JP2010122756A - Edi統合処理システム、edi統合処理方法、およびedi統合処理プログラム - Google Patents

Edi統合処理システム、edi統合処理方法、およびedi統合処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010122756A
JP2010122756A JP2008293678A JP2008293678A JP2010122756A JP 2010122756 A JP2010122756 A JP 2010122756A JP 2008293678 A JP2008293678 A JP 2008293678A JP 2008293678 A JP2008293678 A JP 2008293678A JP 2010122756 A JP2010122756 A JP 2010122756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target data
data item
code
data
specified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008293678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5250394B2 (ja
Inventor
Junichiro Hiroe
順一郎 廣江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008293678A priority Critical patent/JP5250394B2/ja
Publication of JP2010122756A publication Critical patent/JP2010122756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5250394B2 publication Critical patent/JP5250394B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】データ特性や取り扱い方針を任意に反映させたEDI電文の振り分け処理を可能とし、EDIシステムにおけるデータ処理効率を向上させる。
【解決手段】第1マスタレコードを格納するパターンマスタ取得手段110と、第2マスタレコードを格納するデータマスタ取得手段111と、EDI電文から各コードを抽出し第1マスタレコードを検索する第1マスタ検索手段112と、EDI電文が含んでいる対象データ項目を全て特定し第2マスタレコードを検索する第2マスタ検索手段113と、対象データ項目を第1マスタレコードが示す論理演算パターンに当てはめて規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定する振り分け先決定手段114と、重視対象データ項目に対応する第2マスタレコードより振り分け先のデータを読み出しEDI電文を送信する電文送信手段115とからEDI統合処理システム100を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、EDI統合処理システム、EDI統合処理方法、およびEDI統合処理プログラムに関するものであり、具体的には、データ特性や取り扱い方針を任意に反映させたEDI電文の振り分け処理を可能とし、EDIシステムにおけるデータ処理効率を向上させる技術に関する。
企業間での商取引データを標準的書式に統一し、電子的に交換するEDI(Electronic Data Interchange)システムが広がりをみせている。このEDIシステムでは、受発注や見積もり、決済、出入荷などに関わるデータを、あらかじめ定められた形式にしたがって電子化し、専用線やVANなどのネットワークを通じて端末間で送受信する。
こうしたEDIシステムにおいてやりとりされる電文を適切な端末に振り分ける技術として、例えば、EDIシステムにおけるEDIデータの配信先をコンピュータ処理して決定するEDIデータ振り分けシステムであって、上記EDIデータの任意のデータ項目の組み合わせ情報と当該EDIデータの配信先情報とを対応付けて記憶装置に記憶する情報登録手段と、上記記憶装置に記憶した対応付け情報に基づき、受信したEDIデータの配信先を決定する決定手段とを有することを特徴とするEDIデータ振り分けシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2005−101928号公報
企業規模がある程度以上となると、事業部や支店等がそれぞれに権限を持って営業活動を行うことが多い。そのような環境であれば、商品・サービスの受発注も例えば事業部毎に行われることが普通となり、EDIシステムについても事業部毎等に導入することが多くなる。すなわち、同じ企業体の中に複数のEDIシステムが並存する状況が出現する。 経営効率を改善する意味で、こうしたシステムの並存状態を解消してEDIシステムの一本化を図るとしても、従来のように固定的に振り分け基準を定めて電文振り分けをする場合、例えば事業部毎、或いはある期間毎などの受発注データの特性や取り扱い方針などに配慮することがない。そのため、単純に1つの振り分け基準のみを考慮することになり、振り分け不可のEDI電文が多く生じやすい。
こうした振り分け不可の電文は人手による判断に委ねられることになり、結局、企業全体としての業務効率改善が遠のきがちとなる。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、データ特性や取り扱い方針を任意に反映させたEDI電文の振り分け処理を可能とし、EDIシステムにおけるデータ処理効率を向上させる技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明のEDI統合処理システムは、ネットワークを介して他装置と通信を実行する通信手段と、各種データを記憶する記憶手段とを備えたコンピュータシステムであり、以下の手段を備えている。
すなわち、前記EDI統合処理システムは、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとして前記記憶手段に格納する、パターンマスタ取得手段を備える。
また、前記EDI統合処理システムは、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイスで入力を受け付けて、第2マスタレコードとして前記記憶手段に格納する、データマスタ取得手段を備える。
また、前記EDI統合処理システムは、前記通信手段を介して顧客端末からEDI電文を受信し、当該EDI電文より発注者および受注者の各コードと注文種コードを抽出し、ここで抽出した各コードのセットをキーにして記憶手段から第1マスタレコードを検索する、第1マスタ検索手段を備える。
また、前記EDI統合処理システムは、前記検索で特定した第1マスタレコードより対象データ項目のデータを読み取り、この対象データ項目に対応するデータを前記EDI電文にて検索し、このEDI電文が含んでいる前記対象データ項目を全て特定し、ここで特定した各対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの各組み合わせに該当する第2マスタレコードを記憶手段で検索する、第2マスタ検索手段を備える。
また、前記EDI統合処理システムは、前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目を、前記第1マスタレコードが示す論理演算パターンに当てはめて、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定する、振り分け先決定手段を備える。
また、前記EDI統合処理システムは、前記特定した重視対象データ項目に対応する第2マスタレコードより振り分け先のデータを読み出し、前記EDI電文を前記振り分け先に送信する、電文送信手段を備える。
なお、前記EDI統合処理システムにおいて、前記パターンマスタ取得手段が、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の優先順位について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとて前記記憶手段に格納するとしてもよい。
またこの場合、前記振り分け先決定手段が、前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目のうち前記第1マスタレコードが示す優先順位が最高のものを重視対象データ項目として特定する。
また、本発明のEDI統合処理方法は、ネットワークを介して他装置と通信を実行する通信手段と、各種データを記憶する記憶手段とを備えたコンピュータが、以下の処理を実行するものである。
すなわち、前記コンピュータが、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとして前記記憶手段に格納する処理を実行する。
また、前記コンピュータが、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイスで入力を受け付けて、第2マスタレコードとして前記記憶手段に格納する処理を実行する。
また、前記コンピュータが、前記通信手段を介して顧客端末からEDI電文を受信し、当該EDI電文より発注者および受注者の各コードと注文種コードを抽出し、ここで抽出した各コードのセットをキーにして記憶手段から第1マスタレコードを検索する処理を実行する。
また、前記コンピュータが、前記検索で特定した第1マスタレコードより対象データ項目のデータを読み取り、この対象データ項目に対応するデータを前記EDI電文にて検索し、このEDI電文が含んでいる前記対象データ項目を全て特定し、ここで特定した各対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの各組み合わせに該当する第2マスタレコードを記憶手段で検索する処理を実行する。
また、前記コンピュータが、前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目を、前記第1マスタレコードが示す論理演算パターンに当てはめて、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定する処理を実行する。
また、前記コンピュータが、前記特定した重視対象データ項目に対応する第2マスタレコードより振り分け先のデータを読み出し、前記EDI電文を前記振り分け先に送信する処理を実行する。
また、本発明のEDI統合処理プログラムは、ネットワークを介して他装置と通信を実行する通信手段と、各種データを記憶する記憶手段とを備えたコンピュータに、以下のステップを実行させるものである。
