JP2010136190A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1範囲を第1解像度で表す第1再生画像と、第1範囲より狭い第2範囲を精細な第2解像度で表す第2再生画像とを適切に表示する電子カメラを提供すること。
【解決手段】電子カメラ1は、被写体像の撮像を繰り返して画像データを逐次出力する撮像素子12と、画像を表示する表示手段17と、画像データに基づく再生画像であって、被写体像の第1範囲を第1解像度で表す第1再生画像と、第1範囲に含まれ該第1範囲より狭い第2範囲を第1解像度より精細な第2解像度で表す第2再生画像とを表示手段17にともに表示させる表示制御手段20と、第1再生画像の更新表示間隔と第2再生画像の更新表示間隔とを撮影状態に応じて異ならせるように撮像素子12および表示制御手段20をそれぞれ制御する更新間隔制御手段20とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子カメラに関する。
撮像素子で撮像されている画像をスルー画像として表示パネルに表示するとともに、該スルー画像の一部を拡大した副画像を表示中の画像に重ねて表示する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−124521号公報
しかしながら、上記従来技術には、拡大前の画像と拡大画像とを、どのような解像度で表すのかという点について言及されていない。一般に、撮像素子からのスルー画像表示のためのデータ読み出しは、表示パネルの表示画素数に応じた画素密度で読み出される。したがって、撮像素子が有する画素数より表示パネルの表示画素数が少ない場合には、表示パネルに表示される画像の解像度は撮像素子の画素密度より低いものとなる。この場合、スルー画像の一部を電子的に拡大しても、副画像の解像度は撮像素子の画素密度より低いままである。
本発明による電子カメラは、被写体像の撮像を繰り返して画像データを逐次出力する撮像素子と、画像を表示する表示手段と、画像データに基づく再生画像であって、被写体像の第1範囲を第1解像度で表す第1再生画像と、第1範囲に含まれ該第1範囲より狭い第2範囲を第1解像度より精細な第2解像度で表す第2再生画像とを表示手段にともに表示させる表示制御手段と、第1再生画像の更新表示間隔と第2再生画像の更新表示間隔とを撮影状態に応じて異ならせるように撮像素子および表示制御手段をそれぞれ制御する更新間隔制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1範囲を第1解像度で表す第1再生画像と、第1範囲より狭い第2範囲を精細な第2解像度で表す第2再生画像とを適切に表示できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラ1の構成例を説明するブロック図である。図1において、電子カメラ1は、撮影光学系11と、撮像素子12と、AFE(Analog front end)回路13と、画像処理回路14と、スピーカ駆動回路15と、スピーカ16と、LCDモニタ17と、RAM18と、フラッシュメモリ19と、CPU20と、メモリカードインターフェース(I/F)21と、操作部材22と、タイミングジェネレータ(TG)23とを備える。
CPU20、RAM18、フラッシュメモリ19、メモリカードインターフェース21、画像処理回路14、スピーカ駆動回路15およびLCDモニタ17は、それぞれがバス24を介して接続されている。
撮影光学系11は、ズームレンズやフォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成され、被写体像を撮像素子12の受光面に結像させる。なお、図1を簡単にするため、撮影光学系11を単レンズとして図示している。
TG23は、CPU20から送出される指示に応じて所定のタイミング信号を発生し、撮像素子12、AFE回路13、画像処理回路14へそれぞれのタイミング信号を供給する。タイミング信号によって撮像素子12等が駆動制御されることにより、撮像素子12による撮像タイミングや撮像素子12からのアナログ画像信号の読み出しタイミングが制御される。
撮像素子12は、受光素子が受光面に二次元配列されたCCDイメージセンサ、またはCMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子12は、撮影光学系11を通過した光束による被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。アナログ画像信号は、AFE回路13に入力される。
AFE回路13は、アナログ画像信号に対して相関二重サンプリングやゲイン調整などのアナログ処理を行うとともに、アナログ処理後の画像信号をデジタル画像データに変換する。デジタル画像データは画像処理回路14に入力される。画像処理回路14は、デジタル画像データに対して各種の画像処理(色補間処理、階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス調整処理、画像圧縮処理、画像伸張処理など)を施す。
