JP2010139200A - 気流制御装置 - Google Patents

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拓也 小棚木
Kengo Nakahara
健吾 中原
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Abstract

【課題】従来の気流制御装置では、工作機械毎にフードおよびダクトの施工が必要となり、施工に多大なコストが必要となるばかりか、工場の美観を損ねるという課題があった。
【解決手段】作業エリア2で発生した汚染空気の上昇気流と、吸込フード3の吸引作用による上昇気流と、ノズル組4から吹き出された気流とにより、吸込フード3から漏洩した気流が吸込フード3周辺で旋回流を形成することにより、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクト施工を削減し、また工場のレイアウト変更も省施工で容易に行え、作業エリアを清浄に保つことが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、浮遊粒子等を含む汚染空気によって汚染された工場等の作業エリアの環境改善を目的として、作業エリア周辺の気流を制御する気流制御装置に関するものである。
従来、作業エリアの環境改善を目的とした気流制御装置が広く実用化されている(例えば特許文献1参照)。
以下、従来の気流制御装置の一例について図12を参照しながら説明する。
図12に示すように、工場の床に設置した工作機械はその全体がフード101によって覆われ、工作機械から発生する浮遊粒子が工場内に飛散しないようになっている。
フード101内の浮遊粒子は、還気管路102を通る還気に誘引されて、工場の地下に設けたコンクリート製のダクト103に送られる。ダクト103は、工場の長手方向に所定間隔で複数列設けられ、各ダクト103の一端は工場の長手方向に延びるコンクリート製の第2のダクト104に開口し、第2のダクト104には浮遊粒子溜め106が設置されている。
第2のダクト104には第2の還気管路105が連結され、浮遊粒子は第2の還気管路105を通って処理装置107に送られ、清浄化処理される。
清浄化処理された空気は、送気管路108によって再び工場内へ送られる。
特開平5−349538号公報
このような従来の気流制御装置を用いた場合、作業エリアを清浄に保つためには、工作機械毎にフードおよびダクトの施工が必要となり、施工に多大なコストが必要となるばかりか、工場の美観を損ねるという課題があった。
また、特に複数の工作機械を有する大規模な工場において、複数の工作機械から発生した汚染空気を、ダクトによって1台の処理装置に輸送する可能性があり、この場合ダクトの施工距離が長くなり、施工に多大なコストが必要となるばかりか、工場の美観を損ねるという課題があった。
また近年では、工場の生産効率の改善等により、工場のレイアウト変更を頻繁に行う必要性が高まっている。この時、工場のレイアウト変更に伴って工作機械の移動を行う場合、工作機械毎にフードの移動工事、および旧ダクトの撤去と新ダクトの施工が必要となり、再び多大なコストを伴うという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクトの施工を削減し、また工場のレイアウト変更も省施工で容易に行え、作業エリアを清浄に保つ気流制御装置を提供することを目的とする。
本発明の気流制御装置は、上記目的を達成するために、工作機械が配置された作業エリアの上方に設置され、集塵用ファン等による吸引作用が発揮される吸込フードと、前記作業エリアを挟んで対向させて設置し、前記吸込フードあるいはその下方に向かって気流を吹き出すファン内蔵の少なくとも一対のノズル組とを備え、前記作業エリアで発生した汚染空気を前記吸込フードに吸引させるよう、前記作業エリア内の気流を制御する気流制御装置であって、前記作業エリアで発生した汚染空気の上昇気流と、前記吸込フードの吸引作用による上昇気流と、前記ノズル組から吹き出された気流とにより、前記吸込フードから漏洩した気流を旋回させて前記ノズル組から吹き出された気流に合流させるようにしたものである。
この手段により、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクトの施工を削減し、また工場のレイアウト変更も省施工で容易に行え、作業エリアを清浄に保つ気流制御装置が得られる。
本発明によれば、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクト施工を削減し、また工場のレイアウト変更も省施工で容易に行え、作業エリアを清浄に保つ気流制御装置が得られる。
