JP2010120940A - ジチオラン化合物を使用するケラチン物質の脱色方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】皮膚及び/または唇のメイクアップ方法であって、化粧品として許容される媒質中に少なくとも1つのポリアルケンベースの超分子ポリマーを含むメイクアップ化粧品組成物が、皮膚及び/または唇に適用される方法、並びに、化粧品として許容される媒質中に、少なくとも1つのポリアルケンベースの超分子ポリマー及び少なくとも1つの着色物質を含む、皮膚及び/または唇のメイクアップのための化粧品組成物を提供する。
【選択図】なし
Description
本発明の目的は、こうしたポリマーを提供することである。
「超分子」ポリマーは、化粧品分野において通常既知である。
式中、
・ XH及びX’Hは反応基であり、X及びX’は、同一または相違し、O、SH、NH、またはNRaから選択され、RaはC1-C6アルキル基を表し;好ましくはX及び/またはX’はOを示し;好ましくはX及びX’はOを示し、
・ Pは、1つまたは複数の単不飽和もしくは多不飽和を有し、且つ直鎖状、環状、及び/または分枝状であるC2-C10アルケン類、好ましくはC2-C4アルケン類の重合によって得られる、ホモポリマーまたはコポリマーを表し;Pは、好ましくは、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリ(1,3-ペンタジエン)、ポリイソブチレン、及びこれらのコポリマー、特にポリ(エチレン/ブチレン)を表す。
[-CH2-CH2-]及び[-CH2CH(CH2-CH3-)-]
の配列によって図示することができる。
[-CH2-CH=CH-CH2-](ポリ(1,4-ブタジエン)類)
[-CH2-CH(CH=CH2)-](ポリ(1,2-ブタジエン)類)
の配列によって図示することができる。
好ましくは、これらはポリ(1,2-ブタジエン)類である。
ポリイソプレン類は、下記の単位:
少なくとも3つの水素結合を形成しうる官能化結合基は、下記:
・ 水素結合を供与する官能基:
Xiは水素結合を受容する官能基であり、Yiは水素結合を供与する官能基である]
図示することができる。
XXXXとYYYY;
XXXYとYYYX;
XXYXとYYXY;
XYYXとYXXY;
XXYYとYYXX、(これは自己相補的であってもなくてもよい);
XYXYとYXYX、(これは自己相補的であってもなくてもよい);
の可能性が与えられる。
・(i)下式のアミノピリミドン類、
・ 下記構造のモノアシルアミノピリジン類、
・ アミノピリミジン化合物、
・ (v)ウレイドトリアジン類、特にモノ-、ジ-、及びトリ-ウレイドトリアジン類、特に下記構造のウレイドアミノトリアジン類、
・ 下記構造のジ(アシルアミノ)トリアジン類、
・ (vii)アミノトリアジン類、特に、
・ モノアミノトリアジン類、
・ 下記構造の2,6-ジアミノ-s-トリアジン類、
・(a)R1基は、同一または相違し、単結合、水素原子、ハロゲン原子、または、飽和もしくは不飽和であって、任意に芳香族、直鎖状、分枝状、及び/または環状であり、1つまたは複数のヘテロ原子、例えば、O、S、N、P、Cl、Br、Cl、Br、またはFを含みうる一価のC1-C6000炭素含有(特にアルキル)基を表す。
・ C1-C30アルキル基、
・ C4-C12シクロアルキル基、
・ C4-C12アリール基、
・ (C4-C12)アリール(C1-C30)アルキル基、
・ C1-C4アルコキシ基、
・ アリールアルコキシ基、特にアリールC1-C4)アルコキシ基、
・ C4-C12複素環、
・ チオアルキル基、
・ スルホキシ基、
あるいはこれらの組み合わせであってよく、これらの基は、任意に、アミノ、エステル、及び/またはヒドロキシル官能基で置換されている。
好ましくは、R2基は、H、CH3、C13H27、C7H15、またはフェニルを表す。
(a) 相補的且つ同一の基、すなわち、自己相補的な基、特に、
・ アミノピリミドン類、ウレイドピリミドン類、
・ トリメリット酸族またはウラゾリル安息香酸族の化合物、
・ アシルアミノピリジン類、ウレイドピリジン類、またはカルバモイルピリジン類、
・ アシルアミノトリアジン類、ウレイドトリアジン類、特にウレイドアミノトリアジン類、またはジアミノトリアジン類、
・ アシルアミノトリアゾール類、
・ フタルヒドラジン類、
・ 下式:
の化合物、
(b) 相補的であるが相違する基、特に、
・ グアニンに対して相補的なアデニン、
・ チミンに対して相補的なシチジン、
・ ウラシルまたはスクシンイミドまたはグルタルイミドまたはシアヌル酸またはチミンまたはマレイミドまたは(ジ)アミノピリミジンまたはバルビツール酸に対して相補的なトリアミノ-s-トリアジン、
・ ウラシルまたはスクシンイミドまたはグルタルイミドまたはシアヌル酸またはチミンまたはマレインイミドまたは(ジ)アミノピリミジンまたはバルビツール酸に対して相補的な(アシルアミノ)アミノ-s-トリアジン。
・ ウレイドピリミドン類、
・ ウレイドピリジン類、またはカルバモイルピリジン類、
・ アシルアミノ-s-トリアジン類、特に(アシル)ジアミノ-s-トリアジン、
・ ウレイドトリアジン類、
・ フタルヒドラジン類、
・ 下式:
を挙げてよい。
のものである。
・ L’及びL”は、互いに独立に、Lについて上述される意味を有し、
・ X、X’、及びPは、官能化ポリアルケンポリマーについて上述される意味を有する]
に相当する。
好ましくは、X=X’=Oである。
・ 任意に、官能化しようとするポリマーが残留水を含まないことを確認する工程、
・ 少なくとも1つの官能基、特に2つの反応性官能基、特にOHを含む前記ポリマーを、60℃乃至140℃であってよい温度に加熱する工程であって、前記ポリマーのヒドロキシル価は、反応の進行状況を測定するための参照値として機能することができる工程、
・ 反応性官能基、特にイソシアネート官能基を担持する結合基を、好ましくは直接、添加する工程、
・ 任意に、前記混合物を制御環境において、90-130℃のオーダーの温度にて1乃至24時間に亘って撹拌する工程、
