JP2010135093A - インバータ検査用の端子接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータ2の検査時に、端子30に容易に接続でき、かつ端子30が傷つく等のダメージを防止でき、接触抵抗を小さくすることが可能な端子接続装置1を提供する。
【解決手段】半導体モジュール3と、冷却管4とが交互に複数個、積層されるとともに、複数個の半導体モジュール3から各々突出する端子30が同一方向を向くよう構成されたインバータ2に通電して検査する際に用いるインバータ検査用の端子接続装置1である。端子接続装置1は、端子30を挟持することにより端子30と電気的に接続可能に形成された接続部10が、所定間隔をおいて複数個、隣接配置された接続部集合体11をなし、接続部集合体11がインバータ2に対して一体的に相対移動可能に構成されるとともに、全ての端子30と接続部10とがそれぞれ接続するよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータの検査時において、インバータの端子に容易に接続できる端子接続装置に関する。
従来から、電気自動車やハイブリッドカー等の車両に搭載されるインバータが知られている。このインバータは、車両に搭載された直流電源の電力を交流へ変換するためのもので、インバータにより得られた交流電力を使って交流モータ等を駆動し、車両を走行させる(下記特許文献1)。
インバータは、パワーMOS等の半導体モジュールと、冷却管とを交互に積層した構造を有している。パワーMOSには大電流が流れるため発熱量が多く、この発熱を冷却管により冷却している。インバータを製造し、出荷する際には、冷却管による冷却性能が所定の基準を満たしているか否か検査する必要がある。
図10は、従来のインバータ90の冷却性能を検査する時における、端子92の接続構造を示したものである。図示するごとく、2個の半導体モジュール91a,91bが配置され、その半導体モジュール91a,91bから突出する端子92を接続するために、銅板93a〜93cが取り付けられている。半導体モジュール91a,91bには大電流を流すため、銅板93a〜93cと端子92との接触抵抗を小さくする必要がある。そのため、螺子94を使って強い力で銅板93a〜93cを締め付けている。銅板93を取付けた後、図の矢印に示す方向に電流を流して、半導体モジュール91を発熱させる。
検査時には全ての半導体モジュールを同時に発熱させる必要があるため、積層配置されている他の半導体モジュール(図示しない)にも同時に銅板を取り付ける必要がある。1個のインバータが有する端子は例えば50個程度にもなり、これら全ての端子に銅板を取付ける必要がある。
特開2008−206345号公報
ところが、上記インバータ90の検査工程では、銅板93を手作業で取り付けているので、取り付け時に端子が曲がったり傷が付いたりする問題がある。また、作業性が悪いという問題がある。特に、インバータ90がケース(図示しない)に入れられた状態で検査を行うため、狭いスペース内で螺子止め作業をしなくてはならず、作業にかかる労力が大きいという問題がある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、インバータの検査時に、端子に容易に接続でき、かつ端子が傷つく等のダメージを防止でき、接触抵抗を小さくすることが可能な端子接続装置を提供することを課題とする。
本発明は、封止部材内に半導体素子が封止され、該半導体素子に導通する端子が上記封止部材から突出する形に形成された半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷却管とが交互に複数個、積層されるとともに、複数個の上記半導体モジュールから各々突出する上記端子が同一方向を向くよう構成されたインバータに通電して検査する際に用いるインバータ検査用の端子接続装置であって、
上記端子を挟持することにより該端子と電気的に接続可能に形成された接続部が、所定間隔をおいて複数個、隣接配置された接続部集合体をなし、該接続部集合体が上記インバータに対して一体的に相対移動可能に構成されているとともに、該接続部集合体を上記インバータに接近させることによって全ての上記端子に対して上記接続部を接続位置に配置できるよう構成されていることを特徴とするインバータ検査用の端子接続装置にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
