JP2010135924A - 通信品質管理装置および通信品質管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送路の使用効率を向上させる通信品質管理装置を得ること。
【解決手段】受信パケットからヘッダ情報を取り出すパケット解析部2と、送達確認パケットのヘッダ情報および送達確認パケットに対応するパケットのヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出し、遅延時間に基づいて帯域幅を予測する帯域幅予測部5と、異なるネットワークに属する通信端末との全ての組み合わせを設定し、組み合わせごとに許可帯域幅を割り当てる管理部7と、許可帯域幅と予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きい組み合わせが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さい組み合わせに対応する通信に再割り当てを行い、再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継する送信制御部6を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、伝送路の使用効率を向上させる通信品質管理装置に関する。
従来、通信ネットワークの通信品質を維持するため、通信品質管理装置が用いられている。通信品質管理装置は、特定の通信端末やプロトコルに対して一定の伝送帯域幅を割り当て、割り当てた帯域幅を超える通信を抑制する。通信品質管理装置において、TCP(Transmission Control Protocol)などのEnd-to-Endの送達確認を行うプロトコルを適用した場合、遅延時間が大きいと送達確認までの時間が増大することによりスループットが低下し、割り当てた帯域幅を使いきることが出来ない場合があった。このような問題を解決する方法として、未使用の伝送帯域幅の再割り当てを行い、伝送路の有効利用を図る方法が下記特許文献1に開示されている。
特開2004−282728号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、実際に送受信されたデータの流量を測定し、割り当てた帯域幅の設定値との差に基づいて再割り当てを行う。そのため、無線通信等において網遅延が急に変動した場合には追従できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、未使用の帯域幅を事前に予測して他の通信に再割り当てを行うことができ、かつ、状況の変化に即応可能な通信品質管理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、送達確認型の通信を行う通信端末を備えた2つのネットワークと接続し、通信端末間のパケット通信を中継する通信品質管理装置において、受信したパケットからヘッダ情報を取り出すパケット解析手段と、受信したパケットが過去に送信したパケットに対応する送達確認パケットである場合に、当該送達確認パケットから取り出したヘッダ情報および当該送達確認パケットに対応する過去に送信したパケットから取り出したヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出し、当該遅延時間に基づいて実際の通信における帯域幅を予測する帯域幅予測手段と、一方のネットワークに属する通信端末と、他方のネットワークに属する通信端末との全ての組み合わせを設定し、当該組み合わせごとに許可帯域幅を割り当てる管理手段と、前記許可帯域幅と前記予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きい組み合わせが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さい組み合わせに対応する通信に割り当てる再割り当て処理を行い、再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継する送信制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、伝送路の使用効率を向上させることが可能となる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信品質管理装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信品質管理装置を備えるシステムの構成例を示す図である。ネットワーク20,30は、通信品質管理装置10を介して接続する。ネットワーク20,30は、1つ以上のサブネットワークからなるネットワークであり、それぞれ、通信端末21,22,31〜33を備える。通信品質管理装置10は、ネットワーク20,30間で行われる通信品質を管理する装置であり、送受信部1−1,1−2と、パケット解析部2と、クロック部3と、バッファ部4と、帯域幅予測部5と、送信制御部6と、管理部7と、通信管理テーブル11と、帯域幅予測テーブル12と、帯域幅設定テーブル13と、を備える。
