JP2010164723A - 光学シート、それを用いたバックライト装置及び液晶表示装置 - Google Patents

光学シート、それを用いたバックライト装置及び液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】正面輝度を向上でき、かつ、色分離を抑制できる光学シートを提供することである。
【解決手段】
光学シート1はエッジライト型のバックライト装置に利用される。光学シート1の主面10には、複数の柱状レンズ20が並設される。各柱状レンズは、主尾根部30及びサブ尾根部40を有し、かつ、長手方向に配列される複数の溝GRを有する。サブ尾根部を形成する2つの斜面は、導光板からの出射光をそれぞれ逆方向に屈折し、色分離を相殺する。主尾根部30及びサブ尾根部40はさらに、柱状レンズ20の横断方向(X方向)の光を集光する。そして、溝GRは柱状レンズ20の長手方向(Y方向)の光を集光する。そのため、光学シート1は、2方向の光を集光して正面輝度を向上する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光学シートに関し、さらに詳しくは、入射光を屈折して所定の方向に出射する光学シート、それを用いたバックライト装置及び液晶表示装置に関する。
液晶ディスプレイに利用されるバックライト装置は、光源からの光の進行方向を制御する。バックライト装置は、光源からの光の進行方向を所定の方向に変更して出射する光学シートを備える。
代表的な光学シートに特表平10−506500号公報に開示されるプリズムシートがある。プリズムシートは、互いに並設された複数の線状プリズムが形成された主面を有する。主面と反対側の裏面から入射した光は、線状プリズムの傾斜面でプリズムシートの法線方向に屈折されて出射する。そのため、プリズムシートは正面輝度を向上できる。
しかしながら、プリズムシートをエッジライト型のバックライト装置に使用する場合、出射光の色が所定パターンで分離するという問題が生じる。出射光の色が所定パターンで分離すると、見る角度によって色が異なって見えてしまう。さらに、プリズムシート1枚では、高い正面輝度が得られにくい。そこで、これらの問題を解決するために、従来のエッジライト型のバックライト装置では、2枚のプリズムシートが、互いの線状プリズムが直交するように上下に敷設される。2枚のプリズムシートが、色分離のパターン化を抑制し、かつ、正面輝度も向上する。しかしながら、この場合、2枚のプリズムシートを利用しなければならないため、バックライト装置を薄型化しにくい。
特表平10−506500号公報 特開平8−54503号公報
本発明の目的は、正面輝度を向上でき、かつ、色分離を抑制できる光学シートを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明による光学シートは、主面と、主面と反対側の裏面とを有する。主面は、複数の柱状レンズを含む。複数の柱状レンズは互いに並設される。そして、各柱状レンズは、主面に沿って延在する。柱状レンズは、第1及び第2の側縁と、複数の尾根部とを含む。第1の側縁は柱状レンズの長手方向に延在する。そして、第2の側縁は第1の側縁と反対側であって、第1の側縁と同じく柱状レンズの長手方向に延在する。複数の尾根部は、第1の側縁から第2の側縁に向かって高い順に並設される。柱状レンズはさらに、複数の溝を有する。複数の溝は、柱状レンズの長手方向に配列され、尾根部と交差する。
本発明による光学シートでは、柱状レンズの複数の尾根部が色分離を抑制する。さらに、柱状レンズの複数の尾根部は、柱状レンズの横断方向の光を集光して正面輝度を向上する。また、柱状レンズの尾根部と交差するように形成された複数の溝が柱状レンズの長手方向の光を集光して正面輝度を向上する。つまり、本発明による光学シートは、複数の尾根部と複数の溝により2方向の光を集光して正面輝度を向上する。
好ましくは、複数の尾根部は、最も高い主尾根部と、主尾根部以外のサブ尾根部とを含む。サブ尾根部は、第1の側縁側に配設される第1のサブ傾斜面と、第2の側縁側に配設される第2のサブ傾斜面とを有する。第1及び第2のサブ傾斜面は、裏面に入射した光のうち、当該光の輝度角度特性において輝度が最大となる方向に進行する輝度ピーク光線が第1の傾斜面で屈折して外部に出射する方向が、輝度ピーク光線が第2の傾斜面で屈折して外部に出射する方向と交差するように、配設される。
