JP6186750B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、触覚呈示装置および電子機器に関する。
触覚子の一端が取り付けられた形状記憶合金に対するパルス電圧のオンオフを制御し、制御に応じた形状記憶合金の伸縮によって触覚子を振動させることにより、触覚子の他端に接触している操作者に触覚を与える装置が知られている(特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2008−262478号公報
振動による連続的な変化を感じさせるのではなく、へこみ感といった定常的な感触を与えることができなかった。
本発明の第1の態様における電子機器は、基材上に設けられた弾性体と、弾性体を覆うように基材に設けられ、通電により収縮して弾性体を変形させる形状記憶合金と、形状記憶合金への通電を制御する制御部とを備え、形状記憶合金は、制御部による形状記憶合金への通電が行われない場合、少なくとも形状記憶合金の第1部分が弾性体に対して隙間を設けて配置され、制御部による形状記憶合金への通電が行われた場合、少なくとも形状記憶合金の第1部分とは異なる第2部分が弾性体の押圧される部分に接触する
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
実施形態1に係る触覚呈示装置を説明する説明図である。 SMA線の収縮を説明するための図である。 SMA線の収縮を説明するための図である。 触覚呈示装置のバリエーションを説明するための図である。 触覚呈示装置のバリエーションを説明するための図である。 実施形態2に係るデジタルカメラのシステム構成図である。 デジタルカメラにおいて触覚呈示装置による触覚呈示を説明するための図である。 電子機器の他の例を説明するための図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本実施形態に係る触覚呈示装置は、線状に加工された形状記憶合金の収縮、伸長を利用して、接触する操作者の指等に凹凸感を付与する装置である。形状記憶合金が弾性部材に沈み込むように変形収縮すると、弾性部材は形状記憶合金に沿って溝状に締め付けられ、弾性部材に接触している操作者は、当該溝状の変形をへこみ感(凹状感)として感知する。ここで、「形状記憶合金が弾性部材に沈み込むように変形収縮する」とは、形状記憶合金が、弾性部材を弾性破壊することなく、弾性部材に沈み込むことである。形状記憶合金が弾性部材に沈み込むことによって、当該弾性部材は変形され、物理的な形状としての溝が一定時間にわたって形成される。このように形成された溝は、その一定時間にわたって、操作者に溝としてのへこみ感を知覚させることができる。すなわち、触覚呈示装置は、操作者へ、形成された形状をそのような形状として感じさせる定常的なへこみ感を知覚させることができる。特に、本実施形態の触覚呈示装置100によれば、弾性部材において、形状記憶合金の引き締め力が最も強くなる領域を操作者の指等が接触する操作領域とすべく、弾性部材および形状記憶合金の形状を定めている。これにより、形状記憶合金の引き締め力を効果的に操作者に対する触覚として呈示できる。また、収縮が解除されて伸長すると元の平面に戻るので、へこみ感は解消する。形状記憶合金の収縮、伸長は、当該形状記憶合金への通電により制御する。形状記憶合金に通電すると、当該形状記憶合金は、発生する熱により収縮する。通電を停止すると放熱して元の長さまで伸長する。
なお、形状記憶合金の線径、弾性部材の素材などの選択によっては、急峻な溝形状を実現することもできる。接触する指に対する溝幅を一定の割合以下に調整すれば、物理的な形状が溝形状であっても、操作者は生体反応として凸状に感じる場合があることが知られている。したがって、本実施形態に係る触覚呈示装置は、へこみ感を付与することを前提として説明するが、形状記憶合金の線径などの選択によってはつばくみ感(凸状感)を付与することもできることに留意すべきである。
図1は、実施形態1に係る触覚呈示装置100を説明する説明図である。図1(a)は、結線構造を単純化して示した斜視図であり、図1(b)は、一部が変形した状態を示す側面図である。触覚呈示装置100は、基材110と、SMA(Shape Memory Alloy)線130と、圧力センサ140とを備える。