送受信部1−1,1−2は、それぞれネットワーク20,30と接続し、通信端末21,22および通信端末31〜33間の通信を中継するための送受信を行う。パケット解析部2は、受信したパケットから通信品質管理装置10の制御に必要な情報を抽出する。クロック部3は、パケット解析部2を通過したパケットの通過時刻を計る時計である。また、通信品質管理装置10全体の動作タイミングを生成する。バッファ部4は、受信したパケットを送信するまで一時的にわたって蓄積する。帯域幅予測部5は、パケット解析部2が抽出した情報から実際の通信における帯域幅(伝送路容量として扱い、通信における転送速度を表す)を予測する。送信制御部6は、帯域幅の再割り当てを行う。また、バッファ部4に蓄積されたパケットを、送受信部1−1,1−2を介して送信する。管理部7は、管理者が入力する設定条件に基づいて帯域幅設定テーブル13の内容を書き換える。また、通信品質管理装置10の各部を管理し、管理者が入力した設定情報を各部に伝達する。
通信管理テーブル11は、パケット解析部2が解析して抽出した情報を記録するためのテーブルである。帯域幅予測テーブル12は、帯域幅予測部5が算出した遅延時間,予測帯域幅を記録するためのテーブルである。帯域幅設定テーブル13は、送信制御部6が帯域を再割り当てするための補正値を記録するためのテーブルである。
ここで、通信品質管理装置10が行う帯域幅の再割り当て処理について、フローチャートに基づいて詳細に説明する。まず、予測帯域幅を求めるまでの処理を、図2に基づいて説明する。図2は、通信品質管理装置10が行う予測帯域幅を算出する処理を示すフローチャートである。
通信品質管理装置10では、送受信部1−1(または送受信部1−2)が、ネットワーク20(またはネットワーク30)を介して、通信端末からのパケットを受信し(ステップS1)、パケット解析部2へ転送する。つぎに、パケット解析部2は、受信したパケットが、上位プロトコルがTCPのパケットであるかどうか確認する(ステップS2)。上位プロトコルがTCPである場合(ステップS2:Yes)、つぎに、パケット解析部2は、受信したパケットが、フラグメントされていないパケットである、または、フラグメントされた先頭のパケットであるかどうか確認する(ステップS3)。フラグメントされていない、または、フラグメントされた先頭のパケットである場合(ステップS3:Yes)、パケットから必要な情報を抽出して、通信管理テーブル11に記録する(ステップS4)。
必要な情報とは、発信元IPアドレス,発信元TCPポート,宛先IPアドレス,宛先TCPポート,順序番号を意味するシーケンス番号,応答確認番号,ウィンドウサイズ,通過時刻である。これらの情報を記録したテーブルを図3に表す。図3は、通信管理テーブル11の構成例を示す図である。通信管理テーブル11は、パケット解析部2が抽出した上記8個の情報を記録したテーブルである。一例として、一番上に記録されているデータは、発信元IPアドレスが「通信端末21」、発信元TCPポートが「p1」、宛先IPアドレスが「通信端末31」、宛先TCPポートが「p3」のパケットにおいて、シーケンス番号が「s1」、応答確認番号が「r1」、ウィンドウサイズが「w1」、通過時刻が「t1」、であることを表している。パケット解析部2は、このデータを通信管理テーブル11に記録後、パケット本体を帯域幅予測部5へ転送する(ステップS5)。
つぎに、帯域幅予測部5が、受信したパケットに送達確認を意味するACKフラグがセットされているかどうか確認する(ステップS6)。ACKフラグがセットされている場合(ステップS6:Yes)、送達確認に対応するパケットの通信記録を通信管理テーブル11から抽出し、発信側遅延時間を算出する。具体的には、帯域幅予測部5は、受信したパケットの情報(発信元IPアドレス、発信元TCPポート、宛先IPアドレス、宛先TCPポート、応答確認番号)と、通信管理テーブル11に記録されている対応するパケットの通信記録(宛先IPアドレス、宛先TCPポート、発信元IPアドレス、発信元TCPポート、シーケンス番号)を照合する。
受信したACKのパケットに対応するパケットの通信記録の通過時刻と現在時刻との差分が、ACKのパケットを送信した通信端末と通信品質管理装置10との往復の遅延時間である。たとえば、ACKフラグがセットされているパケットが、通信端末21から通信端末31へ送信されたものであった場合、この遅延時間を半分にした値が、通信端末21から通信品質管理装置10への遅延時間となる。この遅延時間を、通信端末21から通信端末31への通信の発信側遅延時間として、帯域幅予測テーブル12に記録する(ステップS7)。
