JP2010152651A - 切換制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マウス操作によるコンピュータの切換を実現しながら、意図しないコンピュータ及び画面の切換を防止する。
【解決手段】切換元ポインタ12が特定の動きをした場合にのみ、切換元コンピュータ1から切換装置2に切換データを送信し、切換装置2の接続先を切換先コンピュータ3に切り換えるため、切換装置2を接続した切換元コンピュータ1にインストールされる切換制御プログラムであって、切換元ポインタ12の位置データを取得する監視ステップSwと、監視ステップSwにより取得された切換元ポインタの位置データから前記切換元ポインタの動きが切換条件を充足するか否かを判別する判別ステップSdと、判別ステップにより判別された切換条件の充足を受け、切換装置2へ切換データを送信する送信ステップStとからなる切換制御プログラムである。
【選択図】図2

Description

本発明は、単数のキーボード及びマウスと複数のコンピュータとの論理的な接続を切り換える切換装置に対し、現在キーボード及びマウスが接続されている切換元コンピュータから切換データを送信させる切換制御プログラムに関する。
単数のキーボード及びマウスと複数のコンピュータとの論理的な接続を切り換える切換装置としては、物理的なスイッチの選択により、キーボード及びマウスを接続するコンピュータを切り換える構成のほか、特許文献1に見られるように、切換装置内でマウス(ポインティングデバイス)のポインタの移動量、移動速度又は加速度が所定の閾値を超えた場合にキーボード及びマウスを接続するコンピュータを切り換える構成も見られる。特許文献1が開示する切換装置は、物理的なスイッチを押す必要がなく、通常のマウスの操作のままコンピュータを切り換えることができ、「人間の自然な動作とよく一致し、かつ、作業を中断させることがないので、複数のコンピュータを操作して情報処理を行う作業の効率を大幅に向上させることができる」とされる。
特開平09-305301号公報
特許文献1が開示する切換装置は、マウス操作によりキーボード及びマウスを接続するコンピュータを切り換えるため、切換手順も簡単で、作業を中断する虞も少ない。しかし、例えばキーボード使用中、書類とか肘が当たってマウスが勝手に動いてしまい、ポインタの移動量、移動速度又は加速度が所定の閾値を超える虞を否定できない。この場合、コンピュータの利用者が意図せずにコンピュータが切り換わってしまい、とりわけキーボード使用中の文字入力ができなくなったり、切り換わった先のコンピュータで不要な文字入力がされたりする問題が生ずる。そこで、マウス操作によるコンピュータの切換を実現しながら、意図しないコンピュータ及び画面の切換を防止する対策手段について検討した。
検討の結果、切換装置を接続した切換元のコンピュータ(以下、切換元コンピュータ)に切換制御プログラムをインストールし、切換元コンピュータの画面(以下、切換元画面)に表示されているポインタ(以下、切換元ポインタ)が特定の動きをした場合にのみ、切換元コンピュータから切換装置に切換データを送信し、切換装置の接続先を切換先のコンピュータ(以下、切換先コンピュータ)に切り換えることとし、前記切換制御プログラムを開発した。すなわち、本発明の切換制御プログラムは、単数のキーボード及びマウスと複数のコンピュータとの論理的な接続を切り換える切換装置に対し、現在キーボード及びマウスが接続されている切換元コンピュータから切換データを送信させる切換制御プログラムである。
本発明の切換制御プログラムは、切換元ポインタの位置データを取得する監視ステップSwと、監視ステップSwにより取得された切換元ポインタの位置データから前記切換元ポインタの動きが切換条件を充足するか否かを判別する判別ステップSdと、判別ステップSdにより判別された切換条件の充足を受け、切換装置へ切換データを送信する送信ステップStとからなる。判別ステップSdにおける切換条件は、切換元ポインタが、切換元画面と切換先コンピュータの画面(以下、切換先画面)とを結ぶ直線と交差する切換元画面の縁部に最初に到達してから判別時間T内に、前記縁部から一旦判別距離L以上離れ、前記縁部に再度到達することである。
本発明は、切換装置を介してキーボード及びマウスと物理的に接続された切換元コンピュータ及び切換先コンピュータとの論理的な接続を、切換元ポインタの動きが切換条件を充足し、前記切換元コンピュータから送信された切換データを切換装置が受信した時に初めて切り換わるようにした。これにより、切換元ポインタの不用意な動きにより、キーボード及びマウスの論理的な接続先が切換元コンピュータから切換先コンピュータに切り換わらなくなり、意図しないコンピュータ及び画面の切換を防止できる。すなわち、本発明は、切換制御プログラムにより、切換元コンピュータに不用意な切換元ポインタの動きと意図的な切換操作による切換元ポインタの動きとを判別させるようにした点に特徴を有する。
