JP2010127637A - 光測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試料を安全かつ確実に装置内に収容させつつ、検出感度を安定化すること。
【解決手段】この光測定装置1は、試料Aからの光を外部に向けて通過させる窓部24が形成された遮光性の筐体3と、窓部24に対向して配置されてその光を検出する光電子増倍管モジュール4とを備え、筐体3は、窓部24を開閉可能なように窓部24に沿って取り付けられた遮光性の遮光板26と、試料Aを載置させた状態で筐体3の内側及び外側に向けてスライド可能に取り付けられた扉部7と、扉部7の筐体3の内側への移動に応じて、遮光板26を窓部24に沿って窓部24を開放するように移動させ、扉部7の筐体3の外側への移動に応じて、遮光板26を窓部24に沿って窓部24を塞ぐように移動させるクランク部27とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、試料を対象に光学測定を行うための光測定装置に関するものである。
従来から、各種試料を対象にして光学的な測定を行うための様々な装置が用いられている。例えば、物質が励起状態から基底状態に遷移するときに放射される光を検出するものとして、遮光性ケース内に光電子増倍管が収納された検出器が知られている(下記特許文献1参照。)。この検出器では、光電子増倍管の外光による劣化を防ぐために、遮光ケースに着脱自在に構成されたフローセルブロックが設けられ、フローセルブロックを遮光ケースから離脱する際にシャッタ部材が光電子増倍管を覆うように構成されている。
また、生物発光、化学発光、または蛍光等の微弱な発光を測定する装置として、遮光ケースに挿入孔が設けてあり、挿入孔に測定容器が挿入されると、ばねが縮んでシャッタが開くことにより、内蔵する光センサで測定容器内の検体からの光を検出可能にするものが知られている(下記特許文献2,3参照。)。
実公平6−8542号公報 特開2000−146825号公報 特開2001−244483号公報
しかしながら、上述した特許文献1記載の装置においては、光電子増倍管の光入射面を用いてシャッタ部材を開閉しており、開閉時の衝撃が光電子増倍管に直接与えられるために、光電子増倍管の検出特性への影響が大きいという傾向にある。また、上述した特許文献2,3記載の装置では、シャッタの開閉のための力が直接測定容器にかかるために測定容器や試料が破損したり試料がこぼれてしまったりする場合があった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、試料を安全かつ確実に装置内に収容させつつ、検出感度を安定化することが可能な光測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光測定装置は、測定対象の試料を収容し、試料からの光を外部に向けて通過させる窓部が形成された遮光性の筐体と、窓部に対向して配置され、光を検出する光検出部とを備え、筐体は、窓部を開閉可能なように窓部に沿って取り付けられた遮光性の遮光板と、試料を載置させた状態で筐体の内側及び外側に向けてスライド可能に取り付けられた扉部と、扉部の筐体の内側への移動に応じて、遮光板を窓部に沿って窓部を開放するように移動させ、扉部の筐体の外側への移動に応じて、遮光板を窓部に沿って窓部を塞ぐように移動させる移動機構とを有する、ことを特徴とする。
このような光測定装置によれば、遮光性の筐体に収容された試料からの光がその筐体の窓部を介して光検出部によって検出可能にされる。そして、その筐体には筐体の内側及び外側に向けてスライド可能な扉部が設けられる。この扉部は試料が載置された状態でスライドされ、移動機構により、扉部が筐体の内側にスライドされると窓部に沿って設けられた遮光板によって窓部が開放され、扉部が筐体の外側にスライドされるとその遮光板によって窓部が塞がれる。これにより、遮光板の開閉に光検出部や試料を用いる必要がなく、遮光板の開閉の衝撃が光検出部や試料に対して直接与えられることが少ないので、光検出部の特性劣化を防ぐことができるとともに、試料を安全かつ確実に装置内に収容させることができる。
遮光板は、筐体の内部において窓部に沿ってスライド可能に設けられ、移動機構は、扉部のスライド運動を遮光板に伝達して遮光板をスライドさせるクランク部を含む、ことが好適である。この場合、扉部のスライドに応じて遮光板が筐体の内部において窓部に沿ってスライドされるので、光検出部への衝撃をより確実に防止することができる。