本発明の請求項1記載の気流制御装置は、工作機械が配置された作業エリアの上方に設置され、集塵用ファン等による吸引作用が発揮される吸込フードと、前記作業エリアを挟んで対向させて設置し、前記吸込フードあるいはその下方に向かって気流を吹き出すファン内蔵の少なくとも一対のノズル組とを備え、前記作業エリアの汚染空気を前記吸込フードに吸引させるよう、前記作業エリア内の気流を制御する気流制御装置であって、前記作業エリアで発生した汚染空気の上昇気流と、前記吸込フードの吸引作用による上昇気流と、前記ノズル組から吹き出された気流とにより、前記吸込フードから漏洩した気流を旋回させて前記ノズル組から吹き出された気流に合流させるようにしたものであり、作業エリアの両端に対向に配置されたノズル組によって、所定の高さの空間に作業エリアの両端から作業エリアに向かう水平な気流を形成させ、この気流は作業エリアの中央部付近で減衰しつつ衝突し、工作機械から排出される汚染空気の上昇気流と、集塵用ファン等の吸引作用とにより、吸込フードに向かう上昇気流を形成し、吸込フードに取り込まれた空気は、集塵装置等によって処理されるが、吸込フードに取り込まれなかった汚染空気は、ノズル組による水平な気流に誘引され、吸込フード近傍を旋回するような気流を形成し、この旋回流により、汚染空気が吸込フードに取り込まれるまで、吸込フード付近に一定時間留めるという作用を有する。
また、本発明の請求項2記載の気流制御装置は、工作機械が配置された作業エリアの上方に設置され、集塵用ファン等による吸引作用が発揮される吸込フードと、前記作業エリアを挟んで前記吸込フードに対向させて設置し、前記吸込フードあるいはその下方に向かって気流を吹き出すファン内蔵の少なくとも一対のノズル組とを備え、前記作業エリアの汚染空気を前記吸込フードに吸引させるよう、前記作業エリア内の気流を制御する気流制御装置であって、前記吸込フードの吸込口を、前記ノズル組よりも高い位置に配置し、かつ下方に開口したものであり、作業エリアの両端に対向に配置されたノズル組によって、所定の高さの空間に水平な気流を形成させ、この気流は作業エリアの中央部付近で減衰しつつ衝突し、作業エリアから発生する汚染空気の上昇気流と、集塵用ファン等の吸引作用とにより、吸込フードに向かう上昇気流を形成し、吸込フードに取り込まれた空気は、集塵装置等によって処理されるが、吸込フードに取り込まれなかった汚染空気は、ノズル組による水平な気流に誘引されて、吸込フード近傍を旋回するような気流を形成し、ノズル組の水平な気流と合流する。この旋回流により、汚染空気が吸込フードに取り込まれるまで、吸込フード付近に汚染空気を一定時間留めるという作用を有する。
また、本発明の請求項3記載の気流制御装置は、作業エリアの天井部と吸込フードとの高さ方向の距離が、前記吸込フードとノズル組との高さ方向の距離よりも長くしたものであり、天井部と吸込フードとの高さ方向の距離を広く保つことにより、吸込フードに取り込まれなかった汚染空気の旋回流を安定して形成するという作用を有する。
また、本発明の請求項4記載の気流制御装置は、ノズル組から吹き出された気流が略平行となるよう、前記ノズル組を直線状に列を成して複数配置したものであり、作業エリア面積が大規模である場合、ノズル組を直線状に列を成して複数配置することにより、作業エリア全体の気流を吸込フード近傍に押し出し、吸込フード付近に旋回流を形成して、汚染空気を吸込フード付近に一定時間留めるという作用を有する。
また、本発明の請求項5記載の気流制御装置は、ノズル組を、吸込フードを中心として円周状に複数設置したものであり、工場等の一部領域に作業エリアがある場合に、汚染空気を作業エリア外に漏洩させることなく、作業エリアの上部に旋回流を形成するという作用を有する。
また、本発明の請求項6記載の気流制御装置は、ノズル組と吸込フードとの間に、前記吸込フードに向かって気流を吹き出すファン内蔵の中間ノズル組を備えたものであり、一対のノズル組では吸込フード付近に気流を到達できない場合、中間ノズル組を設置することにより、吸込フード付近に旋回流を形成するという作用を有する。
また、本発明の請求項7記載の気流制御装置は、ノズル組が、斜め上方向に吹き出したものであり、特に天井部の高さが低く、天井部と吸込フードとノズル組の高さ方向の距離が十分に確保できない場合、安定した旋回流を形成するためにノズル組を作業エリアの高さまで低くする必要がある。この時、ノズル組を水平方向に吹き出すと作業エリアの作業者に向けて汚染空気を吹きつけることとなるため、ノズル組を斜め上方向に吹き出すことによって、作業エリアに汚染空気を吹きつけることなく、吸込フード付近に安定して旋回流を形成するという作用を有する。
