JP2010159595A - ドアチェック装置 - Google Patents

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賢治 田阪
Hideo Morimoto
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Abstract

【課題】ドアの内部に配置される他部品のレイアウトの影響を受けることのないドアチェック装置を提供すること。
【解決手段】ドアチェック装置100は、車両ボディBに固定されるボディブラケット10に第1の枢着軸P1で枢着されたボディ側アーム30と、車両ドアDに固定されるドアブラケット20に第2の枢着軸P2で枢着されたドア側アーム40と、このボディ側アーム30とドア側アーム40の自由端部どうしを枢着した第3の枢着軸P3とを有し、枢着軸P1、枢着軸P2、枢着軸P3回りのいずれかに、車両ドアDの全開位置及び同全開位置と全閉位置との間の少なくとも1箇所の中間開度位置において、車両ドアDに回動節度を与えるチェック機構を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定の開度位置においてドアに回動節度を与えるドアチェック装置に関する。
ドアチェック装置は、ドアの全開位置及び同全開位置と全閉位置との間の少なくとも1箇所の中間開度位置において、ドアに回動節度を与える装置として知られている。
車両ドア用の従来のドアチェック装置は、ドアの開度位置に対応する複数の係止用凹部(凹凸傾斜面)を有するチェックアームの一端部を車両ボディに枢着し、他端部をドア側に取付けられたケースに貫通配置してなり、ドアの開閉に伴ってチェックアームがケース及びドアの内部を移動するようになっている。ケース内には、凸部(摺接部)を有するシューと、このシューをチェックアーム側に押圧するクッションゴム(反発材)が配置されている。ドアを開閉させると、ケース内のシューの凸部がチェックアームの凹凸傾斜面を段々に乗り越え、ケース内のシューの凸部がチェックアームの係止用凹部と係合する度に、所定の開度位置においてドアに回動節度が与えられる(特許文献1)。
特開2001−59371号公報
しかしながら、特許文献1記載のドアチェック装置にあっては、ドアの開閉に伴ってチェックアームがドアの内部を移動する(特に全閉位置ではチェックアームの大部分がドアの内部に収納される)ので、ドアの内部に配置される他部品のレイアウトの影響を受ける(レイアウトが制約される)という問題がある。即ち、ドアの内部に配置される他部品のレイアウトは車種等によって異なり得るところ、ドアの内部でチェックアームと他部品が接触してしまうためにレイアウトの変更を強いられる虞がある。従って、異なる車種等の間でチェック機構ひいてはドアチェック装置を共通化することが困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ドアの内部に配置される他部品のレイアウトの影響を受けることのないドアチェック装置を提供することを目的とする。
本発明は、ボディブラケットとボディ側アームを枢着した第1の枢着軸と、ドアブラケットとドア側アームを枢着した第2の枢着軸と、ボディ側アームとドア側アームの自由端部どうしを枢着した第3の枢着軸のいずれかにチェック機構を設ければ、ドアの内部にボディ側アーム、ドア側アーム及びチェック機構が入り込むことがなくなり、ドア内部のレイアウト上の制約を免れることができるという着眼点に基づいてなされたものである。
即ち、本発明のドアチェック装置は、車両ボディに固定されるボディブラケットに第1の枢着軸で枢着されたボディ側アームと、車両ドアに固定されるドアブラケットに第2の枢着軸で枢着されたドア側アームと、このボディ側アームとドア側アームの自由端部どうしを枢着した第3の枢着軸とを有し、上記第1、第2、第3の枢着軸回りのいずれかに、車両ドアの全開位置及び同全開位置と全閉位置との間の少なくとも1箇所の中間開度位置において、車両ドアに回動節度を与えるチェック機構を設けたことを特徴とする。
