JP2010164874A - 電子署名方法、電子署名プログラムおよび電子署名装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハッシュ関数Gを用い、各部分文書miを用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiを生成し、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用いて、電子文書の部分文書の改訂状態に対応して電子署名σを改訂し、検証時においては、verifyσを部分文書の改訂状態に基づいて改訂し、σとverifyσを比較して検証を行う。
【選択図】図9
Description
アグリゲート署名の代表的な特徴を示す。複数の文書を複数人で署名する場合、図23に示されるように、通常の電子署名を用いると署名データは文書の数だけ必要となる。これに対して、アグリゲート署名を用いれば、図24に示されるように、各文書の署名を重畳(アグリゲーション)して1つの署名とすることが可能となり、署名データ量の削減が可能となる。
f(f(x,y1),y2)=f(x,y2),y1)
fN(x、y)=xH(y) mod N
で実現している。ここで、Hは一方向性のハッシュ関数(SHA1等)である。
RSAアキュムレータでは、
gH(y1)×H(y2) mod N=(gH(y1) mod N)H(y2) mod N
=(gH(y2) mod N)H(y1) mod N
が成り立つ。つまり、ハッシュ値の順不同の重畳が可能となる。これに加えて、RSAアキュムレータは一方向性を持つため、(gH(y) mod N)とH(y),Nから、xを計算することは困難である(RSA仮定)。
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名シグマに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する。
電子文書と、該電子文書に対する署名となる電子署名σ=Sig(vΠ1/GiGi)とを受信するとともに、前記電子署名σは、電子署名整数vを公開鍵として生成するとともに、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、ハッシュ関数Gを用い、各部分文書を用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=Sig(vΠ1/GiGi)を生成して生成されたものを受信し、
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名σに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新することをコンピュータに実行させる。
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名σに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する改訂更新手段とを備える。
以下、本発明の前提技術に係る署名方式について説明する。
[墨塗り署名へのRSAアキュムレータ導入]
まず、墨塗り署名の処理の一部にRSAアキュムレータを導入する。図21を使って説明する。図21の墨塗り署名では、ID付部分文書のハッシュ値に対して署名しているが、これは、各ID付部分文書M1〜M4のハッシュ値h1〜h4を互いに連結した値h1||h2||h3||h4(||は連結を表す)に対して署名を行っている。これをσ=Sign(H(h1||h2||h3||h4))と書くこととする。ハッシュ値を連結して署名すれば、h1〜h4の情報全てに対して完全性が担保できるが、H(h1||h2||h3||h4)部分に擬似可換性がないため、例えばH(h1||h2||h3)とh4からH(h1||h2||h3||h4)を生成することはできない。署名確認にはVerify(σ,H(h1||h2||h3||h4))とH(h1||h2||h3||h4)が必要なため、H(h1||h2||h3)とh4からでは署名確認はできないことになる。
単純にハッシュ値の連結をRSAアキュムレータに変更するだけでは情報量の削減にはつながらない。情報量を削減するために削除用の署名を導入する。署名を区別するために、RSAアキュムレータへの署名をs=Sign(gh1×h2×h3×h4 mod N)とする。そして、削除用の署名をtとし、このsとtの二つで署名σ=(s,t)と呼ぶことにする。
署名者は、図21の墨塗り署名と同様にID付部分文書M1〜M4を作成し、個別の部分ハッシュ値h1〜h4を作成する。RSAアキュムレータを使用してこれらのハッシュ値h1〜h4を重畳し、s=Sign(gh1×h2×h3×h4 mod N)を計算する。そして、削除用の署名の初期値としてt=gをセットし、署名σ=(s,t)を出力する。
Verify(s,t’h2 mod N)=Verify(s,gh1×h2×h3×h4 mod N)
とすることで検証を行う。
そこで、本発明者らは、前提技術2を提案している。
ここでは、電子文書Mを構成する各構成要素は、当該構成要素と当該構成要素に規定されている第1の電子署名と第2の電子署名との組み合わせによって特定される各種の状態を有している。具体的には、隠蔽可能でかつ削除可能な状態、隠蔽禁止でかつ削除可能な状態、隠蔽禁止でかつ削除禁止な状態、隠蔽可能でかつ削除禁止な状態、隠蔽済みでかつ削除禁止な状態、隠蔽済みでかつ削除可能な状態および削除済みの状態のいずれかの状態を有している。
同様に、図28に示す構成要素(部分文書)の7状態と12状態遷移を図29に示すように、第1の電子署名と第2の電子署名と集約電子署名との状態で表現可能である。
そこで、本発明者らはさらに、前提技術3を提案している。
この前提技術3は、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、電子文書に対する署名となる署名sと部分文書の改訂用の署名tとについて、署名tは初期化を行う一方、署名sは署名tに各部分文書のハッシュ値全てを2度累乗したものに、電子署名を施し(s=Sig(tΠhihi))、部分文書の改訂時において、部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、署名tに削除される部分文書のハッシュ値で2度累乗し(t→thihi)、墨塗り禁止とされている場合は、署名tに削除される部分文書のハッシュ値で累乗を行い、ともに、削除する部分文書を消去し、部分文書の墨塗りを行う場合は、部分文書をそのハッシュ値で置き換え(mi→hi)、部分文書の削除を禁止する場合は、署名tに削除を禁止する部分文書を2度ハッシュ関数にかけた値(di = H(H(mi)))で累乗し(t→tdi)、部分文書の墨塗りを禁止する場合は、署名tに墨塗りを禁止する部分文書のハッシュ値で累乗し(t→thi)、署名tを更新するようにする。