この場合、サブ尾根部が色分離を抑制する。
好ましくは、溝は互いに対向する第1及び第2の溝傾斜面を有する。第1及び第2の溝傾斜面の各々と、前記柱状レンズの底面とがなす角は90°以下であり、好ましくは60°以上90°以下である。
この場合、柱状レンズの長手方向の光をより有効に光学シート正面にコリメートできる。
好ましくは、溝は主尾根部に形成される。
この場合、溝はサブ尾根部に形成されずに主尾根部に形成される。そのため、溝によりサブ尾根部の色分離の抑制効果が低下するのを抑制できる。
本発明によるエッジライト型のバックライト装置は、光源と、導光板、と上述の光学シートとを備える。導光板は、光源と対向する側面と、側面と交差する主面とを有する。導光板は、主面の法線から前記光源と反対側に所定の角度傾斜した方向を中心とした指向性を有する光を出射する。光学シートは、第1の側縁が第2の側縁よりも光源に近くなるように敷設される。そして、本発明による液晶表示装置は、上述のバックライト装置と、バックライト装置上に敷設される液晶パネルとを備える。
本発明の実施の形態による液晶表示装置の断面図である。 図1に示した導光板から出射される光のX方向における輝度角度依存性を示す図である。 図1に示した光学シートの斜視図である。 図3に示した光学シートの横断面図である。 図4と異なる、図3に示した光学シートの他の横断面図である。 図3に示した光学シートのX方向から見た側面図である。 図3に示した光学シートが色分離を抑制するしくみを説明するための模式図である。 図3に示した光学シートが正面輝度を向上するしくみを説明するための模式図である。 図3に示した光学シートの柱状レンズと異なる形状の他の柱状レンズの斜視図である。 図3及び図9に示した光学シートと異なる他の光学シートの横断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[表示装置及び照明装置]
図1を参照して、本発明の実施の形態による表示装置100は、液晶パネル7と、バックライト装置6とを備える。
液晶パネル7は、バックライト装置6上に敷設される。液晶パネル7は、従来の表示装置で用いられている公知の液晶パネルと同じ構造を有する。具体的には、液晶パネル7は、偏光板、ガラス基板、画素電極を成す透明導電膜、配向膜、液晶層、配向膜、対向電極を成す透明導電膜、カラーフィルター、ガラス基板、及び、偏光板をこの順で積層した構造を有する。
バックライト装置6は、いわゆるエッジライト型の照明装置であり、光源2と、導光板3と、反射板4と、光学シート1と、拡散シート5とを備える。
光源2は、図1紙面の法線方向に延在する線光源であり、たとえば冷陰極管やEEFL(External Electrode Fluorescent Lamp:外部電極蛍光管)である。光源2は、LED(Light Emitting Device)等の複数の点光源が線状(図1紙面の法線方向)に配列されたものであってもよい。光源2は、導光板3の側面302に配置される。また、光源2は、図示しないリフレクタ内に収納されている。
反射板4は、導光板3の裏面303上に敷設される。上述のとおり、反射板4の側面部は導光板3の側面部とともに図示しないリフレクタに狭持される。反射板4は、導光板3の裏面303から出射した光を乱反射し、乱反射された光を導光板3に戻す。これにより、導光板3の主面301以外の面から光が漏れるのを抑制する。反射板4の裏面303と対向する面には、銀やアルミニウム等の金属薄膜からなる反射層が形成されている。
導光板3は、主面301、側面302及び裏面303を有するシート状又はフィルム状の本体からなる。主面301は側面302と直交し、その反対側には裏面303が配置される。導光板3は、たとえば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂からなる。裏面303には、ドットパターンが形成されている。光源2からの光は、側面302に入射し、導光板3内を全反射しながら進行する。そして、光がドットパターンに入射したとき、主面301方向に屈折して進行し、主面301から外部に出射する。ドットパターンは、印刷により形成されてもよいし、射出成形により形成されてもよい。