上記チェック機構は、上記第1の枢着軸回りの上記ボディブラケットもしくはボディ側アーム、上記第2の枢着軸回りの上記ドアブラケットもしくはドア側アーム、または上記第3の枢着軸回りの上記ボディ側アームもしくはドア側アームのいずれかに位置させて形成した、複数の係止溝を有するチェックカム部と、上記チェックカム部が形成されたボディブラケット、ボディ側アーム、ドアブラケットまたはドア側アームに隣接する部材に、車両ドアの開度位置に応じ、上記チェックカム部の複数の係止溝のいずれかに選択して係合する弾性部材とを有することが好ましい。
上記チェックカム部は、上記ボディ側アームとドア側アームの一方に形成され、第3の枢着軸回りに位置させて形成した複数の係止溝を有し、上記弾性部材は、上記ボディ側アームとドア側アームの他方に支持された引張コイルばねからなり、該引張コイルばねの一端部は、上記引張コイルばねを支持するアームの上記第1枢着軸または第2枢着軸に係止され、同引張コイルばねの他端部は、同引張コイルばねを支持するアームに同引張コイルばねの軸方向に移動可能に支持されていることが実際的である。
引張コイルばねの上記他端部は、上記チェックカム部の複数の係止溝と係合するフック部を有し、同引張コイルばねを支持するアームには、このフック部を引張コイルばねの軸方向に移動自在にガイドするガイド溝が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、ボディブラケットとボディ側アームを枢着した第1の枢着軸と、ドアブラケットとドア側アームを枢着した第2の枢着軸と、ボディ側アームとドア側アームの自由端部どうしを枢着した第3の枢着軸のいずれかにチェック機構を設けたので、ドアの内部にボディ側アーム、ドア側アーム及びチェック機構が入り込むことがなくなり、ドアの内部に配置される他部品のレイアウトの影響を受けることがない。
本発明の一実施の形態に係るドアチェック装置の構成を示す斜視図である。 図1のドアチェック装置を備える車両ドアの全閉状態を示す図である。 図1のドアチェック装置を備える車両ドアの全開状態を示す図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るドアチェック装置100の構成を示す斜視図である。図2は、ドアチェック装置100を備える車両ドアDの全閉位置を示す図であり、図3は、ドアチェック装置100を備える車両ドアDの全開位置を示す図である。
車両ボディBと車両ドアDは、ヒンジ機構(図示せず)によって図2、図3の枢軸Hを中心に開閉自在に結合されている。ドアチェック装置100は、車両ボディBと車両ドアDの間に設けられており、車両ボディBに固定されたボディブラケット10と車両ドアDに固定されたドアブラケット20を備えている。ボディブラケット10は、自身の貫通孔10aと車両ボディBの貫通孔B1を重ねた状態で固定ピン11を締めることで、車両ボディBに固定されている。ドアブラケット20は、L字形状のアッパブラケット21とロアブラケット22からなり、アッパブラケット21の貫通孔21aと車両ドアDの貫通孔D1を重ねた状態で固定ピン23を締めるとともに、ロアブラケット22の貫通孔22aと車両ドアDの貫通孔D2を重ねた状態で固定ピン24を締めることで、車両ドアDに固定されている(図2、3)。
ボディブラケット10には、ボディブラケット10の枢着孔10bとボディ側アーム30の枢着孔31を重ねた状態で枢着ピン12を締めることで、ボディ側アーム(チェックカムアーム)30が第1の枢着軸P1で枢着されている。ドアブラケット20には、アッパブラケット21の枢着孔21bとドア側アーム40の枢着孔41とロアブラケット22の枢着孔22bを重ねた状態で枢着ピン25を締めることで、ドア側アーム(弾性部材支持アーム)40が第2の枢着軸P2で枢着されている。
以上のように一端部をそれぞれ車両ボディBと車両ドアDに枢着したボディ側アーム30とドア側アーム40の自由端部どうしは、ボディ側アーム30の枢着孔32とドア側アーム40の枢着孔42を重ねた状態で枢着ピン33を締めることで、第3の枢着軸P3で枢着されている(図2、3)。
本実施の形態では、第3の枢着軸P3回りに、車両ドアDの全開位置及び同全開位置と全閉位置との間の少なくとも1箇所の中間開度位置において、車両ドアDに回動節度を与えるチェック機構を設けている。本明細書で「回動節度」とは、車両ドアDが半開位置や全開位置などの所定の開度位置に到達したときに操作者に仮止め感(クリック感)を感じさせることを意味する。
このチェック機構は、ボディ側アーム(チェックカムアーム)30に形成されたチェックカム部50と、ドア側アーム(弾性部材支持アーム)40に支持された弾性部材60とからなる。