「切換元画面と切換先画面とを結ぶ直線と交差する切換元画面の縁部」とは、切換元画面に対して並べた切換先画面と切換元画面とをそれぞれの中心線で結んだ直線が交差する縁部を意味する。例えば切換元画面に対して切換先画面を右隣に配置した場合、切換元画面の右側縁部となる。切換元画面と切換先画面とは、配置された位置関係に制約はないが、各画面の縁部を揃えた横並び又は縦並びに配置する方が利用者に画面の切換が分かりやすい。特に縁部に対して切換元ポインタを到達させ、一旦離して再度到達させる切換操作をさせる本発明においては、切換元ポインタを左右に動かす横並びの位置関係が好ましい。
判別距離Lは、切換元ポインタが、切換元画面と切換先画面とを結ぶ直線と交差する切換元画面の縁部から利用者が意図して離したと判別するための距離であり、前記縁部からの直交距離を意味する。判別距離Lが短いと、切換元ポインタの移動が短くて済むために切換操作が簡易になるが、不用意な切換元ポインタの動きにより切換条件が充足される虞が増す。逆に、判別距離Lが長いと、不用意な切換元ポインタの動きにより切換条件が充足される虞が減るが、切換元ポインタの移動が長くなるために切換操作が面倒になる。このように、判別距離Lの長短は切換操作等の長短に結びつくため、具体的な判別距離Lは利用者に適宜設定させるとよい。
切換元コンピュータ及び切換先コンピュータは、1度の切換操作における役割別の呼び方である。例えば2台のコンピュータの場合、先の切換操作における切換元コンピュータが次の切換操作における切換先コンピュータになり、逆に先の切換操作における切換先コンピュータが次の切換操作における切換元コンピュータになる。これから、切換制御プログラムは、切換装置と物理的に接続される全てのコンピュータにインストールされる必要がある。裏返せば、切換装置と物理的に接続される全てのコンピュータに切換制御プログラムがインストールできさえすれば、本発明の対象となるコンピュータは、それぞれOSが異なっていても構わない。すなわち、本発明はマウスによる操作されるコンピュータであり、切換装置に切換データを送信できるものであれば、全て利用対象となる。
切換装置は、従来同種の構成を用いることができる。例えば、切換元コンピュータにインストールされた切換制御プログラムから送信された切換データを受信する受信部と、切換データに対応した切換先コンピュータに切換可能かを判別する切換判別部と、切換可能が肯定されたことを条件として、マウス及びキーボードの接続先を切換先コンピュータに切り換える接続選択部から構成される切換装置を挙げることができる。切換元コンピュータから切換装置に送信される切換データは、切換元コンピュータと切換装置とを結ぶマウス又はキーボードの接続コードを利用できるほか、別途RS-232C、RS-422、セントロニクス又はUSB等を利用した専用の接続線により送信することもできる。
不用意な切換元ポインタの動きを除外する観点から、切換条件に次のような限定条件を追加することが考えられる。すなわち、判別ステップSdにおける切換条件は、(1)切換元ポインタが最初に到達する切換元画面の縁部を、前記縁部に設定された最初の到達検知範囲Aに限定する、(2)切換元ポインタが一旦離れる切換元画面の縁部を、前記縁部に設定された離脱検知範囲Bに限定する、又は(3)切換元ポインタが再度到達する切換元画面の縁部を、前記縁部に設定された再度の到達検知範囲Cに限定する。前記(1)〜(3)の限定条件は、それぞれ単独で切換条件に追加したり、組み合わせて切換条件に追加したりする。当然に限定条件が増えるほど、不用意な切換元ポインタの動きによるコンピュータ及び画面の切換は起こりにくくなる。
(1)の限定条件は、切換元ポインタが最初に到達する切換元画面の縁部が予め設定された最初の到達検知範囲Aである場合に限り、切換条件の判別を開始させる。(2)の限定条件は、切換元ポインタが画面の縁部又は最初の到達検知範囲Aから離れる縁部が予め設定された離脱検知範囲Bである場合に限り、切換条件の判別を続行させる。離脱検知範囲Bは、最初の到達検知範囲Aと重複してもよいし、並べて配置してもよい。(3)の限定条件は、切換元ポインタが再度到達する切換元画面の縁部が予め設定された再度の到達検知範囲Cである場合に限り、切換条件の判別を完了させる。再度の到達検知範囲Cは、最初の到達検知範囲A又は離脱検知範囲Bのいずれか一方又は双方と重複してもよいし、並べて配置してもよい。
