JP2010153440A - 静止誘導電器装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】静止誘導電器装置は、内側絶縁筒2と、内側絶縁筒2との間に環状空間31を形成するように配置された外側絶縁筒1と、冷媒が流通可能な水平冷却路13を形成するように中心軸方向に互いに所定の間隔を保ちながら複数段に積層された複数の円板巻線4とを有する。上下に隣接する円板巻線4の間には、複数の外側間隔片51または複数の内側間隔片52が配置される。外側間隔片51は、水平部10と、水平部10の外側径方向端部の外側に周方向に沿って両側に張り出して外側垂直冷却路11の一部を塞ぐように形成された外側幅広部5を有する。内側間隔片51は、水平部10と、水平部10の径方向内側の内側径方向端部の中心軸側に周方向に沿って両側に張り出して内側垂直冷却路12の一部を塞ぐように形成された内側幅広部6を有する。
【選択図】図1
Description
本発明に係る静止誘導電器装置の第1の実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。図1は、本実施形態の静止誘導電器装置の右半分の一部を示す概略縦断面図である。図1では、外側および内側垂直間隔片21、22と、間隔調整用水平板23の図示は省略している。図2は、図1のII-II矢視横断面図である。なお、図2は、内側間隔片52の図示を省略している。図3は、図1のIII-III矢視横断面図である。なお、図3は、外側間隔片51の図示を省略している。図4は、図1のIV部の拡大断面図である。図5は、図4の外側間隔片51の水平部9、外側被覆部7、および外側幅広部5を模式的に展開した展開平面図である。図6は、図4の間隔調整用水平板23の平面図である。
本発明に係る静止誘導電器装置の第2の実施形態について、図7〜図10を用いて説明する。図7は、本実施形態の静止誘導電器装置の右半分の一部を示す概略縦断面図である。図7では、外側および内側垂直間隔片21、22と、間隔調整用水平板23の図示は省略している。図8は、図7のVIII-VIII矢視横断面図である。この図8では、外側および内側間隔片51、52の図示を省略している。図9は、図7のIX部の拡大断面図である。図10は、図7の外側間隔片51の水平部9および側面被覆部10を模式的に展開した展開平面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本発明に係る静止誘導電器装置の第3の実施形態について、図11〜図13を用いて説明する。図11は、本実施形態の静止誘導電器装置の右半分の一部を示す概略縦断面図である。図11では、外側および内側垂直間隔片21、22と、間隔調整用水平板23の図示は省略している。図12は、図11のXII部の拡大断面図である。図13は、図12の外側間隔片51の展開平面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本発明に係る静止誘導電器装置の第4の実施形態について、図14および図15を用いて説明する。図14は、本実施形態の静止誘導電器装置の外側間隔片51を示す断面図である。図15は、図14の外側間隔片51の展開平面図である。なお、本実施形態は、第3の実施形態の変形例であって、第3の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本発明に係る静止誘導電器装置の第3の実施形態について、図16〜図18を用いて説明する。図16は、本実施形態の静止誘導電器装置の右半分の一部を示す概略縦断面図である。図16では、外側および内側垂直間隔片21、22と、間隔調整用水平板23の図示は省略している。図17は、図16のXVII拡大断面図である。図18は、図17の外側間隔片51の展開平面図である。なお、本実施形態は、第3の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本発明に係る静止誘導電器装置の第6の実施形態について、図19および図20を用いて説明する。図19は、本実施形態の静止誘導電器装置の外側間隔片51を示す断面図である。図20は、図19の外側間隔片51の展開平面図である。なお、本実施形態は、第4の実施形態の特徴と第5の実施形態の特徴を組み合わせたものであって、第4および第5の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
Claims (11)
- 電気絶縁性部材により形成されて、上下方向に延びた中心軸周りに形成された略円筒状の内側絶縁筒と、
電気絶縁性部材により形成されて、前記内側絶縁筒を取り囲み前記内側絶縁筒との間に環状空間を形成するように配置された略円筒状の外側絶縁筒と、
前記環状空間内で前記外側絶縁筒との間に冷媒が前記中心軸方向に流通可能な外側垂直冷却路を形成し且つ前記環状空間内で前記内側絶縁筒との間に前記冷媒が前記中心軸方向に流通可能な内側垂直冷却路を形成するように配置されて、それぞれが前記中心軸を中心に導体がほぼ水平に広がるように巻きまわされて、前記冷媒が流通可能な水平冷却路を形成するように前記中心軸方向に互いに所定の間隔を保ちながら複数段に積層されて、互いに電気的に接続されるように構成された複数の円板巻線と、
上下に隣接する前記円板巻線の間に配置されて径方向に水平に延びた水平部と、この水平部の径方向外側の外側径方向端部の外側に周方向に沿って両側に張り出して前記外側垂直冷却路の一部を塞ぐように形成されて且つ前記外側径方向端部の上端から下方に向かって径方向外側に延びて前記外側絶縁筒の内側面と接触するように形成された外側幅広部とを備え電気絶縁性部材により形成された複数の外側間隔片を有し、これらの外側間隔片を上下に隣接する前記円板巻線の間に周方向に互いに間隔をあけて放射状に配列して前記各外側間隔片それぞれの水平部同士の間に前記水平冷却路を形成するように配置された外側間隔片群と、
