JP2010142316A - 衝撃検知装置とこれを用いた穿刺装置及び血液検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】強い衝撃が機器に加わって破壊されているにも関わらず誤って使用してしまう可能性があった。
【解決手段】球体17と、この球体17を挟んで保持する弾性部材14a、14bと、衝撃により弾性部材14a、14bの弾性力に抗して球体17が放出されるとともにこの放出された球体17を受容する溝部16a、16bとを備え、球体17の表面は少なくとも導電体で形成されるとともに、衝撃により溝部16a、16bへ放出された球体17を電気的に検知する電極21,22が設けられた衝撃検知装置を提供するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、衝撃検知装置とこれを用いた穿刺装置及び血液検査装置に関するものである。
衝撃検知装置は、衝撃に弱い機器に装着することにより、強い衝撃による機器の破損や誤動作等による被害を防止するものである。以下、従来の衝撃検知装置について説明する。従来の衝撃検知装置1は、図20に示すようなものであった。図20において、図20(a)は部分断面斜視図であり、図20(b)は断面図である。
図20において、2は透明部材で形成された円筒体であり、この円筒体2の上方と下方の開口は、支持部材3aと、支持部材3bとで夫々塞がれている。支持部材3aの下面には弾性部材4aが装着されており、支持部材3bの上面には弾性部材4bが装着されている。
弾性部材4aには下方に向かって開口した凹部5aが形成されており、弾性部材4bには上方に向かって開口した凹部5bが形成されている。また、この凹部5aの外側には溝部6aが支持部材3aに形成されており、凹部5bの外側には溝部6bが支持部材3bに形成されている。
そして、この凹部5a、5b間に球体7が挟まれている。この球体7は初期状態において、弾性部材4a、4bの弾性力により、凹部5a、5b内に保持されている。
以上のように構成された衝撃検知装置1に強い衝撃8a(図示せず)が例えば矢印9a方向に加わったとする。この衝撃8aにより、凹部5a、5b内に挟まれて保持されていた球体7は、弾性部材4a、4bの弾性力に抗して溝部6bへ放出される。但し、衝撃検知装置1の上下方向が図20と逆の場合は溝部6aへ放出される。
一方、円筒体2は透明部材で形成されているので、球体7が凹部5a、5b内に保持されているか、或いは球体7が溝部6b(又は溝部6a)に放出されているかを目視で確認することができる。従って、例えば球体7が溝部6b(又は溝部6a)に放出されておれば、衝撃検知装置1に強い衝撃8aが加えられたことを知ることができる。即ち、この衝撃検知装置1を装着した機器に強い衝撃8aが加わったことを知ることができる。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−207515号公報
しかしながら、このような従来の衝撃検知装置1では、機器に被害を与えるような強い衝撃8aが有ったとしても、使用者が目視で確認するまで分からないことがあった。従って、使用者が確認する前に衝撃8aが有ったことを知らないでそのまま、誤動作や破損の恐れのある機器を使用することが考えられる。更に、強い衝撃8aが機器に加わった後、その機器の誤動作や衝撃による破損が原因となって起こる2次的破損等を回避する操作を使用者自らが行う必要があった。
そこで、機器の破損や誤動作等の被害を与えるような強い衝撃8aが有った場合は、この強い衝撃力を電気的に検出することができれば、使用者が目視で確認するという動作は不要となる。また、その後の機器の誤動作や破損等の予防処置を強い衝撃8aが有った時点で機器に対して即座に行なうことも可能となる。
本発明は、このような問題を解決したもので、強い衝撃が有ったか否かを電気的に検出することができる衝撃検知装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の衝撃検知装置は、衝撃力を動力として衝撃を検知する衝撃検知手段と、この衝撃検知手段の出力を機械的に保存する保存手段とを備え、前記保存手段の出力は第1、第2の電極間の電気的な導通状態或いは非導通状態として保存されるものである。これにより、所期の目的を達成することができる。
以上のように本発明によれば、衝撃力を動力として衝撃を検知する衝撃検知手段と、この衝撃検知手段の出力を機械的に保存する保存手段とを備え、前記保存手段の出力は第1、第2の電極間の電気的な導通状態或いは非導通状態として保存されるものであり、強い衝撃が有った時点で電気的な導通状態或いは非導通状態が検知されるので、即座に検知された信号を用いて自動的に機器の危険防止、破損防止等の安全対策をしかも自動的にとることができる。
また、電気的なエネルギーを用いることなく、衝撃力の検知やその保存をすることができるので長期間においてエネルギーの消費を考慮することなく使用することができる。
従って、この衝撃検知装置を機器に装着すれば、衝撃に対して使用者が被害防止の操作を行う必要はなく、機器を安全に使用することができる。また、強い衝撃が有ったことを保存する保存手段を有しているので、使用者が確認しない限り、勝手に機器を元の状態に戻すことができない。従って、安全性が更に向上する。
例えば、本発明の衝撃検知装置を、精密機器であるレーザ穿刺ユニットを用いた穿刺装置などに用いれば、レーザ光放射のための高電圧発生回路に設けられたコンデンサのチャージ電圧を強い衝撃の有った時点で即座に放電させることができる。従って、落下した機器を拾い上げる時などに誤ってレーザ光が放射されることはなく、安全な穿刺装置を提供することができる。また、強い衝撃を検知して機器の電源をオフすることにより、機器の誤動作や故障が原因として起こる2次的な破損等を回避する保護機能しての効果もある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における衝撃検知装置11の説明図である。この衝撃検知装置11は、衝撃に弱い精密機器などに装着することにより、衝撃による機器本体の破損や誤動作等による被害を防止するものである。図1(a)は衝撃検知装置11の部分断面斜視図であり、図1(b)は衝撃検知装置11の断面図である。
図1において、12は衝撃検知装置11を構成する円筒形状をした壁部であり、この壁部12の上方と下方の開口は、円板状をした支持部材13aと、支持部材13bとで夫々塞がれている。
支持部材13aの下面には略円板状の弾性部材14aが装着されるとともに、支持部材13bの上面にも略円板状の弾性部材14bが装着されている。
