JP2010163135A - 車両用ミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同じ物体が平面鏡及び凸面鏡の双方に同時に写ることを防止し、視認性の向上を図ることを可能にするとともに、平面鏡と凸面鏡との境界が認識しやすくすることを可能にする。
【解決手段】車両の側部に設けられる車両用ミラー装置10であって、平面鏡12で構成される平面ミラー部14と、この平面ミラー部14の車両外方側に設けられる凸面ミラー部15とを有し、凸面ミラー部15が、平面ミラー部14から離反する方向に突出し上下方向に延在して形成される段差部23を備え、凸面ミラー部15の凸状鏡面24が、平面ミラー部14の平状鏡面16より車両外方に指向させて形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアミラーやフェンダミラーなどの車両の側部に設けられる車両用ミラー装置に関するものである。
車両のドアミラー視界と運転者の直接視界で挟まれた領域を死角と呼ぶ。死角内に他の車両が存在していた場合、それに気付かず車線変更など行ってしまうことがあった。
また、運転席側ドアミラーは平面鏡の採用が義務づけられている場合があり、視野が狭いものであった。この場合以外でも、平面鏡あるいは曲率が小さい(平面鏡に近い)ミラーを装着する車両も多かった。
このような車両用ミラー装置として、車両のドアミラー(外部サイドミラー)において、死角を視認するために部分的に凸面鏡を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の車両用ミラー装置は、車体側に揺動自在に取付けられたミラーハウジングと、このミラーハウジングに内に設けられ、後方を視認可能とする曲率が小さい凸面鏡若しくは平面鏡で構成される本体ミラーと、このミラーの表面で且つミラーハウジングの車幅外方に設けられる曲率の大きな凸面鏡とからなる。
しかし、特許文献1の車両用ミラー装置では、同じ物体が平面鏡及び凸面鏡にともに写る場合があり、視認性が悪くなるという課題があった。
また、特許文献1の車両用ミラー装置では、平面鏡(本体ミラー)と凸面鏡との境界が線となる。従って、境界が認識し難く、境界線を別途設けるなどの対策が必要であるという欠点があった。
特開平9−164884号公報
本発明は、同じ物体が平面鏡及び凸面鏡の双方に同時に写ることを防止し、視認性の向上を図ることができるとともに、平面鏡と凸面鏡との境界が認識しやすい車両用ミラー装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両の側部に設けられる車両用ミラー装置であって、平面鏡で構成される平面ミラー部と、この平面ミラー部の車両外方側に設けられる凸面ミラー部とを有し、凸面ミラー部が、平面ミラー部から離反する方向に突出し上下方向に延在して形成される段差部を備え、凸面ミラー部の凸状鏡面が、平面ミラー部の平状鏡面より車両外方に指向させて形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、凸状鏡面の段差部側の端末部が、水平方向において、平状鏡面と同方向に向けて形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、凸状鏡面が、水平方向において、同一の曲率で形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、凸面ミラー部が、平面ミラー部の車両外方側の端部に設けられ平面ミラー部のミラーホルダと一体的に付設された折返し部に設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、凸面ミラー部に、凸状鏡面が形成される補助鏡を備え、平面ミラ一部の表面に折返し部を折返した状態で平面ミラー部と折返し部との間に補助鏡が設けられることを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車両の側部に車両用ミラー装置が設けられる。車両用ミラー装置は、平面鏡で構成される平面ミラー部と、この平面ミラー部の車両外方側に設けられる凸面ミラー部とを有する。
凸面ミラー部に、平面ミラー部から離反する方向に突出し上下方向に延在して形成される段差部を備えるので、高さをもった段差部を視認することによって、平面ミラー部と凸面ミラー部との境界が把握しやすくなる。これにより、平面ミラー部若しくは凸面ミラー部に写る写像の視認性を高めることができる。
