JP2010161463A - 防犯カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の防犯カメラでは、プライバシーを確保を確保する機能を実現するための構成が複雑になる問題があった。
【解決手段】本発明にかかる防犯カメラは、設定変更が可能な制御用ソフトウェアに基づき動作するネットワークカメラ10と、ソフトウェア制御に依存することなく動作し、前記ネットワークカメラと外部に設けられる公衆ネットワーク接続装置とを接続する第1のネットワークスイッチ11と、第1のネットワークスイッチ11に内部電源電圧VCC2を供給する電圧源12と第1のネットワークスイッチ11との間に設けられ、外部から入力されるスイッチ制御信号に基づき第1のネットワークスイッチ11に供給される前記内部電源電圧の遮断又は供給を切り替えるスイッチ4と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は防犯カメラに関し、特に利用者のプライバシーを保護しながら設置場所への不審者の侵入を検知して利用者に通報する防犯カメラに関する。
近年、防犯意識の高まりから、一般住宅や事務所への防犯カメラや監視装置(以下、これらを含め、単に防犯カメラと称す)の設置が多くなっている。このような防犯カメラでは、不審者の侵入を検知した場合、その画像を利用者の携帯端末又は警備会社に通報する。このような通報機能を有する防犯カメラ又は警備装置の例が、特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の監視装置では、利用者の携帯端末等に撮影された場所の映像から人物の存在を解析し、解析結果が所定の条件に合致する場合に映像から静止画像を取り出し、取り出した画像を携帯端末に送信する。
しかしながら、一般的な防犯カメラは、常時ネットワークに接続され、動作し続ける。そのため、一般住宅や事務所に設けられる防犯カメラにおいて、利用者が在室中であっても、その映像又は画像がカメラにより撮影し続けられる。つまり、一般的な防犯カメラでは、利用者のプライバシーを十分に保護できない問題がある。そこで、利用者が在室中などプライバシーを保護したい場面において、カメラによる監視を行わないようにしてプライバシーの保護が可能な防犯カメラが特許文献2〜4に提案されている。
特許文献2に記載の監視カメラでは、監視カメラの監視方向に遮蔽部を設ける。そして、監視カメラによる監視を中断する場合には遮蔽部を遮蔽状態とする。つまり、特許文献2に記載の監視カメラでは、遮蔽部を稼働させることで、画像の撮影状態と被撮影状態とを切り替えることでプライバシーを保護する。
特許文献3に記載の画像監視装置では、監視領域を撮影する撮像手段を有し、予め設定された条件を満たす場合には画像伝送手段による画像の伝送を防止手段により遮断する。つまり、特許文献3に記載の画像監視装置では、撮影を行わない条件が満たされた場合に撮影した画像の伝送を防止することでプライバシーを保護する。
特許文献4に記載の監視カメラでは、監視カメラが画像に写るプライバシーゾーンに対するマスキングを行った画像を生成する。つまり、特許文献4に記載の監視カメラでは、撮影される画像のうちプライバシーゾーンの画像をマスクすることでプライバシーを保護する。
特開2008−99057号公報 特開平10−3586号公報 特開平11−328547号公報 特開2006−109507号公報
しかしながら、特許文献2に記載の方法では、監視カメラに遮蔽部と、遮蔽部を稼働させる可動部とを設ける必要があり、機器の構造が複雑になる問題がある。特許文献3、4に記載の方法では、機器に制御用又は画像処理用のソフトウェアを組み込まなければならず機器を単純に扱うことができない問題がある。つまり、特許文献2〜4に記載の方法では、プライバシー保護を行うために複雑な制御や処理を行わなければならず、監視カメラの構造が複雑になる問題がある。