すなわち、図30においては、S1において、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、電子文書に対する署名となる署名sと部分文書の改訂用の署名tとについて、署名tは初期化を行う一方、署名sは署名tに各部分文書のハッシュ値全てを2度累乗したものに、電子署名を施し(s=tΠhihi)ている。
また、S3において、部分文書(m5)の墨塗りを行う場合は、部分文書をそのハッシュ値で置き換える(m5→h5)。
また、S4において、部分文書(m4)の削除を禁止する場合は、署名tに削除を禁止する部分文書を2度ハッシュ関数にかけた値(di = H(H(mi)))で累乗(t→td4)する。
このように署名tを更新する。
そして、検証時においては、例えば、S6に示されるようにv=Verify(s)として、削除禁止とされている部分文書についてのvΠdiの値と、墨塗り禁止とされていない部分文書についてのt’ΠhiΠhiの値を比較して、検証を行う。
(電子文書管理システム100のシステム構成)
以下、実施の形態にかかる電子署名装置(電子文書管理システム)のシステム構成について説明する。図1は、この実施の形態にかかる電子文書管理システムのシステム構成図である。
まず、この実施の形態にかかる電子文書管理装置101,102,103(以下、単に「電子文書管理装置101」とする)のハードウェア構成について説明する。図2は、この発明の実施の形態にかかる電子文書管理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
つぎに、実施の形態にかかる署名者の電子文書管理装置101の機能的構成について説明する。図3は、この発明の実施の形態にかかる電子文書管理装置の機能的構成を示すブロック図である。図3において、電子文書管理装置101は、受信手段を備えた入力部C01と、分割部C02と、ハッシュ部C03と、乱数生成部C04と、判定部C05と、署名部C06と、送信手段を備えた出力部C07と、から構成されている。これら各部は、必要に応じてコンピュータ内に設けられた記憶部であるメモリを共用または専用することができる。
σ=vΠ1/GiGi
を計算し、出力部C07から文書D={di}と署名σを出力する。
なお、秘密鍵の生成においては、2つの同じビット長の素数pとqを秘密鍵として生成し、合成数N=p×qを生成し、1以上N未満の整数vを公開鍵として生成している。
つぎに、実施の形態にかかる改訂者の電子文書管理装置102の機能的構成について説明する。図4は、電子文書管理装置102の機能的構成を示すブロック図である。図4において、電子文書管理装置102は、受信手段を構成する入力部D01と、分割部D02と、指定部D03と、判断部D04と、改訂部D05と、設定部D06と、送信手段を構成する出力部D07と、ハッシュ部D08と、重畳部D09と、から構成されている。
つぎに、実施の形態にかかる検証者電子文書管理装置103の機能的構成について説明する。図5は、電子文書管理装置103の機能的構成を示すブロック図である。図5において、電子文書管理装置103は、受信手段を構成する入力部E01と、分割部E02と、判断部E03と、検証部E04と、送信手段を構成する出力部E05と、ハッシュ部E06と、重畳部E07と、署名件勝負E08と、から構成されている。
つぎに、文書管理装置101において実行される電子文書署名処理の手順について説明する。図6、図7は、この発明の文書管理装置において実行される電子文書署名処理の手順を示すフローチャートである。
入力された場合、分割部C02により、文書を構成する各部分文書{mi}に分割する(T2)。同時に、乱数生成部C04で乱数IDを生成(T3)する。
つぎに、文書管理装置102において実行される電子文書署名処理の手順について説明する。図8は電子文書改訂処理の手順を示すフローチャートである。
処理Aでは、図9に示すように、まず判断部D04で現在の部分文書の状態を判断し、隠蔽禁止かつ削除禁止の状態(SPDP)、隠蔽可能かつ削除禁止の状態(SADP)、隠蔽済みかつ削除禁止の状態(SDP)、隠蔽禁止かつ削除可能の状態(SPDA)、隠蔽可能かつ削除可能の状態(SADA)、隠蔽済みかつ削除可能の状態(SDA)、の6状態によって処理を分岐する。
図10に示すように、処理Bでは、部分文書diの状態が隠蔽禁止かつ削除禁止の状態(SPDP)ならば、隠蔽可能かつ削除禁止の状態(SADP)への変更はできないため、エラーとして処理(F001)へ復帰する。
処理Cでは、図11に示すように、部分文書diの状態が隠蔽禁止かつ削除禁止の状態(SPDP)ならば、隠蔽済みかつ削除禁止の状態(SDP)への変更はできないため、エラーとして処理(F001)へ復帰する。
処理Dでは、図12に示すように、部分文書diの状態が隠蔽禁止かつ削除禁止の状態(SPDP)ならば、隠蔽禁止かつ削除可能の状態(SPDA)への変更はできないため、エラーとして処理(F001)へ復帰する。
処理Eでは、図13に示すように、部分文書diの状態が隠蔽禁止かつ削除禁止の状態(SPDP)ならば、隠蔽可能かつ削除可能の状態(SADA)への変更はできないため、エラーとして処理(F001)へ復帰する。
処理Fでは、図14に示すように、部分文書diの状態が隠蔽禁止かつ削除禁止の状態(SPDP)ならば、隠蔽済みかつ削除可能の状態(SDA)への変更はできないため、エラーとして処理(F001)へ復帰する。
処理Gでは、図15に示すように、部分文書diの状態が隠蔽禁止かつ削除禁止の状態(SPDP)ならば、削除済みの状態(D)への変更はできないため、エラーとして処理(F001)へ復帰する。
つぎに、文書管理装置103において実行される電子文書署名処理の手順について説明する。図16は、文書管理装置において実行される電子文書改訂処理の手順を示すフローチャートである。
(付記1)
コンピュータが実行する電子署名方法であって、
前記コンピュータが、
整数vを公開鍵として生成するとともに、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、
ハッシュ関数Gを用い、各部分文書miを用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiを生成し、
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名σに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する
ことを特徴とする電子署名方法。
(付記2)
付記1に記載の電子署名方法において、
前記部分文書の状態が墨塗り可能で削除可能な状態において、前記電子署名σ、およびハッシュ関数がとられる部分文書の状態をdiとした場合に、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diはそのままであり、