また、凸面ミラー部の凸状鏡面が、平面ミラー部の平状鏡面より車両外方に指向させて形成されているので、平状鏡面と凸状鏡面とに2つの写像が写ることを防止することができる。
請求項2に係る発明では、凸状鏡面の段差部側の端末部が、水平方向において、平状鏡面と同方向に向けて形成されているので、凸状鏡面と平状鏡面との視認エリアの途切れをなくすことができる。これにより、視認性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、凸状鏡面が、水平方向において、同一の曲率で形成されているので、両眼で見た場合の曲率の違いによる写像の歪みを防止できる。この結果、視認性を高めることができる。
請求項4に係る発明では、凸面ミラー部が、平面ミラー部の車両外方側の端部に設けられ平面ミラー部のミラーホルダと一体的に付設された折返し部に設けられているので、凸面ミラー部を平面ミラー部と一体的に形成することができる。この結果、生産性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、凸面ミラー部に、凸状鏡面が形成される補助鏡を備える。平面ミラ一部の表面に折返し部を折返した状態で平面ミラー部と折返し部との間に補助鏡が設けられたので、凸状鏡面に対するチッピング等の外的要因に対するタフネスを向上させることができる。
本発明に係る実施例1の車両用ミラー装置の分解斜視図である。 図1に示される車両用ミラー装置の平面断面図である。 図1に示される車両用ミラー装置の補助鏡の原理図である。 図1に示される車両用ミラー装置の補助鏡の斜視図である。 本発明に係る実施例2の車両用ミラー装置の分解斜視図である。 図5に示される車両用ミラー装置の平面断面図である。 本発明に係る実施例3の車両用ミラー装置の分解斜視図である。 本発明に係る実施例4の車両用ミラー装置の分解斜視図である。 本発明に係る実施例5の車両用ミラー装置の分解斜視図である。 本発明に係る実施例6の車両用ミラー装置の分解斜視図である。 本発明に係る実施例7の車両用ミラー装置の分解斜視図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
車両用ミラー装置10は、車両(不図示)の側部に設けられるドアミラー等の装置である。図1〜図4に示されるように、車両用ミラー装置10は、車体側に可倒自在に取付けられるミラーハウジング(不図示)と、このミラーハウジングに揺動自在に取付けられるミラーホルダ11と、このミラーホルダ11に固定され、後方及び周辺視界を視認可能とする平面鏡12と、この平面鏡12の車幅外方側に取付けられ、平面鏡12よりも広範囲を視認可能とする凸面ミラー部15とからなる。
ミラーホルダ11と平面鏡12とから平面ミラー部14が構成される。
平面鏡12は、ミラーホルダ11に両面テープ(不図示)等で接着される。また、平面鏡12は、裏面に反射面である平状鏡面16が形成される。
凸面ミラー部15は、平面鏡12の表面に両面テープ(不図示)等で接着される。
図3及び図4に示されるように、凸面ミラー部15は、樽形状の立体21の中心軸C1を通る第1の平面S1と、この第1の平面S1に垂直な第2の平面S2とで樽形状の立体21を切り取った形状を呈する。
すなわち、凸面ミラー部15は、平面鏡12の表面に貼り付ける貼り付け面22と、平面鏡12との見切りを形成する段差部23と、後方及び周辺視界を広範囲に写し出す凸状鏡面24とが形成される。
段差部23は、黒色塗装やメッキなどのマスキングが施される。また、段差部23は、取付状態では、平面ミラー部14から離反する方向に突出し上下方向に延在するように取付けられる。
凸状鏡面24は、上下方向の半径R1は一定(曲率は一定)であり、左右方向の半径R2は一定(曲率は一定)である。すなわち、凸状鏡面24は、上下方向(垂直方向)において、同一の曲率で形成され、左右方向(水平方向)において、同一の曲率で形成されている。
また、凸面ミラー部15の凸状鏡面24は、矢印a1〜a4及び矢印b1で示されるように、平面ミラー部14の平状鏡面16よりも外方に指向させたものである。
凸状鏡面24の段差部23側の端末部(凸状鏡面24と段差部23とが交わるコーナ)に引かれる接線L1は、平面鏡12の平状鏡面16と平行となる。すなわち、段差部23側の端末部25では、水平方向(左右方向)において、平面ミラー部14の平状鏡面16と同一方向に指向している。