基材110は、操作者の指が接触する側を構成する弾性体101と、弾性体101を支持、固定する支持体102とを含む。弾性体101は、弾力のある半楕円筒形を成している。弾性体101の曲面における曲率は、一様ではなく、半楕円筒形の頂点で最も大きくなる。弾性体101は、例えば絶縁性のシリコンゴムにより形成されている。弾性体101において、操作者の接触が想定される半楕円筒形の頂点部近傍の領域は、操作者に接触される接触領域である。支持体102は、弾性体101よりも高硬度素材である例えばポリカーボネイトにより、全体として板状に形成されている。支持体102は、SMA線130が配置される部分に突出部103を有する。より詳細には、突出部103は、支持体102の紙面における左右方向の側面から外側方向に突出するとともに、紙面の上方向に突出している。図示するように、弾性体101のうち楕円筒軸を含む平面と、支持体102の板面とが、後述する圧力センサ140を部分的に挟み込んで重ね合わされ、例えば接着剤により固定されている。
SMA線130は、例えばチタンとニッケルの合金を線状に加工した形状記憶合金である。SMA線130は、全体として紙面の左右方向に基材110を跨ぐように配置される。SMA線130は、弾性体101のR部分よりも緩やかなR部分131を有する。したがって、SMA線130は、全体が弾性体101に沿って配置されるのではなく、R部分131の一部が弾性体101のR部分の一部(頂点近傍)に接するように配置される。SMA線130は、R部分131の両端に直線部分132を有する。直線部分132は、突出部103に例えば接着剤により固定される。突出部103は、直線部分132と同程度の高さを有し、これによって、SMA線130の直線部分132の収縮が制限される。
本実施形態においては、二つのSMA線130が互いに間隔をあけて基材110に配置されている。換言すると、二つのSMA線130は、共通の基材110に配置されている。すなわち、隣接する弾性体101は一体的に形成されている。互いに隣接するSMA線130の間隔は、操作者の指の大きさを考慮し、例えば20mm以下に設定するとよい。SMA線130の右側の端部は、制御回路線150を介して外部の制御回路に接続され、左側の端部は、グランド接続線160に接続されている。SMA線130に電圧が印加されると、SMA線130は自身の抵抗により発熱する。SMA線130は発熱により収縮する。詳しくは後述するが、図1(b)に示すように、SMA線130によって締め付けられた部分は弾性体101の頂点付近において溝状にΔdだけ沈み込み、これに応じてその周囲も全体的に窪む。一方、SMA線130に電圧が印加されなければ、SMA線130が収縮することもなく、弾性体101が凹むこともない。
圧力センサ140は、それぞれのSMA線130に対応して設けられている。具体的には、圧力センサ140は、当該SMA線130の直下に、弾性体101と支持体102の間に挟み込まれて設置される。圧力センサ140は、例えばひずみゲージが用いられる。
それぞれのSMA線130は、対応する圧力センサ140と共に触覚部を構成する。操作者がある触覚部における弾性体101の表面領域に触れると、圧力センサ140が当該接触に応じた出力信号を、検出回路線170を介して検出回路に出力する。検出回路は、いずれの触覚部で接触を検出したかを同定して、検出結果を制御回路に引き渡す。制御回路は、検出結果を受け取ると、これに同期して、対応するSMA線130に電圧を印加する。すると、当該SMA線130に電流が流れ、操作者が触れた弾性体101の表面領域がへこむ。詳しくは後述するが、本実施形態の触覚呈示装置100によれば、弾性体101の頂部近傍で最もSMA線130による引き締め力が大きくなるので、弾性体101の表面領域は大きく凹む。これにより、操作者は、弾性体101の表面に軽く触れただけで、大きなへこみ感を感じる。弾性体101が操作者の押圧によるへこみ量以上にへこむと、操作者は、へこみ感を引き込まれ感として感知し得る。
制御回路は、例えば100msec程度の予め定められた時間が経過したら電圧の印加を停止する。すると、当該SMA線130は放熱して元の長さにまで戻る。すなわち、締め付けられていた弾性体101は元の形状に戻る。このとき、操作者がまだ弾性体101の表面を触れていれば、弾性体101には、その押圧による変形のみが残る。
