JP2010134167A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ベルト110の回転方向の上流側に該中間転写ベルトと接触させて設けられる張架ローラ201と対向ローラ(支持ローラ、バックアップローラ)200との間に掛け渡される無端ベルト状の導電性フィルムFで形成され、中間転写ベルトに導電性フィルムが接触するように設けられる除電手段(除電装置M1)と、除電手段を形成する無端ベルト状の導電性フィルムの内側表面に接触して設けられ、当該導電性フィルムの一部の領域を中間転写ベルト側に押圧する押圧手段(板状部材300)とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
画像形成装置として、各色成分のトナー像を中間転写ベルト上に順次一次転写し、この中間転写ベルト上に重ね合わされたトナー像を画像記録媒体としての印刷用紙に二次転写するものが知られている。
ここで、二次転写を行う二次転写装置としては、例えば中間転写ベルトのトナー像保持面に接触して配置される二次転写ローラと、中間転写ベルトを挟んで二次転写ローラに対向配置されるバックアップローラと、これら二次転写ローラおよびバックアップローラを介して二次転写バイアスを印加するバイアス印加装置とを備えたものが広く用いられている。
上記のような構成を備える画像形成装置において、印刷用紙に転写された画像中に魚のうろこ状の画質欠陥(うろこ状ディフェクト)の発生を抑制するようにしたものが提案されている。
例えば、特開2004−333521号公報には、転写ベルトの内側でバックアップローラを支持ローラの1つとして二次転写プレニップ部の転写ベルトの裏面を除電ベルトで除電させる画像形成装置が開示されている。
特開2004−333521号公報
本発明は、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る画像形成装置は、トナー像を保持する像保持体と、前記像保持体に対向させて設けられる中間転写ベルトと、前記像保持体上のトナー像を前記中間転写ベルトに一次転写する一次転写手段と、前記中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写手段として、前記中間転写ベルトのトナー像保持面に対して接触配置される転写ローラと、前記転写ローラに対向して前記中間転写ベルトと接触させて設けられる対向ローラと、前記中間転写ベルトの回転方向の上流側に該中間転写ベルトと接触させて設けられる張架ローラと前記対向ローラとの間に掛け渡される無端ベルト状の導電性フィルムで形成され、前記中間転写ベルトに前記導電性フィルムが接触するように設けられる除電手段と、前記除電手段を形成する無端ベルト状の導電性フィルムの内側表面に接触して設けられ、当該導電性フィルムの一部の領域を前記中間転写ベルト側に押圧する押圧手段とを有することを特徴とする。
請求項2の発明に係る画像形成装置は、請求項1に記載の発明について、前記押圧手段は、板状部材で構成されることを特徴とする。
請求項3の発明に係る画像形成装置は、請求項2に記載の発明について、前記板状部材の上流側および下流側の端部は、折り曲げまたは湾曲されていることを特徴とする。
請求項4の発明に係る画像形成装置は、請求項2または請求項3の何れかに記載の発明について、前記板状部材の前記導電性フィルムの内側表面との接触部は、湾曲されていることを特徴とする。
請求項5の発明に係る画像形成装置は、請求項1に記載の発明について、前記押圧手段は、前記導電性フィルムの内側表面と接触して回転可能なローラ部材で構成されることを特徴とする。
請求項6の発明に係る画像形成装置は、請求項1から請求項5の何れかに記載の発明について、前記押圧手段は、前記中間転写ベルトに対して前記記録媒体の先端部が突入する位置を少なくとも含む領域に設けられることを特徴とする。
請求項7の発明に係る画像形成装置は、請求項1から請求項5の何れかに記載の発明について、前記押圧手段は、前記中間転写ベルトに対して前記記録媒体の先端部が突入する位置よりも上流側の領域に設けられることを特徴とする。
請求項8の発明に係る画像形成装置は、請求項1から請求項5の何れかに記載の発明について、前記張架ローラは、前記対向ローラと離間する方向に付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする。
請求項9の発明に係る画像形成装置は、請求項1から請求項8の何れかに記載の発明について、前記除電手段を形成する無端ベルト状の導電性フィルムの体積抵抗率は、10〜1013Ω・cmであることを特徴とする。
請求項10の発明に係る画像形成装置は、請求項1から請求項9の何れかに記載の発明について、前記除電手段は、電気的に接地されていることを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、除電手段を形成する無端ベルト状の導電性フィルムと中間転写ベルトとの密着性を高めることにより、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、簡易な構成でうろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、摺動負荷を低減することができ、導電性フィルムと中間転写ベルトとの接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、摺動負荷をより低減することができ、導電性フィルムと中間転写ベルトとの接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、摺動負荷をより低減することができ、導電性フィルムと中間転写ベルトとの接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、導電性フィルムと中間転写ベルトとの密着性を適度に高めて、うろこ状ディフェクトの発生を一層効果的に抑制することができる。
