JP2010130449A - データ送信装置、データ受信装置およびデータ送受信装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、ユーザーが所望するデータを、手間なく、簡単に、通信相手装置との間で転送することができるデータ送信装置、データ受信装置およびデータ送受信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のデータ送信装置(11〜19、27)は、検出部(18、19)と、パターン判別部(11)と、送信データ判別部(11)と、送信部(18)とを備える。検出部は、ユーザーによる装置の持ち方を検出する。パターン判別部は、検出部によって検出された検出結果に基づいて、その検出結果のパターンを判別する。送信データ判別部は、パターン判別部によって判別された検出結果のパターンに対応した送信すべきデータを判別する。送信部は、送信データ判別部によって判別された送信すべきデータを他の装置に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明のデータ送信装置(11〜19、27)は、検出部(18、19)と、パターン判別部(11)と、送信データ判別部(11)と、送信部(18)とを備える。検出部は、ユーザーによる装置の持ち方を検出する。パターン判別部は、検出部によって検出された検出結果に基づいて、その検出結果のパターンを判別する。送信データ判別部は、パターン判別部によって判別された検出結果のパターンに対応した送信すべきデータを判別する。送信部は、送信データ判別部によって判別された送信すべきデータを他の装置に送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信相手装置との間でデータ転送(データのやりとり)を行う装置について、特に、搭載されたセンサの出力に基づいてデータ転送を行うデータ送信装置、データ受信装置およびデータ送受信装置に関する。
従来、通信相手装置との間で各種のデータを転送するデータ送受信装置が知られている。その一例として、例えば、特許文献1には、ICカードとの間で、商取引に関する履歴情報などのカードの使用履歴データを転送するデータ送受信装置が開示されている。
特許第3916070号公報
このような従来のデータ送受信装置では、データ転送を行うときには、ユーザーが転送したいと思うデータ、例えば、静止画像データのファイルを、複数の中から探し出した上で、その転送を指示する必要があった。そのため、静止画像データのファイルが沢山ある場合には手間が掛かってしまい、データ転送を簡単には行うことができなかった。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明は、ユーザーが所望するデータを、手間なく、簡単に、通信相手装置との間で転送することができるデータ送信装置、データ受信装置およびデータ送受信装置を提供することを目的とする。
第1の発明のデータ送信装置は、検出部と、パターン判別部と、送信データ判別部と、送信部とを備える。検出部は、ユーザーによる装置の持ち方を検出する。パターン判別部は、検出部によって検出された検出結果に基づいて、その検出結果のパターンを判別する。送信データ判別部は、パターン判別部によって判別された検出結果のパターンに対応した送信すべきデータを判別する。送信部は、送信データ判別部によって判別された送信すべきデータを他の装置に送信する。
第2の発明のデータ送信装置は、検出部と、パターン判別部と、送信データ判別部と、送信部とを備える。検出部は、装置の載置の状態を検出する。パターン判別部は、検出部によって検出された検出結果に基づいて、その検出結果のパターンを判別する。送信データ判別部は、パターン判別部によって判別された検出結果のパターンに対応した送信すべきデータを判別する。送信部は、送信データ判別部によって判別された送信すべきデータを他の装置に送信する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、検出結果のパターン毎に送信すべきデータの種類を予め設定する設定部をさらに備え、送信データ判別部は、検出結果のパターンに対応した設定部によって設定された送信すべきデータの種類を判別し、送信部は、送信データ判別部によって判別されたデータの種類に一致するデータを他の装置に送信する。
第4の発明は、第1または第2の発明において、検出結果のパターン毎に送信すべきデータの条件を予め設定する設定部をさらに備え、送信データ判別部は、検出結果のパターンに対応した設定部によって設定された送信すべきデータの条件を判別し、送信部は、送信データ判別部によって判別されたデータの条件に一致するデータを他の装置に送信する。
第5の発明は、第1〜第4の発明の何れか一の発明において、検出部はタッチセンサを含み、パターン判別部は、タッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第6の発明は、第1〜第4の発明の何れか一の発明において、検出部は複数のタッチセンサを含み、パターン判別部は、複数のタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第7の発明は、第1〜第4の発明の何れか一の発明において、検出部は傾斜センサを含み、パターン判別部は、傾斜センサから出力される装置の傾き方を示す情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第8の発明は、第1〜第4の発明の何れか一の発明において、検出部は複数のアンテナを含み、パターン判別部は、複数のアンテナのうち電波を受信したアンテナを特定するアンテナ識別情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第9の発明のデータ受信装置は、検出部と、パターン判別部と、受信データ判別部と、受信部とを備える。検出部は、ユーザーによる装置の持ち方を検出する。パターン判別部は、検出部によって検出された検出結果に基づいて、その検出結果のパターンを判別する。受信データ判別部は、パターン判別部によって判別された検出結果のパターンに対応した受信すべきデータを判別する。受信部は、受信データ判別部によって判別された受信すべきデータを他の装置から受信する。
第10の発明のデータ受信装置は、検出部と、パターン判別部と、受信データ判別部と、受信部とを備える。検出部は、装置の載置の状態を検出する。パターン判別部は、検出部によって検出された検出結果に基づいて、その検出結果のパターンを判別する。受信データ判別部は、パターン判別部によって判別された検出結果のパターンに対応した受信すべきデータを判別する。受信部は、受信データ判別部によって判別された受信すべきデータを他の装置から受信する。
第11の発明は、第9または第10の発明において、検出結果のパターン毎に受信すべきデータの種類を予め設定する設定部をさらに備え、受信データ判別部は、検出結果のパターンに対応した設定部によって設定された受信すべきデータの種類を判別し、受信部は、受信データ判別部によって判別されたデータの種類に一致するデータを他の装置から受信する。
第12の発明は、第9または第10の発明において、検出結果のパターン毎に受信すべきデータの条件を予め設定する設定部をさらに備え、受信データ判別部は、検出結果のパターンに対応した設定部によって設定された受信すべきデータの条件を判別し、受信部は、受信データ判別部によって判別されたデータの条件に一致するデータを他の装置から受信する。
第13の発明は、第9〜第12の発明の何れか一の発明において、検出部はタッチセンサを含み、パターン判別部は、タッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第14の発明は、第9〜第12の発明の何れか一の発明において、検出部は複数のタッチセンサを含み、パターン判別部は、複数のタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第15の発明は、第9〜第12の発明の何れか一の発明において、検出部は傾斜センサを含み、パターン判別部は、傾斜センサから出力される装置の傾き方を示す情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第16の発明は、第9〜第12の発明の何れか一の発明において、検出部は複数のアンテナを含み、パターン判別部は、複数のアンテナのうち電波を受信したアンテナを特定するアンテナ識別情報に基づき検出結果のパターンを判別する。
