JP2010138719A - 形状記憶合金アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易かつ薄型に構成でき、さらに応答性を高めた形状記憶合金アクチュエータを提供する。
【解決手段】非可動部30bと、非可動部30bに支持された可動部30aとを有する可撓性シート30と、可動部30aに縫い付けられた形状記憶合金ワイヤ41とよりなる。可動部30aは形状記憶合金ワイヤ41の抵抗加熱による収縮に伴って変形し、形状記憶合金ワイヤ41への通電量を調整することで元の状態に復帰する。形状記憶合金ワイヤ41は可動部30aの一方の面に位置する分量が他方の面に位置する分量より大となるように偏って縫い付けられ、可動部30aは少なくとも形状記憶合金ワイヤ41が縫い付けられている部分が複層構造とされて、前記一方の面側に放熱層33を有する。
【選択図】図1
【解決手段】非可動部30bと、非可動部30bに支持された可動部30aとを有する可撓性シート30と、可動部30aに縫い付けられた形状記憶合金ワイヤ41とよりなる。可動部30aは形状記憶合金ワイヤ41の抵抗加熱による収縮に伴って変形し、形状記憶合金ワイヤ41への通電量を調整することで元の状態に復帰する。形状記憶合金ワイヤ41は可動部30aの一方の面に位置する分量が他方の面に位置する分量より大となるように偏って縫い付けられ、可動部30aは少なくとも形状記憶合金ワイヤ41が縫い付けられている部分が複層構造とされて、前記一方の面側に放熱層33を有する。
【選択図】図1
Description
この発明は形状記憶合金を用いたアクチュエータに関する。
形状記憶合金は単位面積当りの発生力及び変位が大であることから、小型薄型のアクチュエータとして期待されている。
形状記憶合金はマルテンサイト−オーステナイト間の相変態を利用した機能材料であり、アクチュエータとしてON/OFF駆動するためには高速な熱の出入りが必要であるが、特に自然冷却に頼るOFF時の応答性が悪く、形状記憶合金の産業用途への応用には問題があった。
このような応答性の問題に対処すべく、ヒートシンクを備えた形状記憶合金アクチュエータが特許文献1において提案されている。図6は特許文献1において提案されている構成を示したものであり、図6中、11はアクチュエータ本体を示し、12はヒートシンクを示す。
アクチュエータ本体11は形状記憶合金素材により伸縮可能な筒状に形成され、変態温度以上に加熱した時に口軸方向に収縮すると共に拡径するように形状が記憶され、変態温度未満では口軸方向に伸長すると共に縮径するようにバイアスが付与されている。
ヒートシンク12は一端部にアクチュエータ本体11の内側に挿入されるシンク本体12aを備え、他端部には放熱フィン12bを備えている。
アクチュエータ本体11は制御電源13から通電されると加熱されて図6Aに示したように口軸方向に収縮し、通電を停止すると放熱して図6Bに示すように伸長すると共に縮径する。この際、アクチュエータ本体11はシンク本体12aに密着するため、ヒートシンク12により放熱され、これにより応答性よく伸長するものとなっている。
一方、図7は特許文献2において応答性を高めるべく、提案されている構成を示したものであり、この例では形状記憶合金ワイヤ21に放熱部材22を固定したものとなっている。
放熱部材22は形状記憶合金ワイヤ21の長手方向に間隔をおいて複数並べて配されており、放熱部材22の熱容量は相互に隣り合う放熱部材22間に配される形状記憶合金ワイヤ21の熱容量よりも大とされている。
形状記憶合金ワイヤ21はマルテンサイト相において長さ方向に伸長した形状を記憶し、オーステナイト相において長さ方向に収縮した形状を記憶している。
