除要求を含む「RRC Connection Reconfiguration(コネクション再構成信号)」を送信する。
ステップS3002において、移動局UEが、「RRC Connection Reconfiguration」に応じて、DRB#15の削除処理を行い、かかるDRB#15の削除処理が完了したことを通知するための「RRC Connection Reconfiguration Complete(コネクション再構成完了信号)」を、無線基地局eNBに対して送信する。
その後、移動局UEは、「RRC Connection Reconfiguration Complete」が無線基地局eNBに到達する前に、RLFを検出し、ステップS3003において、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Request(コネクション再設定要求信号)」を送信する。
ステップS3004において、無線基地局eNBは、移動局UEに対して、「RRC Connection Re-establishment(コネクション再設定信号)」を送信し、ステップS3005において、移動局UEは、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Complete(コネクション再設定完了信号)」を送信する。この結果、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB1)が再設定される。
その後、ステップS3006において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、「RRC Connection Reconfiguration(コネクション再構成信号)」を送信する。この結果、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB2及びDRB)が再設定される。
次に、第2の例について、図9を参照して説明する。図9に示すように、移動局UEと無線基地局eNBとの間で、SRB及びDRBを含むコネクションが設定されている状態で、ステップS4001において、移動局UEが、RLFを検出した後、ステップS4002において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の追加要求を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。
かかる場合、移動局UEは、DRB#15の追加処理を行うことなく、ステップS4003において、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Request」を送信する。
ステップS4004において、無線基地局eNBは、移動局UEに対して、「RRC Connection Re-establishment」を送信し、ステップS4005において、移動局UEは、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Complete」を送信する。この結果、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB1)が再設定される。
その後、ステップ4006において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。この結果、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB2及びDRB)が再設定される。
3GPP TS36.331 v8.4.0
しかしながら、上述の図8及び図9の動作では、以下のような問題点があった。
図8の例では、ステップS3006において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の削除要求を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信した場合、移動局UEは、ステップS3007において、無線基地局eNBとの間でDRB#15が設定されていなかったため、無線基地局eNBとの間でコネクション管理状態が不一致であることを検出し、ステップS3008において、再度、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Request」を送信し、コネクションの再設定処理を繰り返してしまうという問題点があった。
同様に、図9の例でも、ステップS4006において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の削除要求を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信した場合、移動局UEは、ステップS4007において、無線基地局eNBとの間でDRB#15が設定されていなかったため、無線基地局eNBとの間でコネクション管理状態が不一致であることを検出し、ステップS4008において、再度、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Request」を送信し、コネクションの再設定処理を繰り返してしまうという問題点があった。
すなわち、従来の移動通信システムでは、移動局UEは、「RRC Connection Reconfiguration」に含まれるDRBの削除要求や追加要求が、RLFが検出される前に設定されていたコネクションにおける状態と一致していない場合には、コネクションの再設定処理を繰り返してしまうという問題点があった。
同様に、従来の移動通信システムでは、移動局UEは、「RRC Connection Reconfiguration」に含まれる情報要素「measurementConfiguration」の内容が、RLFが検出される前に設定されていた状態と一致していない場合は、やはり、コネクションの再設定処理を繰り返してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、上述のようなコネクションの再設定処理を繰り返してしまうという状況を回避することができる移動通信方法及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局と無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行う移動通信方法であって、前記移動局が、前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局と該移動局との間で該コネクションを再設定する工程と、前記移動局が、前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該移動局と該無線基地局との間で設定されていなかったデータ用無線ベアラの削除要求が含まれている場合であっても、該移動局が、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信する工程とを具備することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行うように構成されている移動局であって、前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局との間で該コネクションを再設定するように構成されている再設定処理部と、前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該無線基地局との間で設定されていなかったデータ用無線ベアラの削除要求が含まれている場合であっても、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信するように構成されている送信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局と無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行う移動通信方法であって、前記移動局が、前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局と該移動局との間で該コネクションを再設定する工程と、前記移動局が、前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該移動局において設定されていなかった測定報告に係る情報に対する削除要求が含まれている場合であっても、該移動局が、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信する工程とを具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行うように構成されている移動局であって、前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局との間で該コネクションを再設定するように構成されている再設定処理部と、前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該移動局において設定されていなかった測定報告に係る情報に対する削除要求が含まれている場合であっても、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信するように構成されている送信部とを具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、上述のようなコネクションの再設定処理を繰り返してしまうという状況を回避することができる移動通信方法及び移動局を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムであって、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクションが設定されるように構成されている。