本発明は、インバータの端子を挟持することにより該端子と電気的に接続可能な接続部を備える。そして、この接続部が所定間隔をおいて複数個、隣接配置された接続部集合体をなしている。接続部集合体はインバータに対して一体的に相対移動可能に構成されており、接続部集合体をインバータに接近させることによって、全ての端子に対して接続部を接続位置に配置できるようになっている。
この構成によると、全ての端子に対して接続部を一括して接続できるようになる。そのため従来のように、個々の端子に個別に銅板等を接続し、螺子止めする作業が必要なくなり、作業工数を低減することが可能となる。また、螺子止め時に端子が傷付いたり曲がったりする不具合を防止できる。さらに、個々の端子を強い力で挟持できるので、端子と接続部との接触抵抗を小さくすることができる。インバータの検査時には大電流を流すため、上述のように接触抵抗を小さくできれば、発熱ロスを抑制することも可能となる。
以上のごとく、本発明によれば、インバータの検査時に、端子に容易に接続でき、かつ端子が傷つく等のダメージを防止でき、接触抵抗を小さくすることが可能な端子接続装置を提供することができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明(請求項1)において、上記接続部は、絶縁板と、上記端子の挿入方向中間位置に設けられた支点にて上記絶縁板に対して回動可能に支持されるとともに、該支点から上記端子の挿入方向後端側に向かうほど上記絶縁板との間隔が広がる形状の楔入部が形成された、導電性材料からなる電極と、上記楔入部に挿入される楔と、該楔を動かす駆動機構と、を備え、上記電極は、上記駆動機構によって上記楔が上記楔入部に挿入されることにより、先端側にて上記絶縁板との間が閉じて上記端子を挟持するよう構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記楔入部に楔を入れることにより、電極と絶縁板が閉じ、端子を挟持することが可能な構成となっている。全ての接続部に楔を同時に入れることにより、全ての端子を一括して接続することができる。また、楔を入れる力を使って端子を強くクランプできるため、電極と端子との接触抵抗を小さくすることが可能である。
また、上記接続部は、絶縁板と、導電性材料からなる電極と、アクチュエータとを備え、上記電極は、上記絶縁板との間が開いて上記端子を挿入可能となる開位置と、上記アクチュエータにより押圧されることにより上記絶縁板と上記電極とで上記端子を挟持する閉位置との間で移動可能に構成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、複数個ある接続部を、アクチュエータを使って一度に開閉できるため、全ての端子を一括して接続することが可能である。また、アクチュエータの力を強くすれば、電極と端子との接触抵抗を小さくすることができる。なお、アクチュエータとしては、例えばエアシリンダを採用することができる。
また、上記接続部集合体は、上記半導体モジュールの積層方向に移動可能に構成されていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、端子の積層位置誤差に追従することが可能になる。すなわち、インバータは上述したように半導体モジュールと冷却管とを積層した構造を有しているため、半導体モジュールおよび冷却管の厚さばらつきにより、製品ごとに端子の位置がずれる問題がある。そのため、接続部集合体を積層方向に移動可能に構成すれば、検査をする際に、接続部集合体を端子の位置に合わせて調節できるため、端子の接続を行いやすくなる。
また、上記インバータの検査は、上記端子に所定の電流を流すことにより全ての上記半導体モジュールを発熱させるとともに、上記冷却管に冷媒を流すことにより該半導体モジュールを冷却し、該半導体モジュールの温度を測定して上記冷却管による冷却性能を検査するものであることが好ましい(請求項5)。
この場合には、本発明による効果が特に大きい。すなわち、インバータの冷却性能検査では半導体モジュールに特に大きな電流を流し、各半導体モジュールを発熱させる。この際、上記端子接続装置を用いて接続すれば、端子と接続部とを挟持して、接触抵抗を小さくできるため、その接触抵抗による電力ロスを低減することができ、冷却性能検査を精度よく行うことが可能となる。
なお、冷却性能検査では、全ての半導体モジュールに一度に電流を流す。そして、冷却管に水等の冷媒を流して半導体モジュールを冷却する。半導体モジュールには温度センサが設けられており、その測定した温度から後述する熱抵抗値を算出する。この熱抵抗値が予め定められた値を超えた場合に、不良品であると判断される。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる端子接続装置につき、図1〜図7を用いて説明する。