チェックカム部50は、枢着軸P3回りに位置させて形成した4つの係止溝51、52、53、54を有している。係止溝51と52の間には突出部55が、係止溝52と53の間には突出部56が、係止溝53と54の間には突出部57がそれぞれ形成されている。即ち、チェックカム部50は、枢着軸P3を中心とする円弧P3Cに対して径方向に出没する形状を有している(図2、3)。係止溝51、52、53は車両ドアDの開度位置に対応しており、係止溝51は車両ドアDの全開位置に、係止溝52は車両ドアDが約3分の2だけ開いた位置に、係止溝53は車両ドアDが約3分の1だけ開いた位置にそれぞれ対応している。係止溝54は、車両ドアDの全閉位置に対応している。車両ドアDの全開位置では、係止溝54に連続して形成された指状当て部58が、ドア側アーム40の側方から起立した受け部44に当接する。つまり、指状当て部58と受け部44は、車両ドアDの全開位置を規定する全開ストッパとして機能する(図3)。尚、指状当て部58と受け部44の一方(双方)に、当接時の衝撃を和らげる緩衝部を設けてもよい。
チェックカム部50の係止溝51〜54の傾斜は、所望の回動節度(クリック感)に応じて緩やかにしたり急峻にしたりすることができる。例えば、回動節度を小さくしたい場合は係止溝51〜54を緩やかに形成し、回動節度を大きくしたい場合は係止溝51〜54を急峻に形成することができる。
弾性部材60は、車両ドアDの開度位置に応じ、チェックカム部50の4つの係止溝51〜54のいずれかに選択して係合するもので、本実施の形態では、引張コイルばね60からなっている。引張コイルばね60は、車両ドアDが全開位置では係止溝51に係合し、車両ドアDが約3分の2だけ開いた位置では係止溝52に係合し、車両ドアDが約3分の1だけ開いた位置では係止溝53に係合し、車両ドアDが全閉位置では係止溝54に係合する。
引張コイルばね60の一端部のフック部61は、ドア側アーム(弾性部材支持アーム)40の枢着軸P2(枢着ピン25)に係止されており、引張コイルばね60の他端部のフック部62は、ドア側アーム40の自由端部に、該引張コイルばね60の軸方向と平行に形成されたガイド溝43に移動自在に支持(ガイド)されている。
引張コイルばね60は、フック部62がチェックカム部50の係止溝51、52、53、54と係合する際には最低負荷状態(自由状態、または自由状態よりも僅かに引張を受けた状態)となり、フック部62がチェックカム部50の突出部55、56、57と当接する際には負荷状態(最低負荷状態よりも伸張した状態)となるように設計されている。引張コイルばね60は、枢着軸P3からの距離が短い係止溝51、52または53にそのフック部62が係合した状態が同係止溝から抜け難くなる安定状態であり、フック部62が突出部55、56、57に乗り上げようとすると、回動節度(クリック感)が与えられる。
次に、ドアチェック装置100を備える車両ドアDの開閉動作について、図2及び図3を参照して具体的に説明する。
図2のように車両ドアDが全閉位置にある場合、ドアチェック装置100は、ボディ側アーム30とドア側アーム40が枢着軸P3を中心として折り畳まれた状態で、車両ボディBと車両ドアDの間に収納されている。引張コイルばね60のフック部62は、チェックカム部50の係止溝54に係合しており、引張コイルばね60は最低負荷状態である。
この全閉位置から車両ドアDを、枢軸Hを中心として開いていくと(図2の反時計方向)、ボディ側アーム30とドア側アーム40が枢着軸P1、P2、P3を中心として相対回転する。具体的には、ボディ側アーム30は、ドア開度が大きくなるに連れて図2の時計方向に回転し、ドア側アーム40は、ドア開度が大きくなるに連れて図2の反時計方向に回転する。
車両ドアDを開いていく過程において、まず引張コイルばね60は、フック部62がチェックカム部50の係止溝54から突出部57に乗ることにより、ガイド溝43(軸方向)に沿って伸張した状態(負荷状態)になる。即ち、引張コイルばね60のフック部62とチェックカム部50の突出部57が、引張コイルばね60の弾性復帰力によって反発する。
次いで引張コイルばね60は、フック部62がチェックカム部50の突出部57から係止溝53に降りることにより、ガイド溝43に沿って最低負荷状態となり、係止溝53と係合する。即ち、車両ドアDは、係止溝53に対応するドア開度位置(約3分の1だけ開いた位置)で開閉が規制され、回動節度(クリック感)が与えられる。