かかるコネクションには、Cプレーン用無線ベアラとしてのSRB、及び、Uプレーン用無線ベアラとしてのDRBが含まれている。
図2に示すように、移動局UEは、再設定処理部11と、RRC Connection Reconfiguration受信部12と、管理部13と、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14とを具備している。
再設定処理部11は、無線基地局eNBとの間で設定しているコネクションにおける障害(RLF)を検出した場合、無線基地局eNBに対して「RRC Connection Re-establishment Request(コネクション再設定要求信号)」を送信し、無線基地局eNBとの間で、かかるコネクションを再設定するように構成されている。
RRC Connection Reconfiguration受信部12は、無線基地局eNBによって送信された「RRC Connection Reconfiguration(コネクション再構成信号)」を受信するように構成されている。
ここで、「RRC Connection Reconfiguration」は、無線基地局eNBと移動局UEとの間で設定されているコネクションの構成を変更するように指示する信号である。
例えば、図3に示すように、「RRC Connection Reconfiguration」には、情報要素として、「radioResourceConfiguration」や「measurementConfiguration」等が含まれている。
また、図4に示すように、「radioResourceConfiguration(RadioResourceConfigDedicated)」には、情報要素として、「drb-ToAddModifyList」や「drb-ToReleaseList」等が含まれている。
「drb-ToAddModifyList」は、1つ又は複数のDRBに対する追加要求及び変更要求を含む情報要素であり、「drb-ToReleaseList」は、1つ又は複数のDRBに対する削除要求を含む情報要素である。
また、図5に示すように、「measurementConfiguration」には、情報要素として、「meaObjectToRemoveList」や「meaObjectToAddModifyList」や「reportConfigToRemoveList」や「reportConfigToAddModifyList」や「meaIDToRemoveList」や「meaIDToAddModifyList」等が含まれている。
すなわち、「measurementConfiguration」には、「測定報告(Measurement Report)に係る情報」の削除要求や追加要求や変更要求を含む情報要素が含まれている。
「meaObjectToRemoveList」は、1つ又は複数の「測定対象(Measurement Object)」に対する削除要求を含む情報要素であり、「meaObjectToAddModifyList」は、1つ又は複数の測定対象に対する追加要求及び変更要求を含む情報要素である。
ここで、測定対象は、移動局UEにおいて受信品質を測定すべきセルを特定するための情報(例えば、無線アクセス方式や周波数やPCI(Physical Cell ID)等)である。なお、測定対象は、上述の「測定報告に係る情報」の1つである。
また、「reportConfigToRemoveList」は、1つ又は複数の「報告方法(Report Configuration)」に対する削除要求を含む情報要素であり、「reportConfigToAddModifyList」は、1つ又は複数の報告方法に対する追加要求及び変更要求を含む情報要素である。
ここで、報告方法は、上述の測定対象の受信品質を含む測定報告の無線基地局eNBに対する報告方法を規定する情報である。なお、報告方法も、上述の「測定報告に係る情報」の1つである。
さらに、「meaIDToRemoveList」は、1つ又は複数の「測定ID(Measurement ID)」に対する削除要求を含む情報要素であり、「meaIDToAddModifyList」は、1つ又は複数の測定IDに対する追加要求及び変更要求を含む情報要素である。
ここで、測定IDは、測定対象と報告方法とを関連付けるための情報である。なお、測定IDも、上述の「測定報告に係る情報」の1つである。
管理部13は、無線基地局eNBとの間で設定されているコネクションに関する情報について管理するように構成されている。ここで、管理部13は、特定のコネクションにおいてRLFを検出した場合であっても、かかる特定のコネクションについて再設定処理が行われている場合には、かかる特定のコネクションに関する情報を管理し続けるように構成されている。
例えば、管理部13は、各「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「radioResourceConfiguration」に基づいて、各コネクション内で設定されている「DRBに関する情報」を管理するように構成されている。
また、管理部13は、各「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に基づいて、各コネクションを介して受信した「測定報告に係る情報」を管理するように構成されている。
RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を、無線基地局eNBに対して送信するように構成されている。
ここで、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「radioResourceConfiguration」に含まれる情報要素「drb-ToReleaseList」内に、無線基地局eNBとの間で設定されていなかったDRBの削除要求が含まれている場合であっても、かかるDRBの削除要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
また、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「radioResourceConfiguration」に含まれる情報要素「drb-ToAddModifyList」内に、無線基地局eNBとの間で設定されていなかったDRBの変更要求が含まれている場合であっても、かかるDRBの変更要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
さらに、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「radioResourceConfiguration」に含まれる情報要素「drb-ToAddModifyList」内に、無線基地局eNBとの間で設定されていたDRBの追加要求が含まれている場合であっても、かかるDRBの追加要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
一方、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「measObjectToRemoveList」内に、移動局UEにおいて設定されていなかった測定対象に対する削除要求が含まれている場合であっても、かかる削除要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