また、本発明の請求項8記載の気流制御装置は、ノズル組が、一定周期でスイングするようにとしたものであり、対向に設置されたノズル組について、気流が衝突する位置が作業エリアの中央部となるよう、一定周期でスイングさせることによって、ノズル1台あたりでカバーできる作業エリアの範囲を飛躍的に向上させるという作用を有する。
また、本発明の請求項9記載の気流制御装置は、ノズル組のスイング方向を一致させ、スイング周期を同期させたものであり、対向に設置されたノズル組について、気流が衝突する位置が作業エリアの中央部となるよう、スイング周期を同期させることによって、ノズル組1対あたりでカバーできる作業エリアの範囲を飛躍的に向上させるという作用を有する。
また、本発明の請求項10記載の気流制御装置は、浮遊粒子濃度を計測する浮遊粒子計測センサと、前記浮遊粒子計測センサから出力された浮遊粒子濃度および予め手動にて入力される浮遊粒子濃度設定値との差を計算し、その計算結果より浮遊粒子濃度分布を算出して、ノズル組のスイング幅を制御するスイング制御部とを有したものであり、汚染空気の発生位置に対して、吸込フード付近への旋回流を形成することによって、ノズル組の動作時間を最小限にするという作用を有する。
また、本発明の請求項11記載の気流制御装置は、下方向に開口する吸込口を有した吸込フードと、横方向に開口し、かつノズル組の吹き出し方向に対して垂直方向に開口する吸込口を有した補助吸込フードとからなるようにしたものであり、補助吸込フードを設けることにより、吸込フードから離れた場所で生成している旋回流中の汚染空気についても、補助吸込フードに流入しやすくすることができ、吸込フード1台あたりでカバーできる作業エリアを飛躍的に拡大するという作用を有する。
また、本発明の請求項12記載の気流制御装置は、補助吸込フードに向かって直線状に空気を吹き出す吸込補助ノズルを設置したものであり、吸込フードから離れた場所で生成している旋回流中の汚染空気を、吸込補助ノズルによって補助吸込フード付近に吹き出すことによって、汚染空気を吸込フードに流入しやすくすることができ、吸込フード1台あたりでカバーできる作業エリアを飛躍的に拡大するという作用を有する。
また、本発明の請求項13記載の気流制御装置は、吸込フードにベルマウスをしたものであり、吸込フードに取り込まれなかった気流がベルマウスの外側を流れることによって、旋回流の形成を促し、より小さい領域に旋回流を形成するという作用を有する。
また、本発明の請求項14記載の気流制御装置は、吸込フード近傍の気流を整流する整流板を有したものであり、天井部に既設のダクト等が設置され、凹凸が大きい場合、整流板を設置することにより、安定して吸込フード付近に旋回流を形成するという作用を有する。
また、本発明の請求項15記載の気流制御装置は、浮遊粒子濃度を計測する浮遊粒子計測センサと、ファンにおけるモーターの回転数を可変するモーター制御部と、前記浮遊粒子計測センサから出力された浮遊粒子濃度および予め手動にて入力される浮遊粒子濃度設定値との差を計算し、その計算結果より浮遊粒子濃度分布を算出して、前記モーター制御部を通電制御する主制御部とを有したものであり、汚染空気濃度に応じて、ファンの回転数を適宜調整することにより、ノズル組のファンの消費電力を最小限にするという作用を有する。
また、本発明の請求項16記載の気流制御装置は、浮遊粒子を捕集する浮遊粒子捕集器を、前記吸込フードの真下に設置したものであり、吸込フードに付着した浮遊粒子が作業エリアに滴下することを防止するという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず実施の形態1の構成について説明する。
図1は本発明の実施の形態1の気流制御装置斜視図である。
図1に示すように、工作機械1(旋盤、フライス盤、ドリル盤、冷間圧造機等)が複数配置された作業エリア2の上方に設置され、集塵用ファンによる吸引作用が発揮される吸込フード3と、作業エリア2を挟んで対向させて設置し、吸込フード3の下方に向かって気流を吹き出すファン内蔵の少なくとも一対のノズル組4とを備え、吸込フード3の吸込口を下方向に開口させ、かつノズル組4よりも高い位置に配置している。また、ノズル組4の設置高さは、工作機械1の汚染空気の排出口よりも上方、あるいは作業者の身長より上方である。ここで作業エリア2とは、工場の側面方向において、工作機械1周辺で作業を行う作業者の移動範囲をカバーする空間を示し、工場の高さ方向においては、作業者の身長よりも高い空間、例えば工場の床から高さ2.5m程度をカバーする空間を示す。