また、クランク部は、基端側が軸支されており、先端側が扉部のスライド運動に応じて揺動して遮光板に当接することにより遮光板をスライドさせるレバー部材が形成されている、ことも好適である。この場合、クランク部の構造が単純化され、窓部の開閉機構の動作の安定化を図ることができる。
また、クランク部の基端側には、扉部の筐体の内側への移動時に扉部に当接する突起部がさらに形成されている、ことも好適である。かかる突起部を備えることで、扉部の開閉時のクランク部の揺動角を大きくすることができるので、窓部を確実に開閉することができる。
また、窓部は、鉛直方向に沿って形成され、遮光板は、自重によって窓部を塞ぐ位置まで下方にスライドされ、且つ、扉部の筐体の内側への移動に応じて、クランク部によって窓部を開放する位置まで上方にスライドされる、ことも好適である。かかる構成を採れば、遮光板の自重によって窓部を塞ぐように構成することで、移動機構の構造が単純化され装置の小型化が容易になる。
さらに、扉部の内側には、試料を保持する保持部が設けられている、ことも好適である。かかる保持部を備えれば、試料を筐体内により安全に収容することができる。
またさらに、扉部は、筐体の外側への移動の際に外側に傾斜させるための回転軸部材をさらに含む、ことも好適である。かかる回転軸部材を備えれば、扉部を外側にスライドさせる際の扉部の開口部の広さが確保されるので、試料の収容作業が容易になる。
さらにまた、筐体には、筐体内外を連通するとともに屈曲部を有する少なくとも1つの連通部が形成されている、ことも好適である。この場合、試料からの光を検出しながら、連通部を介して試料に対する薬剤等を供給することができるとともに、その検出時における外部光の筐体内への入射を防止できる。
また、連通部は、筐体の中心部に向かって屈曲して形成されている、ことも好適である。かかる連通部により、光の検出時における筐体内への外部光の入射を確実に防止することができるとともに、筐体を小型化した場合であっても連通部の開口におけるシリンジ等の薬剤等導入用器具の設置スペースを十分に確保することができる。
本発明によれば、試料を安全かつ確実に装置内に収容させつつ、検出感度を安定化することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る光測定装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1において、(a)は本発明の好適な一実施形態に係る光測定装置1の平面図、(b)は光測定装置1の側面図である。
図1に示す光測定装置1は、試料から発生する化学発光等の光を検出するための装置であり、測定対象である試料Aを試料容器2と共に収容する遮光性の筐体3と、筐体に接して配置され、試料Aから発生する光を検出する光電子増倍管モジュール(光検出部)4と、筐体3及び光電子増倍管モジュール4が載置される台座5と、光電子増倍管モジュール4を収容するとともに、筐体3及び台座5と接するケース8とから構成され、筐体3の上面には筐体3内の試料容器2に薬剤や溶媒等を導入するための2つのシリンジ接合部6が固定され、筐体3の前面には、筐体3の一部を構成し、試料容器2を内側に載置させた状態で開閉可能な扉部7が設けられている。光測定装置1の用途としては、例えば、唾液を対象としたストレス測定、食品の酸化度測定や、光触媒の評価等が挙げられる。なお、以下の説明においては、筐体3の光電子増倍管モジュール4側の面を「後面」、その面に対して反対側の筐体3の面を「前面」及び「正面」、筐体3のシリンジ接合部6側の面を「上面」、その面に対して反対側の筐体3の面を「下面」というものとする。
光電子増倍管モジュール4は、図2に示すように、筐体本体10Aと蓋部材10Bとから構成される筐体10C内に、光電子増倍管11、分圧回路12とトランス回路13とからなる高電圧発生回路16、信号入出力基板14、及び信号処理基板15が内蔵されて構成されている。この光電子増倍管11は、筐体10C内に固定されており、光入射面17としての面板が筐体10Cの前面10A側に配置されている。また、分圧回路12とトランス回路13とを含む高電圧発生回路16は、複数の回路基板の集合体であり、光電子増倍管11に動作電圧を印加するための回路であり、信号入出力基板14は、光電子増倍管モジュール4の内部回路と外部との接続を行うものであり、信号処理基板15は、光電子増倍管11からの出力信号をデジタル処理するためのものである。上記のような構成の光電子増倍管モジュール4は、筐体3の後面と前面10Aとを密着させた状態で、光入射面17と後述する窓部24との間が遮光状態となるように台座5上に固定されている。
