JP2010159961A - 遅延希薄噴射燃料噴射器構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】高効率で作動するガスタービンエンジンを提供する。
【解決手段】燃料回路70によってそこに供給される第1燃料を燃やすことができる第1内部21を有する燃焼器20と、タービン50と、燃料回路70によってそこに供給される第2燃料と第1燃料の燃焼生成物を燃やすことができる第2内部41を有する遷移域43と、1つ以上の多管/シャワーヘッド噴射器、旋回噴射器、及び/又は二重管噴射器を含む複数の燃料噴射器60であって、遷移域43によって構造的に支持されて燃料回路70に連結され、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて第2内部に第2燃料を供給するように構成される複数の燃料噴射器60とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】燃料回路70によってそこに供給される第1燃料を燃やすことができる第1内部21を有する燃焼器20と、タービン50と、燃料回路70によってそこに供給される第2燃料と第1燃料の燃焼生成物を燃やすことができる第2内部41を有する遷移域43と、1つ以上の多管/シャワーヘッド噴射器、旋回噴射器、及び/又は二重管噴射器を含む複数の燃料噴射器60であって、遷移域43によって構造的に支持されて燃料回路70に連結され、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて第2内部に第2燃料を供給するように構成される複数の燃料噴射器60とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、遅延希薄噴射(LLI)燃料ステージング構造及びその達成方法に関する。
現在、一部のガスタービンエンジンは高効率で作動することができず、望ましくない空気汚染排出物を発生させる。従来の炭化水素燃料を燃焼させるタービンによって通常発生する主な空気汚染排出物は、窒素酸化物、一酸化炭素及び未燃炭化水素である。このため、ガスタービンエンジンにおける窒素分子等の酸化は、燃焼器における高温と燃焼器内の高温での反応物質の滞留時間によって決まるので、熱NOx生成のレベルは、燃焼器温度を熱NOxが生成されるレベルより下に維持することによって、又は高温での反応物質の滞留時間をNOx生成反応が進行するには不十分な時間となるように制限することによって低下する。
温度制御方法の1つは、燃料と空気を予混合して燃焼前にその希薄混合気を形成することである。しかしながら、大容量ガスタービンに関しては、予混合希薄燃料を用いても、燃焼生成物の要求温度は、燃焼器が熱NOx生成閾値温度を超える反応域内の最高ガス温度で作動しなければならないほど高く、大幅なNOx生成が生じることが分かっている。
本発明の一実施形態によれば、ガスタービンエンジンが提供されており、燃料回路によってそこに供給される第1燃料を燃やすことができる第1内部を有する燃焼器と、回転タービン翼を有しており、タービン翼の回転を駆動するためにその中に少なくとも第1燃料の燃焼生成物を受け取ることができるタービンと、燃料回路によってそこに供給される第2燃料と第1燃料の燃焼生成物を燃やすことができる第2内部を有しており、燃焼器とタービンを互いに流動的に連結するように配置されている遷移域と、1つ以上の多管/シャワーヘッド噴射器、旋回噴射器、及び/又は二重管噴射器を含む複数の燃料噴射器であって、遷移域によって構造的に支持されて燃料回路に連結され、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて第2内部に第2燃料を供給するように構成される複数の燃料噴射器とを含む。