スピーカ駆動回路15は、CPU20から送出された音声データに基づいて、たとえば操作音、注意音、音声メッセージなどの音声再生信号を生成する。スピーカ16は、音声再生信号に基づいて音声再生を行う。
LCDモニタ17は液晶パネルによって構成され、CPU20からの指示に応じて画像や操作メニュー画面などを表示する。RAM18はCPU20のワークメモリとして使用される。また、RAM18は、後述する静止画像データや画像処理回路14による画像処理の前工程や後工程でのデジタル画像データを一時的に記憶する。フラッシュメモリ19は、CPU20に実行させるプログラムを記憶する。
CPU20は、フラッシュメモリ19が記憶するプログラムを実行することによって電子カメラ1が行う動作を統括的に制御する。CPU20は、AF(オートフォーカス)動作制御や、自動露出(AE)演算も行う。AF動作は、たとえば、スルー画像のコントラスト情報に基づいてフォーカシングレンズ(不図示)の合焦位置を求めるコントラスト検出方式を用いる。スルー画像は、撮影指示前に撮像素子12によって所定の時間間隔(フレームレート)(たとえば10コマ/毎秒〜30コマ/毎秒)で繰り返し取得されるモニタ用画像のことをいう。ライブビュー画像とも呼ばれる。「コマ/毎秒」は「fps(フレーム/sec)」と記載してもよい。
メモリカードインターフェース21はコネクタ(不図示)を有し、該コネクタにメモリカードなどの記憶媒体51が接続される。メモリカードインターフェース21は、接続された記憶媒体51に対するデータの書き込みや、記憶媒体51からのデータの読み込みを行う。記憶媒体51は、半導体メモリを内蔵したメモリカード、またはハードディスクドライブなどで構成される。
操作部材22は、後述するレリーズボタン22a、ズームスイッチ22b 22c、十字スイッチ22g、メニュースイッチ22eなどを含む。操作部材22は、ファンクション操作やメニュー選択操作など、各操作に応じた操作信号をCPU20へ送出する。
図2は、電子カメラ1の背面図である。電子カメラ1の背面には、LCDモニタ17と、ズームスイッチ22b(T)と、ズームスイッチ22c(W)と、ファンクション(F)スイッチ22dと、メニュースイッチ22eと、削除スイッチ22fと、十字スイッチ22gと、OKスイッチ22hとが設けられている。
電子カメラ1のCPU20は、撮影モード時に上述したスルー画像(ライブビュー画像)をLCDモニタ17に表示させる。図3は、スルー画像を表示するLCDモニタ17の表示画面を例示する図である。LCDモニタ17は、メイン表示領域17aと、3つのサブ表示領域17b〜17dとに画像を表示することが可能に表示制御される。3つのサブ表示領域は、上から第1サブ表示領域17b、第2サブ表示領域17c、および第3サブ表示領域17dと呼ぶことにする。なお、表示画面の表示形態としては、メイン表示領域17aとサブ表示領域17b〜17dを表示領域別に表示位置を分離して表示する図3の形態に限られるものではない。たとえば、サブ表示領域17b〜17dを、メイン表示領域17aの上に重ねて表示(重畳表示)する形態であってもよい。
図3に例示するように、CPU20は通常、LCDモニタ17のメイン表示領域17aにスルー画像31(撮影画面全体のスルー画像である全体スルー画像)を表示させる。そして、スルー画像(全体スルー画像)の中の一部分を高精細に表示させるための拡大操作が行われた場合には、メイン表示領域17aに表示させていたスルー画像31を縮小処理したスルー画像31B(縮小された全体スルー画像)を第1サブ表示領域17bに表示させるとともに、スルー画像31のうちマーク32を含む所定範囲について、解像度がスルー画像31より高い高精細なスルー画像131B(部分的に拡大表示されたスルー画像である拡大スルー画像)を新たに取得してメイン表示領域17aに表示させる(図4、図5)。
なお本実施形態では、カメラのオートフォーカス機能が働いている場合において、マーク32は、そのオートフォーカス機能によって合焦させるべき被写体を特定(指定)するためのAFエリアマークとしても機能するものである。更に本実施形態では、カメラは、このマーク32によって特定(指定)されている被写体を主要被写体として認識するように構成されているものとする。
本実施形態の電子カメラ1は、このようなスルー画像表示のための制御に特徴を有するので、以降の説明は、スルー画像表示のためにCPU20が行う処理を中心に説明する。電子カメラ1のCPU20は、不図示のメインスイッチがオン操作されると、メイン処理を行うためのプログラムを起動する。図6は、メイン処理の流れを説明するフローチャートである。図6のステップS101において、CPU20は、撮像素子12にスルー画像の撮像を開始させ、取得された画像データに基づくスルー画像をLCDモニタ17に表示させてステップS102へ進む(図3)。
