JP2010146270A - 情報処理装置、ワークフローシステム、情報処理装置の検証制御方法、プログラム、及び、記録媒体。 - Google Patents

情報処理装置、ワークフローシステム、情報処理装置の検証制御方法、プログラム、及び、記録媒体。 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークフローシステム開発中の画面単位の検証において、外部データベースへのアクセス機能を含めて本番実行に準じた安全で効率の良い動作確認を可能とすること。
【解決手段】検証モードプロパティ定義ファイルC006に、クライアントC001が検証モードで起動されている場合に、各種データの入出力処理を、ワークフローサーバC009に指示して行う実データモードで実行するか、あるいは、ワークフローサーバC009に指示することなくクライアントC001側で行うダミーデータモードで実行するか、処理種別毎に設定しておく。そして、各種データの入力処理を実行する際、データ取得制御部C003は、検証モードで起動されていると判別され、検証モードプロパティ定義ファイルC006で該入力処理の処理種別に対してダミーデータモードが設定されている場合、ワークフローサーバC009に指示することなくクライアントC001側でダミーデータを入力するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークフローシステム開発中のテスト実行機能に関するものである。
ワークフローシステムを開発する場合、従来は各アクティビティで用いられる画面の設計を行い、ワークフローの実行順序(プロセス)を決定し、また、外部データベースへのアクセスがある場合は、開発用の仮の外部データベースを用意してからテスト実行を行っていた。
ワークフローシステムには、様々な外部データや運用中のシステムデータへのアクセスが含まれる。ところが、こういった各種データには厳しいアクセス制限がかけられている。
このため、各種ワークフローシステムでは、こういった外部データやシステムデータへのアクセス制御の機能と開発、運用、保守の効率性の両立を実現するために、それぞれ機能が工夫されている。
特許文献1では、作業対象ファイルに対するユーザのアクセス権を、各作業段階に応じて動的に変更するシステムが記載されている。
特開平7−287688号公報
しかし、特許文献1のようなアクセスコントロールの仕組みは、開発途中の画面単位の機能検証の段階では適用することができない。その理由は、画面単位の機能検証では、画面の属性だけでなくワークフロー中の位置によるアクセス制限もあるため、アクセス制御の判断の基準となるユーザやワークフロー中の位置が、画面単位の検証段階では不定であるからである。
このため、現状では、アクセス制御の機能を備えたワークフローシステムであっても、画面単位での検証の段階ではアクセス制限が適用されずに無制限に外部データにアクセスができてしまうか、又は、外部データへのアクセス機能自体が動作しないといった制約がつけられている。
上述のように、無制限に外部データへのアクセスが許可されている場合、誤って本番データベースに対して読込みや書込みをしてしまうリスクもある。
かといって、画面単位の検証において、外部DBへのアクセスする機能自体が動作しないのでは、誤って本番データベースに対して読込みや書込みをしてしまう等のリスクはなくセキュリティが保てるものの、十分な検証ができず、開発効率が悪い。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ワークフローシステム開発中の画面単位の検証において、外部データベースへのアクセス機能を含めて本番実行に準じた安全で効率の良い動作確認を可能とする仕組を提供することである。
本発明は、ワークフローで実行されるアクティビティで用いられる画面を表示し、画面に組み込まれた各種データの入出力処理をワークフローサーバに指示する情報処理装置であって、本番運用モードで起動されているか検証モードで起動されているかを判別する起動モード判別手段と、検証モードで起動されている場合に、前記各種データの入出力処理を、前記ワークフローサーバに指示して行う実データモードで実行するか、あるいは、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側で行うダミーデータモードで実行するか、処理種別毎に設定する処理方法設定手段と、各種データの入力処理を実行する際、前記起動モード判別手段により検証モードで起動されていると判別され、前記処理方法設定手段で該入力処理の処理種別に対して前記ダミーデータモードが設定されている場合には、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側でダミーデータを入力するダミーデータ入力処理を行うデータ入力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ワークフローシステム開発中の画面単位での動作確認において、外部データへの不正なアクセスや、設定ミスによるデータ書き換え等のセキュリティ上の問題を防ぎつつ、またアクセス対象レコードを都度修正する手間なく、外部データベースアクセス機能を含めた検証が実行できるようになり、ワークフローシステムの開発効率が上がる等の効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態を示すワークフローシステムの全体構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態のワークフローシステムは、クライアントC001、ワークフローサーバC009、システムデータベースC014を有する。また、システム外に、複数の外部データベースC100、外部システムC013が存在する。
ワークフローサーバC009は、アクセス制御部C010を有し、アクセス制御部C010が、システムデータベースC014、外部データベースC100、外部システムC013等へのアクセスを制御する。
クライアントC001は、ワークフローサーバC009を介して、システムデータベースC014、外部データベースC100、外部システムC013等にアクセス可能である。
本ワークフローシステムでは、システムデータベースC014内に、帳票データC017と、ワークフローで扱う各帳票の設計情報として画面定義C015、外部DB接続定義C016、帳票データC017、ファンクション(データ処理)定義C018、外部システム接続定義C019、システムデータとして組織データC020等のテーブルと、項目構成定義C021、経路定義C022とを有する。
以下、システムデータベースC014内の各テーブルに格納されているデータについて説明する。
組織データC020は、図3で示す部門情報と図4で示すロール情報からなる。経路定義C022は、図5で示すようなワークフローの起案から申請、差戻しなどの承認プロセスを定義したデータである。
ファンクション定義C018には、詳細は図示しないが、帳票データC017からのデータ抽出処理や、外部DBへのアクセスするための処理(ファンクション)が定義されている。
ファンクションは、例えば、帳票データC017からデータを取得する帳票データ取得、帳票データC017を更新する帳票データ更新、外部DBC100からデータを取得する外部DBデータ取得、外部DBC100を更新する外部DBデータ更新、外部システムC013を呼び出す外部システム呼出、別の帳票のデータを取得して処理中の帳票のデータとして取り込む別帳票データ取得、処置中の帳票のデータから別の帳票のデータを生成する別帳票データ生成、組織データC020からデータを取得する組織データ取得等のファンクション種別(処理種別)に分類される。なお、図6にファンクション種別と動作種別の例を示す。