請求項7に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、導電性フィルムと中間転写ベルトとの密着性を適度に高めて、うろこ状ディフェクトの発生を一層効果的に抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、導電性フィルムと中間転写ベルトとの接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、放電の発生を有効に防止して、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができる。
請求項10に記載の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、放電の発生を有効に防止して、うろこ状ディフェクトの発生をより効果的に抑制することができる。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1から図5を参照して、本発明についての第1の実施の形態に係る画像形成装置PR1について説明する。
第1の実施の形態に係る画像形成装置PR1は、少なくとも、画像情報に応じた静電潜像を形成する像保持体と、前記像保持体に形成された静電潜像を色剤としてのトナーによってトナー像として可視化する現像手段と、前記像保持体上に形成されたトナー像が一次転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトに前記トナー像を一次転写する一次転写手段と、中間転写ベルトに一次転写されたトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写手段とを備え、前記一次転写手段として、前記中間転写ベルトの内周面側に、前述の一次転写ローラを備えている。
図1および図2を参照して、画像形成装置の構成について説明する。
図1は本発明が適用された画像形成装置としてのカラープリンタPR1の構成例を示す構成図、図2はカラープリンタPR1の一次転写ローラ周辺を拡大した概略構成図である。
カラープリンタPR1は、例えば電子写真方式によって各色成分トナー像が形成される複数の画像形成ユニット100(100Y、100M、100C、100K)と、各画像形成ユニット100によって形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写ベルト110と、中間転写ベルト110上に転写された重ね画像を記録媒体としての印刷用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写装置120と、一括転写された画像を印刷用紙P上に定着させる定着装置150とを備えている。
本実施の形態において、各色成分の画像形成ユニット100は、中間転写ベルト110の搬送方向Bの上流側からイエロー画像形成ユニット100Y、マゼンタ画像形成ユニット100M、シアン画像形成ユニット100C、ブラック画像形成ユニット100Kの順で設けられている。
そして、各画像形成ユニット100には、矢印A方向に回転する像保持体としての感光体ドラム101の周囲に、感光体ドラム101が帯電される一様帯電器102、感光体ドラム101上に静電潜像が書込まれるレーザ露光器103(なお、露光ビームは、符号Bmで示される)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム101上の静電潜像が可視像化される現像装置104、感光体ドラム101上の各色成分トナー像が中間転写ベルト110に転写される転写装置としての一次転写ローラ105および感光体ドラム101上の残留トナーが除去されるドラムクリーナ106などの各種電子写真用デバイスが設けられている。
また、図2に示すように、各一次転写ローラ105(105Y、105M、105C、105K)には、トナーの帯電極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の直流バイアスが印加される転写バイアス電源107(107Y、107M、107C、107K)が設けられている。
これら各転写バイアス電源107は、各一次転写ローラ105に定電流を印加するようになっている。
また、中間転写ベルト110は、図1に示すように、複数(本実施の形態では5つ)の支持ローラ131〜135に掛け渡されている。
ここで、支持ローラ131は中間転写ベルト110の駆動ローラ、支持ローラ132、135は従動ローラ、支持ローラ133が中間転写ベルト110の張力を調整するテンションローラ、支持ローラ200が二次転写装置120のバックアップローラ(対向ローラ)である。
また、図1から図4に示すように、中間転写ベルト110の回転方向の上流側に中間転写ベルト110と接触させて設けられる張架ローラ201と、支持ローラ200との間に掛け渡される無端ベルト状の導電性フィルムFとによって構成される除電手段としての除電装置M1が設けられている。
なお、導電性フィルムFの一部は、中間転写ベルト110と接触するように構成されている。
さらに、無端ベルト状の導電性フィルムFの内側表面に接触し、導電性フィルムFの一部の領域Eを中間転写ベルト110側に押圧する押圧手段としての板状部材300が設けられている。
導電性フィルムFは、体積抵抗率が10〜1013Ω・cmの材料、例えばポリイミド等で構成される。
また、除電装置M1は、アース線等を介して電気的に接地されている。
このような構成の除電装置M1により、導電性フィルムFと中間転写ベルト110との密着性が高まり、効率的に余剰電荷を逃して、うろこ状ディフェクトの発生が抑制される。
ここで、除電装置M1を備えない画像形成装置を比較対象として想定して、うろこ状ディフェクトの発生状況と発生原因について簡単に説明する。