また、集塵用ファンは図示していないが、通常は、汚染空気を処理する集塵装置に内蔵されており、集塵装置は吸込フード3とフレキシブルダクト等で接続され屋外に設置されている。
また、吸込フード3の吸込口はベルマウス5を有している。
また、ノズル組4には各々投光部6と受光部7からなる浮遊粒子濃度を計測する浮遊粒子計測センサ8を設け、さらに、ノズル組4が内蔵しているファンにおけるモーターの回転数を可変するモーター制御部9と、浮遊粒子計測センサ8から出力された浮遊粒子濃度および予め手動にて入力される浮遊粒子濃度設定値との差を計算し、その計算結果より浮遊粒子濃度分布を算出して、モーター制御部9を通電制御する主制御部10とを有し、各々は信号線11によって連結された構成とする。なお、浮遊粒子計測センサは一般的に用いられている視程計等が使用できる。
次に、本発明の実施の形態1の動作を図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施の形態1の気流制御装置を側面からみた構成図で、気流が流れる方向を矢印で示している。
図2に示すように、まず作業エリア2の両端に対向に配置されたノズル組4から水平方向に吹き出す気流によって、所定の高さの空間に水平な気流を形成させる。この水平な気流は、工作機械1から発生する汚染空気を巻き込みながら作業エリア2の中央部に接近し、作業エリア2の中央部付近で風速が減衰しつつ衝突するよう、ノズル組4の配置およびノズル組4の風量を調整する。ここで、作業エリア2の両端とは、工場の側面方向において、工作機械1周辺で作業を行う作業者の移動範囲の外側を示す。また、所定の高さとは、作業者の身長よりも高い空間、例えば工場の床から高さ2.5m程度を示す。
一方、工作機械1から排出されるオイルミストなどの浮遊粒子を含む汚染空気は、作業エリア2の空間温度よりも10〜20℃程度高く、工作機械1から排出されると同時に、自然対流によって工作機械1上部に上昇気流を形成する。
また、作業エリア2の中央部付近に設置された吸込フード3は、集塵用ファン等の吸引作用により、吸込フード3に向かう上昇気流を形成する。
上記のような気流の分布を作業エリア2に形成した場合、ノズル組4から吹き出された水平な気流は、作業エリア2の中央部に到達する手前では、ある程度の風速が維持されるため、工作機械1からの上昇気流に影響されることなく、工作機械1から発生する汚染空気を巻き込みつつ、水平な流れを維持する。
しかしながら、作業エリア2の中央部付近では、ノズル組4の水平な気流の風速が減衰しつつ衝突するため、衝突後の気流の流れは、工作機械1からの汚染空気の上昇気流と、吸込フード3の吸引作用による上昇気流とに支配されることとなる。このため、工作機械1から排出された汚染空気は、常に吸込フード3方向への流れを形成する。
吸込フード3に取り込まれた空気は集塵装置等によって処理されるが、吸込フード3から漏洩した汚染空気は、ベルマウス5の外側を流れることにより、すみやかに気流方向を斜め上方向へと変更し、吸込フード3の上で合流する。合流した気流は、天井部12に衝突し、作業エリア2の外側へと流れる。すると、今度はこの気流がノズル組4による水平な気流に誘引されることにより、吸込フード3近傍を旋回するような気流を形成することとなる。この旋回流により、汚染空気が吸込フード3に取り込まれるまで、吸込フード3付近に汚染空気を一定時間留めることが可能となる。
なお、安定した旋回流を形成するための、ノズル組4からの水平な気流の形成条件についてであるが、例えば、工作機械1からの上昇気流の風速が0.5m/s、吸込フード3の吸引風速が0.2m/sの場合、ノズル組4からの水平な気流の形成条件は、衝突前は風速1m/s以上を維持し、衝突付近では0.5m/s以下となるよう、ノズル組4の位置やノズル組4の風量調整を行えば、安定した旋回流を形成することができる。ただし、ノズル組4からの水平な気流の形成条件は、工作機械1からの上昇気流の風速と、吸込フード3の吸引風速によって変化する。
図3は、本発明の実施の形態1のベルマウス5を有しない気流制御装置を側面からみた構成図であり、気流が流れる方向を矢印で示している。
図3に示すように、ベルマウス5がなく、かつ吸込フード3から漏洩する気流の風速が1m/s以上の場合、吸込フード3の上方で衝突する際の気流方向がほぼ水平となったまま勢いよく衝突することとなり、気流のバランスがとれず、衝突位置が吸込フード3の上部から大きくずれる可能性があり、左右の旋回流のサイズに偏りが生じ、作業エリア2の清浄化に悪影響を及ぼすこととなる。なお、漏洩した気流の風速が0.5m/s以下の場合は、ベルマウス5を設置しなくても気流の衝突位置が安定するため、同様の効果が得られるものである。