外部DB接続定義C016では、図7に例示された外部DBアクセス権限の他に、外部DBへ接続する為のIPアドレスやポート番号、ログインIDやパスワード等が定義されている。
外部システム接続定義C019には、図示しないが、外部システムC013に接続するための処理が定義されている。項目構成定義C021には、図示しないが、帳票で扱うデータ項目が定義されている。なお、帳票で扱うデータ項目は、開発段階で定義される。
画面定義C015には、画面が定義されている。画面定義C015で定義される画面イメージの一例を図8に示す。帳票データC017には、ワークフローが動作する際の具体的なデータ項目の値が格納される。図9に、結婚届の帳票データが入力された例を示す。
以上が、システムデータベースC014内の各テーブルに格納されているデータの説明である。
クライアントC001は、ファンクション制御部C002、ファンクション制御部C002、出力データ表示部C004、ダミーデータ設定部C005を有する。
ファンクション制御部C002は、各種ファンクションの実行を制御する。
データ取得制御部C003は、ファンクション制御部C002からの制御によりデータ取得先からデータを取得する。なお、データ取得制御部C003は、クライアントC001の起動モードが運用モード(後述する「検証モード」でない)の場合には、ワークフローサーバC009を介して各種DBからデータを取得する。一方、後述する「検証モード」の際には、データ取得制御部C003は、検証モードプロパティ定義ファイルC006に記載されるデータ取得先からデータを取得する。データ取得先が「サーバ」であれば、ワークフローサーバC009からデータを取得し、データ取得先が後述する「ダミー」であれば、ダミーデータ格納ディレクトリC007からダミーデータを取得する。なお、検証モードプロパティ定義ファイルC006の一例を図10に示す。また、ダミーデータ格納ディレクトリC007の一例を図11に示す。
出力データ表示部C004は、ファンクション制御部C002からの制御によりデータの出力処理を行う。なお、出力データ表示部C004は、クライアントC001の起動モードが本番運用(運用モード)の場合には、ワークフローサーバC009を介して各種DBへデータを出力する。一方、「検証モード」の際には、出力データ表示部C004は、ワークフローサーバC009を介して各種DBへデータ出力を行う代わりに、確認画面や、エクスポート/インポートファイルC008にデータ出力を行う。
ダミーデータ設定部C005は、ダミーデータ格納ディレクトリC007へダミーデータを設定したり、エクスポート/インポートファイルC008にデータを設定する。上記設定画面の一例を図13に示す。なお、図13の設定画面は、出力データ表示部C004がダミーデータを出力する上述の確認画面としても使用される。
図2は、図1に示したクライアントC001、ワークフローサーバC009に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)や、各サーバあるいは各クライアントの後述する各種機能を実現するためのプログラムが記憶されている。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア、一時待避領域等として機能する。
入力コントローラ205は、入力部209からの入力を制御する。この入力部209としては、特に、サーバやクライアント等の端末では、キーボード、マウス等のポインティングデバイスが挙げられる。
出力コントローラ206は、出力部210の表示を制御する。この出力部210としては、例えば、CRTや液晶ディスプレイ等が挙げられる。
外部メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタドライバ等を記憶する外部メモリ211へのアクセスを制御する。加えて、外部メモリコントローラ207には、各サーバあるいは各クライアントの各種機能を実現するための各種テーブル、パラメータが記憶されている。
この外部メモリ211としては、ハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等が挙げられる。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク100を介して外部機器との通信制御処理を実行する。
なお、外部メモリ211には、本発明を実現するためのプログラム212が記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
また、図1に示したワークフローサーバC009のアクセス制御部C010は、ワークフローサーバC009を構成する情報処理装置のCPU201が外部メモリ211に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される機能に対応する。
クライアントC001のファンクション制御部C002、ファンクション制御部C002、出力データ表示部C004、ダミーデータ設定部C005は、クライアントC001を構成する情報処理装置のCPU201が外部メモリ211に記憶された(又はワークフローサーバC009からダウンロードされてRAM202に記憶された)プログラムを読み出して実行することにより実現される機能に対応する。
図3は、図1に示した組織データC020に記憶される部門情報の一例を示す図である。
図3に示すような階層構造を有する部門情報が組織データC020に記憶されている。
図4は、図1に示した組織データC020に記憶されるロール情報の一例を示す図である。
図4に示すようなロール情報が組織データC020に記憶されている。
図5は、図1に示した経路定義C022に記憶される経路定義情報の一例を示す図である。
図5に示すようなワークフローの経路が定義された情報が経路定義C022に記憶されている。
図6は、図1に示したファンクション定義C018に記憶されるファンクション定義情報で定義されたファンクションのファンクション種別毎の動作種別を示す図である。
図7は、図1に示した外部DB接続定義C016に記憶される外部DBアクセス権限設定の一部を例示する図である。
外部DB接続定義C016に記憶される外部DBアクセス権限設定では、アクセス権限701に示すように、外部DBキー毎に各データベースのテーブルへのアクセス権限が設定されている。なお、検証モードアクセス702は、外部DBキー毎に検証モードで起動されたクライアントC001からの各データベースのテーブルへのアクセスの可否を設定した情報である。即ち、「検証モード」で起動されたクライアントC001からのアクセスがあった際に使用され、「運用モード」で起動されたクライアントC001からのアクセスでは使用されない。
図8は、図1に示した画面定義C015に記憶される画面定義情報で定義された画面のイメージの一例を示す図である。
図9は、図1に示した帳票データC017に記憶される帳票データが記載された画面イメージの一例を示す図である。
図10は、図1に示した検証モードプロパティ定義ファイルC006の一例を示す図である。