電源23及びスイッチ24からなる通電手段25により形状記憶合金ワイヤ21に図7Bに示したように通電すると、形状記憶合金ワイヤ21は加熱されてその長手方向に収縮する。形状記憶合金ワイヤ21への通電を図7Aに示したように停止すると、形状記憶合金ワイヤ21は冷却されて伸長する。この際、形状記憶合金ワイヤ21に蓄積された熱が熱容量の大きい放熱部材22に高速で逃げ、かつ形状記憶合金ワイヤ21の伸長に応じて略円板状をなす放熱部材22周囲の空気が攪拌されるため、放熱部材22の熱を効率よく空気中に逃がすことができる。これにより、形状記憶合金ワイヤ21の冷却を高速で行うことができるため、形状記憶合金ワイヤ21を高速で(応答性よく)その長手方向に伸長させることができるものとなっている。
特開2004−150283号公報
特開2008−144647号公報
しかるに、特許文献1で提案されているようにヒートシンクを設ければ、自然冷却に対して冷却時の応答性は向上するものの、このようなヒートシンクを付与する構造は構成が複雑となり、また小型・薄型化を図りづらいものとなる。
一方、特許文献2で提案されている構成のように形状記憶合金ワイヤに多数の放熱部材を配列固定する構造では小型化は可能であるものの、薄型化は難しく、また組立工程が極めて煩雑となり、さらには加熱速度の低下が懸念される。
この発明の目的はこのような状況に鑑み、簡易な構成で薄型化を図ることができ、かつ冷却時の応答性が高い形状記憶合金アクチュエータを提供することにある。
請求項1の発明によれば、非可動部と、その非可動部に支持された可動部とを有する可撓性シートと、可動部に縫い付けられた形状記憶合金ワイヤとよりなり、可動部が形状記憶合金ワイヤの抵抗加熱による収縮に伴って変形し、かつ形状記憶合金ワイヤへの通電量を調整することで元の状態に復帰する構成とされた形状記憶合金アクチュエータにおいて、形状記憶合金ワイヤは可動部の一方の面に位置する分量が他方の面に位置する分量より大となるように偏って縫い付けられ、可動部は少なくとも形状記憶合金ワイヤが縫い付けられている部分が複層構造とされて、前記一方の面側に放熱層が配置されているものとされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、放熱層は放熱シートによって構成され、前記複層構造は基材と、放熱シートと、放熱シートを基材に貼り付ける粘着層とよりなる。
請求項3の発明では請求項2の発明において、放熱シートがシリコーンゴムシートとされる。
請求項4の発明では請求項1乃至3のいずれかの発明において、可撓性シートにC字状をなすスリットが形成され、そのスリットで囲まれた領域が可動部とされる。
この発明によれば、放熱層によって形状記憶合金ワイヤの冷却時(放熱時)の放熱が促進されるため、冷却時の応答性を向上させることができ、そのような応答性に優れた形状記憶合金アクチュエータを簡易かつ薄型に構成することができる。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1Aはこの発明による形状記憶合金アクチュエータの第1の実施例の構成を示したものであり、この例では形状記憶合金アクチュエータは可撓性シート30と形状記憶合金ワイヤ41とからなる。
図1Aはこの発明による形状記憶合金アクチュエータの第1の実施例の構成を示したものであり、この例では形状記憶合金アクチュエータは可撓性シート30と形状記憶合金ワイヤ41とからなる。
可撓性シート30はこの例では図1Bに示したように3層構造を有するものとされ、基材31と粘着層32と放熱層33とによって構成されている。基材31は例えばPI(ポリイミド)フィルムやPEN(ポリエーテルニトリル)フィルムとされ、粘着層32及び放熱層33はこの例ではそれぞれ粘着シート及び放熱シートによって構成されている。放熱シートには例えばシリコーンゴムシートが用いられ、粘着シートは例えば基材レスの両面粘着性を有するシートとされる。放熱層33を構成する放熱シートは基材31の下面に粘着シートよりなる粘着層32によって貼り付けられている。
方形状をなす可撓性シート30にはC字状をなすスリット34が形成されており、このスリット34で囲まれた領域が可動部30aとされる。円形形状をなす可動部30aはその一端側が可撓性シート30の非可動部(周辺部)30bに連結支持されている。非可動部30bの一端縁には電極35,36が形成されている。