図3に例示するスルー画像31は、撮像素子12から、後述する間引き読み出し方式によって読み出された画素のデータのうち、LCDモニタ17のメイン表示領域17aにおける表示画素数に応じて画素密度変換(後述)されたデータに基づいて表示されたものである。したがって、撮像素子12が有する画素数に比べてメイン表示領域17aにおける表示画素数が少ない場合には、スルー画像31の解像度を低くするようにデータ読み出し時の間引き率が設定される。なお、撮像素子12が30コマ/毎秒(30fps)で撮像を繰り返す場合、スルー画像31が30コマ/毎秒(30fps)で表示される。
ここで、画素密度変換処理について述べる。LCD17の表示画面の走査形式に規定される画素数よりも、撮像素子12の読み出し画素数が多い場合には、その走査形式の規定よりも高い画素密度で画像情報が生成されてしまう。そこで、この画素密度の高い画像情報を表示画面の走査形式に合わせた画素密度まで低減する処理のことを画素密度変換処理という。
ステップS102において、CPU20は、拡大表示領域の位置を設定する操作が行われたか否かを判定する。CPU20は、たとえば、ファンクションスイッチ22dの押下操作を示す信号が操作部材22から入力された場合、ステップS102を肯定判定してステップS103へ進む。CPU20は、ファンクションスイッチ22dの押下操作を示す信号が入力されない場合には、ステップS102を否定判定してステップS110へ進む。
ステップS103において、CPU20は拡大表示領域の位置情報を受け付ける。具体的には、図3に例示するマーク32をスルー画像31に重ねて表示させた上で、十字スイッチ22gからの操作信号を待つ。CPU20は、たとえば、十字スイッチ22gの右方向操作を示す信号を操作部材22から受けた場合、当該操作信号に応じてスルー画像31に重ね表示しているマーク32の位置を画面右の方向へ移動させる。同様に、十字スイッチ22gの下方向操作を示す信号を操作部材22から受けた場合、当該操作信号に応じてスルー画像31に重ね表示しているマーク32の位置を画面下の方向へ移動させる。マーク32の中心は、拡大表示領域の中心位置に対応する。
ステップS104において、CPU20は、拡大操作が行われたか否かを判定する。CPU20は、ズームスイッチ(T)22bの押下操作を示す信号が操作部材22から入力された場合、ステップS104を肯定判定してステップS105へ進む。CPU20は、ズームスイッチ(T)22bの押下操作を示す信号が入力されない場合には、ステップS104を否定判定してステップS110へ進む。
ステップS105において、CPU20は、撮影シーン内に存在する被写体(特にマーク32で指定されている主要被写体)に動きがあるか否かを判定する。具体的には、スルー画像31のうちマーク32を含む所定範囲について、前フレームと当該フレームとの間の対応するデータからフレーム間で共通する被写体の動きベクトル(被写体の動きの速さや方向)を求め、該動きベクトルから被写体のずれ量を算出する。CPU20は、ずれ量が所定値より大きい場合にステップS105を肯定判定してステップS106へ進み、ずれ量が所定値以下の場合にはステップS105を否定判定してステップS107へ進む。なお、前フレームと当該フレームとの間でスルー画像31の全範囲に対応するデータから、フレーム間で共通する被写体の動きベクトルを求めるようにしても構わない。
<動きありを判定した場合>
ステップS106において、CPU20はTG23へ指示を送り、拡大表示領域に対応する全画素読み出し方式(後述)の撮像レート(フレームレート)を10コマ/毎秒(10fps)に設定するとともに、全画面領域に対応する間引き読み出し方式(後述)の撮像レート(フレームレート)を30コマ/毎秒(30fps)に設定してステップS108へ進む。
<動きなしを判定した場合>
また、CPU20は、ステップS107においてTG23へ指示を送り、拡大表示領域に対応する全画素読み出し方式(後述)の撮像レート(フレームレート)を30コマ/毎秒(30fps)に設定するとともに、全画面領域に対応する間引き読み出し方式(後述)の撮像レート(フレームレート)を10コマ/毎秒(10fps)に設定してステップS108へ進む。
<2画面表示>
ステップS108において、CPU20は図4、図5に例示したように、マーク132Bを含む所定範囲の高精細スルー画像131Bをメイン表示領域17a(メイン画面)に表示させるとともに、縮小処理を施した縮小スルー画像31Bを第1サブ表示領域17b(サブ画面)に表示させる。
高精細スルー画像131Bは、スルー画像31(図3)のうちマーク32を含む所定範囲について、解像度が高い高精細な画像データとして新しく取得したものである。つまり、マーク32に対応する所定範囲の撮像素子12の全画素からデータを読み出し(全画素読み出し方式)、そのデータをLCDモニタ17のメイン表示領域17aにおける表示画素数に応じて画素密度変換したデータとして表示されたものである。高精細スルー画像(拡大スルー画像)131Bの解像度は、間引きしない場合(全画素読み出しの場合)に一番高くなる。なお、変形例として、高精細スルー画像131B用のデータを読み出すには、全画素読み出し方式ではなく間引き読み出し方式としてもよいが、その場合の間引き率は、スルー画像(全体スルー画像)31用の画像データを読み出す場合の間引き率より低いものにしておく。