また、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「measObjectToAddModifyList」内に、移動局UEにおいて設定されていなかった測定対象に対する変更要求が含まれている場合であっても、かかる変更要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
さらに、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「measObjectToAddModifyList」内に、移動局UEにおいて設定されていた測定対象に対する追加要求が含まれている場合であっても、かかる追加要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
また、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「reportConfigToRemoveList」内に、移動局UEにおいて設定されていなかった報告方法に対する削除要求が含まれている場合であっても、かかる削除要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
また、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「reportConfigToAddModifyList」内に、移動局UEにおいて設定されていなかった報告方法に対する変更要求が含まれている場合であっても、かかる変更要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
さらに、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「reportConfigToAddModifyList」内に、移動局UEにおいて設定されていた報告方法に対する追加要求が含まれている場合であっても、かかる追加要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
また、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「measIdToRemoveList」内に、移動局UEにおいて設定されていなかった測定IDに対する削除要求が含まれている場合であっても、かかる削除要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
また、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「measIdToAddModifyList」内に、移動局UEにおいて設定されていなかった測定IDに対する変更要求が含まれている場合であっても、かかる変更要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
さらに、RRC Connection Reconfiguration Complete送信部14は、無線基地局eNBから受信した「RRC Connection Reconfiguration」内の情報要素「measurementConfiguration」に含まれる情報要素「measIdToAddModifyList」内に、移動局UEにおいて設定されていた測定IDに対する追加要求が含まれている場合であっても、かかる追加要求を無視して、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信するように構成されていてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図6及び図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について、2つの例を挙げて説明する。
図6及び図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について、2つの例を挙げて説明する。
最初に、第1の例について、図6を参照して説明する。図6に示すように、移動局UEと無線基地局eNBとの間で、SRB及びDRBを含むコネクションが設定されている状態で、ステップS1001において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の削除要求又は測定対象#1の削除要求を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。
ステップS1002において、移動局UEが、「RRC Connection Reconfiguration」に応じて、DRB#15の削除処理又は測定対象#1の削除処理を行い、かかるDRB#15の削除処理又は測定対象#1の削除処理が完了したことを通知するための「RRC Connection Reconfiguration Complete」を、無線基地局eNBに対して送信する。
その後、移動局UEは、「RRC Connection Reconfiguration Complete」が無線基地局eNBに到達する前に、RLFを検出し、ステップS1003において、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Request」を送信する。
ステップS1004において、無線基地局eNBは、移動局UEに対して、「RRC Connection Re-establishment」を送信し、ステップS1005において、移動局UEは、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Complete」を送信する。この結果、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB1)が再設定される。
その後、ステップS1006において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の削除要求又は測定対象#1の削除要求を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。
移動局UEは、ステップS1007において、RLFを検出する前の状態において、無線基地局eNBとの間でDRB#15が設定されていなかった或いは移動局UEにおいて測定対象#1が設定されていなかったと判断した場合であっても、すなわち、無線基地局eNBとの間でコネクション管理状態或いは受信品質の測定方法管理状態が不一致であることを検出した場合であっても、ステップS1008において、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信する。
この結果、コネクション再設定処理を繰り返すことなく、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB2及びDRB)が再設定される。
次に、第2の例について、図7を参照して説明する。図7に示すように、移動局UEと無線基地局eNBとの間で、SRB及びDRBを含むコネクションが設定されている状態で、ステップS2001において、移動局UEが、RLFを検出した後、ステップS2002において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の追加要求又は測定対象#1の追加要求を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。
かかる場合、移動局UEは、DRB#15の追加処理又は測定対象#1の追加処理を行うことなく、ステップS2003において、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Request」を送信する。
ステップS2004において、無線基地局eNBは、移動局UEに対して、「RRC Connection Re-establishment」を送信し、ステップS2005において、移動局UEは、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Re-establishment Complete」を送信する。この結果、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB1)が再設定される。
その後、ステップS2006において、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、DRB#15の削除要求又は測定対象#1の削除要求を含む「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。