すなわち、前記EDI統合処理プログラムは、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとして前記記憶手段に格納するステップをコンピュータに実行させる。
また、前記EDI統合処理プログラムは、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイスで入力を受け付けて、第2マスタレコードとして前記記憶手段に格納するステップをコンピュータに実行させる。
また、前記EDI統合処理プログラムは、前記通信手段を介して顧客端末からEDI電文を受信し、当該EDI電文より発注者および受注者の各コードと注文種コードを抽出し、ここで抽出した各コードのセットをキーにして記憶手段から第1マスタレコードを検索するステップをコンピュータに実行させる。
また、前記EDI統合処理プログラムは、前記検索で特定した第1マスタレコードより対象データ項目のデータを読み取り、この対象データ項目に対応するデータを前記EDI電文にて検索し、このEDI電文が含んでいる前記対象データ項目を全て特定し、ここで特定した各対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの各組み合わせに該当する第2マスタレコードを記憶手段で検索するステップを実行させる。
また、前記EDI統合処理プログラムは、前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目を、前記第1マスタレコードが示す論理演算パターンに当てはめて、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定するステップを実行させる。
また、前記EDI統合処理プログラムは、前記特定した重視対象データ項目に対応する第2マスタレコードより振り分け先のデータを読み出し、前記EDI電文を前記振り分け先に送信するステップを実行させる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、データ特性や取り扱い方針を任意に反映させたEDI電文の振り分け処理を可能とし、EDIシステムにおけるデータ処理効率を向上できる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のEDI統合処理システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示すEDI統合処理システム100は、外部ネットワーク140を介して顧客端末200と、内部ネットワーク145を介して自社端末300と接続されたコンピュータシステムであり、例えば、顧客端末200からのEDI電文を本発明のEDI統合処理方法に従って適宜な自社端末300に振り分ける、サーバ装置となる。前記顧客端末200および自社端末300ともに一般的なコンピュータ端末を想定する。また、前記自社端末300は、例えば、同じ企業体内の各事業部に備えられた端末であることを想定する。その他のEDIシステムとして一般的に必要な機能やハードウェアについては既存EDIシステムと同様とする。
次に、本実施形態におけるEDI統合処理システム100の構成について説明する。図2は本実施形態のEDI統合処理システム100の構成例を示す図である。前記EDI統合処理システム100(以下システム100)は、本発明を実現する機能を備えるべくハードディスクドライブ101などに格納されたプログラム102をRAM103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス105、ディスプレイなどの出力インターフェイス106を備えている。また、前記顧客端末200および自社端末300などとの間のデータ授受を担う通信手段たるNIC(Network Interface Card)107などを有している。
続いて、前記EDI統合処理システム100が、例えばプログラム102に基づき前記ハードディスクドライブ101にて構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記システム100は、ハードディスクドライブなどの前記記憶手段101において、振り分けパターンマスタテーブル125、データ項目振り分けマスタテーブル126を記憶している(各テーブル類については後述)。
図2は本実施形態のEDI統合処理システム100の構成例を示す図である。前記EDI統合処理システム100は、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について入力インターフェイス105で入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の振り分けパターンマスタレコード(第1マスタレコード)として前記記憶手段101の振り分けパターンマスタテーブル125に格納する、パターンマスタ取得手段110を備える。
また、前記システム100は、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイス105で入力を受け付けて、データ項目振り分けマスタレコード(第2マスタレコード)として前記記憶手段101のデータ項目振り分けマスタテーブル126に格納する、データマスタ取得手段111を備える。
また、前記システム100は、前記通信手段107を介して顧客端末200からEDI電文を受信し、当該EDI電文より発注者および受注者の各コードと注文種コードを抽出し、ここで抽出した各コードのセットをキーにして記憶手段101の振り分けパターンマスタテーブル125から振り分けパターンマスタレコード(第1マスタレコード)を検索する、第1マスタ検索手段112を備える。
また、前記システム100は、前記検索で特定した振り分けパターンマスタレコード(第1マスタレコード)より対象データ項目のデータを読み取り、この対象データ項目に対応するデータを前記EDI電文にて検索し、このEDI電文が含んでいる前記対象データ項目を全て特定し、ここで特定した各対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの各組み合わせに該当するデータ項目振り分けマスタレコード(第2マスタレコード)を記憶手段101のデータ項目振り分けマスタテーブル126で検索する、第2マスタ検索手段113を備える。
また、前記システム100は、前記検索で特定した各データ項目振り分けマスタレコード(第2マスタレコード)より前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目を、前記振り分けパターンマスタレコード(第1マスタレコード)が示す論理演算パターンに当てはめて、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定する、振り分け先決定手段114を備える。
また、前記システム100は、前記特定した重視対象データ項目に対応するデータ項目振り分けマスタレコード(第2マスタレコード)より振り分け先のデータを読み出し、前記EDI電文を前記振り分け先に送信する、電文送信手段115を備える。
なお、前記パターンマスタ取得手段110が、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の優先順位について入力インターフェイス105で入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の振り分けパターンマスタレコード(第1マスタレコード)として前記記憶手段101の振り分けパターンマスタテーブル125に格納するとしてもよい。
この場合、前記振り分け先決定手段114が、前記検索で特定した各データ項目振り分けマスタレコード(第2マスタレコード)より前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目のうち前記振り分けパターンマスタレコード(第1マスタレコード)が示す優先順位が最高のものを重視対象データ項目として特定する。
また、これまで示したEDI統合処理システム100における各手段110〜115は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、各装置のCPUがプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをRAMに読み出して、これを実行することとなる。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態におけるEDI統合処理システム100が用いるテーブルの構造について説明する。図3は本実施形態における、(a)振り分けパターンマスタテーブル125、(b)データ項目振り分けマスタテーブル126の各データ構造例を示す図である。
前記振り分けパターンマスタテーブル125は、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目(図3(a)の例では、「共通フォーマットタグコード1〜5」と定義)と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別(図3(a)の例では「共通フォーマットタグコード」同士の間に設定した「論理演算子」)の重視対象データ項目(図3(a)の例では、特に重視対象データ項目を定めていないが、例えば、実データが設定されている共通フォーマットタグコードのうち付番“1”〜“5”の最後のものとする)または前記対象データ項目間の優先順位に応じた重視対象データ項目とについて、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コード(図3(a)の例では、情報区分コードとしている)とのセット別に設定した振り分けパターンマスタレコードの集合体となっている。
また、前記データ項目振り分けマスタテーブル126は、EDI電文が前記対象データ項目(前記共通フォーマットタグコードに対応する「タグ名称」)として含むべき規定データ内容(照合桁数、文字列)と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先(振り分け先コード1〜3)とについて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に設定したデータ項目振り分けマスタレコードの集合体となっている。
−−−処理フロー例1(マスタレコード類の登録)−−−