主面301から出射する光(以下、出射光という)の輝度角度特性の一例を図2に示す。図2中の横軸は、図1に示すように、線状の光源2と直交する仮想面、換言すれば、側面302の長手方向と直交する仮想面における、法線N3からの傾斜角度(°)を示す。0(°)の輝度は法線方向N3と平行な方向での輝度を示す。そして、横軸のプラス(+)方向は、法線N3から光源2と反対側へ傾斜した角度を示し、マイナス(−)方向は法線N3から光源2側へ傾斜した角度を示す。図2の縦軸は、輝度ピークL0を基準輝度とした場合の、各角度での輝度の基準輝度に対する比(輝度比)を示す。
図2を参照して、出射光の輝度角度特性は、法線N3から光源2と反対側に角度A51(°)傾斜した方向の輝度が最も高く、角度A51から離れると輝度が急速に低下する。つまり、出射光は傾斜角A51の方向を中心とした指向性を有する。以下、図1に示すように、出射光のうち傾斜角A51方向の光線51を輝度ピーク光線という。傾斜角A51はたとえば、60°〜85°である。
拡散シート5は、光学シート1と液晶パネル7との間に敷設される。拡散シート5は、たとえば、PETフィルムに代表される樹脂フィルムにビーズコーティングを施したものである。なお、本実施の形態において、反射板4及び拡散シート5はなくても本願発明の効果を奏することができる。
[光学シート]
図1、図3〜図6を参照して、光学シート1は、導光板3上に敷設される。光学シート1は、シート状またはフィルム状の本体を有する。その本体は、構造化された主面10と、主面10と反対側の裏面11とを有する。裏面11は、導光板3の主面301と対向する。裏面11は平面であるのが好ましいが、凹凸を有する構造化された面であってもよい。主面10は、複数の柱状レンズ20を含む。各柱状レンズ20は主面10に沿って延在し、互いに並設されている。つまり、各柱状レンズ20の長手方向は並行する。
光学シート1の本体は、図4に示すように、裏面11を有する基材部12と、基材部12上に形成され、主面10を有するレンズ部13とで構成されてもよいし、図5に示すように基材部12のみで構成されてもよい。
図4に示すように光学シート1の本体が基材部12及びレンズ部13で構成される場合、光学シート1の加工の容易性及びハンドリング性等を考慮すると、基材部12の厚さは10〜500μmの範囲が好ましい。基材部12の材料は、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)や、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリカーボネート(PC)、ポリオレフィン、ポリプロピレン、セルロースアセテート、ガラスなどの無機透明物質等の任意の光透過性材料である。
レンズ部13の材料は、紫外線や電子線に代表される電離放射線で硬化する電離放射線硬化樹脂が好ましい。電離放射線硬化樹脂は、たとえば、ポリエステル系アクリレート樹脂、ウレタン系アクリレート樹脂、ポリエーテル系アクリレート樹脂、エポキシ系アクリレート樹脂、ポリエステル系メタクリレート樹脂、ウレタン系メタクリレート樹脂、ポリエーテル系メタクリレート樹脂、エポキシ系メタクリレート樹脂である。より好ましくは、芳香族系アクリレートの紫外線硬化型樹脂(屈折率1.60)である。また、レンズ部13を形成可能な他の材料として、屈折率1.3〜1.9の任意の樹脂材料が利用可能である。また、上述した樹脂以外の他のアクリル樹脂やウレタン樹脂、スチレン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン系樹脂などの透明プラスチック樹脂を用いてもよい。また、レンズ部13は、基材部12と同じ材料で構成されてもよい。
図5に示すように光学シート1の本体が基材部12のみからなる場合、基材部12の素材は上述のものであってもよいし、電離放射線硬化樹脂や他の透光性を有する樹脂材料であってもよい。
[柱状レンズ]