前記部分文書を墨塗り可能で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diはそのままであり、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσGiHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diはそのままであり、
前記部分文書を墨塗り済みで削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名σはそのままであり、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diがGiと改訂され、
前記部分文書を墨塗り済みで削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diがGiと改訂され、
前記部分文書を削除する状態に改訂する場合は、前記電子署名σはσGiGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diは削除される
電子署名方法。
(付記3)
付記2に記載の電子署名方法において、
前記部分文書それぞれに、いずれの状態であるかを判別するための状態設定を行うことを特徴とする電子署名方法。
(付記4)
付記1に記載の電子署名方法において、
前記ハッシュ関数が取られる前記部分文書の状態diは、
di=ID||IDi||mi
で表され、ここで、||はその前後のデータの連結を表し、IDは全ての部分文書に共通の乱数であり、IDiは部分文書に固有の乱数であることを特徴とする電子署名方法。
(付記5)
付記1に記載の電子署名方法において、
署名σに基づいて、前記電子文書の改訂が、電子署名者により作成された電子文書に対して行われたことを検証する電子署名方法。
(付記6)
付記1に記載の電子署名方法において、
署名σに基づいて、前記電子文書の改訂が、電子署名者により作成された電子文書に対して行われたことを検証するに際して、
前記部分文書の状態diが墨塗り禁止且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書の状態diが墨塗り可能且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書の状態diが墨塗り済み且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(σHi)とし、
前記部分文書の状態diが墨塗り禁止且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とし、
前記部分文書の状態diが墨塗り可能且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
前記部分文書の状態diが墨塗り済み、且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
Verifyσ=vを検証することを特徴とする電子署名方法。
(付記7)
付記1に記載の電子署名方法において、
2つの同じビット長の素数pとqを秘密鍵として生成し、合成数N=p×qを生成し、1以上N未満の整数vを公開鍵として生成することを特徴とする電子署名方法。
(付記8)
電子署名方法をコンピュータに実行させる電子署名プログラムであって、
電子文書と、該電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiとを受信するとともに、前記電子署名σは、電子署名整数vを公開鍵として生成するとともに、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、ハッシュ関数Gを用い、各部分文書miを用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiを生成して生成されたものを受信し、
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名σに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する
ことをコンピュータに実行させる電子署名プログラム。
(付記9)
付記8に記載の電子署名プログラムにおいて、
前記部分文書の状態が墨塗り可能で削除可能な状態において、前記電子署名σ、およびハッシュ関数がとられる部分文書の状態をdiとした場合に、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diはそのままであり、
前記部分文書を墨塗り可能で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diはそのままであり、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσGiHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diはそのままであり、
前記部分文書を墨塗り済みで削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名σはそのままであり、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diがGiと改訂され、
前記部分文書を墨塗り済みで削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diがGiと改訂され、
前記部分文書を削除する状態に改訂する場合は、前記電子署名σはσGiGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書の状態diは削除される
ことをコンピュータに実行させる電子署名プログラム。
(付記10)
付記8に記載の電子署名プログラムにおいて、
前記部分文書それぞれに、いずれの状態であるかを判別するための状態設定を行うことをコンピュータに実行させることを特徴とする電子署名プログラム。
(付記11)
付記8に記載の電子署名プログラムにおいて、
前記ハッシュ関数が取られる前記部分文書の状態diは、
di=ID||IDi||mi
で表され、ここで、||はその前後のデータの連結を表し、IDは全ての部分文書に共通の乱数であり、IDiは部分文書に固有の乱数であることを特徴とする電子署名プログラム。
(付記12)
付記8に記載の電子署名プログラムにおいて、
署名σに基づいて、前記電子文書の改訂が、電子署名者により作成された電子文書に対して行われたことを検証することをコンピュータに実行させる電子署名プログラム。
(付記13)