なお、SMA線130が配置された弾性体101の接触面は、SMA線130ごと保護膜により被覆されるとよい。この場合、保護膜は、弾性体101の弾力性を妨げないことが好ましい。保護膜は、例えばラバー塗装により形成される。なお、弾性体101の全体を被覆しなくても、少なくとも接触領域が被覆されていればよい。また、触覚呈示装置100においては、SMA線130が触覚呈示装置100外に露出しているので、SMA線130から操作者への伝熱を抑制すべく、SMA線130が被覆されていてもよい。
図2は、SMA線130の収縮を説明するための図である。なお、図2においては、図面を見易くする目的で、制御回路線、検出回路線、グランド接続線、および圧力センサを省いて図示している。以降の図においても、これら部材を省いて図示している場合がある。図2(a)は、図1(a)に示した触覚呈示装置100のA−A断面図である。図中の矢印は、SMA線130の収縮により生じる引き締め力のベクトルを示す。図2(a)は、非通電時におけるSMA線130の状態を示す。図2(b)は、通電時におけるSMA線130の状態を示す。図2(b)は、図2(a)に示した触覚呈示装置100の断面図に対応している。
図示するように、操作方向を含む断面であるA−A断面において、弾性体101は凸R形状を成す。すなわち、弾性体101はSMA線130に向かって凸形状を成すとともに、凸部分がR状に形成されている。SMA線130は、R部分131が弾性体101のR部分の中央近傍に接するように配置される。ここで、R部分131は下方向および左右方向に収縮するので、弾性体101はR部分131との接触部分において曲率が最も大きくなる部分112で、SMA線130の収縮による引き締め力が最も大きくなる。したがって、図2(b)に示すように、R部分131は、弾性体101との関係においては、弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分112で最も収縮する。本実施形態においては、上述のように、弾性体101が凸R形状を成すとともに、SMA線130のR部分131の曲率が弾性体101の曲率より小さくなっている。よって、SMA線130において、弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分112は、R部分131の曲率と弾性体101の曲率が同一の場合に比べて、弾性体101の頂点に寄ることになる。そうすると、R部分131の曲率と弾性体101の曲率が同一の場合に比べて、SMA線130において弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分112では、SMA線130による引き締め力は、接触操作の操作方向(紙面の下方向)の成分がより大きくなる。特に、当該部分112の引き締め力は、接触操作の操作方向に沿う成分量の方が、操作方向に直交する成分量よりも大きくなることが好ましい。このように、接触操作の操作方向に沿う成分量が大きくなれば、当該方向に弾性体101をより収縮させることができるので、操作者は触覚を知覚し易くなる。このように、SMA線130において弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分112を弾性体101の頂部近傍に構成することにより、印加電圧を大きくすることなく、効果的に触覚を呈示できる。
図3は、SMA線の収縮を説明するための図である。図3(a)、(b)は、比較例としての触覚呈示装置300の断面図である。図3(a)は、操作者の接触操作がなされていない状態を示し、図3(b)は、操作者の接触操作がなされている状態を示す。図中の矢印は、SMA線330の収縮により生じる引き締め力のベクトルを示す。図3(c)、(d)は、本実施形態に係る触覚呈示装置100の断面図である。図3(c)は、操作者の接触操作がなされていない状態を示し、図3(d)は、操作者の接触操作がなされている状態を示す。
比較例としての触覚呈示装置300においては、弾性体301の形状およびSMA線330の形状を除いて本実施形態の触覚呈示装置100と同様の構成を有する。図示するように、弾性体301は、上端の二点の角が丸い角丸直方形状である。SMA線330において弾性体301と接する曲率が最も大きくなる部分312は、弾性体301の中央よりもむしろ左右の端部に寄っている。このため、図3(b)に示すように、SMA線330において弾性体301と接する曲率が最も大きくなる部分312は、操作者の接触領域の外側に位置することになる。上述のように、当該部分312においてSMA線330が最も収縮するものの、当該部分312は、操作者の接触領域に含まれていない。したがって、当該部分312におけるSMA線330の収縮は、操作者に対する触覚呈示にほとんど寄与しない。操作者の接触領域においてSMA線330の収縮により触覚を呈示するためには、印加する電圧を大きくする、または流す電流値を大きくするなどして、接触領域におけるSMA線330のR部分331の収縮量を大きくする必要がある。