弾性部材14aには下方に向かって開口した凹部15aが形成されており、弾性部材14bには上方に向かって開口した凹部15bが形成されている。また、この凹部15aの外側にはドーナッツ状の溝部16aが支持部材13aに形成されており、凹部15bの外側にもドーナッツ状の溝部16bが支持部材13bに形成されている。なお、本実施の形態1において、壁部12、支持部材13a、13b、弾性部材14a、14bは共に電気的に絶縁性能を有する部材で形成されている。また、弾性部材14a、14bの摩擦係数は0.5のものを用いている。ここで、壁部12および、支持部材13a、13bには透明の部材を用いても良い。
また、凹部15a、15b間には球体17が挟まれている。この球体17は弾性部材14a、14bの弾性力により、凹部15a、15b内に挟まれて保持されている。別の見方をすれば、球体17は弾性部材14a、14bの摩擦係数に抗して移動可能に挟まれている。
この球体17は、導電性部材で形成されており、本実施の形態1では鉄を用いている。この球体17の直径は約17mmであり、その重量は約20gのものを用いている。ここで、少なくともこの球体17の表面は導電性を有する部材で形成することが重要である。
溝部16bの底面にはドーナッツ状の電極21bが敷設されている。また溝部16bの側面と底面との角部にも、夫々ドーナッツ状の電極22bが設けられている。球体17が凹部15a、15bに挟まれているときには、電極21bと電極22bとは、電気的に絶縁されており、球体17が溝部16bへ放出されたときには、電極21bと電極22bとは、球体17を介して導通する寸法関係に設計されている。
同様に、溝部16aの底面(図1(b)において、上側)にもドーナッツ状の電極21aが敷設されている。また溝部16aの側面と底面との角部にも、夫々ドーナッツ状の電極22aが設けられている。球体17が凹部15a、15bに挟まれているときには、電極21aと電極22aとは、電気的に絶縁されており、球体17が溝部16aへ放出されたときには、電極21aと電極22aとは、球体17を介して導通する寸法関係に設計されている。
なおこれは、図1に示す衝撃検知装置11の上下が逆になっている場合の説明である。
電極22bは、断面が直角三角形をしており、溝部16bの側面と底面の角に夫々形成されている。これは、球体17が溝部16bへ放出されたとき球体17と電極22b間のガタツキを防止するとともに確実に当接させるためである。同様に、電極22aも、断面が直角三角形をしており、溝部16aの側面と底面の角に夫々形成されている。これは、球体17が溝部16aへ放出されたとき球体17と電極22a間のガタツキを防止するとともに確実に当接させるためである。
また、凹部15a、15bの距離23は、球体17の直径24の寸法より小さく設けられており、溝部16a、16bの底面間の距離25は、球体17の直径24の寸法より大きくしている。
26は、球体17に装着された紐である。この紐26は、凹部15aの底面中心と、支持部材13aの中心に形成された孔27を介して外部へ導出されている。この紐26を衝撃検知装置11から外方に引くことにより、溝部16b(または16a)へ放出された球体17を再び凹部15a、15b間に保持させることができる。即ち、この紐26はリセット手段として働く。
以上のように構成された衝撃検知装置11に強い衝撃8a(図示せず)が例えば矢印9a方向に加わったとする。なおここで、衝撃検知装置11の溝部16a、16bは上下方向が対称に形成されているため、支持部材13b側を下方にして機器に装着された場合について説明する。
強い衝撃8aにより、図1(b)に示すように、凹部15a、15b内に保持された球体17は、弾性部材14a、14bの弾性力に抗して溝部16bへ放出される。即ち、衝撃力を動力として働く衝撃検知手段18は、球体17と弾性部材14a、14bと及び前記凹部15a、15bから構成されている。この衝撃検知手段18は、衝撃力を動力とするので、例えば光センサや磁気センサのように電気的なエネルギーを必要としない。
球体17が溝部16bへ放出されると、電極21bと電極22bとが球体17を介して電気的に導通される。即ち、電極21bと電極22b間の導通を検知することにより、衝撃検知装置11に強い衝撃8aが加わったことを知ることができる。このとき、球体17の直径24は、凹部15a、15bの距離23より大きいので、球体17は初期状態に戻ることはなく溝部16bに保持される。即ち、球体17と溝部16b(又は16a)とで保存手段19を形成している。この保存手段19は、重力によりその状態を保存するので、例えばRAMなどの半導体メモリのように電気的なエネルギーを必要としない。
以上のように構成されているので、強い衝撃8aが発生した時点で電極21(電極21a、21bを併せた呼称、以下同じ)、電極22(電極22a、22bを併せた呼称、以下同じ)間の電気的な導通状態或いは非導通状態として検知される。従って、検知された電極21,22の信号を用いることにより衝撃検知装置11が搭載された機器に対して、即座に衝撃の発生を示す検知信号または検知状態を出力することができるために、衝撃検知装置11が搭載された機器において、危険防止、破損防止等の安全対策をしかも自動的に実施することができる。
また、電気的なエネルギーを用いることなく、衝撃力の検知状態を保存することができるので長期間においてエネルギーの消費を考慮することなく使用することができる。従って、この衝撃検知装置11を登載した機器は、衝撃に対して使用者が被害防止の操作を行う必要はなく、安全に使用することができる。
更に、強い衝撃が有ったことを保存する保存手段19を有しているので、使用者が確認しない限り、勝手に機器の状態を元の状態に戻すことができない。従って、安全性が更に向上する。例えば、本発明の衝撃検知装置11を、精密機器であるレーザ穿刺ユニットを用いた穿刺装置に用いれば、レーザ光放射のための高電圧発生回路に設けられたコンデンサのチャージ電圧を強い衝撃の有った時点で即座に放電させることができる。従って、誤ってレーザ光が放射されることはなく、安全な穿刺装置を提供することができる。
また、紐26を用いて球体17を凹部15a、15b間に使用者の意志で戻すことができる。即ち、使用者の意志でリセットして初期状態に戻し、機器内のシステムで機器が自己判断後、正常か異常かを判断し使用者に伝え、正常な場合は、使用が継続でき、再び強い衝撃8aを検知させることができ、異常のあった場合は、サービスに連絡し、保守を行うことが可能となる。
(実施の形態2)