付記8に記載の電子署名プログラムにおいて、
署名σに基づいて、前記電子文書の改訂が、電子署名者により作成された電子文書に対して行われたことを検証するに際して、
ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態が墨塗り禁止且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り可能且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り済み且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(σHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り禁止且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り可能且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り済み、且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
Verifyσ=vを検証することをコンピュータに実行させることを特徴とする電子署名プログラム。
(付記14)
付記8に記載の電子署名プログラムにおいて、
2つの同じビット長の素数pとqを秘密鍵として生成し、合成数N=p×qを生成し、1以上N未満の整数vを公開鍵として生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする電子署名プログラム。
(付記15)
コンピュータが実行する電子署名装置であって、
電子文書と、該電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiとを受信するとともに、前記電子署名σは、電子署名整数vを公開鍵として生成するとともに、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、ハッシュ関数Gを用い、各部分文書miを用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiを生成して生成されたものを受信する受信手段と、
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名σに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する改訂更新手段と
を備える電子署名装置。
(付記16)
付記15に記載の電子署名装置において、
前記部分文書の状態が墨塗り可能で削除可能な状態において、前記電子署名σ、およびハッシュ関数がとられる部分文書diの状態をとした場合に、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態はそのままであり、
前記部分文書を墨塗り可能で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態はそのままであり、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσGiHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態はそのままであり、
前記部分文書を墨塗り済みで削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名σはそのままであり、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態がGiと改訂され、
前記部分文書を墨塗り済みで削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態がGiと改訂され、
前記部分文書を削除する状態に改訂する場合は、前記電子署名σはσGiGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態は削除される
ことを特徴とする電子署名装置。
(付記17)
付記15に記載の電子署名装置において、
前記部分文書それぞれに、いずれの状態であるかを判別するための状態設定を行う状態設定手段を備えることを特徴とする電子署名装置。
(付記18)
付記15に記載の電子署名装置において、
前記ハッシュ関数が取られる前記部分文書diの状態は、
di=ID||IDi||mi
で表され、ここで、||はその前後のデータの連結を表し、IDは全ての部分文書に共通の乱数であり、IDiは部分文書に固有の乱数であることを特徴とする電子署名装置。
(付記19)
付記15に記載の電子署名装置において、
署名σに基づいて、前記電子文書の改訂が、電子署名者により作成された電子文書に対して行われたことを検証する検証手段を備えることを特徴とする電子署名装置。
(付記20)
付記15に記載の電子署名装置において、
署名σに基づいて、前記電子文書の改訂が、電子署名者により作成された電子文書に対して行われたことを検証するに際して、
前記部分文書diの状態が墨塗り禁止且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り可能且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り済み且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(σHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り禁止且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り可能且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り済み、且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
Verifyσ=vを検証する検証手段を備えることを特徴とする電子署名装置。
(付記21)
付記15に記載の電子署名装置において、
2つの同じビット長の素数pとqを秘密鍵として生成し、合成数N=p×qを生成し、1以上N未満の整数vを公開鍵として生成することを特徴とする電子署名装置。
Claims (7)
- コンピュータが実行する電子署名方法であって、
前記コンピュータが、
整数vを公開鍵として生成するとともに、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、
ハッシュ関数Gを用い、各部分文書miを用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiを生成し、