本発明にかかる防犯カメラの一態様は、設定変更が可能な制御用ソフトウェアに基づき動作するネットワークカメラと、ソフトウェア制御に依存することなく動作し、前記ネットワークカメラと外部に設けられる公衆ネットワーク接続装置とを接続する第1のネットワークスイッチと、前記第1のネットワークスイッチに内部電源電圧を供給する電圧源と前記第1のネットワークスイッチとの間に設けられ、外部から入力されるスイッチ制御信号に基づき前記第1のネットワークスイッチに供給される前記内部電源電圧の遮断又は供給を切り替えるスイッチと、を有する。
本発明にかかる防犯カメラは、スイッチにより第1のネットワークスイッチへの電源供給を切り替えることで、ネットワークカメラと公衆ネットワーク接続装置との接続を遮断することができる。ネットワークカメラと公衆ネットワーク接続装置との接続を遮断されることで、ネットワークカメラにおいて撮影された画像が外部のネットワークに流出することを防止する。
本発明によれば、簡易な構成によりプライバシー保護機能を有する防犯カメラを提供することができる。
実施の形態1にかかる防犯カメラの外観図である。 実施の形態1にかかるカメラ格納部に格納されるカメラ部のブロック図及び防犯カメラを利用するために必要なシステムのブロック図である。 実施の形態2にかかる防犯カメラの外観図である。 実施の形態2にかかるカメラ格納部に格納されるカメラ部のブロック図及び防犯カメラを利用するために必要なシステムのブロック図である。 実施の形態3にかかるカメラ格納部に格納されるカメラ部のブロック図及び防犯カメラを利用するために必要なシステムのブロック図である。 実施の形態3にかかる防犯カメラのブロック図及び防犯カメラを利用するために必要なシステムのブロック図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる防犯カメラ1は、撮影した画像中に不審者が含まれる場合に、ネットワークを介してその画像と共に不審者が侵入したことを利用者の端末(例えば、携帯電話、PC(Personal Computer))に通報する。そして、通報を受けた利用者は、警察署などに連絡を行うことで通報された不審者に対応することができる。
図1に本実施の形態にかかる防犯カメラ1の外観図を示す。図1に示すように、防犯カメラ1は、カメラフレーム2、カメラ格納部3、スイッチ4、LAN(Local Area Network)ケーブル5、ACアダプタ6を有する。
カメラフレーム2は、例えば、フォトフレームの形状を有する。本実施の形態では、このカメラフレーム2には写真はめ込み部Aと撮影ホールHとが設けられている。写真はめ込み部Aには、利用者の好みに応じた写真や絵画を入れることが可能である。撮影ホールHは、防犯カメラ1のカメラレンズに応じた大きさの穴であって、この穴を介して防犯カメラ1は、撮影を行う。このとき、写真はめ込み部Aに入れる写真を工夫することで撮影ホールHを目立たなくすることができる。このように撮影ホールHを目立たなくする写真を入れることで、防犯カメラ1を室内環境においてカモフラージュすることが可能になる。
カメラ格納部3には、ネットワークカメラ、電源回路、ネットワーススイッチ等が格納される。カメラ格納部3に格納されるカメラ部の詳細については後述する。スイッチ4は、カメラ格納部3に外部から操作可能な状態で設けられる。スイッチ4は、防犯カメラ1の監視機能のオン・オフを切り替えるために用いられる。
LANケーブル5は、防犯カメラ1と別途設けられる公衆ネットワーク接続装置(例えば、ルーター)とを電気的に接続する。LANケーブル5は、カメラ格納部3に接続される。ACアダプタ6は、コンセントから供給される交流電源を所定の電圧の直流電源に変換する。そして、防犯カメラ1は、電圧源(例えば、ACアダプタ6)により生成される直流電源に基づき動作する。
ここで、カメラ格納部3に格納されるカメラ部の詳細について説明する。図2にカメラ部のブロック図及び防犯カメラ1を利用するために必要なシステムのブロック図を示す。図2のうちカメラ格納部3に含まれる部分がカメラ部である。また、防犯カメラ1は、LANケーブル5によってカメラ格納部3と接続されるルーター20を介して公衆ネットワークと接続される。つまり、ルーター20、公衆ネットワーク、メールサーバー30、被通報者端末40、50が防犯カメラ1を利用するためのシステムとなる。
