JP2010154538A - 携帯電子機器及びその制御方法 - Google Patents

携帯電子機器及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010154538A
JP2010154538A JP2010012739A JP2010012739A JP2010154538A JP 2010154538 A JP2010154538 A JP 2010154538A JP 2010012739 A JP2010012739 A JP 2010012739A JP 2010012739 A JP2010012739 A JP 2010012739A JP 2010154538 A JP2010154538 A JP 2010154538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
portable electronic
electronic device
unit
charger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010012739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4864146B2 (ja
Inventor
Kazuto Ito
和登 伊藤
Yasuhiro Ueno
泰弘 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2010012739A priority Critical patent/JP4864146B2/ja
Publication of JP2010154538A publication Critical patent/JP2010154538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4864146B2 publication Critical patent/JP4864146B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】磁界を発生する外部機器の接続状態が有から無に変化した場合に、適切な表示制御を行うことができる携帯電子機器を提供する。
【解決手段】情報を表示する表示部107と、地磁気を検出する地磁気センサ108と、地磁気センサ108が検出した地磁気に基づいて方位を算出し、その算出した方位の情報を表示部107に表示する制御部150と、を備えた携帯電子機器であって、制御部150は、AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、表示部107による前記方位情報の表示を停止する、ことを特徴とする携帯電子機器。
【選択図】図2

Description

本発明は、地磁気センサを搭載し、その検出結果に基づいて算出した方位を表示することが可能な携帯電子機器及びその制御方法に関するものである。
近年、携帯電話機に代表される携帯型電子機器はますます高機能化が進んでいる。例えば下記の特許文献に示すように、地磁気センサによって検出される地磁気に基づいて方位を算出することが可能な携帯電子機器が知られている。
特開2003−289366号公報 特開2005−110031号公報 特開2005−107324号公報 特開2005−107323号公報 特開2005−300896号公報 特開2005−291936号公報 特開2005−291935号公報 特開2005−291934号公報 特開2005−291933号公報 特開2005−291932号公報 特開2005−291931号公報
一方、携帯電話機に搭載される音楽プレーヤの機能は年々充実してきており、より高音質のオーディオ再生が求められるようになってきているが、携帯電話機は筐体のサイズが限られており、大口径のスピーカを搭載できないため、低音域を良好に再生できないという問題がある。そこで昨今では、携帯電話機に接続する外部機器として、充電器にスピーカを搭載するものが開発されている。これにより、充電器によって携帯電話機のバッテリを充電しながら、その充電器に付属する大口径のスピーカによって高音質のオーディオ再生を行うことができるものである。しかしながら、このような新しい構成を外部機器に付した場合は、これまでの携帯電話機に備えられていた方位算出機能との競合が生じてしまう。そのため、方位算出機能が算出する方位に誤りが生じうる。
本発明が解決しようとする課題は、方位を表示することが可能な携帯電子機器及びその制御方法において、磁界を発生する外部機器の接続状態が有から無に変化した場合に、適切な表示制御を行うことを目的とする。
本発明は、情報を表示する表示部と、地磁気を検出する地磁気センサと、前記地磁気センサが検出した地磁気に基づいて方位を算出し、当該算出した方位の情報を前記表示部に表示する制御部と、を備えた携帯電子機器であって、前記制御部は、AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記表示部による前記方位情報の表示を停止する、ことを特徴とする。
本発明は、情報を表示する表示部と、地磁気を検出する地磁気センサと、前記地磁気センサが検出した地磁気に基づいて方位を算出し、当該算出した方位の情報を前記表示部に表示する制御部と、を備えた携帯電子機器であって、前記制御部は、AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記表示部に表示される前記方位情報の更新を停止する、ことを特徴とする。
好適には、前記ACチャージャーは、外部機器とデータの入出力を行うためのコネクタに含まれる充電端子に接続される、ことを特徴とする。
本発明は、地磁気センサと、表示部と、制御部とを備えた携帯電子機器の制御方法であって、地磁気に基づく方位を含む情報を前記表示部に表示させる方位表示ステップを有し、AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記方位表示ステップにおける前記表示部による前記方位情報の表示を停止する、ことを特徴とする。