前記外側間隔片群よりも上方または下方に配置された複数の前記円板巻線のうち上下に隣接する前記円板巻線の間に配置されて径方向に水平に延びた水平部と、この水平部の径方向内側の内側径方向端部の前記中心軸側に周方向に沿って両側に張り出して前記内側垂直冷却路の一部を塞ぐように形成されて且つ前記内側方向端部の上端から下方に向かって前記中心軸側に延びて前記内側絶縁筒の外側面と接触するように形成された内側幅広部とを備え電気絶縁性部材により形成された複数の内側間隔片を有し、これらの内側間隔片を上下に隣接する前記円板巻線の間に周方向に互いに間隔をあけて放射状に配列して前記各内側間隔片それぞれの水平部同士の間に前記水平冷却路を形成するように配置された内側間隔片群と、
を有することを特徴とする静止誘導電器装置。 - 前記外側間隔片群および内側間隔片群それぞれは複数ずつ配置されて、
前記外側間隔片群および内側間隔片群が前記中心軸方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の静止誘導電器装置。 - 前記外側幅広部および内側幅広部の少なくとも一方は、上方に凸部が形成された曲面形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の静止誘導電器装置。
- 前記各外側間隔片それぞれの水平部の外側径方向端部に、前記各外側間隔片それぞれの上面に接する前記円板巻線の外側面に沿ってこの外側面を径方向外側から内側に向かって覆うように電気絶縁性部材により形成された外側被覆部が形成されて、
前記各内側間隔片それぞれの水平部の内側径方向端部に、前記各内側間隔片それぞれの上面に接する前記円板巻線の内側面に沿ってこの内側面を径方向内側から外側に向かって覆うように電気絶縁性部材により形成された内側被覆部が形成されて、
前記外側幅広部は、前記外側被覆部の上端から前記外側絶縁筒に向かって下方に延びるように形成されて、
前記内側幅広部は、前記内側被覆部の上端から前記内側絶縁筒に向かって下方に延びるように形成されていること、
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の静止誘導電器装置。 - 径方向に水平に延びて前記外側間隔片群および内側間隔片群の間に複数段積層された前記円板巻線のうち隣接する前記円板巻線の間に配置され複数の水平冷却路用間隔片が、周方向に互いに間隔をあけて放射状に配列されて前記水平冷却路を形成するように構成された水平冷却路用間隔片群を有すること、
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の静止誘導電器装置。 - 前記各水平冷却路用間隔片それぞれの径方向内側および外側それぞれの径方向端部に、前記各水平冷却路用間隔片それぞれの上面に接する前記円板巻線の内側および外側の側面を覆うように側面被覆部が形成されていること、を特徴とする請求項5に記載の静止誘導電器装置。
- 前記外側間隔片、内側間隔片、および水平冷却路用間隔片は、それぞれの厚さ方向に複数の板材が積層されて形成されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の静止誘導電器装置。
- 前記水平部は、前記複数の板材が前記中心軸方向に積層されて形成されて、
これらの板材のうち、最上に配置された板材の外側径方向端部には、外側被覆部が形成されて、この外側被覆部の上端には前記外側幅広部が形成されて、
前記最上に配置された板材よりも下方に配置された前記板材が、前記水平冷却路用間隔片の機能を有していること、
を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の静止誘導電器装置。 - 前記水平部は、複数の板材が前記中心軸方向に積層されて形成されて、
これらの板材のうち、最上に配置された板材の内側径方向端部には、内側被覆部が形成されて、この内側被覆部の上端には前記内側幅広部が形成されて、
前記最上に配置された板材よりも下方に配置された前記板材が、前記水平冷却路用間隔片の機能を有していること、
を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の静止誘導電器装置。 - 1つの前記外側間隔片群の前記各外側幅広部が前記外側垂直冷却路の流路方向断面に占める割合および1つの前記内側間隔片群の前記各内側幅広部が前記内側垂直冷却路の流路方向断面に占める割合それぞれは、30%以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の静止誘導電器装置。
- 積層された複数の前記円板巻線の上段側に配置された前記外側間隔片群の各外側幅広部が前記外側垂直冷却路の流路方向断面に占める割合が、下段側に配置された前記外側間隔片群の各外側幅広部が前記外側垂直冷却路の流路方向断面に占める割合よりも、大きくなるように形成されて、
積層された複数の前記円板巻線の上段側に配置された前記内側間隔片群の各内側幅広部が前記内側垂直冷却路の流路方向断面に占める割合が、下段側に配置された前記内側間隔片群の各内側幅広部が前記内側垂直冷却路の流路方向断面に占める割合よりも、大きくなるように形成されていること、
を特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の静止誘導電器装置。
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JP2008327409A JP2010153440A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 静止誘導電器装置 |
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