このように本発明の実施の形態1の気流制御装置によれば、ダクトを必要としないノズル組4と、作業エリア2に一ヶ所の吸込フード3を用いることにより、作業エリア2の清浄化が可能となるため、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクトの施工を削減することが可能となる。
また、工場のレイアウト変更の際には、基本的にノズル組4と吸込フード3の移設工事が主体となり、ダクトの撤去および新設については、吸込フード3と集塵装置を連結するフレキシブルダクト等のみとなるため、省施工で容易に行うことが可能となる。
また、特に吸込フード3の吸込口付近の風速が早い場合、吸込フード3にベルマウス5を設置することによって、吸込フードから漏洩した気流がベルマウス5の外形を沿って流れることにより、すみやかに斜め上方向へと上昇させ、より小さい領域に安定して旋回流を形成することができ、作業エリア2を清浄に保つことが可能となる。
また、汚染空気濃度が低い場合等にノズル組4のファンの回転数を低下させるか、もしくはノズル組4のファンを停止することにより、ノズル組4のファンの消費電力を削減することができ、ノズル組4の消費電力を削減して、省エネとすることができる。
(実施の形態2)
まず実施の形態2の構成について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2の気流制御装置を上面からみた構成図である。
図4に示すように、ノズル組4には工場内の浮遊粒子濃度を検知する浮遊粒子計測センサ8を備え、各々投光部6と受光部7からなり、光の透過率によって作業エリア2内の浮遊粒子濃度分布を検知する。浮遊粒子計測センサ8から出力された浮遊粒子濃度および予め手動にて入力される浮遊粒子濃度設定値との差を計算し、その計算結果より浮遊粒子濃度分布を算出して、ノズル組4のスイング幅を制御するスイング制御部13とを有しており、ノズル組4と浮遊粒子計測センサ8、およびスイング制御部13は各々信号線11で連結された構成とする。なお、浮遊粒子計測センサ8は一般的に用いられている視程計等が使用できる。また、スイング制御部13は主制御部10に内蔵されている。
次に実施の形態2の動作を図4と図5および図6を用いて説明する。
図4に示すように、対向に設置されたノズル組4から吹き出された気流が衝突する位置が作業エリア2の中央部となるよう、ノズル組4の吹き出し方向に延びる点線の位置まで、一定周期でスイングさせ、なおかつスイング周期を同期させる。
図5は、本発明の実施の形態2の気流制御装置において、ノズル組4の吹き出し方向が直線上にある場合の斜視図であり、気流の流れる方向を矢印で示す。
図5に示すように、対向するノズル組4の吹き出し方向が直線上になる場合は、実施の形態1と同様の原理で安定した旋回流を形成することができる。
図6は、本発明の実施の形態2の気流制御装置において、ノズル組4をスイングさせた場合の斜視図であり、気流の流れる方向を矢印で示す。
図6に示すように、工場の側面側に位置する工作機械1の上昇気流が生じている部分に向かって、ノズル組4から水平な気流を吹きつける。工作機械1の上部で減衰した水平な気流は、工作機械1から発生する上昇気流にのって、工場の天井部12に向かってその流れを変える。そして今度は、吸込フード3の吸引作用によって、斜め上方向へと流れ、吸込フード3に吸引される。吸込フード3から漏洩した気流は、ベルマウス5の外側を流れ、さらに斜め上方向へと漂い、天井部12に衝突して、作業エリア2の外側へ向かって流れた後、ノズル組4の水平な気流に誘引され、斜めに傾いた旋回流を形成する。この旋回流によって、ノズル組4をスイングした場合でも、工場の側面側に位置する工作機械1から発生する汚染空気を捕らえることが可能となり、ノズル1台あたりでカバーできる作業エリア2の範囲を飛躍的に向上させることができる。
また、浮遊粒子計測センサ8によって汚染空気の発生位置を特定することで、旋回流の形成が必要な場所にのみ、ノズル組4をスイングさせることができ、無駄なスイングを防止することができる。
このように本発明の実施の形態2の気流制御装置によれば、ノズル1台あたりでカバーできる作業エリア2の範囲を飛躍的に向上し、なおかつ無駄なスイングを防止することで、作業エリア2に対するノズル組4の台数を削減し、省施工とすることが可能となる。
(実施の形態3)
まず実施の形態3の構成について説明する。
図7は本発明の実施の形態3の気流制御装置斜視図、図8は本発明の実施の形態3の吸込フード3の斜視図であり、図9は本発明の実施の形態3の気流制御装置を側面からみた構成図で、気流の流れを矢印で示す。