図2は、実施の形態2における衝撃検知装置31(実施の形態1における衝撃検知装置11に相当)の断面図であり、図3はその部分断面斜視図である。実施の形態2において実施の形態1と同じものについては、同符号を付して説明を簡略化している。なお、これは以降の実施の形態についても同様である。
実施の形態2では、図2に示すように、衝撃検知装置31の高さ寸法32が衝撃検知装置11における高さ寸法より小さくなっている。即ち、溝部16a、16b底面間の寸法33が球体17の直径24より若干大きい程度の寸法となっている。
溝部16aの側面には外方に向かって傾斜した電極34が設けられている。また、同様に溝部16bの側面にも外方に向かって傾斜した電極35が設けられている。以上のような構成により、初期段階では、球体17は衝撃検知手段18を構成する弾性部材14a、14bの弾性力により、凹部15a、15bに挟まれた状態で保持されている。別の見方をすれば、球体17は弾性部材14a、14bの摩擦係数に抗して移動可能に挟まれている。この時、電極34,35間は電気的に絶縁状態である。
この状態において、例えば矢印9b方向に強い衝撃8aが加わると、球体17は点線で示すように、弾性部材14a、14bの弾性力に抗して保存手段19を構成する溝部16a、16bへ放出される。球体17が溝部16a、16bへ放出されると、この溝部16a、16bへ放出された球体17を介して、電極34,35間は電気的に導通する。この導通により、衝撃検知装置31には強い衝撃8aが加わったことを検知することができる。
図3は、球体17が凹部15a、15bに挟まれた初期状態における部分断面斜視図である。本実施の形態2においては、衝撃検知装置11と比べて高さ寸法を小さくできるという特徴を有している。それ以外は、衝撃検知装置11と同様の効果を奏するものである。なお、図示していないがリセット手段についても衝撃検知装置11と同様である。
(実施の形態3)
図4は、実施の形態3における衝撃検知装置41(実施の形態1における衝撃検知装置11に相当)の断面図であり、図5はその部分断面斜視図である。実施の形態3においても実施の形態2と同様、図4に示すように、衝撃検知装置41の高さ寸法42が衝撃検知装置11における高さ寸法より小さく構成されている。即ち、溝部16a、16bの底面間の寸法43が球体17の直径24より若干大きい程度の寸法となっている。
溝部16aの底面には電極44が形成されるとともに、溝部16bの底面にも同様に電極44が形成されている。この溝部16aの底面に形成された電極44と、溝部16bの底面に形成された電極44とは導体で接続されている。また、円筒状をした壁部47(実施の形態1における壁部12に相当)の内側中央には電極45がリング状に形成されている。
以上の構成により、初期段階では、図5に示すように、球体17は衝撃検知手段18を構成する弾性部材14a、14bの弾性力により、凹部15a、15bに挟まれた状態で保持されている。別の見方をすれば、球体17は弾性部材14a、14bの摩擦係数に抗して移動可能に挟まれている。この時、電極44,45間は電気的に絶縁状態である。この状態において、例えば矢印9a方向(図4参照)に強い衝撃8aが加わったとすると、球体17は弾性部材14a、14bの弾性力に抗して、保存手段19を構成する溝部16a、16bへ放出される。球体17が溝部16a、16bへ放出されると、この溝部16a、16bへ放出された球体17を介して、電極44,45間は電気的に導通する。この導通により、衝撃検知装置41には強い衝撃8aが加わったことを検知することができる。
図5は、球体17が凹部15a、15bに挟まれた初期状態の断面部分斜視図である。本実施の形態3においても、衝撃検知装置11と比べて高さ寸法を小さくできるという特徴を有している。また、電極44が溝部16aと溝部16bの両方の底面に形成されて互に接続されるとともに、電極45は壁部47の内側中央に設けられているので、確実に電極44と電極45とを接続させることができる。それ以外は、衝撃検知装置11と同様の効果を奏するものである。なお、図示していないがリセット手段についても衝撃検知装置11と同様である。
(実施の形態4)
図6は、実施の形態4における衝撃検知装置51(実施の形態1における衝撃検知装置11に相当)の断面図であり、図7はその部分断面斜視図である。実施の形態4においては、電極54が凹部15aに装着されており、電極55が凹部15bに装着されている点で相違する。従って、初期状態では、電極54,55間は電気的に導通しており、強い衝撃8aが加わると、電極54,55間が電気的に絶縁されることになる。このような構成となっているので、電源(例えば電池)と負荷との間にこの衝撃検知装置51を直列に挿入しておけば、強い衝撃8aにより電源を自動的にオフすることができ、機器の安全を図ることができる。
図6は、球体17が衝撃検知手段18を構成する弾性部材14a、14bの弾性力により、凹部15a、15b間に挟まれた初期状態であり、電極54と電極55とは球体17を介して電気的に導通している。この状態において、衝撃検知装置51に強い衝撃8aが例えば矢印9b方向に加わると、球体17は点線で示したように、弾性部材14a、14bの弾性力に抗して保存手段19を構成する溝部16a、16bへ放出される。そうすると、電極54と電極55とは電気的に絶縁されてオフ状態となる。この電極54と電極55間の非導通により、衝撃検知装置51には強い衝撃8aが加わったことを検知することができる。
図7は、球体17が衝撃検知手段18を構成する弾性部材14a、14bの弾性力により、凹部15a、15b間に挟まれた初期状態の部分断面斜視図である。本実施の形態4は、強い衝撃8aにより電極54と電極55間を電気的にオフするという特徴を有している。それ以外は、衝撃検知装置31と同様の効果を奏するものである。なお、図示していないがリセット手段については、衝撃検知装置11と同様である。
(実施の形態5)
図8(a)は、球体17が弾性体の凸部14a、14b間に挟まれた初期状態の断面図である。本実施の形態5は、球体の一部に凹み部20aならびに20bを有し、支持体13aならびに13bに凸部を設け、さらに支持体の凸部を弾性体で構成したという特徴を有している。それ以外は、衝撃検知装置31と同様の効果を奏するものである。なお、図示していないがリセット手段については、衝撃検知装置11と同様である。なお、弾性体の凸部14a,14bは、弾性体の硬さを選択することや、大きさを調整することで、図8(b)に示すように、支持体の片方に形成することでも、同様の効果を得ることが出来る。上記のように、衝撃検知手段18及び保存手段19は、凹み部20aならびに20bを有する球体17と弾性体の凸部14a、14bから構成されており、且つ一体化されており、前記凹み部20aならび20bを有する球体17と弾性体の凸部14a、14bとの係合関係により衝撃力検知状態及び保存状態を維持することになる。
