JP2010149829A - オートバイのサイドスタンド作動ステップ - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーが車体に跨ってサイドスタンドを操作する時、足が掛かりやすくなり、サイドスタンドを作動位置まで出すことが出来る。
【解決手段】片端部にステップが取り付けられ、中央部はロッドとリンクによってオートバイのフレームと連結され、もう一方の端部を、サイドスタンドにはめ込まれたアーム取り付け金具の短軸に差し込まれたアームで構成されるサイドスタンド作動ステップ。
【選択図】図２
【解決手段】片端部にステップが取り付けられ、中央部はロッドとリンクによってオートバイのフレームと連結され、もう一方の端部を、サイドスタンドにはめ込まれたアーム取り付け金具の短軸に差し込まれたアームで構成されるサイドスタンド作動ステップ。
【選択図】図２
Description
この発明は、オートバイの車格やユーザーの体格、また、サイドスタンドの形状により操作難のあるサイドスタンドに作動ステップを取り付けたオートバイのサイドスタンドの関する。
従来のサイドスタンドは、車体の下部中心付近に一方を車体に軸支されて取り付けられている棒状のものであり、地面との設置面積を増やし車体を安定させるために、先端部を平らにしたり、広くしたり、作動時に設置面を地面と平行にするために斜めに加工されるなど工夫されている。
この時先端部は操作部にもなるため、足が掛かりやすく操作がしやすいように、操作部の形状に変化が加えられていたり、多様な形状の操作腕が取り付けられていたりする。車体の下部に沿う状態で収納されていて、ユーザーが車両に跨った状態では、サイドスタンド操作部を左足で斜め前に踏み込む動作により作動させる。
従来のサイドスタンドは、収納時にシフト操作の邪魔になったり、走行中にオートバイをバンクさせたときに、地面と接触したりする事を防ぐため、なるべく車体より突出しないように車体下部に沿って、また車体下部に近い位置に収納され、サイドスタンド本体や先端部の操作部や操作腕を大きく作ることが出来ない。
そのためオートバイの車格やユーザーの体格の違いにより、ユーザーが車体に跨ってサイドスタンドを操作する時、操作腕に足が掛かりづらかったり、足が届かずサイドスタンドを作動位置まで踏み込むことが出来なかったりするなどの問題があった。
上記問題を解決するために、本発明のサイドスタンド作動ステップは、片端部にステップが取り付けられ、中央部はロッドとリンクによってオートバイのフレームと連結され、もう一方の端部を、サイドスタンドにはめ込まれたアーム取り付け金具の短軸に差し込まれたアームで構成され、ステップを踏み込むことによりサイドスタンドを作動させ、様々なサイドスタンドに取り付けることの出来き、可動可能を特徴とする。
ユーザーが車体に跨ってサイドスタンドを操作する時、アームの片端部にステップが取り付けられたことにより足が掛かりやすく踏み込みやすい。また、サイドスタンドを作動位置まで出す時、アームの長さの分だけ踏み込みが少なく作動させられる。
図１及び図２において、サイドスタンド１の下部であり、サイドスタンド操作部１ａに近い部分に、はめ込め式になっているアーム取り付け金具５が固定され、アーム３の片端部はアーム取り付け金具５の短軸に取り付けられ、もう一方の端部にはステップ２がボルト７によって取り付けられている。
図３に示すように、アーム３の片端部はアーム取り付け金具５の短軸に差し込む為の穴が開いていて、その形状は短軸より短い円筒形で、取り付けは、アーム取り付け金具５の短軸に差し込み、ワッシャー９とアーム取り付け金具５の短軸に入れられた切り込みに、クリップ１０をはめるだけなので、アーム３は、取り付け金具５の短軸を中心として円方向に可動する。
このアーム３の中央部に、ボルト８Ｂによってリンク６Ｂを介してロッド４の片端部が連結され、もう一方のロッド４の端部は、リンク６Ａを介してボルト８Ａによってオートバイのフレームに固定される。
図１において、ユーザーがオートバイのシートに跨り、左足の靴の裏でステップ２を踏み込むことにより、サイドスタンド１を作動させる。オートバイの車体に対して横に出たステップである為、足が掛けやすい。またサイドスタンド１の収納時のステップ２の位置が、サイドスタンド先端部であるサイドスタンド操作部１ａの位置よりも、高く後方にある為、足で踏み込みやすい。
図２において、ユーザーがステップ２を足で踏み込みサイドスタンド１を作動位置まで出したとき、ステップ２の位置が、サイドスタンド操作部１ａよりもアーム３の長さの分だけユーザーにとって手前に来る為、サイドスダンド１を作動位置まで踏み込むことが出来なかった人でも踏み込める。
図３において、アーム取り付け金具５はサイドスタンド１にはめ込み、ねじで止められている。ロッド４は両端部をねじ切られている。このアーム取り付け金具のサイドスタンド１にはめ込む位置や、ロッド４をリンク６Ａ（６Ｂ）にねじ込む長さにより、ステップ２の位置の調整が可能になる。
サイドスタンド１にはめ込むアーム取り付け金具５のはめ込み部分の形状や、オートバイのフレームに固定されるリンク６Ａとボルト８Ａの固定方法を変えることにより、様々な形のサイドスタンドに取り付けることが可能になる。
１ サイドスタンド
１ａ サイドスタンド操作部
２ ステップ
３ アーム
４ ロッド
５ アーム取り付け金具
６Ａ（６Ｂ） リンク
７ ボルト
８Ａ（８Ｂ） ボルト
９ ワッシャー
１０ クリップ
１ａ サイドスタンド操作部
２ ステップ
３ アーム
４ ロッド
５ アーム取り付け金具
６Ａ（６Ｂ） リンク
７ ボルト
８Ａ（８Ｂ） ボルト
９ ワッシャー
１０ クリップ
Claims (1)
- 片端部にステップが取り付けられ、中央部はロッドとリンクによってオートバイのフレームと連結され、もう一方の端部を、サイドスタンドにはめ込まれたアーム取り付け金具の短軸に差し込まれたアームで構成され、ステップを踏み込むことによりサイドスタンドを作動させ、様々なサイドスタンドに取り付けることの出来る、可動可能なサイドスタンド作動ステップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008336232A JP2010149829A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | オートバイのサイドスタンド作動ステップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008336232A JP2010149829A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | オートバイのサイドスタンド作動ステップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010149829A true JP2010149829A (ja) | 2010-07-08 |
Family
ID=42569400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008336232A Pending JP2010149829A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | オートバイのサイドスタンド作動ステップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010149829A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571780U (ja) * | 1980-06-04 | 1982-01-06 | ||
| JPH0840326A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-13 | Yamaha Motor Co Ltd | スタンド装置を備えた自動二輪車 |
-
2008
- 2008-12-25 JP JP2008336232A patent/JP2010149829A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571780U (ja) * | 1980-06-04 | 1982-01-06 | ||
| JPH0840326A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-13 | Yamaha Motor Co Ltd | スタンド装置を備えた自動二輪車 |
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