一方、図3(c)に示すように、本実施形態に係る触覚呈示装置100においては、SMA線130において弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分112は、R部分131の弾性体101の中央に寄っている。このため、図3(d)に示すように、SMA線130において弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分112は、操作者の接触領域の内側に位置することになる。当該部分112は、操作者の接触領域に含まれるので、当該部分112におけるSMA線130の収縮は、操作者に対する触覚呈示に寄与する。したがって、操作者の接触領域においてSMA線130の収縮により触覚を呈示するために、接触領域におけるSMA線130の収縮量を大きくしなくてもよい。したがって、消費電力の増大を回避することができる。また、本実施形態に係る触覚呈示装置100では、比較例としての触覚呈示装置300において操作者の接触領域内のSMA線の収縮量と同程度の収縮量を得るための電圧は、より小さくてすむ。したがって、消費電力の低減に寄与する。
以上の説明では、弾性体101は半楕円筒形状であったが、弾性体101は他の形状であってもよい。図4は、触覚呈示装置のバリエーションを説明するための図である。図4は、図2(a)に示した触覚呈示装置100の断面図に対応している。
図4(a)の例では、弾性体101は、上面の中央部分に急峻な凸R形状を有する。このため、SMA線130において弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分は、さらにSMA線130の中央寄りになる。結果として、SMA線130において弾性体101と接する曲率が最も大きくなる部分では、SMA線130による収縮量は、操作方向に沿う成分量がより大きくなる。これにより、弾性体101が操作方向により大きく収縮するので、操作者は接触操作に対して触覚を知覚し易くなる。また、操作方向に沿う成分量をより大きくできるので、図1に示した触覚呈示装置100のSMA線130と同等の収縮量を得るために必要な電圧を小さくできる。したがって、消費電力を低減でき、その結果、SMA線130の発熱量も低減できる。なお、弾性体101の凸R形状をさらに急峻に形成することにより、弾性体101の頂点の一点でSMA線130と接してもよい。このように構成すれば、弾性体101とSMA線130の接点においては、操作方向の収縮量を最も大きくすることができる。よって、SMA線130の収縮を最も効果的に触覚として呈示できる。
図4(b)においては、弾性体101は全体として凸R形状に形成されるとともに、三つの急峻な凸R形状を有する。一つの凸R形状は、弾性体101の上面の中央部分に形成され、他の二つの凸R形状は、中央部分に形成された凸R形状の左右両側に形成されている。このように、複数の急峻な凸R形状を形成することにより、弾性体101において引き締め力が集中する部分を分散させることができる。この場合には、操作者の指が、頂部近傍からずれた領域に接触したとしても、三つの凸R形状のうち左右の凸R形状のいずれかが操作者の接触領域に含まれれば、操作者に対して効果的に触覚を呈示できる。
図4(c)においては、弾性体101は、断面において台形を成している。上底121の長さは、下底122の長さに比べて短くなっている。したがって、SMA線130において弾性体101と接する部分、すなわち、SMA線130が弾性体101に沈み込む部分を中央に近づけることができる。弾性体101は、当該部分においてSMA線130と点接触しているので、当該部分において最も大きく変形する。下底122と上底121の比が小さくなるほど、当該部分を中央に近づけることができる。下底122の長さを適宜調整することにより、操作者の接触領域内に、弾性体101の変形が最も大きくなる部分を含めることができる。
以上のように、弾性体101は、様々な形状を取り得る。SMA線130に沿った断面図において、弾性体101における接触領域の長さは、支持体102と接する長さより短い。