本発明は、地磁気センサと、表示部と、制御部とを備えた携帯電子機器の制御方法であって、地磁気に基づく方位を含む情報を前記表示部に表示させる方位表示ステップを有し、AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記方位表示ステップにおける前記表示部に表示される前記方位情報の更新を停止する、ことを特徴とする。
本発明の携帯電子機器及びその制御方法では、方位を表示することが可能な携帯電子機器及びその制御方法において、磁界を発生する外部機器の接続状態が有から無に変化した場合に、適切な表示制御を行うことができる。
携帯電子機器の外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯電子機器の構成例を示す図である。 携帯電子機器のバッテリ部の充電を行うスピーカ付き充電器の一例を示す図である。 待ち受け時における方位の表示例を示す図である。 方位の算出と表示に係わる動作の一例を示すフローチャートである。
図1は、携帯電子機器100としての携帯電話機の外観を示す図である。
図1に示した携帯電子機器100の外面には、数字キーなどのキー入力部103と、情報を表示する表示部107がある。そして、携帯電子機器100の内部には、地磁気を検出する地磁気センサ108と、中央演算装置を主要部品とする制御部150がある。また、携帯電子機器100の底面には携帯電子機器100のバッテリの充電を行うための一対の充電端子Tcがある。携帯電子機器100の側面には外部コネクタTioを有し、携帯電子機器100をパソコンと接続したりしてデータの入出力を行う。外部コネクタTioには、バッテリへの充電を行うための第2の充電端子Tdがある。
図2は、図1に示したような外観からなる携帯電子機器100の構成例を示す図である。
図2に示す携帯電子機器100は、無線通信部101と、GPS信号受信部102と、キー入力部103と、音声処理部104と、スピーカ105と、マイクロフォン106と、表示部107と、地磁気センサ108と、記憶部109と、充電器検出部110と、バッテリ部111と、制御部150とを有する。
無線通信部101は、通信ネットワークに接続される不図示の基地局と無線通信を行う。例えば通信部101は、制御部150から供給される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナから送出する。また、アンテナにおいて受信される基地局からの無線信号に所定の復調処理を施して受信データに変換し、制御部150に出力する。
GPS信号受信部102は、既知の軌道を周回する3つまたはそれ以上のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信し、これに増幅、ノイズ除去、変調等の信号処理を施して、携帯電話機100の地理的位置を算出するために必要な情報を取得する。
キー入力部103は、例えば電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部150に入力する。
音声処理部104は、スピーカ105において出力される音声信号やマイクロフォン106において入力される音声信号の処理を行う。すなわち、マイクロフォン106から入力される音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部150に出力する。また、制御部150から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ105に出力する。
また、音声処理部104はスピーカ201を搭載する充電器200(図3参照)へ端子T1を介してオーディオ信号を供給する。すなわち、音声処理部104は、外部機器としての充電器200に設けられたスピーカ201に端子T1を介してオーディオ信号を供給するオーディオ信号供給部となっている。
表示部107は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部150から供給される映像信号に応じた画像を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、バッテリ残量、待ち受け画面などの各種の情報を表示する。
また表示部107は、GPS機能によりナビゲーションを行う場合や待ち受け画面を表示している場合などにおいて、地磁気センサ108の検出結果に基づく方位の情報を表示する(図4参照)。
地磁気センサ108は、方位の算出に用いる地磁気を検出する。
例えば地磁気センサ108は、携帯電子機器100の筐体内の回路基板上に設定された所定の座標系(2軸若しくは3軸)を基準として、その各軸方向の地磁気を検出する。地磁気の検出には、例えばコイルの励磁を利用する方法や、ホール効果を利用する方法、磁気抵抗素子を利用する方法など、種々の方法を用いることが可能である。
記憶部109は、制御部150において処理に利用される各種のデータを記憶する。例えば、制御部150に備わるコンピュータのプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを保持する。
記憶部109は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
バッテリ部111は、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池(バッテリ)を含んで構成されており、バッテリに発生する電源電圧を機器の各部に供給する。
図3は、バッテリ部111の充電を行うスピーカ付き充電器200の一例を示す図であり、充電器200に携帯電子機器100が装着された状態(図3(A))と取り外された状態(図3(B))をそれぞれ示す。図3には、携帯電子機器100内に組み込まれた地磁気センサ108が示されている。
バッテリ部111の二次電池は、例えば図3(A)に示すように、携帯電子機器100
を充電器200に装着した状態で充電される。すなわち携帯電子機器100に設けられた充電端子Tcと充電器200に設けられた外部端子Tccとが当接され、これらの端子を介
して充電器200からバッテリ部111への充電電流が流れる。
このとき、携帯電子機器100の端子T1と充電器200の不図示の入力端子も電気的に結合されるため、音声処理部104から充電器200のスピーカ201へオーディオ信号を供給することが可能になる。