また、マーク32に対応する所定範囲に撮像素子12が有する画素数と、メイン表示領域17aにおける表示画素数とが一致する場合には、データ読み出し時の画素密度変換処理は行わない。このようにして、マーク132Bを含む範囲がメイン表示領域17aに拡大表示される。高精細スルー画像131Bに重ねて表示するマーク132Bは、後述する縮小スルー画像31Bに重ね表示しているマーク32Bに対応する。
縮小スルー画像31B(縮小された全体スルー画像)は、スルー画像31(図3)(全体スルー画像)を構成するデータを間引くなどして縮小処理することにより、メイン表示領域17aにおける表示画素数から第1サブ表示領域17bにおける表示画素数へデータ数を減じたものである。縮小スルー画像31Bに重ね表示するマーク32Bは、スルー画像31に重ね表示していたマーク32に対応する。
ここで、図7を用いて、縮小スルー画像31Bと高精細スルー画像131Bとを読み出すときの撮像素子12の読み出し方式について説明する。
図7(a)は、スルー画像31B(全体スルー画像)を読み出す際に行われる、間引き読み出し方式の説明図である。撮像素子12の読み出しラインのうち、たとえば1/3ずつ間引きながら読み出されている(図中、斜線部が読み出しライン)。
一方、高精細スルー画像131B(拡大スルー画像)を読み出す際には、図7(b)に示すように、拡大エリア部分(マーク32(図3)を含む周辺領域)の全画素が読み出される(図7(b)の斜線部が読み出しライン)。この図7(b)の手法が、全画素読み出し方式である。
図6のステップS109において、CPU20は、拡大終了操作が行われたか否かを判定する。CPU20は、ズームスイッチ(W)22cの押下操作を示す信号が操作部材22から入力された場合、ステップS109を肯定判定してステップS110へ進む。CPU20は、ズームスイッチ(W)22cの押下操作を示す信号が入力されない場合には、ステップS109を否定判定してステップS105へ戻る。ステップS105へ戻る場合は上述した処理を繰り返す。
ステップS110において、CPU20は拡大表示を終了し、図3の表示画面に戻してステップS111へ進む。
ステップS111において、CPU20は、レリーズ操作が行われたか否かを判定する。CPU20は、レリーズボタン22aの全押し操作を示す信号が入力された場合、ステップS110を1定判定してステップS112へ進む。CPU20は、レリーズボタン22aの全押し操作を示す信号が入力されない場合、ステップS111を否定判定してステップS101へ戻る。
ステップS112において、CPU20は、撮像素子12に撮影用の撮像処理を行わせてステップS113へ進む。スルー画像の場合と異なり、撮像素子12が有する全画素のデータを読み出す。CPU20は、撮像処理で取得した画像データに基づいて、たとえば、画像データおよび撮影情報を含むExif形式の画像ファイルを生成する。Exif形式の画像ファイルは、JPEG画像フォーマットの画像データ内にサムネイル画像や撮影情報などのデータを埋め込むようにしたものである。
ステップS113において、CPU20は、画像ファイルを記憶媒体51へ記録して図6による処理を終了する。
電子カメラ1が行う撮像および表示のタイミング例を以下に説明する。
<拡大表示しない場合>
図3に例示した画像をLCDモニタ17に表示する場合、CPU20は撮像素子12にスルー画像31(全体スルー画像)のみを撮像させる。この場合の電子カメラ1は、30コマ/毎秒でスルー画像表示を更新するように、全画面領域に対応する間引き読み出し方式の読み出しレートが30fpsに設定される。つまり、1/30秒の間に撮像素子12に対するデータ読み出し領域をセットし、撮像素子12にスルー画像31用の撮像を行わせ、読み出した画像データに基づくスルー画像31をLCDモニタ17のメイン表示領域17aに表示させる。
<被写体の動きなしと判定した場合の拡大表示>
図4は、主要被写体としての「鳥(このときは木に止まっている)」を含む撮影シーンであって、縮小された全体スルー画31Bをサブ表示領域17bに表示し、全体スルー画31Bの中の一部(鳥が写っている領域)32Bをメイン表示領域17aを使って拡大表示している状態である。この図4に例示した画面、即ち撮影シーン内の被写体(主要被写体の鳥)の動きが小さい状態の撮影シーンをLCDモニタ17に表示する場合、CPU20は撮像素子12によって縮小スルー画像31B(縮小された全体スルー画像)、および高精細スルー画像131B(拡大スルー画像)を以下のタイミングで撮像させる(図8)。
本実施形態では、異なる2つの動作タイミング(制御方法)について、それぞれ図8(a)、(b)として記載する。
図8(a)に記載の制御方法によれば、縮小スルー画像31Bの撮像および表示を1/10秒の間に1回行い(10fps)、縮小スルー画像31BをLCDモニタ17の第1サブ表示領域17bに表示させたまま、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を次の1/10秒の間に3回行う(30fps)。つまり、図8(a)において前半の1/10秒の間に、撮像素子12に対するデータ読み出し領域のセット、撮像素子12による縮小スルー画像31B用の撮像、および読み出した画像データに基づく縮小スルー画像31BをLCDモニタ17のサブ表示領域17bへ表示する一連の動作を行う。