近年、ポインタの特定の動きに基づいて特定のコンピュータの処理を実行させる機能(マウスジェスチャー)が提供されるようになっている。本発明と前記機能との干渉を回避する場合、送信ステップStは、判別ステップSdにより判別された切換条件の充足を受け、切換元画面と切換先画面とを結ぶ直線と交差する切換元画面の縁部に切換ボタンを表示し、前記切換ボタンをクリックさせることにより切換装置へ切換データを送信するとよい。これにより、不用意な切換元ポインタの動きによるコンピュータ及び画面の切換を完全に防止できる。また、切換元画面に切換ボタンを表示したままとし、キーボード及びマウスの接続先が切換先コンピュータから切換元コンピュータに復帰した際に前記切換ボタンを消すようにすれば、切換ボタンの有無により、現在キーボード及びマウスが接続された有効な切換先画面が判別できる。
本発明により、単数のキーボード及びマウスと複数のコンピュータとの論理的な接続を切換装置により切り換える際、マウス操作によるコンピュータ及び画面の切換を実現しながら、意図しないコンピュータ及び画面の切換を防止できるようになる。これは、切換元コンピュータにインストールされた切換制御プログラムによる効果、より具体的にはマウスの動きから切換条件を充足したときのみ切換データを切換装置に送信する切換制御プログラムによる効果である。そして、異なるOS毎に切換制御プログラムを用意することにより、異なるOSのコンピュータ相互でキーボード及びマウスを共有し、切り換えることができるようになる。
上記(1)〜(3)の限定条件は、不用意な切換元ポインタの動きによるコンピュータ及びマウスの切換が起きないように、基本となる切換条件の充足を厳しくする。更に、切換条件の充足により切換元画面に表示させた切換ボタンをクリックさせたときのみコンピュータ及び画面を切り換えるようにすると、不用意な切換元ポインタの動きによるコンピュータ及びマウスの切換がほとんど完全に防止できる。この場合、切換ボタンの表示の有無により、現在キーボード及びマウスが接続された有効な切換先画面が判別できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。図1は切換元コンピュータ1及び切換先コンピュータ3間でキーボード21及びマウス22を切り換える本例を表すブロック構成図、図2は本例の切換制御プログラムのフローチャート、図3は本例の切換制御プログラムにおける切換処理のフローチャート、図4は切換条件を充足する切換元ポインタ12の動きを表す切換元画面11の模式図であり、そして図5はキーボード21及びマウス22の論理的な接続が切換元コンピュータ1から切換先コンピュータ3に切り換わった状態を表す切換元画面11及び切換先画面31の模式図である。
本発明の切換制御プログラムは、図1に見られるように、例えば切換装置2を介してキーボード21及びマウス22と物理的に接続される切換元コンピュータ1及び切換先コンピュータ3それぞれにインストールされる。キーボード21は、キーボード接続コード211により、マウス22はマウス接続コード221により、切換装置2に接続される。切換元コンピュータ1は、キーボード接続コード211に対応する切換元キーボード接続コード23と、マウス接続コード221に対応する切換元マウス接続コード24とにより、切換装置2に接続される。ここで、「キーボード接続コード211に対応する切換元キーボード接続コード23」とは、両者が論理的に接続された場合、キーボード接続コード211の制御信号が切換元キーボード接続コード23を通じて切換元コンピュータ1に送信される関係にあることを意味する。同様に、切換先コンピュータ3は、キーボード接続コード211に対応する切換先キーボード接続コード26と、マウス接続コード221に対応する切換先マウス接続コード27とにより切換装置2に接続される。
このように、切換元コンピュータ1及び切換先コンピュータ3は、切換装置2を介してキーボード21及びマウス22と物理的に結ばれるが、切換装置2により、キーボード21及びマウス22の信号は、切換元コンピュータ1又は切換先コンピュータ3のいずれか一方にしか送信されない。すなわち、切換元コンピュータ1又は切換先コンピュータ3の一方のみが、切換装置2を介してキーボード21及びマウス22と論理的に結ばれている。切換装置2は、こうした論理的接続を切り換える働きを有している。このほか、切換元コンピュータ1と切換装置2とが切換元通信コード25により結ばれ、切換元コンピュータ1から切換装置2に切換データが送信され、同様に、切換先コンピュータ3と切換装置2とが切換先通信コード28により結ばれ、切換先コンピュータ3から切換装置2に切換データが送信される。