以下、本実施形態におけるEDI統合処理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明するEDI統合処理方法に対応する各種動作は、EDI統合処理システム100のRAM103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図4は本実施形態におけるEDI統合処理方法の処理フロー例1を示す図である。ここではまず、振り分けパターンマスタテーブル125、データ項目振り分けマスタテーブル126を生成する処理例について説明する。このように、本実施形態のEDI統合処理システムにおいては、EDI電文の振り分け処理の条件を任意に設定することができる。またその設定内容としても後述のように、EDI電文が含むデータの特性や、例えば事業部毎など振り分け先等での取り扱い方針を任意に反映させたものとできる。
このフローにおいて、まず、前記システム100のパターンマスタ取得手段110は、EDI電文が含む(であろう)発注者および受注者の各コードと情報区分コード(例:“新規注文”、“変更注文”、“確定注文”、“追加注文”、“注文取り消し”などといった注文種を示すコード)のセットについて、入力インターフェイス105においてユーザから入力を受け付ける(s100)。そして、前記振り分けパターンマスタテーブル125において前記各コードのセット毎のレコードを生成する(s101)。図6(b)に示す振り分けパターンマスタレコード11の例では、発注者コードが“メーカーA”、受注者コードが“部品会社B”、情報区分コードが“H0502”(“確定注文”を示すコード)のセットのレコードが生成されている。
勿論、こうした入力を受け付けるに当たっては、前記パターンマスタ取得手段110が、前記記憶手段101から入力用画面データを読み出して、ディスプレイ等の出力インターフェイス106に表示させるものとする。ユーザは、この出力インターフェイス106に表示された前記入力用画面を閲覧し、当該入力用画面に表示されている、コード入力欄等に、キーボード・マウスなどの入力インターフェイス105を介してデータ入力を行うこととなる。以下、システム100がユーザからデータ入力を受け付けるに当たっても同様である。
次に、前記パターンマスタ取得手段110は、前記各コードのセット毎のレコードに対し、各コードのセットに応じてEDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について、入力インターフェイス105で入力を受け付ける(s102)。
図6(b)に示す例では、発注者コードが“メーカーA”、受注者コードが“部品会社B”、情報区分コードが“H0502”(“確定注文”を示すコード)のセットの前記レコード11において、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目として、“共通フォーマットタグコード1”=“JHD0004_00007”(購買担当タグ名称)、“共通フォーマットタグコード2”=“JBD0011_00001”(発注者品名コードタグ名称)の2つが設定されている。
また、前記対象データ項目、つまり“共通フォーマットタグコード1”および“共通フォーマットタグコード2”の間の論理演算パターンとして、“論理演算子1”=“+”(論理和)が設定されている。つまりこの場合、“共通フォーマットタグコード1”および“共通フォーマットタグコード2”のいずれかの項目についてEDI電文がデータを含めばよい(つまり振り分け可能)という設定である。またこの論理演算が「正」となった場合、前記対象データ項目のうちいずれについて重視するかはユーザから指定を受けて、前記振り分けパターンマスタレコード中の該当対象データ項目にフラグ(図6(b)の例では、“共通フォーマットタグコード2”に下線が設定され、太字になっている)を設定するなどすればよい。ただし、振り分けパターンマスタレコード中で特にこのフラグを設定せず、予め、システム100側で、“共通フォーマットタグコード”の付番(上記例では“1”か“2”)の大きい方、つまり後に設定された項目を重視対象データ項目とする、などと基準を記憶しておくとしてもよい。
こうして、発注者および受注者の各コードと情報区分コード(注文種コード)との組み合わせパターン毎に、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算子、重視対象データ項目について入力を受け付けた前記パターンマスタ取得手段110は、振り分けパターンマスタレコード(第1マスタレコード)として前記振り分けパターンマスタテーブル125に格納する(s103)。
また、前記システム100のデータマスタ取得手段111は、前記発注者および受注者の各コードと情報区分コード(注文種コード)と前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎にレコードを生成し、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイス105で入力を受け付ける(s104)。
図6(c)に示すデータ項目振り分けマスタレコード12の例では、発注者コードが“メーカーA”、受注者コードが“部品会社B”、情報区分コードが“H0502”(“確定注文”を示すコード)、対象データ項目たる「タグ名称」が前記“共通フォーマットタグコード1”に該当する“JHD0004_00007”(購買担当タグ名称)、の組み合わせパターンに対応するレコードについて、前記“JHD0004_00007”として含むべき規定データ内容が文字列たる“TANT”、EDI電文が前記規定データ内容“TANT”のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先として、振り分け先コード1=“部署A”、振り分け先コード2=“部署B”、振り分け先コード3=“部署C”、が設定されている。
前記データマスタ取得手段111は、こうして得たレコードとこれに設定する規定データ内容および振り分け先のデータを、データ項目振り分けマスタレコード(第2マスタレコード)として前記記憶手段101のデータ項目振り分けマスタテーブル126に格納する(s105)。
こうして、振り分けパターンマスタテーブル125およびデータ項目振り分けマスタテーブル126が生成される。
−−−処理フロー例2(シナリオ1)−−−
続いて、実際のEDI電文の振り分け処理について、シナリオ1〜4のそれぞれの想定状況に沿って説明する。図5は本実施形態におけるEDI統合処理方法の処理フロー例を示す図であり、図6は本実施形態におけるマスタレコード類の選択例1を示す図である。シナリオ1〜4は、対象データ項目の数や対象データ項目間の論理演算、優先順位の各バリエーションを様々想定したであり、図5に示すフローを共通フローとしている。
ここでとりあげるシナリオ1の概要については以下の通りである。メーカーAより部品会社Bに送付された確定注文のEDI電文を、顧客端末200からシステム100が受信し、その振分先たる自社端末300を決定する。受信したEDI電文としては、図6(a)に示すXML受信データ10を想定し、このXML受信データ10は、前記共通フォーマットタグコードを2種含んでいる。また、これら2種の共通フォーマットタグコードの間については、振り分けパターンマスタテーブル125の該当振り分けパターンマスタレコード11(図6(b))において、論理演算子「+」(論理和)が設定されている。
こうした場合、前記システム100の第1マスタ検索手段112は、前記通信手段107を介して前記顧客端末200からEDI電文10を受信し(s200)、当該EDI電文20より発注者コード“メーカーA”、および受注者コード“部品会社B”、と情報区分コード“H0502”を抽出する(s201)。
また、前記第1マスタ検索手段112は、前記ステップs201で抽出した各コードのセットをキーにして、前記記憶手段101の振り分けパターンマスタテーブル125での検索を実行し、振り分けパターンマスタレコード11(図6(b))を特定する(s202)。
続いて、前記システム100の第2マスタ検索手段113は、前記ステップs202の検索で特定した振り分けパターンマスタレコード11より、対象データ項目のデータとして、1個目(N=1)の“共通フォーマットタグコード1”の値“JHD0004_00007”を読み取り、この対象データ項目に対応する値を前記EDI電文10にて検索する(s203:y、s204、s205)。
また前記第2マスタ検索手段113は、前記EDI電文10が含んでいる前記対象データ項目を特定し(s206)、ここで特定した対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと情報区分コードとの組み合わせに該当するデータ項目振り分けマスタレコードを記憶手段101のデータ項目振り分けマスタテーブル126で検索する(s207)。
図6の例であれば、前記EDI電文10は、データ項目として、“共通フォーマットタグコード1”〜“共通フォーマットタグコード2”の各値として、前記“JHD0004_00007”、“JBD0011_00001”の2項目をいずれも含んでいるから、前記第2マスタ検索手段113は、まず1個目(N=1)の、前記“JHD0004_00007”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する。すると前記第2マスタ検索手段113は、図6(c)に示すデータ項目振り分けマスタレコード12を得る(s208)。
続いて、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード12より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図6(c)のデータ項目振り分けマスタレコード12の例では、照合桁数“4”、文字列“TANT”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文10において、前記対象データ項目“JHD0004_00007”が示すデータ“TANTO_A”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード11の“開始位置1”に示されていた“1”に基づいて、“1”文字目の“T”から文字列を取得し、前記照合桁数“4”が示す“4”桁目の文字まで文字列を抽出し、“TANT”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“TANT”と、前記ステップs206でデータ項目振り分けマスタレコード12から抽出していた規定の“TANT”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致すると判定する(s211:y)。一致しない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進める。