図10に示すように、検証モードプロパティ定義ファイルC006には、ファンクション種別1401毎に、データ取得先1402、ダミーデータ取得モード1403が設定されている。
上述したように、検証モードにおいては、データ取得制御部C003は、データ取得先1402が「ダミー」(ダミーデータモード)の場合にはダミーデータを取得し、データ取得先1402が「サーバ」(実データモード)の場合にはワークフローサーバC009からデータを取得する。
なお、検証モードにおいて、ワークフローサーバC009からのデータ取得に失敗した場合にも、データ取得制御部C003は、ダミーデータを取得する。
また、ダミーデータを取得する際、データ取得制御部C003は、ダミーデータ取得モード1403が「自動取得」の場合、ダミーデータ格納ディレクトリC007からダミーデータを取得し、ダミーデータ取得モード1403が「都度設定」の場合、ダミーデータ設定画面からダミーデータを取得する。
図11は、図1に示したダミーデータ格納ディレクトリC007の一例を示す図である。
図11に示すように、ダミーデータ格納ディレクトリC007では、ダミーデータが、ファンクション種別毎、及び、データ種別毎に(画面別、データテーブル別に)階層化された構造で記憶されている。
即ち、ダミーデータ格納ディレクトリC007は、テーブル別や画面別にディレクトリ等を設け、テーブル別や画面別に、対応するダミーデータを記憶する。なお、帳票IDと帳票名の対応を図12に示す。
図13は、図1に示したシステムデータベースC014に格納されるデータに対応するダミーデータをダミーデータ格納ディレクトリC007(図11)に設定するためのダミーデータ設定画面の一例を示す図である。
このダミーデータ設定画面は、出力データ表示部C004がシステムデータベース用のデータ出力を行う確認画面としても使用される。
図13において、1500はダミーデータ設定欄であり、この欄にダミーデータを入力する。
1502はダミーデータ登録ボタンであり、ダミーデータ設定欄1500に入力されたダミーデータをダミーデータ格納ディレクトリC007(図11)登録する際に押下する。なお、この際、ダミーデータ適用範囲1501で「画面別」が選択されていた場合には、ダミーデータは画面別に登録され(ダミーデータ格納ディレクトリC007内の画面別に設けられたディレクトリに格納され)、同一画面のダミーデータを取得する際に使用される。一方、ダミーデータ適用範囲1501で「テーブル別」が選択されていた場合には、ダミーデータはテーブル別に登録され(ダミーデータ格納ディレクトリC007内のテーブル別に設けられたディレクトリに格納され)、同一テーブルのダミーデータを取得する際に使用される。以下、具体的に示す。
上述したように、ダミーデータ格納ディレクトリC007では、ダミーデータのデータファイルを、データファイル毎に適用範囲(画面別/テーブル別)を決めて保存してある。
例えば、帳票種別「結婚届」があり、「申請用画面」「上長処理用画面」(図18)「人事処理用画面」の3つの画面を持つとする。
この場合、「申請用画面」で検証したいデータは、初期状態であるので項目が空欄である。この場合、「『結婚届』の『申請用画面』用データ」として適用範囲1501に「画面別」を指定して、ダミーデータ設定欄1500の項目が空欄であるデータファイルを作成して、図11の1601に示すように、"ダミーデータ格納ディレクトリ"-"帳票データ取得用"-"KEKKON+SINSEI"の下に"「新規データ」のダミーデータファイル"としてダミーデータ登録する。
一方、「上長処理用画面」と「人事処理用画面」で検証したいデータは、「申請用画面」で既にほとんどの項目に値が入力されているデータである。この場合、「『結婚届』用データ」として適用範囲1501に「テーブル別」を指定して、ダミーデータ設定欄1500の項目に値が入力されているデータBを作成して、図11の1602に示すように、"ダミーデータ格納ディレクトリ"-"帳票データ取得用"-"KEKKON"の下に"「申請後データ」のダミーデータファイル"としてダミーデータ登録する。
そして、データ取得制御部C003が「結婚届」の「申請用画面」のダミーデータを取得する場合は、"ダミーデータ格納ディレクトリ"-"帳票データ取得用"-"KEKKON+SINSEI"の下から"「新規データ」のダミーデータファイル"1601が取得される。
また、データ取得制御部C003が「出張申請書」の「上長処理用画面」又は「人事処理用画面」を取得する場合は、"ダミーデータ格納ディレクトリ"-"帳票データ取得用"-"KEKKON"の下から"「申請後データ」のダミーデータファイル"1602が取得される。このように、異なる画面間でデータを共有でき、同時に、特定の画面用に専用のデータを設定することも出来る。
なお、本実施形態では、クライアントC001を構成する情報処理装置のローカルディレクトリにファイルを保存する形態となっているが、適用範囲をキー項目にして、DBにデータを保存するように構成してもよい。
図13の1503はエクスポートボタンであり、ダミーデータ設定欄1500に入力されたダミーデータをエクスポート/インポートファイルC008に出力する際に押下する。
1504はインポートボタンであり、エクスポート/インポートファイルC008からダミーデータをインポートしてダミーデータ設定欄1500にセットする際に押下する。
図14は、図1に示した外部データベースC100に格納されるデータに対応するダミーデータをダミーデータ格納ディレクトリC007(図11)に設定するための外部DB用ダミーデータ設定画面の一例を示す図である。
図14において、1805は外部DB情報設定欄であり、外部DBのDB名、テーブル名、検索条件等を設定する。1800はダミーデータ設定欄であり、この欄にダミーデータを入力する。
1802はダミーデータ登録ボタンであり、ダミーデータ設定欄1800に入力されたダミーデータを外部DB情報設定欄1805で設定された外部DB情報に対応させてダミーデータ格納ディレクトリC007(図11)登録する際に押下する。なお、この際、ダミーデータ適用範囲1801で「画面別」が選択されていた場合には、ダミーデータは画面別に登録され(ダミーデータ格納ディレクトリC007内の画面別に設けられたディレクトリに格納され)、同一画面のダミーデータを取得する際に使用される。一方、ダミーデータ適用範囲1801で「テーブル別」が選択されていた場合には、ダミーデータはテーブル別に登録され(ダミーデータ格納ディレクトリC007内のテーブル別に設けられたディレクトリに格納され)、同一テーブルのダミーデータを取得する際に使用される。
1803はエクスポートボタンであり、外部DB情報設定欄1805で設定された外部DB情報及びダミーデータ設定欄1800に入力されたダミーデータをエクスポート/インポートファイルC008に出力する際に押下する。
1804はインポートボタンであり、エクスポート/インポートファイルC008から外部DB情報及びダミーデータをインポートして外部DB情報設定欄1805及びダミーデータ設定欄1800にセットする際に押下する。
なお、図14に示した例は、申請フォームで、社員IDをキーに、人事DBの社員マスタから、等級と勤続年数を取得するためのダミーデータを登録する際の設定画面イメージに対応する。
図15は、図1に示した出力データ表示部C004が外部DB用のデータ出力を行う確認画面(外部DB用出力データ確認画面)の一例を示す図である。
図15において、1901は外部DB情報表示欄、1902は出力データ表示欄であり、出力データ表示部C004が出力した外部DB用のデータを表示する。
