JP2010148278A - 過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法 - Google Patents

過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010148278A
JP2010148278A JP2008324191A JP2008324191A JP2010148278A JP 2010148278 A JP2010148278 A JP 2010148278A JP 2008324191 A JP2008324191 A JP 2008324191A JP 2008324191 A JP2008324191 A JP 2008324191A JP 2010148278 A JP2010148278 A JP 2010148278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
output
terminal
detection means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008324191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Hasegawa
崇彦 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008324191A priority Critical patent/JP2010148278A/ja
Publication of JP2010148278A publication Critical patent/JP2010148278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】故障等の発生時において、出力過電圧の発生を抑えて電源装置を安全に停止させる。
【解決手段】出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段により出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出された場合に出力を停止させる制御手段とを備えた過電圧保護機能付き電源回路において、さらに、電圧検出手段による検出電圧よりも高い出力電圧を検出する第2電圧検出手段を備え、制御手段は、電圧検出手段における検出電圧よりも高い出力電圧状態となった場合に、第2電圧検出手段により該制御手段が有する保護機能端子とは異なる端子を用いて擬似帰還をかけて第2電圧検出手段における検出電圧で出力電圧をクランプし、出力を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法に関する。
多くの電源装置には、部品の破損、劣化などにより、出力電圧が規定値以上に上昇するのを防止し、出力端子に接続される負荷に過大な電圧が印加されないようにするための過電圧保護(over voltage protection)機能が搭載されている。
過電圧保護機能を実現する電源回路として、ツェナーダイオードにより過電圧を検出して1次側へ帰還して1次側制御部をラッチアップし、動作を停止させる方法や、ツェナーダイオ−ドによる検出後に2次側回路を短絡することにより1次側制御部をラッチアップし、動作を停止させる方法が知られている。
例えば、特許文献1には、過電圧設定電圧を超過する出力電圧が出ることを防止するため、保護停止を行う回路の設定電圧より少し高い第2の設定電圧以上に電圧が上がらないようトランスの2次側出力端間をFET(MOSFET:Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)で短絡して、負荷を増大させてクランプし、その間に過電圧保護停止を行う回路を動作させる安定化電源における過電圧保護回路が開示されている。
特開2002−135968号公報
従来の過電圧保護機能については、外部から印加する電圧を徐々に上げていき、停止する電圧を観測すること、又は、出力電圧監視回路の一部をボリューム抵抗などで変化させて徐々に電圧を上げていき、停止する電圧を観測すること等の試験を行うことにより過電圧保護機能が要求される仕様範囲を満足するか否かを確認することが、電源業界一般の認識となっている。
しかしながら、これらの回路はACラインノイズ、落雷、イミュニティといった外部ノイズによる誤動作を防ぐため、フィルタによるノイズ対策がなされており、出力電圧検出から電源停止に至るまでに数十ms程度の遅延時間が存在する。
ここで、電源装置において出力電圧を安定させるための帰還回路の一部が故障(部品の短絡、開放、はんだ不良等)することにより発生する過電圧は、前述の試験方法で想定される過電圧上昇率よりも遥かに大きいため、電源が停止するまでに到達する出力電圧は、過電圧検出部におけるツェナー電圧を大きく超えるものになるという問題があった。尚、この状態で起きる出力過電圧の最高到達点は出力端子に接続されている負荷が軽いほど高くなる。
また、特許文献1に記載の技術においては、帰還系開放時のような過電圧発生時には、トランスの2次側を短絡させるFETに大きなストレスがかかるという問題があった。
上記問題は電源設計者に認識されているが、過電圧保護機能の対象範囲外という認識がされているのが現状である。尚、近年ではPL法を考慮して、2point−failure testにより、過電圧保護回路の故障を想定し、過電圧保護機能を削除した状態で出力過電圧保護試験を実施し、発火や発煙がないことを確認しているが、このときには、当然想定以上の過電圧が発生している。