図1に示すごとく、本例は、インバータ2に通電して検査する際に用いるインバータ検査用の端子接続装置1である。インバータ2は、図2に示すごとく、封止部材31内に半導体素子が封止され、その半導体素子に導通する端子30が封止部材31から突出する形に形成された半導体モジュール3を備える。この半導体モジュール3と、冷却管4とが交互に複数個、積層されるとともに、複数個の半導体モジュール3から各々突出する端子30が同一方向を向くよう構成されている。
また、図1に示すごとく、端子30を挟持することにより端子30と電気的に接続可能に形成された接続部10が、所定間隔をおいて複数個、隣接配置された接続部集合体11をなし、接続部集合体11がインバータ2に対して一体的に相対移動可能に構成されているとともに、接続部集合体11をインバータ2に接近させることによって全ての端子30に対して接続部10を接続位置に配置できるよう構成されている。
インバータ2についてさらに詳細に説明する。図2に示すごとく、個々の冷却管4は連結部材40によって連結されている。また、導入口41と導出口42を備える。半導体モジュール3に電流を流すと発熱するため、水等の冷媒wを導入口41から導入して、半導体モジュール3を冷却する。
封止部材31は四辺形板状に形成されており、この封止部材31の主面に冷却管4が密着している。また、半導体モジュール3は、直流端子30aと交流端子30bの2個の端子30を備える。図2に示すごとく、半導体モジュール3を2列に配置し、外側に直流端子30aが位置し、内側に交流端子30bが位置するようにしてある。
図3は、ケース20を取付けたインバータ2の斜視図である。このように、インバータ2は、ケース20を取付けた状態で検査が行われる。
図4は、車両に搭載されたインバータ2およびその周辺部品の回路図である。図示するごとく、車両には直流電源70と、コンバータ71、インバータ2、三相交流モータ72が搭載されている。直流電源70の直流電圧をコンバータ71にて昇圧する。そして、昇圧した電圧が半導体モジュール3a,3bの直流端子30aに印加される。半導体モジュール3はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であり、各々のゲート端子が図示しない制御回路に接続されている。そしてIGBTをオンオフ制御することにより、交流端子30bから交流電力を出力する。この交流電力により、三相交流モータ72を駆動する。
一方、図5に示すごとく、インバータ2の検査では、ケース20の開口部200から接続部集合体11を入れ、全ての端子30に接続部10を接続させる。接続部10の拡大図を図6に示す。
図示するごとく、接続部10は、絶縁板5と、導電性材料からなる電極6を備える。この電極6は、端子30の挿入方向中間位置に設けられた支点60にて絶縁板5に対して回動可能に支持されるとともに、支点60から端子30の挿入方向後端側63に向かうほど絶縁板5との間隔が広がる形状の楔入部8が形成されている。また、楔入部8に挿入される楔7と、該楔7を動かす駆動機構(図示しない)と、を備える。電極6は、駆動機構によって楔7が楔入部8に挿入されることにより、先端62側にて絶縁板5との間が閉じて端子30を挟持するよう構成されている。
すなわち、図6(A)に示すごとく、楔7を押さないとスプリング61の力により電極6が開き、端子30を受入可能な状態となる。端子30が入った後、楔7を押して、端子30を挟持する。
図7に、接続部10および半導体モジュール3の正面図を示す。図示するごとく、接続部10の電極6は第1電極6a、第2電極6b、第3電極6cの3個の電極から構成されている。第1電極6aおよび第3電極6cは、半導体モジュール3の直流端子30aに接続される。また、第2電極6bは、2個の交流端子30bに接続される。接続した後、全ての半導体モジュール3をオンにし、第1電極6aから第3電極6cへ電流を流して、全ての半導体モジュール3を均等に発熱させる。そして、冷却管4に冷媒を流すことにより半導体モジュール3を冷却し、半導体モジュール3の温度を測定して冷却管4による冷却性能を検査する。
例えば、個々の半導体モジュール3が数百Wの電力を消費するように一定の電流を流す。そして、冷却管に所定温度の冷媒を流し、半導体モジュール3内に設けられた温度センサにより温度を測定する。測定した温度をt(℃)とし、消費電力をQ(W)とした場合、以下に示す熱抵抗値を算出する。
熱抵抗値=t/Q