図9の(a)、(b)には、衝撃検知手段18を構成する要素である可動部分(上述の実施の形態1〜4における球体17に相当)の例を示している。衝撃検知手段18は、衝撃力を動力とし、挟持された状態から、離脱できる形状であればよく、図9(a)に示す概略球体形状の球体17の他に、図9(b)に示す円柱17bなどでも構成が可能である。
また、図9(c)(d)(e)(f)に示すのは、衝撃検知手段18を構成する固定部分(上述の実施の形態1〜4における弾性体14a、14b及び凹部15a、15bに相当)である支持体上に形成する弾性体の形状である。弾性体は、衝撃検知手段が、所定の以下の衝撃力を得たときに、保持する保持力を持てばよく、図9(c)に示すように、円板状のシート14cに概略輪のような形状の穴15cを設けることで形成したり、図示しないが、楕円状に形成したり、円板でなく、矩形のシートに形成することも可能である。さらに、図9(d)に示すように、凸部15dを複数個設け、複数点で、衝撃検知手段と接触するように構成することも可能である。さらに、図9(e)に示すように、平板や円板状のシート14eに凹み部15eを持たせることでも構成が可能である。さらに、図9(f)に示すように、衝撃検知手段が円筒型の場合は、円筒側面に即した形の支持部をベース14f及び突起15fから構成することも可能である。
なお、支持部材上の弾性体は、復元力を有する弾性部材であればよく、例えば、二トリルゴムや、シリコーンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、から選択可能であり、その硬さは、形状によって、異なるが、JIS K 6301 の場合の表記で20Hsから90Hsの範囲で選択されることが望ましい。
(実施の形態6)
図10は、実施の形態6における穿刺装置61の断面図である。穿刺装置61は、レーザ穿刺ユニット62を用いて患者の皮膚63(図11参照)を穿刺し、この穿刺した皮膚63から血液65(図11参照)を滲出させるためのものである。この滲出した血液65を点着させた血液センサを、別途血液測定装置に装着して、血糖値やコレステロール等血液65の性質を測定することができる。
本実施の形態6における穿刺装置61は、前述の衝撃検知装置を搭載している。図10において、66は穿刺装置61の筐体であり、この筐体66の一方には筒体66aが形成されている。そして、この筒体66aの先端には、穿刺部67が設けられている。この穿刺部67は患者の皮膚63が当接されるものである。また、この穿刺部67に対向してレーザ穿刺ユニット62が装着されている。レーザ穿刺ユニット62には、励起用のフラッシュランプ62bとレーザロッド62cが並行に装着されている。このレーザロッド62cの前方にはレンズ62fが装着されており、レーザロッド62cから放射されたレーザ光62eは、レンズ62fにより皮膚63の表面近傍で焦点を結ぶように配置されている。
レーザ穿刺ユニット62の後方には電池68が着脱自在に挿入されている。また、レーザ穿刺ユニット62と並んで高電圧発生回路69と負圧手段70が設けられている。高電圧発生回路69は、レーザ穿刺ユニット62からレーザ光62eを放射させるための高電圧を発生させるための回路である。また、負圧手段70は、負圧路70aを介して筒体66a内と穿刺部67を負圧にするものである。
11は、前述の実施の形態1で説明した衝撃検知装置であり、電池68の下方(図10において)に配置されている。この衝撃検知装置11を構成する壁部12は、壁部12の円筒形状の方向とフラッシュランプ62bの長手方向とが平行に配置されるように装着することが重要である。その理由は、フラッシュランプ62bは長手方向と直角に加わる衝撃に弱いので、衝撃検知装置11を構成する壁部12の円筒形状の方向と、フラッシュランプ62bの長手方向とを同方向にして、フラッシュランプ62bの構成上最も衝撃による影響が大きい方向に対する衝撃検知感度を向上させるためである。なお、衝撃検知装置11に対して直角の方向になるように、他の衝撃検知装置11aを配置すると2次元の方向からの衝撃を検知することができ、更に検知精度は向上し安全性を図ることが出来る。
以上のように構成された穿刺装置61を、例えば図11に示すように右手64aで握り、穿刺部67を左手64bの人差し指64cの皮膚63に当接させる。そして、右手64aの薬指64dで穿刺ボタン62aを押下する。そうすると、穿刺装置61からはレーザ光62eが放射され、皮膚63を穿刺する。皮膚63が穿刺されると皮膚63からは血液65が滲出する。
図12は、穿刺装置61の電気回路及びその周辺部分のブロック図である。図12において、電池68は電源スイッチ72を介して昇圧回路69aに接続されている。この昇圧回路69aは制御部73に接続されている。また、昇圧回路69aの出力はコンデンサ69bに接続され、このコンデンサ69bに高電圧がチャージされる。このコンデンサ69bの出力はレーザ穿刺ユニット62に接続されている。更に、昇圧回路69aの出力はトリガ回路69dを介してレーザ穿刺ユニット62に接続されている。昇圧回路69aとコンデンサ69bとトリガ回路69dとにより高電圧発生回路69が構成されている。
制御部73には穿刺ボタン62a等で構成された入力部74が接続されている。また、制御部73は、負圧手段70にも接続されている。また、衝撃検知装置11の電極21,22は低抵抗69e(図17参照)を介してコンデンサ69bの両端に接続されている。
ここで、衝撃検知装置11は、高電圧発生回路69を構成するコンデンサ69bに接続されており、衝撃検知装置11において、外部からの衝撃を検知した場合は、安全のため、コンデンサ69bにチャージされている高電圧の電荷を放電させる。
さらに、前記電源スイッチ72と接続しておき、衝撃を検知した場合には速やかに電源スイッチを切るようにする電源断連動機能も搭載可能である。このように、衝撃検知装置11を内蔵することで、非常時における安全対策が可能となる。
図13は、前記衝撃検知装置11を搭載した穿刺装置61(図12参照)の動作を示すフローチャートである。先ず、ステップ81において、電源スイッチ72をオンする。次に、ステップ82へ移行する。ステップ82では、衝撃検知装置11を構成する球体17が溝部16a(又は16b、図1など参照))に有るか否かを電極21,22(図1など参照)の導通により確かめる。なお、壁部12を透明部材で形成しておけば球体17の状態を目視で確かめることもできる。