図4は、帯域幅予測テーブル12の構成例を示す図である。帯域幅予測テーブル12は、発信元IPアドレス,発信元TCPポート,宛先IPアドレス,宛先TCPポート,発信側遅延時間,宛先側遅延時間,遅延時間,ウィンドウサイズ,予測帯域幅、を記録したテーブルである。一例として、一番上に記録されているデータは、発信元IPアドレスが「通信端末21」、発信元TCPポートが「p1」、宛先IPアドレスが「通信端末31」、宛先TCPポートが「p3」のパケットにおいて、発信側遅延時間が「ds1」ms、宛先側遅延時間が「dd1」ms、遅延時間が「d1」ms、ウィンドウサイズが「w1」、予測帯域幅が「b1」Mbps、であることを表している。
なお、宛先側遅延時間については、発信元の通信端末と宛先の通信端末を入れ替えたときの通信に基づいて、上記発信側遅延時間と同様の計算によって求めることができる。また、既に帯域幅予測テーブルに値が記録されている場合、新しい記録に更新する。
つぎに、帯域幅予測部5が、帯域幅予測テーブル12の中のIPアドレスの組み合わせごとの記録において、「発信側遅延時間」と「宛先側遅延時間」の両方向の遅延時間を測定し、記録されているかどうか確認する(ステップS8)。両方向の遅延時間が記録されている場合(ステップS8:Yes)、「発信側遅延時間」と「宛先側遅延時間」を加算して「遅延時間」を算出し、さらに、「ウィンドウサイズ」の値を「遅延時間」で除算して「予測帯域幅」を算出する(ステップS9)。予測帯域幅とは、遅延時間およびウィンドウサイズを考慮した実際の通信において、予測される帯域幅である。
ここで、TCPにおいて、ウィンドウサイズと遅延時間と帯域幅の関係を図5に示す。帯域幅は、一度に送信するデータ量であるウィンドウサイズに比例し、遅延時間に反比例する。本実施の形態では、この関係に基づいて、ウィンドウサイズを遅延時間で除算することにより、必要な帯域幅を予測する。なお、パケット解析部2は、受信したパケットを、帯域幅予測部5の他に、バッファ部4へ転送し蓄積する(ステップS10)。帯域幅予測部5に転送されたパケットは、帯域幅予測部5で廃棄する。
なお、上記処理において、上位プロトコルがTCPでない場合(ステップS2:No)、受信したパケットが、フラグメントされていないパケットである、または、フラグメントされた先頭のパケットである、のいずれの条件も満たさない場合(ステップS3:No)、受信したパケットにACKフラグがセットされていない場合(ステップS6:No)、帯域幅予測テーブル12において「発信側遅延時間」と「宛先側遅延時間」の両方向の遅延時間が記録されていない場合(ステップS8:No)、パケット解析部2は、パケットをバッファ部4へ転送し蓄積する(ステップS10)。
以降、通信品質管理装置10は、パケットを受信するごとに上記ステップS1〜S10の処理を繰り返し実行する。
つづいて、設定した帯域幅を再割り当てするまでの処理を、図6に基づいて説明する。図6は、通信品質管理装置10が行う帯域幅を再割り当てする処理を示すフローチャートである。
通信品質管理装置10では、送信制御部6が、帯域幅設定テーブル13に記録されている「発信元IPアドレス」と「宛先IPアドレス」の組み合わせを1つ抽出する(ステップS21)。図7は、帯域幅設定テーブル13の構成例を示す図である。帯域幅設定テーブル13は、発信元IPアドレス,宛先IPアドレス,許可帯域幅,補正値,送信実績値、を記録したテーブルである。
発信元IPアドレスと宛先IPアドレスの組み合わせ、および、その組み合わせにおける許可帯域幅は、あらかじめ、システムの管理者が、管理部7を経由して設定する。発信元IPアドレスと宛先IPアドレスの組み合わせは、それぞれ異なるネットワークに属する通信端末の組み合わせとなるように設定する。許可帯域幅は、各IPアドレスの組み合わせにおける通信に割り当てられた帯域幅である。補正値は、許可帯域幅と総予測帯域幅(該当するIPアドレスの組み合わせの予測帯域幅を加算した値)の差分から算出する。送信実績値は、IPアドレスの組み合わせごとに、送信したパケットの大きさを加算し記録する。
一例として、帯域幅設定テーブル13の一番上に記録されているデータは、発信元IPアドレスが「通信端末21」、宛先IPアドレスが「通信端末31」の組み合わせにおいて、許可帯域幅が「B1」Mbps割り当てられており、補正値が「a1」Mbpsで、送信実績値が「c1」MB、であることを表している。
つぎに、送信制御部6は、動作間隔Tごとに、帯域幅予測テーブル12を検索し、IPアドレスの組み合わせの記録を抽出する(ステップS22)。つぎに、帯域幅設定テーブル13から抽出したIPアドレスの組み合わせと、帯域幅予測テーブル12から抽出したIPアドレスの組み合わせが一致するかどうか確認する(ステップS23)。一致する場合(ステップS23:Yes)、帯域幅予測テーブル12から抽出した記録に記載されている予測帯域幅を、そのIPアドレスの組み合わせにおける総予測帯域幅に加算する(ステップS24)。一致しない場合は(ステップS23:No)、上記ステップS24を省略する。