この熱抵抗値が、予め定められた規格を超えた場合は、不良品として判定される。
なお、本例では、接続部10と端子30との間に存在する接触抵抗により消費される電力が、例えば1W以下となるように、挟持する力を調節している。
また、本例では、図1に示すごとく、接続部集合体11は、半導体モジュール3の積層方向Xに移動可能に構成されている。
次に、本例の端子接続装置1の作用効果について説明する。
本例の端子接続装置1は、図1、図6に示すごとく、インバータ2の端子30を挟持することにより該端子30と電気的に接続可能な接続部10を備える。そして、この接続部10が所定間隔をおいて複数個、隣接配置された接続部集合体11をなしている。接続部集合体11はインバータ2に対して一体的に相対移動可能に構成されており、接続部集合体11をインバータ2に接近させることによって全ての端子30に対して接続部10を接続位置に配置できるようになっている。
この構成によると、全ての端子30に対して接続部10を一括して接続できるようになる。そのため従来のように、個々の端子30に個別に銅板等を接続し、螺子止めする作業が必要なくなり、作業工数を低減することが可能となる。また、螺子止め時に端子30が傷付いたり曲がったりする不具合を防止できる。さらに、個々の端子30を強い力で挟持できるので、端子30と接続部10との接触抵抗を小さくすることができる。インバータ2の検査時には大電流を流すため、上述のように接触抵抗を小さくできれば、発熱ロスを抑制することも可能となる。
また、本例では、図6に示すごとく、楔入部8に楔7を入れることにより、電極6と絶縁板5が閉じ、端子30を挟持することが可能な構成となっている。
全ての接続部10に楔7を同時に入れることにより、全ての端子30を一括して接続することができる。また、楔7を入れる力を使って端子30を強くクランプできるため、電極6と端子30との接触抵抗を小さくすることが可能である。
また、本例の端子接続装置1は、全ての半導体モジュール3に電流を流して発熱させ、冷却管4に冷媒を流して半導体モジュール3を冷却するとともに、その冷却管4による冷却性能を検査する際に、インバータ2の端子30との電気的接続をとるために用いられる。
この場合、本例による効果が特に大きい。すなわち、インバータ2の冷却性能検査では半導体モジュール3に特に大きな電流を流し、各半導体モジュール3を発熱させる。この際、上記端子接続装置1を用いて接続すれば、端子30と接続部10とを挟持して、接触抵抗を小さくできるため、その接触抵抗による電力ロスを低減することができ、冷却性能検査を精度よく行うことが可能となる。
また、本例では、接続部集合体11は、半導体モジュール3の積層方向に移動可能に構成されている。
この場合には、端子30の積層位置誤差に追従することが可能になる。すなわち、インバータ2は上述したように半導体モジュール3と冷却管4とを積層した構造を有しているため、半導体モジュール3および冷却管4の厚さばらつきにより、製品ごとに端子30の位置がずれる問題がある。そのため、接続部集合体11を積層方向に移動可能に構成すれば、検査をする際に、接続部集合体11を端子30の位置に合わせて調節できるため、端子30の接続を行いやすくなる。
以上のごとく、本発明によれば、インバータ2の検査時に、端子30に容易に接続でき、かつ端子30が傷つく等のダメージを防止でき、接触抵抗を小さくすることが可能な端子接続装置1を提供することができる。
(実施例2)
本例は、接続部10の構造を変えた例である。図8に示すごとく、本例の接続部10は、絶縁板5aと、導電性材料からなる電極6と、アクチュエータ(図示しない)とを備える。電極6は、絶縁板5aとの間が開いて端子30を挿入可能となる開位置と、アクチュエータにより押圧されることにより絶縁板5aと電極6とで端子30を挟持する閉位置との間で移動可能に構成されている。
より詳しくは、本例では、アクチュエータとしてエアシリンダが使用されている。絶縁板5は第1絶縁板5aと第2絶縁板5bとの2枚からなり、第2絶縁板5bの一部に電極6が設けられている。また、可動シャフト81を備えており、エアシリンダの力により、第2絶縁板5bが可動シャフト81に沿って移動する。これにより、電極6と第1絶縁板5aとの間が閉じ、端子30が挟持される。
なお、接続部10にはリターンバネ80が設けられており、エアシリンダの力を解除すると、リターンバネ80の弾性力により、第2絶縁板5bが第1絶縁板5aから離れるようになっている。
その他、実施例1と同様の構成を備える。