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名シグマに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する
ことを特徴とする電子署名方法。 - 請求項1に記載の電子署名方法において、
前記部分文書の状態が墨塗り可能で削除可能な状態において、前記電子署名σ、およびハッシュ関数がとられる部分文書をdiとした場合に、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名シグマはσGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態はそのままであり、
前記部分文書を墨塗り可能で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態はそのままであり、
前記部分文書を墨塗り禁止で削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσGiHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態はそのままであり、
前記部分文書を墨塗り済みで削除可能な状態に改訂する場合、前記電子署名σはそのままであり、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態がGiと改訂され、
前記部分文書を墨塗り済みで削除禁止な状態に改訂する場合、前記電子署名σはσHiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態がGiと改訂され、
前記部分文書を削除する状態に改訂する場合は、前記電子署名σはσGiGiと改訂され、ハッシュ関数がとられる前記部分文書diの状態は削除される
電子署名方法。 - 請求項2に記載の電子署名方法において、
前記部分文書それぞれに、いずれの状態であるかを判別するための状態設定を行うことを特徴とする電子署名方法。 - 請求項1に記載の電子署名方法において、
前記ハッシュ関数が取られる前記部分文書diは、
di=ID||IDi||mi
で表され、ここで、||はその前後のデータの連結を表し、IDは全ての部分文書に共通の乱数であり、IDiは部分文書に固有の乱数であることを特徴とする電子署名方法。 - 請求項1に記載の電子署名方法において、
電子署名σに基づいて、前記電子文書の改訂が、電子署名者により作成された電子文書に対して行われたことを検証するに際して、
前記部分文書diの状態が墨塗り禁止且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り可能且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Gi及びハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(vHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り済み且つ削除禁止となっている場合、部分文書diからハッシュ値Hiを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とするとともに、vを該vにHiを累乗したもの(σHi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り禁止且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを累乗したもの(σGi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り可能且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
前記部分文書diの状態が墨塗り済み、且つ削除可能となっている場合、部分文書diからハッシュ値Giを計算し、σを該σにGiを二度累乗したもの(σGiGi)とし、
Verifyσ=vを検証することを特徴とする電子署名方法。 - 電子署名方法をコンピュータに実行させる電子署名プログラムであって、
電子文書と、該電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiとを受信するとともに、前記電子署名σは、電子署名整数vを公開鍵として生成するとともに、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、ハッシュ関数Gを用い、各部分文書を用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiを生成して生成されたものを受信し、
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名シグマに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する
ことをコンピュータに実行させる電子署名プログラム。 - コンピュータが実行する電子署名装置であって、
電子文書と、該電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiとを受信するとともに、前記電子署名σは、電子署名整数vを公開鍵として生成するとともに、対象となる電子文書を複数の部分文書(mi)に分割し、ハッシュ関数Gを用い、各部分文書miを用いて得られるハッシュ値であるGiを生成し、前記電子文書に対する署名となる電子署名σ=vΠ1/GiGiを生成して生成されたものを受信する受信手段と、
前記電子文書の部分文書についての改訂時において、
部分文書の削除を行う場合は、墨塗り禁止とされている場合を除き、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で2度累乗し(σ→σGiGi)、墨塗り禁止とされている場合は、電子署名σに削除される部分文書を用いて得られるハッシュ値で累乗を行い(σ→σGi)、ともに、ハッシュ関数が取られて削除される部分文書を消去し、
部分文書の墨塗りを行う場合は、その部分文書に対応する部分を、部分文書を用いて得られるハッシュ値Giで置き換え、
部分文書の削除を禁止する場合は、ハッシュ関数Gと同一又は異なるハッシュ関数Hを用い、電子署名σに削除を禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiを累乗し(σ→σHi)、
部分文書の墨塗りを禁止する場合は、電子署名σに墨塗りを禁止する部分文書を用いて得られるハッシュ値Hiで累乗し(σ→σHi)、
電子署名σを更新する改訂更新手段と
を備える電子署名装置。
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