図5は、触覚呈示装置のバリエーションを説明するための図である。なお、図5においては、図面を見易くする目的で、左端のSMA線130を除いて後述するポテンショメータ190の図示を省略している。
図5においては、基材110は、操作者の指が接触する側を構成する弾性体101と、弾性体101を支持、固定する支持体102とを含む。弾性体101は、弾力があり、全体として円柱形状である。弾性体101の外周においては、周方向の全体に亘って中央部106が上部104および下部105に比べて盛り上がっている。すなわち、外周面の周方向の全体に亘って凸部が形成されている。弾性体101は、例えば絶縁性のシリコンゴムにより形成されている。支持体102は、弾性体101よりも高硬度素材である例えばポリカーボネイトにより、円板状に形成されている。図示するように、弾性体101の上面と、上側の支持体102の下面とが、例えば接着剤により固定されている。同様に、弾性体101の下面と、下側の支持体102の上面とが、例えば接着剤により固定されている。このように、図5に示す触覚呈示装置100においては、二つの支持体102が弾性体101を上下から挟み込む構成になっている。
SMA線130は、全体として基材110を跨ぐように配置される。具体的には、SMA線130は、上側の支持体102の上面、弾性体101の外周、下側の支持体102の下面にかけて配置されている。SMA線130は、上側の支持体102の上面および下側の支持体102の下面で例えば接着剤により固定される。SMA線130は、R部分を有する。R部分は、弾性体101における上部104と中央部106とのエッジ部分113、下部105と中央部106とのエッジ部分113において、弾性体101に接している。弾性体101は、当該エッジ部分113において、SMA線130と点接触しているので、当該エッジ部分113において最も大きく変形する。すなわち、当該エッジ部分113において弾性体101は、最も大きな引き締め力をうけて大きく凹む。図示するように、当該エッジ部分113は、操作者の接触領域の内側に位置している。すなわち、操作者の接触領域に含まれている。したがって、当該エッジ部分113におけるSMA線130の収縮は操作者に対する触覚呈示に寄与し、操作者は触覚を知覚し易くなる。
図5に示す触覚呈示装置100においては、四つのSMA線130が互いに間隔をあけて基材110に配置されている。換言すると、四つのSMA線130は、共通の基材110に配置されている。互いに隣接するSMA線130の間隔は、上述のように、操作者の指の大きさを考慮し、例えば20mm以下に設定するとよい。SMA線130の上側の端部は、制御回路線150を介して外部の制御回路に接続され、下側の端部は、グランド接続線160に接続されている。
操作者の接触動作を検出する検出部として、圧力センサ以外にもポテンショメータを用いることができる。図5においては、圧力センサの替わりにポテンショメータを用いている。ポテンショメータは、具体的には、SMA線130において任意の二点に微弱な電圧を印加する。この状態で操作者の接触操作がなされると、抵抗値が変化する。この抵抗値の変化を検知することにより、操作者の接触操作を検知することができる。操作者の接触操作が検知されると、外部の制御回路は、制御回路線150を介してSMA線130に電圧を印加する。外部の制御回路は、弾性体101が予め設定された値以上の強さで押圧された場合に、電圧を印加してもよい。
上述したそれぞれの触覚呈示装置は、電子機器に搭載される。以下に、電子機器としてデジタルカメラに搭載された場合を例に挙げて説明する。
図6は、デジタルカメラのシステム構成図である。デジタルカメラ200は、触覚呈示装置100に加えて、CPU201、不揮発性メモリ202、撮像部203、A/D変換部204、画像処理部205、表示制御部206、表示部207、および温度センサ208を備える。操作者は、触覚呈示装置100を操作することによりデジタルカメラ200を操作できる。操作者は、触覚呈示装置100を操作することにより例えば撮影モードを設定する。
触覚呈示装置100は、圧力センサおよび検出回路などを含む検出部210を有する。圧力センサを備えているので、入力部材としても利用できる。操作者が触覚呈示装置100に触れると、検出部210は、その検出結果をCPU201へ引き渡す。