切換制御プログラムは、例えば図2及び図3に見られるように、大きく監視ステップSw、判別ステップSd、切換処理ステップSx、そして後処理ステップSfから構成される。判別ステップSdは、具体的な判別処理に応じたサブステップSd1〜Sd10から構成される。送信ステップStは、メッセージ枠111の表示を担うサブステップSx1や切換元ポインタ12を移動させるサブステップSx2と共に前記切換処理ステップSxに含まれている。切換処理ステップSxは、後述するように、送信ステップStと別のサブステップSx3〜Sx9とを組み合わせ、切換ボタン112を表示させる別の処理を実行させることができる(図8参照)。すなわち、キーボード21及びマウス22の切換に際して処理されるサブステップSx1〜Sx9と送信ステップStとを組み合わせてサブルーチン化することにより、本発明の利用態様を広げることができる。
本例の切換制御プログラムは、バックグラウンドで実行されるアプリケーションとして提供され、切換元ポインタ12を常時監視するのではなく、一定時間間隔(例えば10msec間隔)で取得される切換元ポインタ12の位置データや保存された判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tから、切換条件として、例えば切換元画面11の右側縁部113に切換元ポインタ12が到達したかや、前記右側縁部113に到達した切換元ポインタ12が判別時間T内にどれだけ離隔したか等を判別する。具体的には、前記切換条件を次のように場合分けして判別している。
切換制御プログラムが実行されると、監視ステップSwにより、一定時間間隔で切換元ポインタ12の位置データが取得される。そして、取得された切換元ポインタ12の位置データと、保存された判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tとから、判別ステップSdにより、動作切換条件の充足が判別される。具体的には、まずサブステップSd1により、取得された切換元ポインタ12の位置データから、切換元ポインタ12が右側縁部113に到達したかが判別される。ここで、切換元ポインタ12の位置データは一定時間間隔でしか取得されないから、切換元ポインタ12が右側縁部113に到達した瞬間の位置データを取得することは稀であるが、一定時間間隔を十分に短くすれば(例えば本例のように10msec)、事実上問題なく、切換元ポインタ12が右側縁部113に到達したことを判別できる。
サブステップSd1が「Yes」であればサブステップSd2、「No」であればサブステップSd3へ進む。サブステップSd2及びサブステップSd3は、いずれも判別フラグFがセットされているか(「1」)いないか(「0」)を判別するが、サブステップSd1の判別結果に応じ、サブステップSd2及びサブステップSd3の判別結果に対応した処理を異ならせている。このため、サブステップSd2及びサブステップSd3は処理内容が同じであるものの、サブステップSd1の後にサブステップSd2及びサブステップSd3を処理するようにしている。
サブステップSd2が「Yes」であれば、切換元ポインタ12が右側縁部113に再度到達したと判断され、サブステップSd5により経過時間tを更新する。経過時間tは、判別フラグFがセットされない限り、毎回リセットされるようにしており、更新によってリセットされた時点から実際に経過した時間に改める。そして、サブステップSd7により経過時間tが判別時間T内であるか、サブステップSd10により最大離隔距離が判別距離Lを越えていたかがそれぞれ判別され、いずれも「Yes」であれば切換処理ステップSxが実行され、後処理ステップSfを経て、一連の処理が終了する。ここで、判別時間T及び判別距離Lは自由であるが、判別時間Tは1sec〜4sec、判別距離Lは切換元画面11の横幅に対して1/10〜1/20が適当である。実際には、前記範囲のうちで利用者が適宜設定できるようにするとよい。
サブステップSd7が「Yes」、サブステップSd10が「No」であれば、経過時間tは未だ判別時間内であるもの、切換元ポインタ12は右側縁部113から判別距離L以上離れていないとして、後処理ステップSfのサブステップSf2へ進み、判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tに取得された切換元ポインタ12の位置データ等を加味したマウス情報を保存して、一連の処理を終了する。また、サブステップSd7が「No」であれば、経過時間tが判別時間Lを超過したため、もはや切換条件の判別は不要として、後処理ステップSfに進み、サブステップSf1により判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tをリセットし、前記判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tに取得された切換元ポインタ12の位置データ等を加味したマウス情報を保存して、一連の処理を終了する。