そこで本発明は、電源装置の出力電圧安定化回路の一部が故障した際に起きる上昇率が高く、到達点の大きな出力過電圧の発生を抑え、電源装置を安全停止することができる過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1に記載の過電圧保護機能付き電源回路は、出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段により出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出された場合に出力を停止させる制御手段とを備えた過電圧保護機能付き電源回路において、さらに、電圧検出手段による検出電圧よりも高い出力電圧を検出する第2電圧検出手段を備え、制御手段は、電圧検出手段における検出電圧よりも高い出力電圧状態となった場合に、第2電圧検出手段により該制御手段が有する保護機能端子とは異なる端子を用いて擬似帰還をかけて第2電圧検出手段における検出電圧で出力電圧をクランプし、出力を停止させるものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の過電圧保護機能付き電源回路において、電圧検出手段及び第2電圧検出手段は、ツェナーダイオードであるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の過電圧保護機能付き電源回路において、保護機能端子とは異なる端子は、接地端子と短絡させることにより、制御手段が発振を停止し、接地端子との短絡を開放させることにより、制御手段が正常動作に戻る機能を有する端子であるものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の過電圧保護機能付き電源回路において、端子は、基準電圧端子、ソフトスタート端子、出力端子のいずれかの端子であるものである。
また、請求項5に記載の電源装置は、請求項1から4までのいずれかに記載の過電圧保護機能付き電源回路を有するものである。
また、請求項6に記載の画像形成装置は、請求項5に記載の電源装置を備えたものである。
また、請求項7に記載の電源回路における過電圧保護方法は、出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段により出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出された場合に出力を停止させる制御手段とを備えた電源回路における過電圧保護方法であって、電源回路は、電圧検出手段による検出電圧よりも高い出力電圧を検出する第2電圧検出手段を備えており、制御手段は、電圧検出手段における検出電圧よりも高い出力電圧状態となった場合に、第2電圧検出手段により制御手段が有する保護機能端子とは異なる端子を用いて擬似帰還をかけて第2電圧検出手段における検出電圧で出力電圧をクランプし、出力を停止させるようにしている。
本発明によれば、電源装置の出力電圧安定化回路の一部が故障した際に起きる上昇率が高く、到達点の大きな出力過電圧の発生を抑え、電源装置を安全停止させることができる。
以下、本発明に係る構成を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本発明に係る構成と従来構成との構成の差違を明確にするため、先ず、従来構成について説明する。図4に、従来の電源装置に用いられる一般的な過電圧保護機能付き電源回路の回路図の一例を示す。また、図5に、図4に示す過電圧保護機能付き電源回路のブロック図を示す。
過電圧保護機能付き電源回路は、図5に示すように、整流・平滑部10、トランス20、停止保護回路30、制御部40、電圧検出部50及び過電圧検出部60からなる。以下、図4を用いて当該回路の詳細を説明する。
図4に示すように、スイッチング(SW)電源は、帰還制御により出力電圧を安定させている。即ち、入力電圧をVin、出力電圧をVo、トランスT1(トランス20)の1次巻線数をNp、2次巻線数をNs、SW周波数をf、トランジスタQ1のオン時間をtonとした場合、出力電圧Voは次式(1)により表され、Q1のオン時間tonの制御により、出力電圧を安定させている。
Vo=Vin・(Ns/Np)・ ton ・ f …(1)
B部は出力電圧安定化回路(電圧検出部50)を示している。IC2(シャントレギュレータ)とR1,R2で分圧設定された設定電圧(Vo=Vref・(R1+R2)/R2)より出力電圧が下がると、その状態はフォトカプラPC1を介してFB(フィードバック)端子に伝えられ、FB電位は上がる。
制御IC(IC1、制御部40、制御手段)は、FB電位が上がると、図6に示す乗算器により、OUT(出力)端子がHとなる時間を長くして(即ち、tonを広げて)、出力電圧を上げる。これに対し、出力電圧がVoより上がった場合、FB端子電位は下がり、乗算器によりOUT端子がHとなる時間を短くして(即ち、tonを狭くし)、出力電圧を下げる。
図7〜図9は、制御IC内部にある発振器の出力、基準電圧DT、FB端子電位及びSS(ソフトスタート)端子電位の比較により、乗算器がton制御をする様子を示す説明図である。図8〜図9に示すように、SS端子は起動時に徐々に電位があがり、発振器出力との比較でtonを徐々に拡大していき、出力電圧Voを緩やかに立ち上げる役目をしている。また、起動後は一定の電圧になる。また、外部から短絡された場合(SS端子短絡)は、乗算器により出力端子の信号はLとなり、Q1を停止させて出力電圧は0へ向かう。SS端子の短絡が解除されると制御ICは再び動作を開始する。
また、REF端子は制御ICが動作するための基準電圧であり、制御IC内部の定電圧回路により一定電圧に保たれる。外部から短絡をすると制御ICは停止し、短絡を解除すると再び動作を始める。