本発明の別の実施形態によれば、燃料回路によってそこに供給される第1燃料を燃やすことができる第1内部を有する燃焼器と、回転タービン翼を有しており、タービン翼の回転を駆動するためにその中に少なくとも第1燃料の燃焼生成物を受け取ることができるタービンとを含むガスタービンエンジンが提供されており、燃料回路によってそこに供給される第2燃料と第1燃料の燃焼生成物を燃やすことができる第2内部を有しており、燃焼器とタービンを互いに流動的に連結するように配置されている遷移域と、1つ以上の多管/シャワーヘッド噴射器、旋回噴射器、及び/又は二重管噴射器を含む複数の燃料噴射器であって、遷移域によって構造的に支持されて燃料回路に連結され、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて第2内部に第2燃料を供給するように構成される複数の燃料噴射器とを含む。
上記及びその他の利点及び特徴は、図面と併せて考えることで以下の説明からより明らかになるであろう。
本発明とみなされる主題は、本明細書の末尾の特許請求の範囲において特に指摘され明確に請求される。本発明の前述及びその他の特徴及び利点は、添付図面と併せて考えることで以下の詳細な説明から明らかになる。
例として図面を参照して、本発明の実施形態を利点及び特徴と共に詳細に説明する。
図1を参照すると、ガスタービンエンジン10が示されており、燃料回路70によってそこに供給される第1燃料を燃やすことができる第1内部21を有する燃焼器20と、それによって流入空気が圧縮されて少なくとも燃焼器20と遷移域43に供給される圧縮機30と、回転タービン翼を有しており、タービン翼の回転を駆動するためにその中に少なくとも第1燃料の燃焼生成物を受け取ることができるタービン50とを含んでいる。遷移域43は、燃焼器20とタービン50を流動的に連結するように配置され、燃料回路70によってそこに供給される第2燃料と第1燃料の燃焼生成物を燃やすことができる第2内部41を有している。図示するように、燃焼器20と遷移域43は互いに結合して、一般的にヘッドエンド11の形を有するが、このヘッドエンドは後述するように様々な構造を有する。
図1に示すように、ヘッドエンド11は複数の予混合ノズル12を有する。しかしながら、図4A〜4Dに示すように、その他のヘッドエンド11の構造も可能である。そのような代替構造の例としてはこれらに限定されないが、図4Aの標準の燃焼器構造13、図4Bの乾式低NOx(DLN)1+燃焼器構造14、図4CのDLN2+燃焼器構造15及び図4DのDLN2.6/2.6+燃焼器構造16が挙げられる。更に別の燃焼器構造の例としては、統合型ガス化複合サイクル(IGCC)ヘッドエンド、触媒ヘッドエンド、拡散方式ヘッドエンド及びマルチノズル低騒音燃焼(MNQC)方式ヘッドエンドが挙げられる。
上述のヘッドエンド11の構造の各々に関して、このバージョンの構造は遅延希薄噴射(LLI)に対応することが分かっている。LLI対応燃焼器は、華氏2500度を超える出口温度を有する燃焼器か、又は10ミリ秒を超える高温側滞留時間を有するメタンよりも反応性の高い成分で燃料を処理する燃焼器である。例えば、LLI対応バージョンのDLN1+燃焼器構造14は、華氏2500度未満の出口温度を有しているが、メタンよりも反応性の高い成分で燃料を処理することができる。LLI対応バージョンの拡散方式ヘッドエンド燃焼器構造は、華氏2500度を超える出口温度を有しており、メタンよりも反応性の高い成分で燃料を処理することができる。同様に、LLI対応バージョンのDLN2.0/DLN2+燃焼器構造15は、華氏2500度を超える出口温度を有しており、メタンよりも反応性の高い成分で燃料を処理することができ、LLI対応バージョンの触媒ヘッドエンド又はDLN2.6/2.6+燃焼器構造16は、華氏2500度を超える出口温度を有しており、メタンよりも反応性の高い成分で燃料を処理することができる。
複数の燃料噴射器60は各々が、遷移域43の外壁によって、又は遷移域43の周りのスリーブ40の外壁によって構造的に支持されており、第2内部41に延在して深さが変化する。この構造によって、燃料噴射器60は各々がLLI燃料ステージング機能を提供するように構成されている。即ち、燃料噴射器60は各々が、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて、例えば、遷移域43内の主な流れ方向にほぼ直角な方向への燃料噴射によって、第2燃料(即ち、LLI燃料)を第2内部41に供給するように構成されている。その際、燃焼器20及び遷移域43内の状態は、安定燃焼の局所域を形成するように段階づけられる。