第17の発明のデータ送受信装置は、第1〜第8の発明の何れか一の発明のデータ送信装置と、第9〜第16の発明の何れか一の発明のデータ受信装置とを備える。
本発明では、ユーザーによる装置の持ち方を検出して、その検出結果(装置の持ち方)のパターンを判別する。そして、判別された検出結果(装置の持ち方)のパターンに対応した送信すべきデータを判別して、その送信すべきデータを他の装置に送信する。
また、本発明では、装置の載置の状態を検出して、その検出結果(装置の載置状態)のパターンを判別する。そして、判別された検出結果(装置の載置状態)のパターンに対応した送信すべきデータを判別して、その送信すべきデータを他の装置に送信する。
また、本発明では、ユーザーによる装置の持ち方を検出して、その検出結果(装置の持ち方)のパターンを判別する。そして、判別された検出結果(装置の持ち方)のパターンに対応した受信すべきデータを判別して、その受信すべきデータを他の装置から受信する。
また、本発明では、装置の載置の状態を検出して、その検出結果(装置の載置状態)のパターンを判別する。そして、判別された検出結果(装置の載置状態)のパターンに対応した受信すべきデータを判別して、その受信すべきデータを他の装置から受信する。
即ち、本発明では、ユーザーによる装置の持ち方又は装置の載置状態を検出してそのパターンを判別し、そして、判別されたパターンに対応したデータを他の装置との間で転送する。
従って、本発明を利用すれば、ユーザーが所望するデータを、手間なく、簡単に、通信相手装置との間で転送することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を説明する。第1実施形態は、デジタルカメラの実施形態である。
以下、本発明の第1実施形態を説明する。第1実施形態は、デジタルカメラの実施形態である。
図1は、デジタルカメラの構成を示すブロック図である。
デジタルカメラの各ブロックの動作は、制御回路11によって統括制御される。制御回路11は、所定のプログラムを実行することにより、デジタルカメラが行う撮影などの各種の動作を制御する。なお、制御回路11の実行するプログラムやプログラムの実行に必要となるデータは、不図示のROMに予め格納される。
バッファメモリ12は、画像データや音声データの一時記憶領域などとして使用される。このバッファメモリ12は、SDRAM等によって構成される。バッファメモリ12は、バス13を介して制御回路11と接続される。
操作部材14は、モードダイヤル、撮影ボタン、メニューボタン、OKボタン、十字キー、キャンセルキーなどを含む。操作部材14は、撮影者等のユーザーが行う部材操作の内容に応じた操作信号を制御回路11へ送る。制御回路11は、その操作信号に基づいて、デジタルカメラの各部を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御などを行う。
なお、モードダイヤルは、静止画撮影モード、動画撮影モード、画像再生モード、データ転送モードなどのデジタルカメラの動作モードを選択するための操作部材である。
また、撮影ボタンは、撮影を指示するための操作部材である。撮影ボタンは、前記の動画撮影モードにおいては、動画撮影の開始(スタート)/停止(ストップ)ボタンとして機能し、また静止画撮影モードにおいては、通常のレリーズボタンとして機能する。この撮影ボタンは、半押し時にONとなるスイッチのSW1と、全押し時にONとなるスイッチのSW2とを有する二段ストローク式のスイッチで構成される。
また、メニューボタンは、表示装置15の画面上にメニュー画面を表示させる指示を行うための操作部材である。
また、OKボタンは、メニュー画面などにおいて、選択した項目の内容の確定や実行などを指示するための操作部材である。
また、十字キーは、例えば、メニュー画面などにおいては、その画面から所望の項目を選択するために、画面上に表示されるカーソルを、上、下、左、右の各方向へ移動させる指示を行うための操作部材である。
また、キャンセルキーは、十字キーによる項目の選択を取り消したり、操作の状態を1つ前に戻すなどの指示を行うための操作部材である。
表示装置15は、カラー表示可能なLCDディスプレイ等で構成されている。
表示装置15は、撮影時には、画角等の確認用の電子ファインダーとして利用することができる。また、表示装置15は、ユーザインターフェース用の表示画面としても利用される。その場合、表示装置15には、必要に応じて、メニューや選択項目、設定内容などの各種の情報が表示される。
記録インターフェース(I/F)16には、記録媒体17を接続するためのコネクタが形成されている。記録I/F16は、そのコネクタに接続された記録媒体17にアクセスして、各種データの書き込みや読み出しを行う。
制御回路11は、この記録I/F16を介して、デジタルカメラが撮影した動画や静止画の画像データなどを記録媒体17へ記録する。また、制御回路11は、記録I/F16を介して、それら画像データの他、音声データ、音楽データ、電子メールデータなどの各種データを記録媒体17から取得する。
なお、記録媒体17は、半導体メモリを内蔵したメモリカードや、小型のハードディスクなどである。
無線通信部18は、BlueTooth、IrDA、無線LANなどの無線通信規格に基づく通信機能を有した回路である。特に、非接触ICカードやRFID(Radio Frequency-Identification)などのように、微弱な電波を利用して1〜100cm程度の距離内で通信を行う近距離無線通信機能を有している。
制御回路11は、この無線通信部18を介して、画像データを含む各種のデータを外部の装置との間で転送する。
センサ部19は、タッチセンサや傾斜センサなどの各種のセンサを含む。制御回路11は、このセンサ部19を駆動して、ユーザー等のタッチセンサへの接触を検出すると共に、タッチセンサから出力される接触箇所を示す情報を取得する。また、制御回路11は、センサ部19を駆動して、傾斜センサから出力されるカメラの傾き方を示す傾斜角度情報を取得する。
次に、デジタルカメラの撮影に係るブロックについて説明する。
モードダイヤルの操作によって動画又は静止画撮影モードが選択されると、CCD固体撮像素子(以下、単に、CCDと呼ぶ。)20を含む撮像部に電源が供給される。これにより、デジタルカメラは、撮影が可能な状態となる。
レンズユニット21は、撮影レンズと絞り兼用シャッターとを含む光学ユニットである。レンズユニット21は、制御回路11により制御されるレンズ駆動回路22によって駆動され、ズーム制御、フォーカス制御及びアイリス制御が行われる。
レンズユニット21を通過した被写体光は、CCD20の受光面に結像される。なお、CCD20の受光面には、多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元状に配列されると共に、各フォトダイオードに対応して、赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配置されている。これにより、CCD20が出力する信号には、R、G、Bの3種類の成分が含まれることになる。また、CCD20は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間を制御する電子シャッター機能を有している。制御回路11は、タイミングジェネレータ(TG)23を介して、CCD20の電荷蓄積時間の制御を行う。
なお、本実施形態のデジタルカメラでは、CCD20に代えて、MOS型など他の方式の撮像素子を用いることもできる。
CCD20の受光面に形成された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換されて蓄積される。ここで、CCD20の各フォトダイオードに蓄積された信号電荷を画像信号(信号電荷に応じた電圧信号)として読み出すには、制御回路11は、TG23を駆動する。この駆動により、各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、TG23から与えられる駆動パルスに基づき、所定のフレームレート(例えば、30fpsなど)で、画像信号として順次読み出される。
CCD20から順次出力される画像信号(RGB信号)は、信号処理回路24により、CDS(相関二重サンプリング)、増幅(ゲイン調整)、A/D変換などの信号処理が施された後に、デジタル信号の画像データとして画像入力回路25へ出力される。
なお、信号処理回路24は、そのゲイン調整の調整量(増幅率)を制御回路11からの指令に基づき設定し、それによってISO感度に相当する撮影感度の調整を行う。
また、信号処理回路24は、TG23から与えられる駆動パルスに基づいて前記動作を行う。
画像入力回路25は、入力されるデジタル信号のRGBの画像データを、制御回路11からの指令に従い、画像処理回路26、AE/AWB回路28、AF回路29へ出力する。
画像入力回路25を介して画像処理回路26に入力されるRGBの画像データは、画像処理回路26において、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb信号又はUV信号)の画像データに変換される。また、変換後の画像データには、ガンマ補正、輪郭補正、ホワイトバランス補正等の所定の画像処理が画像処理回路26によって施される。そして、その画像処理後の画像データは、画像処理回路26によりバッファメモリ12へ出力される。なお、このような画像処理回路26での輝度/色差信号変換を含む画像処理は、制御回路11の指令に従って行われる。
このようにして、1フレーム分の画像データが、順次バッファメモリ12へ格納されて取得される。
ここで、画像データを表示装置15へモニタ出力する場合、制御回路11は、前述のように格納される画像データをバッファメモリ12から順次読み出し、それをバス13を介して表示制御回路27へ出力する。そして、表示制御回路27は、入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式の複合映像信号)に変換して表示装置15へ出力する。
このように、バッファメモリ12の画像データを基に生成される映像信号が表示装置15へ出力されることで、被写体の映像がリアルタイムに表示装置15の画面に表示される。ユーザーは、この表示により撮影画角等を確認することができる(ライブビュー機能)。
撮影ボタンが半押しされてSW1がONとなると、デジタルカメラは、AE及びAF動作を開始する。
具体的には、制御回路11の指令に従い、AE/AWB回路28及びAF回路29が、CCD20から出力され画像入力回路25を介して入力されるRGBの画像データを基に、以下のようにAE及びAF動作を行う。
AE/AWB回路28は、入力される画像データの画面を複数のエリア(例えば、8×8)に分割し、分割エリアごとにRGB信号を積算すると、その積算値を制御回路11に提供する。制御回路11は、AE/AWB回路28から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出すると共に、撮影の露出値(EV値)を算出する(AE演算)。また、制御回路11は、算出したEV値と所定のプログラム線図(不図示のROMに予め格納される)とに基づき、絞り値やシャッタースピードなどの露出条件を決定する。そして、制御回路11は、その露出条件の下で、CCD20の電子シャッター機能及びレンズユニット21のアイリス、信号処理回路24のゲインなどを制御することで適正な露光量を得る。
また、AE/AWB回路28は、分割エリアごとにRGB信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果を制御回路11に提供する。制御回路11は、算出結果であるRの積算値、Bの積算値、Gの積算値を得て、R/G及びB/Gの比を求めると共に、そのR/G及びB/Gの比の値と上述のAE演算によるEV値とに基づいてシーン判別(光源種の判別)を行う。そして、制御回路11は、判別したシーンに対応する所定のホワイトバランス調整値に基づき、各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)となるようにホワイトバランス調整回路のアンプゲインを制御して各色チャネルの信号を補正する。
なお、シーン判別においては、上述したR/G及びB/Gの比の値に代えて、色差信号のCr(R−Y)及びCb(B−Y)の値などを用いてもよい。
デジタルカメラが行うAF制御には、例えば、画像データのG信号の高周波成分が極大になるように不図示のフォーカシングレンズ(撮影レンズを構成するレンズ光学系のうちのフォーカス調整用の移動レンズ)を移動させるコントラストAFが適用される。
よって、AF回路29は、入力される画像データのG信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ処理、絶対値化処理、画面内(例えば、画面中央部)に予め設定されているフォーカス対象エリア内の信号を切り出すAFエリア抽出処理を実行する。そして、AF回路29は、それら処理の実行により抽出したAFエリア内の信号の絶対値を積算すると、その積算値を制御回路11に提供する。制御回路11は、レンズ駆動回路22を駆動して、不図示のフォーカシングレンズを移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算すると共に、そのAF評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。
このようなAF制御により、フォーカシングレンズ(不図示)の焦点調節が行われる。
なお、AF評価値の演算には、画像データのG信号を利用する代わりに、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
また、デジタルカメラが行うAF制御には、このような公知のコントラスト方式のAFに加えて、公知の瞳分割方式による位相差AFを適用してもよい。もちろん、コントラスト方式のAFに代えて位相差AFのみを適用してもよい。
撮影ボタンが全押しされてSW2がONとなると、デジタルカメラは、撮影動作を開始する。
具体的には、制御回路11が、静止画撮影時においては、全画素読み出しで1フレーム分の画像が取得されるようにTG23を駆動する。これによりCCD20は、1フレーム分の画像信号を出力する。一方、動画撮影時においては、制御回路11が、所定のフレームレートで画像が順次取得されるようにTG23を駆動する。これによりCCD20は、画像信号をそのフレームレートに応じて順次出力する。
CCD20から出力される画像信号は、上述したように画像処理回路26によって輝度/色差信号変換を含む画像処理が施された後に、バッファメモリ12へ格納される。
バッファメモリ12に格納された輝度/色差信号の画像データは、圧縮/伸張回路30により所定の形式に従って圧縮処理された後、記録I/F16を介して記録媒体17へ記録される。静止画の撮影時には、バッファメモリ12の画像データは、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等に従って圧縮されて記録される。一方、動画の撮影時には、画像データは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式やモーションJPEG形式等に従って圧縮されて記録される。但し、デジタルカメラが非圧縮記録モードに設定された場合には、バッファメモリ12の画像データは、圧縮処理されずに非圧縮のまま記録媒体17へ記録される。
なお、画像処理回路26での画像処理および圧縮/伸張回路30での圧縮処理は、制御回路11の指令に従って行われる。また、圧縮/伸張回路30による圧縮処理後の画像データは、制御回路11によって、記録I/F16を介し記録媒体17へ記録される。
デジタルカメラは、動画撮影中には、所謂「山登り方式」の連続的なAF(コンティニアスAF)動作を行う。つまり、不図示のフォーカシングレンズを光軸に沿って前後方向に微小移動させて、焦点評価値(AF評価値)の増減をチェックしながら、AF評価値が極大となる点まで、徐々にフォーカシングレンズ(不図示)を移動させる。
また、動画撮影時には、デジタルカメラでは、マイク31により音声が検出され、その検出信号(音声信号)が、A/D変換器32によりデジタル信号(音声データ)に変換されて、音声信号処理回路33へ出力される。ここで、音声信号処理回路33は、制御回路11の指令に従って、入力の音声データを所定の形式に変換する。このようにして生成された音声データは、音声信号処理回路33によりバッファメモリ12へ格納される。そして、音声データは、バッファメモリ12の画像データと共に圧縮/伸張回路30で圧縮処理された後に、記録I/F16を介して記録媒体17へ記録される。
また、動画撮影中に、もう一度、撮影ボタンが半押し又は全押しされてSW1がONとなると、デジタルカメラは、動画の撮影動作を停止する。
また、モードダイヤルの操作によって画像再生モードが選択されると、デジタルカメラでは、制御回路11が、記録I/F16を介して記録媒体17から取得した画像データを表示制御回路27へ出力する。これにより、記録媒体17に記録された画像データの内容が表示装置15の画面に表示される。
ところで、本実施形態のデジタルカメラは、上記のようにして撮影した動画や静止画の画像データを含む各種のデータを外部の装置との間で転送する機能を有している。
以下では、本実施形態のデジタルカメラが行うデータ転送の動作について説明する。
先ず、デジタルカメラのデータ送信の動作を、図2の流れ図を参照して説明する。図2の流れ図の処理は、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ転送モードのうちのデータ送信モードが選択された場合などに実行されるものである。
ステップ101(S101):制御回路11は、センサ部19を駆動して、タッチセンサへの接触が検出されたか否かを判定する。そして、制御回路11によって、タッチセンサへの接触が検出されたと判定された場合にはステップ102へ移行し、一方、接触が検出されないと判定された場合にはステップ107へ移行する。
ステップ102:制御回路11は、センサ部19を介してタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報を取得する。そして、制御回路11は、取得した接触箇所を示す情報に基づきユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。
ここで、その判別方法を具体的に説明する。
例えば、図3の(1)に示すように、デジタルカメラの側面にはタッチセンサが3つ設けられているとする。そして、ユーザが上段の「x」と図示したタッチセンサに接触した場合には、タッチセンサから「x」との接触箇所を示す情報が出力されるとする。また、ユーザが、中段の「y」と図示したタッチセンサに接触すると「y」との接触箇所を示す情報がタッチセンサから出力され、下段の「z」と図示したタッチセンサに接触すると「z」との接触箇所を示す情報がタッチセンサから出力されるとする。
この場合、タッチセンサから出力される接触箇所を示す情報の組み合わせのパターンには、「x」,「y」,「z」,「x+y」,「x+z」,「y+z」,「x+y+z」との7通りが存在する。
つまり、これらのパターンを判別することにより、ユーザーがデジタルカメラを持ったときのタッチセンサへの接触の仕方、即ち、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別することができる。
ステップ103:制御回路11は、判別したデジタルカメラの持ち方のパターンに基づき、通信相手となる外部の装置へ送信すべきデータを判別する。
ここで、本実施形態のデジタルカメラでは、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターン毎に、通信相手の装置に対して送信すべきデータの種類や条件を設定することができる。図3の(2)に、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンが7通り(「A」〜「G」)存在する場合の設定例を示す。なお、パターン「A」〜「G」は、上述したタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報の組み合わせのパターン「x」〜「x+y+z」にそれぞれ対応する。
図3の(2a)は、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターン毎に、通信相手の装置に対して転送(ここでは送信)すべきデータの種類を設定したテーブルの例である。この例では、タッチセンサから出力される接触箇所を示す情報の組み合わせのパターンが「x+y」の場合、つまり、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンが「D」の場合には、「動画像」データを送信すべきデータとするように設定されている。
また、図3の(2b)は、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターン毎に、通信相手の装置に対して転送(ここでは送信)すべきデータの条件を設定したテーブルの例である。この例では、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンが「A」の場合には、例えば撮影日などの「日付」が「2008年9月19日」である静止画像データなどを送信すべきデータとするように設定されている。また、パターンが「D」の場合には、例えば「男性の声」が記録された音声データなどを、パターンが「F」の場合には、例えばサッカーなどの「スポーツ」が記録された動画像データなどを送信すべきデータとするように設定されている。さらに、パターンが「F」の場合には、パターン「A」〜「E」に対して設定された条件に該当しない「その他」のデータを送信すべきデータとするように設定されている。
なお、このような設定は、例えば、ユーザーが、設定用のGUI画面などを介して予め行うことができる。
制御回路11は、このようなテーブルの設定情報を参照して、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンに対応した送信すべきデータを判別する。具体的には、送信すべきデータの種類または送信すべきデータの条件を判別する。
ステップ104:制御回路11は、記録I/F16を介し、記録媒体17に記録された各種のデータから送信すべきデータの種類または条件に一致するものを取得する。なお、一致するか否かの判断は、例えば、データを格納するファイルの形式がExifファイル形式であれば、そのメーカーノート(MakerNote)タグなどの記録情報を参照して行うようにするとよい。
そして、制御回路11は、取得した送信すべきデータを、無線通信部18を介して通信相手の装置へ送信する。
ステップ105:制御回路11は、次のデータ送信の開始が指示されたか否かを判定する。なお、その開始の指示は、ユーザーが、例えば、操作部材14に含まれる転送開始ボタンなどを押下することなどによって行える。
制御回路11によって、次のデータ送信の開始が指示されたと判定された場合には、ステップ101へ移行して上記の処理を繰り返す。一方、制御回路11によって、次のデータ送信の開始が指示されないと判定された場合には、ステップ106へ移行する。
ステップ106:制御回路11は、データ送信モードの終了が指示されたか否かを判定する。なお、その終了の指示は、ユーザーが、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ送信モード以外のモードを選択することなどによって行える。
制御回路11によって、データ送信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ105へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図2の流れ図の処理を終了する。
ステップ107:制御回路11によって、データ送信モードの終了が指示されたか否かを判定する。そして、制御回路11は、データ送信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ101へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図2の流れ図の処理を終了する。
次に、デジタルカメラのデータ受信の動作を、図4の流れ図を参照して説明する。図4の流れ図の処理は、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ転送モードのうちのデータ受信モードが選択された場合などに実行されるものである。
ステップ201(S201):制御回路11は、センサ部19を駆動して、タッチセンサへの接触が検出されたか否かを判定する。そして、制御回路11によって、タッチセンサへの接触が検出されたと判定された場合にはステップ202へ移行し、一方、接触が検出されないと判定された場合にはステップ209へ移行する。
ステップ202:制御回路11は、センサ部19を介してタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報を取得する。そして、制御回路11は、取得した接触箇所を示す情報に基づきユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。
ステップ203:制御回路11は、判別したデジタルカメラの持ち方のパターンに基づき、通信相手となる外部の装置から受信すべきデータを判別する。具体的には、受信すべきデータの種類または受信すべきデータの条件を判別する。
ステップ204:制御回路11は、受信すべきデータの送信、具体的には、判別した受信すべきデータの種類または条件に一致するデータの送信を要求するメッセージを無線通信部18を介して通信相手の装置へ送信する。
なお、通信相手の装置は、上記のデータ送信を要求するメッセージに基づいて送信すべきデータを送信する構成である。
ステップ205:制御回路11は、無線通信部18を介して、通信相手の装置から送信されるデータを受信する。
ステップ206:制御回路11は、受信したデータを、記録I/F16を介して記録媒体17へ記録する。
ステップ207:制御回路11は、次のデータ受信の開始が指示されたか否かを判定する。なお、その開始の指示は、ユーザーが、例えば、操作部材14に含まれる転送開始ボタンなどを押下することなどによって行える。
制御回路11は、次のデータ受信の開始が指示された場合には、ステップ201へ移行して上記の処理を繰り返す。一方、制御回路11は、次のデータ受信の開始が指示されない場合には、ステップ208へ移行する。
ステップ208:制御回路11は、データ受信モードの終了が指示されたか否かを判定する。なお、その終了の指示は、ユーザーが、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ受信モード以外のモードを選択することなどによって行える。
制御回路11によって、データ受信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ207へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図4の流れ図の処理を終了する。
ステップ209:制御回路11は、データ受信モードの終了が指示されたか否かを判定する。そして、制御回路11によって、データ受信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ201へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図4の流れ図の処理を終了する。
なお、上記では、デジタルカメラの側面にタッチセンサが3つ(複数)設けられる場合の例を図3の(1)を用いて説明した。この場合、各タッチセンサは、接触箇所を1箇所だけ検出できるセンサである。しかし、デジタルカメラには、単体で、接触箇所を2箇所以上検出(マルチタッチ検出)することが可能なタッチセンサを使用することもできる。但し、そうした場合は、タッチセンサから出力される接触箇所を示す位置座標情報によりユーザーが接触した箇所、例えば、図3の(1)での「x」、「y」、「z」を判別するようにする。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態も、デジタルカメラの実施形態である。なお、以下の説明では、第1実施形態と共通するデジタルカメラの構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態も、デジタルカメラの実施形態である。なお、以下の説明では、第1実施形態と共通するデジタルカメラの構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
第1実施形態のデジタルカメラでは、データ転送動作において、センサ部19のタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき、ユーザーがデジタルカメラを持ったときのタッチセンサへの接触の仕方、即ち、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。しかし、第2実施形態のデジタルカメラでは、センサ部19に含まれる傾斜センサから出力されるカメラの傾き方を示す傾斜角度情報に基づき、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。
以下、本実施形態のデジタルカメラが行うデータ転送の動作について説明する。
先ず、デジタルカメラのデータ送信の動作を、図5の流れ図を参照して説明する。図5の流れ図の処理は、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ転送モードのうちのデータ送信モードが選択された場合などに実行されるものである。
ステップ301(S301):制御回路11は、データ送信の開始が指示されたか否かを判定する。なお、その開始の指示は、ユーザーが、例えば、操作部材14に含まれる転送開始ボタンなどを押下することなどによって行える。
制御回路11によって、データ送信の開始が指示されたと判定された場合にはステップ302へ移行し、一方、データ送信の開始が指示されないと判定された場合にはステップ305へ移行する。
ステップ302:制御回路11は、センサ部19を駆動すると共に、センサ部19を介して傾斜センサから出力されるカメラの傾き方を示す傾斜角度情報に基づき、例えば図6に示すように、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。
ステップ303:制御回路11は、判別したデジタルカメラの持ち方のパターンに基づき、通信相手となる外部の装置へ送信すべきデータを判別する。具体的には、送信すべきデータの種類または送信すべきデータの条件を判別する。なお、この判別は、第1実施形態と同様の方法によって行われる。
ステップ304:制御回路11は、記録I/F16を介し、記録媒体17に記録された各種のデータから送信すべきデータの種類または条件に一致するものを取得する。なお、一致するか否かの判断は、例えば、データを格納するファイルの形式がExifファイル形式であれば、そのメーカーノート(MakerNote)タグなどの記録情報を参照して行うようにするとよい。
制御回路11は、取得した送信すべきデータを、無線通信部18を介して通信相手の装置へ送信する。
送信が完了すると、ステップ301へ移行して、制御回路11は上記の処理を繰り返す。
ステップ305:制御回路11は、データ送信モードの終了が指示されたか否かを判定する。なお、その終了の指示は、ユーザーが、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ送信モード以外のモードを選択することなどによって行える。
制御回路11によって、データ送信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ301へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図5の流れ図の処理を終了する。
次に、デジタルカメラのデータ受信の動作を、図7の流れ図を参照して説明する。図7の流れ図の処理は、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ転送モードのうちのデータ受信モードが選択された場合などに実行されるものである。
ステップ401(S401):制御回路11は、データ受信の開始が指示されたか否かを判定する。なお、その開始の指示は、ユーザーが、例えば、操作部材14に含まれる転送開始ボタンなどを押下することなどによって行える。
制御回路11によって、データ受信の開始が指示されたと判定された場合にはステップ402へ移行し、一方、データ受信の開始が指示されないと判定された場合にはステップ407へ移行する。
ステップ402:制御回路11は、センサ部19を駆動すると共に、センサ部19を介して傾斜センサから出力されるカメラの傾き方を示す傾斜角度情報に基づき、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。
ステップ403:制御回路11は、判別したデジタルカメラの持ち方のパターンに基づき、通信相手となる外部の装置から受信すべきデータを判別する。具体的には、受信すべきデータの種類または受信すべきデータの条件を判別する。なお、この判別は、第1実施形態と同様の方法によって行われる。
ステップ404:制御回路11は、受信すべきデータの送信、具体的には、判別した受信すべきデータの種類または条件に一致するデータの送信を要求するメッセージを無線通信部18を介して通信相手の装置へ送信する。
なお、通信相手の装置は、上記のデータ送信を要求するメッセージに基づいて送信すべきデータを送信する構成である。
ステップ405:制御回路11は、無線通信部18を介して、通信相手の装置から送信されるデータを受信する。
ステップ406:制御回路11は、受信したデータを、記録I/F16を介して記録媒体17へ記録する。
記録が完了すると、ステップ401へ移行して、制御回路11は上記の処理を繰り返す。
ステップ407:制御回路11は、データ受信モードの終了が指示されたか否かを判定する。なお、その終了の指示は、ユーザーが、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ受信モード以外のモードを選択することなどによって行える。
制御回路11によって、データ受信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ401へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図7の流れ図の処理を終了する。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態も、デジタルカメラの実施形態である。なお、以下の説明では、第1実施形態と共通するデジタルカメラの構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
以下、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態も、デジタルカメラの実施形態である。なお、以下の説明では、第1実施形態と共通するデジタルカメラの構成要素については同一符号を付して重複説明を省略する。
第1実施形態のデジタルカメラでは、データ転送動作において、センサ部19のタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。しかし、第3実施形態のデジタルカメラでは、無線通信部18に含まれる複数の内蔵型アンテナ(以下、単に、アンテナと呼ぶ。)から電波を受信したアンテナを特定するためのアンテナ識別情報に基づき、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。つまり、第3実施形態のデジタルカメラでは、アンテナを、ユーザーのデジタルカメラの持ち方を検出するためのセンサとして利用する。
以下、本実施形態のデジタルカメラが行うデータ転送の動作について説明する。
先ず、デジタルカメラのデータ送信の動作を、図8流れ図を参照して説明する。図8の流れ図の処理は、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ転送モードのうちのデータ送信モードが選択された場合などに実行されるものである。
ステップ501(S501):制御回路11は、無線通信部18を駆動して、無線通信部18に含まれる複数のアンテナのうち何れかが電波を受信したか否かを判定する。そして、制御回路11によって、何れかのアンテナが電波を受信したと判定された場合にはステップ502へ移行し、一方、何れも電波を受信しないと判定された場合にはステップ507へ移行する。
ステップ502:制御回路11は、電波を受信したアンテナを特定するためのアンテナ識別情報を無線通信部18から取得する。そして、制御回路11は、取得したアンテナ識別情報に基づきユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。
具体的には、例えば、図9に示すように、デジタルカメラの無線通信部18にはアンテナ(α)、アンテナ(β)、アンテナ(γ)の3つのアンテナが含まれているとする。また、アンテナ(α)とアンテナ(γ)はデジタルカメラの側面部分に内蔵され、アンテナ(β)は底面部分に内蔵されるとする。そして、それらのうちアンテナ(α)が電波を受信した場合には、制御回路11は、無線通信部18から取得されるアンテナ識別情報「α」に基づき、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンは「A」であると判断する。また、アンテナ(β)が電波を受信した場合には、制御回路11は、無線通信部18から取得されるアンテナ識別情報「β」に基づき、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンは「B」であると判断する。
ステップ503:制御回路11は、判別したデジタルカメラの持ち方のパターンに基づき、通信相手となる外部の装置へ送信すべきデータを判別する。具体的には、送信すべきデータの種類または送信すべきデータの条件を判別する。なお、この判別は、第1実施形態と同様の方法によって行われる。
ステップ504:制御回路11は、記録I/F16を介し、記録媒体17に記録された各種のデータから送信すべきデータの種類または条件に一致するものを取得する。なお、一致するか否かの判断は、例えば、データを格納するファイルの形式がExifファイル形式であれば、そのメーカーノート(MakerNote)タグなどの記録情報を参照して行うようにするとよい。
そして、制御回路11は、取得した送信すべきデータを、無線通信部18を介して通信相手の装置へ送信する。このとき、送信すべきデータは、上記ステップ502で取得したアンテナ識別情報によって示されるアンテナを介して通信相手の装置へ送信される。
ステップ505:制御回路11は、次のデータ送信の開始が指示されたか否かを判定する。なお、その開始の指示は、ユーザーが、例えば、操作部材14に含まれる転送開始ボタンなどを押下することなどによって行える。
制御回路11によって、次のデータ送信の開始が指示されたと判定された場合には、ステップ501へ移行して上記の処理を繰り返す。一方、制御回路11によって、次のデータ送信の開始が指示されないと判定された場合には、ステップ506へ移行する。
ステップ506:制御回路11は、データ送信モードの終了が指示されたか否かを判定する。なお、その終了の指示は、ユーザーが、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ送信モード以外のモードを選択することなどによって行える。
制御回路11によって、データ送信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ505へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図8の流れ図の処理を終了する。
ステップ507:制御回路11は、データ送信モードの終了が指示されたか否かを判定する。そして、制御回路11によって、データ送信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ501へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図8の流れ図の処理を終了する。
次に、デジタルカメラのデータ受信の動作を、図10の流れ図を参照して説明する。図10の流れ図の処理は、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ転送モードのうちのデータ受信モードが選択された場合などに実行されるものである。
ステップ601(S601):制御回路11は、無線通信部18を駆動して、無線通信部18に含まれる複数のアンテナのうち何れかが電波を受信したか否かを判定する。そして、制御回路11によって、何れかのアンテナが電波を受信したと判定された場合にはステップ602へ移行し、一方、何れも電波を受信しないと判定された場合にはステップ609へ移行する。
ステップ602:制御回路11は、電波を受信したアンテナを特定するためのアンテナ識別情報を無線通信部18から取得する。そして、制御回路11は、取得したアンテナ識別情報に基づきユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別する。
ステップ603:制御回路11は、判別したデジタルカメラの持ち方のパターンに基づき、通信相手となる外部の装置から受信すべきデータを判別する。具体的には、受信すべきデータの種類または受信すべきデータの条件を判別する。なお、この判別は、第1実施形態と同様の方法によって行われる。
ステップ604:制御回路11は、受信すべきデータの送信、具体的には、判別した受信すべきデータの種類または条件に一致するデータの送信を要求するメッセージを無線通信部18を介して通信相手の装置へ送信する。このとき、メッセージは、上記ステップ602で取得したアンテナ識別情報によって示されるアンテナを介して通信相手の装置へ送信される。
なお、通信相手の装置は、上記のデータ送信を要求するメッセージに基づいて送信すべきデータを送信する構成である。
ステップ605:制御回路11は、無線通信部18を介して、通信相手の装置から送信されるデータを受信する。このとき、データは、上記ステップ602で取得したアンテナ識別情報によって示されるアンテナを介して受信される。
ステップ606:制御回路11は、受信したデータを、記録I/F16を介して記録媒体17へ記録する。
ステップ607:制御回路11は、次のデータ受信の開始が指示されたか否かを判定する。なお、その開始の指示は、ユーザーが、例えば、操作部材14に含まれる転送開始ボタンなどを押下することなどによって行える。
制御回路11によって、次のデータ受信の開始が指示されたと判定された場合には、ステップ601へ移行して上記の処理を繰り返す。一方、制御回路11によって、次のデータ受信の開始が指示されないと判定された場合には、ステップ608へ移行する。
ステップ608:制御回路11は、データ受信モードの終了が指示されたか否かを判定する。なお、その終了の指示は、ユーザーが、例えば、モードダイヤルの操作によってデータ受信モード以外のモードを選択することなどによって行える。
制御回路11によって、データ受信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ607へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図10の流れ図の処理を終了する。
ステップ609:制御回路11は、データ受信モードの終了が指示されたか否かを判定する。そして、制御回路11によって、データ受信モードの終了が指示されないと判定された場合にはステップ601へ移行し、一方、終了が指示されたと判定された場合には図10の流れ図の処理を終了する。
(実施形態の補足事項)
なお、デジタルカメラに設定可能な転送すべきデータの条件として、図3の(2b)に、その代表的なものを例示したが、それら以外にも、例えば、夜景や逆光などといった特定のシーンモード、また特定の撮影条件などを転送すべきデータの条件として設定してもよい。
なお、デジタルカメラに設定可能な転送すべきデータの条件として、図3の(2b)に、その代表的なものを例示したが、それら以外にも、例えば、夜景や逆光などといった特定のシーンモード、また特定の撮影条件などを転送すべきデータの条件として設定してもよい。
また、データ(又は、データを格納したファイル)がグループ分けされている場合には、そのうちの特定のグループを、転送すべきデータの種類または条件として設定してもよい。
また、上記では、ユーザーのデジタルカメラの持ち方を検出するために、タッチセンサ、傾斜センサ、アンテナを利用したが、これらの他に、例えば、光センサや温度センサなども利用することができる。なお、そうした場合は、光センサから出力される受光の有無(或いは受光量の増減)の情報または温度センサから出力される温度情報に基づき、ユーザーのデジタルカメラの持ち方を検出してそのパターンを判別するようにする。ユーザーの手や指がセンサに接触するとセンサから出力される情報が変化するので、その変化を調べることで、ユーザーがデジタルカメラを持ったときのセンサへの接触の仕方、即ち、ユーザーのデジタルカメラの持ち方のパターンを判別することができる。
また、上記では、タッチセンサ、傾斜センサ、アンテナを利用して、ユーザーのデジタルカメラの持ち方を検出したが、それらを利用してデジタルカメラの載置状態を検出してもよい。なお、載置状態とは、デジタルカメラが、例えば、画像サーバーなどの上面にどのような姿勢で置かれているかを示すものである。図6を例に取ると、画像サーバーの上面に、デジタルカメラが、傾斜角度情報:「90度」の姿勢で置かれている状態、傾斜角度情報:「0度」の姿勢で置かれている状態、などの載置状態のパターンが存在する。このデジタルカメラの載置状態のパターンを、傾斜センサの傾斜角度情報や電波を受信したアンテナの識別情報に基づき判別するようにし、そして、そのパターンに基づいて転送すべきデータ(具体的には、転送すべきデータの種類または条件)を判別する。
なお、デジタルカメラの載置状態の検出にタッチセンサを利用する場合は、タッチセンサを、例えば、図9に示すアンテナ(α)、アンテナ(β)、アンテナ(γ)と同様の位置にそれぞれ設けるようにする。ここでは、特に、感圧方式のタッチセンサを利用すると好ましい。そして、デジタルカメラが、画像サーバーの上面に載置されたときには、画像サーバーと接触するタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき、デジタルカメラの載置状態を検出してそのパターンを判別するようにする。
また、デジタルカメラの載置状態の検出には光センサを利用することもできる。
また、上記では、通信相手となる外部の装置との通信を無線によって行うように説明したが、通信は、有線のLANなどを介して行うようにしてもよい。
(実施形態の作用効果)
上記実施形態のデジタルカメラでは、カメラに設けられたセンサから得られた情報に基づき、ユーザーによるデジタルカメラの持ち方またはデジタルカメラの載置状態が検出されて、そのパターンが判別される。
上記実施形態のデジタルカメラでは、カメラに設けられたセンサから得られた情報に基づき、ユーザーによるデジタルカメラの持ち方またはデジタルカメラの載置状態が検出されて、そのパターンが判別される。
次に、その判別されたパターンに基づき、転送すべきデータの種類または条件が判別される。なお、その判別は、転送すべきデータの種類または転送すべきデータの条件がパターン毎に設定されたテーブルを使用して行われる。また、テーブルの設定は、予めユーザーによって行われる。
そして、転送すべきデータの種類または条件に一致するデータが通信相手の装置との間で転送される。
従って、上記実施形態のデジタルカメラによれば、ユーザーが所望するデータを、手間なく、簡単に、通信相手装置との間で転送することができる。
(その他)
本発明は、デジタルカメラ以外にも、電子フォトフレーム、ノート型パソコン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、ミュージック/ビデオプレーヤなどのポータブル型の装置/機器にも適用可能である。
本発明は、デジタルカメラ以外にも、電子フォトフレーム、ノート型パソコン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、ミュージック/ビデオプレーヤなどのポータブル型の装置/機器にも適用可能である。
また、本発明は、テレビ、ハードディスクレコーダ、DVDレコーダ、画像サーバーなどの装置/機器にも適用可能である。特に、これらの装置/機器には、本発明のデータ受信装置の適用が好適である。
11…制御回路,12…バッファメモリ,13…バス,14…操作部材,15…表示装置,16…記録インターフェース(I/F),17…記録媒体,18…無線通信部,19…センサ部,20…CCD固体撮像素子(CCD),21…レンズユニット,22…レンズ駆動回路,23…タイミングジェネレータ(TG),24…信号処理回路,25…画像入力回路,26…画像処理回路,27…表示制御回路,28…AE/AWB回路,29…AF回路,30…圧縮/伸張回路,31…マイク,32…A/D変換器,33…音声信号処理回路
Claims (17)
- ユーザーによる装置の持ち方を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された検出結果に基づいて、前記検出結果のパターンを判別するパターン判別部と、
前記パターン判別部によって判別された前記検出結果のパターンに対応した送信すべきデータを判別する送信データ判別部と、
前記送信データ判別部によって判別された前記送信すべきデータを他の装置に送信する送信部と
を備えることを特徴とするデータ送信装置。 - 装置の載置の状態を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された検出結果に基づいて、前記検出結果のパターンを判別するパターン判別部と、
前記パターン判別部によって判別された前記検出結果のパターンに対応した送信すべきデータを判別する送信データ判別部と、
前記送信データ判別部によって判別された前記送信すべきデータを他の装置に送信する送信部と
を備えることを特徴とするデータ送信装置。 - 請求項1または請求項2に記載のデータ送信装置において、
前記検出結果のパターン毎に前記送信すべきデータの種類を予め設定する設定部をさらに備え、
前記送信データ判別部は、前記パターンに対応した前記設定部によって設定された前記送信すべきデータの種類を判別し、
前記送信部は、前記送信データ判別部によって判別された前記データの種類に一致するデータを他の装置に送信する
ことを特徴とするデータ送信装置。 - 請求項1または請求項2に記載のデータ送信装置において、
前記検出結果のパターン毎に前記送信すべきデータの条件を予め設定する設定部をさらに備え、
前記送信データ判別部は、前記パターンに対応した前記設定部によって設定された前記送信すべきデータの条件を判別し、
前記送信部は、前記送信データ判別部によって判別された前記データの条件に一致するデータを他の装置に送信する
ことを特徴とするデータ送信装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のデータ送信装置において、
前記検出部はタッチセンサを含み、
前記パターン判別部は、前記タッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ送信装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のデータ送信装置において、
前記検出部は複数のタッチセンサを含み、
前記パターン判別部は、前記複数のタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ送信装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のデータ送信装置において、
前記検出部は傾斜センサを含み、
前記パターン判別部は、前記傾斜センサから出力される装置の傾き方を示す情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ送信装置。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のデータ送信装置において、
前記検出部は複数のアンテナを含み、
前記パターン判別部は、前記複数のアンテナのうち電波を受信したアンテナを特定するアンテナ識別情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ送信装置。 - ユーザーによる装置の持ち方を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された検出結果に基づいて、前記検出結果のパターンを判別するパターン判別部と、
前記パターン判別部によって判別された前記検出結果のパターンに対応した受信すべきデータを判別する受信データ判別部と、
前記受信データ判別部によって判別された前記受信すべきデータを他の装置から受信する受信部と
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 装置の載置の状態を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された検出結果に基づいて、前記検出結果のパターンを判別するパターン判別部と、
前記パターン判別部によって判別された前記検出結果のパターンに対応した受信すべきデータを判別する受信データ判別部と、
前記受信データ判別部によって判別された前記受信すべきデータを他の装置から受信する受信部と
を備えることを特徴とするデータ受信装置。 - 請求項9または請求項10に記載のデータ受信装置において、
前記検出結果のパターン毎に前記受信すべきデータの種類を予め設定する設定部をさらに備え、
前記受信データ判別部は、前記パターンに対応した前記設定部によって設定された前記受信すべきデータの種類を判別し、
前記受信部は、前記受信データ判別部によって判別された前記データの種類に一致するデータを他の装置から受信する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 請求項9または請求項10に記載のデータ受信装置において、
前記検出結果のパターン毎に前記受信すべきデータの条件を予め設定する設定部をさらに備え、
前記受信データ判別部は、前記パターンに対応した前記設定部によって設定された前記受信すべきデータの条件を判別し、
前記受信部は、前記受信データ判別部によって判別された前記データの条件に一致するデータを他の装置から受信する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 請求項9〜請求項12の何れか一項に記載のデータ受信装置において、
前記検出部はタッチセンサを含み、
前記パターン判別部は、前記タッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 請求項9〜請求項12の何れか一項に記載のデータ受信装置において、
前記検出部は複数のタッチセンサを含み、
前記パターン判別部は、前記複数のタッチセンサから出力される接触箇所を示す情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 請求項9〜請求項12の何れか一項に記載のデータ受信装置において、
前記検出部は傾斜センサを含み、
前記パターン判別部は、前記傾斜センサから出力される装置の傾き方を示す情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 請求項9〜請求項12の何れか一項に記載のデータ受信装置において、
前記検出部は複数のアンテナを含み、
前記パターン判別部は、前記複数のアンテナのうち電波を受信したアンテナを特定するアンテナ識別情報に基づき前記パターンを判別する
ことを特徴とするデータ受信装置。 - 請求項1〜請求項8の何れか一項に記載のデータ送信装置と、
請求項9〜請求項16の何れか一項に記載のデータ受信装置と
を備えることを特徴とするデータ送受信装置。
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2008
- 2008-11-28 JP JP2008304008A patent/JP2010130449A/ja not_active Withdrawn
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