・ 任意にイソシアネート基の帯域特性(2500乃至2800cm-1)が消失することを赤外線分光法によって観察して、ピークが完全に消失した時点で反応を停止させ、その後最終生成物を周囲温度に戻す工程、
である。
(i)下記の反応スキーム:
OH−ポリマー−OH(1当量)+ NCO-X-NCO(1当量)
→ OCN-X-NH-(O)CO−ポリマー−OC(O)-NH-X-NCO
に従って、好ましくは予め乾燥させておいたポリマーをジイソシアネートで官能化する段階。
(ii)以上の通り得られたプレポリマーと下式の6-メチルイソシトシンとの反応。
顔料は、分散剤を利用して製品中に分散させることができる。
る。表面処理のための作用剤は、表面処理顔料の全重量に対して0.1乃至50重量%、好ましくは0.5乃至30重量%、更に好ましくは1乃至10重量%を占めて良い。好ましくは、顔料の表面処理剤は、以下の処理剤から選択される。
・PEG-シリコーン処理剤、例えば、LCW社により市販のAQ表面処理剤、
・キトサン処理剤、例えば、LCW社により市販のCTS表面処理剤、
・トリエトキシカプリリルシラン処理剤、例えば、LCW社により市販のAS表面処理剤、
・メチコーン処理剤、例えば、LCW社により市販のSI表面処理剤、
・ジメチコーン表面処理剤、例えば、LCW社により市販のCovasil 3.05表面処理剤、
・ジメチコーン/トリメチルシロキシシリケート処理剤、例えば、LCW社により市販のCovasil 4.05表面処理剤、
・ラウロイルリシン処理剤、例えば、LCW社により市販のLL表面処理剤、
・ペルフルオロポリメチルイソプロピルエーテル処理剤、例えば、LCW社により市販のFHC表面処理剤、
・ジナトリウムステアロイルグルタメート処理剤、例えば、Miyoshi社により市販のNAI表面処理剤、
・ペルフルオロアルキルホスフェート処理剤、例えば、Daito社により市販のPF表面処理剤、
・アクリレート/ジメチコーンコポリマー及びペルフルオロアルキルホスフェート処理剤、例えば、Daito社により市販のFSA表面処理剤、
・オクチルトリエチルシラン処理剤、例えば、Daito社により市販のOTS表面処理剤、
・アクリレート/ジメチコーンコポリマー処理剤、例えば、Daito社により市販のASC表面処理剤、
・イソプロピルチタントリイソステアレート処理剤、例えば、Daito社により市販のITT表面処理剤、
・マイクロクリスタリンセルロース及びカルボキシメチルセルロース処理剤、例えば、Daito社により市販のAC表面処理剤、
・アクリレートコポリマー処理剤、例えば、Daito社により市販のAPD表面処理剤。
好ましくは、メイクアップ組成物中の着色物質の量は、組成物全重量に対して0.001乃至50重量%、特に0.01乃至30重量%、更には0.025乃至20重量%である。
「フッ化オイル」は、少なくとも一つのフッ素原子を含むオイルを意味すると解される。
「炭化水素オイル」は、主に水素原子及び炭素原子を含むオイルを意味すると解される。
・ 動物由来の炭化水素オイル類
・ 植物由来の炭化水素オイル類、例えば、フィトステリルエステル類、例えば、フィトステリルオレエート、フィトステリルイソステアレート、及びオクチルドデシル/フィトステリルラウロイルグルタメート;脂肪酸とグリセロールとのエステルから成るトリグリセリド類、特にその脂肪酸がC4-C36、特にC18-C36の範囲の鎖長を有しうるトリグリセリド類;これらのオイルは、特に、ヘプタン酸もしくはオクタン酸のトリグリセリド類、シアオイル、アルファルファオイル、ポピーオイル、ホッカイドウスクアッシュオイル、粟油、大麦油、キヌアオイル、ライオイル、キャンドルナッツオイル、パッションフラワーオイル、シアバター、アロエオイル、スウィートアーモンドオイル、ピーチカーネルオイル、ピーナッツオイル、アルガンオイル、アボカドオイル、バオバブオイル、ボリジオイル、ブロッコリオイル、カレンデュラオイル、カメリナオイル、キャロットオイル、ベニバナオイル、ヘンプオイル、菜種油、綿実油、ココナッツオイル、キューカンバーシードオイル、小麦胚芽油、ホホバオイル、ユリオイル、マカダミアオイル、トウモロコシオイル、メドウフォームオイル、セントジョンズワートオイル、モモイオイル、ヘーゼルナッツオイル、アプリコットカーネルオイル、ウォルナッツオイル、オリーブオイル、イブニングプリムローズオイル、パームオイル、ブラックカラントシードオイル、キーウィーシードオイル、グレープシードオイル、ピスタチオオイル、パンプキンシードオイル、ムスクローズオイル、ゴマ油、大豆油、サンフラワーオイル、蓖麻子油、及びスイカオイル、並びにこれらの混合物、またはカプリル/カプリン酸のトリグリセリド類、例えば、Stearineries Dubois社により市販のもの、またはDynamit Nobel社によりMiglyol 810(登録商標)、812(登録商標)、及び818(登録商標)の名称で市販のもの
・ 10乃至40の炭素原子を有する合成エーテル類
・ 合成エステル類、例えば、式R1COOR2(式中、R1は1乃至40の炭素原子を含む直鎖状または分枝状の脂肪酸の残基を表し、R2は炭化水素鎖、特に1乃至40の炭素原子を含む分枝状の炭素原子鎖を表し、但しR1+R2が10以上であることを条件とする)。前記エステル類は、特に脂肪酸とアルコールとのエステル類、例えば、セテアリルオクタノエート、イソプロピルアルコールエステル類、例えば、イソプロピルミリステートまたはイソプロピルパルミテート、エチルパルミテート、2-エチルヘキシルパルミテート、イソプロピルステアレートもしくはイソステアレート、イソステアリルイソステアレート、オクチルステアレート、ヒドロキシル化エステル類、例えば、イソステアリルラクテートまたはオクチルヒドロキシステアレート、ジイソプロピルアジペート、ヘプタノエート類、特にイソステアリルヘプタノエート、アルコール類もしくはポリアルコール類のオクタノエート類、デカノエート類、またはリシノレエート類、例えば、プロピレングリコールジオクタノエート、セチルオクタノエート、トリデシルオクタノエート、2-エチルヘキシルパルミテート及び4-ジヘプタノエート、アルキルベンゾエート、ポリエチレングリコールジヘプタノエート、プロピレングリコールジ(2-エチルヘキサノエート)、及びこれらの混合物、C12-C15アルコール類、ヘキシルラウレート、ネオペンタン酸のエステル類、例えば、イソデシルネオペンタノエート、イソトリデシルネオペンタノエート、イソステアリルネオペンタノエート、またはオクチルドデシルネオペンタノエート、イソノナン酸のエステル類、例えば、イソノニルイソノナノエート、イソトリデシルイソノナノエート、またはオクチルイソノナノエート、あるいはヒドロキシル化エステル類、例えば、イソステアリルラクテート、またはジイソステアリルマレエートから選択可能である