図5A〜5Dを参照すると、燃料噴射器60は様々な特徴及び機能性を有することが分かる。例えば、図5Aに示すように、燃料噴射器60は二重管噴射器構造125を含む。この構造では、燃料は管130のノズルを介して遷移域43の内部41に能動的に供給され、空気は衝突スリーブ面140からインターフェース部150に延在する管130とスリーブ145の間の環状空間を通して受動的に供給される。図5Bに示すように、燃料噴射器60は旋回噴射器155も含む。この構造では、燃料はマニホルド160を介して遷移域43の内部41に能動的に供給され、空気は中心パージ165を介して、及び/又は旋回翼170によって受動的に供給される。更に、図5C及び5Dに示すように、燃料噴射器60の構造のその他の例としては、高純度触媒要素180を含む高純度触媒噴射器構造175、及びそれを介して燃料が遷移域43に供給される複合管190を有する多管/シャワーヘッド噴射器構造185が挙げられる。これらの各々のケースでは、燃料噴射器60は、もしあれば、遷移域43の外面上の既存の希釈孔42に対応する位置で遷移域43に連結することができることが分かる。これにより、更なる孔を遷移域43の外面に開ける必要がないので、製造費とマイナスの性能効果が制限又は実質的に削減される。希釈孔42が事前に存在しない場合、燃料噴射器60は必要に応じて遷移域43の外部に配置することができる。
実施形態によれば、単軸ステージには、現在作動中の単一の燃料噴射器60が含まれ、多軸ステージ(本明細書において「多数(複数)」に関する先の記載はない)には、遷移域43の多数の軸位置にそれぞれ配置される現在作動中の多数の燃料噴射器60が含まれ、軸円周ステージには、遷移域43の単一の軸位置の円周の周りにそれぞれ配置される現在作動中の多数の燃料噴射器60が含まれ、多軸円周ステージには、その多数の軸位置で遷移域43の円周の周りに配置される現在作動中の多数の燃料噴射器60が含まれる。
ここでは、多数の燃料噴射器60が遷移域43の円周の周りに配置されている場合、燃料噴射器60は実質的に均一又は不規則に互いに離間配置される。例えば、8個又は10個の燃料噴射器60が特定の円周ステージで使用され、2個、3個、4個又は5個の燃料噴射器60が遷移域43の南北の半球上に様々な距離間隔で設置されている。また、多数の燃料噴射器60が遷移域43の多軸ステージに配置される場合、燃料噴射器60は互いに対して一列及び/又は互い違いになっている。
ガスタービンエンジン10の運転中、燃料噴射器60の各々は、現在有効な単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ、多軸円周ステージの1つを形成するように、一緒又は別々に作動又は停止することができる。このため、燃料噴射器60は、各々が燃料回路70を通って、対応する燃料噴射器60と燃料回路70の分岐71又は72の間に配置された弁61を介してLLI燃料を供給されることが分かっている。弁61は制御装置80に信号伝達し、この制御装置は弁61を開閉させることによって対応する燃料噴射器60を作動又は停止する信号を弁61に送信する。
従って、各々の燃料噴射器60を現在作動させること(即ち、多軸円周ステージ)が現時点で望ましい場合、制御装置80は信号を送って、各々の弁61を開放させることによって各々の燃料噴射器60を作動させる。反対に、遷移域43の特定の軸ステージの各々の燃料噴射器60を現在作動させること(即ち、単軸円周ステージ)が現時点で望ましい場合、制御装置80は信号を送って、単軸円周ステージの唯一の燃料噴射器60に対応する各々の弁61を開放させることによって、各々の燃料噴射器60を作動させる。当然のことながら、この制御システムは単なる例示であって、燃料噴射器構造の複数の組み合わせが可能であり、燃料噴射器60の作動及び停止の少なくとも一方を制御するその他のシステム及び方法も利用できることが分かっている。