その後、送信制御部6は、帯域幅予測テーブル12の全てのIPアドレスの組み合わせを抽出したかどうか確認する(ステップS25)。帯域幅予測テーブル12の全ての組み合わせを抽出していない場合(ステップS25:No)、すべての組み合わせを抽出するまで、上記ステップS22〜S24の処理を繰り返し実行する。帯域幅予測テーブル12の全ての組み合わせを抽出した場合(ステップS25:Yes)、そのIPアドレスの組み合わせにおける許可帯域幅と総予測帯域幅を比較する(ステップS26)。許可帯域幅の方が大きい場合(ステップS26:Yes)、許可帯域幅と総予測帯域幅の差分から補正値を算出し記録する(ステップS27)。許可帯域幅の方が小さいまたは同じ場合(ステップS26:No)、補正値を「0」として記録する(ステップS28)。
その後、送信制御部6は、帯域幅設定テーブル13にある全てのIPアドレスの組み合わせについて抽出したかどうか確認する(ステップS29)。全ての組み合わせについて抽出が終了していない場合(ステップS29:No)、全ての組み合わせについて抽出が終了するまで、上記ステップS21〜S28の処理を繰り返し実行する。全ての組み合わせについて抽出が終了した場合(ステップS29:Yes)、帯域幅の再割り当てを行う(ステップS30)。再割り当ては、送信制御部6が、補正値として記録された値を加算し、補正値0のIPアドレスの組み合わせの通信に対して、各許可帯域幅の比率に応じて加算した補正値を割り当てることにより行う。
つづいて、再割り当てした帯域幅に基づいてパケットを送信する処理を、図8に基づいて説明する。図8は、通信品質管理装置10が行うパケットを送信する処理を示すフローチャートである。
通信品質管理装置10では、送信制御部6が、帯域幅設定テーブル13に記録されている「発信元IPアドレス」と「宛先IPアドレス」の組を1つ抽出する(ステップS41)。つぎに、送信制御部6が、バッファ部4を検索し、パケットを抽出する(ステップS42)。そして、送信制御部6は、抽出したパケットの「発信元IPアドレス」と「宛先IPアドレス」の組み合わせが、帯域幅設定テーブル13から抽出したIPアドレスの組み合わせと一致しているかどうか確認し(ステップS43)、一致していない場合(ステップS43:No)、バッファ部4から別のパケットを検索し抽出する(ステップS42)。一方、一致している場合(ステップS43:Yes)、抽出したパケットを送受信部1−1,1−2のいずれかを用いて送信する(ステップS44)。また、送信制御部6は、送信したパケットのサイズを、抽出したIPアドレスの組み合わせに対応する帯域幅設定テーブル13の送信実績値の欄に加算し記録する(ステップS45)。
つぎに、送信制御部6は、抽出したIPアドレスの組み合わせにおける送信実績値が、その組み合わせにおける「(許可帯域幅−補正値+再割り当て値)×動作間隔T」の値より大きいかどうか確認する(ステップS46)。送信実績値の方が小さいまたは同じ場合は(ステップS46:No)、送信実績値の方が大きくなるまで、または抽出したIPアドレスの組み合わせにおいて送信すべきパケットがなくなるまで、上記ステップS42〜S45の処理を繰り返し実行する。送信実績値の方が大きい場合(ステップS46:Yes)、送信制御部6は、帯域幅設定テーブル13の全てのIPアドレスの組み合わせについて上記ステップS41〜S46の処理を行ったかどうか確認する(ステップS47)。全てのIPアドレスの組み合わせについてこれらの処理を行っていない場合は(ステップS47:No)、全てのIPアドレスの組み合わせについて処理が行われるまで、ステップS41〜S46の処理を繰り返す実行する。一方、全てのIPアドレスの組み合わせについてこれらの処理が行われた場合は(ステップS47:Yes)、つぎに、動作間隔Tを経過しているかどうか確認する(ステップS48)。動作間隔Tを経過していない場合(ステップS48:No)、送信制御部6は、バッファ部4に残っているパケットを送信する(ステップS49)。動作間隔Tが経過している場合(ステップS48:Yes)、送信制御部6は、バッファ部4に残っているパケットを廃棄(ステップS50)して、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信品質管理装置が、IPアドレスの組み合わせごとに割り当てられた帯域幅から未使用の帯域幅を予測し、未使用の帯域幅を他のIPアドレスの組み合わせの通信に割り当てることとした。これにより、伝送路の使用効率を向上させることが可能となる。また、通信状況の変化に対して、即時に対応することが可能となる。
実施の形態2.