・ ポリオール類のエステル類及びペンタエリスリトールのエステル類、例えば、ジペンタエリスリトールテトラヒドロキシステアレート/テトライソステアレート
・ ダイマージオール類とダイマー二価酸類とのエステル類
・ ダイマージオールとダイマー二価酸とのコポリマー類及びこれらのエステル類、例えば、ダイマージリノレイルジオール/ダイマージリノール酸コポリマー類及びこれらのエステル類
・ ポリオール類とダイマー二価酸類とのコポリマー類、及びこれらのエステル類
・ 12乃至26の炭素原子を有する分枝状且つ/または不飽和の炭素鎖を含む、常温で液体である脂肪アルコール類、例えば、2-オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2-ヘキシルデカノール、2-ブチルオクタノール、及び2-ウンデシルペンタデカノール
・ 高級C12-C22脂肪酸類、例えば、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びこれらの混合物
・ ジアルキルカルボネート類(2つのアルキル鎖は同一または相違してよい)、例えば、ジカプリリルカルボネート
・ およそ400乃至およそ10000g/mol、特におよそ650乃至10000g/mol、特におよそ750乃至7500g/mol、更にはおよそ1000乃至およそ5000g/molのモル質量を有するオイル類、特に単独でまたは混合物として、(i)親油性ポリマー類、例えば、ポリブチレン類、ポリイソブチレン類、例えば、水素化されたもの、ポリデセン類及び水素化ポリデセン類、ビニルピロリドンコポリマー類、例えば、ビニルピロリドン/1-ヘキサデセンコポリマー、ポリビニルピロリドン(PVP)コポリマー類、例えば、C2-C30アルケンのコポリマー類、例えば、C3-C22アルケン、並びにこれらの組み合わせ;(ii)35乃至70の範囲の総炭素数を有する直鎖状脂肪酸類のエステル類、例えば、ペンタエリスリチルテトラペルアルゴネート;(iii)ヒドロキシル化エステル類、例えば、ポリグリセロール-2トリイソステアレート;(iv)芳香族エステル類、例えば、トリデシルトリメリテート;(v)分枝状であり、且つ24乃至28の炭素原子を含む、脂肪アルコール類または脂肪酸類のエステル類、例えば、米国特許6491927号明細書に記載のもの、並びにペンタエリスリトールエステル類、特にトリイソアラキジルシトレート、ペンタエリスリチルテトライソノナノエート、グリセリルトリイソステアレート、グリセリルトリ(2-デシルテトラデカノエート)、ペンタエリスリチルテトライソステアレート、ポリグリセリル-2テトライソステアレート、またはペンタエリスリチルテトラ(2-デシルテトラデカノエート);(vi)ダイマージオールのエステル類及びポリエステル類、例えば、ダイマージオールと脂肪酸とのエステル類、及びダイマージオール類と二価酸とのエステル類;(vii)シリコーンオイル類、例えば、不揮発性ポリジメチルシロキサン類(PDMS類)、ペンダント状のアルキルもしくはアルコキシ基及び/またはアルキルもしくはアルコキシ基をシリコーン鎖末端に含み、前記基のそれぞれが2乃至24の炭素原子を有するPDMS類、フェニル化シリコーン類、例えば、フェニルトリメチコーン類、フェニルジメチコーン類、フェニル(トリメチルシロキシ)ジフェニルシロキサン類、ジフェニルジメチコーン類、ジフェニル(メチルジフェニル)トリシロキサン類、及び(2-フェニルエチル)トリメ
チルシロキシシリケート類、100cSt以下の粘度を有するフェニルトリメチコーン類またはジメチコーン類、を挙げてよい。
・ ラノリン及びその誘導体類、例えば、ラノリンアルコール、オキシエチレン化ラノリン類、アセチル化ラノリン、ラノリンエステル類、例えば、イソプロピルラノレート、またはオキシプロピレン化ラノリン類
・ ポリマー性または非ポリマー性のシリコーン化合物、例えば、高分子量のポリジメチルシロキサン類、または8乃至24の炭素原子を有するアルキルもしくはアルコキシタイプの側鎖を含むポリジメチルシロキサン類、特にステアリルジメチコーン類
・ ポリマー性または非ポリマー性のフッ化化合物類
・ ビニルポリマー類、特にオレフィン類のホモポリマー類;オレフィン類のコポリマー類;オレフィン類のコポリマー類、水添ジエン類のホモポリマー類及びコポリマー類;好ましくはC8-C30アルキル基を有する、アルキル(メタ)アクリレート類のホモポリマー類もしくはコポリマー類である直鎖状または分枝状のオリゴマー類;C8-C30アルキル基を有するビニルエステル類のホモポリマー類及びコポリマー類であるオリゴマー類;あるいは、C8-C30アルキル基を有するビニルエステル類のホモポリマー類及びコポリマー類であるオリゴマー類
・ 1つ以上のC2-C100間、好ましくはC2-C50ジオール類間でのポリエーテル化によりもたらされる脂溶性ポリエーテル類;特に、長鎖のC6-C30アルキレンオキシドを有する、エチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシドのコポリマー類、より好ましくは、コポリマー中のエチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシドのアルキレンオキシドに対する重量比が5:95乃至70:30であるもの
・ ペンタエリスリトールとポリアルキレングリコールとのエーテル類、脂肪アルコールと糖とのエーテル類、及びこれらの混合物から選択されるポリオールエーテル類、ペンタエリスリトールと5つのエチレンオキシド(5EO)単位を含むポリエチレングリコールとのエーテル(CTFA名:PEG-5ペンタエリスリチルエーテル)、ペンタエリスリトールと5つのプロピレンオキシド(5PO)単位を含むポリプロピレングリコールとのエーテル(CTFA名:PPG-5ペンタエリスリチルエーテル)、並びにこれらの混合物