一方、前記ステップs211で両者が一致すると判定した後、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目が処理対象として存在するか確認する(s212)。上記例の場合では、あと1つの項目、“JBD0011_00001”が残っているから、次データ項目が存在すると判定し(s212:y)、前記振り分けパターンマスタレコード21のデータ項目“論理演算子1”の値を読み取る。ここでの“論理演算子1”は、“+”(論理和)の設定であると前記振り分け先決定手段114は特定する(s213:+)。 つまり、前記“JHD0004_00007”と次なるデータ項目“JBD0011_00001”のいずれかについて、データ項目振り分けマスタレコードの規定(“照合桁数”や“文字列”の各条件)と一致するものが前記EDI電文10において特定されれば、その一致したデータ項目(“JHD0004_00007”と次なるデータ項目のいずれか)についてのデータ項目振り分けマスタレコードが規定する振り分け先が、前記EDI電文10の振り分け先、つまり送信先となる。
そこで前記振り分け先決定手段114は、前記データ項目振り分けマスタレコード12における、データ項目“振り分け先コード1”〜“振り分け先コード3”の各値、“部署A”〜“部署C”のデータを振分先としてひとまず特定してRAM103に格納し、処理を前記ステップs203に戻す(s214)。
前記ステップs203に戻り、前記第2マスタ検索手段113は、2個目(N=1+1=2)のデータ項目、前記“JBD0011_00001”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する(s203:y、s204〜s207)。すると前記第2マスタ検索手段113は、図6(d)に示すデータ項目振り分けマスタレコード13を得る(s208)。
また、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード13より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図6(d)のデータ項目振り分けマスタレコード13の例では、照合桁数“5”、文字列“HINME”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文10において、前記対象データ項目“JBD0011_00001”が示すデータ“HINMEI_B”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード11の“開始位置2”に示されていた“1”に基づいて、“1”文字目の“H”から文字列を取得し、前記照合桁数“5”が示す“5”桁目の文字まで文字列を抽出し、“HINME”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“HINME”と、前記ステップs209でデータ項目振り分けマスタレコード13から抽出していた規定の“HINME”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致すると判定する(s211:y)。一致しない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進める。
前記ステップs211で両者が一致すると判定した後、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目が処理対象として存在するか確認する(s212)。上記例の場合では、次なるデータ項目、つまり3番目(N=2+1=3)が処理対象として存在するか確認する(s217、s218)。上記例の場合では、次なるデータ項目は無いため、次データ項目が存在しないと判定する(s218:n)。
また、前記振り分け先決定手段114は、データ項目振り分けマスタレコードの規定とデータ項目の値が、前記“JHD0004_00007”および“JBD0011_00001”のいずれかについて一致しているか、つまり前記論理演算子“+”(論理和)の条件を満たしているか判定する(s219)。上記例では、前記“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”の両方について一致が確認されたので、前記振り分け先決定手段114は、「論理条件は満たしている」と判定し(s219:n)、処理をステップs222に進める。
前記振り分け先決定手段114は、前記ステップs222において、前記2つのデータ項目間でいずれの振り分け先を重視するか(つまり“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”のいずれを重視対象データ項目とするか)を決定すべく、前記振り分けパターンマスタレコード11における前記データ項目“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”に付された所定フラグを読み取る(s222)。図6(b)の例では、“JBD0011_00001”に下線が付されているので、前記振り分け先決定手段114は、“JBD0011_00001”のデータ項目振り分けマスタレコード13における振り分け先(振り分け先コード1、2の“部署D”、“部署E”)を、前記EDI電文10の振り分け先と決定し、RAM103に格納する(s223)。
前記EDI電文10の振り分け先が決定したので、前記電文送信手段115は、前記RAM103より振り分け先のデータ“部署D”、“部署E”を読み出し、前記EDI電文10を前記振り分け先に宛てて送信する(s216)。勿論、前記振り分け先のデータ(“部署D”、“部署E”など)には、前記内部ネットワーク145上における対応部署の自社端末300のアドレスが含まれている。
−−−処理フロー例(シナリオ2)−−−
次に、シナリオ2に対応する振り分け処理について説明する。図7は本実施形態におけるマスタレコード類の選択例2−1、図8は同選択例2−2を示す図である。ここでとりあげるシナリオ2の概要については以下の通りである。メーカーAより部品会社Bに送付された確定注文のEDI電文をシステム100が受信し、その振分先を決定する。受信したEDI電文としては、図7(a)に示すXML受信データ20を想定し、このXML受信データ20は、前記共通フォーマットタグコードを3種含んでいる。また、これら3種の共通フォーマットタグコードの各間については、振り分けパターンマスタテーブル125における該当振り分けパターンマスタレコード21(図7(b))において、論理演算子「+」(論理和)が設定されている。
こうした場合、前記システム100の第1マスタ検索手段112は、前記通信手段107を介して前記顧客端末200からEDI電文20を受信し(s200)、当該EDI電文20より発注者コード“メーカーA”、および受注者コード“部品会社B”、と情報区分コード“H0502”を抽出する(s201)。
また、前記第1マスタ検索手段112は、前記ステップs201で抽出した各コードのセットをキーにして、前記記憶手段101の振り分けパターンマスタテーブル125での検索を実行し、振り分けパターンマスタレコード21(図7(b))を特定する(s202)。
続いて、前記システム100の第2マスタ検索手段113は、前記ステップs202の検索で特定した振り分けパターンマスタレコード21より、対象データ項目のデータとして、1個目(N=1)の“共通フォーマットタグコード1”の値“JHD0004_00007”を読み取り、この対象データ項目に対応する値を前記EDI電文20にて検索する(s203:y、s204、s205)。
また前記第2マスタ検索手段113は、前記EDI電文20が含んでいる前記対象データ項目を特定し(s206)、ここで特定した対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと情報区分コードとの組み合わせに該当するデータ項目振り分けマスタレコードを記憶手段101のデータ項目振り分けマスタテーブル126で検索する(s207)。
図7の例であれば、前記EDI電文20は、データ項目として、“共通フォーマットタグコード1”〜“共通フォーマットタグコード3”の各値として、前記“JHD0004_00007”、“JBD0011_00001”、“JBD0011_00003”の3項目をいずれも含んでいるから、前記第2マスタ検索手段113は、まず1個目(N=1)の、前記“JHD0004_00007”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する。すると前記第2マスタ検索手段113は、図8(a)に示すデータ項目振り分けマスタレコード22を得る(s208)。
続いて、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード22より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図8(a)のデータ項目振り分けマスタレコード22の例では、照合桁数“4”、文字列“TANT”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文20において、前記対象データ項目“JHD0004_00007”が示すデータ“TANTO_A”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード21の“開始位置1”に示されていた“1”に基づいて、“1”文字目の“T”から文字列を取得し、前記照合桁数“4”が示す“4”桁目の文字まで文字列を抽出し、“TANT”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“TANT”と、前記ステップs206でデータ項目振り分けマスタレコード22から抽出していた規定の“TANT”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致すると判定する(s211:y)。一致しない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進める。
一方、前記ステップs211で両者が一致すると判定した後、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目が処理対象として存在するか確認する(s212)。上記例の場合では、あと2つの項目、“JBD0011_00001”、“JBD0011_00003”が残っているから、次データ項目が存在すると判定し(s212:y)、前記振り分けパターンマスタレコード21のデータ項目“論理演算子1”の値を読み取る。ここでの“論理演算子1”は、“+”(論理和)の設定であると前記振り分け先決定手段114は特定する(s213:+)。 つまり、前記“JHD0004_00007”と次なるデータ項目(“JBD0011_00001”か“JBD0011_00003”)のいずれかについて、データ項目振り分けマスタレコードの規定(“照合桁数”や“文字列”の各条件)と一致するものが前記EDI電文20において特定されれば、その一致したデータ項目(“JHD0004_00007”と次なるデータ項目のいずれか)についてのデータ項目振り分けマスタレコードが規定する振り分け先が、前記EDI電文20の振り分け先、つまり送信先となる。
