JP2010117726A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶表示装置は、ガラス基板3上の凹凸制御構造8に沿うように形成された皺状凹凸形状の表面を有する皺状凹凸層6を有している。また、液晶表示装置は、対向側ガラス基板5から突出して形成されて両基板3、5間を所定の間隙に保持する保持用突起部10を複数有している。ほぼ同じ長さに形成された保持用突起部10を皺状凹凸層6の凸部上に接するように所定の間隔で形成することにより、液晶層12の厚さを設計値通りの厚さに容易に制御することができる。
【選択図】図2
Description
板5と、両基板3、5間に封止された液晶層12とを有している。ガラス基板3上には、表面が皺状凹凸形状の皺状凹凸層6が形成されている。皺状凹凸層6は、例えばノボラック系ポジ型レジスト等の感光性樹脂で形成されている。
(実施例1)
図3は、反射型液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの1画素及びその周囲の構成を示している。図3(a)は、表示画面の法線方向に見た1画素及びその周囲の構成を示している。図3(b)は、図3(a)のA−A線で切断した断面を示している。図3(a)及び図3(b)に示すように、TFT基板2のガラス基板3上には、図3(a)の左右方向に延びるゲートバスライン14が形成されている。ゲートバスライン14上の基板全面には、絶縁膜26が形成されている。絶縁膜26を介してゲートバスライン14に交差し、図3(a)の上下方向に延びるドレインバスライン16が形成されている。ゲートバスライン14とドレインバスライン16との交差位置近傍には、TFT18が形成されている。TFT18は、例えばa−Si層からなる動作半導体層(不図示)を絶縁膜26上に有している。動作半導体層上にはチャネル保護膜(不図示)が形成されている。チャネル保護膜上には、隣接するドレインバスライン16から引き出されたドレイン電極20と、ソース電極22とが、所定の間隙を介して互いに対向して形成されている。このような構成において、チャネル保護膜直下のゲートバスライン14がTFT18のゲート電極として機能するようになっている。絶縁膜26上には最終保護膜28が形成されている。
制御構造部8の形状に沿うように皺状凹凸形状が形成されている。凹凸制御構造部8はゲートバスライン14にほぼ平行に所定の間隔を設けてドレインバスライン16間に複数形成されている。凹凸制御構造部8はゲートバスライン14と同層に同材料で同時に形成されている。皺状凹凸層6上には、光反射材料からなる光反射層の反射電極30が画素領域毎に形成されている。反射電極30の表面には、皺状凹凸層6の表面形状に倣う皺状の凹凸が形成されている。反射電極30は、表面に形成された皺状の凹凸により光散乱特性が向上し、入射した外光を各方向に散乱させて反射するようになっている。反射電極30は、TFT18のソース電極22上の層間絶縁膜28を開口して形成されたコンタクトホール22を介して、ソース電極22に電気的に接続されている。
次に、本実施の形態による液晶表示装置の実施例2について図4を用いて説明する。図4は、半透過型液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの1画素の断面構成を示している。図4に示すように、液晶表示パネルは、TFT基板2と対向基板4と両基板2、4間に封止された液晶層12とを有している。TFT基板2のガラス基板3上の反射領域Rには、凹凸制御構造部8が形成されている。さらに、反射領域Rには、凹凸制御構造部8を覆って絶縁膜26、最終保護膜28、皺状凹凸層6及び反射電極30がこの順に形成されている。反射電極30表面には、下層の皺状凹凸層6の表面形状に倣い、複数の凹凸が形成されている。反射電極30は、表面に形成された複数の凹凸により光散乱特性が向上し、入射した外光を各方向に散乱させて反射させるようになっている。
の基板全面には、透明電極32が形成されている。透明電極32から突出して形成された保持用突起部10は、反射電極30の凸部まで延びて形成されている。皺状凹凸層6の凹部又は凸部のそれぞれの高さは、凹凸制御構造部8によってほぼ均一に形成されている。従って、ほぼ同じ長さの保持用突起部10を反射電極30の凸部上に所定の間隔で複数形成することにより、TFT基板2と対向基板4との間隙は所定幅に保持されて液晶層12の厚さをほぼ一定に制御することができる。
次に、本実施の形態による液晶表示装置の実施例3について図5を用いて説明する。図5は、負の誘電異方性を有する垂直配向型液晶(n型VA液晶)を用いた半透過型液晶表示装置に備えられる液晶表示パネルの1画素の断面構成を示している。図5に示すように、本実施例の液晶表示パネルは反射領域Rに形成されて液晶層12厚を所定の幅に保持する保持用突起物10で液晶分子36の配向を制御している点に特徴を有している。透過領域Tには、液晶分子36の配向を制御する配向制御用突起物38が形成されている。配向制御用突起物38は対向側ガラス基板5から突出して形成されており、保持用突起物10とほぼ同じ長さに形成されている。このため、配向制御用突起物8は透明電極34に接触していない。なお、本実施例の液晶表示パネルの断面構造は透過領域Tに配向制御用突起物38を有していることを除いては上記実施例2と同様であるため、説明は省略する。
(付記1)
基板上に形成され、皺状凹凸形状の表面を有する皺状凹凸層と、
前記基板の前記皺状凹凸層側に対向配置された対向基板と、
前記基板と前記対向基板との間に封止された液晶と、
前記基板上の前記皺状凹凸層の下層に形成され、前記皺状凹凸層の凹凸の方位を制御する凹凸制御構造部と、
前記皺状凹凸層の凹部上又は凸部上のいずれか一方に形成され、前記基板と前記対向基板との間を所定の間隙に保持する保持用突起部と
を有することを特徴とする液晶表示装置。
付記1記載の液晶表示装置において、
前記保持用突起部は、前記対向基板から突出して形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
付記1記載の液晶表示装置において、
前記保持用突起部は、前記皺状凹凸層から突出して形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