図7および図9に示すように、作業エリア2の天井部12と吸込フード3との高さ方向の距離が、吸込フード3とノズル組4との高さ方向の距離よりも長く配置され、ノズル組4は斜め上方向に吹き出す構成とする。
また、吸込フード3近傍の気流を整流する整流板14を有する構成とする。
また図8に示すように、吸込フード3の吸込口に浮遊粒子を捕集し、編み目状に貫通した浮遊粒子捕集器15を設置した構成とする。
次に実施の形態3の動作について説明する。
上記構成により、天井部12と吸込フード3との高さ方向の距離を広く保つことにより、吸込フード3から漏洩した気流が天井部12に到達するまでに程よく減衰し(0.5m/s以下)、天井部12へ衝突する際に、衝突のバランスが崩れることなく、均等に気流が分かれることで、その後の汚染空気の旋回流を安定して形成することが可能となる。
また、特に天井部12の高さが低く、天井部12と吸込フード3とノズル組4の高さ方向の距離が十分に確保できない場合、安定した旋回流を形成するために、ノズル組4を作業エリア2内の作業者の高さまで低くする必要がある。この時、ノズル組4を水平方向に吹き出すと、作業エリア2の作業者に向けて汚染空気を吹きつけることになるため、ノズル組4を斜め上方向に吹き出すことによって、作業者に汚染空気を吹きつけることなく、吸込フード3付近に安定して旋回流を形成することができる。
また、天井部12に既設のダクト等が設置され、凹凸が大きい場合、凹凸によって気流の乱れが生じ、安定した旋回流の形成を妨げる可能性がある。この場合、天井部12付近に整流板14を設置することにより、天井部12付近の気流の乱れを防止し、安定して吸込フード3付近に旋回流を形成することができる。
また、吸込フード3の吸込口に浮遊粒子を捕集する浮遊粒子捕集器15を設置することにより、吸込フード3内に付着した浮遊粒子が作業エリア2に滴下することを防止することができる。なお、浮遊粒子捕集器15の材質については、一般的にステンレス等の金属素材が用いられる。
このように本発明の実施の形態3の気流制御装置によれば、天井部12と吸込フード3との高さ方向の距離を広く保つことにより、ダクトを必要としないノズル組4と、作業エリア2に一ヶ所の吸込フード3とを用いて作業エリア2の清浄化が可能となるため、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクトの施工を削減することが可能となる。さらに、工場のレイアウト変更の際には、基本的にノズル組4と吸込フード3の移設工事が主体となり、ダクトの撤去、および新設については吸込フード3と集塵装置を連結するフレキシブルダクト等のみとなるため、省施工で容易に行うことが可能となる。
また、特に天井部12の凹凸が大きい場合、整流板14を設置することにより、ダクトを必要としないノズル組4と、作業エリア2に一ヶ所の吸込フード3とを用いて作業エリア2の清浄化が可能となるため、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクトの施工を削減することが可能となる。
また、吸込フード3の吸込口に浮遊粒子を捕集する浮遊粒子捕集器15を設置することにより、浮遊粒子が作業エリア2に滴下することを防止し、メンテナンスを容易に行うことが可能となる。
(実施の形態4)
まず実施の形態4の構成について説明する。
図10は、本発明の実施の形態4の気流制御装置斜視図であり、気流が流れる方向を矢印で示す。
図10に示すように、ノズル組4から吹き出された気流が略平行となるよう、ノズル組4を直線状に列を成して複数配置した構成とする。
また、ノズル組4と吸込フード3との間に、吸込フード3に向かって気流を吹き出すファン内蔵の中間ノズル組16を備えた構成とする。
また、下方向に開口する吸込フード3と、横方向に開口し、かつノズル組4の吹き出し方向に対して垂直方向に開口する補助吸込フード17とを有する構成とする。
また、補助吸込フード17に向かって直線状に空気を吹き出す吸込補助ノズル18を有した構成とする。
次に実施の形態4の動作について説明する。
上記構成により、特に作業エリア2面積が大規模である場合において、ノズル組4を直線状に列を成して複数配置することにより、作業エリア2全体の気流を作業エリア2の中央部付近に押し出すことができ、吸込フード3付近に旋回流を形成して、汚染空気を吸込フード3付近に一定時間留めることが可能となる。
また、一対のノズル組4では吸込フード3付近に気流を到達できない場合、中間ノズル組16を設置することにより、水平な気流を作業エリア2の中央部まで到達させることが可能となる。
また、補助吸込フード17を設けることで、吸込フード3から離れた場所で生成している旋回流中の汚染空気についても、補助吸込フード17に流入しやすくすることができ、吸込フード1台あたりでカバーできる作業エリア2を飛躍的に拡大することができる。