そこで前記振り分け先決定手段114は、前記データ項目振り分けマスタレコード22における、データ項目“振り分け先コード1”〜“振り分け先コード3”の各値、“部署A”〜“部署C”のデータを振分先としてひとまず特定してRAM103に格納し、処理を前記ステップs203に戻す(s214)。
前記ステップs203に戻り、前記第2マスタ検索手段113は、2個目(N=1+1=2)のデータ項目、前記“JBD0011_00001”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する(s203:y、s204〜s207)。すると前記第2マスタ検索手段113は、図8(b)に示すデータ項目振り分けマスタレコード23を得る(s208)。
また、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード23より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図8(b)のデータ項目振り分けマスタレコード23の例では、照合桁数“5”、文字列“HINME”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文20において、前記対象データ項目“JBD0011_00001”が示すデータ“HINMEI_B”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード21の“開始位置2”に示されていた“1”に基づいて、“1”文字目の“H”から文字列を取得し、前記照合桁数“5”が示す“5”桁目の文字まで文字列を抽出し、“HINME”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“HINME”と、前記ステップs209でデータ項目振り分けマスタレコード23から抽出していた規定の“HINME”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致すると判定する(s211:y)。一致しない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進める。
前記ステップs211で両者が一致すると判定した後、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目が処理対象として存在するか確認する(s212)。上記例の場合では、あと1つの項目、“JBD0011_00003”が残っているから、次データ項目が存在すると判定し(s212:y)、前記振り分けパターンマスタレコード21のデータ項目“論理演算子2”の値を読み取り、“+”(論理和)の設定があると特定する(s213:+)。 つまり、前記“JBD0011_00001”までのデータ項目と次なる項目“JBD0011_00003”のいずれかについて、データ項目振り分けマスタレコードの規定(“照合桁数”や“文字列”の各条件)と一致するものが前記EDI電文20において特定されれば、その一致したデータ項目(“JHD0004_00007”と次なるデータ項目のいずれか)についてのデータ項目振り分けマスタレコードが規定する振り分け先が、前記EDI電文20の振り分け先、つまり送信先となる。
そこで前記振り分け先決定手段114は、前記データ項目振り分けマスタレコード23における、データ項目“振り分け先コード1”、“振り分け先コード2”の各値、“部署D”、“部署E”のデータを振分先としてひとまず特定してRAM103に上書き格納し、処理を前記ステップs203に戻す(s214)。
再び前記ステップs203に戻り、前記第2マスタ検索手段113は、3個目(N=2+1=3)のデータ項目たる前記“JBD0011_00003”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する(s203:y、s204〜s207)。すると前記第2マスタ検索手段113は、図8(c)に示すデータ項目振り分けマスタレコード24を得る(s208)。
また、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード24より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図8(c)のデータ項目振り分けマスタレコード24の例では、照合桁数“4”、文字列“INAM”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文20において、前記対象データ項目“JBD0011_00003”が示すデータ“JUCHUC”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード21の“開始位置3”に示されていた“3”に基づいて、“3”文字目の“C”から文字列を取得し、前記照合桁数“4”が示す“4”桁目の文字まで文字列を抽出し、“CHUC”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“CHUC”と、前記ステップs209でデータ項目振り分けマスタレコード24から抽出していた規定の“JUCHU”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致しないと判定する(s211:n)。
このように前記ステップs211の判定結果が「一致」でなかった場合、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目、つまり4番目(N=3+1=4)が処理対象として存在するか確認する(s217、s218)。上記例の場合では、次なるデータ項目は無いため、次データ項目が存在しないと判定する(s218:n)。
また、前記振り分け先決定手段114は、データ項目振り分けマスタレコードの規定とデータ項目の値が、前記“JHD0004_00007”、“JBD0011_00001”、および“JBD0011_00003”のいずれかについて一致しているか、つまり前記論理演算子“+”(論理和)の条件を満たしているか判定する(s219)。上記例では、前記“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”について一致が確認されたので、前記振り分け先決定手段114は、「論理条件は満たしている」と判定し(s219:n)、処理をステップs222に進める。
前記振り分け先決定手段114は、前記ステップs222において、前記2つのデータ項目間でいずれの振り分け先を重視するか(つまり“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”のいずれを重視対象データ項目とするか)を決定すべく、前記振り分けパターンマスタレコード21における前記データ項目“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”に付された所定フラグを読み取る(s222)。図7(a)の例では、“JBD0011_00001”に下線が付されているので、前記振り分け先決定手段114は、“JBD0011_00001”のデータ項目振り分けマスタレコード23における振り分け先(振り分け先コード1、2の“部署D”、“部署E”)を、前記EDI電文20の振り分け先と決定し、RAM103に格納する(s223)。
前記EDI電文20の振り分け先が決定したので、前記電文送信手段115は、前記RAM103より振り分け先のデータ“部署D”、“部署E”を読み出し、前記EDI電文20を前記振り分け先に宛てて送信する(s216)。勿論、前記振り分け先のデータ(“部署D”、“部署E”など)には、前記内部ネットワーク145上における対応部署の自社端末300のアドレスが含まれている。
−−−処理フロー例(シナリオ3)−−−
次に、シナリオ3に対応する振り分け処理について説明する。図9は本実施形態におけるマスタレコード類の選択例3を示す図である。ここでとりあげるシナリオ3の概要については以下の通りである。メーカーAより部品会社Bに送付された確定注文のEDI電文をシステム100が受信し、その振分先を決定する。受信したEDI電文としては、図9(a)に示すXML受信データ30を想定し、このXML受信データ30は、前記共通フォーマットタグコードを2種含んでいる。また、これら2種の共通フォーマットタグコードの間については、振り分けパターンマスタテーブル125における該当振り分けパターンマスタレコード31(図9(b))において、論理演算子「&」(論理積)が設定されている。
こうした場合、前記システム100の第1マスタ検索手段112は、前記通信手段107を介して前記顧客端末200からEDI電文30を受信し(s200)、当該EDI電文30より発注者コード“メーカーA”、および受注者コード“部品会社B”、と情報区分コード“H0502”を抽出する(s201)。
また、前記第1マスタ検索手段112は、前記ステップs201で抽出した各コードのセットをキーにして、前記記憶手段101の振り分けパターンマスタテーブル125での検索を実行し、振り分けパターンマスタレコード31(図9(b))を特定する(s202)。
続いて、前記システム100の第2マスタ検索手段113は、前記ステップs202の検索で特定した振り分けパターンマスタレコード31より、対象データ項目のデータとして、1個目(N=1)の“共通フォーマットタグコード1”の値“JHD0004_00007”を読み取り、この対象データ項目に対応する値を前記EDI電文30にて検索する(s203:y、s204、s205)。
また前記第2マスタ検索手段113は、前記EDI電文30が含んでいる前記対象データ項目を特定し(s206)、ここで特定した対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと情報区分コードとの組み合わせに該当するデータ項目振り分けマスタレコードを記憶手段101のデータ項目振り分けマスタテーブル126で検索する(s207)。
図9の例であれば、前記EDI電文30は、データ項目として、“共通フォーマットタグコード1”〜“共通フォーマットタグコード2”の各値として、前記“JHD0004_00007”、“JBD0011_00001”の2項目をいずれも含んでいるから、前記第2マスタ検索手段113は、まず1個目(N=1)の、前記“JHD0004_00007”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する。すると前記第2マスタ検索手段113は、図9(c)に示すデータ項目振り分けマスタレコード32を得る(s208)。