車両用ミラー装置10では、車両の側部に設けられるものである。車両用ミラー装置10は、平面鏡12で構成される平面ミラー部14と、この平面ミラー部14の車両外方側に設けられる凸面ミラー部15とを有する。
凸面ミラー部15に、平面ミラー部14から離反する方向に突出し上下方向に延在して形成される段差部23を備えるので、高さをもった段差部23を視認することによって、平面ミラー部14と凸面ミラー部15との境界が把握しやすくなる。これにより、平面ミラー部14若しくは凸面ミラー部15に写る写像の視認性を高めることができる。
また、凸面ミラー部15の凸状鏡面24が、平面ミラー部14の平状鏡面16より車両外方に指向させて形成されているので、平状鏡面16と凸状鏡面24とに2つの写像が写ることを防止することができる。
また、凸状鏡面24の段差部23側の端末部25は、水平方向において、平状鏡面16と同方向に向けて形成されているので、凸状鏡面24と平状鏡面16との視認エリアの途切れをなくすことができる。これにより、視認性を高めることができる。
さらに、凸状鏡面24は、水平方向において、同一の曲率で形成されているので、両眼で見た場合の曲率の違いによる写像の歪みを防止できる。この結果、視認性を高めることができる。
なお、凸状面鏡24は、垂直方向において、曲率を除変させることによって上下方向の視認範囲を適宜設定することができる。
図5及び図6に示されるように、車両用ミラー装置30は、車体側に可倒自在に取付けられるミラーハウジング(不図示)と、このミラーハウジングに揺動自在に取付けられるミラーホルダ31と、このミラーホルダ31に固定され、後方及び周辺視界を視認可能とする平面鏡32と、ミラーホルダ31に固定され、平面鏡32よりも広範囲を視認可能とする凸面ミラー部35とからなる。
ミラーホルダ31と平面鏡32とから平面ミラー部34が構成される。
凸面ミラー部35は、図4に示された凸面ミラー部15と同一形状の部材である。さらに、凸面ミラー部35は、平面ミラー部34の車両外方側に設けられる。
車両用ミラー装置30では、平面鏡32が小さいもので済むので、車両用ミラー装置30のコストの低減を図ることができる。
図7に示されるように、車両用ミラー装置40は、車体側に可倒自在に取付けられるミラーハウジング(不図示)と、このミラーハウジングに揺動自在に取付けられるミラーホルダ41と、このミラーホルダ41に固定され、後方及び周辺視界を視認可能とする平面鏡42と、この平面鏡42の車幅外方に設けられる補助ホルダ47と、この補助ホルダ47に設けられ、平面鏡42よりも広範囲を視認可能とする補助鏡43と、補助ホルダ47を平面鏡42に固定する両面テープ48とからなる。
ミラーホルダ41と平面鏡42とから平面ミラー部44が構成される。補助鏡43と補助ホルダ47とから凸面ミラー部45が形成される。
補助鏡43は、図4に示された凸面ミラー部15と略同一形状の部材である。すなわち、補助鏡43は、補助ホルダ47に貼り付ける貼り付け面52と、後方及び周辺視界を広範囲に写し出す凸状鏡面54とが形成される。また補助鏡43は、平面ミラー部44の車両外方側に設けられる。
補助ホルダ47は、補助鏡43を支持するベース部55と、このベース部55の外方に形成され、補助鏡43を保護する枠部56と、ベース部55の内方に形成され、補助鏡43を保護するとともに平面ミラー部44との見切りをなす壁部57とからなる。壁部57は、平面ミラー部44から離反する方向に突出し上下方向に延在する段差部である。
補助ホルダ47は、黒色の樹脂で形成される若しくは黒色塗装が施される。従って、壁部(段差部)57も、黒色の樹脂で形成される若しくは黒色塗装が施される。
ベース部55は、裏面に平面鏡42への貼り付け面59と、この貼り付け面59に、補助ホルダ47と平面鏡32との水抜きをする水抜き溝58,58が形成される。
車両用ミラー装置40では、補助鏡43を補助ホルダ47で囲ったので、補助鏡43の耐久性の向上を図ることができる。
補助ホルダ47のベース部55の裏面に、水抜き溝58,58が形成されたので、補助ホルダ47と平面鏡42との水抜きを確実に行うことができる。
また、この実施例では、補助ホルダ47のベース部55に窓部を形成し、補助鏡43を平面鏡42に取付けた後、補助ホルダ47を補助鏡43に被せる構成とし、ベース部55の窓部から補助鏡43の凸状鏡面45を臨ませるようにしてもよい。この場合、補助鏡43の平面鏡42への貼り付け状態を補助ホルダ47によって上から押さえることができるので、補助鏡43の貼り付け状態を確実に保持することができる。