充電器検出部110は、携帯電子機器100が充電器200へ装着されているか否かを検出する。例えば、充電器200からバッテリ部111への電力供給の有無や、携帯電子機器100とバッテリ部111との電気的な接続の有無、物理的な接触の有無などを検出する。
検出する具体的な例としては、充電器200に設けられた外部端子Tccと電気的に接続する携帯電子機器100の充電端子Tc(図3参照)の間に加わる電圧を充電器検出部1
10が監視し、当該外部端子の間に電圧が加わっている状態では、携帯電子機器100が充電器200と接続されたとすることができる。なお、当該外部端子の間に電圧が加わっていない状態では、携帯電子機器100が充電器に接続されていないと検出することができる。
図2の説明に戻る。
制御部150は、携帯電子機器100の全体的な動作を統括的に制御する。
すなわち、携帯電子機器100の各種の処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWebサイトの閲覧、地図を利用したナビゲーションなど)がキー入力部103の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ユニットの動作(無線通信部101における信号の送受信、GPS信号受信部102におけるGPS信号の受信、音声処理部104における音声の入出力、地磁気センサ108からの地磁気データの取得、表示部107における画像の表示など)を制御する。
例えば制御部150は、記憶部109に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。すなわち、記憶部109に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順に読み込んで処理を実行する。
制御部150は、ナビゲーションを開始するようにキー入力部103へ指示が入力されると、GPS信号に基づいて現在地の地理的位置を把握し、これを地図によって表示部107に表示する。
例えば制御部150は、GPS信号受信部102によってGPS信号を受信し、その情報を無線通信部101によって通信ネットワーク上のサーバ装置に送信する。サーバ装置は、このGPS信号の情報に基づいて携帯電子機器100の地理的な位置(例えば緯度や経度など)を算出し、その算出結果の位置に関する情報と当該位置周辺の地図の情報を通信ネットワーク経由で携帯電子機器100に送信する。制御部150は、サーバ装置から送られてくるこれらの情報をもとに、現在地の地理的位置を表す地図の画像を表示部107に表示する。
制御部150は、上記のようなナビゲーション処理を行っている場合や通常の待ち受け画面を表示している場合などにおいて、表示部107に方位の情報を表示する。すなわち、地磁気センサ108が検出した地磁気のデータを取得し、これに基づいて方位を算出し、これを方位の情報として表示部107に表示する。制御部150は、例えば一定の周期で方位の算出を行い、その算出結果に応じて表示部107に表示する方位の情報を周期的に更新する。
その他、制御部150は、キー入力部103からの音楽再生指示などの入力に伴い、圧縮されて記憶部109に格納されている音声データを復号してアナログ音声信号に変換するアプリケーションプログラムを記憶部109から読み出して実行することができる。このアプリケーションプログラムは、起動されると、記憶部109に記憶される音声データの再生に関する指示を受け付けるよう表示部107に音楽再生に関する画面を表示させたり、キー入力部103からの指示に基づき、再生楽曲の変更、音量の変更、再生中断、終了などの操作を受け付ける。受け付けた要求は、制御部150から音声処理部104と表示部107に送信されて処理させる。
方位の情報は、例えば図4に示すように、コンパスをかたどったアイコンとして表示部107の画面に表示される。
図4の例において、コンパスのアイコンP1が示す矢印は特定の方位(例えば北)を表しており、携帯電子機器200の向きの変化に応じて方位の算出結果(方位データ)が変化すると、これに応じてこの矢印の向きも変化する。
ところで、図3(A)のように、携帯電子機器100が外部機器としてスピーカ付の充電器200に装着されている場合を考える。充電器200はスピーカ201を有しており、そのスピーカは磁石を使用するボイスコイル型のスピーカとする。なおここでは、充電器200はスピーカ201付のものを想定している。この状態では上記の説明の通り、充電器検出部110が、携帯電子機器100に設けられた充電端子Tcと、充電器200に設けられた外部端子Tccとが当接されたことを検出し、携帯電子機器100が充電器に接続されたことを検出する。
図3(A)のように、携帯電子機器100がスピーカ付の充電器200に装着されている状態で、携帯電子機器100の表示部107に地磁気センサ108の検出結果に基づく方位の情報を表示させる場合を考える。
携帯電子機器100の表示部107に方位の情報を表示させるために、制御部150は、方位の算出と表示にかかわる構成要素として、方位算出部151と表示制御部152を有する。
方位算出部151は、地磁気センサ108の検出結果を周期的に取得し、この検出結果に基づいて方位を算出する。そして、算出結果を方位データとして表示制御部152に出力する。表示制御部152は、方位算出部151から方位データを周期的に取得し、これに応じた方位の情報が表示部107において表示されるように制御を行う。
このようにすることで図4(a)に示すように方位の情報が表示部107の画面に表示される。よって、図3(A)のように、携帯電子機器100がスピーカ付の充電器200に装着されている状態で、携帯電子機器100の表示部107に方位の情報が表示される。
ここで、図3(A)のように、携帯電子機器100をスピーカ付の充電器200に装着し、携帯電子機器100の表示部107に方位の情報が表示されたままの状態で、スピーカ201によってオーディオ再生を行うことを考える。そのためには、制御部150から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換する。そして、その音声信号を、オーディオ信号供給部としての音声処理部104が、外部機器としての充電器200に設けられたスピーカ201に端子
T1を介してオーディオ信号を供給する。