・ エステル類及びポリエステル類、特に(i)オリゴマー性グリセロールのエステル類、特にジグリセロールのエステル類、特にアジピン酸とジグリセロールとの縮合物であって、グリセロールのヒドロキシル基の一部が脂肪酸の混合物、例えば、ステアリン酸、カプリン酸、ステアリン酸とイソステアリン酸、及び12-ヒドロキシステアリン酸と反応しているもの;(ii)フィトステロールエステル類;(iii)ペンタエリスリトールエステル類;(iv)少なくとも1つのアルコール(前記アルコールの少なくとも1つはゲルベアルコールである)と、少なくとも1つの不飽和脂肪酸から生成されるダイマー二価酸とから生成されるエステル類;(v)直鎖状もしくは分枝状のC4-C50ジカルボン酸もしくはポリカルボン酸とC2-C50ジオールもしくはポリオールとの間の重縮合からもたらされる非架橋ポリエステル類;(vi)ポリカルボン酸による、脂肪族ヒドロキシカルボン酸エステルのエステル化によってもたらされるポリエステル類;(vii)脂肪族ヒドロキシカルボン酸エステルの、特に4乃至30の炭素原子を含む脂肪族カルボン酸によるエステル化によってもたらされるエステル脂肪族エステル類。前記脂肪族ヒドロキシカルボン酸エステルは、2乃至40の炭素原子及び1乃至20のヒドロキシル基を含むヒドロキシル化脂肪族カルボン酸から有利にもたらされる;(viii)水添蓖麻子油とイソステアリン酸とのエステル化反応によりもたらされるエステル(水添蓖麻子油のモノ-、ジ-、またはトリ-イソステアレート)から選択されるエステル脂肪族エステル類、
を挙げてよい。
a)25℃でのHLBが8未満である非イオン性界面活性剤、任意に、例えば、下記:
・単糖類エステル類及びエーテル類、例えば、スクロースステアレート及びこれらの混合物、
・ 脂肪酸類、特にC8-C24、好ましくはC16-C22の脂肪酸類と、ポリオール類、特にグリセロールまたはソルビトール、例えば、グリセリルステアレート、グリセリルラウレート、ポリグリセリル-2ステアレート、ソルビタントリステアレート、及びグリセリルリシノレエートとのエステル類、
・ レシチン類、例えば、ダイズレシチン類、
・ 脂肪アルコール類(特にC8-C24、好ましくはC12-C18のアルコール類)のオキシエチレン化及び/またはオキシプロピレン化エーテル類(1乃至150のエチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシド基を含んで良い)、例えば、2つのエチレンオキシド単位を含むステアリルアルコールのオキシエチレン化エーテル(CTFA名:ステアレス-2)、
・ シリコーン界面活性剤類、例えば、ジメチコーンコポリオール類及びアルキルジメチコーンコポリオール類、例えば、Dow Corning社によりQ2-3225C(登録商標)の名称で市販のシクロメチコーン/ジメチコーンコポリオール混合物、
に挙げた、25℃でのHLBが8超である1つまたは複数の非イオン性界面活性剤との組み合わせとして
b)25℃でのHLBが8以上である非イオン性界面活性剤、例えば、下記:
・単糖類エステル類またはエーテル類、例えば、セテアリルグルコシドとセチル及びステアリルアルコール類との混合物、例えば、Seppic社製のMontanov 68、
・ 1乃至150のエチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシド単位を含んで良い、オキシエチレン化及び/またはオキシプロピレン化グリセロールエーテル類、
・ 脂肪アルコール類、特にC8-C24、好ましくはC12-C18のアルコール類のオキシエチレン化及び/またはオキシプロピレン化エーテル(1乃至150のエチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシド基を含んで良い)、例えば、20のエチレンオキシド単位を含むステアリルアルコールのオキシエチレン化エーテル(CTFA名:ステアレス-20)、30のエチレンオキシド単位を含むセテアリルアルコールのオキシエチレン化エーテル(セテアレス-30)、及び7つのエチレンオキシド単位を含むC12-C15脂肪アルコール類の混合物のオキシエチレン化エーテル(C12-C15パレス-7)
・ 脂肪酸類、特にC8-C24、好ましくはC16-C22の脂肪酸類と、ポリエチレングリコール(もしくはPEG)(1乃至150のエチレンオキシド単位を含んで良い)とのエステル類、例えば、PEG-50ステアレート及びPEG-40モノステアレート、
・ 脂肪酸類、特にC8-C24、好ましくはC16-C22の脂肪酸類と、オキシエチレン化及び/またはオキシプロピレン化グリセロールエーテル類(1乃至150のエチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシド単位を含んで良い)とのエステル類、例えば、200のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化グリセリルモノステアレート、30のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化グリセリルステアレート、30のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化グリセリルオレエート、30のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化グリセリルココエート、30のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化グリセリルイソステアレート、及び30のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化グリセリルラウレート、
・ 脂肪酸類、特にC8-C24、好ましくはC16-C22の脂肪酸類と、オキシエチレン化及び/またはオキシプロピレン化ソルビトールエーテル類(1乃至150のエチレンオキシド及び/またはプロピレンオキシド単位を含んで良い)とのエステル類、例えば、ポリソルベート20及びポリソルベート60、
・ ジメチコーンコポリオール、例えば、Dow Corning社製のQ2-5220(登録商標)、