更に、上記のように、多数の燃料噴射器構造を有する多数の燃料噴射器60の存在によって、制御装置80は更に、常に特定の燃料噴射器構造を有する燃料噴射器60のみを作動させるように構成することができる。従って、二重管噴射器構造125の管を有する各々の燃料噴射器60を現在作動させることが現時点で望ましい場合、制御装置80は信号を送って、それらの燃料噴射器60に対応する各々の弁61を開放させる。反対に、旋回噴射器155を含む各々の燃料噴射器60を現在作動させることが現時点で望ましい場合、制御装置80は信号を送って、旋回噴射器155を含む燃料噴射器60のみに対応する各々の弁61を開放させる。
本発明の別の実施形態によれば、タービン50がそれらの間に配置された遷移域43によって燃焼器20に流動的に連結されるガスタービンエンジン10を運転する方法が提供される。この方法は、燃焼器20内の第1内部21に第1燃料を供給するステップと、燃焼器20内の第1内部21内で第1燃料を燃焼させるステップと、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて遷移域43内の第2内部41に第2燃料を供給するステップと、遷移域内の第2内部41内で第2燃料と第1内部21から受け取った燃焼生成物の流れを燃焼させるステップとを含む。
ここでは、単軸ステージにおいて第2内部41に第2燃料を供給するステップは、単一の燃料噴射器60を作動させるステップであり、多軸ステージにおいて第2内部41に第2燃料を供給するステップは、遷移域43の多数の軸位置にそれぞれ配置された多数の燃料噴射器60を作動させるステップであり、単軸円周ステージにおいて第2内部41に第2燃料を供給するステップは、その単一の軸位置で遷移域43の円周の周りにそれぞれ配置された多数の燃料噴射器60を作動させるステップであり、多軸円周ステージにおいて第2内部41に第2燃料を供給するステップは、その多数の軸位置で遷移域43の円周の周りにそれぞれ配置された多数の燃料噴射器60を作動させるステップである。
図2を参照すると、図2は燃料分割制御の様々なオプションのグラフ図を示していることが分かる。図2において、ヘッドエンド燃料分割の割合は、燃焼器20及び/又は遷移域43内の温度の測定値であるTfire値に対してグラフに示される。制御装置80が更にヘッドエンド11及び/又は燃料噴射器60へ向かう第1及び第2燃料の流れ方向を制御するように構成されているので、LLI燃料ステージングは更に図2に示す制御オプションに従って制御装置80によって制御することもできる。このため、制御装置80は上記のように弁61、及び弁73に連結されて、燃料噴射器60への第2燃料の供給を制御すると共に、ヘッドエンド11への第1及び/又はLLI燃料の供給を制御する。
図2に示すように、そのような制御の第1オプションは固定ヘッドエンド分割を使用することであり、Tfireの予め選択された値が得られた時点である割合(<100%)の第1及び/又はLLI燃料がLLI燃料ステージングのために遷移域43に供給される。その時点から、遷移域43に供給された燃料の割合はほぼ一定のままである。第2オプションは、ヘッドエンド分割計画を使用することである。この場合、LLI燃料の割合は、Tfireの値が予め選択された値を超えて上昇するので、比例的に、又は他の適切な機能に従って増加する。第3オプションは、LLI燃料の割合を、燃焼器20、圧縮機30、遷移域43及び/又はタービン50の内部環境のいくつかの特徴のいずれか1つ以上の関数にすることである。例えば、この割合は、測定された圧縮機吐出温度及び圧力状況であるTcd又はPcd、燃焼器20、圧縮機30又は遷移域43内の湿度表示、ガスタービン排気温度及び/又は計算された燃焼器出口温度であるT39の関数にすることができる。