充電器200に設けられたスピーカ201は、オーディオ信号の供給を受けると、ボイスコイルにそのオーディオ信号が流れる。ボイスコイルはオーディオ信号が流れると、スピーカの磁石からの磁界によりローレンツ力を受けて振動し、音声出力が開始される。ボイスコイルにオーディオ信号が流れると変動磁界が発生し、携帯電子機器100内の地磁気センサ108にもその磁界が加わる。また、変動磁界により携帯電子機器100内の部品が着磁してしまう場合もある。
このような状態では、方位算出部151が引き続いて地磁気センサ108の検出結果を取得し、この検出結果に基づいて方位を算出しても、誤った方位を算出し続けることになる。そして、方位算出部151が算出した誤った方位データを基に、表示制御部152が方位の情報を表示部107に表示させても、ユーザに方位を誤認させることになる。
なお、携帯電子機器100内部の部品の着磁によるオフセットのキャリブレーションを行っても、変動磁界により携帯電子機器100内の部品の着磁の方向が絶えず変動する状況の下では、オフセットが常に生ずる。そのため、キャリブレーション後に、表示部107に表示される方位も正しいわけではない。
そこで、表示制御部152は、スピーカ201が音声出力を行なう場合には、表示部107への方位の表示を停止する。または、方位表示部152は、表示部107への方位の情報の更新を停止、すなわち方位の情報を更新前の値にて固定させる。
スピーカ201が音声出力をする場合は、制御部150が音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換したり、あるいは音声出力のためのアプリケーションを起動させる処理が生じるので、制御部150は音声出力が行われていることを検知することができる。したがって、表示制御部152はスピーカ201の音声出力の開始あるいは音声出力を支持する操作の入力に伴って、表示部107への方位の表示や、更新を停止させることができる。
表示部107への方位の表示を停止させるためには、例えば図4において表示部107に方位を示すアイコンP1が表示されている状態から、そのアイコンP1の表示を消すことを考えることができる。
表示部107への方位の情報の更新を停止させるためには、図4(a)において方位を示すアイコンP1が表示されている状態で、方位のデータが変化しても、そのデータは誤ったものであるとして、図4(b)においてアイコンP1を表示させないことも考えられる。すなわち、図4(a)において示されているアイコンP1の表示がそのままホールドされた状態になるように、表示制御部152がその制御を行う。その間、アイコンP1の色を変えたり、点滅させるとホールドであることがわかりやすく、必ずしも正しい表示ではないことがわかる。
図5は、以上説明した方位の算出と表示に係わる動作の一例を示すフローチャートである。
方位算出部151は、所定の周期で地磁気センサ108に地磁気データを要求する(ステップST301)。地磁気センサ108は、この要求に応答して、方位算出部151へ周期的に地磁気データを出力する(ステップST302)。方位算出部151は、地磁気センサ108から取得した地磁気データに基づいて、周期的に方位を算出する(ステップST303)。
表示制御部152は、方位の算出周期よりも長い周期で方位算出部151に方位データを要求する(ステップST401)。
ステップST401において表示制御部152が方位データを要求したとき、オーディオ信号出力部(104)は充電器200に設けられたスピーカ201にオーディオ信号を出力していない状態となっている。そのため、方位算出部151はステップST303で算出した方位データを表示制御部152に出力し(ステップST402)、表示制御部152はこの方位データに応じて表示部107に方位を表示されるように要求する(ステップST403)。この場合、表示部107に表示される方位の情報は、地磁気センサ108の検出結果に基づいた実際の方位を表す情報となる。
一方で、ステップST403において、表示制御部152が方位表示の要求をした後、オーディオ信号出力部(104)がステップST501のように充電器200に設けられたスピーカ201にオーディオ信号を出力する通知を行うこともある。このような場合、表示制御部152はステップST403のように、方位表示の要求をせず、ステップST404のように表示部107に表示させることを停止する要求をする。
以上のように本発明は、外部機器に設けられたスピーカにオーディオ信号を供給するオーディオ信号供給部を有し、方位を表示することが可能な携帯電子機器において、オーディオ信号をスピーカに出力している間は、方位の表示を停止させたり、又は、方位の情報の更新を停止させることを本旨としている。そのため、携帯電子機器がオーディオ信号をスピーカに出力した場合であっても、携帯電子機器に誤った方位の表示が行われることを極力回避することができる。
その他に、図1に示した携帯電子機器100の充電は、図3に示した充電器200を使用しなくても行うことができる。
図1に示した携帯電子機器100の外部コネクタTioは、携帯電子機器100をパソコンと接続したりしてデータの入出力を行うという目的の他に、上述のバッテリへの充電回路に接続される第2の充電端子Td(第1の充電端子はTcである)をも有している。この第2の充電端子Tdに接続された商用電源に接続されるACチャージャーからの充電電流
を受付け、充電回路へ供給して充電を行うこともできる。
ACチャージャーにもAC/DC変換用などのためにコイルなどが実装されており、多少の磁界変動は発生する。よって、充電器200を使用するときと同様に、携帯電子機器100へのACチャージャーの接続の有から無へ状態変化したときには、同様に方位の表示を停止させたり、又は、方位の情報の更新を停止させてもよい。
しかしながら、充電器200のようなスピーカ201は有さず、接続有無により大きな磁界変動を生じない場合には、携帯電子機器100の充電回路への電力供給の有判断に加えて、携帯電子機器100への充電器200の物理的な接触有検出や外部コネクタTioの使用している状態の非検出により、充電器200が携帯電子機器100へ接続されていることを制御部150が判断し、このときだけに方位の表示を停止させたり、方位の情報の更新を停止させるようにしてもよい。こうすることで、携帯電子機器100の表示部107における方位の表示の停止の回数を少なくすることができる。