そして、図8(a)の後半の1/10秒の間に、撮像素子12に対するデータ読み出し領域のセット、撮像素子12による高精細スルー画像131B用の撮像、および読み出した画像データに基づく高精細スルー画像131BをLCDモニタ17のメイン表示領域17aへ表示する一連の動作を、1/30秒単位で3回繰り返す。
つまり図8(a)に示した制御の場合には、全体スルー画像31Bと拡大スルー画像131Bとのフレームレート(10fps:30fps)の比率は、1:3となる。
一方、図8(b)に記載の制御方法によれば、縮小スルー画像31Bの撮像および表示を1/10秒の間に1回行い(10fps)、縮小スルー画像31BをLCDモニタ17の第1サブ表示領域17bに表示させたまま、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を次の1/10秒の間に1回行う(10fps)。つまり、図8(b)において前半の1/10秒の間に、撮像素子12に対するデータ読み出し領域のセット、撮像素子12による縮小スルー画像31B用の撮像、および読み出した画像データに基づく縮小スルー画像31BをLCDモニタ17のサブ表示領域17bへ表示する一連の動作を行う。
そして、図8(b)の後半の1/10秒の間に、撮像素子12に対するデータ読み出し領域のセット、撮像素子12による高精細スルー画像131B用の撮像、および読み出した画像データに基づく高精細スルー画像131BをLCDモニタ17のメイン表示領域17aへ表示する一連の動作を1回行う。
つまり図8(b)に示した制御の場合には、全体スルー画像31Bと拡大スルー画像131Bとのフレームレート(10fps:10fps)の比率は、1:1となる。
被写体の動きがない場合には、何れのスルー画像31B,131Bも、フレームレートを上げずとも、被写体をフレームから見失う虞がないので、図8(b)のような制御を許容しうる。
なお、被写体の動きがないときには、全体的にフレームレートを下げるようにしても良い。例えば図8(a),(b)において10fpsで制御している部分を、それよりも遅いフレームレート(例えば8fpsや6fpsなど)で動作せしめるように構成しても良い。更には被写体の動きの無い時間の継続時間に応じて(動きなしの継続時間が長くなればなるほど)、全体的にフレームレートを徐々に下げていくように制御するようにしても良い。
<被写体の動きありと判定した場合の拡大表示>
図5は、図4では木に止まっていた主要被写体としての「鳥」が飛び立った直後の撮影シーンであって、縮小された全体スルー画31Bをサブ表示領域17bに表示し、全体スルー画31Bの中の一部(今まで鳥が写っていた領域)32Bをメイン表示領域17aを使って拡大表示している状態である。この図5に例示した画面、即ち撮影シーン内の被写体(主要被写体の鳥)の動きが所定の大きさよりも大きい状態の撮影シーンをLCDモニタ17に表示する場合、CPU20は撮像素子12によって縮小スルー画像(全体スルー画像)31B、および高精細スルー画像(拡大スルー画像)131Bを以下のタイミングで撮像させる(図9)。
図9によれば、縮小スルー画像31Bの撮像および表示を1/10秒の間に3回行い(30fps)、縮小スルー画像31BをLCDモニタ17の第1サブ表示領域17bに表示させたまま、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を次の1/10秒の間に1回行う(10fps)。つまり、図9において前半の1/10秒の間に、撮像素子12に対するデータ読み出し領域のセット、撮像素子12による縮小スルー画像31B用の撮像、および読み出した画像データに基づく縮小スルー画像31BをLCDモニタ17のサブ表示領域17bへ表示する一連の動作を、1/30秒単位で3回繰り返す。
そして、図9の後半の1/10秒の間に、撮像素子12に対するデータ読み出し領域のセット、撮像素子12による高精細スルー画像131B用の撮像、および読み出した画像データに基づく高精細スルー画像131BをLCDモニタ17のメイン表示領域17aへ表示する一連の動作を行う。
つまり図9に示した制御の場合には、全体スルー画像31Bと拡大スルー画像131Bとのフレームレート(30fps:10fps)の比率は、3:1となる。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1は、被写体像の撮像を繰り返して画像データを逐次出力する撮像素子12と、画像を表示するLCDモニタ17と、画像データに基づく再生画像であって、被写体像の第1範囲を第1解像度で表す縮小スルー画像31Bと、第1範囲に含まれ該第1範囲より狭い第2範囲を第1解像度より精細な第2解像度で表す高精細スルー画像131BとをともにLCDモニタ17で表示させ、縮小スルー画像31Bの更新表示間隔と高精細スルー画像131Bの更新表示間隔とを撮影状態に応じて異ならせるように撮像素子12およびCPU20をそれぞれ制御する。これにより、画像を異なる解像度でリアルタイムに確認できる上に、一方の更新表示間隔を他方より遅くすることで、双方を同じ更新表示間隔に制御する場合と比べて、消費電力や処理の負担を低減できる。