1903はエクスポートボタンであり、外部DB情報表示欄1901及び出力データ表示欄1902に表示された外部DB情報及び出力データをエクスポート/インポートファイルC008に出力する際に押下する。
なお、図14に示した例は、人事処理フォームで、経理DBの振込み依頼テーブルに、祝金振込みのレコードを追加するための出力データを確認する際の確認画面イメージに対応する。
以下、本実施形態のワークフローシステムの処理の詳細を説明する前に、ワークフローシステムの問題点について整理しておく。
上述したように、ワークフローサーバC009は、クライアントC001からの要求に応じて各データへのアクセスを行うが、その際、データ種別に応じたアクセスチェックを行う。
例えば、「運用モード」のクライアントC001からの表示用の帳票データの要求であれば、ワークフローサーバC009は、クライアントC001からログインユーザID、参照する帳票データのキー等を取得し、ログインユーザIDのユーザ情報との照合、帳票データのキーを元に該当帳票データの状態及び、現在の参照権限を持つユーザ情報と照合したうえで、帳票データをクライアントC001に送信する。
また、外部DBC100へのアクセス要求の場合も、ワークフローサーバC009は、同様の情報をクライアントC001から取得し、帳票データのキーを元に適用される経路情報を特定、帳票データの現在状態から経路情報中のどの作業段階であるか(アクティビティ)を特定し、その位置に設定された外部DBC100に対するアクセス権限を照合した上で、クライアント要求に従って外部DBC100を編集、あるいは外部DBC100から取得したデータをクライアントC001に送信する。
また、帳票データの更新の場合も、ワークフローサーバC009は、同様に、ワークフローサーバC009内の帳票データの状態、現在の参照権限を持つユーザ情報と照合した上で、データベース内の帳票データを更新、経路情報に従って、次の作業段階へ帳票データの状態、及び参照権限をもつユーザ情報を更新する。
一方、「検証モード」のクライアントC001からの要求の場合、ワークフローサーバC009が取得できる情報は、クライアントC001が保持する検証対象の画面定義のキーのみであり、ログインユーザIDや表示する帳票データのキーは取得できない。開発中の画面の検証段階では、システムの稼動に必要なユーザ情報や、経路等の画面定義以外の設計情報が先に完成しているとは限らず、画面に表示できる帳票データも存在しないことを前提としているためである。
この場合、画面定義情報や、画面に適用される帳票の項目構成、画面に組み込まれたファンクションの設計情報であれば、検証モードのクライアントを実行できる開発権限を持つユーザであれば参照/編集可能な情報であるため、ワークフローサーバC009からクライアントC001へデータを送信しても問題にはならない。
しかし、帳票データや外部DBC100へのアクセス要求の場合、ワークフローサーバC009側でアクセスチェックを行うために必要な情報がクライアントC001側から取得できないため、ワークフローサーバC009側が帳票データや外部DBC100へのアクセス権限をチェックできない。かといって、アクセスチェックを行わずに無制限に帳票データや外部DBC100へのアクセスを許可するのはセキュリティ上問題がある。
例えば、開発中のフローの経路に人事担当者による作業が含まれている場合、当該作業段階において人事システムで管理されている人事マスタへの外部DBアクセスが含まれる場合がある。このような重要なデータが連携しているとはいえ別のシステムであるワークフローシステムの開発者から画面の単体検証機能を利用することで自由にアクセスできてしまってはならない。
通常は、開発作業中は検証用に専用の外部DB環境を用意するものであるが、本番運用環境と接続先を切り替える作業の手間があり、人為ミスによって誤って開発作業中に本番用の外部DBに接続してしまうリスクがある。
一方、画面単位での検証において外部DBや帳票データへのアクセス機能が動作しない等の制限をつけてしまうと、画面単体での検証が十分に出来ず、経路やユーザ情報等を含めたシステム稼動に必要なデータが一通り完成し、本番と同じ状態の検証環境を準備し、実際に経路に従って帳票データを流せるようになるまで、画面機能の十分な動作確認ができないことになってしまう。
例えば、長い経路の末尾で使用する最終承認者用画面の検証をしたい場合、途中の経路で使用する各画面や機能が正常に稼動し、帳票データが最終承認状態に到達するまで画面機能の検証ができない。
そこで、本実施形態のワークフローシステムにおいては、「検証モード」で実行中のクライアントC001においてワークフローサーバC009への要求が発生した場合、要求の種別に応じて、通用どおりワークフローサーバC009へ要求を送信するか、ワークフローサーバC009を介さずにクライアントC001内で擬似的に機能を実行するかをクライアントC001内で自動的に切り分けて動作検証をできるようにする。
以下、図16,図17を参照して、本実施形態のワークフローシステムにおける処理を詳細に説明する。
図16は、本発明のワークフローシステムにおける入出力の処理の一例を示すフローチャートである。
図17は、図16のステップS202に示す取得系処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図16,図17のフローチャートに示すクライアントC001側の処理は、図1に示したファンクション制御部C002、ファンクション制御部C002、出力データ表示部C004、ダミーデータ設定部C005により実行される。即ち、クライアントC001を構成する情報処理装置のCPU201が外部メモリ211に記憶された(又はワークフローサーバC009からダウンロードされてRAM202に記憶された)プログラムを読み出して実行することにより実現される。
また、図16,図17のフローチャートに示すワークフローサーバC009側の処理は、ワークフローサーバC009のアクセス制御部C010により実行される。即ち、ワークフローサーバC009を構成する情報処理装置のCPU201が外部メモリ211に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される機能に対応する。
なお、図16,図17のフローチャートを説明するにあたり、図18,図19に示す具体例を用いる。
図18は、帳票フローの例を示す図である。
図18に示す例では、「結婚届」帳票フローを示し、申請アクティビティ、上長承認アクティビティ、人事処理アクティビティから構成される。
図19は、図18に示した帳票フローの各アクティビティの画面と画面に組み込まれた主なファンクションの例を示す図である。
図19に示す例では、「結婚届」帳票用経路定義の各アクティビティの画面と画面に組み込まれた主なファンクションの例を示す。
クライアントC001において、入出力の処理が発生した場合、ファンクション制御部C002は、本フローチャートの処理を開始し、前記指示に応じたファンクションの実行を制御する。例えば、申請アクティビティにおいて「結婚届」の起案が指示されると、ファンクション制御部C002は、図19に示すように、「起案」ファンクション(ファンクション種別:帳票データ取得)を実行制御する。
まず、図16のステップS201において、ファンクション制御部C002は、実行するファンクションの動作種別を判定する。