同様に、引張コイルばね60は、突出部56に乗った後に係止溝52に降りて係止溝52と係合し、車両ドアDは、係止溝52に対応するドア開度位置(約3分の2だけ開いた位置)で回転が規制され、回動節度が与えられる。さらに車両ドアDを開いていくと、引張コイルばね60は、突出部55に乗った後に係止溝51に降りて係止溝51と係合し、車両ドアDは、係止溝51に対応する全開位置で回転が規制され、回動節度が与えられる。このとき、チェックカム部50の指状当て部58とドア側アーム40の受け部44が当接して全開ストッパとして機能し、車両ドアDの全開位置が規定される(図3)。
このように、車両ドアDを開いていくと引張コイルばね60(フック部62)がチェックカム部50の出没形状(係止溝51〜54、突出部55〜57)を段々に乗り越えていき、引張コイルばね60のフック部62が係止溝51〜53と係合する度に、所定の開度位置において車両ドアDの回転が規制され、回動節度が与えられる。
一方、全開位置から車両ドアDを、枢軸Hを中心として閉じていくと(図3の時計方向)、引張コイルばね60(フック部62)がチェックカムの出没形状(係止溝51〜54、突出部55〜57)を上述と逆方向に段々に乗り越えていき、引張コイルばね60のフック部62が係止溝51〜53と係合する度に、所定の開度位置において車両ドアDの回転が規制され、回動節度が与えられる。
以上説明したように、本実施の形態のドアチェック装置100によれば、チェックカム部50と引張コイルばね60からなるチェック機構が、ボディ側アーム30とドア側アーム40の枢着軸P3回りに設けられているので、車両ドアDの内部に、ボディ側アーム30、ドア側アーム40、チェックカム部50及び引張コイルばね60が入り込むことはない(図2、3)。従って、車両ドアDの内部に配置された他部品のレイアウトの影響を受けることがなく、車両ドアDの内部構造が異なる複数の車種間でドアチェック装置100を共通化することができる。
また、車両ドアDの開閉(図3では、開閉角度αは90°程度)に伴う枢着軸P3を中心とするボディ側アーム30とドア側アーム40の相対回動範囲が大きくなるので、枢着軸P3回りに設けるチェック機構の設計の自由度を高めることができる。具体的には、チェックカム部50に形成する係止溝の数または間隔を増減することができ、引張コイルばね60のフック部62を引掛ける位置や構造に柔軟性を持たせることができる。
また、チェックカム部50と引張コイルばね60の2つの部材だけでチェック機構が構成されるので、部品点数を少なくすることができる。チェックカム部50の複数の係止溝51、52、53と弾性部材60(フック部62)を係合させるという簡単な構造で、所定の開度位置において車両ドアDに回動節度を与えることができる。チェックカム部50と引張コイルばね60は、例えば型成形により高精度かつ大量に製造できるので、形状や寸法にバラツキが生じることはなく、安定した荷重を得ることができる。
以上の実施形態では、ボディ側アーム30を自由端部にチェックカム部50を有するチェックカムアームとし、ドア側アーム40を引張コイルばね60を支持した弾性支持部材支持アームとしたが、この関係を逆とすることができる。すなわち、ドア側アーム40にチェックカム部50を形成してチェックカムアームとし、ボディ側アーム30に引張コイルばね60を支持して弾性部材支持アームとすることができる。この態様では、引張コイルばね60の一端部をボディ側アーム30の枢着軸P1に係止し、他端部をドア側アーム30に移動可能に支持する。この構成は、図1〜図3において車両ボディBと車両ドアDの位置関係を入れ替えたものに相当する。
また、以上の実施形態では、チェック機構(チェックカム部50、引張コイルばね60)を枢着軸P3回りに設けたが、枢着軸P1回り又は枢着軸P2回りに設けることも可能である。
具体的には、枢着軸P1回りのボディブラケット10(ボディ側アーム30)または枢着軸P2回りのドアブラケット20(ドア側アーム40)のいずれかに位置させてチェックカム部を形成し、このチェックカム形成部に隣接させてチェックカム部と弾性係合する弾性部材を設ける。この弾性部材は例えば、ボディブラケット10(ドアブラケット20)に支持してもよいし、ボディ側アーム30(ドア側アーム40)に支持してもよい。