上記の第3オプションは、現在の修正ウォッベ指数(MWI)を求めるように修正することもできる。この場合、MWIは燃料のエネルギー密度を測定するものであって、所定の燃料ノズル領域に対して、低いMWIはヘッドエンド燃料ノズル全体の圧力比の増加を示しており、LLI燃料ノズルが反応しにくい望ましくない動態を生じる可能性があることが分かっているので、LLI燃料の割合はMWIの関数にすることもできる。このように、MWIが増加するにつれて、より大きな割合のLLI燃料が遷移域43に向けられる。これらの各々のオプションによれば、燃焼器20、圧縮機30、遷移域43及びタービン50内の温度や圧力を測定することが必要と思われるので、熱電対/圧力計100、又は他の適切な環境測定装置を燃焼器20、圧縮機30、遷移域43及び/又はタービン50内に設置してもよいことが分かる。
図3を参照すると、LLI機能を備えたタービンの制御方法は、タービンを運転するステップ(300)と、一定時間の後又は予め選択された値のTfireが得られた時点でLLIを開始するステップ(310)と、更に第1オプションによれば、同じレベルでLLIを作動させ続けるステップ(350)とを含むことが分かる。反対に、第2オプションによれば、この方法は増加するレベルでLLIを作動させ続けるステップ(350)を含む。一方、第3オプションによれば、燃焼器20、圧縮機30及び/又は遷移域43の特定の測定特性が実証されたパラメータよりも高いか低いかを判定して(320)、その判定結果に基づいて、LLIレベルを減少させる(330)か、増加させる(340)か、又は維持して、引き続きLLI作動を継続する(350)。
更に図1を参照すると、制御装置80は更に、三方弁110、及び一部の実施形態では燃料噴射器60の周りのマニホルドに配置された追加弁、即ち上記のように弁61を制御するように構成されている。従って、制御装置80は、圧縮機30によって燃焼器20と遷移域43に、又は各々の燃料噴射器60に供給された流入空気の空気分割を制御することができる。このようにして、制御装置80は燃料分割と空気分割を同時に修正することができる。そのため、制御装置80はそれによって燃焼システムの空気比に対して最適燃料に関係する燃焼システムの運転経路を形成することができる。本発明の様々な実施形態によれば、三方弁110は更に、全般的な空気冷却系、拡大したターンダウン作業及び/又はエネルギー省(DoE)プログラムの一部として一体化させることができる。
上記のように、三方弁110の制御は、燃焼システムの空気比に対して燃料を最適化するために行なわれる。これらの比は、燃焼器20と遷移域43の仕様に基づくものとして予め選択されるか、又は現在の環境条件に基づいている。この場合、制御装置80は、燃焼器20、圧縮機30、遷移域43及びタービン50内に配置された熱電対/圧力計100によって与えられた温度及び/又は圧力表示に基づいて、燃焼器20又は遷移域43のいずれかの空気比に対して燃料を増加させることができる。
遅延希薄噴射(LLI)は更に、非LLI燃焼器が一般的に処理することができない、遷移域43への精油所ガス等の代替ガスを含む複数のガス流の噴射を可能にする。精油所ガス等の反応性ガスは、予混合器内の望ましくない保炎に対する懸念があるため、通常は予混合燃焼器によって処理することができない。一方、精油所ガスは、天然ガスと混合してもしなくてもよいが、ある場合において、燃料噴射器60が保炎に強い場合は特に、そのような問題もなく遷移域43に直接噴射することができる。ここでは、精油所ガスが天然ガスと混合されている場合、使用される天然ガスの量は、上記のようにTcd、Pcd及びT39の関数にすることができる。また、精油所ガスが遷移域43に噴射される場合、保炎感応予混合器をヘッドエンド11において使用して保炎事故の可能性を防止又は実質的に削減することができることが分かっている。
図1に示すように、代替ガスは、制御装置80によって制御される精油所ガス弁91を介して燃料回路70の分岐71又は72に供給源90から噴射することができる。このように、代替ガスを遷移域43に噴射する予定だと判断されると、制御装置80は、代替ガスが燃料回路70を通って燃料噴射器60に向かって伝播することができるように精油所ガス弁91を開放することができる。