本実施の形態では、TCPで伝送するFTP(File Transfer Protocol)やSMTP(Simple mail Transfer Protocol)などの上位プロトコルごとに帯域幅の再割り当てを行う。以下、実施の形態1と異なる部分について説明する。
本実施の形態にかかる通信品質管理装置10は、帯域幅設定テーブル13aを備える。図9は、帯域幅設定テーブル13aの構成例を示す図である。「発信元IPアドレス」,「宛先IPアドレス」の項目を削除し、「プロトコル」の項目を備える点が、実施の形態1の帯域幅設定テーブル13と異なる。本実施の形態では、上位プロトコルごとに許可帯域幅を設定し、帯域幅の再割り当てを行う。
以下、図10および図11を用いて、実施の形態1と異なる処理について説明する。図10は、通信品質管理装置10が行う帯域幅を再割り当てする処理を示すフローチャートである。また、図11は、通信品質管理装置10が行うパケットを送信する処理を示すフローチャートである。
まず、送信制御部6が、帯域幅設定テーブル13aに記録されている「プロトコル」を1つ抽出する(ステップS21a)。つぎに、送信制御部6は、動作間隔Tごとに、帯域幅予測テーブル12を検索し、プロトコル(この場合、「発信元TCPポート」と「宛先TCPポート」を参照する)の記録を抽出する(ステップS22a)。そして、帯域幅設定テーブル13aから抽出したプロトコルと、帯域幅予測テーブル12から抽出したプロトコルが一致するかどうか確認し(ステップS23a)、一致する場合は(ステップS23a:Yes)、帯域幅予測テーブル12から抽出した記録に記載されている予測帯域幅を、そのプロトコルにおける総予測帯域幅に加算する(ステップS24)。
つぎに、送信制御部6は、帯域幅予測テーブル12の全てのプロトコルを抽出したか確認し(ステップS25a)、帯域幅予測テーブル12の全てのプロトコルを抽出していない場合は(ステップS25a:No)、すべてのプロトコルを抽出するまで、上記ステップS22a〜S24の処理を繰り返し実行する。帯域幅予測テーブル12の全てのプロトコルを抽出した場合は(ステップS25a:Yes)、そのプロトコルにおける許可帯域幅と総予測帯域幅を比較する(ステップS26)。
つぎに、送信制御部6は、帯域幅設定テーブル13aにある全てのプロトコルについて抽出したかどうか確認し(ステップS29a)、全てのプロトコルについて抽出が終了していない場合は(ステップS29a:No)、全てのプロトコルについて抽出が終了するまで、上記ステップS21a〜S28の処理を繰り返し実行する。全てのプロトコルについて抽出が終了した場合は(ステップS29a:Yes)、帯域幅の再割り当てを行う(ステップS30)。その他の処理ついては、実施の形態1と同様である。
また、本実施の形態では、送信制御部6が、帯域幅設定テーブル13aに記録されているプロトコルを1つ抽出する(ステップS41a)。送信制御部6は、抽出したパケットのプロトコルが、帯域幅設定テーブル13aから抽出したプロトコルと一致しているか確認する(ステップS43a)。また、送信制御部6は、送信したパケットのサイズを、抽出したプロトコルに対応する帯域幅設定テーブル13aの送信実績値の欄に加算し記録する(ステップS45)。
つぎに、送信制御部6は、抽出したプロトコルにおける送信実績値が、そのプロトコルにおける「(許可帯域幅−補正値+再割り当て値)×動作間隔T」の値より大きいか確認し(ステップS46)、送信実績値の方が大きい場合は(ステップS46:Yes)、帯域幅設定テーブル13aの全てのプロトコルについて上記ステップS41a〜S46の処理を行ったか確認する(ステップS47a)。全てのプロトコルについてこれらの処理を行っていない場合は(ステップS47a:No)、全てのプロトコルについてこれらの処理が行われるまで、上記ステップS41a〜S46の処理を繰り返し実行する。一方、全てのプロトコルについてこれらの処理が行われた場合は(ステップS47a:Yes)、つぎに、動作間隔Tを経過しているか確認する(ステップS48)。その他の処理ついては、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信品質管理装置が、プロトコルごとに割り当てられた帯域幅から未使用の帯域幅を予測し、未使用の帯域幅を他のプロトコルの通信に割り当てることとした。これにより、伝送路の使用効率を向上させることが可能となる。また、通信状況の変化に対して、即時に対応することが可能となる。
実施の形態3.