CPU201は、触覚呈示装置100をPWM方式により制御する制御部としての役割を担う。CPU201は、検出結果を受け取ると、後述するテーブルを参照しながら制御対象となるSMA線130に印加する電圧の制御を行う。電圧の印加時間が長くなると、SMA線130の発熱量は大きくなり、触覚呈示装置100の温度が上昇する。そこで、CPU201は、温度センサ208を介して触覚呈示装置100のSMA線130の熱をモニタリングし、予め設定された温度を超えると電圧の印加を停止する。このように、CPU201は、SMA線130の熱に応じてデューティー比を調整することにより、SMA線130の発熱量を調整できる。CPU201は、予め定められた時間経過後に電圧の印加を停止してもよい。電圧を停止するまでの時間は、SMA線130が収縮し終えるまでの時間、SMA線130がある一定温度に達すまでの時間等を考慮して実験により予め算出しておく。上述のように、例えば、電圧の印加から100msec経過後に印加を停止する。さらに、CPU201は、デジタルカメラ200を統合的に制御する。
SMA線130は、ある一定温度に到達すると収縮し始める。そこで、CPU201は、予め設定された温度よりもSMA線130の温度が低くなった場合には、SMA線130に電圧を印加してもよい。これにより、SMA線130の温度を予め設定された温度以上に保つことができる。SMA線130が収縮し始める温度に近い温度を維持することにより、操作者の接触操作に対する応答性を向上させることができる。
不揮発性メモリ202は、触覚呈示装置100を制御するプログラム、当該プログラムによって参照される各種テーブルを記憶する。テーブルの一例として、メニューの階層毎に、当該階層とSMA線130とが対応付けられたテーブルを挙げることができる。この場合には、CPU201は、触覚呈示装置100に含まれるSMA線130のうちのテーブルに対応付けられたSMA線130を制御対象に決定し、操作者の接触動作に応じて制御対象に決定されたSMA線130に印加する電圧を制御する。さらに、階層毎に、対応するSMA線130に供給すべき電流値または印加すべき電圧印加時間が対応付けられていてもよい。この場合には、CPU201は、対応付けられた電流値または電圧印加時間となるよう、デューティー比を調整して対応するSMA線130に印加する電圧の制御を行う。これにより、触覚呈示装置100が呈示する触覚をメニューの階層毎に異ならせることができる。
不揮発性メモリ202は、その他デジタルカメラ200を動作させる様々な定数、プログラム等も記憶する。CPUは、上述の定数、プログラム等を不揮発性メモリから適宜呼び出して参照する。
撮像部203は光学系を含み、当該光学系を透過して入射する被写体像である光学像を光電変換する。撮像部203は、光電変換により得られた電荷を増幅した後、アナログ画像信号としてA/D変換部204に出力する。A/D変換部204は、撮像部203から出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。
画像処理部205は、デジタル画像信号に対して種々の画像処理を施し、画像データを生成する。表示制御部206は、CPU201の指示に従って、画像データを表示部207に表示させる。表示制御部206は、CPU201の指示に従って、各種設定に関する様々なメニュー項目も、表示部207に表示させることができる。表示制御部206は、撮影モードが設定される場合に、夜景モード、人物モード等を表す表示項目を表示部207に表示させる。
図7は、デジタルカメラにおいて触覚呈示装置100による触覚呈示を説明するための図である。図7(a)、(b)はそれぞれ、表示部207側からデジタルカメラ200を見た図を示している。以下の説明においては、図示するように、表示部207に撮影モードの項目が表示されている場合を想定し、触覚呈示装置100を操作することにより撮影モードの項目を選択する場合について説明する。なお、図7に示す例においては、触覚呈示装置100は、11個のSMA線130を備えている。