除電装置M1を備えない比較対象としての画像形成装置において、イオン伝導性を有する中間転写ベルトを用いて画像形成を行った場合には、印刷用紙に転写された画像中に魚のうろこ状の画質欠陥(うろこ状ディフェクトという)が生じていた。
うろこ状ディフェクトは、印刷用紙が中間転写ベルトと二次転写ローラとのニップ域(転写ニップ域)に突入する直前のプレニップ域において、中間転写ベルトとバックアップローラとの間に生じるギャップ放電に伴って発生することが解明されている。
特に、トナーとして転写効率の高い球形トナーを用いた場合には、トナーの付着力が低くなる分、微弱な放電によってもトナーが中間転写ベルトから離脱し易くなってしまうため、このようなうろこ状ディフェクトが生じ易いことも分かっている。
また、比較対象に係る画像形成装置おいて、テンション機構により導電性フィルムのベルトに張力を付与した場合、テンション機構の収容空間を確保するためと、ベルトのユニットへの組み立て性の観点から、バックアップローラとテンションローラの軸間にある程度の距離が必要となり、二次転写プレニップ部のベルト張架面が長くなってしまう。そのため、導電性フィルムのベルトのテンションにバラツキを生じたり、転写ベルトの回動もしくはローラ軸方向の横ズレの発生により、ベルトにテンションラインが発生し、二次転写プレニップ部のベルトと転写ベルトの接触が不安定となる結果、画像ディフェクト(ウロコ状模様)が発生してしまうという不都合もあった。
本実施の形態に係るカラープリンタPR1では、除電装置M1を設けることにより、中間転写ベルト110に密着される導電性フィルムFを介して余剰電荷が除去される。これにより、中間転写ベルト110とバックアップローラ(支持ローラ200)との間のギャップ放電の発生が抑制され、ひいては、うろこ状ディフェクトの発生が抑制されて、良好な画像が得られる。
また、特には限定されないが、図3に示す構成例では、張架ローラ201は、支持ローラ200と離間する方向に付勢する付勢手段としてのスプリング202を備えている。
これにより、導電性フィルムFと中間転写ベルト110との接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生がより効果的に抑制される。
また、図4に示すように、押圧手段としての板状部材300は、印刷用紙Pの先端部が突入する位置Nよりも上流側の領域(プレニップ領域)に設けられるようにできる。これにより、導電性フィルムFと中間転写ベルト110との密着性を適度に高めて、うろこ状ディフェクトの発生が一層効果的に抑制される。
なお、板状部材300を設ける位置は、印刷用紙Pの先端部が突入する位置Nを少なくとも含む領域としてもよい。
図4において、除電装置M1はハウジング500に覆われ、支持ローラ200に、トナーの帯電極性と同極性のバイアスを安定的に印加する金属製の給電ローラ501、502が設けられている。なお、給電ローラ501、502は、何れか一方のみを設けるようにしてもよい。
また、板状部材300の形状に関しては、特には限定されないが、例えば図5の(a)および(b)に示すような形状とすることができる。
図5の(a)に示す例では、上流側および下流側の端部300a、300bは、折り曲げ加工または湾曲するように加工されている。これにより、導電性フィルムFとの摺動負荷を低減することができ、導電性フィルムと中間転写ベルトとの接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生がより効果的に抑制される。
図5の(b)に示す例では、導電性フィルムFとの接触部300cは、円弧状に湾曲されている。これにより、導電性フィルムFとの摺動負荷を低減することができ、導電性フィルムと中間転写ベルトとの接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生がより効果的に抑制される。
ここで、図1および図2に示すカラープリンタPR1の他の構成について述べる。
中間転写ベルト110は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させたものが用いられる。
さらに、二次転写装置120は、中間転写ベルト110のトナー保持面側に圧接配置される二次転写ローラ113と、中間転写ベルト110の裏面側に配置されて二次転写ローラ113の対向電極をなすバックアップローラ(支持ローラ200と兼用)とを備えており、このバックアップローラ200には、バイアス電源(図示せず)からトナーの帯電極性と同極性のバイアスが安定的に印加される金属製の給電ローラ501、502が接触配置されている(図3参照)。
なお、二次転写ローラ113には、ローラブラシ(図示せず)が付設され、二次転写ローラ113に付着した汚れを除去することにより印刷用紙Pの裏面の汚れを防止している。また、符号136は、二次転写後の中間転写ベルト110表面をクリーニングするベルトクリーナであり、符号137は中間転写ベルト110上に形成された画像の画像濃度を検出する画像濃度センサである。
また、用紙搬送系は、用紙トレイ116からの印刷用紙Pをピックアップローラ117にて所定のタイミングで繰り出し、搬送ローラ118および用紙搬送路119を介して二次転写位置へと送り込むようになっている。
そして、二次転写後の印刷用紙Pを搬送ベルト140へと導き、この搬送ベルト140にて定着装置150へと搬送するようになっている。
(第2の実施の形態)
図6を参照して、本発明についての第2の実施の形態に係る画像形成装置PR2について説明する。
なお、画像形成装置PR2の主な構成は、第1の実施の形態に係る画像形成装置PR1と同様である。
異なる点は、図6に示すように、導電性フィルムFの一部の領域Eを中間転写ベルト110側に押圧する押圧手段として、板状部材300に代えて導電性フィルムFの内側表面と接触して回転可能なローラ部材600を設けている点である。