A部は過電圧保護回路部(過電圧検出部60、停止保護回路30)を示している。出力電圧がツェナーダイオードZD1(電圧検出手段)のツェナー電圧以上になると、ZD1が導通して電流が流れ、トランジスタQ2、フォトカプラPC2を介して、制御ICのOVP端子を充電して電源装置の出力を遮断する。尚、OVP端子は、保護機能を保有する端子であり、スレッシュ電圧Vthを超えると制御ICは、出力を停止するものである。
ここで、出力電圧Voが過電圧検出電圧を超えてから制御ICが停止するまでの時間は、ツェナーダイオードZD1が導通してから、トランジスタQ2がオンし、フォトカプラPC2が動作を始め、OVP端子に接続されたコンデンサCovpを充電し始めるまでの時間αと、次式(2)で表されるCovpの充電時間tとの和(α+t)となり、数ms〜数十mSを要する。
t=−Covp・Rovp・ln(Vcc−Vth) …(2)
図10は、図4に示した従来の過電圧保護機能付き電源回路を用いた際に起きる出力過電圧発生の状態を示している。出力電圧安定化回路(B部)を構成する部品の短絡・開放故障や、はんだ不良による帰還系の開放が起きた場合、FB端子電位は急激に上昇し、乗算器の出力信号はton−maxとなるため(図7参照)、急激な出力過電圧が発生する。
ここで、出力電圧はZD1のツェナー電圧を超えても、上述のように過電圧保護回路(A部)が機能するまでの時間(数ms〜数十mS)は、制御ICは出力停止には至らない。そのため出力電圧は上昇し続け、電源が停止に至るまでにはZD1のツェナー電圧を大きく超える電圧となるという問題がある。
例えば、正常状態で5V出力の電源装置である場合に、ZD1が6〜7V程度のツェナーダイオードを搭載していても、15V以上の出力電圧となり得、負荷に過大な電圧が印加される。尚、当該電圧値は、出力電圧に接続された負荷が軽いほど大きなものになる。
また、図11に従来の過電圧保護機能付き電源回路の他の例を示す。図11に示す過電圧保護回路では、制御IC(IC1)の保護機能端子(OVP端子)を使わず、停止回路を外部に追加している。即ち、外部にサイリスタS1を搭載して、制御ICのSS端子やREF端子等を短絡することにより、保護機能を実現するようにしている。
しかしながら、図11に示す例では、外来ノイズによるサイリスタS1の誤動作を防ぐため、S1のゲート端子にコンデンサを追加しているために、図4に示した回路と同様に、数m〜数十mSのタイムラグが発生することとなり、帰還系故障の際には過電圧を発生するという問題は解消されない。
以下、本発明に係る過電圧保護機能付き電源回路について説明する。図1に、本発明に係る過電圧保護機能付き電源回路の回路図の一例を示す。また、図2に、図1に示す過電圧保護機能付き電源回路のブロック図を示す。また、図3は図1に示す過電圧保護機能付き電源回路において、帰還系開放時に起きる過電圧発生の状態を説明するための図である。
本発明に係る過電圧保護機能付き電源回路は、図2に示すように、整流・平滑部10、トランス20、停止保護回路30、制御部40、電圧検出部50、第1過電圧検出部60、第2過電圧検出部70及び擬似帰還回路80からなる。以下、図1を用いて当該回路の詳細を説明する。尚、図4に示した構成と同様の点については、説明を省略する。
C部は擬似帰還による過電圧防止回路(擬似帰還回路80、第2過電圧検出部70、電圧検出部50)を示している。C部の2次側(第2過電圧検出部70)の構成は、A部の過電圧保護回路(第1過電圧検出部60)と同様であるが、ツェナーダイオードZD2(第2電圧検出手段)のツェナー電圧は、ツェナーダイオードZD1(電圧検出手段)のツェナー電圧よりも若干高く設定する。例えば、ZD1のツェナー電圧が6〜7Vの場合、ZD2のツェナー電圧は8V程度であることが好ましい。
また、C部の1次側では、フォトカプラPC3の出力側にトランジスタQ4を接続し、トランジスタQ4のC−Eは制御IC(IC1、制御部40、制御手段)のREF(基準電圧)端子両端に接続されている。
このように構成することにより、図3に示すように、帰還系が故障した際に発生する出力電圧は、C部のツェナーダイオードZD2のツェナー電圧を基準とする帰還制御を行うことにより、出力電圧がZD2の電圧以上に跳ね上がることを防止し、A部の過電圧保護回路(停止保護回路30)の動作時間に達すると電源を安全停止する。
即ち、帰還系回路に異常があって、制御ICがtonを最大まで広げるために出力電圧は上昇すると、ZD1のツェナー電圧に達して、A部の過電圧保護回路によりOVP端子電位は上昇を始めるが、保護機能が動作するまでの間Vth電位に至らないため、出力電圧は上昇し続ける。出力電圧がZD2のツェナー電圧に達すると、C部の擬似帰還による過電圧防止回路により制御ICのREF端子を接地(GND)端子と短絡させてクランプし、制御ICは出力を停止する。
制御ICの停止後即、出力電圧は下がり、ZD2のツェナー電圧以下になる。このC部の擬似帰還による過電圧防止回路はサイリスタのようなラッチアップ機能(状態維持)を持っていないので、出力電圧がZD2のツェナー電圧以下になると制御ICのREF端子は開放され、再び制御ICは動作を開始し出力電圧を上昇させる。
この動作を繰り返すことにより、電源装置はあたかもZD2のツェナー電圧で出力するように設計された電源のように振る舞い、出力電圧はZD2のツェナー電圧を保持することができる。このツェナー電圧を保持する時間が、A部の過電圧保護回路が動作する時間に達すると、制御ICの内部保護機能が働いて、電源は出力を遮断して停止に至る。