・ ジメチコーンコポリオールベンゾエート、例えば、Finetex社製のFinsolv SLB 101(登録商標)及び201(登録商標)
・ EO/PO重縮合物としても既知の、プロピレンオキシド及びエチレンオキシドのコポリマー類、ポリエチレングリコールとポリプロピレングリコールブロックからなるコポリマーであり、例えば、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールトリブロック重縮合物、
c)アニオン性界面活性剤、例えば、下記:
・C16-C30脂肪酸類の塩類、特にアミン塩類、例えば、トリエタノールアミンステアレートまたは2-アミノ-2-メチルプロパン-1,3-ジオールステアレート、
・ ポリオキシエチレン化脂肪酸類の塩類、特にアミン塩またはアルカリ金属塩、及びこれらの混合物、
・ リン酸エステル類及びこれらの塩類、例えば、「DEAオレス-10ホスフェート」(Croda社製のCrodafos N 10N)または一カリウムモノセチルリン酸塩、
・ スルホスクシネート類、例えば、「二ナトリウムPEG-5シトレートラウリルスルホスクシネート」及び「二ナトリウムリシノレアミドMEAスルホスクシネート」、
・ アルキルエーテルスルフェート類、例えば、ナトリウムラウリルエーテルスルフェート、
・ イセチオネート類、
・ アシルグルタメート類、例えば、「二ナトリウム水添タロウグルタメート」(Ajinomoto社製のAmisoft HS-21 R(登録商標))及びナトリウムステアロイルグルタメート(Amisoft HS-11 PF(登録商標))、
・ ダイズ誘導体、例えば、カリウムソイエート、
・ シトレート類、例えば、グリセリルステアレートシトレート、
・ プロリン誘導体、例えば、ナトリウムパルミトイルプロリン、またはナトリウムパルミトイルサルコシネート、マグネシウムパルミトイルグルタメート、パルチミン酸、及びパルミトイルプロリンの混合物(Seppic社製のSepifeel One)、
・ ラクチレート類、例えば、ナトリウムステアロイルラクチレート、
・ サルコシネート類、例えば、ナトリウムパルミトイルサルコシネート、またはステアロイルサルコシンとミリストイルサルコシンとの75/25混合物、
・ スルホネート類、例えばナトリウムC14-17第二級アルキルスルホネート、
・ グリシネート類、例えばナトリウムココイルグリシネート、
d)カチオン性界面活性剤、例えば下記:
・アルキルイミダゾリジニウム類、例えばイソステアリルエチルイミドニウムエトスルフェート、
・ アンモニウム塩類、例えば(C12-30アルキル)トリ(C1-4アルキル)アンモニウムハライド類、例えばN,N,N-トリメチル-1-ドコサンアミニウムクロライド(またはベヘントリモニウムクロライド)、
e)両性界面活性剤、例えばN-アシルアミノ酸類、例えば、N-アルキルアミノアセテート類及び二ナトリウムココアンホジアセテート、及びアミンオキサイド類、例えばステアラミンオキサイド。
・ 1乃至80重量%の水性相(水に加えて、ポリオール類、塩類、活性成分類、または親水性ポリマー類を任意に含んで良い)
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数の界面活性剤、好ましくは非イオン性の1つまたは複数の界面活性剤、
・ 1乃至90重量%の脂肪相(オイル類に加えて、ワックス類、ペースト状化合物類、活性成分類、または香料類を任意に含んで良い)、
・ 5乃至20重量%の1つまたは複数の着色物質、
・ 0.1乃至20重量%の1つまたは複数のフィラー、及び
・ 0.1乃至10重量%の、1つまたは複数のポリアルケンベースの超分子ポリマー、
を含む油中水型エマルションの形態で提供することができる。
・ 1乃至20重量%の1つまたは複数の着色物質、
・ 1乃至50重量%の1つまたは複数のワックス、
・ 1乃至30重量%の1つまたは複数のペースト状物質、
・ 1乃至60重量%の1つまたは複数のオイル、
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数のフィラー、及び
・ 0.1乃至70重量%の1つまたは複数のポリアルケンベースの超分子ポリマー、
を含むスティックの形態で提供することができる。
A/
組成物を用いて得られる付着層の、皮脂の存在下での転移指数は、下記の測定プロトコルに従って測定される。
・ トリオレイン 29%
・ オレイン酸 28.5%
・ オレイルオレエート 18.5%
・ スクアレン 14%
・ コレステロール 7%
・ コレステロールパルミテート 3%
を有する人工皮脂の10μlの液滴を、第一区画の中央に付着させる。
等級5は、紙と基質との間の相対移動を行った後に、目視により、基質上に製品が実質的に全く残らない(10%未満)場合に割り当てられる。後者の場合には、移動は完全と記載して良い。
等級0は、基質上の製品が紙小片に全く転移しなかった場合に割り当てられる。シート上に目に見える跡は全く観察できない。転移はゼロと記載して良い。
組成物を用いて得られる付着層の、汗の存在下での転移指数は、同一の測定プロトコルに従って測定され、人工皮脂の10μlの液滴は、下記の組成:
・ 乳酸 0.1142%
・ アンモニア 0.1764%
・ グリシン 0.00758%
・ セリン 0.0214%
・ 尿素 0.051%
・ 塩化ナトリウム 0.07949%
・ 純水 100%とする残量
を有する人工汗の10μlの液滴によって置き換えられる。
100gのジヒドロキシル化水添ポリ(1,2-ブタジエン)ポリマー(Nisso社製のGI3000、Mn=3100)を、減圧下で80℃にて一晩乾燥させる。このポリマーを400mlの無水トルエンに溶解させる。25μlの触媒(ジブチルチンジラウレート)を加え、均一な溶液が得られるまで、撹拌しつつ80℃に加熱を行う。300mlの無水トルエン中の溶液とした、15gの、下式:
106.1gのジヒドロキシル化水添ポリ(1,2-ブタジエン)ポリマー(Nisso社製のGI2000、Mn=2100)を、減圧下で80℃にて、2時間に亘り、22mgの触媒(ジブチルチンラウレート)の存在下で加熱する。混合物の温度をアルゴン下で20℃に下げ、次いで10mlのイソドデカン及び19.3gのイソホロンジイソシアネート(IPDI)を加える。混合物を、20℃で16時間に亘り、制御環境下で撹拌し、その後120℃に加熱し、次いで25mlのプロピレンカーボネートを加える。12gの6-メチルイソシトシンを加えて、均一な白色懸濁液を得る。この懸濁液を、140℃に加熱し、この温度で6時間に亘り撹拌する。反応を、イソシアネート類の特性ピーク(2250cm-1)が完全に消失するまで、赤外線分光法によって観察する。次いで、混合物の温度を再度30℃に下げ、400mlのヘプタン、200mlのTHF、及び50mlのエタノールを加え、セライトで濾過する。その後、混合物をイソドデカンでストリップする。
99gのジヒドロキシル化水添ポリ(1,2-ブタジエン)ポリマー(Nisso社製のGI3000、Mn=3100)を、減圧下で80℃にて、2時間に亘り、22mgの触媒(ジブチルチンラウレート)の存在下で加熱する。混合物の温度をアルゴン下で20℃に下げ、次いで30mlのイソドデカン及び11gのイソホロンジイソシアネート(IPDI)を加える。混合物を、20℃で16時間に亘り、制御環境下で撹拌し、その後120℃に加熱し、次いで25mlのプロピレンカーボネートを加える。8.1gの6-メチルイソシトシンを加えて、均一な白色懸濁液を得る。この懸濁液を、140℃に加熱し、この温度で6時間に亘り撹拌する。反応を、イソシアネート類の特性ピーク(2250cm-1)が完全に消失するまで、赤外線分光法によって観察する。次いで、混合物の温度を再度30℃に下げ、1lのヘプタンを加え、セライトで濾過する。その後、混合物をイソドデカンでストリップする。
89gのジヒドロキシル化水添ポリ(1,2-ブタジエン)ポリマー(Nisso社製のGI3000、Mn=3100)を、減圧下で80℃にて、2時間に亘り、22mgの触媒(ジブチルチンラウレート)の存在下で加熱する。混合物の温度をアルゴン下で20℃に下げ、次いで60mlのイソドデカン及び11.6gの4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを加える。混合物を、20℃で16時間に亘り、制御環境下で撹拌し、その後120℃に加熱し、次いで40mlのプロピレンカーボネートを加える。6.64gの6-メチルイソシトシンを加えて、均一な白色懸濁液を得る。この懸濁液を、140℃に加熱し、この温度で8時間に亘り撹拌する。反応を、イソシアネート類の特性ピーク(2250cm-1)が完全に消失するまで、赤外線分光法によって観察する。次いで、混合物の温度を再度30℃に下げ、250mlのイソドデカン及び500mlのヘプタンを加え、セライトで濾過する。その後、混合物をイソドデカンでストリップする。
143.1gのジヒドロキシル化水添ポリ(1,2-ブタジエン)ポリマー(Nisso社製のGI2000、Mn=2100)を、減圧下で80℃にて、2時間に亘り、33mgの触媒(ジブチルチンラウレート)の存在下で加熱する。混合物の温度をアルゴン下で20℃に下げ、次いで85mlのイソドデカン及び30.8gの4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを加える。混合物を、20℃で16時間に亘り、制御環境下で撹拌し、その後120℃に加熱し、次いで70mlのプロピレンカーボネートを加える。22.6gの6-メチルイソシトシンを加えて、均一な白色懸濁液を得る。この懸濁液を、140℃に加熱し、この温度で8時間に亘り撹拌する。反応を、イソシアネート類の特性ピーク(2250cm-1)が完全に消失するまで、赤外線分光法によって観察する。次いで、混合物の温度を再度20℃に下げ、700m1のイソドデカン及び500mlのヘプタンを加え、セライトで濾過する。その後、混合物をイソドデカンでストリップする。
下記を含むリキッドファンデーションを調製する(%とは、重量%を意味する)。
A1相:
・セチルPEG/PPG-14/14ジメチコーン(Goldschmidt社製のAbil EM 97) 1.8%
・イソステアリルジグリセリルスクシネート 0.6%
・イソドデカン 15.5%
・ シクロペンタシロキサン 5.0%
・ 実施例1のポリマー(イソドデカン中21%) 10%(すなわち、乾燥ベースで2.1%)
A2相:
・ シクロペンタシロキサン 5.0%
・ アルミニウムステアロイルグルタメートで被覆された酸化鉄 3.2%
・ アルミニウムステアロイルグルタメートで被覆された二酸化チタン 6.8%
A3相:
・ フェニル化シリコーンゴム+シクロペンタシロキサン
(Blue Star社製のMirasil C-DPDM) 3.0%
A4相:
・ナイロン(登録商標)12粉末 8.0%
B相:
・ 保存料 適量
・ 硫酸マグネシウム 0.7%
・ 水 100%までの残量
優れた保持を示すリキッドファンデーションが得られる。
1/下記を含む比較用リキッドファンデーションを調製する(%とは、重量%を意味する)。
A1相:
・セチルPEG/PPG-14/14ジメチコーン(Goldschmidt社製のAbil EM 97) 1.8%
・イソステアリルジグリセリルスクシネート 0.6%
・イソドデカン 15.2%
A2相:
・ シクロペンタシロキサン 5.0%
・ アルミニウムステアロイルグルタメートで被覆された酸化鉄 3.2%
・ アルミニウムステアロイルグルタメートで被覆された二酸化チタン 6.8%
A3相:
・ ポリウレタン* 15%(すなわち、乾燥ベースで2.1%)
・ エタノール 2.0%
A4相:
・ナイロン(登録商標)12粉末 8.0%
B相:
・ 保存料 適量
・ 硫酸マグネシウム 0.7%
・ 水 100%までの残量
*:欧州特許第1797868号明細書の実施例5に従って調製された、イオン性官能基を担持するポリウレタン/ポリウレア/ポリ(エチレン/ブチレン)コポリマー、イソドデカン中の14%溶液として
転移指数を、実施例6の組成物と上記比較例組成物について、皮脂及び汗の存在下で、上述の測定プロトコルに従って測定する。以下の結果が得られる。
下記を含むスティックの形態のリップスティックを調製する(%とは重量%を意味する)。
保持(%)=100×[ΔE(残留/素のフィルム)/ΔE(フィルム/素のフィルム)]
インビトロでの保持=94.58±0.88%