なお、除電装置M2は、アース線等を介して電気的に接地されている。
また、押圧手段としてのローラ部材600は、印刷用紙Pの先端部が突入する位置Nよりも上流側の領域(プレニップ領域)内に設けられるようにできる(図4参照)。これにより、導電性フィルムFと中間転写ベルト110との密着性を適度に高めて、うろこ状ディフェクトの発生が一層効果的に抑制される。
なお、ローラ部材600を設ける位置は、印刷用紙Pの先端部が突入する位置Nを少なくとも含む領域内としてもよい。
これにより、導電性フィルムFとの摺動負荷をより低減することができ、導電性フィルムFと中間転写ベルト110との接触状態を安定化させて、うろこ状ディフェクトの発生がより効果的に抑制される。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明による画像形成装置は、複写装置、レーザプリンタ、フルカラープリンタ、複合機、ファクシミリ装置等に適用することができる。
第1の実施の形態に係る画像形成装置PR1の構成を示す概略構成図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置PR1の一次転写ローラ周辺を拡大した概略構成図である。 除電装置M1の構成を示す構成図である。 除電装置M1の構成を示す説明図である。 板状部材300の構成例を示す説明図である。 除電装置M2の構成を示す構成図である。
符号の説明
PR1、PR2 画像形成装置(カラープリンタ)
100 画像形成ユニット
100C シアン画像形成ユニット
100K ブラック画像形成ユニット
100M マゼンタ画像形成ユニット
100Y イエロー画像形成ユニット
101 感光体ドラム(像保持体)
102 一様帯電器
103 レーザ露光器
104 現像装置
105 一次転写ローラ(一次転写手段)
106 ドラムクリーナ
107 転写バイアス電源
110 中間転写ベルト
113 二次転写ローラ(二次転写手段)
116 用紙トレイ
117 ピックアップローラ
118 搬送ローラ
119 用紙搬送路
120 二次転写装置
131、132、133 支持ローラ
140 搬送ベルト
150 定着装置
M1、M2 除電装置(除電手段)
F 無端ベルト状の導電性フィルム
200 対向ローラ(支持ローラ、バックアップローラ)
201 張架ローラ
202 スプリング(付勢手段)
300 板状部材(押圧手段)
300a、b 端部
300c 接触部
500 ハウジング
501 給電ローラ
600 ローラ部材(押圧手段)
P 印刷用紙(記録媒体)

Claims (10)

  1. トナー像を保持する像保持体と、
    前記像保持体に対向させて設けられる中間転写ベルトと、
    前記像保持体上のトナー像を前記中間転写ベルトに一次転写する一次転写手段と、
    前記中間転写ベルト上のトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写手段として、前記中間転写ベルトのトナー像保持面に対して接触して配置される転写ローラと、
    前記転写ローラに対向して前記中間転写ベルトと接触させて設けられる対向ローラと、
    前記中間転写ベルトの回転方向の上流側に該中間転写ベルトと接触させて設けられる張架ローラと前記対向ローラとの間に掛け渡される無端ベルト状の導電性フィルムで形成され、前記中間転写ベルトに前記導電性フィルムが接触するように設けられる除電手段と、
    前記除電手段を形成する無端ベルト状の導電性フィルムの内側表面に接触して設けられ、当該導電性フィルムの一部の領域を前記中間転写ベルト側に押圧する押圧手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記押圧手段は、
    板状部材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記板状部材の上流側および下流側の端部は、折り曲げまたは湾曲されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記板状部材の前記導電性フィルムの内側表面との接触部は、湾曲されていることを特徴とする請求項2または請求項3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記押圧手段は、
    前記導電性フィルムの内側表面と接触して回転可能なローラ部材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記押圧手段は、
    前記中間転写ベルトに対して前記記録媒体の先端部が突入する位置を少なくとも含む領域に設けられることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記押圧手段は、
    前記中間転写ベルトに対して前記記録媒体の先端部が突入する位置よりも上流側の領域に設けられることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 前記張架ローラは、
    前記対向ローラと離間する方向に付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の画像形成装置。
  9. 前記除電手段を形成する無端ベルト状の導電性フィルムの体積抵抗率は、10〜1013Ω・cmであることを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 前記除電手段は、電気的に接地されていることを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載の画像形成装置。
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