電極21,22間が導通していれば、衝撃検知装置11に外部からの強い衝撃8aが加わったままの状態であり、穿刺装置61は使用不能の状態、即ちロックされた状態になっているわけである。このロック状態の場合は、ステップ83へ移行し、穿刺装置61に異常がないことを確かめた後、紐26(図1参照)を引いて(リセット手段を用いてリセットする)球体17を凹部15a、15b間に載置し(ロック解除し)、衝撃検知装置11を初期状態にした後、動作を終了する。
ステップ82において、電極21,22間が導通していなければ、先にリセットした時点以降、衝撃検知装置11に強い衝撃8aが加わっていない状態であり、穿刺装置61はアンロックの状態になっている。この場合は、ステップ84へ移行する。
ステップ84では電池68から供給される電圧を高電圧発生回路69内の昇圧回路69aで昇圧する。この昇圧された電圧はコンデンサ69bにチャージされるとともにレーザ穿刺ユニット62に加えられる。コンデンサ69bにチャージされた電圧が予め定められた穿刺電圧(300V以上)になったら、ステップ85へ移行する。
ステップ85では、コンデンサ69bには高電圧がチャージされた状態であり、この状態においても、衝撃検知装置11に強い衝撃が加わったか否かを常に検知している。この状態が続く、その間に若し強い衝撃8aが加われば、レーザ穿刺ユニット62が故障する可能性があり、この故障による危険を回避するためにステップ86へ移行する。ステップ86でコンデンサ69bにチャージされた高電圧の電荷を放電する。即ち、コンデンサ69bにチャージされた高電圧を電極21と球体17と電極22とで短絡させて放電させる。放電させて安全になった後、終了する。
ステップ85において、衝撃検知装置11に強い衝撃が加わらなかった場合には、ステップ87へ移行し、入力部74(図12参照)に設けられた穿刺ボタン62aが押下されたか否をチェックする。穿刺ボタン62aが押下されていなければステップ85へ戻り、衝撃8aが有るか無いかを衝撃検知装置11により、都度チェックしている。ここで、穿刺ボタン62aが押下されると、ステップ88へ移行し、コンデンサ69bにチャージされたエネルギーは、レーザ穿刺ユニット62内のフラッシュランプ62bに供給され、フラッシュランプ62bから励起光がレーザロッド62cに放射され、その後レーザロッド62c内でエネルギーが増幅され、レーザ光62eが発射されて患者の皮膚63を穿刺する。即ち、穿刺ボタン62aの押下が検知されると、高電圧発生回路69内のトリガ回路69dが働き、レーザ穿刺ユニット62からはレーザ光62eが放射される。ステップ88において、穿刺が終了するとステップ89へ移行し一連の動作は終了する。
以上説明したように、レーザ穿刺ユニット62を用いた穿刺装置61に本発明の衝撃検知装置11を用いているので、強い衝撃8aが加わった場合には、衝撃検知装置11により検知され、穿刺装置61は動作禁止の状態のままで保持されるようになっており、間違って使用されることはなく安全である。即ち、強い衝撃8aを受けた時点で、コンデンサ69bにチャージされた高電圧は自動的に放電される。また、ステップ82におけるロック状態は、球体17が溝部16b(または16a)に保持された状態であり、勝手に復帰することはなくその状態を保持している。従って、使用者が安全を確認した上で初期状態に戻す(リセットする)ことになり安全は確保される。
なお、本実施の形態6では、衝撃検知装置11を用いたが、これは衝撃検知装置31、41を用いても良い。また、衝撃検知装置51を電源スイッチ72と直列に用いても良い。
(実施の形態7)
図14は、実施の形態7における血液検査装置101の断面図である。血液検査装置101は、皮膚に穿刺して血液65を採取する穿刺装置と血液65の性質を測定する測定装置とが一体化されたものであり、本発明である前述の衝撃検知装置11を搭載している。
図14において、102は血液検査装置101の筐体であり、この筐体102の一方には筒体102aが形成されている。そして、この筒体102a先端の開口部には着脱自在のホルダ103が装着されて穿刺部104を形成している。また、このホルダ103と筒体102aとの間には、血液センサ105が着脱自在に装着されている。この血液センサ105から出力される信号は、コネクタ133を介して電気回路部106(高電圧発生回路69と測定回路107が含まれている)に接続されている。
また、電池68の下方に、実施の形態6と同様、衝撃検知装置11が装着されている。また、この衝撃検知装置11の方向と直角の方向に他の衝撃検知装置11aを装着すると衝撃の方向を2次元的に検知することができ、更に衝撃に対する検知性能を向上させることができる。
図15は、ホルダ103(図14参照)に装着される血液センサ105の断面図である。血液検査装置101に使用される血液センサ105は、基板111と、スペーサ112と、カバー113とで構成されている。
114は、血液センサ105の略中央を貫通して設けられた血液65(図11参照)の貯留部である。
115は、この貯留部114に一方の端が連結された血液65の供給路であり、貯留部114に溜められた血液65を毛細管現象により律速で検出部117へ導くための通路である。また、この供給路115の他の端は空気孔118へ連通されている。
130は、検出部117上に載置された試薬である。この試薬130は、0.01〜2.0wt%CMC水溶液に、PQQ−GDHを0.1〜5.0U/センサ、フェリシアン化カリウムを10〜200mM、マルチトールを1〜50mM、タウリンを20〜200mM添加して融解させて試薬溶液を調整し、これを基板111に形成された検出部117を構成する検出電極121,123(図16参照)上に滴下し、乾燥させることで形成したものである。
基板111の上面には金、白金、パラジウム等を材料として、スパッタリング法或いは蒸着法により導電層を形成し、これをレーザ加工により検出電極121〜125(図16参照)と、この検出電極121〜125から夫々導出された接続電極121a〜126aが一体的に形成されている。
図16は、血液センサ105の透視平面図であり、この血液センサ105の外周上には、接続電極121a〜126aが形成されている。接続電極123aと接続電極126aとの間に、導電体パターンで形成された識別部126が形成されている。
供給路115上には、貯留部114側から順に接続電極125aに接続された検出電極125と、接続電極124aに接続された検出電極124と、接続電極123aに接続された検出電極123と、接続電極121aに接続された検出電極121と、接続電極122aに接続された検出電極122が設けられている。また、検出電極121,123上には、試薬130(図15参照)が載置される。血液センサ105は略円形(正6角形)であり、各接続電極121a〜126aの特定は、隣り合う電極間に導通があるか無いかに基づいて各接続電極121a〜126aを夫々特定している。