これに対し、サブステップSd2が「No」であれば、切換元ポインタ12は初めて右側縁部113に到達したと判断され、サブステップSd4により判別フラグFをセットし、後処理ステップSfのサブステップSf2まで進み、判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tに取得された切換元ポインタ12の位置データ等を加味したマウス情報を保存して、一連の処理を終了する。
サブステップSd3が「Yes」であれば、切換元ポインタ12が右側縁部113に既に一度到達していると判断し、サブステップSd6により切換元ポインタ12の位置データを取得した時点における経過時間tの内容を更新し、経過時間tが判別時間T内にあるかをサブステップSd8により判断する。サブステップSd8が「Yes」であれば、切換条件を充足するかについて切換元ポインタ12の監視を続行する必要から、サブステップSd9により経過時間t及び最大離隔距離sをそれぞれ更新し、後処理ステップSfのサブステップSf2を実行し、判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tに取得された切換元ポインタ12の位置データ等を加味したマウス情報を保存して、一連の処理を終了する。更新される最大離隔距離sは、右側縁部113を基準として、取得された切換元ポインタ12の位置データから算出する。
サブステップSd3が「Yes」であり、サブステップSd8が「No」であれば、上述したサブステップSd7が「No」であった場合と同様、経過時間tが判別時間Lを超過したため、もはや切換条件の判別は不要として、後処理ステップSfに進み、サブステップSf1により判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tをリセットし、前記判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tに取得された切換元ポインタ12の位置データ等を加味したマウス情報を保存して、一連の処理を終了する。
サブステップSd3が「No」であれば、切換元ポインタ12は右側縁部113に一度も到達していないと判断され、後処理ステップSfに進み、サブステップSf1により判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tをリセットし、前記判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tに取得された切換元ポインタ12の位置データ等を加味したマウス情報を保存して、一連の処理を終了する。
本例の切換制御プログラムによるキーボード21及びマウス22の切換について、図4及び図5に見られる切換元ポインタ12の動きに従って説明する。切換元ポインタ12が一度も右側縁部113に到達しておらず、かつ位置データを取得した時点でも右側縁部113に到達していない場合、判別ステップSdのサブステップSd1及びサブステップSd3が「No」となり、後処理ステップSfのサブステップSf1及びサブステップSf2を実行して、リセットされた判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tと共に位置データが保存される。
切換元ポインタ12を右方向に動かし、右側縁部113における最初の到達位置121に到達すると、判別ステップSdのサブステップSd1が「Yes」、サブステップSd2が「No」となり、判別フラグFをセットした後、後処理ステップSfのサブステップSf2を実行して、セットされた判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tと共に位置データを保存する。これにより、切換元ポインタ12が右側縁部113に最初に到達するという切換条件が充足される。
右側縁部113を離れて左方向に動いた切換元ポインタ12は、判別時間T内において、最大離隔距離sが判別距離Lを上回るかが判別される。具体的には、判別ステップSdのサブステップSd1が「No」、サブステップSd8が「Yes」となり、経過時間t及び最大離隔距離sが共に更新された後、後処理ステップSfのサブステップSf2を実行して、判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tと共に位置データが保存される。
例えば切換元ポインタ12が最大離隔距離sの位置122に移動した時点では、判別ステップSdのサブステップSd1が「No」、サブステップSd3及びサブステップSd8が「Yes」となり、後処理ステップSfのサブステップSf2を実行して、セットされた判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tと共に位置データが保存される。これにより、切換元ポインタ12が右側縁部113に最初に到達した後、判別時間T内に、判別距離L以上離れるという切換条件が充足される。
そして、切換元ポインタ12を再度右方向に動かし、判別時間T内に、右側縁部113における再度の到達位置123に到達すると、判別ステップSdのサブステップSd1、サブステップSd2、サブステップSd7及びサブステップSd10が「Yes」となり、切換処理ステップSxが実行された後、後処理ステップSfのサブステップSf1及びサブステップSf2を実行して、判別フラグF、最大離隔距離s及び経過時間tと共に位置データが保存される。すなわち、切換元ポインタ12が右側縁部113に再度到達するという切換条件が充足され、初めて切換処理が実行される。
本例の切換処理ステップSxは、送信ステップStにより切換装置に切換データを送信し、サブステップSx1により右側縁部113にメッセージ枠111を表示し、サブステップSx2により切換元ポインタ12を右側縁部113の中央へ移動させている(図3参照)。メッセージ枠111は、切換処理が実行されたことを利用者に明示する働きを有する。また、切換元ポインタ12の移動は、キーボード21及びマウス22の接続が再び切換元コンピュータ1に戻ってきた際、切換元ポインタ12が常に右側縁部113の中央から動き始めるようにする働きを有する。本例で言えば、図5に見られるように、先行する切換先コンピュータ3から切換元コンピュータ1への切換処理がなされていれば、切換先ポインタ32が左側縁部311の中央、すなわち切換先画面31の高さHの半分の位置にある出現位置321に移動させられていたため、切換処理により前記出現位置321から切換先ポインタ32が動き始めることになる。
図6は(1)の限定条件を追加した部分限定例を表す切換元画面11及び切換先画面31の模式図、図7は(1)〜(3)の限定条件を追加した全部限定例を表す切換元画面11及び切換先画面31の模式図、図8はボタン表示例の切換制御プログラムにおける切換処理のフローチャート、図9は切換条件の充足により切換ボタンを切換元画面に表示させるボタン表示例を表す図4相当模式図であり、そして図10はボタン表示例においてキーボード21及びマウス22の論理的な接続が切換元コンピュータ1から切換先コンピュータ3に切り換わった状態を表す切換元画面11及び切換先画面31の図5相当模式図である。
不用意な切換元ポインタ12の動きにより切換処理ステップSxが実行されないように、上述の例示に対して、(1)〜(3)の限定条件を単独又は組み合わせて用いることができる。図6に見られる部分限定例は、右側縁部113の中央を含む上下の一定範囲を切換元ポインタ12の最初の到達検知範囲A及び再度の到達検知範囲Cとして設定し、切換元ポインタ12の最初の到達位置121及び再度の到達位置123が前記最初の到達検知範囲A及び再度の到達検知範囲Cにある場合に限り、上述の例示に即して切換処理ステップSxを実行する。このため、切換元ポインタ12の最初の到達位置121及び再度の到達位置123がいずれも一定範囲を外れる場合(図6中、上段破線参照)や切換元ポインタ12の最初の到達位置121又は再度の到達位置123のいずれか一方でも一定範囲を外れる場合(図6中、下段破線参照)は、切換処理ステップSxが実行されないようにできる。こうして、部分限定例は、不用意な切換元ポインタ12の動きによる切換処理を防止しやすくする。
また、図7に見られる全部限定例は、右側縁部113を上下に3分割し、上段範囲を切換元ポインタ12の最初の到達検知範囲A、中段範囲を再度の到達検知範囲C、そして下段範囲を離脱検知範囲Bとして設定し、切換元ポインタ12の最初の到達位置121が最初の到達検知範囲Aにあり、かつ離脱位置124が離脱検知範囲Bにあり、かつ再度の到達位置123が再度の到達検知範囲Cにある場合に限り、上述の例示に即して切換処理ステップSxを実行する。この全部限定例では、最初の到達検知範囲Aと離脱検知範囲Bとが離れていることから、切換元ポインタ12を右側縁部113に沿って上から下に動かさなければならない。こうして、全部限定例は、不用意な切換元ポインタ12の動きによる切換処理をより確実に防止できるようにする。
ボタン表示例は、切換条件の充足により切換処理ステップSxを実行させながら、右側縁部13に表示させた切換ボタン112をクリックさせることにより、初めて切換データを切換装置に送信する。具体的には、上述の例示(図2〜図3)同様に切換条件が充足され、切換処理ステップSxが実行させると、サブステップSx3により切換元ポインタ12を右側縁部113の中央に移動させ、サブステップSx4により右側縁部113に切換ボタン112を表示させる(図9参照)。前記サブステップSx3による切換元ポインタ12の移動は、上述したような切換処理後の切換元ポインタ12の位置規制ではなく、切換元ポインタ12を切換ボタン112上に移動させることにより、切換ボタン112をクリックしやすくするものである。