更なる実施形態として、代替ガスを天然ガスと混合して、使用中の特定のヘッドエンド11の耐性を反映する組成の第1燃料を形成することができることが分かっている。代替ガスは、そのような混合を行なっても行なわなくても第2燃料を形成するために提供することができる。
更に、代替ガスには、上記のように燃料回路70によって供給源90から受け取った精油所ガスや、メタンよりも反応性の高い成分からなるガスが含まれることが更に分かっている。より詳細には、代替ガスには、約0.5容量%を超える量の水素、約5容量%を超える量のエタン、約10容量%を超える量のプロパン、約5容量%を超える量のブタン又はブタンを上回る炭化水素を含有するガスが含まれる。
燃料回路70は、燃料流の変化に対応するために複数の分岐71及び72を組み込むこともできる。複数の分岐71及び72を使用して、更なる燃料流領域を提供することによって、又は別のモードの燃焼(即ち、拡散や予混合)を引き起こすように燃料を導入することによって燃料組成の大きな変化を可能にすることもできる。分岐71及び72は、燃料ウォッベ指数、燃料組成の変化及び動的同調を可能にすることもできる。燃料回路70の分岐71及び72は、遷移域43内の更なる燃料ノズル又はこれらのオプションだけでなくその他の適切なオプションの組み合わせのように、燃料回路70の分岐として実施することができる。
分岐71及び72は、その長さに沿って配置された触媒部分酸化反応器(CPCR)120を更に含む。CPCR120は第1又は第2燃料内のメタンを水素に変換し、且つ/又は窒素酸化物を発生させずにメタンを部分的に酸化させる。その結果、LLIに使用された反応燃料が既に部分的に酸化しているので、燃料はそれ以外の場合よりも更に遅れて遷移域43に噴射することができる。
本発明を限られた実施形態のみに関連して詳細に記載してきたが、本発明がこのような開示した実施形態に限定されないことは容易に理解されよう。むしろ、いかなる変更、置換又は上述していない同等の配置を含むように本発明を修正できるが、本発明の精神及び範囲内にあるものとする。また、本発明の様々な実施形態を記載してきたが、本発明の態様は、記載した実施形態のいくつかのみを含むものであることを理解されたい。従って、本発明は上述の説明に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって制限されることを理解されたい。
10 ガスタービンエンジン
11 ヘッドエンド
12 複数の予混合ノズル
13 標準の燃焼器構造
14 DLN1+燃焼器構造
15 DLN2+燃焼器構造
16 DLN2.6/2.6+燃焼器構造
20 燃焼器
21 第1内部
30 圧縮機
40 スリーブ
41 第2内部
42 希釈孔
43 遷移域
50 タービン
60 燃料噴射器
61 弁
70 燃料回路
71、72 分岐
80 制御装置
90 供給源
91 精油所ガス弁
100 熱電対/圧力計
110 三方弁
120 触媒部分酸化反応器
125 二重管噴射器構造
130 管
140 衝突スリーブ面
145 スリーブ
150 インターフェース部
155 旋回噴射器
160 マニホルド
165 パージ
170 旋回翼
175 高純度触媒噴射器構造
180 高純度触媒要素
185 多管/シャワーヘッド噴射器構造
190 複合管
300 タービンを運転するステップ
310 LLIを開始するステップ
320 判定するステップ
330 LLIレベルを減少させるステップ
340 LLIレベルを増加させるステップ
350 LLI作動を継続するステップ
11 ヘッドエンド
12 複数の予混合ノズル
13 標準の燃焼器構造
14 DLN1+燃焼器構造
15 DLN2+燃焼器構造
16 DLN2.6/2.6+燃焼器構造
20 燃焼器
21 第1内部
30 圧縮機
40 スリーブ
41 第2内部
42 希釈孔
43 遷移域
50 タービン
60 燃料噴射器
61 弁
70 燃料回路
71、72 分岐
80 制御装置
90 供給源