(2)CPU20は、縮小スルー画像31Bの前後するフレーム間で共通する被写体に対応する画像データに基づいて得られる被写体の動き情報に応じて更新表示間隔を異ならせるようにしたので、動く被写体が表示範囲から外れないように更新表示間隔を制御することも可能になる。
(3)CPU20は、被写体の動きが所定値より大きいと判定した場合に縮小スルー画像31Bの更新表示間隔を高精細スルー画像131Bの更新表示間隔より相対的に狭く(相対的にフレームレートを上げる)制御することによって、表示範囲(視野)が広い縮小スルー画像31Bのフレームレートを相対的に高められるので、動いてる被写体がフレーム(視野)内のどこに存在するかを、遅滞無く(リアルタイムで)捉えて表示することができる。
(4)CPU20は、被写体の動きが所定値以下と判定した場合に縮小スルー画像31Bの更新表示間隔と高精細スルー画像131Bの更新表示間隔との比率を、動きありの場合の比率とは異なる比率にした。例えば、表示範囲が狭い高精細スルー画像131Bのフレームレートを相対的に上げる(速くする)よう制御すれば、動きが少ない被写体の微妙な変化をリアルタイムに捉えて表示することができる。また縮小スルー画像31B、高精細スルー画像131Bともに、同様な遅いフレームレートで表示せしめる制御をすれば、消費電力を低減を行うことができる。
(5)拡大表示が指示された場合に上記(1)を行うので、拡大表示が指示される前から複数の解像度の再生画像を表示させる場合に比べて、消費電力や処理の負担を低減できる。
(6)拡大表示中に拡大処理の終了が指示された場合には、スルー画像31のみを更新表示するようにしたので、拡大表示の終了が指示された後も複数の解像度の再生画像をともに表示させる場合に比べて、消費電力や処理の負担を低減できる。
(7)縮小スルー画像31Bに重ねて高精細スルー画像131Bの位置を示すマーク32Bを表示させるようにしたので、どの領域を高精細に表示しているかをわかりやすく示せる。
(8)高精細スルー画像131Bに重ねてマーク132Bを表示させるようにしたので、縮小スルー画像31Bにおけるマーク32Bとの間で対比しやすくなる。
(変形例1)
以上の説明では、ユーザーによる十字スイッチ22gの操作に基づいてマーク32(図3)の表示位置を移動させ、マーク32の位置に基づいて拡大表示時(図4、図5)の高精細スルー画像131Bの中心位置(すなわち拡大領域)を決定するようにした。図4(または図5)に例示した拡大表示中は、ユーザーが十字スイッチ22gを操作することにより、拡大領域をさらに移動させる(すなわち、高精細スルー画像131Bをスクロールする)。この代わりに、図4(または図5)に例示した拡大表示中に、ステップS105で算出された動きベクトルに基づいて、移動した被写体を含むように拡大領域を自動的に移動させる構成にしてもよい。このように被写体を追尾して高精細スルー画像131Bをスクロールさせることで、動く被写体を拡大範囲に自動的に含めることができる。
(変形例2)
動きなしを判定した場合の拡大表示において、フレームレートをさらに低下させてもよい。たとえば、動きなし判定が所定時間継続された場合のCPU20は、縮小スルー画像31Bの撮像および表示を1/8秒の間に1回行い(8fps)、縮小スルー画像31BをLCDモニタ17の第1サブ表示領域17bに表示させたまま、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を次の1/8秒の間に3回行う(24fps)。
(変形例3)
変形例2とは反対に、動きありを判定した場合の拡大表示において、フレームレートをさらに上昇させてもよい。たとえば、動きあり判定が所定時間継続された場合のCPU20は、縮小スルー画像31Bの撮像および表示を1/20秒の間に1回行い(20fps)、縮小スルー画像31BをLCDモニタ17の第1サブ表示領域17bに表示させたまま、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を次の1/20秒の間に3回行う(60fps)。
(変形例4)
また、上述した説明では、動きなしを判定した場合の拡大表示において、縮小スルー画像31Bの撮像および表示を行うフレームレートと、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を行うフレームレートとの比を1:3にする例を説明した。例示した比に限らず、1:2〜1:10の間で適宜変更して構わない。
(変形例5)
さらにまた、上述した説明では、動きありを判定した場合の拡大表示において、縮小スルー画像31Bの撮像および表示を行うフレームレートと、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を行うフレームレートとの比を3:1にする例を説明した。例示した比に限らず、2:1〜10:1の間で適宜変更して構わない。