防犯カメラ1のカメラ部は、ネットワークカメラ10、ネットワークスイッチ11、直流電圧変換回路12、スイッチ4を有する。直流電圧変換回路12は、ACアダプタ6から入力される外部電源電圧DCINの電圧を変換して、内部電源電圧VCC1、VCC2を生成する。内部電源電圧VCC1は、ネットワークカメラ10に供給される。また、内部電源VCC2は、ネットワークスイッチ11に供給される。
ネットワークカメラ10は、内部電源電圧VCC1に基づき動作する。また、ネットワークカメラ10は、内蔵されるメモリに設定変更が可能な制御用ソフトウェアを有する。ネットワークカメラ10は、制御用ソフトウェアに基づき動作する。制御用ソフトウェアには、カメラの撮影間隔や撮影状況を設定するソフトウェアや、ネットワーク接続時に用いるIPアドレス、メールアドレス等を設定するソフトウェアを含む。ネットワークカメラ10は、制御用ソフトウェアに基づき不審者を検出した場合には、当該不審者を含む画像を予め登録されたメールアドレス宛てに送信する。本実施の形態にかかる防犯カメラ1は、ネットワークカメラ10が送信する電子メールによって不審者を含む画像と不審者の侵入情報とを利用者に通知する。
ネットワークスイッチ11は、ネットワークカメラ10とLANケーブルLAN1で接続される。また、ネットワークスイッチ11は、ルーター20とLANケーブルLAN2で接続される。ネットワークスイッチ11は、内部電源電圧VCC2に基づき動作する。また、ネットワークスイッチ11は、ソフトウェア制御に依存することなく動作する。つまり、ネットワークスイッチ11は、回路動作に基づきネットワーク上に伝送される情報の伝達を行う。ネットワークスイッチ11は、ネットワークカメラ10とルーター20との間に設けられ、ネットワークカメラ10とルーター20とを接続する。
スイッチ4は、オン・オフを切り替える操作部がカメラ格納部3の外部に露出するスイッチであり、本形態では機械的な動作により2つの端子の電気的な接続状態が制御されるものとする。スイッチ4は、直流電圧変換回路12とネットワークスイッチ11との間に設けられる。そして、スイッチ4の一方の端子は直流電圧変換回路12に接続され、他方の端子はネットワークスイッチ11に接続される。そして、スイッチ4は、操作部を操作することで与えられるスイッチ制御信号に基づきネットワークスイッチ11に供給される内部電源電圧VCC2の遮断と供給とを切り替える。ネットワークスイッチ11は、内部電源電圧VCC2が供給されている期間に、ネットワークカメラ10とルーター20との通信を確立し、内部電源電圧VCC2が遮断されている期間はネットワークカメラ10とルーター20との通信を遮断する。
ルーター20は、ネットワークカメラ10が接続される室内LANと公衆ネットワークとの接続状態を制御する制御装置である。公衆ネットワークは、例えばインターネットサービスプロバイダ等により提供されるネットワークである。メールサーバー30は、公衆ネットワークに接続されるサーバー装置であって、ネットワークカメラ10から送信される電子メールを受信し、その宛先とされた端末に電子メールを転送する。被通報者端末は、利用者が利用する端末であって、携帯電話やPC等の電子メールが閲覧可能な端末である。
本実施の形態にかかる防犯カメラ1は、図2において説明したカメラ部の構成を有し、利用者のプライバシーを確保しながら、不審者の監視を行うことが可能である。そこで、本実施の形態にかかる防犯カメラ1の動作について説明する。
防犯カメラ1を監視状態とする場合、スイッチ4をオン状態とする。スイッチ4がオンすることで、ネットワークスイッチ11に内部電源電圧VCC2が供給される。従って、ネットワークカメラ10は、ルーター20と通信可能な状態となる。このとき、ネットワークカメラ10に対しても内部電源電圧VCC1が供給されるため、ネットワークカメラ10は、防犯カメラ1が設置される室内の監視を行う。そして、ネットワークカメラ10が不審者を検知すると、ネットワークカメラ10は不審者を含む画像を撮影し、撮影した画像を添付した電子メールを生成する。その後、ネットワークカメラ10は、生成した電子メールを予め登録された宛先に送信する。ネットワークカメラ10から送信された電子メールは、ルーター20、公衆ネットワーク及びメールサーバー30を経由して、被通報者端末40、50に送信される。