91 精油所ガス弁
100 熱電対/圧力計
110 三方弁
120 触媒部分酸化反応器
125 二重管噴射器構造
130 管
140 衝突スリーブ面
145 スリーブ
150 インターフェース部
155 旋回噴射器
160 マニホルド
165 パージ
170 旋回翼
175 高純度触媒噴射器構造
180 高純度触媒要素
185 多管/シャワーヘッド噴射器構造
190 複合管
300 タービンを運転するステップ
310 LLIを開始するステップ
320 判定するステップ
330 LLIレベルを減少させるステップ
340 LLIレベルを増加させるステップ
350 LLI作動を継続するステップ
Claims (6)
- 燃料回路(70)によってそこに供給される第1燃料を燃やすことができる第1内部(21)を有する燃焼器(20)と、
回転タービン翼を有しており、前記タービン翼の回転を駆動するためにその中に少なくとも前記第1燃料の燃焼生成物を受け取ることができるタービン(50)と、
前記燃料回路(70)によってそこに供給される第2燃料と前記第1燃料の前記燃焼生成物を燃やすことができる第2内部(41)を有しており、前記燃焼器(20)と前記タービン(50)を互いに流動的に連結するように配置されている遷移域(43)と、
1つ以上の多管/シャワーヘッド噴射器(185)、旋回噴射器(170)、及び/又は二重管噴射器(125)を含む複数の燃料噴射器(60)であって、前記遷移域(43)によって構造的に支持されて前記燃料回路(70)に連結され、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて前記第2内部(41)に前記第2燃料を供給するように構成される前記複数の燃料噴射器(60)とを含む、
ガスタービンエンジン(10)。 - 1つ以上の前記複数の燃料噴射器(60)は、その外面に規定された希釈孔(42)において前記遷移域(43)によって構造的に支持される、請求項1に記載のガスタービンエンジン(10)。
- 前記燃料回路(70)に連結されて、前記多管/シャワーヘッド噴射器(185)、前記旋回噴射器(170)、及び/又は前記二重管噴射器(125)の予め選択された1つを作動/停止する制御システムを更に含む、請求項1に記載のガスタービンエンジン(10)。
- 燃料回路(70)によってそこに供給される第1燃料を燃やすことができる第1内部(21)を有する燃焼器(20)と、回転タービン翼を有しており、前記タービン翼の回転を駆動するためにその中に少なくとも前記第1燃料の燃焼生成物を受け取ることができるタービン(50)とを含むガスタービンエンジン(10)であって、
前記燃料回路(70)によってそこに供給される第2燃料と前記第1燃料の前記燃焼生成物を燃やすことができる第2内部(41)を有しており、前記燃焼器(20)と前記タービン(50)を互いに流動的に連結するように配置されている遷移域(43)と、
1つ以上の多管/シャワーヘッド噴射器(185)、旋回噴射器(170)、及び/又は二重管噴射器(125)を含む複数の燃料噴射器(60)であって、前記遷移域(43)によって構造的に支持されて前記燃料回路(70)に連結され、単軸ステージ、多軸ステージ、単軸円周ステージ及び多軸円周ステージのいずれか1つにおいて前記第2内部(41)に前記第2燃料を供給するように構成される前記複数の燃料噴射器(60)とを含む、
前記ガスタービンエンジン(10)。 - 1つ以上の前記複数の燃料噴射器(60)は、その外面に規定された希釈孔(42)又は別の孔において前記遷移域(43)によって構造的に支持される、請求項4に記載のガスタービンエンジン(10)。
- 前記燃料回路(70)に連結されて、前記多管/シャワーヘッド噴射器(185)、前記旋回噴射器(170)、及び/又は前記二重管噴射器(125)の予め選択された1つの作動及び停止の少なくとも一方を行なう制御システムを更に含む、請求項4に記載のガスタービンエンジン(10)。
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