図8に示されるように、車両用ミラー装置60は、車体側に可倒自在に取付けられるミラーハウジング(不図示)と、このミラーハウジングに揺動自在に取付けられるミラーホルダ61と、このミラーホルダ61に固定され、後方及び周辺視界を視認可能とする平面鏡62と、この平面鏡62の車幅外方側に取付けられ、平面鏡62よりも広範囲を視認可能とする補助鏡63とからなる。
ミラーホルダ61は、平面鏡62を支持するホルダ本体75と、このホルダ本体75に車幅外方側で且つ折返し自在に設けられ、補助鏡63を囲う折返し部76と、これらのホルダ本体75と折返し部76とを繋ぐヒンジ部77とからなる。
ホルダ本体75は、折返し部76が嵌合する嵌合凹部78,78が形成される。折返し部76は、ホルダ本体75の嵌合凹部78,78に嵌合する嵌合凸部79,79と、補助鏡63を保護する枠部81とが形成される。
折返し部76を折返した状態で平面鏡62に臨む枠部81は、平面鏡62と補助鏡63とを仕切る隔壁82として作用し、折返し状態では補助鏡63の凸状鏡面に沿わした曲線状の端面82aを有する。なお、折返し部76は、好ましくは、黒色の樹脂で形成される若しくは黒色塗装が施される。
平面鏡62は、平状鏡面66が形成されている。
ミラーホルダ61のホルダ本体75と平面鏡62とから平面ミラー部64が構成される。ミラーホルダ61の折返し部76と、補助鏡63とから凸面ミラー部65が形成される。
補助鏡63は、図4に示された凸面ミラー部15と略同一形状の部材である。すなわち、補助鏡63は、平面鏡62に貼り付ける貼り付け面72と、後方及び周辺視界を広範囲に写し出す凸状鏡面74とが形成される。また、補助鏡63は、平面ミラー部64の車両外方側に設けられる。
車両用ミラー装置60では、補助鏡63を枠体81で囲ったので、補助鏡63の耐久性の向上を図ることができる。
車両用ミラー装置60では、凸面ミラー部65は、平面ミラー部64の車両外方側の端部に設けられ平面ミラー部64のミラーホルダ61と一体的に付設された折返し部76に設けられているので、凸面ミラー部65を平面ミラー部64と一体的に形成することができる。この結果、生産性を高めることができる。
凸面ミラー部65は、凸状鏡面74が形成される補助鏡63を備える。平面ミラ一部64の表面に折返し部76を折返した状態で平面ミラー部64と折返し部76との間に補助鏡63が設けられたので、凸状鏡面74に対するチッピング等の外的要因に対するタフネスを向上させることができる。
図9に示されるように、車両用ミラー装置90は、車体側に可倒自在に取付けられるミラーハウジング(不図示)と、このミラーハウジングに揺動自在に取付けられるミラーホルダ91と、このミラーホルダ91に固定され、後方及び周辺視界を視認可能とする平面鏡92と、ミラーホルダ91の車幅外方側に取付けられ、平面鏡92よりも広範囲を視認可能とする補助鏡93とからなる。
ミラーホルダ91及び補助鏡93は、それぞれ図8に示されたミラーホルダ61及び補助鏡63に略同一構成である。
ミラーホルダ91のホルダ本体105と、平面鏡92とから平面ミラー部94が構成される。ミラーホルダ91の折返し部106と、補助鏡93とから凸面ミラー部95が形成される。
車両用ミラー装置90では、平面鏡92が小さいもので済むので、車両用ミラー装置90のコストの低減を図ることができる。
図10に示されるように、車両用ミラー装置110は、車体側に可倒自在に取付けられるミラーハウジング(不図示)と、このミラーハウジングに揺動自在に取付けられるミラーホルダ111と、このミラーホルダ111に固定され、曇り止め作用をなすヒータユニット117と、ヒータユニット117に固定され、後方及び周辺視界を視認可能とする平面鏡112と、ヒータユニット117の車幅外方側に取付けられ、平面鏡112よりも広範囲を視認可能とする補助鏡113とからなる。
ミラーホルダ111及び補助鏡113は、それぞれ図8に示されたミラーホルダ61及び補助鏡63に略同一構成である。
ミラーホルダ111のホルダ本体125と、平面鏡112と、ヒータユニット117とから平面ミラー部114が構成される。ミラーホルダの折返し部126と、補助鏡113とから凸面ミラー部115が形成される。
ヒータユニット117は、電源が供給されるリード線118を備える。
車両用ミラー装置110では、ミラーホルダ111にヒータユニット117を取付けたので、平面鏡112及び補助鏡113の曇り止めをすることができる。この結果、悪天候のときにも車両用ミラー装置110の良好な視界を確保することができる。