尚、上記実施の形態では、ドアチェック装置100を車両ドアに適用する場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。ドアチェック装置100は、家庭用ドアその他の開閉動作を伴うあらゆるドアに適用することができ、上述した実施の形態と同様の作用及び効果を奏する。
尚、上記実施の形態では、弾性部材が引張コイルばね60である場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。ドア側アーム(弾性部材支持アーム)40に支持され、車両ドアDの開度位置に応じ、チェックカム部50の係止溝51〜54のいずれかに選択して係合するという機能を有する限り、弾性部材は、あらゆる態様に種々変更して構成することができる(例えば、金属バンドや弾性バンド等)。また、引張コイルばね60(弾性部材)をドア側アーム40(弾性部材支持アーム)に支持する構造についても変更が可能であり、ドア側アーム40(弾性部材支持アーム)のガイド溝43を長孔形状とし、この長孔ガイド溝43に引張コイルばね60(フック部62)を挿し込んで支持することもできる。
100 ドアチェック装置
10 ボディブラケット
20 ドアブラケット
30 ボディ側アーム(チェックカムアーム)
40 ドア側アーム(弾性部材支持アーム)
44 受け部
50 チェックカム部
51、52、53、54 係止溝
55、56、57 突出部
58 指状当て部
60 引張コイルばね(弾性部材)
61、62 フック部
B 車両ボディ
D 車両ドア
H 枢軸
P1 第1の枢着軸
P2 第2の枢着軸
P3 第3の枢着軸
P3C 枢着軸P3を中心とする円弧

Claims (4)

  1. 車両ボディに固定されるボディブラケットに第1の枢着軸で枢着されたボディ側アームと、車両ドアに固定されるドアブラケットに第2の枢着軸で枢着されたドア側アームと、このボディ側アームとドア側アームの自由端部どうしを枢着した第3の枢着軸とを有し、
    上記第1、第2、第3の枢着軸回りのいずれかに、車両ドアの全開位置及び同全開位置と全閉位置との間の少なくとも1箇所の中間開度位置において、車両ドアに回動節度を与えるチェック機構を設けた、
    ことを特徴とするドアチェック装置。
  2. 請求項1記載のドアチェック装置において、
    上記チェック機構は、
    上記第1の枢着軸回りの上記ボディブラケットもしくはボディ側アーム、上記第2の枢着軸回りの上記ドアブラケットもしくはドア側アーム、または上記第3の枢着軸回りの上記ボディ側アームもしくはドア側アームのいずれかに位置させて形成した、複数の係止溝を有するチェックカム部と、
    上記チェックカム部が形成されたボディブラケット、ボディ側アーム、ドアブラケットまたはドア側アームに隣接する部材に、車両ドアの開度位置に応じ、上記チェックカム部の複数の係止溝のいずれかに選択して係合する弾性部材と、
    を有するドアチェック装置。
  3. 請求項2記載のドアチェック装置において、
    上記チェックカム部は、上記ボディ側アームとドア側アームの一方に形成され、第3の枢着軸回りに位置させて形成した複数の係止溝を有し、
    上記弾性部材は、上記ボディ側アームとドア側アームの他方に支持された引張コイルばねからなり、該引張コイルばねの一端部は、上記引張コイルばねを支持するアームの上記第1枢着軸または第2枢着軸に係止され、同引張コイルばねの他端部は、同引張コイルばねを支持するアームに同引張コイルばねの軸方向に移動可能に支持されているドアチェック装置。
  4. 請求項3記載のドアチェック装置において、
    引張コイルばねの上記他端部は、上記チェックカム部の複数の係止溝と係合するフック部を有し、同引張コイルばねを支持するアームには、このフック部を引張コイルばねの軸方向に移動自在にガイドするガイド溝が形成されているドアチェック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114475177A (zh) * 2022-01-14 2022-05-13 岚图汽车科技有限公司 一种可安装在车门上的防夹手装置

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