防犯カメラ1を非監視状態とする場合、スイッチ4をオフ状態とする。スイッチ4がオフすることで、ネットワークスイッチ11への内部電源電圧VCC2の供給が遮断される。従って、ネットワークカメラ10とルーター20との通信は遮断された状態となる。このとき、ネットワークカメラ10に対しては内部電源電圧VCC1が継続されるため、ネットワークカメラ10は、スイッチ4がオフとなった後でも撮影を続ける。しかし、スイッチ4である場合、ネットワークカメラ10とルーター20との通信が遮断されるため、ネットワークカメラ10が撮影した画像が公衆ネットワークを介して流出されることはない。また、公衆ネットワークを介して外部からネットワークカメラ10にアクセスされることもないため、第三者からネットワークカメラ10により撮影された画像を盗み見られることもない。
防犯カメラ1を監視状態とするか、非監視状態とするかは、利用者がスイッチ4を操作することで切り替えることが可能である。
上記説明より、本実施の形態にかかる防犯カメラ1では、スイッチ4によりネットワークスイッチ11への電源の供給と遮断とを切り替えることで、ネットワークカメラ10により撮影された画像の送信と遮断とを切り替える。このとき、防犯カメラ1では、遮断の条件や複雑な制御を行うことがなく、スイッチ4の切り替えのみにより、撮影された画像の流出を防ぐことができる。つまり、防犯カメラ1は、スイッチの搭載のみという簡単な構成により、利用者のプライバシーを確保することが可能な防犯カメラを実現することができる。
また、防犯カメラ1では、非監視状態においてもネットワークカメラ10に内部電源電圧VCC2を供給することでネットワークカメラ10の誤動作を防止することができる。ネットワークカメラ10には、制御用ソフトウェアが搭載されているため、頻繁に電源のオン・オフを繰り返すと、制御用ソフトウェアが破壊されて誤動作や動作不良を生じることがある。そのため、背景技術において説明した先行技術においても、カメラが非撮影状態であってもカメラへの給電を遮断しないようにしている。そのため、先行技術においては、遮蔽部を設ける、又は、画像処理用のソフトウェアを組み込む等の工夫をしている。しかし、本実施の形態にかかる防犯カメラ1では、ネットワークカメラ10から出力される通信情報を電源が遮断されたネットワークスイッチ11を用いて遮断するのみであるため、遮蔽部、画像処理用のソフトウェア又は通信遮断のための防止手段を別途必要としない。このことは、防犯カメラ1の構造の簡素化、及び、低コスト化に大きな効果がある。
また、防犯カメラ1では、直流電圧変換回路12により、ネットワークカメラ10用の内部電源電圧VCC3と、ネットワークスイッチ11用の内部電源電圧VCC2とを個別に生成する。そのため、ネットワークカメラ10とネットワークスイッチ11とにどのような機器を利用するかを選択する自由度が高い。つまり、防犯カメラ1の仕様又は利用する顧客のニーズに合わせて、流通しているネットワークカメラやネットワークスイッチを自由に選択することができる。また、市場に一般的に流通しているネットワークカメラやネットワークスイッチを利用できることから開発期間の短縮、及び、開発コストの削減を行うことが可能である。
実施の形態2