続いて、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード32より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図9(c)のデータ項目振り分けマスタレコード32の例では、照合桁数“4”、文字列“TANT”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文30において、前記対象データ項目“JHD0004_00007”が示すデータ“TANTO_A”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード31の“開始位置1”に示されていた“1”に基づいて、“1”文字目の“T”から文字列を取得し、前記照合桁数“4”が示す“4”桁目の文字まで文字列を抽出し、“TANT”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“TANT”と、前記ステップs206でデータ項目振り分けマスタレコード32から抽出していた規定の“TANT”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致すると判定する(s211:y)。一致しない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進める。
一方、前記ステップs211で両者が一致すると判定した後、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目が処理対象として存在するか確認する(s212)。上記例の場合では、あと1つの項目、“JBD0011_00001”が残っているから、次データ項目が存在すると判定し(s212:y)、前記振り分けパターンマスタレコード31のデータ項目“論理演算子1”の値を読み取る。ここでの“論理演算子1”は、“&”(論理積)の設定であると前記振り分け先決定手段114は特定する(s213:&)。つまり、前記“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”のいずれについても、データ項目振り分けマスタレコードの規定(“照合桁数”や“文字列”の各条件)と一致するものが前記EDI電文30において特定されれば、その一致したデータ項目(“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”)についてのデータ項目振り分けマスタレコードが規定する振り分け先が、前記EDI電文30の振り分け先、つまり送信先となる。
そこで前記振り分け先決定手段114は、前記データ項目振り分けマスタレコード32における、データ項目“振り分け先コード1”〜“振り分け先コード3”の各値、“部署A”〜“部署C”のデータを振分先としてひとまず特定してRAM103に格納し、処理を前記ステップs203に戻す(s214)。
前記ステップs203に戻り、前記第2マスタ検索手段113は、2個目(N=1+1=2)のデータ項目、前記“JBD0011_00001”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する(s203:y、s204〜s207)。すると前記第2マスタ検索手段113は、図9(d)に示すデータ項目振り分けマスタレコード33を得る(s208)。
また、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード33より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図9(d)のデータ項目振り分けマスタレコード33の例では、照合桁数“5”、文字列“HINME”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文30において、前記対象データ項目“JBD0011_00001”が示すデータ“HINMEI_B”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード31の“開始位置2”に示されていた“1”に基づいて、“1”文字目の“H”から文字列を取得し、前記照合桁数“5”が示す“5”桁目の文字まで文字列を抽出し、“HINME”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“HINME”と、前記ステップs209でデータ項目振り分けマスタレコード33から抽出していた規定の“HINME”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致すると判定する(s211:y)。一致しない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進める。
前記ステップs211で両者が一致すると判定した後、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目が処理対象として存在するか確認する(s212)。上記例の場合では、次なるデータ項目、つまり3番目(N=2+1=3)が処理対象として存在するか確認する(s217、s218)。上記例の場合では、次なるデータ項目は無いため、次データ項目が存在しないと判定する(s218:n)。
また、前記振り分け先決定手段114は、データ項目振り分けマスタレコードの規定とデータ項目の値が、前記“JHD0004_00007”および“JBD0011_00001”のいずれについても一致しているか、つまり前記論理演算子“&”(論理積)の条件を満たしているか判定する(s219)。上記例では、前記“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”の両方について一致が確認されたので、前記振り分け先決定手段114は、「論理条件は満たしている」と判定し(s219:n)、処理をステップs222に進める。もし論理条件を満たさない場合は(s219:y)、前記振り分け先決定手段114は、当該EDI電文30について振り分け先未決フラグを設定し、記憶手段101に格納する(s220)。
前記振り分け先決定手段114は、前記ステップs222において、前記2つのデータ項目間でいずれの振り分け先を重視するか(つまり“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”のいずれを重視対象データ項目とするか)を決定すべく、前記振り分けパターンマスタレコード31における前記データ項目“JHD0004_00007”と“JBD0011_00001”に付された所定フラグを読み取る(s222)。図9(b)の例では、“JBD0011_00001”に下線が付されているので、前記振り分け先決定手段114は、“JBD0011_00001”のデータ項目振り分けマスタレコード33における振り分け先(振り分け先コード1、2の“部署D”、“部署E”)を、前記EDI電文30の振り分け先と決定し、RAM103に格納する(s223)。
前記EDI電文30の振り分け先が決定したので、前記電文送信手段115は、前記RAM103より振り分け先のデータ“部署D”、“部署E”を読み出し、前記EDI電文30を前記振り分け先に宛てて送信する(s216)。勿論、前記振り分け先のデータ(“部署D”、“部署E”など)には、前記内部ネットワーク145上における対応部署の自社端末300のアドレスが含まれている。
−−−処理フロー例(シナリオ4)−−−
次に、シナリオ4に対応する振り分け処理について説明する。図10は本実施形態におけるマスタレコード類の選択例4−1を、図11は同選択例4−2を示す図である。ここでとりあげるシナリオ4の概要については以下の通りである。メーカーAより部品会社Bに送付された確定注文のEDI電文をシステム100が受信し、その振分先を決定する。受信したEDI電文としては、図10(a)に示すXML受信データ40を想定し、このXML受信データ40は、前記共通フォーマットタグコードを3種含んでいる。また、これら3種の共通フォーマットタグコードの各間については、振り分けパターンマスタテーブル125における該当振り分けパターンマスタレコード41(図10(b))において、共通フォーマットタグコード1を筆頭にして優先順位「>」が設定されている。
こうした場合、前記システム100の第1マスタ検索手段112は、前記通信手段107を介して前記顧客端末200からEDI電文40を受信し(s200)、当該EDI電文40より発注者コード“メーカーA”、および受注者コード“部品会社B”、と情報区分コード“H0502”を抽出する(s201)。
また、前記第1マスタ検索手段112は、前記ステップs201で抽出した各コードのセットをキーにして、前記記憶手段101の振り分けパターンマスタテーブル125での検索を実行し、振り分けパターンマスタレコード41(図10(b))を特定する(s202)。
続いて、前記システム100の第2マスタ検索手段113は、前記ステップs202の検索で特定した振り分けパターンマスタレコード41より、対象データ項目のデータとして、1個目(N=1)の“共通フォーマットタグコード1”の値“JHD0004_00007”を読み取り、この対象データ項目に対応する値を前記EDI電文40にて検索する(s203:y、s204、s205)。
また前記第2マスタ検索手段113は、前記EDI電文40が含んでいる前記対象データ項目を特定し(s206)、ここで特定した対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと情報区分コードとの組み合わせに該当するデータ項目振り分けマスタレコードを記憶手段101のデータ項目振り分けマスタテーブル126で検索する(s207)。
図10の例であれば、前記EDI電文40は、データ項目として、“共通フォーマットタグコード1”〜“共通フォーマットタグコード3”の各値として、前記“JHD0004_00007”、“JBD0011_00001”、“JBD0011_00003”の3項目をいずれも含んでいるから、前記第2マスタ検索手段113は、まず1個目(N=1)の、前記“JHD0004_00007”のデータと、前記発注者コード“メーカーA”、受注者コード“部品会社B”、および情報区分コード“H0502”との組み合わせをキーとして、前記データ項目振り分けマスタテーブル126での検索を実行する。すると前記第2マスタ検索手段113は、図11(a)に示すデータ項目振り分けマスタレコード42を得る(s208)。
続いて、前記システム100の振り分け先決定手段114は、前記ステップs208までで特定した前記データ項目振り分けマスタレコード42より、“照合桁数”および“文字列”の項目についてのデータ(規定データ内容)を抽出する(s209)。図10(a)のデータ項目振り分けマスタレコード42の例では、照合桁数“4”、文字列“TANT”、のデータが抽出できる。