利用者によるクリックが切換ボタン112上でなされれば、サブステップSx5及びサブステップSx6が「Yes」となり、サブステップStにより切換装置2に切換データが送信され、サブステップSx8により切換ボタン112に切り返されたことを示すメッセージを表示し、最後に切換元ポインタ12を右側縁部113の中央に移動させて、切換処理を終了する(図10)。クリックそのものがされなければ、切換条件の充足のまま待機するため、サブステップSx5が「No」となり、サブステップSx4に戻る。また、切換ボタン112外でクリックされると、切換処理がキャンセルされたとみなして、サブステップSx6が「No」となり、サブステップSx7により切換ボタン112を消去して、切換処理を終了する。こうして、ボタン表示例は、不用意な切換元ポインタ12の動きによる切換処理をほぼ確実に防止できるようにする。
切換元コンピュータ及び切換先コンピュータ間でキーボード及びマウスを切り換える本例を表すブロック構成図である。 本例の切換制御プログラムのフローチャートである。 本例の切換制御プログラムにおける切換処理のフローチャートである。 切換条件を充足する切換元ポインタの動きを表す切換元画面の模式図である。 キーボード及びマウスの論理的な接続が切換元コンピュータから切換先コンピュータに切り換わった状態を表す切換元画面及び切換先画面の模式図である。 (1)の限定条件を追加した部分限定例を表す切換元画面及び切換先画面の模式図である。 (1)〜(3)の限定条件を追加した全部限定例を表す切換元画面及び切換先画面の模式図である。 ボタン表示例の切換制御プログラムにおける切換処理のフローチャートである。 切換条件の充足により切換ボタンを切換元画面に表示させるボタン表示例を表す図4相当模式図である。 ボタン表示例においてキーボード及びマウスの論理的な接続が切換元コンピュータから切換先コンピュータに切り換わった状態を表す切換元画面及び切換先画面の図5相当模式図である。
符号の説明
1 切換元コンピュータ
11 切換元画面
12 切換元ポインタ
2 切換装置
21 キーボード
22 マウス
3 切換先コンピュータ
31 切換先画面
32 切換先ポインタ
Sw 監視ステップ
Sd 判別ステップ(含むSd1〜Sd10
St 送信ステップ
Sx 切換処理ステップ(含むSx1〜Sx9
Sf 後処理ステップ(含むSf1〜Sf2

Claims (5)

  1. 単数のキーボード及びマウスと複数のコンピュータとの論理的な接続を切り換える切換装置に対し、現在キーボード及びマウスが接続されている切換元コンピュータから切換データを送信させる切換制御プログラムであって、
    切換元ポインタの位置データを取得する監視ステップSwと、
    監視ステップSwにより取得された切換元ポインタの位置データから前記切換元ポインタの動きが切換条件を充足するか否かを判別する判別ステップSdと、
    判別ステップSdにより判別された切換条件の充足を受け、切換装置へ切換データを送信する送信ステップStとからなり、
    判別ステップSdにおける切換条件は、
    切換元ポインタが、切換元画面と切換先画面とを結ぶ直線と交差する切換元画面の縁部に最初に到達してから判別時間T内に、前記縁部から一旦判別距離L以上離れ、前記縁部に再度到達することである切換制御プログラム。
  2. 判別ステップSdにおける切換条件は、切換元ポインタが最初に到達する切換元画面の縁部を、前記縁部に設定された最初の到達検知範囲Aに限定した請求項1記載の切換制御プログラム。
  3. 判別ステップSdにおける切換条件は、切換元ポインタが一旦離れる切換元画面の縁部を、前記縁部に設定された離脱検知範囲Bに限定した請求項1又は2いずれか記載の切換制御プログラム。
  4. 判別ステップにおける切換条件は、切換元ポインタが再度到達する切換元画面の縁部を、前記縁部に設定された再度の到達検知範囲Cに限定した請求項1〜3いずれか記載の切換制御プログラム。
  5. 送信ステップStは、判別ステップSdにより判別された切換条件の充足を受け、切換元画面と切換先画面とを結ぶ直線と交差する切換元画面の縁部に切換ボタンを表示し、前記切換ボタンをクリックさせることにより切換装置へ切換データを送信する請求項1〜4いずれか記載の切換制御プログラム。
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