このように、C部の擬似帰還による過電圧防止回路は、1次側の制御ICのOVP機能/ラッチアップ等の保護機能に関わる端子を利用するのではなく、REF端子やSS端子、OUT端子等を利用し、ツェナー電圧を基準とした出力電圧で電源が動作するように擬似帰還させ、その状態が一定時間以上続いた場合にのみに停止させるので、帰還系開放のような急激に過電圧が発生するような場合においてもツェナー電圧以上の出力電圧がでることはない。
以上のように、本発明に係る過電圧保護機能付き電源回路、電源装置および電源回路における過電圧保護方法は、電源装置の出力電圧安定化回路の一部が故障した際に発生する過電圧を、追加した過電圧保護回路の電圧検出部(第2過電圧検出部70)に用いたツェナー電圧以下に抑えることができる。また、ACラインノイズ、落雷等の瞬時の外来ノイズに対して誤動作しても電源停止に至らず、ノイズがなくなれば正常動作を続けることができる。また、本発明に係る電源装置を備えた画像形成装置とすることで、上記効果を有する画像形成装置を提供することができる。
さらに、第1過電圧検出部60及び第2過電圧検出部70の双方を備えることにより、いずれか一方の過電圧検出部に何らかの故障が発生し、正常に機能しない状況においても過電圧保護機能を維持することができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施形態では、フォワード・コンバータを例に説明したが、フライバック・コンバータ、ハーフブリッジ・コンバータ、フルブリッジ・コンバータ等の他のコンバータに適用することもできる。
本発明に係る過電圧保護機能付き電源回路の回路図の一例である。 図1に示す過電圧保護機能付き電源回路の回路構成のブロック図である。 過電圧保護機能付き電源回路の過電圧の状態を説明するための図である。 従来の過電圧保護機能付き電源回路の回路図の一例である。 図4に示す過電圧保護機能付き電源回路の回路構成のブロック図である。 乗算器の一例を示す図である。 乗算器がトランジスタQ1のオン時間tonの制御をする様子を示す説明図の一例である。 乗算器がトランジスタQ1のオン時間tonの制御をする様子を示す説明図の他の例である。 乗算器がトランジスタQ1のオン時間tonの制御をする様子を示す説明図の他の例である。 従来の過電圧保護機能付き電源回路における過電圧の状態を説明するための図である。 従来の過電圧保護機能付き電源回路の回路図の他の例である。
符号の説明
10 整流・平滑部
20 トランス
30 停止保護回路
40 制御部
50 電圧検出部
60 第1過電圧検出部
70 第2過電圧検出部
80 擬似帰還回路

Claims (7)

  1. 出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出する電圧検出手段と、
    該電圧検出手段により出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出された場合に出力を停止させる制御手段とを備えた過電圧保護機能付き電源回路において、
    さらに、前記電圧検出手段による検出電圧よりも高い出力電圧を検出する第2電圧検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段における検出電圧よりも高い出力電圧状態となった場合に、前記第2電圧検出手段により該制御手段が有する保護機能端子とは異なる端子を用いて擬似帰還をかけて前記第2電圧検出手段における検出電圧で出力電圧をクランプし、出力を停止させる
    ことを特徴とする過電圧保護機能付き電源回路。
  2. 前記電圧検出手段及び前記第2電圧検出手段は、ツェナーダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の過電圧保護機能付き電源回路。
  3. 前記保護機能端子とは異なる端子は、接地端子と短絡させることにより、前記制御手段が発振を停止し、前記接地端子との短絡を開放させることにより、前記制御手段が正常動作に戻る機能を有する端子であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の過電圧保護機能付き電源回路。
  4. 前記端子は、基準電圧端子、ソフトスタート端子、出力端子のいずれかの端子であることを特徴とする請求項3に記載の過電圧保護機能付き電源回路。
  5. 請求項1から4までのいずれかに記載の過電圧保護機能付き電源回路を有することを特徴とする電源装置。
  6. 請求項5に記載の電源装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出する電圧検出手段と、
    該電圧検出手段により出力電圧が設定電圧以上に上昇したことを検出された場合に出力を停止させる制御手段とを備えた電源回路における過電圧保護方法であって、
    前記電源回路は、前記電圧検出手段による検出電圧よりも高い出力電圧を検出する第2電圧検出手段を備えており、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段における検出電圧よりも高い出力電圧状態となった場合に、前記第2電圧検出手段により前記制御手段が有する保護機能端子とは異なる端子を用いて擬似帰還をかけて前記第2電圧検出手段における検出電圧で出力電圧をクランプし、出力を停止させる
    ことを特徴とする電源回路における過電圧保護方法。