図11に示されるように、車両用ミラー装置130は、車体側に可倒自在に取付けられるミラーハウジング(不図示)と、このミラーハウジングに揺動自在に取付けられるミラーホルダ131と、このミラーホルダ131に固定され、後方及び周辺視界を視認可能とする平面鏡132と、この平面鏡132の車幅外方側に配置され、平面鏡132よりも広範囲を視認可能とする補助鏡133と、からなる。
ミラーホルダ131は、平面鏡132を支持するホルダ本体145と、このホルダ本体145に車幅外方側で且つ折返し自在に設けられ、補助鏡133を支持する折返し部146と、これらのホルダ本体145と折返し部146とを繋ぐヒンジ部147とからなる。
ホルダ本体145は、折返し部146が嵌合する嵌合凹部148,148が形成される。
折返し部146は、ホルダ本体145の嵌合凹部148,148に嵌合する嵌合凸部149,149と、補助鏡133を支持する支持部151と、この支持部151に形成され、補助鏡133を臨ます開口152と、この開口152に形成され、補助鏡133を支持する複数の突起153と、補助鏡133と折返し部146との水抜きをする水抜き溝154,154とが形成される。
補助鏡133は、図4に示される凸面ミラー部15と略同一構成の補助鏡本体161と、この補助鏡本体161に形成され、折返し部146の開口152に臨ます凸状部162と、この凸状部162に設けられ、折返し部146の突起153に嵌合する複数の嵌合溝163(1個のみ図示する)が形成される。
ミラーホルダ131のホルダ本体145と、平面鏡132とから平面ミラー部134が構成される。ミラーホルダ131の折返し部146と、補助鏡133とから凸面ミラー部135が形成される。
車両用ミラー装置130では、ミラーホルダ131のホルダ本体145に平面鏡132を白抜き矢印e1の如く取付け、補助鏡133を裏返して白抜き矢印e2の如くミラーホルダ131の折返し部146に取付け、補助鏡133を取付け済みの折返し部146を白抜き矢印e3の如く折り返すことで、補助鏡133を平面鏡132の車両外方側に配置することができる。この結果、車両用ミラー装置130の組立性の向上を図ることができる。
また、補助鏡133の当接面の水抜きをする水抜き溝154,154が形成されたので、補助鏡133と折返し部146との水抜きを確実に行うことができる。
尚、本発明に係る車両用ミラー装置は、図1〜図11に実施例1〜実施例7の車両用ミラー装置10,30,40,60,90,110,130を示したが、これらの実施例を適宜組み合わせるものであってもよい。
本発明に係る車両用ミラー装置は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
10,30,40,60,90,110,130…車両用ミラー装置、12,62…平面鏡、14,64…平面ミラー部、15,65…凸面ミラー部、16,66…平状鏡面、23…段差部、24,74…凸状鏡面、63…補助鏡、76…折返し部。

Claims (5)

  1. 車両の側部に設けられる車両用ミラー装置であって、
    平面鏡で構成される平面ミラー部と、この平面ミラー部の車両外方側に設けられる凸面ミラー部とを有し、
    前記凸面ミラー部は、前記平面ミラー部から離反する方向に突出し上下方向に延在して形成される段差部を備え、
    前記凸面ミラー部の凸状鏡面は、前記平面ミラー部の平状鏡面より車両外方に指向させて形成されていることを特徴とする車両用ミラー装置。
  2. 前記凸状鏡面の段差部側の端末部は、水平方向において、前記平状鏡面と同方向に向けて形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 前記凸状鏡面は、垂直方向において、同一の曲率で形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ミラー装置。
  4. 前記凸面ミラー部は、前記平面ミラー部の車両外方側の端部に設けられ前記平面ミラー部のミラーホルダと一体的に付設された折返し部に構成されたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両用ミラー装置。
  5. 前記凸面ミラー部は、前記凸状鏡面が形成される補助鏡を備え、前記平面ミラ一部の表面に前記折返し部を折返した状態で前記平面ミラー部と前記折返し部との間に前記補助鏡が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用ミラー装置。
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