(変形例6)
被写体の動きのあり/なし判定結果に応じて縮小スルー画像31Bの撮像および表示を行うフレームレートと、高精細スルー画像131Bの撮像および表示を行うフレームレートとを変化させる代わりに、電子カメラ1に設定された撮影モードに応じてフレームレートを変化させる構成にしてもよい。CPU20は、操作部材22を構成する撮影モードダイヤルからの操作信号が、「スポーツモード」および「キッズモード」への設定を指示する場合、上記「被写体の動きあり」を判定した場合と同様のフレームレートを設定する。一方、CPU20は、操作部材22を構成する撮影モードダイヤルからの操作信号が、「風景モード」、「ポートレートモード」および「マクロモード」への設定を指示する場合、上記「被写体の動きなし」を判定した場合と同様のフレームレートを設定する。
変形例6によれば、被写体が動く可能性が高い場合に、動きがある被写体の撮影に適した設定(縮小スルー画像31Bの撮像および表示のフレームレートを、高精細スルー画像131Bの撮像および表示のフレームレートより高くする)へ自動的に変更することができる。反対に、被写体が動く可能性が低い場合に、動きがない被写体の撮影に適した設定(高精細スルー画像131Bの撮像および表示のフレームレートを、縮小スルー画像31Bの撮像および表示のフレームレートより高くする)へ自動的に変更することができる。
(変形例7)
上述の実施形態に加えて更に、CPU20が次の述べる処理を行うようにしても良い、図5にて既述した如く、メイン表示領域17aに高精細スルー画像131B(拡大スルー画像)を表示し、サブ表示領域17bに縮小スルー画像31B(縮小された全体スルー画像)が表示されているときに、主要被写体(エリア32Bの鳥)に動きが検出されると、縮小された全体スルー画像31Bを縮小処理前の全体スルー画像31にすると共にそのスルー画像31をメイン表示領域17aへ表示するよう表示エリアを切り替える(この場合、拡大スルー画像131Bは縮小処理されてサブ表示領域17bに表示されることになる)。そして既述したように、全体スルー画像31のフレームレートの方を拡大スルー画像131Bのフレームレートよりも相対的に上げるように撮像フレームレートを制御する(図9に示した撮像方法で撮像した画像を表示する)。このように、被写体に動きがあったときには、なるべく大きな表示画面で観察した方が、ユーザーにとって被写体の動きを視認し易く且つ被写体の動きをフレーム内に捉え続けやすくなり、シャッターチャンスを逃す虞が少なくなるという利点がある。
なお、主要被写体が静止している(あるいは動きが小さい)と判断した場合には、図4にて既述したように、拡大スルー画像をメイン表示領域17aに(全体スルー画像をサブ表示領域17bに)表示しつつ、図8に示した撮像方法で撮像した画像を表示するようにすれば良い。
更に、上記変形例6においても本変形例と同様の考えを適用し、撮影モードが「スポーツモード」および「キッズモード」に設定されたときには、上記「被写体の動きあり」を判定した場合と同様に、メイン表示領域17aに全体スルー画像31を(サブ表示領域17bに縮小処理された拡大スルー画像を)表示させるようにしても良い。一方、撮影モードが「風景モード」、「ポートレートモード」および「マクロモード」に設定されたときには、上記「被写体の動きなし」を判定した場合と同様に、メイン表示領域17aに拡大スルー画像を(サブ表示領域17bに縮小処理された全体スルー画像を)表示させるようにしてもよい。
(変形例8)
上記の説明では、3つのサブ表示領域17b〜17dのうちサブ表示領域17bを用いる例を説明したが、サブ表示領域17cを用いてもサブ表示領域17dを用いてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態による電子カメラ1の構成例を説明するブロック図である。 電子カメラの背面図である。 LCDモニタの表示画面を例示する図である。 LCDモニタの表示画面を例示する図である。 LCDモニタの表示画面を例示する図である。 メイン処理の流れを説明するフローチャートである。 (a)はスルー画像を読み出す際の説明図である。(b)は高精細スルー画像を読み出す際の説明図である。 縮小スルー画像および高精細スルー画像の撮像タイミングを説明するタイムチャートである。 縮小スルー画像および高精細スルー画像の撮像タイミングを説明するタイムチャートである。
符号の説明
1…電子カメラ
12…撮像素子
13…AFE回路
14…画像処理回路
17…LCDモニタ
18…RAM
19…フラッシュメモリ
20…CPU
22…操作部材
23…TG

Claims (13)

  1. 被写体像の撮像を繰り返して画像データを逐次出力する撮像素子と、
    画像を表示する表示手段と、
    前記画像データに基づく再生画像であって、前記被写体像の第1範囲を第1解像度で表す第1再生画像と、前記第1範囲に含まれ該第1範囲より狭い第2範囲を前記第1解像度より精細な第2解像度で表す第2再生画像とを前記表示手段にともに表示させる表示制御手段と、