図7(a)の例においては、表示部207は、撮影モードの項目として11個の項目を表示している。不揮発性メモリ202に記憶されているテーブルは、この表示階層に対して全てのSMA線130を対応付けている。つまり、11個全てのSMA線が制御対象となる。したがって、操作者は指をスライドさせると小刻みに触覚を知覚できる。表示部207には、予め設定された項目が強調表示される。この例においては、11個の項目のうちの右端の項目が強調表示され、強調表示項目209となる。操作者は、図中の矢印に示すように上下方向に触覚呈示装置100を操作することにより、触覚呈示装置100から呈示される触覚を感じながら、強調表示項目209を順次変更することができる。例えば、指を上方向にスライドさせると、項目も上方向、すなわち半時計周りに移動し、強調表示項目209が順次変更される。操作者は、接触動作に応じた触覚を感じながら項目を選択できる。
図7(b)の例においては、表示部207は、撮影モードの項目として4個の項目を表示している。不揮発性メモリ202に記憶されているテーブルは、この表示階層に対して4個のSMA線130を対応付けている。つまり、4個のSMA線が制御対象となる。したがって、操作者が指をスライドさせたとしても収縮しない部分がある。図7(b)においては、制御対象となるSMA線130を実線で示している。図7(b)の場合も、表示部207には、予め設定された項目が強調表示される。その後、図中の矢印に示すように上下方向に触覚呈示装置100を操作することにより、触覚呈示装置100から呈示される触覚を感じながら、強調表示項目209を順次変更することができる。
CPU201は、図7(a)に示すように、撮影モードの項目として11個の項目が表示部207に表示されている場合と、図7(b)に示すように、4個の項目が表示部207に表示されている場合とで、電圧の制御を異ならせてもよい。11個の項目が表示部207に表示されている場合には、制御対象となるSMA線130の密度がより高くなる。したがって、SMA線130の収縮による触感を知覚し易くすべく、11個の項目が表示部207に表示されている場合には、4個の項目が表示部207に表示されている場合に比べて、電圧の印加時間を長くするとよい。これにより、SMA線130の収縮量がより大きくなるので、操作者は触覚を知覚し易くなる。なお、11個の項目が表示部207に表示されている場合に、供給する電流値をより大きくすることによっても同様の効果が期待できる。
なお、撮影モードの項目を左右方向に並べて表示してもよい。操作方向と表示方向を同一にすることにより、操作者は操作に対する項目の移動方向を直感的に理解し易くなる。触覚呈示装置100は、図7に示す状態から90度回転させた状態で配置されてもよい。この場合には、紙面の左右方向に操作されることになる。操作方向に合わせて撮影モードの項目を紙面の左右方向に並べて表示するとよい。なお、上記の例では、触覚呈示装置を入力部材としても利用したが、入力部材を別に設けてもよい。
以上の説明においては、表示部207と触覚呈示装置100は、互いに独立して設けられていたが、表示部207に触覚呈示装置100を組み込んでもよい。すなわち、表示部207と触覚呈示装置100とで領域を分けずに、これらを一体的に構成してもよい。この場合に、表示部207をタッチパネルとして構成すると、タッチパネルに対する操作に対して触覚を呈示できる。
以上の実施形態においては、電子機器としてデジタルカメラを例に挙げて説明したが、上述の態様は、デジタルカメラに限らず様々な電子機器に適用し得る。例えば、携帯電話、ゲーム端末、タブレット端末、産業機械の操作パネル等にも適用できる。なお、本明細書において、触覚は接したときの感触に加え、力の変化を感じる感覚である力覚を含む概念である。
図8は、電子機器の他の例を説明するための図である。図8(a)は、携帯電話400の外観斜視図である。携帯電話400は、筐体410に対して表示パネル420およびファンクションボタン440を備える。また、携帯電話400は、筐体410の側面に触覚呈示装置100を備える。操作者は、触覚呈示装置100を例えば上下方向に操作することにより、触覚呈示装置100から呈示される触覚を感じながら、表示パネル420に表示される表示内容を切り替えることができる。なお、触覚呈示装置100は、表示パネル420と同一面に表示パネル420に隣接して配置されてもよいし、表示パネル420とは反対側の面に配置されてもよい。
図8(b)は、タブレット端末500の外観斜視図である。タブレット端末500は、筐体510に対して表示パネル520およびファンクションボタン540を備える。また、タブレット端末500は、表示パネル520に隣接して配置された触覚呈示装置100を備える。操作者は、触覚呈示装置100を例えば上下方向に操作することにより、触覚呈示装置100から呈示される触覚を感じながら、表示パネル520に表示される表示内容を切り替えることができる。なお、触覚呈示装置100は、筐体510の側面に配置されてもよいし、表示パネル520とは反対側の面に配置されてもよい。