そして、上記ステップS201において、実行するファンクションに対応するファンクション種別の動作種別が取得系であると判定した場合、ステップS202において、ファンクション制御部C002は、データ取得制御部C003に取得系処理(図11)を実行させる。上記「起案」ファンクション(ファンクション種別:帳票データ取得)の場合、図6に示すように、「取得系」(入力処理系)であるので、ファンクション制御部C002は、データ取得制御部C003に取得系処理(図17)を実行させることとなる。
ここで、図17を参照して、取得系処理について説明する。
まず、データ取得制御部C003は、ステップS001において、モードを判別する。ここでモードについて説明する。
クライアントの起動方法は、本番運用に使用する「運用モード」と、開発用クライアントで画面設計の検証にもちいる「検証モード」の二種類のモードに分けられる。
「運用モード」で起動されたクライアントの場合は、ログインユーザID,表示する帳票データのキー等をパラメータとして起動される。「運用モード」のクライアントは、イントラネット画面のリンクや、ユーザへの処理依頼メールのリンク等から主にWebブラウザ上で起動される。
一方、「検証モード」のクライアントの場合は、検証対象の画面定義を特定するキーのみをパラメータとして開発用クライアントから起動される。
なお、クライアントC001から各データへのアクセスは、ワークフローサーバC009を通して行われる。
開発用クライアントは、画面定義、帳票データの項目定義、画面に組み込むファンクションの定義、帳票に適用される経路情報等を設計する機能をもつ。画面定義の設計ツールからは、クライアントモジュールを「検証モード」で起動し、運用中の表示及び動作を確認できる。開発用クライアントは開発権限を持つユーザであれば操作ができる。
開発用クライアントには、外部DB(第1のデータベース)参照機能は含まれない。開発権限を持つユーザがシステムで参照する外部DB(第1のデータベース)へのアクセス権をもつとは限らない。また、開発権限を持つユーザは、運用ユーザとは別に管理される。また、帳票データへのアクセス権限は開発権限には含まれていない。帳票データのメンテナンス等は、別途システム管理権限を持つ管理ユーザにのみ与えられる。
データ取得制御部C003は、上記ステップS001において、モードが「検証モード」でない(「運用モード」である)と判定した場合(S001でYes)、ステップS003に処理を進め、データ取得要求をワークフローサーバC009に送信する。
一方、データ取得制御部C003は、上記ステップS001において、モードが「検証モード」であると判定した場合(S001でYes)、ステップS002に処理を進める。
ステップS002では、データ取得制御部C003は、当該実行中のファンクションについて、検証モードプロパティのデータ取得先が「サーバ」か否かを判定する。
そして、上記ステップS002において、検証モードプロパティのデータ取得先が「サーバ」でない(「ダミー」である)と判定した場合(S002でNoの場合)、データ取得制御部C003は、ステップS005に処理を進める。
上述した「起案」ファンクション(ファンクション種別:帳票データ取得)の場合、図6の検証モードプロパティのデータ取得先が「ダミー」であるため、ステップS005に処理が進められる。
ステップS005では、データ取得制御部C003は、当該実行中のファンクションについて、検証モードプロパティ定義ファイルC006で定義されている検証モードプロパティのダミーデータ取得モードが「自動取得」に設定されているか否かを判定する。
そして、上記ステップS005において、検証モードプロパティのダミーデータ取得モードが「自動取得」であると判定した場合(S005でYesの場合)、データ取得制御部C003は、ステップS006に処理を進める。「起案」ファンクション(ファンクション種別:帳票データ取得)の場合、図6の検証モードプロパティのダミーデータ取得モードが「自動取得」であるため、ステップS006に処理が進められる。
ステップS006では、データ取得制御部C003は、ダミーデータ格納ディレクトリC007下より指定された検証対象画面用に保存されたダミーデータファイルを検索する。
次に、ステップS007において、データ取得制御部C003は、上記ステップS006のダミーデータファイル検索で、ダミーデータファイルが見つかったか否かを判定する。そして、ダミーデータファイルが見つかったと判定した場合(S007でYesの場合)、データ取得制御部C003は、見つかったデータファイルを読み込み、ダミーデータを取得する。「結婚届」の「起案」ファンクションでは、ダミーデータ格納ディレクトリC007から新規状態の帳票データのダミーデータファイル(図11の1601に示す「新規データ」のダミーデータファイル1601)が検索され、読み込まれ、ダミーデータが取得される。このダミーデータには帳票データのみが含まれる。なお、画面の設計情報は、「運用モード」でも「検証モード」でもワークフローサーバC009から実データが取得される(図17のフローとは別の処理で取得される)。よって、「結婚届」の「起案」ファンクションでも、図示しない処理により、結婚届画面の設計情報が、ワークフローサーバC009から実データが取得される。
次に、ステップS009において、データ取得制御部C003は、上記取得したダミーデータを合成する(取得したダミーデータを加工して擬似的に帳票データを生成して、ワークフローサーバC009から取得した場合と同様に処理可能にする)。
次に、ステップS010において、データ取得制御部C003は、「運用モード」/「検証モード」の区別なく、上記取得したデータを処理する。「結婚届」の「起案」ファンクションでは、新規状態の帳票データが表示された結婚届画面(図8に示した結婚届)がクライアントC001の画面に表示される。
「結婚届」の「起案」ファンクションが終了すると、図19に示すように、ファンクション制御部C002は、「等級取得」ファンクション(ファンクション種別:外部DBデータ取得)を実行制御する。この「等級取得」ファンクションでは、データ取得制御部C003は、図16のステップS002において、検証モードプロパティのデータ取得先が「サーバ」である(Yes)と判定し、ステップS003に処理を進める。
ステップS003では、データ取得制御部C003は、データ取得要求をワークフローサーバC009に送信する。このデータ取得要求には、クライアントの起動モード(「検証モード」又は「運用モード」)が含まれる。なお、「結婚届」の「等級取得」ファンクションでは、結婚届画面(図8)の社員IDの欄に記載されたユーザIDをキーにユーザの等級を、外部DBである人事DBの社員マスタから取得するデータ取得要求がワークフローサーバC009に送信される。
クライアントC001からのデータ取得要求を受信すると、ステップS101において、ワークフローサーバC009のアクセス制御部C010は、指定データへのアクセス権限があるか判定する。なお、指定データが外部DBの場合、該データへのアクセス権限の判定は、外部DB接続定義C016内の外部DBアクセス権限設定(図7)に基づいてなされる。なお、「本番モード」の場合、アクセス権限701に基づいてなされ、「検証モード」の場合、検証モードアクセス702に基づいてなされる。
そして、上記S101において、指定データへのアクセス権限がないと判定された場合には、アクセス制御部C010は、ステップS102において、アクセス権限無しエラーをクライアントC001に返信する。