即ち、隣り合う電極間の電気的な導通があるか無いかで、接続電極123a、126aが特定される。この接続電極123a、126aを基準にして他の接続電極124a、125a、121a、122aが特定される。また、接続電極123a、126a間の導通を用いて、血液センサ105がホルダ103に装着されたか否かを識別することができる。
また、識別部126の電気抵抗値を変えることにより、使用する検量線の情報を格納したり、製造情報を格納したりすることが可能となる。従って、これらの情報を用いて、より精密な血液検査を行なうことができる。
次に血液センサ105を使って、血液の測定を行なう血液検査装置101(図14参照)の動作について説明する。血系検査装置101の筒体102aの先端部である穿刺部104に指を当接する。指が当接されると、皮膚検知または釦により負圧手段70が起動し、穿刺部などが負圧され、指の皮膚が盛上る。
血液検査装置101に搭載されているレーザ穿刺ユニット62から発射されたレーザ光によりその盛上った皮膚が穿刺され、皮膚から血液65が滲出する。血液センサ105の貯留部114に前記血液65が流入すると、この血液65は供給路115内を毛細管現象で、検出電極125,123を順に通過して検出電極122上へ導入される。血液65が血液センサ105の検出電極122へ導かれることにより、検出電極122より手前にある検出部117を構成する検出電極121,123へ十分な血液65が到達していること知ることができる。
この血液65は、血液センサ105の試薬130と電気化学的な酸化還元反応を起こす。その反応結果である微細な電流は接続電極121a、123aに導かれ、コネクタ133を経由して血液検査内の測定回路107(電気回路部106内に搭載)に接続され、測定・検査される。なお、血液65が検出電極122へ到達したタイミングで、負圧手段70をオフすると良い。
図17は、レーザ穿刺ユニット62と、このレーザ穿刺ユニット62に高電圧を供給する高電圧発生回路69及び衝撃検知装置11のブロック図である。高電圧発生回路69は、電池68に接続された昇圧回路69aと、この昇圧回路69aの出力に接続されたコンデンサ69bと、このコンデンサ69bに接続されたトリガスイッチ69cと、このトリガスイッチ69cの出力に接続されたトリガ回路69dとで構成されている。コンデンサ69bは形状が大型となるため、レーザ穿刺ユニット62の近傍に単独配置されることもある。また、コンデンサ69bの両端は、レーザ穿刺ユニット62を構成するフラッシュランプ62bの両電極に接続されており、トリガ回路69dの出力はフラッシュランプ62bのトリガ電極に接続されている。
また、コンデンサ69bの一方は、低抵抗69eを介して衝撃検知装置11の電極21に接続されている。コンデンサ69bの他方は、直接電極22に接続されている。なお、低抵抗69eはコンデンサ69bの他方側と電極22間に挿入しても良い。
コンデンサ69bは、静電容量450μF(マイクロファラッド)で耐圧350Vのものを用い、トリガスイッチ69cにはIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を用いている。このトリガスイッチ69cは、図19で示す穿刺ボタン62aの出力でオン・オフが制御される。
レーザ穿刺ユニット62は、フラッシュランプ62bと、このフラッシュランプ62bの近傍に設けられるとともにEr:YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)で形成されたレーザロッド62cと、このレーザロッド62cの前方に設けられたレンズ62fとで構成されている。また、レーザロッド62cの後方には全反射鏡62gが装着されるとともに前方には部分透過鏡62hが装着されている。
次に、レーザ穿刺ユニット62の動作を説明する。電池68から供給された電圧は、昇圧回路69aで昇圧されてコンデンサ69bを充電する。この充電電圧は外部から昇圧回路69aの制御が可能であり、この充電電圧の制御で穿刺深さに対応したレーザ光の出力レベルを制御することができる。コンデンサ69bに充電された電圧はフラッシュランプ62bの両電極に供給される。この電圧が予め定められた電圧(300V以上)まで昇圧された後、穿刺ボタン62aを押下する。すると、トリガ回路69dが働き、フラッシュランプ62bが発光する。
フラッシュランプ62bの発光により、レーザロッド62c内のEr:YAGが励起されてレーザ光が発生する。このレーザ光は、全反射鏡62gと部分透過鏡62h内を往復するうちに増幅され、その一部は部分透過鏡62hを透過してレーザロッド62c外へ出力される。レーザロッド62c外へ出力されたレーザ光62eは、レンズ62fと血液センサ105の貯留部114を通過して、穿刺部104に当接された皮膚63を穿刺する。皮膚63からは血液65が滲出する。
次に、外部から衝撃が加わった場合について、説明する。コンデンサ69bに高電圧の電荷がチャージされている可能性があるため、外部からの衝撃8aを衝撃検知装置11により検知した場合は、内部の衝撃検知手段18を構成する球体17が矢印方向に移動するため、電極21と電極22は、導通部材で出来ている球体17を経由して電気的に接続される。ここで、電極21、22は、前記コンデンサ69bの両端にそれぞれ接続されているため、球体17が電極21,22と電気的に接続することにより、コンデンサ69bの両端が短絡されることになり、コンデンサ69bにチャージされた高電圧の電荷は、放電される。これにより装置の誤操作及び誤動作時におけるレーザ光の誤発射は防止され、安全である。
図18は、衝撃検知手段が出力した電気信号を利用して、使用者に知らせる報知手段の例を電気回路記号とブロック図で示している。
図18(a)では、衝撃検知手段11が作動すると、電気回路がON状態となり、ブザー191が作動する仕組みを例示したものである。ブザー191が作動することで、使用者は、許容値以上の衝撃が機器に生じたことを音により判断できる。なお、図示しないが、ブザー191と並列にLEDなどのライトを点灯及び点滅させることも可能かつ有用である。
図18(b)では、衝撃検知手段11が作動すると、電気回路がON状態となり、マイコン192に信号を伝える仕組みを例示したものである。マイコン192に信号が入ることで、警告音や、警告灯及び警告メッセージを通知・表示させることが可能となる。また、再度電源を入れようとした際に、チェックモードへ自動的に切替えたり、保守点検を案内するメッセージの表示をしたりすることが可能となる。