以上の説明においては、触覚呈示装置100は複数のSMA線130を備える構成であったが、一つのSMA線130を備える構成であってもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 触覚呈示装置、101 弾性体、102 支持体、103 突出部、104 上部、105 下部、106 中央部、110 基材、112 部分、113 エッジ部分、121 上底、122 下底、130 SMA線、131 R部分、132 直線部分、140 圧力センサ、150 制御回路線、160 グランド接続線、170 検出回路線、190 ポテンショメータ、200 デジタルカメラ、201 CPU、202 不揮発性メモリ、203 撮像部、204 A/D変換部、205 画像処理部、206 表示制御部、207 表示部、208 温度センサ、209 強調表示項目、210 検出部、300 触覚呈示装置、301 弾性体、312 部分、330 SMA線、331 R部分、400 携帯電話、410 筐体、420 表示パネル、440 ファンクションボタン、500 タブレット端末、510 筐体、520 表示パネル、540 ファンクションボタン

Claims (11)

  1. 基材上に設けられた弾性体と、
    前記弾性体を覆うように前記基材に設けられ、通電により収縮して前記弾性体を変形させる形状記憶合金と、
    前記形状記憶合金への前記通電を制御する制御部とを備え、
    前記形状記憶合金は、前記制御部による前記形状記憶合金への前記通電が行われない場合、少なくとも前記形状記憶合金の第1部分が前記弾性体に対して隙間を設けて配置され、前記制御部による前記形状記憶合金への前記通電が行われた場合、少なくとも前記形状記憶合金の前記第1部分とは異なる第2部分が前記弾性体の押圧される部分に接触する電子機器
  2. 前記形状記憶合金の前記第2部分は、前記形状記憶合金のうち、曲率が一番大きい部分である請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記形状記憶合金は、前記弾性体の押圧される部分の変形量のうち、前記弾性体が押圧される方向に沿う成分量の方が、前記弾性体に押圧される方向に直交する成分量よりも大きくなるように前記弾性体を変形させる請求項1または2に記載の電子機器
  4. 前記形状記憶合金の第1先端部と、前記第1先端部とは異なる第2先端部は、前記基材に固定され、
    前記弾性体は、前記基材に固定された前記第1先端部と前記第2先端部との間に設置される請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記弾性体の押圧される部分は、前記弾性体のうち曲率が一番大きい部分である請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記弾性体は、前記形状記憶合金に向かって凸形状を成す請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器
  7. 前記形状記憶合金は、保護カバーにより被覆されている請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器
  8. 前記形状記憶合金は、前記通電された場合、前記第1部分と前記弾性体との前記隙間が小さくなる請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器
  9. 前記弾性体へのユーザの押圧操作を検出する検出部をさらに備える請求項1から8のいずれか1項に記載の電子機器
  10. 前記弾性体と前記形状記憶合金との組を複数隣接させて配列し、隣接する前記弾性体は一体的に形成された請求項1から9のいずれか1項に記載の電子機器
  11. 情報を表示する表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記表示部に表示された前記情報に基づいて、前記形状記憶合金に通電する請求項1から10のいずれか1項に記載の電子機器
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