図4を参照して、各柱状レンズ20は、側縁ED1及びED2を含む。側縁ED1及びED2は、柱状レンズ20の周縁の一部であり、柱状レンズ20の長手方向に延在する。側縁ED2は側縁ED1の反対側に配設される。第1及び第2の側縁ED1及びED2は光源2の長手方向と並行する。換言すれば、導光板3の側面302の長手方向と並行する。
各柱状レンズ20はさらに、複数の尾根部30及び40を含む。各尾根部30及び40は、柱状レンズ20の長手方向に延在する。そして、複数の尾根部30及び40は、側縁ED1から側縁ED2に向かって高い順に並設される。つまり、側縁ED1側に最も高い尾根部30が配設され、側縁ED2側に尾根部40が配設される。以降、最も高い尾根部30を主尾根部30といい、主尾根部30よりも低い尾根部40をサブ尾根部40という。
主尾根部30は、側縁ED1側に配設される傾斜面31と、側縁ED2側に傾斜面31と反対側に配設される傾斜面32と、傾斜面31及び32により形成され、柱状レンズ20の長手方向に延びる稜線部33とを含む。同様に、サブ尾根部40も、側縁ED1側に配設される傾斜面41と、側縁ED2側に配設される42と、稜線部43とを含む。
図1に示すように、光学シート1は、各柱状レンズ20の主尾根部30の方が、サブ尾根部40よりも光源2に近くなるように、導光板3上に敷設される。換言すれば、第1の側縁ED1が第2の側縁ED2よりも光源2に近くなるように光学シート1は敷設される。このように敷設された光学シート1は、バックライト装置6(つまり、液晶表示装置100)の正面輝度を向上する。さらに、光学シート1は、色分離を抑制できる。
図3及び図6を参照して、各柱状レンズ20はさらに、長手方向に沿って配列される複数の溝GRを有する。各溝GRは、柱状レンズの長手方向に直交する。溝GRは、互いに対向する傾斜面SS1及びSS2を有する。図6では、傾斜面SS1と傾斜面SS2との距離は、溝GRの上端から溝底に向かうにしたがって徐々に小さくなっている。つまり、溝GRの幅は、溝上端から溝底に向かうに従って徐々に小さくなっており、溝GRの横断形状はV字状になっている。しかしながら、溝GRの傾斜面SS1及びSS2と柱状レンズ20の底面110とがなす角度γ1及びγ2は90°以下であればよい。溝GRは、光源2の長手方向(図3及び図6中のY方向)、つまり、柱状レンズ20の長手方向の光を集光し、正面輝度を向上する。
[光学シートの作用]
上記構成を有する光学シート1は色分離を抑制し、かつ、正面輝度を向上する。以下、そのしくみについて説明する。
[色分離の抑制]
光学シート1が色分離を抑制するしくみについて説明する。光源2から出射した光は、導光板3の側面302に入射し、主面301から出射する。このとき主面301からの出射光は、傾斜角A51(°)傾斜した方向を輝度ピークとする指向性を有する。以下、出射光のうち輝度ピーク光線51に注目して説明を続ける。
輝度ピーク光線51は、光学シート1の裏面11に入射する。このとき、輝度ピーク光線51は、側縁ED1から側縁ED2の方向に傾いて入射する。図7を参照して、光学シート1に入射した輝度ピーク光線51がサブ尾根部40の傾斜面41及び42で屈折する。このとき、傾斜面42に入射した輝度ピーク光線51は、光学シート1の厚さ方向側(光学シート1の法線N1側)に屈折して出射光53として外部に出射する。一方、傾斜面41に入射した輝度ピーク光線51は、法線N1と反対側に屈折して出射光54として外部に出射する。つまり、傾斜面42に入射した輝度ピーク光線51の屈折方向は、傾斜面41に入射した輝度ピーク光線51の屈折方向と交差する。
光学シート1の屈折率は入射光線の波長に依存する。輝度ピーク光線51が複数の波長成分を含む場合、各波長成分により屈折率が変化する。そのため、図7に示すように出射光53及び54に色分離が生じる。図7では、輝度ピーク光線51が2つの異なる波長A及びB(波長A>波長B)を有し、波長B成分の屈折角が波長A成分の屈折角よりも大きい場合の色分離を示す。