このように、本発明による組成物が優れた保持特性を有することが判明している。
Claims (24)
- 皮膚及び/または唇のメイクアップ方法であって、化粧品として許容される媒質中に少なくとも1つのポリアルケンベースの超分子ポリマーを含むメイクアップ化粧品組成物が、皮膚及び/または唇に適用される、方法。
- ポリアルケンベースの超分子ポリマーが、少なくとも1つの反応基で官能化された少なくとも1つのポリアルケンポリマーと、官能化された前記ポリアルケンポリマーの1つまたは複数の反応基と反応可能である少なくとも1つの反応基で官能化された、少なくとも1つの結合基との反応によって、特に縮合によって生成可能であり、前記結合基は少なくとも3つの水素結合、好ましくは少なくとも4つの水素結合、好ましくは4つの水素結合を形成可能である、請求項1に記載の方法。
- 官能化されたポリアルケンポリマーが、式HX-P-X’Hのものであり、
式中、
・ XH及びX’Hは反応基であり、X及びX’は、同一または相違し、O、SH、NH、またはNRaから選択され、RaはC1-C6アルキル基を表し;
・ Pは、1つまたは複数の単不飽和もしくは多不飽和を有し、且つ直鎖状、環状、及び/または分枝状であるC2-C10アルケン類の重合によって得られる、ホモポリマーまたはコポリマーを表す、
請求項2に記載の方法。 - X及びX’がOを表し、且つ/またはPがポリエチレン、ポリブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリ(1,3-ペンタジエン)、ポリイソブチレン、及びこれらのコポリマー、特にポリ(エチレン/ブチレン)を表す、請求項3に記載の方法。
- 官能化された結合基が、下式:
Lは単結合であるか、または、飽和もしくは不飽和であって、さらに芳香族、直鎖状、環状、及び/または分枝状であり、任意に1乃至4のN及び/またはOヘテロ原子を含む、二価のC1-C20炭素含有(アルキレン)基である]
のものである、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の方法。 - 超分子ポリマーが、下式:
・ L’及びL”は、互いに独立に、単結合を表すか、または、飽和もしくは不飽和であって、さらに芳香族、直鎖状、環状、及び/または分枝状である、任意に1乃至4のN及び/またはOヘテロ原子を含む、二価のC1-C20炭素含有(アルキレン)基であり;
・ X及びX’は、同一または相違し、O、SH、NH、またはNRaから選択され、RaはC1-C6アルキル基を表し;
・ Pは、1つまたは複数の単不飽和もしくは多不飽和を有し、且つ直鎖状、環状、及び/または分枝状であるC2-C10アルケン類の重合によって得られる、ホモポリマーまたはコポリマーを表す]
に相当する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。 - ・ L’及びL”は、互いに独立に、単結合であるか、またはフェニレン、1,4-ニトロフェニレン、1,2-エチレン、1,6-ヘキシレン、1,4-ブチレン、1,6-(2,4,4-トリメチルへキシレン)、1,4-(4-メチルペンチレン)、1,5-(5-メチルヘキシレン)、1,6-(6-メチルヘプチレン)、1,5-(2,2,5-トリメチルへキシレン)、1,7-(3,7-ジメチルオクチレン)、イソホロン、4,4’-メチレンビスシクロヘキシレン、トリレン、2-メチル-1,3-フェニレン、4-メチル-1,3-フェニレン、または4,4-ビフェニレンメチレン基、好ましくはイソホロン、-(CH2)2-、-(CH2)6-、-CH2CH(CH3)-CH2-C(CH3)2-CH2-CH2-、4,4’-メチレンビスシクロヘキシレン、または2-メチル-1,3-フェニレン基であり;且つ/または
・ X及びX’はOを示し;且つ/または
・ Pは、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリ(1,3-ペンタジエン)、ポリイソブチレン、及びこれらのコポリマー、特にポリ(エチレン/ブチレン)を表す、請求項6に記載の方法。 - ポリアルケンベースの超分子ポリマーが、単独でまたは混合物として、メイクアップ化粧品組成物中に、前記組成物の全重量に対して0.1乃至70重量%、好ましくは0.2乃至40重量%、好ましくは0.5乃至15重量%の割合で存在する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記組成物が、
・ 1乃至80重量%の水性相、
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数の界面活性剤、
・ 1乃至90重量%の脂肪相、
・ 5乃至20重量%の1つまたは複数の着色物質、
・ 0.1乃至20重量%の1つまたは複数のフィラー、及び
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数のポリアルケンベースの超分子ポリマー、
を含むエマルションの形態で提供され、前記組成物が好ましくはファンデーションである、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。 - 前記組成物が無水であり、且つ、
・ 1乃至20重量%の1つまたは複数の着色物質、
・ 1乃至50重量%の1つまたは複数のワックス、
・ 1乃至30重量%の1つまたは複数のペースト状物質、
・ 1乃至60重量%の1つまたは複数のオイル、
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数のフィラー、及び
・ 0.1乃至70重量%の1つまたは複数のポリアルケンベースの超分子ポリマー、
を含み、前記組成物が好ましくはリップスティックである、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。 - 化粧品として許容される媒質中に、少なくとも1つのポリアルケンベースの超分子ポリマー及び少なくとも1つの着色物質を含む、皮膚及び/または唇のメイクアップのための化粧品組成物。