実施の形態2にかかる防犯カメラ1aでは、ネットワークスイッチ11とルーター20とを無線LAN端末により接続する。そこで、実施の形態2にかかる防犯カメラ1aの外観図を図3に示す。図3に示すように、防犯カメラ1aは、無線LAN端末が内蔵されるカメラ格納部3aを有する。また、カメラ格納部3aにはACアダプタ6のみが接続される。なお、実施の形態2において実施の形態1と同様の構成要素については、実施の形態1の説明と同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、カメラ格納部3に格納されるカメラ部について詳細に説明する。図4にカメラ部のブロック図及び防犯カメラ1aを利用するために必要なシステムのブロック図を示す。図4に示すように、防犯カメラ1aでは、カメラ格納部3に無線LAN端末13が追加される。無線LAN端末13は、ネットワークスイッチ11とLANケーブルLNA2で接続される。また、無線LAN端末13には、直流電圧変換回路12により生成される内部電源電圧VCC3が供給される。なお、内部電源電圧VCC3は、スイッチ等を解することなく無線LAN端末13に供給されるため、防犯カメラ1aが非監視状態であっても、動作が停止することはない。
無線LAN端末13は、内蔵されるメモリに設定変更が可能な制御用ソフトウェアを有する。無線LAN端末13は、制御用ソフトウェアに基づき動作する。制御用ソフトウェアは、無線LAN端末13のIPアドレスの設定、セキュリティレベルの設定等を行う。無線LAN端末13は、防犯カメラ1aとは別に設けられる無線LAN端末60と無線通信を行う。無線LAN端末60は、ルーター20とLANケーブルLAN3で接続される。
つまり、実施の形態2にかかる防犯カメラ1aは、無線通信によりルーター20と通信することが可能である。これにより、防犯カメラ1aはLANケーブル5の配線を行うことなく利用することが可能になり、設置場所の自由度が向上する。なお、実施の形態2にかかる防犯カメラ1aは、ルーターとの通信に無線通信を用いるのみで、他の構成要素は実施の形態1かかる防犯カメラ1と同様であるため、実施の形態1と同様に簡易な構成によるプライバシーの確保、構造の簡素化、開発期間の短縮、及び、開発コストの削減を実現することができる。
実施の形態3
実施の形態3にかかる防犯カメラについて説明する。実施の形態3では、実施の形態2において説明した防犯カメラ1aにPC等の情報端末による公衆ネットワークの利用環境を追加する。そこで、図5に実施の形態3にかかる防犯カメラのカメラ格納部3bに格納されるカメラ部のブロック図及び防犯カメラを利用するために必要なシステムのブロック図を示す。なお、実施の形態3において実施の形態2と同様の構成要素については、実施の形態1及び実施の形態2の説明と同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、実施の形態3にかかる防犯カメラは、第1のネットワークスイッチ(例えば、ネットワークスイッチ11)に加えて、第2のネットワークスイッチ(例えば、ネットワークスイッチ14)を有する。また、実施の形態3にかかる防犯カメラでは、スイッチ4に換えてスイッチ4aを用いる。なお、図5に示す無線LAN端末13aは、接続されるLANケーブルが2本(LANケーブルLAN2、LAN4)に増加するのみで、その機能は図4に示す無線LAN端末13と同じである。
ネットワークスイッチ14は、防犯カメラとは別に設けられる情報端末(例えば、PC)とLANケーブルにより接続される。また、ネットワークスイッチ14は、LANケーブルLAN4により無線LAN端末13aと接続される。ネットワークスイッチ14は、直流電圧変換回路12により生成される内部電源電圧VCC2により動作する。このとき、ネットワークスイッチ14は、内部電源電圧VCC2が供給されているときは、情報端末と無線LAN端末13aとの通信を許可し、内部電源電圧VCC2が遮断されているときは、情報端末と無線LAN端末13aとの通信を遮断する。
スイッチ4aは、直流電圧変換回路12とネットワークスイッチ11及びネットワークスイッチ14との間に設けられる。スイッチ4aは1入力2出力のスイッチである。スイッチ4aの入力側端子には、直流電圧変換回路12が接続される。スイッチ4aの一方の出力端子にはネットワークスイッチ11が接続され、他方の出力端子にはネットワークスイッチ14が接続される。なお、スイッチ4aは、カメラ格納部3の表面に露出した制御つまみを有し、この制御つまみへの操作に応じて生成されるスイッチ制御信号に基づきスイッチの接続状態を制御する。