傾斜面42では、輝度ピーク光線51の波長B成分は波長A成分よりも大きく屈折する。そのため、出射光成分53Bは、出射光成分53Aよりもさらに法線N1側(矢印A1方向)に屈折する。一方、傾斜面41では、波長B成分に相当する出射光成分54Bは、波長A成分に相当する出射光成分54Aよりも法線N1と反対側(矢印A2方向)に屈折する。要するに、傾斜面42から出射した光線53の色(波長)の分離パターンと傾斜面41から出射した光線54の色分離パターンとは、輝度ピーク光線51の進行方向に対して互いに逆のパターンとなる。そのため、光線53の色分離パターンは、光線54の色分離パターンと互いに相殺される。その結果、光学シート1からの出射光における色分離が抑制される。
表示装置100及びバックライト装置6は、光学シート1を利用するため、出射光の色分離を抑制する。そのため、従来のように2枚のプリズムシートを用いなくてもよい。そのため、従来の表示装置やバックライトユニットと比較して光学部材の利用数を減らすことができる。
上述の色分離の効果を奏するために、好ましくは、輝度ピーク光線51が傾斜面42で屈折して出射する方向が、輝度ピーク光線51が傾斜面41で屈折して出射する方向と交差するように、底面110と平行な面と傾斜面41とがなす角度β2と、底面110と傾斜面42とがなす角度α1とが決定され、傾斜面41及び42が配設される。より好ましくは、輝度ピーク光線51に対する光線53の角度B1と、輝度ピーク光線51に対する光線54との角度B2が略同じになるように、角度α1及びβ2が決定され、傾斜面41及び42が配設される。ただし、B1とB2とが異なっていても本願発明の効果をある程度奏することができる。
[正面輝度の向上]
続いて、光学シート1が正面輝度を向上するしくみについて説明する。光学シート1は、尾根部30及び40の傾斜面によりX方向(柱状レンズ20の横断方向)の光を正面にコリメートする。具体的には、図7に示すとおり、光学シート1は、傾斜面32及び42により、輝度ピーク光線51を含む入射光を光学シート1の正面方向(法線N1方向)に直接コリメートする。そのため、従来のように、プリズムシートに代表される光学シートと導光板との間に下部拡散シートを敷設し、導光板からの出射光を一旦ブロードな光に変換しなくてもよい。したがって、光学シート1は、導光板3からの出射光の利用効率を向上し、X方向に進行する光を正面方向にコリメートできる。
光学シート1はさらに、溝GRの傾斜面SS1及びSS2により、Y方向(柱状レンズ20の長手方向)に進行する光を正面方向にコリメートする。図8を参照して、導光板3からの出射光のうち、X方向における光は、所定の角度方向を中心とした指向性を有しているが、Y方向における光は、光学シート1法線N1から所定の角度範囲に広がる拡散光である。このようなY方向における光が光学シート1に入射し、柱状レンズ20内を進行する。そして、傾斜面SS1及びSS2に入射する。このとき、法線N1からの傾斜角が大きい光R60は、傾斜面SS1及びSS2で法線N1方向側に屈折する。そのため、光学シート1は、Y方向の光をある程度正面にコリメートできる。
なお、導光板3からの出射光のうち法線N1方向に進む光が傾斜面SS1及びSS2に入射した場合は、全反射して再び導光板3に戻る。そのため、法線N1方向の光は、傾斜面SS1及びSS2に入射したとき、法線N1から離れた方向に出射しにくい。
以上の仕組みにより、光学シート1は、X方向及びY方向の光を集光し、正面輝度を向上できる。
なお、サブ尾根部40の傾斜面42は傾斜面41よりも大きい方がこのましい。傾斜面42が大きいほど、より正面輝度を向上できるからである。
また、溝GRの横断形状はV字状としたが、傾斜面SS1及びSS2が仮想面に対して傾斜していれば、形状は特に限定されない、たとえば、傾斜面SS1及びSS2が凸状に湾曲していてもよい。傾斜面SS1及びSS2が実質的に平坦である場合、傾斜面SS1と底面110とがなす角γ1と、傾斜面SS2と底面110とがなす角度γ2とは、それぞれ30°〜90°が好ましい。なお、角度γ1及びγ2は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、溝GRは上述のとおり、柱状レンズ20の長手方向に一列に配列されるが、同一柱状レンズ内で隣り合う溝GRの間隔(配列ピッチ)は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、上述の例では、溝GRは主尾根部30の頂上からサブ尾根部40内部に至るまでの深さを有しているが、溝GRの深さは特に限定されない。好ましくは、図9に示すように、溝GRは主尾根部30のみに形成され、サブ尾根部40に形成されなくてもよい。溝GRがサブ尾根部40に形成されなければ、サブ尾根部40の色分離の抑制機能の低下を抑制できる。