さらに、図18(c)では、衝撃検知手段11が作動すると、電気回路がON状態となり、さらに、装置内部の電源194を抵抗69eを用いて降圧し、マイコン192へと供給して、信号を送る仕組みを例示したものである。この場合、マイコン192に対して単独で電源を用意する必要がなく、小型化や、コストダウンにより効果的である。
図19は、電気回路部106とその周辺のブロック図である。電気回路部106は、測定回路107と高電圧発生回路69とで構成されている。なお、穿刺装置の場合では、測定回路107、コネクタ133及び血液センサ105は不要であり、高電圧発生回路69のみ用いることになる。
図19において、血液センサ105の接続電極121a〜126aは、筒体102aの先端に形成されたコネクタ133(図14参照)の端子133a〜133eを介して切換回路107aに接続されている。この切換回路107aの出力は、電流/電圧変換器107bの入力に接続されている。そして、その出力はアナログ/デジタル変換器(以後、A/D変換器という)107cを介して演算部107dの入力に接続されている。この演算部107dの出力は、液晶で形成された表示部108と送信部107eに接続されている。また、切換回路107aには基準電圧源107fが接続されている。
107gは制御部であり、この制御部107gの出力は、レーザ穿刺ユニット62に接続された高電圧発生回路69と、負圧手段70と、切換回路107aの制御端子と、演算部107dと、送信部107eとに接続されている。また、制御部107gの入力には、穿刺ボタン62aと、タイマ107kが接続されている。
ここで、血液センサ105は円形または回転対称の形状をしているので、単に装着したままの状態では各接続電極121a〜126aがコネクタ133a〜133fのどれと対応して接続されているか不明である。そこで、最初に、各接続電極121a〜126aの特定が行われる。この特定は、制御部107gから切換回路107aの隣り合うコネクタ133の端子133a〜133fの導通を検査して、接続電極121a〜126aを特定する。そして、接続電極126aと対応するコネクタ133の信号を直接制御部107gへ入力する。
次に、血糖値の測定について説明する。先ず、負圧手段70をオンする。そして、穿刺部104内に負圧を加え皮膚63を盛り上がらせる。これは、血液65の採取を容易にするためである。その後、穿刺ボタン62aを押下する。すると、制御部107gは高電圧発生回路69のトリガスイッチ69cをオンする。トリガスイッチ69cがオンされると、レーザ穿刺ユニット62からレーザ光62eが発射され皮膚63を穿刺する。皮膚63の穿刺により皮膚63からは血液65が滲出する。
そして、この滲出した血液65が血液センサ105(図15、16参照)の中央部にある貯留部114に溜り、その後、毛細管効果により供給路115(図15参照)に血液65が導入される。供給路115には、検出電極121〜125(図16参照)及び試薬130が配置されており、血液65の導入により電気化学反応を起こす。血液センサ105におけるこの電気化学反応による信号をコネクタ133経由で、血液検査装置101内の測定回路107に入力し、測定・検査を行なう。
測定動作は、先ず、血液65が全ての検出電極121〜125へ流入しているか否かを検知する。即ち、切換回路107aを切換えて、検出電極121を電流/電圧変換器107bに接続する。また、血液65の流入を検知するための検知極となる検出電極122を基準電圧源107fに接続する。そして、検出電極121及び検出電極122間に一定の電圧を印加する。
この状態において、血液65が流入すると、検出電極121,122間に電流が流れる。この電流は、電流/電圧変換器107bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器107cによってデジタル値に変換される。そして、演算部107dに向かって出力される。演算部107dはそのデジタル値に基づいて血液65が十分に流入したことを検出する。
次に、血液成分であるグルコースの測定が行なわれる。グルコース成分量の測定は、先ず、制御部107gの指令により、切換回路107aを切換えて、グルコース成分量の測定のための作用極となる検出電極121を電流/電圧変換器107bに接続する。また、グルコース成分量の測定のための対極となる検出電極123を基準電圧源107fに接続する。
そうすると、検出電極121,123間に電流が流れる。この電流は電流/電圧変換器107bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器107cによってデジタル値に変換される。そして、演算部107dに向かって出力される。演算部107dではそのデジタル値を基にグルコース成分量に換算する。
グルコース成分量の測定後、Hct値の測定が行なわれる。Hct値の測定は次のように行なわれる。先ず、制御部107gからの指令により切換回路107aを切換える。そして、Hct値の測定のための作用極となる検出電極125を電流/電圧変換器107bに接続する。また、Hct値の測定のための対極となる検出電極121を基準電圧源107fに接続する。
次に、制御部107gの指令により、電流/電圧変換器107b及び基準電圧源107fから検出電極125と121間に一定の電圧を印加する。検出電極125と121間に流れる電流は、電流/電圧変換器107bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器107cによってデジタル値に変換される。そして演算部107dに向かって出力される。演算部107dはそのデジタル値に基づいてHct値に換算する。
この測定で得られたHct値とグルコース成分量を用い、予め求めておいた検量線または検量線テーブルを参照して、グルコース成分量をHct値で補正し、その補正された結果を表示部108に表示する。何れの検量線または検量線テーブルを用いるかは、血液センサ105内の識別部126に基づいて決定する。
以上、グルコースの測定を例に説明したが、血液センサ105の試薬130を交換して、グルコースの測定の他に乳酸値やコレステロールの血液成分の測定にも適用できる。