以下、図3〜図6を参照しながら、筐体3の構成について詳細に説明する。図3は、扉部7を取り外した状態での筐体3の正面図、図4は、扉部7を閉じた状態での筐体3の側面図、図5,6は、扉部を開いた状態での筐体3の側面図、図7〜図9は、それぞれ、図4〜6に対応した筐体3の斜視図である。
筐体3は、遮光空間として暗室となる略直方体状の中空部18が形成されており、暗室に対する試料Aの出し入れ部となる前面側の開口部18aを塞ぐ矩形状の扉部7が取り付けられている。この扉部7の中空部18側の面である内面7aには、試料Aを収容する試料容器2が載置される支持台19と、試料容器2をその側面側から支持する一対の支持板20とが形成されている。これらの支持台19及び支持板20は、扉部7が閉じられた際に試料Aを中空部18の所定位置に保持する役割を有する。
この支持台19の筐体3の側面側には、一対の軸部材(揺動軸部材)21が埋め込まれており、この軸部材21が筐体3の中空部18の両側面18b,18cに水平方向(筐体3の下面に平行な方向であって図4の左右方向)に形成された溝部22に嵌め込まれることにより、扉部7が筐体3の本体部3aに取り付けられている。このような構成により、扉部7は試料Aを載置させた状態で筐体3の内側(筐体3の内部に試料Aを収容する方向)及び外側(筐体3の内部から試料Aを取り出す方向)に向けて(図4の左右方向に)スライド可能にされる。
また、開口部18aの筐体3の下面側には、外側に向けて開口面積が拡がるようにステップ部23が形成されている。このステップ部23が形成されていることで、支持台19が軸部材21を中心にステップ部23に向けて揺動可能にされることになり、扉部7が筐体3の外側にスライドした際に、扉部7の上部と筐体3の上部とが離間するように、その外側に向けて傾斜可能にされる(図6)。
さらに、筐体3の後面には、試料Aから発生した光を筐体3の外部に向けて通過させるための円形状の窓部24が、鉛直方向(筐体3の下面に垂直な方向であって図3,4の上下方向)に沿って設けられている。そして、光電子増倍管モジュール4は、その光入射面17を窓部24に対向させるように配置されることにより、筐体3内の試料Aから発せられた光を検出する。また、筐体3の内面における窓部24を含む領域には矩形状の窪み部25が形成され、この窪み部25には金属等の遮光性材料によって形成された矩形状の遮光板26が窓部24の内面に沿って配置されている。
この遮光板26は、その両側端部が、中空部18の側面18b及び18cと窪み部25との間にスライド可能な隙間を持って挟み込まれており、窪み部25に沿って上下方向(筐体3の下面に垂直な方向であって図3,4の上下方向)にスライドすることにより、窓部24を開閉する機能を有する。すなわち、後述するクランク部27が作用していない場合には、遮光板26がその自重により窪み部25の下方の窓部24の位置までスライドすることによって、窓部24が塞がれる。一方、クランク部27が作用している場合には、遮光板26がクランク部27によって窪み部25の窓部24の上方の位置までスライドされることによって、窓部24が開放される。
次に、この遮光板26を扉部7の開閉に連動させるための部材であるクランク部27(移動機構)について説明する。
クランク部27は、中空部18の側面18b,18cに沿ってそれぞれ設けられており、筐体3に基端側が軸支されて先端側が側面18b,18cに沿って直線状に伸びるレバー部材27aと、レバー部材27aの基端側に一体的に形成され、レバー部材27aと交わる方向に突出した突起部27bとからなり、全体で略L字状を形成している。より詳細には、クランク部27はレバー部材27aと突起部27bとがなす角部において、中空部18の側面18b,18cに対して固定された固定軸27cによって、固定軸27cを中心に揺動可能に軸支されている。
このようなクランク部27においては、扉部7が閉じられて筐体3の内側にスライド移動している際には、その突起部27bが支持板20の窪み20aに当接することにより突起部27bの先端に筐体3の内側に向けた力が作用する(図4)。これにより、クランク部27にレバー部材27aの先端を固定軸27cを中心に揺動させて持ち上げるようなモーメントが働き、レバー部材27aの先端が遮光板26に当接することによって遮光板26が窪み部25に沿って上方に持ち上げられて窓部24が開放される。すなわち、クランク部27は、扉部7のスライド運動を遮光板26に伝達して上方にスライドさせる。なお、遮光板26には、レバー部材27aによる遮光板26の駆動を確実にするために、レバー部材27aの先端が挿入される溝部28が形成されている。