上述の例では、溝GRは柱状レンズ20の長手方向に直交するとしたが、厳密に直交していなくてもよい。溝GRが柱状レンズ20の長手方向に交差していれば、導光板3からの出射光のうち、Y方向の光をある程度正面にコリメートできる。
[光学シートの形状]
柱状レンズ20の主尾根部30の傾斜面31の形状は特に限定されない。傾斜面31は平面であってもよいし、横断形状において、凸状又は凹状に曲がっていてもよい。たとえば、柱状レンズ20の横断形状において、傾斜面31が凸状に湾曲又は屈曲していてもよい。また、傾斜面31が凹状に屈曲又は湾曲していてもよい。
傾斜面31がこれらの形状を有していても、光学シート1は、上述の輝度向上及び色分離の作用を奏することができる。なぜなら、傾斜面32、41及び42が輝度向上及び色分離に寄与するのに対して、傾斜面31は輝度向上及び色分離に寄与しにくく、傾斜面31の形状は輝度向上及び色分離にあまり影響しないからである。
図7を参照して、傾斜面31と底面110とがなす角度β1は、輝度ピーク光線51と底面110とがなす角度(90°−θ51)以上であるのが好ましく、より好ましくは、角度(90°−θ51)と略同じである。換言すれば、傾斜面31は、輝度ピーク光線51と略並行であるのがより好ましい。上述のとおり、光学シート1の傾斜面32、41及び42は、輝度向上及び色分離の抑制に寄与するが、傾斜面31は、輝度向上及び色分離の抑制に寄与しにくい。そのため、輝度ピーク光線51は可能な限り傾斜面32、41及び42に入射し、傾斜面31に入射しない方がこのましい。角度β1が角度(90°−θ51)以上であれば、傾斜面31に輝度ピーク光線51が入射しにくくなる。
隣り合う柱状レンズ20が互いに接触しており、各柱状レンズ20の高さが同じであれば、複数の柱状レンズの配置間隔は7〜100μm程度であることが好ましい。ここでいう配置間隔は、次のとおり定義する。図4に示すように、柱状レンズ20の幅の中央Cを求め、隣り合う柱状レンズ20の中央C間の距離を配置間隔Pと定義する。配置間隔Pが7μmより小さくなると、ロール金型を用いて光学シート1を製造する場合に精度の高い金型加工が必要となり、金型加工しにくくなる。一方、配置間隔Pが100μmより大きくなると、柱状レンズ20のサイズも相対的に大きくなり、柱状レンズ20を形成する樹脂材料の体積が増大する。この結果、樹脂材料を硬化させて柱状レンズ20を形成したとき、樹脂材料の硬化収縮量も増大する。その結果、金型に対する樹脂材料のいわゆる「食いつき」が強くなり、硬化した樹脂材料が金型から剥離し難くなる。特に、ロール状の金型を用いた場合には、剥離時に柱状レンズ20が破壊されたり、柱状レンズ20の一部が金型表面に残留したりする。さらに、配置間隔Pが100μmより大きくなると、柱状レンズ20の高さが高くなるため光学シート1が厚くなる。柱状レンズ20の好ましい幅は30〜100μmであり、高さ(つまり、底面110と主尾根部30の頂点との間の距離)は10〜90μmである。
図3では、各柱状レンズ20が有する尾根部は2つであったが、各柱状レンズ20が3以上の尾根部を有していてもよい。たとえば、図10に示すように、各柱状レンズ20は主尾根部30と、2つのサブ尾根部40A、40Bとを含んでもよい。このとき、複数の尾根部30、40A及び40Bは、側縁ED1からED2に向かって高い順に並設される。つまり、尾根部30、40A、40Bの順に並設される。サブ尾根部40A及び40Bは、輝度を向上する傾斜面42と、色分離を抑える傾斜面41とを備える。そして、各傾斜面42が底面110(及び底面110と平行な面)となす角度α1及び各傾斜面41が底面110と平行な面となす角度β2は、互いに同じであるのが好ましい。