本実施の形態では、TCPで通信する2つのネットワークに属する通信端末と、FTPやSMTPなどの上位プロトコルの組み合わせごとに帯域幅の再割り当てを行う。以下、実施の形態1と異なる部分について説明する。
本実施の形態にかかる通信品質管理装置10は、帯域幅設定テーブル13bを備える。図12は、帯域幅設定テーブル13bの構成例を示す図である。「プロトコル」の項目をさらに備える点が、実施の形態1の帯域幅設定テーブル13と異なる。本実施の形態では、さらに、上位プロトコルを含めた組み合わせごとに許可帯域幅を設定し、帯域幅の再割り当てを行う。
以下、図13および図14を用いて、実施の形態1と異なる処理について説明する。図13は、通信品質管理装置10が行う帯域幅を再割り当てする処理を示すフローチャートである。また、図14は、通信品質管理装置10が行うパケットを送信する処理を示すフローチャートである。
まず、送信制御部6が、帯域幅設定テーブル13bに記録されている「発信元IPアドレス」,「宛先IPアドレス」,「プロトコル」の組み合わせを1つ抽出する(ステップS21b)。つぎに、送信制御部6は、動作間隔Tごとに、帯域幅予測テーブル12を検索し、IPアドレスとプロトコルの組み合わせ(この場合、「発信元IPアドレス」,「宛先IPアドレス」,「発信元TCPポート」,「宛先TCPポート」を参照する)の記録を抽出する(ステップS22b)。そして、帯域幅設定テーブル13bから抽出したIPアドレスとプロトコルの組み合わせと、帯域幅予測テーブル12から抽出したIPアドレスとプロトコルの組み合わせが一致するかどうか確認し(ステップS23b)、一致する場合は(ステップS23b:Yes)、帯域幅予測テーブル12から抽出した記録に記載されている予測帯域幅を、そのIPアドレスとプロトコルの組み合わせにおける総予測帯域幅に加算する(ステップS24)。
つぎに、送信制御部6は、帯域幅予測テーブル12の全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせを抽出したか確認し(ステップS25b)、帯域幅予測テーブル12の全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせを抽出していない場合は(ステップS25b:No)、すべてのIPアドレスとプロトコルの組み合わせを抽出するまで、上記ステップS22b〜S24の処理を繰り返し実行する。帯域幅予測テーブル12の全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせを抽出した場合は(ステップS25b:Yes)、そのIPアドレスとプロトコルの組み合わせにおける許可帯域幅と総予測帯域幅を比較する(ステップS26)。
つぎに、送信制御部6は、帯域幅設定テーブル13bにある全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについて抽出したかどうか確認し(ステップS29b)、全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについて抽出が終了していない場合は(ステップS29b:No)、全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについて抽出が終了するまで、上記ステップS21b〜S28の処理を繰り返し実行する。全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについて抽出が終了した場合は(ステップS29b:Yes)、帯域幅の再割り当てを行う(ステップS30)。その他の処理ついては、実施の形態1と同様である。
また、本実施の形態では、送信制御部6が、帯域幅設定テーブル13bに記録されているIPアドレスとプロトコルの組み合わせを1つ抽出する(ステップS41b)。送信制御部6は、抽出したパケットのIPアドレスとプロトコルの組み合わせが、帯域幅設定テーブル13bから抽出したIPアドレスとプロトコルの組み合わせと一致しているか確認する(ステップS43b)。また、送信制御部6は、送信したパケットのサイズを、抽出したIPアドレスとプロトコルの組み合わせに対応する帯域幅設定テーブル13bの送信実績値の欄に加算し記録する(ステップS45)。
つぎに、送信制御部6は、抽出したIPアドレスとプロトコルの組み合わせにおける送信実績値が、その組み合わせにおける「(許可帯域幅−補正値+再割り当て値)×動作間隔T」の値より大きいか確認し(ステップS46)、送信実績値の方が大きい場合は(ステップS46:Yes)、帯域幅設定テーブル13bの全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについて上記ステップS41b〜S46の処理を行ったか確認する(ステップS47b)。全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについてこれらの処理を行っていない場合は(ステップS47b:No)、全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについてこれらの処理が行われるまで、上記ステップS41b〜S46の処理を繰り返し実行する。一方、全てのIPアドレスとプロトコルの組み合わせについてこれらの処理が行われた場合は(ステップS47b:Yes)、つぎに、動作間隔Tを経過しているか確認する(ステップS48)。その他の処理については、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、通信品質管理装置が、IPアドレスと上位プロトコルの組み合わせごとに割り当てた帯域幅から未使用の帯域幅を予測し、未使用の帯域幅を他のIPアドレスとプロトコルの組み合わせの通信に割り当てることとした。これにより、伝送路の使用効率を向上させることが可能となる。また、通信状況の変化に対して、即時に対応することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる通信品質管理装置は、ネットワークの通信品質管理を行う装置として有用であり、特に、通信環境が変動する通信システムに適している。