上記構成にすると、複数個ある接続部10を、アクチュエータを使って一度に開閉できるため、全ての端子30を一括して接続することが可能である。また、アクチュエータの力を強くすれば、電極6と端子30との接触抵抗を小さくすることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、接続部10の形状を変えた例である。図9に示すごとく、本例の接続部10は、絶縁板5と、該絶縁板5に設けられ、相対向するように配置された第1電極6Aおよび第2電極6Bとを備える。そして、これら第1電極6Aと第2電極極6Bとは、先端部64に向かうほど互いの間隔が広がる形状に形成されている。また、各電極6A,6Bは弾性力により、中央部65にて互いに押し合うようになっている。
その他、実施例1と同様の構成を有する。
端子30を接続する際には、上記先端部64から端子30を挿入する。これにより、2個の電極6A,6Bの弾性力によって端子30が挟持され、電気的に接続することが可能となる。また、先端部64が広がっているので、端子30を入れやすい。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
実施例1における、インバータおよび端子接続装置の要部拡大図。 実施例1における、インバータの斜視図。 実施例1における、ケースに入れられたインバータの斜視図。 実施例1における、インバータの回路図。 実施例1における、インバータおよび端子接続装置の側面図。 実施例1における、端子および接続部の(A)楔を入れる前(B)楔を入れた後の拡大図。 実施例1における、半導体モジュールおよび接続部の正面図。 実施例2における、インバータおよび端子接続装置の部分拡大図。 実施例3における、インバータおよび端子接続装置の部分拡大図。 従来例における、インバータ検査時の端子接続構造を示す図。
符号の説明
1 端子接続装置
10 接続部
11 接続部集合体
2 インバータ
3 半導体モジュール
30 端子
31 封止部材
4 冷却管
5 絶縁板
6 電極
7 楔

Claims (5)

  1. 封止部材内に半導体素子が封止され、該半導体素子に導通する端子が上記封止部材から突出する形に形成された半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷却管とが交互に複数個、積層されるとともに、複数個の上記半導体モジュールから各々突出する上記端子が同一方向を向くよう構成されたインバータに通電して検査する際に用いるインバータ検査用の端子接続装置であって、
    上記端子を挟持することにより該端子と電気的に接続可能に形成された接続部が、所定間隔をおいて複数個、隣接配置された接続部集合体をなし、該接続部集合体が上記インバータに対して一体的に相対移動可能に構成されているとともに、該接続部集合体を上記インバータに接近させることによって全ての上記端子に対して上記接続部を接続位置に配置できるよう構成されていることを特徴とするインバータ検査用の端子接続装置。
  2. 請求項1において、上記接続部は、絶縁板と、上記端子の挿入方向中間位置に設けられた支点にて上記絶縁板に対して回動可能に支持されるとともに、該支点から上記端子の挿入方向後端側に向かうほど上記絶縁板との間隔が広がる形状の楔入部が形成された、導電性材料からなる電極と、上記楔入部に挿入される楔と、該楔を動かす駆動機構と、を備え、上記電極は、上記駆動機構によって上記楔が上記楔入部に挿入されることにより、先端側にて上記絶縁板との間が閉じて上記端子を挟持するよう構成されていることを特徴とするインバータ検査用の端子接続装置。
  3. 請求項1において、上記接続部は、絶縁板と、導電性材料からなる電極と、アクチュエータとを備え、上記電極は、上記絶縁板との間が開いて上記端子を挿入可能となる開位置と、上記アクチュエータにより押圧されることにより上記絶縁板と上記電極とで上記端子を挟持する閉位置との間で移動可能に構成されていることを特徴とする端子接続装置。
  4. 請求項1〜請求項3において、上記接続部集合体は、上記半導体モジュールの積層方向に移動可能に構成されていることを特徴とするインバータ検査用の端子接続装置。
  5. 請求項1〜請求項4において、上記インバータの検査は、上記端子に所定の電流を流すことにより全ての上記半導体モジュールを発熱させるとともに、上記冷却管に冷媒を流すことにより該半導体モジュールを冷却し、該半導体モジュールの温度を測定して上記冷却管による冷却性能を検査するものであることを特徴とするインバータ検査用の端子接続装置。
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