形状記憶合金ワイヤ41は可撓性シート30に縫い付けられて、つまり繰り返し上下に通されて取り付けられている。形状記憶合金ワイヤ41は可動部30aにおいてこの例では円形形状をなす可動部30aの円形の中心を中心とする二重の円環状をなすように縫い付けられており、この可動部30aから電極35,36が形成されている部分に図1Aに示したように縫い付けられて導出されている。
可動部30aにおける形状記憶合金ワイヤ41は、その縫い目幅が可動部30aの上面側よりも下面側の方が大きくなるように図1Bに示したように偏って縫い付けられており、つまり形状記憶合金ワイヤ41は可動部30aの放熱層33が配置されている下面に位置する分量が上面に位置する分量より大となるように縫い付けられている。なお、形状記憶合金ワイヤ41は例えば一方の電極35部分を縫い始めとして、他方の電極36部分が縫い終わりとなるように縫い付けられ、可動部30aにおける二重の円環状をなす部分には外周側から内周側に移り、また内周側から外周側に移る部分が図1Aに示したように存在している。
形状記憶合金ワイヤ41はオーステナイト相において長さ方向に収縮した形状を記憶しており、可撓性シート30に対する縫い付けは常温で、つまりマルテンサイト相にある状態で行われ、形状記憶合金ワイヤ41は引っ張り力を加えられ、長さ方向に伸長した状態で縫い付けられる。形状記憶合金ワイヤ41の縫い付けは例えばミシンを使用して行うことができ、また手縫いとしてもよい。形状記憶合金ワイヤ41と各電極35,36との接続固定は例えば熱圧着等により行うことができる。形状記憶合金ワイヤ41は例えばNi−Ti合金やNi−Ti−Cu合金製とされる。
図1Cは可撓性シート30のXX断面形状を層構成の図示を省略して示したものであり、図1Dは電極35,36間に通電し、形状記憶合金ワイヤ41が抵抗加熱により収縮した状態における可撓性シート30のXX断面形状を、層構成の図示を同様に省略して示したものである。なお、図1C,Dにおいては形状記憶合金ワイヤ41の図示も省略している。
この例では形状記憶合金ワイヤ41が抵抗加熱により収縮することにより、可動部30aは可撓性シート30の弾性変形の範囲内で、図1Dに示したように上に凸に、ドーム状に変形し、つまり平面からドーム状の曲面に変化する可動部30aが得られるものとなっている。一方、形状記憶合金ワイヤ41への通電量を調整することで、マルテンサイト変態温度以下の状態になった時、形状記憶合金ワイヤ41の収縮は弛緩し、これにより可動部30aを変形させる力がなくなるため、可動部30aはその復元力(反力)でもって図1Cに示した元の状態に復帰する。なお、通電量を調整するとは、形状記憶合金ワイヤ41の温度がマルテンサイト変態温度以下となるように通電量を減少させることを意味し、通電量を0にすることも含むものとする。
上記のような動作において、通電前の状態では形状記憶合金ワイヤ41は可動部30aの下面側においてその長い縫い目が放熱層33と接しているが、通電時には形状記憶合金ワイヤ41は収縮するため、図2Bに示したように放熱層33との距離が開く。従って、通電時(加熱時)には放熱層33の形状記憶合金ワイヤ41に対する影響は小さい。
一方、図1Dの状態から図1Cの状態に復帰する冷却時(放熱時)は形状記憶合金ワイヤ41は弛緩に伴い、放熱層33と接触する領域が増え、よって放熱層33により放熱が促進され、応答性が向上する。
図3はサンプルとして図1に示した放熱層33を有する形状記憶合金アクチュエータと、図1の構成に対し、放熱層33を無しとした形状記憶合金アクチュエータとを用意し、駆動時の温度変化を調べた結果を示したものであり、温度は可動部30aの面内において形状記憶合金ワイヤ41近傍の最高温度を示している。
この図3より、加熱時(通電時)には放熱層33の有り・無しで温度変化にほとんど差がないのに対し、放熱時(通電停止時)には差が生じていることがわかる。つまり、放熱層33をこの例のように配置することにより冷却時の応答性を高めることができる。