なお、「結婚届」の「等級取得」ファンクションでは、外部DBである人事DBの社員マスタから等級データが指定されているので、「検証モード」では、アクセス制御部C010は「不可」と判定され、アクセス権限無しエラーが返信される。この際に、ワークフローサーバC009はクライアントC001に返すべきデータの属性(項目構成情報)を送信しても良いし、クライアントC001でワークフローサーバC009から返るべきデータの属性を記憶しておいても良い。
ワークフローサーバC009からのアクセス権限無しエラーを受信すると、ステップS004において、クライアントC001のデータ取得制御部C003は、「検証モード」であるか判定し、「検証モード」でない場合(「運用モード」の場合)、ステップS011において、エラー処理を行う。
一方、上記S004において、「検証モード」の場合、データ取得制御部C003は、ステップS005に処理を進める。
そして、ステップS005において、検証モードプロパティ(図10)のダミーデータ取得モード1403が「自動取得」であるか判定する。
そして、上記S005において、ダミーデータ取得モード1403が「自動取得」でない(「都度取得」である)と判定した場合(S005でNoの場合)、データ取得制御部C003は、ステップS012に処理を進める。なお、「検証モード」で実行された「結婚届」の「等級取得」ファンクション(ファンクション種別:外部DBデータ取得)の場合、S004でNoとなり、図6の検証モードプロパティのダミーデータ取得モードが「都度取得」であるため、S005でNoとなり、ステップS012に処理が進められる。
ステップS012において、データ取得制御部C003は、ダミーデータ設定部C005に、ダミーデータ設定画面(図13等)を表示させ、入力が必要な部分の入力を促す。なお、入力が必要な部分の属性は、上記S102でサーバから受信した属性でもクライアントで初めから記憶しておいても良い。
なお、指定データが、システムDBC014内のデータの場合は、ダミーデータ設定画面(図13)を表示し、入力が必要な※マークの部分の入力を促す。また、指定データが、外部DBC100のデータの場合は、外部DB用ダミーデータ設定画面(図14)を表示し、入力が必要な部分の入力を促す。なお、「結婚届」の「等級取得」ファンクション(ファンクション種別:外部DBデータ取得)の場合、外部DB用ダミーデータ設定画面(図14)が表示される。
なお、ユーザは、ダミーデータ設定画面のデータ登録ボタン(図13の1502、図14の1802)により、一度設定したデータ内容をダミーデータファイルとしてダミーデータ格納ディレクトリC007に保存しておくことが出来る。この際、ダミーデータ適用範囲(図13の1501、図14の1801)を画面別(その帳票のその画面専用のデータ)またはテーブル別(そのデータテーブル全体の共通データ)かを設定できる。
ダミーデータ設定画面で必要な部分が入力されOKボタンが指示されると、データ取得制御部C003は、ステップS013に処理を進める。
次に、ステップS013において、データ取得制御部C003は、ダミーデータ設定部C005を介してダミーデータ設定画面(図14)から、手入力又は任意ファイル読み込み(インポート)によりデータ設定されたデータを取得し、ステップS009に処理を進める。
そして、データ取得制御部C003は、取得したダミーデータを合成し(取得したダミーデータを加工して擬似的に帳票データを生成して、ワークフローサーバC009から取得した場合と同様に処理可能にし)(S009)、「運用モード」/「検証モード」の区別なく、取得したデータを処理する(S010)。「結婚届」の「等級取得」ファンクションでは、取得した等級が追加された結婚届画面に表示される。
「結婚届」の「等級取得」ファンクションが終了し、等級欄に等級(例えば「M2」)が入力されると、図19に示すように、ファンクション制御部C002は、「祝金額取得」ファンクション(ファンクション種別:外部DBデータ取得)を実行制御する。この「祝金額取得」ファンクション(ファンクション種別:外部DBデータ取得)では、データ取得制御部C003は、図16のステップS002において、検証モードプロパティのデータ取得先が「サーバ」である(Yes)と判定し、ステップS003で、データ取得要求をワークフローサーバC009に送信する。
そして、「結婚届」の「祝金額取得」ファンクションでは、外部DBである人事DBの祝金額マスタから祝金額データが指定されているので、「検証モード」では、アクセス制御部C010は、図7の検証モードアクセス702に基づいて、アクセス権限があると判定して、ステップS103に処理を進める。
ステップS103では、アクセス制御部C010は、データを取得し、ステップS104において、取得したデータをクライアントC001に返送する。
ワークフローサーバC009から返送されるデータを受信を受信すると、ステップS010において、クライアントC001のデータ取得制御部C003は、取得したデータを処理する(S010)。「結婚届」の「祝金額取得」ファンクションでは、取得した祝金額が追加された結婚届画面に表示される。
「結婚届」の「祝金額取得」ファンクションが終了すると、図19に示すように、ファンクション制御部C002は、「配偶者情報取得」ファンクション、「住所変更届作成」ファンクション、「申請」ファンクションの順に処理を実行する。この「申請」ファンクション(ファンクション種別:帳票データ更新)は、図6に示すように「出力系」(出力処理系)であるので、ファンクション制御部C002は、ステップS203に処理を進める。
ステップS203では、ファンクション制御部C002は、モードが「検証モード」であると判定した場合(S203でYes)、ステップS205に処理を進める。
ステップS205では、ファンクション制御部C002は、出力データ表示部に出力データ確認画面表示処理を実行させる。「検証モード」で実行された「結婚届」の「申請」ファンクションでは、申請内容が、図13に示したダミーデータ設定画面に確認表示される。なお、外部DBC100に該当するDBのデータを更新する場合は、出力データが、外部DB用出力データ確認画面(図15)に確認表示される。
一方、ステップS203において、モードが「運用モード」であると判定した場合(S203でNo)、ファンクション制御部C002は、ステップS205において、出力データをワークフローサーバC009に送信する。「運用モード」で実行された「結婚届」の「申請」ファンクションでは、申請内容が、ワークフローサーバC009に送信されて、帳票データC017内の「結婚届」帳票の帳票データが更新される。
そして、「申請」ファンクションが終了すると、「申請」アクティビティが終了する。そして、「上長承認」アクティビティ、「人事処理」アクティビティが処理されると、「結婚届」帳票のワークフローが終了する。
以上示したように、本実施形態のワークフローシステムにおいては、「検証モード」で実行中のクライアントC001においてワークフローサーバC009への要求が発生した場合、要求の種別に応じて、通用どおりワークフローサーバC009へ要求を送信するか、ワークフローサーバC009を介さずにクライアントC001内で擬似的に機能を実行するかをクライアントC001内で自動的に切り分けて動作検証をできるようにする。