通信品質管理装置を備えるシステムの構成例を示す図である。 予測帯域幅を算出する処理を示すフローチャートである。 通信管理テーブルの構成例を示す図である。 帯域幅予測テーブルの構成例を示す図である。 ウィンドウサイズと遅延時間と帯域幅の関係を示す図である。 帯域幅を再割り当てする処理を示すフローチャートである。 帯域幅設定テーブルの構成例を示す図である。 パケットを送信する処理を示すフローチャートである。 帯域幅設定テーブルの構成例を示す図である。 帯域幅を再割り当てする処理を示すフローチャートである。 パケットを送信する処理を示すフローチャートである。 帯域幅設定テーブルの構成例を示す図である。 帯域幅を再割り当てする処理を示すフローチャートである。 パケットを送信する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−1,1−2 送受信部
2 パケット解析部
3 クロック部
4 バッファ部
5 帯域幅予測部
6 送信制御部
7 管理部
10 通信品質管理装置
11 通信管理テーブル
12 帯域幅予測テーブル
13,13a,13b 帯域幅設定テーブル
20,30 ネットワーク
21,22,31,32,33 通信端末

Claims (6)

  1. 送達確認型の通信を行う通信端末を備えた2つのネットワークと接続し、通信端末間のパケット通信を中継する通信品質管理装置において、
    受信したパケットからヘッダ情報を取り出すパケット解析手段と、
    受信したパケットが過去に送信したパケットに対応する送達確認パケットである場合に、当該送達確認パケットから取り出したヘッダ情報および当該送達確認パケットに対応する過去に送信したパケットから取り出したヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出し、当該遅延時間に基づいて実際の通信における帯域幅を予測する帯域幅予測手段と、
    一方のネットワークに属する通信端末と、他方のネットワークに属する通信端末との全ての組み合わせを設定し、当該組み合わせごとに許可帯域幅を割り当てる管理手段と、
    前記許可帯域幅と前記予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きい組み合わせが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さい組み合わせに対応する通信に割り当てる再割り当て処理を行い、再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継する送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信品質管理装置。
  2. 送達確認型の通信を行う通信端末を備えた2つのネットワークと接続し、通信端末間のパケット通信を中継する通信品質管理装置において、
    受信したパケットからヘッダ情報を取り出すパケット解析手段と、
    受信したパケットが過去に送信したパケットに対応する送達確認パケットである場合に、当該送達確認パケットから取り出したヘッダ情報および当該送達確認パケットに対応する過去に送信したパケットから取り出したヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出し、当該遅延時間に基づいて実際の通信における帯域幅を予測する帯域幅予測手段と、
    通信端末間のパケット通信のプロトコルごとに許可帯域幅を割り当てる管理手段と、
    前記許可帯域幅と前記予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きいプロトコルが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さいプロトコルに対応する通信に割り当てる再割り当て処理を行い、再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継する送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信品質管理装置。
  3. 送達確認型の通信を行う通信端末を備えた2つのネットワークと接続し、通信端末間のパケット通信を中継する通信品質管理装置において、
    受信したパケットからヘッダ情報を取り出すパケット解析手段と、
    受信したパケットが過去に送信したパケットに対応する送達確認パケットである場合に、当該送達確認パケットから取り出したヘッダ情報および当該送達確認パケットに対応する過去に送信したパケットから取り出したヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出し、当該遅延時間に基づいて実際の通信における帯域幅を予測する帯域幅予測手段と、