スイッチ4aは、入力端子から入力された内部電源電圧VCC2を、スイッチ制御信号に応じてネットワークスイッチ11とネットワークスイッチ14とに排他的に供給する。つまり、実施の形態3にかかる防犯カメラでは、スイッチ制御により、ネットワークスイッチ11とネットワークスイッチ14とが排他的に通信許可状態となる。
上記説明より、実施の形態3にかかる防犯カメラでは、2つのネットワークスイッチが排他的に通信許可状態となる。これにより、防犯カメラを監視状態としたとき(ネットワークスイッチ11に内部電源電圧VCC2を供給したとき)には、無線LAN端末13aとネットワークカメラとが通信可能な状態となり、防犯カメラは設置された室内を監視する状態となる。一方、防犯カメラを非監視状態としたとき(ネットワークスイッチ14に内部電源電圧VCC2を供給したとき)には、無線LAN端末13aと情報端末とが通信可能な状態となり、情報端末が公衆ネットワークを利用できる環境が提供される。
実施の形態1、2では、防犯カメラが非監視状態である場合、ルーター20や無線LAN端末が非利用状態となり、利用効率が低下する。しかし、実施の形態3にかかる防犯カメラでは、防犯カメラが非監視状態である場合に、ネットワークカメラ10と無線LAN端末13aとの通信を遮断してプライバシーを確保しながら、無線LAN端末を情報端末で利用することができる。防犯カメラは、利用者が在室中はプライバシー確保のため非監視状態とされることが多い。このような場合に、実施の形態3にかかる防犯カメラは、在室中の利用者に公衆ネットワークを利用する環境を提供することができる。
実施の形態4
実施の形態1〜3では、ネットワークカメラとネットワークスイッチとが1つの筐体(例えばカメラ格納部3)に格納された形態について説明した。実施の形態4では、ネットワークカメラとネットワークスイッチとが別の筐体に格納された形態について説明する。そこで、実施の形態4にかかる防犯カメラ及び防犯カメラを利用するために必要なシステムのブロック図を図6に示す。なお、実施の形態4において他の実施の形態と同様の構成要素については、他の実施の形態の説明と同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、実施の形態4では、1つのネットワークスイッチ11に対して、複数のネットワークカメラ(例えば、ネットワークカメラ10a〜10c)が接続される。このとき、ネットワークカメラ10a〜10cは、LANケーブルLAN1a〜LAN1cにより、ネットワークスイッチ11に接続される。
また、実施の形態4では、ネットワークカメラ10a〜10b、及び、無線LAN端末13には、個別にACアダプタ6から電源が供給される。ネットワークスイッチ11に対しても電圧源(例えば、ACアダプタ6)から内部電源電圧VCC2が供給されるが、ACアダプタ6とネットワークスイッチ11との間にはスイッチ4が設けられる。
つまり、実施の形態4にかかる防犯カメラは、ネットワークカメラ10a〜10cとネットワークスイッチ11とを個別に設けながら、ネットワークスイッチ11によるプライバシー保護機能を実現するものである。このように、ネットワークカメラ10a〜10cを別の筐体として設けることで、例えば、ネットワークカメラとして屋外設置型のものを用いることができる。また、1つのネットワークスイッチ11に対して複数のネットワークカメラを接続することで、1つのスイッチによって、複数のネットワークカメラに対するプライバシー制御を一括して行うことができる。
なお、複数のネットワークカメラのそれぞれに対してネットワークスイッチを設け、ネットワークスイッチの電源のオン/オフを個別に制御することで、ネットワークカメラのプライバシー機能を個別に制御することも可能である。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、無線LAN端末に換えて、電力線通信を利用するPLC(Power Line Communication)モデムを用いることもできる。また、スイッチ4、4aは機械的なスイッチではなく電気的に接続状態を切り替えるものであっても良い。電気的に接続状態を切り替え可能なスイッチを用いた場合、スイッチ制御信号を赤外線リモコン等により遠隔から与えることも可能になる。遠隔操作が可能になることで、利用者の利便性の向上を望むことができる。