以上説明したように、この例によれば簡易かつ薄型な構成で冷却時の応答性が高い形状記憶合金アクチュエータを得ることができる。
次に、図4に示したこの発明による形状記憶合金アクチュエータの第2の実施例について説明する。
この例では可動部30aに形状記憶合金ワイヤ41に加え、もう1本、形状記憶合金ワイヤ42が縫い付けられたものとなっている。形状記憶合金ワイヤ41は図1に示した第1の実施例と同様に縫い付けられており、この形状記憶合金ワイヤ41の内側に(内周側に)形状記憶合金ワイヤ42が縫い付けられている。
形状記憶合金ワイヤ42は形状記憶合金ワイヤ41と同様、可動部30aにおいて二重の円環状をなすように縫い付けられている。非可動部30bの一端縁には電極35,36に加え、電極37,38が形成されており、形状記憶合金ワイヤ42は可動部30aから電極37,38が形成されている部分に縫い付けられて導出されている。
形状記憶合金ワイヤ42は形状記憶合金ワイヤ41と同様、その縫い目幅が可動部30aの上面側よりも下面側の方が大きくなるように縫い付けられている。形状記憶合金ワイヤ42はオーステナイト相において長さ方向に収縮した形状を記憶しており、その縫い付けは形状記憶合金ワイヤ41と同様、常温で引っ張り力を加えられ、長さ方向に伸長した状態で行われる。なお、形状記憶合金ワイヤ41と形状記憶合金ワイヤ42とが交差する部分には例えば絶縁材が塗布されて、それらが交差部で導通しないようにされている。
上記のような構成において、この例では形状記憶合金ワイヤ42の径は形状記憶合金ワイヤ41の径より大とされる。
図4C〜Eは図1C,Dと同様、可撓性シート30のXX断面形状を示したものであり、図4Dは電極35,36間に通電した状態を示し、図4Eは電極35,36間に加え、電極37,38間にも通電した状態を示す。
この例ではこれら図4D,Eに示したように、形状記憶合金ワイヤ41が抵抗加熱により収縮することにより、可動部30aは上に凸に、ドーム状に変形し、さらに形状記憶合金ワイヤ42が抵抗加熱により収縮することにより、ドームの天面部分がもう1段高く、ドーム状に変形するものとなっている。なお、形状記憶合金ワイヤ41の配線領域(縫い付け領域)に対し、形状記憶合金ワイヤ42の配線領域は狭いものの、形状記憶合金ワイヤ42の径を形状記憶合金ワイヤ41の径より大とすることで大きな発生力を得ることができ、このような段階的な変形を実現することができる。
この例においても放熱層33の存在により、冷却時に放熱が促進され、良好な応答性を得ることができる。
図5はこの発明による形状記憶合金アクチュエータの第3の実施例を示したものであり、この例では形状記憶合金ワイヤ42の縫い付け方及び可撓性シート30の層構成が図4に示した第2の実施例と異なるものとなっている。
形状記憶合金ワイヤ42はその縫い目幅が図4とは逆に、可動部30aの下面側よりも上面側の方が大きくなるように縫い付けられている。また、可撓性シート30は基材31の上面側にも下面側と同様、粘着層32及び放熱層33を備え、5層構造となっている。
このように形状記憶合金ワイヤ42を縫い付けることにより、この例では可動部30aは図5D,Eに示したように変形する。即ち、形状記憶合金ワイヤ41が抵抗加熱により収縮することにより、可動部30aは図5Dに示したように、上に凸に、ドーム状に変形し、形状記憶合金ワイヤ42が抵抗加熱により収縮すると、ドームの天面部分が図5Eに示したようにへこむものとなる。
この第3の実施例ではドーム状の変形の中央部がさらに1段高くなるように段階的に変形する第2の実施例と異なり、ドーム状の変形の中央部がへこむような段階的な変形を実現することができる。なお、縫い目幅が可動部30aの下面側よりも上面側の方が大とされている形状記憶合金ワイヤ42に対応して、可動部30aの上面側にも形状記憶合金ワイヤ42の長い縫い目と接するように放熱層33が設けられているため、形状記憶合金ワイヤ42はその冷却時(放熱時)に放熱が促進され、応答性が向上するものとなっている。