また、吸込フード3から離れた場所で生成している旋回流中の汚染空気を、吸込補助ノズル18によって補助吸込フード17付近に吹き出すことによって、汚染空気を補助吸込フード17に流入しやすくすることができ、吸込フード3の1台あたりでカバーできる作業エリア2を飛躍的に拡大することができる。
このように本発明の実施の形態4の気流制御装置によれば、特に作業エリア2面積が大規模である場合、作業エリア2に一ヶ所の吸込フード3とを用いて作業エリア2の清浄化が可能となるため、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクトの施工を削減することが可能となる。さらに、工場のレイアウト変更の際には、基本的にノズル組4と吸込フード3の移設工事が主体となり、ダクトの撤去、および新設については吸込フード3と集塵装置を連結するフレキシブルダクト等のみとなるため、省施工で容易に行うことが可能となる。
なお、一対のノズル組4で吸込フード3付近まで気流を到達できる場合は、中間ノズル組16がなくても同様の効果を有するものである。
また、吸込フード3に十分な吸引作用が得られる場合については、補助吸込フード17がなくても、同様の効果を有するものである。
また、補助吸込フード17に十分な吸引作用が得られる場合については、吸込補助ノズル18がなくても同様の効果を有するものである。
(実施の形態5)
まず実施の形態5の構成について説明する。
図11は、本発明の実施の形態5の気流制御装置斜視図であり、気流の流れを矢印で示す。
図11に示すように、ノズル組4を、吸込フード3を中心として円周状に複数設置した構成とする。
次に実施の形態5の動作について説明する。
上記構成により、ノズル組4を、吸込フード3を中心として円周状に複数設置することによって、対向するノズル組4毎に旋回流を形成して、ノズル組4で囲んだエリア内で発生する汚染空気を作業エリア2外に漏洩させることなく、吸込フード3付近に滞留させることができる。
このように本発明の実施の形態5の気流制御装置によれば、特に作業エリア2が工場等の一部領域である場合、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクトの施工を削減することが可能となる。さらに、工場のレイアウト変更の際には、基本的にノズル組4と吸込フード3の移設工事が主体となり、ダクトの撤去、および新設については吸込フード3と集塵装置を連結するフレキシブルダクト等のみとなるため、省施工で容易に行うことが可能となる。
以上のように、本発明の気流制御装置は、施工に多大なコストが必要であり、工場の美観を損ねるフードおよびダクト施工を削減し、また工場のレイアウト変更も省施工で容易に行え、作業エリアを清浄に保つことで、工場等に浮遊する浮遊粒子等の除去に適用できる。
本発明の実施の形態1の気流制御装置斜視図 本発明の実施の形態1の気流制御装置を側面からみた構成図 本発明の実施の形態1のベルマウス5を有しない気流制御装置を側面からみた構成図 本発明の実施の形態2の気流制御装置を上面からみた構成図 本発明の実施の形態2の気流制御装置においてノズル組4の吹き出し方向が直線上にある場合の斜視図 本発明の実施の形態2の気流制御装置において、ノズル組4をスイングさせた場合の斜視図 本発明の実施の形態3の気流制御装置斜視図 本発明の実施の形態3の吸込フード3の斜視図 本発明の実施の形態3の気流制御装置を側面からみた構成図 本発明の実施の形態4の気流制御装置斜視図 本発明の実施の形態5の気流制御装置斜視図 従来の気流制御装置を上面からみた構成図
符号の説明
1 工作機械
2 作業エリア
3 吸込フード
4 ノズル組
5 ベルマウス
6 投光部
7 受光部
8 浮遊粒子計測センサ
9 モーター制御部
10 主制御部
11 信号線
12 天井部
13 スイング制御部
14 整流板
15 浮遊粒子捕集器
16 中間ノズル組
17 補助吸込フード
18 吸込補助ノズル

Claims (16)

  1. 工作機械が配置された作業エリアの上方に設置され、集塵用ファン等による吸引作用が発揮される吸込フードと、前記作業エリアを挟んで対向させて設置し、前記吸込フードあるいはその下方に向かって気流を吹き出すファン内蔵の少なくとも一対のノズル組とを備え、前記作業エリアで発生した汚染空気を前記吸込フードに吸引させるよう、作業エリア内の気流を制御する気流制御装置であって、前記作業エリアで発生した汚染空気の上昇気流と、前記吸込フードの吸引作用による上昇気流と、前記ノズル組から吹き出された気流とにより、前記吸込フードから漏洩した気流を旋回させて前記ノズル組から吹き出された気流に合流させるようにしたことを特徴とする気流制御装置。