なお、図3〜図5では、柱状レンズの稜線部33が面取りされているが、図9に示すように、稜線部33が丸みを帯びていてもよい。いずれの場合も、製造工程中に光学シート1を搬送するときの主尾根部30の頂上に掛かる応力集中を緩和できる。ただし、稜線部33は面取りされていなくてもよく、丸みを帯びていなくてもよい。また、図3〜図5では、隣り合う柱状レンズ20は互いに接触しているが、隣り合う柱状レンズ20の間に隙間を設けてもよい。
[光学シートの製造方法]
光学シート1の製造方法は次の通りである。初めに、ロール状の金型を準備する。ロール状金型の表面には、複数の柱状レンズ20に対応するパターン溝が切削加工により形成されている。続いて、用意された基材フィルムと金型表面との間に、電離放射線硬化樹脂を充填し、電離放射線を照射して硬化する。続いて、硬化した電離放射線硬化樹脂が形成された基材フィルムをロール金型から剥離する。以上の方法により、光学シート1が得られる。
本体が基材部12のみからなる光学シート1は、以下の方法で製造できる。たとえば、熱可塑性樹脂で基材12を作製する。続いて、柱状レンズ20に対応する凹凸パターンが切削加工により表面に形成された金型を基材に加熱押圧して、凹凸パターンを基材表面に転写する。以上の工程により光学シート1が製造される。また、周知の押出成型法やプレス成型法、あるいは金型に溶融樹脂を注入する射出成形法等により光学シート1を製造してもよい。
種々の光学シートを用いた液晶表示装置を準備し、光学特性を調査した。以下、本発明例1、本発明例2及び比較例1、比較例2のバックライト及び表示装置の製造方法および光学特性の評価方法を説明する。
[本発明例1]
本発明例1の光学シートは図4、図6及び図9に示した光学シートと同じ構造とした。具体的には、各柱状レンズ20の幅(側縁ED1とED2との間の距離)は35μmとした。角度β1は55°であった。また、角度α1は69°であり、角度β2は37°であった。側縁ED1から主尾根部30の頂上までの高さH30は27μmであり、側縁ED1からサブ尾根部40の頂上までの高さH40は13μmであった。
また、溝GRの配列ピッチPGRは50μmであった。そして、溝深さDGR(主尾根部30の症状から溝底までの距離)は、いずれの溝GRも12μmであった。上述のとおり、溝GRは主尾根部のみに形成され、サブ尾根部には形成されなかった。角度γ1及びγ2はいずれも60°であった。
本発明例1の光学シートは、上述の製造方法で説明したとおり、ロール金型を用いて製造した。具体的には、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを準備した。続いて、ロール金型表面の溝に芳香族系アクリレートの紫外線硬化樹脂(屈折率1.60)を充填した。続いて、ロール金型表面をPETフィルムに押しつけながら、紫外線(波長340〜420nm)を照射して紫外線硬化樹脂を硬化し、光学シートを製造した。
製造された光学シートを用いて、本発明例1のバックライト装置を製造した。本発明例1のバックライト装置は図1と同じ構成であり、光学シート以外の他の光学部材は公知のものを用いた。具体的には、光源には白色LEDを用いた。導光板3の素材はポリカーボネートとした。また、導光板3の主面301からの出射光のうち、輝度ピーク光線と主面301の法線N3との角度A51は70°であった。反射シートにはPETフィルムの表面に銀が蒸着されたシートを用いた。また、拡散シートにはPETフィルムをビーズコーティングしたものを用い、その厚さは70μmとし、ヘイズは30%とした。以上の光学部材を用いて、図1に示した構成のバックライト装置を製造した。
[本発明例2]
本発明例2の光学シートは図3、図4及び図6に示した光学シートと同じ構造とした。
具体的には、各柱状レンズ20の横断形状及び横断形状の各寸法は、本発明例1と同じとした。つまり、本発明例2の光学シートは、溝GRの形状以外の他の形状寸法は、本発明例1と同じとした。
溝GRの配列ピッチPGRは50μmであった。そして、溝深さDGRは、いずれの溝GRも17μmであった。溝GRは図3に示されるように、主尾根部だけでなく、サブ尾根部にも形成された。角度γ1及びγ2はいずれも50°であった。
上述の光学シートを本発明例1と同じ方法で製造した。そして、本発明例1と同様のバックライト装置を製造した。表示装置の各構成のうち光学シート以外のものは本発明例1と同じとした。
[比較例]