また、本実施形態では本発明の携帯電子機器の一例として携帯電子機器100について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、PHS(Personal Handyphone System)、ポータブルゲーム機、ポータブルナビゲーション装置等、地磁気センサを有し方位を検出する携帯電子機器に適用可能である。
本発明の通信端末は携帯電話機に限定されない。例えば、PDA(Personal Digigal Assistants)や携帯型ゲーム機等、通信機能を有する携帯端末に広く本発明は適用可能である。
100…携帯電子機器、101…無線通信部、102…GPS信号受信部、103…キー入力部、104…音声処理部、105…スピーカ、106…マイクロフォン、107…表示部、108…地磁気センサ、109…記憶部、110…充電器検出部、111…バッテリ部、150…制御部、151…方位算出部、152…表示制御部、200…充電器、201…スピーカ

Claims (5)

  1. 情報を表示する表示部と、
    地磁気を検出する地磁気センサと、
    前記地磁気センサが検出した地磁気に基づいて方位を算出し、
    当該算出した方位の情報を前記表示部に表示する制御部と、
    を備えた携帯電子機器であって、
    前記制御部は、AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記表示部による前記方位情報の表示を停止する、ことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 情報を表示する表示部と、
    地磁気を検出する地磁気センサと、
    前記地磁気センサが検出した地磁気に基づいて方位を算出し、
    当該算出した方位の情報を前記表示部に表示する制御部と、
    を備えた携帯電子機器であって、
    前記制御部は、AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記表示部に表示される前記方位情報の更新を停止する、ことを特徴とする携帯電子機器。
  3. 前記ACチャージャーは、外部機器とデータの入出力を行うためのコネクタに含まれる充電端子に接続される、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 地磁気センサと、表示部と、制御部とを備えた携帯電子機器の制御方法であって、
    地磁気に基づく方位を含む情報を前記表示部に表示させる方位表示ステップ
    を有し、
    AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記方位表示ステップにおける前記表示部による前記方位情報の表示を停止する、ことを特徴とする携帯電子機器の制御方法。
  5. 地磁気センサと、表示部と、制御部とを備えた携帯電子機器の制御方法であって、
    地磁気に基づく方位を含む情報を前記表示部に表示させる方位表示ステップ
    を有し、
    AC/DC変換用のコイルを備えたACチャージャーの接続状態が有から無に変化すると、前記方位表示ステップにおける前記表示部に表示される前記方位情報の更新を停止する、ことを特徴とする携帯電子機器の制御方法。
JP2010012739A 2010-01-25 2010-01-25 携帯電子機器及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4864146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010012739A JP4864146B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 携帯電子機器及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010012739A JP4864146B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 携帯電子機器及びその制御方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006051381A Division JP2007235279A (ja) 2006-02-27 2006-02-27 携帯電子機器及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010154538A true JP2010154538A (ja) 2010-07-08
JP4864146B2 JP4864146B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=42572999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010012739A Expired - Fee Related JP4864146B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 携帯電子機器及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4864146B2 (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003289366A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Kyocera Corp 携帯情報端末及び該携帯情報端末に用いる操作ボタン
JP2005110031A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kyocera Corp 撮像装置
JP2005107324A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kyocera Corp 情報表示装置
JP2005107323A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kyocera Corp 情報表示装置