したがって、ワークフローシステム開発中の画面単位での動作確認において、外部データへの不正なアクセスや、設定ミスによるデータ書き換え等のセキュリティ上の問題を防ぎつつ、またアクセス対象レコードを都度修正する手間なく、外部データベースアクセス機能を含めた検証が実行できるようになり、ワークフローシステムの開発効率が上がる等の効果を奏する。
即ち、ワークフローシステム開発中の画面単位の検証において、外部データベースへのアクセス機能を含めて本番実行に準じた安全で効率の良い動作確認を可能とする。
なお、上記実施形態では、検証モードプロパティ定義ファイルC006(図10)において、ファンクション種別1401毎に、データ取得先1402を設定し、入力処理(取得系の処理)を実行する際、検証モードで起動され、該入力処理のファンクション種別に対して「ダミー」(ダミーデータモード)が設定されている場合には、ワークフローサーバC009に指示することなくクライアントC001側でダミーデータを入力する構成について説明した。
しかし、さらに、検証モードプロパティ定義ファイルC006(図10)において、ファンクション種別1401毎に、データ出力先を「サーバ」(実データモード)又は「ダミー」(ダミーデータモード)に設定しておき、データ出力先設定に応じて、ワークフローサーバC009にデータ出力を行うか、クライアントC001側でデータ出力(画面出力やファイルへの出力)を行うかを制御してもよい。即ち、出力処理(出力系の処理)を実行する際、検証モードで起動され、該出力処理のファンクション種別に対して「ダミー」(ダミーデータモード)が設定されている場合には、ワークフローサーバC009に指示することなくクライアントC001側で画面(図13や図15)やファイル等にデータ出力を行うように構成してもよい。
上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図20に示すメモリマップを参照して本発明に係るワークフローシステムを構成するクライアントC001及びワークフローサーバC009としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の構成について説明する。
図20は、本発明に係るワークフローシステムを構成するクライアントC001及びワークフローサーバC009としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図16,図17に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態を示すワークフローシステムの全体構成を示すシステム構成図である。 図1に示したクライアントC001、ワークフローサーバC009に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図1に示した組織データC020に記憶される部門情報の一例を示す図である。 図1に示した組織データC020に記憶されるロール情報の一例を示す図である。 図1に示した経路定義C022に記憶される経路定義情報の一例を示す図である。 図1に示したファンクション定義C018に記憶されるファンクション定義情報で定義されたファンクションのファンクション種別毎の動作種別を示す図である。 図1に示した外部DB接続定義C016に記憶される外部DBアクセス権限設定の一部を例示する図である。 図1に示した画面定義C015に記憶される画面定義情報で定義された画面のイメージの一例を示す図である。 図1に示した帳票データC017に記憶される帳票データが記載された画面イメージの一例を示す図である。 図1に示した検証モードプロパティ定義ファイルC006の一例を示す図である。 図1に示したダミーデータ格納ディレクトリC007の一例を示す図である。 帳票IDと帳票名の対応を示す図である。 図1に示したシステムデータベースC014に格納されるデータに対応するダミーデータをダミーデータ格納ディレクトリC007(図11)に設定するためのダミーデータ設定画面の一例を示す図である。 図1に示した外部データベースC100に格納されるデータに対応するダミーデータをダミーデータ格納ディレクトリC007(図11)に設定するための外部DB用ダミーデータ設定画面の一例を示す図である。 図1に示した出力データ表示部C004が外部DB用のデータ出力を行う確認画面(外部DB用出力データ確認画面)の一例を示す図である。 本発明のワークフローシステムにおける入出力の処理の一例を示すフローチャートである。 図16のステップS202に示す取得系処理の一例を示すフローチャートである。 帳票フローの例を示す図である。 図18に示した帳票フローの各アクティビティの画面と画面に組み込まれた主なファンクションの例を示す図である。 本発明に係るワークフローシステムを構成するクライアントC001及びワークフローサーバC009としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
C001 クライアント
C002 ファンクション制御部
C003 ファンクション制御部
C004 出力データ表示部
C005 ダミーデータ設定部C005
C006 検証モードプロパティ定義ファイル
C007 ダミーデータ格納ディレクトリ
C008 エクスポート/インポートファイル
C009 ワークフローサーバ
C010 アクセス制御部
C013 外部システム
C014 システムデータベース
C015 画面定義
C016 外部DB接続定義
C017 帳票データ
C018 ファンクション(データ処理)定義
C020 組織データ等のテーブル
C021 項目構成定義
C022 経路定義
C100 外部データベース

Claims (11)

  1. ワークフローで実行されるアクティビティで用いられる画面を表示し、画面に組み込まれた各種データの入出力処理をワークフローサーバに指示する情報処理装置であって、
    本番運用モードで起動されているか検証モードで起動されているかを判別する起動モード判別手段と、
    検証モードで起動されている場合に、前記各種データの入出力処理を、前記ワークフローサーバに指示して行う実データモードで実行するか、あるいは、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側で行うダミーデータモードで実行するか、処理種別毎に設定する処理方法設定手段と、
    各種データの入力処理を実行する際、前記起動モード判別手段により検証モードで起動されていると判別され、前記処理方法設定手段で該入力処理の処理種別に対して前記ダミーデータモードが設定されている場合には、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側でダミーデータを入力するダミーデータ入力処理を行うデータ入力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 各種データの出力処理を実行する際、前記起動モード判別手段により検証モードで起動されていると判別され、前記処理方法設定手段で該出力処理の処理種別に対して前記ダミーデータモードが設定されている場合には、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側でデータ出力を行うデータ出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ入力手段は、各種データの入力処理の実行する際、前記起動モード判別手段により検証モードで起動されていると判別され、前記処理方法設定手段で当該処理の処理種別に対して前記実データモードが設定されている場合であって、前記ワークフローサーバに処理を指示した結果としてアクセス権限エラーが前記ワークフローサーバから通知された場合には、前記ダミーデータ入力処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ダミーデータ入力処理のダミーデータ入力モードとして、処理種別毎に自動取得モードと都度設定モードを設定するダミーデータ入力モード設定手段と、