移動局UEは、ステップS2007において、RLFを検出する前の状態において、無線基地局eNBとの間でDRB#15が設定されていなかった或いは移動局UEにおいて測定対象#1が設定されていなかったと判断した場合であっても、すなわち、無線基地局eNBとの間でコネクション管理状態或いは受信品質の測定方法管理状態が不一致であることを検出した場合であっても、ステップS2008において、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を示す「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信する。
この結果、コネクション再設定処理を繰り返すことなく、無線基地局eNBと移動局UEとの間で、コネクション(SRB2及びDRB)が再設定される。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態によれば、移動局UEがRLFを検出した場合の動作において、移動局UEが、RLFを検出する前の状態において、無線基地局eNBとの間でDRB#15が設定されていなかった或いは移動局UEにおいて測定対象#1が設定されていなかったと判断した場合であっても、すなわち、無線基地局eNBとの間でコネクション管理状態或いは受信品質の測定方法管理状態が不一致であることを検出した場合であっても、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信することによって、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を通知することができるため、コネクション再設定処理を繰り返してしまうという問題点を解決することができる。
本発明の第1の実施形態によれば、移動局UEがRLFを検出した場合の動作において、移動局UEが、RLFを検出する前の状態において、無線基地局eNBとの間でDRB#15が設定されていなかった或いは移動局UEにおいて測定対象#1が設定されていなかったと判断した場合であっても、すなわち、無線基地局eNBとの間でコネクション管理状態或いは受信品質の測定方法管理状態が不一致であることを検出した場合であっても、無線基地局eNBに対して、「RRC Connection Reconfiguration Complete」を送信することによって、「RRC Connection Reconfiguration」に対応する処理が完了した旨を通知することができるため、コネクション再設定処理を繰り返してしまうという問題点を解決することができる。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNBの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB…無線基地局
UE…移動局
11…再設定処理部
12…RRC Connection Reconfiguration受信部
13…管理部
14…RRC Connection Reconfiguration Complete送信部
UE…移動局
11…再設定処理部
12…RRC Connection Reconfiguration受信部
13…管理部
14…RRC Connection Reconfiguration Complete送信部
Claims (4)
- 移動局と無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行う移動通信方法であって、
前記移動局が、前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局と該移動局との間で該コネクションを再設定する工程と、
前記移動局が、前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該移動局と該無線基地局との間で設定されていなかったデータ用無線ベアラの削除要求が含まれている場合であっても、該移動局が、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信する工程とを具備することを特徴とする移動通信方法。 - 無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行うように構成されている移動局であって、
前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局との間で該コネクションを再設定するように構成されている再設定処理部と、
前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該無線基地局との間で設定されていなかったデータ用無線ベアラの削除要求が含まれている場合であっても、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信するように構成されている送信部とを具備することを特徴とする移動局。 - 移動局と無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行う移動通信方法であって、
前記移動局が、前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局と該移動局との間で該コネクションを再設定する工程と、
前記移動局が、前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該移動局において設定されていなかった測定報告に係る情報に対する削除要求が含まれている場合であっても、該移動局が、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信する工程とを具備することを特徴とする移動通信方法。 - 無線基地局との間で、シグナリング用無線ベアラ及びデータ用無線ベアラを含むコネクションを介して通信を行うように構成されている移動局であって、
前記コネクションにおける障害を検出した場合、前記無線基地局に対してコネクション再設定要求信号を送信し、該無線基地局との間で該コネクションを再設定するように構成されている再設定処理部と、
前記無線基地局からコネクション再構成信号を受信した場合には、該コネクション再構成信号に、該移動局において設定されていなかった測定報告に係る情報に対する削除要求が含まれている場合であっても、該無線基地局に対して、該コネクション再構成信号に対応する処理が完了した旨を示すコネクション再構成完了信号を送信するように構成されている送信部とを具備することを特徴とする移動局。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010032594A JP2010166581A (ja) | 2010-02-17 | 2010-02-17 | 移動通信方法及び移動局 |
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JP2010032594A JP2010166581A (ja) | 2010-02-17 | 2010-02-17 | 移動通信方法及び移動局 |
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JP2008335048A Division JP4465021B1 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 移動通信方法及び移動局 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130097721A (ko) * | 2010-08-14 | 2013-09-03 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신 네트워크 환경에서 사용자 단말기와 연관되는 측정 정보를 통신하는 방법 및 시스템 |
-
2010
- 2010-02-17 JP JP2010032594A patent/JP2010166581A/ja active Pending
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KR20130097721A (ko) * | 2010-08-14 | 2013-09-03 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신 네트워크 환경에서 사용자 단말기와 연관되는 측정 정보를 통신하는 방법 및 시스템 |
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