また、前記振り分け先決定手段114は、前記EDI電文40において、前記対象データ項目“JHD0004_00007”が示すデータ“TANTO_A”のうち、前記振り分けパターンマスタレコード41の“開始位置1”に示されていた“1”に基づいて、“1”文字目の“T”から文字列を取得し、前記照合桁数“4”が示す“4”桁目の文字まで文字列を抽出し、“TANT”なる文字列を取得する(s210)。ここで振り分け先決定手段114は、ここで得た文字列“TANT”と、前記ステップs206でデータ項目振り分けマスタレコード42から抽出していた規定の“TANT”とを照合して、両者が一致するか判定する(s211)。上記例の場合、前記振り分け先決定手段114は両者は一致すると判定する(s211:y)。一致しない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進める。
一方、前記ステップs211で両者が一致すると判定した後、前記振り分け先決定手段114は、次なるデータ項目が処理対象として存在するか確認する(s212)。上記例の場合では、あと2つの項目、“JBD0011_00001”、“JBD0011_00003”が残っているから、次データ項目が存在すると判定し(s212:y)、前記振り分けパターンマスタレコード41のデータ項目“論理演算子1”の値を読み取る。ここでの“論理演算子1”は、“>”(優先順位)の設定であると前記振り分け先決定手段114は特定する(s213:>)。つまり、前記“JHD0004_00007”と次のデータ項目(“JBD0011_00001”と“JBD0011_00003”)のうち、まず“JHD0004_00007”についてデータ項目振り分けマスタレコードの規定(“照合桁数”や“文字列”の各条件)と一致するものが前記EDI電文40において特定されれば、優先順位1位のデータ項目たる前記“JHD0004_00007”についてのデータ項目振り分けマスタレコード42が規定する振り分け先が、前記EDI電文40の振り分け先、つまり送信先となる。
そこで前記振り分け先決定手段114は、前記データ項目振り分けマスタレコード42における、データ項目“振り分け先コード1”〜“振り分け先コード3”の各値、“部署A”〜“部署C”のデータを振分先として決定しRAM103に格納する(s215)。
もし、前記ステップs211の判定結果が「一致」でない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進め、次なるデータ項目“JBD0011_00001”について、前記データ項目“JHD0004_00007”と同様に上記処理ステップs205〜s211を実行する。図10(b)に示す振り分けパターンマスタレコード41の例では、“論理演算子2”のデータ項目にも“>”が指定されているから、もし、“JBD0011_00001”について、前記ステップs211の判定結果が「一致」となれば、この“JBD0011_00001”についてのデータ項目振り分けマスタレコード43(図11(b))で指定されている振り分け先“部署D”、“部署E”を、前記振り分け先決定手段114は、振分先として決定しRAM103に格納することになる(上記ステップs215と同様)。
また、もし、前記データ項目“JBD0011_00001”についてステップs211の判定結果が「一致」でない場合(s211:n)、前記振り分け先決定手段114は、処理をステップs217に進めて、次なるデータ項目“JBD0011_00003”について、前記データ項目“JHD0004_00007”と同様に上記処理ステップs205〜s211を実行する。もし、“JBD0011_00003”について、前記ステップs211の判定結果が「一致」となれば、この“JBD0011_00003”についてのデータ項目振り分けマスタレコード44(図11(c))で指定されている振り分け先“部署F”を、前記振り分け先決定手段114は、振分先として決定しRAM103に格納することになる(上記ステップs215と同様)。
こうして前記EDI電文40の振り分け先が決定したならば、前記電文送信手段115は、前記RAM103より振り分け先のデータ“部署D”、“部署E”を読み出し、前記EDI電文40を前記振り分け先に宛てて送信する(s216)。勿論、前記振り分け先のデータ(“部署D”、“部署E”など)には、前記内部ネットワーク145上における対応部署の自社端末300のアドレスが含まれている。
本発明によれば、データ特性や取り扱い方針を任意に反映させたEDI電文の振り分け処理を可能とし、EDIシステムにおけるデータ処理効率を向上できる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態のEDI統合処理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態のEDI統合処理システムの構成例を示す図である。 本実施形態における、(a)振り分けパターンマスタテーブル、(b)データ項目振り分けマスタテーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態におけるEDI統合処理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態におけるEDI統合処理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態におけるマスタレコード類の選択例1を示す図である。 本実施形態におけるマスタレコード類の選択例2−1を示す図である。 本実施形態におけるマスタレコード類の選択例2−2を示す図である。 本実施形態におけるマスタレコード類の選択例3を示す図である。 本実施形態におけるマスタレコード類の選択例4−1を示す図である。 本実施形態におけるマスタレコード類の選択例4−2を示す図である。
符号の説明
100 EDI統合処理システム
101 HDD(Hard Disk Drive)
102 プログラム
103 RAM(Random Access Memory)
104 CPU(Central Processing Unit)
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 NIC(通信手段)
110 パターンマスタ取得手段
111 データマスタ取得手段
112 第1マスタ検索手段
113 第2マスタ検索手段
114 振り分け先決定手段
115 電文送信手段
125 振り分けパターンマスタテーブル
126 データ項目振り分けマスタテーブル
140 外部ネットワーク
145 内部ネットワーク
200 顧客端末
300 自社端末

Claims (4)

  1. ネットワークを介して他装置と通信を実行する通信手段と、
    各種データを記憶する記憶手段と、
    EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとして前記記憶手段に格納する、パターンマスタ取得手段と、
    前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイスで入力を受け付けて、第2マスタレコードとして前記記憶手段に格納する、データマスタ取得手段と、
    前記通信手段を介して顧客端末からEDI電文を受信し、当該EDI電文より発注者および受注者の各コードと注文種コードを抽出し、ここで抽出した各コードのセットをキーにして記憶手段から第1マスタレコードを検索する、第1マスタ検索手段と、
    前記検索で特定した第1マスタレコードより対象データ項目のデータを読み取り、この対象データ項目に対応するデータを前記EDI電文にて検索し、このEDI電文が含んでいる前記対象データ項目を全て特定し、ここで特定した各対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの各組み合わせに該当する第2マスタレコードを記憶手段で検索する、第2マスタ検索手段と、
    前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目を、前記第1マスタレコードが示す論理演算パターンに当てはめて、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定する、振り分け先決定手段と、
    前記特定した重視対象データ項目に対応する第2マスタレコードより振り分け先のデータを読み出し、前記EDI電文を前記振り分け先に送信する、電文送信手段と、
    を備えるEDI統合処理システム。
  2. 前記パターンマスタ取得手段が、EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の優先順位について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとして前記記憶手段に格納し、
    前記振り分け先決定手段が、前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目のうち前記第1マスタレコードが示す優先順位が最高のものを重視対象データ項目として特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のEDI統合処理システム。
  3. ネットワークを介して他装置と通信を実行する通信手段と、各種データを記憶する記憶手段とを備えたコンピュータが、
    EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとして前記記憶手段に格納する処理と、
    前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイスで入力を受け付けて、第2マスタレコードとして前記記憶手段に格納する処理と、
    前記通信手段を介して顧客端末からEDI電文を受信し、当該EDI電文より発注者および受注者の各コードと注文種コードを抽出し、ここで抽出した各コードのセットをキーにして記憶手段から第1マスタレコードを検索する処理と、
    前記検索で特定した第1マスタレコードより対象データ項目のデータを読み取り、この対象データ項目に対応するデータを前記EDI電文にて検索し、このEDI電文が含んでいる前記対象データ項目を全て特定し、ここで特定した各対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの各組み合わせに該当する第2マスタレコードを記憶手段で検索する処理と、
    前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目を、前記第1マスタレコードが示す論理演算パターンに当てはめて、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定する処理と、
    前記特定した重視対象データ項目に対応する第2マスタレコードより振り分け先のデータを読み出し、前記EDI電文を前記振り分け先に送信する処理と、
    を実行することを特徴とするEDI統合処理方法。
  4. ネットワークを介して他装置と通信を実行する通信手段と、各種データを記憶する記憶手段とを備えたコンピュータに、