JP2005191651A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Mitsubishi Electric Corp 携帯電話システム
JP2005291932A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291931A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291933A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその情報表示方法および地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291935A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291934A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291936A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005300896A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Kyocera Corp 携帯通信端末とその情報表示方法および地磁気センサの誤差補正方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003289366A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Kyocera Corp 携帯情報端末及び該携帯情報端末に用いる操作ボタン
JP2005110031A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kyocera Corp 撮像装置
JP2005107324A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kyocera Corp 情報表示装置
JP2005107323A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kyocera Corp 情報表示装置
JP2005191651A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Mitsubishi Electric Corp 携帯電話システム
JP2005291932A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291931A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291933A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその情報表示方法および地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291935A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291934A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005291936A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Kyocera Corp 携帯通信端末とその地磁気センサの誤差補正方法
JP2005300896A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Kyocera Corp 携帯通信端末とその情報表示方法および地磁気センサの誤差補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4864146B2 (ja) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4545814B2 (ja) 携帯電子機器及び地磁気センサ較正方法
JP4828640B2 (ja) 携帯電子機器及び地磁気センサ較正方法
JP6065369B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP4674240B2 (ja) 携帯電子機器とその方位表示方法
JP5014645B2 (ja) 携帯電子機器及びその制御方法
WO2012140826A1 (ja) 充電予約支援システム、携帯端末装置、充電予約支援方法及びプログラム
JP2010268330A (ja) 通信端末装置及びプログラム
WO2019187745A1 (ja) 電子機器及び処理システム
JP6476609B2 (ja) 測位システム、測位装置、記憶装置及び測位方法
KR100998005B1 (ko) 전자기기 및 프로그램을 기록한 기록매체
JP2010004326A (ja) 端末装置およびプログラム
JP4864146B2 (ja) 携帯電子機器及びその制御方法
JP2011176587A (ja) 携帯電子機器
JP2007235279A (ja) 携帯電子機器及びその制御方法
JP2009229062A (ja) 携帯電子機器
JP4669751B2 (ja) 無線通信機能付き方位計測装置、方位計測方法、及び、プログラム
JP2006148773A (ja) 携帯端末装置及びその制御方法
JP3778044B2 (ja) 携帯電話装置及びその制御方法
JP4593440B2 (ja) 方位計測装置、及び、方位計測方法
JP2009077035A (ja) 通信端末装置、及びプログラム
JP2003198670A (ja) 携帯電話装置及びその制御方法
JP2012023776A (ja) 通信端末装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4864146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees