JP2010128485A - 透明円筒型オブジェクト有する万華鏡 - Google Patents

透明円筒型オブジェクト有する万華鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2010128485A
JP2010128485A JP2008321567A JP2008321567A JP2010128485A JP 2010128485 A JP2010128485 A JP 2010128485A JP 2008321567 A JP2008321567 A JP 2008321567A JP 2008321567 A JP2008321567 A JP 2008321567A JP 2010128485 A JP2010128485 A JP 2010128485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kaleidoscope
field
view
case
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008321567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5162433B2 (ja
Inventor
Mitsuru Yoda
満 依田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CRYSTAL GARDEN SHIROGANE KK
Original Assignee
CRYSTAL GARDEN SHIROGANE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CRYSTAL GARDEN SHIROGANE KK filed Critical CRYSTAL GARDEN SHIROGANE KK
Priority to JP2008321567A priority Critical patent/JP5162433B2/ja
Publication of JP2010128485A publication Critical patent/JP2010128485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5162433B2 publication Critical patent/JP5162433B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】透明円筒型オブジェクトを有する万華鏡においては多角ミラー中空筒体の視野が円筒型オブジェクトの一部に限定されるため視野の外にあるオブジェクト片はオブジェクトケースを回転させても視野に入ってくる可能性は少ない。このため映像に現れるオブジェクト片は限定され映し出される映像も変化に乏しいものであった。
【解決手段】万華鏡ミラーの視野とオブジェクトケースの位置が一点に固定されないようにオブジェクトケースを円筒の方向に沿って自動的に左右に移動しながら回転させるような構造とし、左右に移動する速度と回転速度を一定の関係として、視野の外側に存在するオブジェクト片も回転と左右移動のタイミングで次々と視野の内外を移動する。このオブジェクト回転方式によって変化の大きい万華鏡映像が楽しめるようになった。
【選択図】図５

Description

透明円筒型オブジェクトを有する万華鏡に関する。
透明円筒型オブジェクトを有する万華鏡は透明円筒のオブジェクトケース内部にさまざまな形状の色ガラス片などでできたオブジェクト片を入れて、そのオブジェクトを多面ミラー中空筒体の中で多重反射させた映像をアイホールから覗いて楽しむものである。また、投影式万華鏡においても透明円筒型オブジェクトに強い光を当てその透過光を多角ミラー中空筒体の中で多重反射させ離れたスクリーンに結像レンズを通して映像を投影することができる。投影式万華鏡は多くの人が同時に万華鏡映像を楽しむことができる特徴がある
実願２００６−０１０７５３キューブ万華鏡
特願２００７−２８５５４６投影式万華鏡
万華鏡はオブジェクトケースの内部に入っているさまざまな形状の色ガラス片でできたオブジェクトを多面ミラー中空筒体の中で多重反射させた映像をオブジェクトと反対側のアイホールから見て楽しむものであるが多角ミラー中空筒体の視野に入るオブジェクト片の種類が多ければ多いほど映像が変化して美しい万華鏡となる。しかし、透明円筒型オブジェクトを有する万華鏡においては多角ミラー中空筒体の視野が円筒型オブジェクトの視野内に限定されるため視野の外にあるオブジェクト片はオブジェクトケースを回転させても視野に入ってくる可能性は少ない。このため映像に現れるオブジェクト片は限定され映し出される映像も変化に乏しいものになる。本発明によりオブジェクトケースの中にあるが多角ミラー中空筒体の視野の外にあるオブジェクト片も視野の中に取り入れることができるようになり、変化が大きくて美しい映像を楽しむことのできる万華鏡が実現した。
本発明は通常の透明円筒型オブジェクトを有する万華鏡だけではなく、透明円筒型オブジェクトを有する投影式万華鏡においても有効な方法であり、多くの人が同時に多彩に変化する万華鏡映像を楽しむことができる投影式万華鏡が実現した。
万華鏡はオブジェクトケースの内部に入っているさまざまな形状の色ガラス片でできたオブジェクトを多面ミラー中空筒体の中で多重反射させた映像をオブジェクトと反対側のアイホールから見て楽しむものであるが多角ミラー中空筒体の視野に入るオブジェクト片の種類が多ければ多いほど映像が変化して美しい万華鏡となる。しかし、透明円筒型オブジェクトを有する万華鏡においては多角ミラー中空筒体の視野が円筒型オブジェクトの一部に限定されるため視野の外にあるオブジェクト片はオブジェクトケースを回転させても視野に入ってくる可能性は少ない。このため映像に現れるオブジェクト片は限定され映し出される映像も変化に乏しいものになる。
課題の解決としては視野の外にあるオブジェクト片をオブジェクトケースを自動的にスライドさせて視野の中に取り入れる方式とオブジェクトケースを回転しながら多角ミラー中空筒体の中心を軸としてオブジェクトケースの両端を上下させオブジェクト片がオブジェクトケース内を移動することで視野の中に入れ、万華鏡映像に反映させて、変化の大きい万華鏡映像が実現した。
本発明により今まで見ていたオブジェクト片と交代にオブジェクトの一方向回転のみでは現れなかった多角ミラー中空筒体の視野の外にあるオブジェト片が次々と現れ万華鏡映像の中に新しいオブジェクトが取り込まれて、美しい変化に富んだ万華鏡映像を見ることができるようになった。また、普通に覗く万華鏡と同様に投影万華鏡映像においても実現でき、変化のあるダイナミックな万華鏡映像を同時に複数の人が楽しむことができるようになった。
「図１」は透明円筒タイプ回転式オブジェクト万華鏡の原理図であるが、多角ミラー中空筒体の視野が６に示すようにオブジェクトの一部に限定され、オブジェクトケースを回転矢印の方向にいくら回転させても視野の外側にあるオブジェクト片は視野の中に入ってくる可能性は少ない。折角、多彩なオブジェクト片をオブジェクトケースに入れながら視野に入ってくることがないのでは変化に富んだ万華鏡映像は見ることができない。
「図２」は万華鏡ミラーの視野とオブジェクトケースの位置が一点に固定されないようにオブジェクトケースを円筒の方向に沿って自動的に左右に移動しながら回転させるような構造とした。左右に移動する速度と回転速度を一定の関係として、視野の外側に存在するオブジェクト片も回転と左右移動のタイミングで次々と視野の内外を移動する。このオブジェクト回転方式によって変化の大きい万華鏡映像が楽しめるようになった。
「図３」は万華鏡ミラーの視野とオブジェクトケースの位置が一点に固定されていても透明円筒を回転させながらオブジェクトケース両端を水平状態から（９）に示すように上下に角度を変化させて、透明円筒の中のオブジェクト片が透明円筒内を移動し、移動したオブジェクト片を多角ミラー中空筒体の視野の中に入れて、映像の変化を見ることができる構造とした万華鏡である。
普通の万華鏡のようにアイホールから覗いてみる万華鏡でも実現できるが、投影式万華鏡においても有効な方法と言える。投影式万華鏡における実施例を説明する。
「図４」は透明円筒タイプのモーターによる自動回転式オブジェクト投影式万華鏡の構成図である。光源（１１）にはハイパワーのＬＥＤ発光ダイオードまたはハロゲンランプなどの高輝度光源を用いている。光源の光を集光レンズ（１２）で収束して光の斑をなくすために拡散板（１３）を通して透明円筒オブジェクトに入射させる。光はオブジェクト片を透過して多彩な色や形を映して多角ミラー中空筒体（４）に入射し、ミラー内で多重反射した万華鏡映像が結像レンズ（２２）によりスクリーン（２３）に映し出される。オブジェクトの回転はモーター制御部（１８）で回転制御されたモーター（１４）からピニオンギア（１５）とスーパーギア（１６）で減速されてオブジェクト回転に結合している。図４の方式ではミラーの光軸とオブジェクトは一点で固定されており、多角ミラー中空筒体の視野には一定のオブジェクト片だけが繰り返し巡ってくることになる。したがって変化の大きい見ている人を感動させる美しい映像が作りにくい欠点があった。
「図５」は透明円筒タイプの万華鏡オブジェクトを横にスライド（２４）させる方式で多角ミラー中空筒体の視野により多くの種類のオブジェクト片を登場させることを実現した事例である。モーター（１４）の回転はオピニオンギア（１５）からスーパーギア（１６）で減速されてオブジェクトに伝達される。同時にクラウンギア（１９）が回転してクラウンギアの軸に直結しているカム（２０）が同時回転をする。カムのロッドによってカム軸受け（２１）が直線運動（２４）をしてオブジェクトケースが左右に移動する。この移動によってオブジェクト片が多角ミラー中空筒体の視野の内外を行き来して、万華鏡映像が多彩に変化する。
透明円筒タイプのオブジェクト構造の万華鏡はその映像が単調になることが多く、特に据え置き型や壁などに固定するタイプでは変化の大きい映像が作りにくかった。本発明によりその欠点も解消でき、特に投影式万華鏡では有効な手段となる。
投影式万華鏡は複数の人が同時に同じ映像を楽しむことができるので、一人で覗いてみる万華鏡では不可能であった人の集まる美術館、駅や商店街で万華鏡映像の鑑賞が可能になった。
透明円筒タイプ回転式オブジェクト万華鏡の原理図 透明円筒タイプ回転式オブジェクト万華鏡のブジェクトケースを左右に動かした場合の原理図 透明円筒タイプ回転式オブジェクト万華鏡のオブジェクトケースの両端を上下に動かした場合の原理図 透明円筒タイプ回転オブジェクト方式モーター駆動投影万華鏡の実施例 透明円筒タイプ回転オブジェクト方式モータ駆動投影万華鏡にオブジェクトケースを同一モーターで左右に動かした場合の実施例
符号の説明
１ 透明円筒オブジェクトケース
２ オブジェクト片
３ 万華鏡ミラー筒
４ 多角ミラー中空筒体
５ アイホール
６ ミラー視野
７ オブジェクト片
８ 左右へ移動
９ 上下へ移動
１０ 結像レンズ
１１ 光源
１２ 集光レンズ
１３ 拡散板
１４ モーター
１５ ピニオンギア
１６ スーパーギア
１７ 光源制御部
１８ モーター制御部
１９ クラウンギア
２０ カム
２１ カム軸受け
２２ 結像レンズ
２３ スクリーン

Claims (5)

  1. 万華鏡の透明円筒の中に多彩なオブジェクト片を封入したタイプの回転式オブジェクト方式をもつ万華鏡において、万華鏡ミラーの視野とオブジェクトケースの位置が一点に固定されないようにオブジェクトケースを円筒軸方向に沿って左右に移動しながら回転させて大きな映像の変化をさせる構造を持つ万華鏡。
  2. 請求項１の構造を持つ万華鏡において、透明円筒の回転と円筒を左右に移動させる動力源を単一モーターで駆動させる構造を持つ万華鏡。
  3. 万華鏡の透明円筒の中に多彩なオブジェクト片を封入したタイプの回転式オブジェクト方式をもつ万華鏡において、万華鏡ミラーの視野とオブジェクトケースの位置が一点に固定し、その中心でオブジェクトの透明円筒を回転させながらオブジェクトケースを水平状態から左右に角度を変化させ、透明円筒の中のオブジェクト片を透明円筒内での左右に移動させることで大きな映像の変化させる構造を持つ万華鏡。
  4. 請求項３の構造を持つ万華鏡オブジェクトにおいてオブジェクトの回転と傾きを単一モーターで駆動させる構造を持つ万華鏡
  5. 請求項１〜４の構造を持つ投影式万華鏡
JP2008321567A 2008-11-25 2008-11-25 透明円筒型オブジェクト有する万華鏡 Active JP5162433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008321567A JP5162433B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 透明円筒型オブジェクト有する万華鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008321567A JP5162433B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 透明円筒型オブジェクト有する万華鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010128485A true JP2010128485A (ja) 2010-06-10
JP5162433B2 JP5162433B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=42328884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008321567A Active JP5162433B2 (ja) 2008-11-25 2008-11-25 透明円筒型オブジェクト有する万華鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5162433B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013127595A (ja) * 2011-11-14 2013-06-27 Kiyomi Kaku 万華鏡装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57190519U (ja) * 1981-05-28 1982-12-03
JP2001296498A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Lumica Corp 万華鏡

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57190519U (ja) * 1981-05-28 1982-12-03
JP2001296498A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Lumica Corp 万華鏡

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013127595A (ja) * 2011-11-14 2013-06-27 Kiyomi Kaku 万華鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5162433B2 (ja) 2013-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10724696B2 (en) LED projecting light fixture with additional light effects
RU2558750C1 (ru) Система для проецирования имитированной поверхности жидкости
US3634679A (en) Decorative lighting apparatus
US10077881B2 (en) Prism effect system comprising multi-regional color filter and multi-faceted prism
CN105402641A (zh) 具有对光束整形物体的动态照明的投射灯具
US20130094219A1 (en) Dual graphic wheel for an automated luminaire
US10132473B2 (en) Prism effect system for light fixture with inverted multi-facet prisms
US20180135820A1 (en) Dual graphic wheel for an automated luminaire
CN110160008B (zh) 一种led水纹灯具产生水纹3d起伏效果的方法
US5546226A (en) Three dimensional pattern device used with light projector
US20150300604A1 (en) Beam framing system for an automated luminaire
JP5162433B2 (ja) 透明円筒型オブジェクト有する万華鏡
CN110365956A (zh) 一种投影装置
US7236301B2 (en) Polarized light valve
CN106782159B (zh) 一种智能移动广告箱
EP3520574B1 (en) Lighting device.
CN206074979U (zh) 一种激光投影装置
CN205880385U (zh) 一种交变图案成像投射器
JP5356715B2 (ja) 遊技機用の電飾装置
JP3148833U (ja) 投影式万華鏡映像を発する間接照明装置
CN201041317Y (zh) 万花灯
KR200178696Y1 (ko) 오목거울의 반사특성과 반반사거울의 반사특성을 이용한허공중 입체영상 투영장치
CN2717146Y (zh) 一种视频信号影像播放装置
CN110347008A (zh) 一种投影装置
KR970000788Y1 (ko) 회전스크린 환등기장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20121029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5162433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250