- ポリアルケンベースの超分子ポリマーが、少なくとも1つの反応基で官能化された少なくとも1つのポリアルケンポリマーと、官能化された前記ポリアルケンポリマーの1つまたは複数の反応基と反応可能である少なくとも1つの反応基で官能化された、少なくとも1つの結合基との反応によって、特に縮合によって生成可能であり、前記結合基は少なくとも3つの水素結合を形成可能である、請求項11に記載の組成物。
- 官能化されたポリアルケンポリマーが、式HX-P-X’Hのものであり、
式中、
・ XH及びX’Hは反応基であり、X及びX’は、同一または相違し、O、SH、NH、またはNRaから選択され、RaはC1-C6アルキル基を表し;
・ Pは、1つまたは複数の単不飽和もしくは多不飽和を有し、且つ直鎖状、環状、及び/または分枝状であるC2-C10アルケン類の重合によって得られる、ホモポリマーまたはコポリマーを表す、
請求項12に記載の組成物。 - 官能化された結合基が、下式:
Lは単結合であるか、または、飽和もしくは不飽和であって、さらに芳香族、直鎖状、環状、及び/または分枝状である、任意に1乃至4のN及び/またはOヘテロ原子を含む、二価のC1-C20炭素含有(アルキレン)基である]
のものである、請求項12または13に記載の組成物。 - 超分子ポリマーが、下式:
・ L’及びL”は、互いに独立に、単結合を表すか、または、飽和もしくは不飽和であって、さらに芳香族、直鎖状、環状、及び/または分枝状である、任意に1乃至4のN及び/またはOヘテロ原子を含む、二価のC1-C20炭素含有(アルキレン)基であり;
・ X及びX’は、同一または相違し、O、SH、NH、またはNRaから選択され、RaはC1-C6アルキル基を表し;
・ Pは、1つまたは複数の単不飽和もしくは多不飽和を有し、且つ直鎖状、環状、及び/または分枝状であるC2-C10アルケン類の重合によって得られる、ホモポリマーまたはコポリマーを表す]
に相当する、請求項11乃至14のいずれか一項に記載の組成物。 - ・ L’及びL”は、互いに独立に、単結合であるか、またはフェニレン、1,4-ニトロフェニレン、1,2-エチレン、1,6-ヘキシレン、1,4-ブチレン、1,6-(2,4,4-トリメチルへキシレン)、1,4-(4-メチルペンチレン)、1,5-(5-メチルヘキシレン)、1,6-(6-メチルヘプチレン)、1,5-(2,2,5-トリメチルへキシレン)、1,7-(3,7-ジメチルオクチレン)、イソホロン、4,4’-メチレンビスシクロヘキシレン、トリレン、2-メチル-1,3-フェニレン、4-メチル-1,3-フェニレン、または4,4-ビフェニレンメチレン基、好ましくはイソホロン、-(CH2)2-、-(CH2)6-、-CH2CH(CH3)-CH2-C(CH3)2-CH2-CH2-、4,4’-メチレンビスシクロヘキシレン、または2-メチル-1,3-フェニレン基であり;且つ/または
・ X及びX’はOを示し;且つ/または
・ Pはポリエチレン、ポリブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリ(1,3-ペンタジエン)、ポリイソブチレン、及びこれらのコポリマー、特にポリ(エチレン/ブチレン)を表す、
請求項15に記載の組成物。 - ポリアルケンベースの超分子ポリマーが、単独でまたは混合物として、前記組成物の全重量に対して0.1乃至70重量%、好ましくは0.2乃至40重量%、好ましくは0.5乃至15重量%の割合で存在する、請求項11乃至16のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物の全重量に対して0.001乃至50重量%、特に0.01乃至30重量%、さらには0.025乃至20重量%の量で、少なくとも1つの着色物質を含む、請求項11乃至17のいずれか一項に記載の組成物。
- 化粧品として許容される媒質が、フィラー、オイル、ワックス、ペースト状物質、水、界面活性剤、還元剤、柔軟剤、起泡防止剤、保湿剤、UVスクリーン剤、セラミド、化粧品活性成分、素練り促進剤、香料、タンパク質、ビタミン、プロペラント、フィルム形成性もしくはフィルム非形成性である親水性もしくは親油性のポリマー、あるいは親油性もしくは親水性のゲル化剤から選択される少なくとも1つの成分を含む、請求項11乃至18のいずれか一項に記載の組成物。
- 顔色のための製品、例えば、ファンデーション、フェイスパウダー、またはアイシャドウ;唇のための製品、例えば、リップスティックまたはリップケア製品;コンシーラー;頬紅;アイライナー;リップもしくはアイペンシル;身体のメイクアップのための製品;あるいはグロス(リップグロス)の形態で提供される、請求項11乃至19のいずれか一項に記載の組成物。
- ファンデーションの形態で提供され、且つポリアルケンベースの超分子ポリマーが、単独でまたは混合物として、前記組成物の全重量に対して0.1乃至10重量%の割合で存在する、請求項11乃至20のいずれか一項に記載の組成物。
- ・ 1乃至80重量%の水性相、
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数の界面活性剤、
・ 1乃至90重量%の脂肪相、
・ 5乃至20重量%の1つまたは複数の着色物質、
・ 0.1乃至20重量%の1つまたは複数のフィラー、及び
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数のポリアルケンベースの超分子ポリマー、
を含むエマルションの形態で提供される、請求項21に記載の組成物。 - リップスティックの形態で提供され、且つポリアルケンベースの超分子ポリマーが、単独でまたは混合物として、前記組成物の全重量に対して0.1乃至70重量%の割合で存在する、請求項11乃至20のいずれか一項に記載の組成物。
- 無水組成物の形態で提供され、且つ、
・ 1乃至20重量%の1つまたは複数の着色物質、
・ 1乃至50重量%の1つまたは複数のワックス、
・ 1乃至30重量%の1つまたは複数のペースト状物質、
・ 1乃至60重量%の1つまたは複数のオイル、
・ 0.1乃至10重量%の1つまたは複数のフィラー、及び
・ 0.1乃至70重量%の1つまたは複数のポリアルケンベースの超分子ポリマー、
を含む、請求項23に記載の組成物。
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