    前記データ入力手段は、ダミーデータ入力モードとして自動取得モードが設定されている場合、予め記憶手段に記憶されたダミーデータを取得するように制御し、ダミーデータ入力モードとして都度設定モードが設定されている場合、ユーザからのダミーデータの入力を受け付けるように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記データ入力手段は、ダミーデータ入力モードとして自動取得モードが設定されている場合であって、前記記憶手段からダミーデータを取得できなかった場合には、ユーザからのダミーデータの入力を受け付けるように制御することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ユーザから受け付けたダミーデータを前記記憶手段に記憶させるダミーデータ設定手段を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶手段は、前記各種データの入力処理で入力するためのダミーデータを、前記各種データのデータ種別毎、又は、前記アクティビティで用いられる画面毎に階層化した構造で記憶するものであり、
    前記ダミーデータ設定手段は、前記ダミーデータを前記記憶手段に記憶させる際の該ダミーデータの適用範囲として、データ種別毎又は画面毎を指定する適用範囲指定手段と、
    前記ダミーデータを、前記記憶手段の前記適用範囲指定手段に指定された適用範囲に対応する階層に格納する格納手段とを有するものであり、
    前記データ入力手段は、ダミーデータ入力モードとして自動取得モードが設定されている場合、前記入力処理に対応するダミーデータを、前記記憶手段の前記データ種別毎又は前記画面毎の階層から取得することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. ワークフローを制御するワークフローサーバと、ワークフローで実行されるアクティビティで用いられる画面を表示し、画面に組み込まれた各種データの入出力処理を前記ワークフローサーバに指示する情報処理装置とを有するワークフローシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    本番運用モードで起動されているか検証モードで起動されているかを判別する起動モード判別手段と、
    検証モードで起動されている場合に、前記各種データの入出力処理を、前記ワークフローサーバに指示して行う実データモードで実行するか、あるいは、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側で行うダミーデータモードで実行するか、処理種別毎に設定する処理方法設定手段と、
    各種データの入力処理を実行する際、前記起動モード判別手段により検証モードで起動されていると判別され、前記処理方法設定手段で該入力処理の処理種別に対してダミーデータモードが設定されている場合には、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側でダミーデータを入力するダミーデータ入力処理を行うデータ入力手段とを有するものであり、
    前記ワークフローサーバは、
    前記情報処理装置から指示された各種データの入出力処理に対して処理種別及びデータ種別毎に前記情報処理装置の起動モード毎のアクセス権限を設定するアクセス権限設定手段と、
    前記情報処理装置から指示された入出力処理を実行する際に、前に前記情報処理装置の起動モードに対応したアクセス権限をチェックするアクセス権限チェック手段と、
    前記アクセス権限チェック手段により前記情報処理装置より指示された入出力処理がアクセス権限エラーとなった場合には、前記情報処理装置に対してアクセス権限エラーを通知するアクセス権限エラー通知手段とを有するものであり、
    前記情報処理装置の前記データ入力手段は、各種データの入力処理の実行する際、前記起動モード判別手段により検証モードで起動されていると判別され、前記処理方法設定手段で当該処理の処理種別に対して実データモードが設定されている場合であって、前記ワークフローサーバに処理を指示した結果としてアクセス権限エラーが前記ワークフローサーバから通知された場合には、前記ダミーデータ入力処理を行うことを特徴とするワークフローシステム。
  9. ワークフローで実行されるアクティビティで用いられる画面を表示し、画面に組み込まれた各種データの入出力処理をワークフローサーバに指示する情報処理装置の検証制御方法であって、
    処理方法設定手段に、検証モードで起動されている場合に、前記各種データの入出力処理を、前記ワークフローサーバに指示して行う実データモードで実行するか、あるいは、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側で行うダミーデータモードで実行するか、処理種別毎に設定しておく処理方法設定ステップと、
    起動モード判別手段が、本番運用モードで起動されているか検証モードで起動されているかを判別する起動モード判別ステップ、
    データ入力手段が、各種データの入力処理を実行する際、前記起動モード判別ステップで検証モードで起動されていると判別され、前記処理方法設定手段で該入力処理の処理種別に対して前記ダミーデータモードが設定されている場合には、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側でダミーデータを入力するダミーデータ入力処理を行うデータ入力ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の検証制御方法。
  10. ワークフローで実行されるアクティビティで用いられる画面を表示し、画面に組み込まれた各種データの入出力処理をワークフローサーバに指示する情報処理装置を、
    本番運用モードで起動されているか検証モードで起動されているかを判別する起動モード判別手段、
    検証モードで起動されている場合に、前記各種データの入出力処理を、前記ワークフローサーバに指示して行う実データモードで実行するか、あるいは、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側で行うダミーデータモードで実行するか、処理種別毎に設定する処理方法設定手段、
    各種データの入力処理を実行する際、前記起動モード判別手段により検証モードで起動されていると判別され、前記設定手段で該入力処理の処理種別に対して前記ダミーデータモードが設定されている場合には、前記ワークフローサーバに指示することなく情報処理装置側でダミーデータを入力するダミーデータ入力処理を行うデータ入力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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