以上、この発明の実施例について説明したが、放熱層33は必ずしも可撓性シート30の全体に設けなくてもよい。例えば可動部30aのみに設け、非可動部30bは基材31のみの単層構造としてもよい。また、可動部30aの形状記憶合金ワイヤ41,42が縫い付けられている部分のみに設けるようにしてもよい。例えば図5に示した第3の実施例では可動部30aの下面側にはその全面に放熱層33を配置し、可動部30aの上面側には形状記憶合金ワイヤ42が位置する可動部30aの中央の円形領域に放熱層33を配置する構成としてもよい。
放熱層33としてシリコーンゴムシートを用いる場合、シリコーンゴムシートの弾性によって可動部30aをその変形状態から元の状態(初期状態)に復帰させることができる。従って、可撓性シート30の基材31は前述したようなPIフィルムやPENフィルムといったシート材に限らず、可撓性を有するものであればよく、例えばガラス繊維等の不織布を用いることもできる。
なお、放熱層33は上述した例ではシリコーンゴムシートよりなるものとし、基材31に粘着材(粘着層32)によって貼り付ける構成としているが、このようなシリコーンゴムシートの貼り付けに替え、例えば溶剤タイプのシリコーンゴムを基材31に塗布することによって放熱層33を形成することもできる。
Claims (4)
- 非可動部と、その非可動部に支持された可動部とを有する可撓性シートと、前記可動部に縫い付けられた形状記憶合金ワイヤとよりなり、前記可動部が前記形状記憶合金ワイヤの抵抗加熱による収縮に伴って変形し、かつ前記形状記憶合金ワイヤへの通電量を調整することで元の状態に復帰する構成とされた形状記憶合金アクチュエータであって、
前記形状記憶合金ワイヤは前記可動部の一方の面に位置する分量が他方の面に位置する分量より大となるように偏って縫い付けられ、
前記可動部は少なくとも前記形状記憶合金ワイヤが縫い付けられている部分が複層構造とされて、前記一方の面側に放熱層が配置されていることを特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。 - 請求項1記載の形状記憶合金アクチュエータにおいて、
前記放熱層は放熱シートによって構成され、
前記複層構造は基材と、前記放熱シートと、前記放熱シートを前記基材に貼り付ける粘着層とよりなることを特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。 - 請求項2記載の形状記憶合金アクチュエータにおいて、
前記放熱シートがシリコーンゴムシートとされていることを特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。 - 請求項1乃至3記載のいずれかの形状記憶合金アクチュエータにおいて、
前記可撓性シートにC字状をなすスリットが形成され、
そのスリットで囲まれた領域が前記可動部とされていることを特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。
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JP2008313490A JP2010138719A (ja) | 2008-12-09 | 2008-12-09 | 形状記憶合金アクチュエータ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016059030A (ja) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 携帯電子機器 |
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2008
- 2008-12-09 JP JP2008313490A patent/JP2010138719A/ja not_active Withdrawn
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