以上説明したように、本実施の形態7における血液検査装置101においても実施の形態6と同様、レーザ穿刺ユニット62を用いた血液検査装置101に衝撃検知装置11を用いているので、実施の形態6と同様の効果を奏するものである。即ち、強い衝撃8aで破損された状態で使用することはなく安全である。なお、本実施の形態7においても、衝撃検知装置11を用いたが、これは衝撃検知装置31、41を用いても良い。また、衝撃検知装置51を血液検査装置101の電源スイッチと直列に接続して、強い衝撃8aが有ったとき電源を即座にオフすることもできる。
本発明にかかる衝撃検知装置は、衝撃を検知することができるので、衝撃が加わることが予想される機器、例えば血液検査装置に適用できる。
本発明の実施の形態1における衝撃検知装置の説明図、(a)は同部分断面斜視図、(b)は同断面図 本発明の実施の形態2における衝撃検知装置の断面図 同部分断面斜視図 本発明の実施の形態3における衝撃検知装置の断面図 同部分斜視断面図 本発明の実施の形態4における衝撃検知装置の断面図 同部分断面斜視図 本発明の実施の形態5における衝撃検知装置の断面図、(a)は同衝撃検知装置の一例を示す断面図、(b)は同衝撃検知装置の別の一例を示す断面図 本発明における衝撃検知手段の斜視図及び支持体の斜視図 本発明の実施の形態6における衝撃検知手段を搭載した穿刺装置の断面図 同穿刺装置における操作方法を説明する斜視図 同穿刺装置のブロック図 同穿刺装置の動作フローチャート 本発明の実施の形態7における血液検査装置の断面図 同血液検査装置に用いる血液センサの断面図 同血液センサの透視平面図 本発明における高電圧発生回路、レーザ穿刺ユニット及び衝撃検知装置とその周辺のブロック図 本発明における衝撃検知手段の出力を報知する手段の例を示す電気ブロック図 本発明の実施の形態7における電気回路部及びその周辺のブロック図 従来の衝撃検知装置の説明図、(a)は同部分断面斜視図、(b)は同断面図
符号の説明
11、31、41、51 衝撃検知装置
12 壁部
13a、13b 支持部材
14a、14b 弾性部材
15a、15b 凹部
16a、16b 溝部
17 球体
18 衝撃検知手段
19 保存手段
21a、21b、22a、22b 電極
17b 円柱
15C 穴
15d 突起
15e 凹部
15f 突起
61 穿刺装置
101 血液検査装置
191 ブザー
192 マイコン
193 接地
194 電源

Claims (22)

  1. 衝撃力を動力として衝撃を検知する衝撃検知手段と、この衝撃検知手段の出力を機械的に保存する保存手段とを備え、前記保存手段の出力は第1、第2の電極間の電気的な導通状態或いは非導通状態として保存される衝撃検知装置。
  2. 衝撃により第1、第2の電極間は電気的に導通する請求項1に記載の衝撃検知装置。
  3. 衝撃により第1、第2の電極間は電気的に絶縁される請求項1に記載の衝撃検知装置。
  4. 衝撃力を動力として衝撃を検知する衝撃検知手段と、前記衝撃検知手段が、導電体で構成され、前記導電体を挟持する少なくとも2つの支持体と、前記2つの支持体の距離を保つ為の壁部を備え、前記導電体が、前記支持体に挟持される第一の位置から前記支持体と前記壁部との間の第2の位置に移動可能であり、かつ前記導電体が前記第一の位置又は前記第二の位置で電気的な導通と非導痛が切り替わることを特徴とする衝撃検知装置。
  5. 前記導電体を挟持する少なくとも2つの支持体に、前記導電体と導通する少なくとも2つの電極を備えた請求項4に記載の衝撃検知装置。
  6. 前記導電体を挟持する少なくとも2つの支持体の距離を保つ為の前記壁部に設けられた第1の電極と前記壁部と前記支持体との間に第2の電極を配置した請求項4に記載の衝撃検知装置。
  7. 前記支持体の導電体を支持する少なくとも一つの部位が、弾性体で構成された請求項4に記載の衝撃検知装置。
  8. 前記支持体に備えた前記少なくとも一つの弾性体が、前記導電体側に開口した凹みを有する請求項4に記載の衝撃検知装置。
  9. 前記導電体の表面に少なくとも一つの凹みを備え、前記支持体に備えた前記少なくとも一つの弾性体が、凸形状を有し、前記導電体の前記凹み部と前記支持体の前記弾性体の凸部とが一致して挟持された、請求項4に記載の衝撃検知装置。
  10. 前記導体を挟持する支持体が、少なくとも一つの弾性体で付勢され、前記導電体を挟持する請求項4に記載の衝撃検知装置。
  11. 前記壁部と前記支持体との間に導電体を保持する溝を設けた請求項4に記載の衝撃検知装置。
  12. 前記溝部の底部に第二の電極を配したことを特徴とする請求項11に記載の衝撃検知装置。
  13. 衝撃により、前記少なくとも2つの支持体の電極間が絶縁される請求項4に記載の衝撃検知装置。
  14. 衝撃により、前記導電体を挟持する少なくとも2つの支持体の距離を保つ為の前記壁部に設けられた第1の電極と前記壁部と前記支持体との間に第2の電極が導通する請求項4に記載の衝撃検知装置。
  15. 前記検知手段が、概略球体である、請求項1または4に記載の衝撃検知装置。
  16. 前記検知手段が、概略円筒である、請求項1または4に記載の衝撃検知装置。
  17. 穿刺装置の筐体の一方に設けられた穿刺部と、この穿刺部に対向して設けられたレーザ穿刺ユニットと、このレーザ穿刺ユニットを駆動する高電圧発生回路とを備え、前記筐体内に請求項1に記載の衝撃検知装置が装着されるとともに、前記高電圧発生回路を形成するコンデンサの両端に前記衝撃検知装置の少なくとも2つの電極が夫々接続された穿刺装置。
  18. 衝撃検知装置を複数有する、請求項17に記載の穿刺装置。
  19. 前記複数の衝撃検知装置は、それぞれ90度の相対角度を有して配置されている請求項18に記載の穿刺装置。
  20. 血液検査装置の筐体の一方を形成する筒体へ着脱自在に装着されたホルダと、このホルダに形成された穿刺部と、前記筒体と前記ホルダとの間に装着される血液センサと、この血液センサに接続される電気回路部と、この電気回路部を構成する高電圧発生回路と、この高電圧発生回路に接続されるとともに前記穿刺部に対向して設けられたレーザ穿刺ユニットとを備え、前記筐体内に請求項1に記載の衝撃検知装置が装着されるとともに、前記高電圧発生回路を形成するコンデンサの両端に前記衝撃検知装置の少なくとも2つの電極が夫々接続された血液検査装置。
  21. 衝撃検知装置を複数有する、請求項20に記載の血液検査装置。
  22. 前記複数の衝撃検知装置は、それぞれ90度の相対角度を有して配置されている請求項21に記載の血液検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101374204B1 (ko) * 2012-10-31 2014-03-14 대한민국 충격감지장치

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