    前記第1再生画像の更新表示間隔と前記第2再生画像の更新表示間隔との相対的な比率を、撮影状態に応じて異ならせるように前記撮像素子および前記表示制御手段をそれぞれ制御する更新間隔制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記更新間隔制御手段は、前記第1再生画像の前後するフレーム間で共通する被写体に対応する画像データに基づいて得られる被写体の動き情報に応じて前記更新表示間隔を異ならせることを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記更新間隔制御手段は、前記被写体の動きが所定値より大きいと判定した場合に前記第1再生画像の更新表示間隔を前記第2再生画像の更新表示間隔より相対的に狭く制御することを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    前記更新間隔制御手段は、前記被写体の動きが所定値以下と判定した場合には、前記第1再生画像の更新表示間隔と前記第2再生画像の更新表示間隔との比率を、前記所定値より大きいと判定した場合に制御される比率とは異なる比率に制御することを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記更新間隔制御手段は、設定されている撮影モードに応じて前記更新表示間隔を異ならせることを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項5に記載の電子カメラにおいて、
    前記更新間隔制御手段は、前記撮影モードがスポーツシーンを撮影するモードの場合に、前記第1再生画像の更新表示間隔を前記第2再生画像の更新表示間隔より相対的に狭く制御することを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項6に記載の電子カメラにおいて、
    前記更新間隔制御手段は、前記撮影モードがポートレート撮影、風景撮影およびマクロ撮影するモードの場合には、前記第1再生画像の更新表示間隔と前記第2再生画像の更新表示間隔との比率を、前記スポーツシーン撮影モードのときに制御された比率とは異なる比率に制御することを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    拡大表示の開始または終了を指示するための操作部材をさらに備え、
    前記操作部材から前記拡大表示の開始を指示する信号が送出された場合、前記表示制御手段が前記第1再生画像と前記第2再生画像とを前記表示手段にともに表示させることを特徴とする電子カメラ。
  9. 請求項8に記載の電子カメラにおいて、
    前記操作部材から前記拡大表示の終了を指示する信号が送出された場合、前記表示制御手段が前記第1再生画像のみを前記表示手段に表示させることを特徴とする電子カメラ。
  10. 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
    前記表示手段は、第1モニター部と、該第1モニター部よりも表示面積の小さい第2モニター部とを含み、
    前記表示制御手段は、前記被写体の動きが前記所定値より大きいと判定した場合には、前記第1再生画像を前記第1モニター部へ表示し、且つ前記第2再生画像を前記第2モニター部へ表示することを特徴とする電子カメラ。
  11. 請求項4に記載の電子カメラにおいて、
    前記表示手段は、第1モニター部と、該第1モニター部よりも表示面積の小さい第2モニター部とを含み、
    前記表示制御手段は、前記被写体の動きが前記所定値以下と判定した場合には、前記第1再生画像を前記第2モニター部へ表示し、且つ前記第2再生画像を前記第1モニター部へ表示することを特徴とする電子カメラ。
  12. 請求項6に記載の電子カメラにおいて、
    前記表示手段は、第1モニター部と、該第1モニター部よりも表示面積の小さい第2モニター部とを含み、
    前記表示制御手段は、前記撮影モードが前記スポーツシーンを撮影するモードの場合には、前記第1再生画像を前記第1モニター部へ表示し、且つ前記第2再生画像を前記第2モニター部へ表示することを特徴とする電子カメラ。
  13. 請求項7に記載の電子カメラにおいて、
    前記表示手段は、第1モニター部と、該第1モニター部よりも表示面積の小さい第2モニター部とを含み、
    前記表示制御手段は、前記撮影モードが前記ポートレート撮影、前記風景撮影および前記マクロ撮影するモードの場合には、前記第1再生画像を前記第2モニター部へ表示し、且つ前記第2再生画像を前記第1モニター部へ表示することを特徴とする電子カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103870798A (zh) * 2012-12-18 2014-06-18 佳能株式会社 对象检测方法、对象检测设备以及图像拾取设备

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