1、1a 防犯カメラ
2 カメラフレーム
3、3a、3b カメラ格納部
4、4a スイッチ
5、LAN1〜LAN4、LAN1a〜LAN1b LANケーブル
6 ACアダプタ
10、10a〜10c ネットワークカメラ
11、14 ネットワークスイッチ
12 直流電圧変換回路
13、13a、60 無線LAN端末
20 ルーター
30 メールサーバー
40、50 被通報者端末
A 写真はめ込み部
H 撮影ホール

Claims (8)

  1. 設定変更が可能な制御用ソフトウェアに基づき動作するネットワークカメラと、
    ソフトウェア制御に依存することなく動作し、前記ネットワークカメラと外部に設けられる公衆ネットワーク接続装置とを接続する第1のネットワークスイッチと、
    前記第1のネットワークスイッチに内部電源電圧を供給する電圧源と前記第1のネットワークスイッチとの間に設けられ、外部から入力されるスイッチ制御信号に基づき前記第1のネットワークスイッチに供給される前記内部電源電圧の遮断又は供給を切り替えるスイッチと、
    を有する防犯カメラ。
  2. 前記電圧源は、外部電源から供給される外部電源電圧から前記内部電源電圧を生成し、当該内部電源電圧を前記ネットワークカメラ前記第1のネットワークスイッチに供給する直流電圧変換回路を有し、前記スイッチは、前記直流電圧変換回路と前記第1のネットワークスイッチとの間に接続される請求項1に記載の防犯カメラ。
  3. さらに、前記第1のネットワークスイッチと接続され、無線により前記公衆ネットワーク接続装置と通信を設定変更が可能な制御用ソフトウェアに基づき行う無線LAN(Local Area Network)端末を備える請求項1又は2に記載の防犯カメラ。
  4. さらに、前記第1のネットワークスイッチと接続され、電力線通信により前記公衆ネットワーク接続装置と通信を設定変更が可能な制御用ソフトウェアに基づき行う電力線通信端末を備える請求項1又は2に記載の防犯カメラ。
  5. さらに、
    外部に設けられる情報通信機器と前記ネットワーク装置とを接続する第2のネットワークスイッチを有し、
    前記スイッチは、前記スイッチ制御信号に基づき前記内部電源電圧を前記第1のネットワークスイッチと前記第2のネットワークスイッチとに排他的に供給する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の防犯カメラ。
  6. さらに、前記第1のネットワークスイッチと接続され、無線により前記公衆ネットワーク接続装置と通信を設定変更が可能な制御用ソフトウェアに基づき行う無線LAN(Local Area Network)端末を備える請求項5に記載の防犯カメラ。
  7. さらに、前記第1のネットワークスイッチと接続され、電力線通信により前記公衆ネットワーク接続装置と通信を設定変更が可能な制御用ソフトウェアに基づき行う電力線通信端末を備える請求項5に記載の防犯カメラ。
  8. 前記防犯カメラは、複数の前記ネットワークカメラを有し、複数の前記ネットワークカメラは、それぞれ前記第1のネットワークスイッチと接続される請求項1乃至7のいずれか1項に記載の防犯カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012150592A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Sumitomo Electric Networks Inc セキュリティシステム及び監視装置

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