    一方のネットワークに属する通信端末と、他方のネットワークに属する通信端末との全ての組み合わせを設定し、さらに、当該各組み合わせとパケット通信のプロトコルとの全ての組み合わせを設定し、当該パケット通信のプロトコルとの組み合わせごとに許可帯域幅を割り当てる管理手段と、
    前記許可帯域幅と前記予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きい組み合わせが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さい組み合わせに対応する通信に割り当てる再割り当て処理を行い、再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継する送信制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信品質管理装置。
  4. 送達確認型の通信を行う通信端末を備えた2つのネットワークと接続しかつ通信端末間のパケット通信を中継する通信品質管理装置、における通信品質管理方法であって、
    受信したパケットからヘッダ情報を抽出するヘッダ抽出ステップと、
    受信したパケットが過去に送信したパケットに対応する送達確認パケットである場合に、当該送達確認パケットから取り出したヘッダ情報および当該送達確認パケットに対応する過去に送信したパケットから取り出したヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出する遅延時間算出ステップと、
    前記遅延時間に基づいて実際の通信における帯域幅を予測する帯域幅予測ステップと、
    一方のネットワークに属する通信端末と、他方のネットワークに属する通信端末との全ての組み合わせを設定し、当該組み合わせごとに許可帯域幅を割り当てる許可帯域幅割り当てステップと、
    前記許可帯域幅と前記予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きい組み合わせが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さい組み合わせに対応する通信に割り当てる再割り当て処理を行う帯域幅再割り当てステップと、
    再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継するパケット送信ステップと、
    を含むことを特徴とする通信品質管理方法。
  5. 送達確認型の通信を行う通信端末を備えた2つのネットワークと接続しかつ通信端末間のパケット通信を中継する通信品質管理装置、における通信品質管理方法であって、
    受信したパケットからヘッダ情報を抽出するヘッダ抽出ステップと、
    受信したパケットが過去に送信したパケットに対応する送達確認パケットである場合に、当該送達確認パケットから取り出したヘッダ情報および当該送達確認パケットに対応する過去に送信したパケットから取り出したヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出する遅延時間算出ステップと、
    前記遅延時間に基づいて実際の通信における帯域幅を予測する帯域幅予測ステップと、
    通信端末間のパケット通信のプロトコルごとに許可帯域幅を割り当てる許可帯域幅割り当てステップと、
    前記許可帯域幅と前記予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きいプロトコルが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さいプロトコルに対応する通信に割り当てる再割り当て処理を行う帯域幅再割り当てステップと、
    再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継するパケット送信ステップと、
    を含むことを特徴とする通信品質管理方法。
  6. 送達確認型の通信を行う通信端末を備えた2つのネットワークと接続しかつ通信端末間のパケット通信を中継する通信品質管理装置、における通信品質管理方法であって、
    受信したパケットからヘッダ情報を抽出するヘッダ抽出ステップと、
    受信したパケットが過去に送信したパケットに対応する送達確認パケットである場合に、当該送達確認パケットから取り出したヘッダ情報および当該送達確認パケットに対応する過去に送信したパケットから取り出したヘッダ情報に基づいて、送達確認パケットの送信元通信端末との間の遅延時間を算出する遅延時間算出ステップと、
    前記遅延時間に基づいて実際の通信における帯域幅を予測する帯域幅予測ステップと、
    一方のネットワークに属する通信端末と、他方のネットワークに属する通信端末との全ての組み合わせを設定し、さらに、当該各組み合わせとパケット通信のプロトコルとの全ての組み合わせを設定し、当該パケット通信のプロトコルとの組み合わせごとに許可帯域幅を割り当てる許可帯域幅割り当てステップと、
    前記許可帯域幅と前記予測される帯域幅を比較し、許可帯域幅の方が大きい組み合わせが存在する場合、当該許可帯域幅から前記予測される帯域幅を引いた差分を、許可帯域幅の方が小さい組み合わせに対応する通信に割り当てる再割り当て処理を行う帯域幅再割り当てステップと、
    再割り当て後の帯域幅に基づいて通信端末間のパケット通信を中継するパケット送信ステップと、
    を含むことを特徴とする通信品質管理方法。
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