一方、扉部7が開けられて筐体3の外側にスライド移動する際には、クランク部27の突起部27bが窪み20aから外れることにより、クランク部27に作用していたモーメントが開放される(図5)。これにより、クランク部27は、その自重によりレバー部材27aの先端を固定軸27cを中心に下方に揺動させて遮光板26の溝部28から外れることによって、遮光板26がその自重によって窪み部25に沿って下方にスライド移動し、窓部24を塞ぐ。さらに、扉部7が筐体3の外側にスライドされて扉部7がクランク部27から離脱した状態においては、扉部7が軸部材21を中心に、扉部7の上部と筐体3の上部とが離間するように、筐体の外側に向けて傾斜可能にされる(図6)。
図3を参照して、筐体3の上面には、図示しないシリンジと接合するシリンジ接合部6が固定される。シリンジ接合部6には金属管29が液密に固定されており、金属管29が筐体3内の試料Aに薬剤を導入するために、筐体3の内外を連通するように中空部18に向けて形成された連通部として機能している。この金属管29は、その中間部分において筐体3の上下方向の中心軸線Cに向かって屈曲し、その先端部において、中心軸線Cに沿って延びるようにクランクして形成されている。なお、連通部としては金属管29ではなく、筐体3に設けた貫通孔でも良い。
以上説明した光測定装置1によれば、遮光性の筐体3に収容された試料Aからの光がその筐体3の窓部24を介して光電子増倍管モジュール4によって検出可能にされる。そして、その筐体3には筐体3の内側及び外側に向けてスライド可能な扉部7が設けられる。この扉部7は試料Aが載置された状態でスライドされ、クランク部27により、扉部7が筐体3の内側にスライドされると窓部24に沿って設けられた遮光板26によって窓部24が開放され、扉部7が筐体3の外側にスライドされるとその遮光板26によって窓部24が塞がれる。これにより、遮光板26の開閉に光電子増倍管モジュール4や試料Aを用いる必要がなく、遮光板26の開閉の衝撃が光電子増倍管モジュール4や試料Aに対して直接与えられることが少ないので、光電子増倍管モジュール4の特性劣化を防ぐことができるとともに、試料Aを安全かつ確実に装置内に収容させることができる。
ここで、光測定装置1は、扉部7のスライドに応じて遮光板26が筐体3の内部において窓部24に沿ってスライドされる構造を有するので、光電子増倍管モジュール4への衝撃をより確実に防止することができる。
また、移動機構としてのクランク部27には、1点で支持された揺動式のレバー部材27aが採用されているので、クランク部27の構造が単純化され、窓部24の開閉機構の動作の安定化を図ることができる。さらに、クランク部27には突起部27bが形成されているので、扉部7の開閉時のクランク部27の揺動角を大きくすることができるので、窓部24を確実に開閉することができる。
また、遮光板26の自重によって窓部24を塞ぐように構成することで、移動機構の構造がさらに単純化され装置の小型化が容易になる。
また、扉部7はステップ部23と軸部材21の存在により筐体3の外側にスライドした際に傾斜可能にされているので、扉部7の開口部の広さが確保されて試料Aの収容および取り出し作業が容易になる。
さらに、筐体3には、中心部に向けて屈曲する金属管29による連通部が形成されているので、試料Aからの光を検出しながら、金属管29を介して試料Aに対する薬剤を供給することができる。具体的には、試料Aに薬剤を混入した直後から発生する発光をリアルタイムで観測することができる。また、その検出時における外部光の金属管29を通じた筐体3内への入射を防止できるとともに、筐体3を小型化した場合であっても金属管29の外側の開口におけるシリンジ等の薬剤導入用器具の設置スペースを十分に確保することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明は、試料が発生させる化学発光や蛍光を測定する装置には限定されず、試料からの光を測定する様々な装置に適用することができる。
例えば、図10に示す発光部101及び筐体103と、光電子増倍管モジュール4とを組み合わせた光測定装置のように、試料の吸光度を測定する測定器に適用できる。詳細には、この光測定装置においては、扉部7に接して発光部101が設けられ、発光部101の内部には光源104が内蔵されている。この光源104は、扉部7に設けられた窓部105に対向して配置されたLED等の光源装置であり、中空部18内に収容された試料を通じて筐体3の本体部103aの窓部24に向けて光を出射可能に配置される。そして、扉部7は、軸部材21が溝部22に嵌め込まれることにより、筐体3の本体部103aに対して水平方向にのみスライド可能にされている。このような構成により、窓部24に対向して設けられる光電子増倍管モジュール4によって、試料を透過する光が測定可能にされる。
(a)は、本発明の好適な一実施形態に係る光測定装置の平面図、(b)は、(a)の光測定装置の側面図である。 図1の光電子増倍管モジュールの分解斜視図である。 図1の扉部を取り外した状態での筐体の正面図である。 図1の扉部を閉じた状態での筐体の側面図である。 図1の扉部を開いた状態での筐体の側面図である。 図1の扉部を開いた状態での筐体の側面図である。 図4に対応した筐体の斜視図である。 図5に対応した筐体の斜視図である。 図6に対応した筐体の斜視図である。 本発明の変形例である発光部及び筐体の側面図である。
符号の説明
1…光測定装置、3,103…筐体、4…光電子増倍管モジュール(光検出部)、7…扉部、19…支持台(保持部)、20…支持板(保持部)、21…回転軸部材、24…窓部、26…遮光板、27…クランク部(移動機構)、27a…レバー部材(移動機構)、27b…突起部(移動機構)、29…金属管(連通部)。

Claims (9)

  1. 測定対象の試料を収容し、前記試料からの光を外部に向けて通過させる窓部が形成された遮光性の筐体と、
    前記窓部に対向して配置され、前記光を検出する光検出部とを備え、
    前記筐体は、
    前記窓部を開閉可能なように前記窓部に沿って取り付けられた遮光性の遮光板と、
    前記試料を載置させた状態で前記筐体の内側及び外側に向けてスライド可能に取り付けられた扉部と、
    前記扉部の前記筐体の内側への移動に応じて、前記遮光板を前記窓部に沿って前記窓部を開放するように移動させ、前記扉部の前記筐体の外側への移動に応じて、前記遮光板を前記窓部に沿って前記窓部を塞ぐように移動させる移動機構とを有する、
    ことを特徴とする光測定装置。
  2. 前記遮光板は、前記筐体の内部において前記窓部に沿ってスライド可能に設けられ、
    前記移動機構は、前記扉部のスライド運動を前記遮光板に伝達して前記遮光板をスライドさせるクランク部を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の光測定装置。
  3. 前記クランク部は、基端側が軸支されており、先端側が前記扉部のスライド運動に応じて揺動して前記遮光板に当接することにより前記遮光板をスライドさせるレバー部材が形成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載の光測定装置。
  4. 前記クランク部の前記基端側には、前記扉部の前記筐体の内側への移動時に前記扉部に当接する突起部がさらに形成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の光測定装置。
  5. 前記窓部は、鉛直方向に沿って形成され、
    前記遮光板は、自重によって前記窓部を塞ぐ位置まで下方にスライドされ、且つ、前記扉部の前記筐体の内側への移動に応じて、前記クランク部によって前記窓部を開放する位置まで上方にスライドされる、
    ことを特徴とする請求項2記載の光測定装置。
  6. 前記扉部の内側には、前記試料を保持する保持部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光測定装置。
  7. 前記扉部は、前記筐体の外側への移動の際に外側に傾斜させるための回転軸部材をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光測定装置。
  8. 前記筐体には、前記筐体内外を連通するとともに屈曲部を有する少なくとも1つの連通部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光測定装置。
  9. 前記連通部は、前記筐体の中心部に向かって屈曲して形成されている、
    ことを特徴とする請求項8記載の光測定装置。
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