  2. 工作機械が配置された作業エリアの上方に設置され、集塵用ファン等による吸引作用が発揮される吸込フードと、作業エリアを挟んで前記吸込フードに対向させて設置し、前記吸込フードに向かって気流を吹き出すファン内蔵の少なくとも一対のノズル組とを備え、作業エリアの汚染空気を前記吸込フードに吸引させるよう、作業エリア内の気流を制御する気流制御装置であって、前記吸込フードの吸込口を、前記ノズル組よりも高い位置に配置し、かつ下方に開口することを特徴とする気流制御装置。
  3. 作業エリアの天井部と吸込フードとの高さ方向の距離が、前記吸込フードとノズル組との高さ方向の距離よりも長いことを特徴とする請求項1または2に記載の気流制御装置。
  4. ノズル組から吹き出された気流が略平行となるよう、前記ノズル組を直線状に列を成して複数配置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の気流制御装置。
  5. ノズル組を、吸込フードを中心として円周状に複数設置することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の気流制御装置。
  6. ノズル組と吸込フードとの間に、前記吸込フードに向かって気流を吹き出すファン内蔵の中間ノズル組を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の気流制御装置。
  7. ノズル組が、斜め上方向に吹き出すことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の気流制御装置。
  8. ノズル組が、一定周期でスイングすることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の気流制御装置。
  9. ノズル組のスイング方向を一致させ、スイング周期を同期させることを特徴とする請求項8に記載の気流制御装置。
  10. 浮遊粒子濃度を計測する浮遊粒子計測センサと、前記浮遊粒子計測センサから出力された浮遊粒子濃度および予め手動にて入力される浮遊粒子濃度設定値との差を計算し、その計算結果より浮遊粒子濃度分布を算出して、ノズル組のスイング幅を制御するスイング制御部とを有することを特徴とする請求項8または9に記載の気流制御装置。
  11. 下方向に開口する吸込口を有する吸込フードと、横方向に開口し、かつノズル組の吹き出し方向に対して垂直方向に開口する吸込口を有する補助吸込フードとからなることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の気流制御装置。
  12. 補助吸込フードに向かって直線状に空気を吹き出す吸込補助ノズルを設置することを特徴とする請求項11に記載の気流制御装置。
  13. 吸込フードにベルマウスを有することを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の気流制御装置。
  14. 吸込フード近傍の気流を整流する整流板を有することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の気流制御装置。
  15. 浮遊粒子濃度を計測する浮遊粒子計測センサと、ファンにおけるモーターの回転数を可変するモーター制御部と、前記浮遊粒子計測センサから出力された浮遊粒子濃度および予め手動にて入力される浮遊粒子濃度設定値との差を計算し、その計算結果より浮遊粒子濃度分布を算出して、前記モーター制御部を通電制御する主制御部とを有することを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の気流制御装置。
  16. 浮遊粒子を捕集する浮遊粒子捕集器を、前記吸込フードの真下に設置することを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の気流制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013056379A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Asahi Kogyosha Co Ltd オイルミスト処理システム
JP6262313B1 (ja) * 2016-10-31 2018-01-17 新菱冷熱工業株式会社 大空間用空調システム

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