JP2008324191A 2008-12-19 2008-12-19 過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法 Pending JP2010148278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008324191A JP2010148278A (ja) 2008-12-19 2008-12-19 過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008324191A JP2010148278A (ja) 2008-12-19 2008-12-19 過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010148278A true JP2010148278A (ja) 2010-07-01

Family

ID=42568110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008324191A Pending JP2010148278A (ja) 2008-12-19 2008-12-19 過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010148278A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102064719A (zh) * 2010-11-02 2011-05-18 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种led背光电源电路、背光电源以及多媒体设备
CN103428956A (zh) * 2012-05-17 2013-12-04 东芝照明技术株式会社 电源装置以及照明装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102064719A (zh) * 2010-11-02 2011-05-18 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种led背光电源电路、背光电源以及多媒体设备
CN103428956A (zh) * 2012-05-17 2013-12-04 东芝照明技术株式会社 电源装置以及照明装置
JP2013242969A (ja) * 2012-05-17 2013-12-05 Toshiba Lighting & Technology Corp 電源装置および照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10333415B2 (en) Insulated synchronous rectification DC/DC converter including synchronous rectification controller controlling synchronous rectification transistor
US9124184B2 (en) DC/DC converter
US10924003B2 (en) Switching power supply
KR101365753B1 (ko) 컨버터 및 그 구동방법
US7782638B2 (en) Switching power supply device, semiconductor device, and control method
US20160261204A1 (en) Insulated synchronous rectification dc/dc converter
US9998015B2 (en) Insulated synchronous rectification DC/DC converter including a protection circuit to judge occurrence of a switching-incapable state
US20090180302A1 (en) Switching power supply apparatus and semiconductor device used in the switching power supply apparatus
CN109643955B (zh) 开关电源装置及半导体装置
JP6796136B2 (ja) スイッチング電源装置および半導体装置
US20130170621A1 (en) Switching power supply circuit provided with protection function
US10090767B2 (en) Switching power supply device having a pulse width holder
KR20050033854A (ko) 스위칭 전원 장치
JP2007166810A (ja) Dc−dcコンバータ
JP2009177990A (ja) スイッチング電源装置及びこれを用いた電気機器
JP2008228538A (ja) スイッチング電源装置
JP6842252B2 (ja) 絶縁同期整流型dc/dcコンバータ、その保護方法、電源アダプタおよび電子機器
JP2010148278A (ja) 過電圧保護機能付き電源回路、電源装置、画像形成装置および過電圧保護方法
JP4290662B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2017195648A (ja) 保護回路、及び、スイッチング電源
JP2004336873A (ja) 過電圧保護回路、該過電圧保護回路を備えた電子機器
JP6284720B2 (ja) 電源装置及び照明装置
JP4294567B2 (ja) 過電圧保護回路を備えたスイッチング電源装置
US20230024431A1 (en) Control circuit and switching power source
JP2010016962A (ja) スイッチング電源装置