比較例の光学シートの各柱状レンズは、本発明例1の光学シートの柱状レンズと同じ図4に示すような横断形状を有するものの、主尾根部及びサブ尾根部に溝GRが形成されなかった。つまり、比較例の光学シートは、柱状レンズに溝GRが形成されていないこと以外は、本発明例1の光学シートと同じとした。
上述の光学シートを本発明例1と同じ方法で製造し、本発明例1と同様のバックライト装置を製造した。
[正面輝度評価及び色分離評価]
上述の本発明例1、2及び比較例のバックライト装置の正面輝度を測定した。測定には輝度計を用いた。また、バックライト装置からの出射光の色みと、光源からの出射光との色みとを目視により比較し、色分離の程度を評価した。
表1に評価結果を示す。
Figure 2010164723
表1中の「正面輝度」は、比較例の正面輝度を100%とした場合の正面輝度比(%)を示す。表1を参照して、本発明例1、2は、比較例よりも正面輝度が高かった。柱状レンズが溝を有していたためと考えられる。また、本発明例1、本発明例2及び比較例のいずれにおいても色分離が目視により確認しにくい程度に抑えられていた。ただし、本発明例1と本発明例2とを比較した場合、本発明例1の方がより色分離をより抑制できた。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
1 光学シート
2 光源
3 導光板
6 バックライト装置
7 液晶パネル
10,301 主面
11,303 裏面
20 柱状レンズ
30 主尾根部
40 サブ尾根部
51 輝度ピーク光線
110 底面
302 側面
ED1 側縁
ED2 側縁
GR 溝
SS1 傾斜面
SS2 傾斜面

Claims (6)

  1. 主面と、主面と反対側の裏面とを有する本体を備え、
    前記主面は、互いに並設され、各々が前記主面に沿って延びる複数の柱状レンズを含み、
    前記柱状レンズは、
    前記柱状レンズの長手方向に延在する第1の側縁及び前記第1の側縁と反対側の第2の側縁と、
    前記第1の側縁から前記第2の側縁に向かって高い順に並設される複数の尾根部とを含み、
    前記柱状レンズはさらに、
    前記柱状レンズの長手方向に配列され、各々が前記尾根部と交差する複数の溝を有することを特徴とする光学シート。
  2. 請求項1に記載の光学シートであって、
    前記複数の尾根部は、
    最も高い主尾根部と、主尾根部以外のサブ尾根部とを含み、
    前記サブ尾根部は、
    前記第1の側縁側に配設される第1のサブ傾斜面と、
    前記第2の側縁側に配設される第2のサブ傾斜面とを有し、
    前記裏面に入射した光のうち、当該光の輝度角度特性において輝度が最大となる方向に進行する輝度ピーク光線が前記第1の傾斜面で屈折して外部に出射する方向が、前記輝度ピーク光線が前記第2の傾斜面で屈折して外部に出射する方向と交差するように、前記第1及び第2のサブ傾斜面が配設されることを特徴とする光学シート。
  3. 請求項2に記載の光学シートであって、
    前記溝は前記主尾根部に形成されることを特徴とする光学シート。
  4. 請求項2に記載の光学シートであって、
    前記溝は、互いに対向する第1及び第2の溝傾斜面を有し、
    前記第1及び第2の溝傾斜面と前記柱状レンズの底面とがなす角度は90°以下であることを特徴とする光学シート。
  5. 光源と、
    光源と対向する側面と、側面と交差する主面とを有し、前記主面の法線から前記光源と反対側に所定の角度傾斜した方向を中心とした指向性を有する光を出射する導光板と、
    前記導光板上に敷設される請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光学シートとを備え、
    前記光学シートは、前記第1の側縁が前記第2の側縁よりも前記光源に近くなるように敷設されることを特徴とするエッジライト型のバックライト装置。
  6. 請求項5に記載のバックライト装置と、
    前記バックライト装置上に敷設される液晶パネルとを備えることを特徴とする液晶表示装置。
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