付記1乃至3のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記保持用突起部は、前記液晶の配向を制御することを特徴とする液晶表示装置。
付記1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記皺状凹凸層は、ノボラック系ポジ型レジストの感光性樹脂で形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
付記1乃至5のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記皺状凹凸層上に前記凹凸に倣って形成され、前記対向基板側から入射した光を反射する光反射層をさらに有することを特徴とする液晶表示装置。
付記6記載の液晶表示装置において、
前記光反射層は、前記保持用突起部と前記皺状凹凸層との間にも形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
付記1乃至7のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記基板上に形成されたゲートバスラインと、前記ゲートバスラインに絶縁膜を介して交差して形成されたドレインバスラインと、前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインとの交差部毎に形成された画素領域とをさらに有し、
前記凹凸制御構造部は、前記ゲートバスライン及び/又は前記ドレインバスラインと同材料で形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
付記8記載の液晶表示装置において、
前記凹凸制御構造部は、前記ゲートバスライン及び/又は前記ドレインバスラインと同層に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
付記8又は9に記載の液晶表示装置において、
前記基板側に光源をさらに有し、
前記画素領域は、前記光反射層が形成された反射領域と、前記光源から射出された光を透過する透過領域とを有することを特徴とする液晶表示装置。
付記1乃至10のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記液晶は、負の誘電率異方性を有し電圧無印加時に垂直配向することを特徴とする液晶表示装置。
3 ガラス基板
4 対向基板
5 対向側ガラス基板
6 皺状凹凸層
8 凹凸制御構造部
10 保持用突起部
12、112 液晶層
14 ゲートバスライン
16 ドレインバスライン
18 TFT
20 ドレイン電極
22 ソース電極
24 コンタクトホール
26、105 絶縁膜
28 最終保護膜
30、114 反射電極
32、34、108、120 透明電極
36 液晶分子
38 配向制御用突起物
80 ゲートバスライン駆動回路
82 ドレインバスライン駆動回路
84 制御回路
86、87 偏光板
88 バックライトユニット
102、104 基板
106 ソースバスライン
110 アクリル樹脂層
116 ブラックマトリクス
118 カラーフィルタ
R 反射領域
T 透過領域
Claims (10)
- 基板上に形成され、皺状凹凸形状の表面を有する皺状凹凸層と、
前記基板の前記皺状凹凸層側に対向配置された対向基板と、
前記基板と前記対向基板との間に封止された液晶と、
前記基板上の前記皺状凹凸層の下層に形成され、前記皺状凹凸層の凹凸の方位を制御する凹凸制御構造部と、
前記皺状凹凸層の凹部上又は凸部上のいずれか一方に形成され、前記基板と前記対向基板との間を所定の間隙に保持する保持用突起部と
を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1記載の液晶表示装置において、
前記保持用突起部は、前記対向基板から突出して形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1記載の液晶表示装置において、
前記保持用突起部は、前記皺状凹凸層から突出して形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記保持用突起部は、前記液晶の配向を制御することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記皺状凹凸層上に前記凹凸に倣って形成され、前記対向基板側から入射した光を反射する光反射層をさらに有することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項5記載の液晶表示装置において、
前記光反射層は、前記保持用突起部と前記皺状凹凸層との間にも形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記基板上に形成されたゲートバスラインと、前記ゲートバスラインに絶縁膜を介して交差して形成されたドレインバスラインと、前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインとの交差部毎に形成された画素領域とをさらに有し、
前記凹凸制御構造部は、前記ゲートバスライン及び/又は前記ドレインバスラインと同材料で形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項7記載の液晶表示装置において、
前記凹凸制御構造部は、前記ゲートバスライン及び/又は前記ドレインバスラインと同層に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項7又は8に記載の液晶表示装置において、
前記基板側に光源をさらに有し、
前記画素領域は、前記光反射層が形成された反射領域と、前記光源から射出された光を透過する透過領域とを有することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記液晶は、負の誘電率異方性を有し電圧無印加時に垂直配向することを特徴とする液晶表示装置。
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