    EDI電文が含む発注者および受注者の各コードと注文種コードとに応じて、EDI電文から読み取るべき複数の対象データ項目と、前記対象データ項目間の論理演算パターン別の重視対象データ項目について入力インターフェイスで入力を受け付けて、前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの組み合わせパターン毎の第1マスタレコードとして前記記憶手段に格納するステップと、
    前記発注者および受注者の各コードと注文種コードと前記対象データ項目の1つとの組み合わせパターン毎に、EDI電文が前記対象データ項目として含むべき規定データ内容と、EDI電文が前記規定データ内容のデータを含む場合の該当EDI電文の振り分け先とについて入力インターフェイスで入力を受け付けて、第2マスタレコードとして前記記憶手段に格納するステップと、
    前記通信手段を介して顧客端末からEDI電文を受信し、当該EDI電文より発注者および受注者の各コードと注文種コードを抽出し、ここで抽出した各コードのセットをキーにして記憶手段から第1マスタレコードを検索するステップと、
    前記検索で特定した第1マスタレコードより対象データ項目のデータを読み取り、この対象データ項目に対応するデータを前記EDI電文にて検索し、このEDI電文が含んでいる前記対象データ項目を全て特定し、ここで特定した各対象データ項目と前記発注者および受注者の各コードと注文種コードとの各組み合わせに該当する第2マスタレコードを記憶手段で検索するステップと、
    前記検索で特定した各第2マスタレコードより前記規定データ内容を抽出し、前記EDI電文において対象データ項目が示すデータとこの対象データ項目に対応する前記規定データ内容とを照合して、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目を特定し、ここで特定した対象データ項目を、前記第1マスタレコードが示す論理演算パターンに当てはめて、前記規定データ内容にデータが一致する対象データ項目中より重視対象データ項目を特定するステップと、
    前記特定した重視対象データ項目に対応する第2マスタレコードより振り分け先のデータを読み出し、前記EDI電文を前記振り分け先に送信するステップと、
    を実行させるEDI統合処理プログラム。
JP2008293678A 2008-11-17 2008-11-17 Edi統合処理システム、edi統合処理方法、およびedi統合処理プログラム Expired - Fee Related JP5250394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293678A JP5250394B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 Edi統合処理システム、edi統合処理方法、およびedi統合処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293678A JP5250394B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 Edi統合処理システム、edi統合処理方法、およびedi統合処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010122756A true JP2010122756A (ja) 2010-06-03
JP5250394B2 JP5250394B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=42324069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008293678A Expired - Fee Related JP5250394B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 Edi統合処理システム、edi統合処理方法、およびedi統合処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5250394B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159959A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Sanko Techno Co Ltd 点呼管理システム、ドライバー装置、運送事業者装置、及びプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7252813B2 (ja) 2019-03-29 2023-04-05 株式会社オービック 商品振替指示装置、商品振替指示方法、及び商品振替指示プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000156703A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Hitachi Ltd 交換用コンピュータ及び電子データ交換システム及び振り分け解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004355382A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Kawasaki Steel Systems R & D Corp Edi交換方法及びediデータ振分け管理サーバ装置
JP2006031613A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Hitachi Information Systems Ltd 受注者側edi集信データの部署判定方法およびそのシステム、ならびにそのプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000156703A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Hitachi Ltd 交換用コンピュータ及び電子データ交換システム及び振り分け解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004355382A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Kawasaki Steel Systems R & D Corp Edi交換方法及びediデータ振分け管理サーバ装置
JP2006031613A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Hitachi Information Systems Ltd 受注者側edi集信データの部署判定方法およびそのシステム、ならびにそのプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159959A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Sanko Techno Co Ltd 点呼管理システム、ドライバー装置、運送事業者装置、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5250394B2 (ja) 2013-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2803214B1 (en) Platform for the delivery of content and services to networked connected computing devices
CN106844372B (zh) 一种物流信息查询方法和装置
US20030171942A1 (en) Contact relationship management system and method
US20100161634A1 (en) Best-value determination rules for an entity resolution system
CN100580675C (zh) 访问不同种类的配置管理数据库储存库的方法和系统
JP2003016109A (ja) 文書情報管理方法および装置、および管理サーバ
US20040107214A1 (en) Customized document portfolio system integrating IP libraries and technology documents
US11755992B2 (en) Intelligent part numbering system and method
CN103380433A (zh) 便携终端管理服务器和便携终端管理程序
EP3652658A1 (en) Systems and methods for selecting datasets
CN111563098A (zh) 结构化与非结构化数据查询方法、设备、存储介质及装置
CN110599273B (zh) 数据处理方法、装置、节点设备及存储介质
JP5250394B2 (ja) Edi統合処理システム、edi統合処理方法、およびedi統合処理プログラム
JP4852834B2 (ja) アプリケーション要件設計支援システムおよび方法
JP2012058785A (ja) 情報共有システム、及び情報管理装置
CN104205134A (zh) 便携终端管理服务器及便携终端管理程序
US8832110B2 (en) Management of class of service
JP2005332049A (ja) ポリシ変換方法、ポリシ移行方法およびポリシ評価方法
JP2008134909A (ja) 保証システム
JP2018169794A (ja) 取引情報照合システム
CN112612817A (zh) 数据处理方法、装置、终端设备及计算机可读存储介质
CN111859044A (zh) 一种数据查询处理方法、系统及相关设备
US20070226085A1 (en) System and method for automated mapping of data in a multi-valued data structure
JP2002063363A (ja) 保険契約情報管理システム及び顧客インデックス作成方法
JP6730170B2 (ja) 管理装置、方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5250394

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees