JP2010114724A - ネットワークスイッチ装置、ネットワークスイッチ方法及びネットワークスイッチプログラム - Google Patents

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JP2010114724A JP2008286425A JP2008286425A JP2010114724A JP 2010114724 A JP2010114724 A JP 2010114724A JP 2008286425 A JP2008286425 A JP 2008286425A JP 2008286425 A JP2008286425 A JP 2008286425A JP 2010114724 A JP2010114724 A JP 2010114724A
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Abstract

【課題】
FDB内のポート単位のメモリ領域を通信状況に応じて動的に変化させ、不要なフラッディングを抑制するネットワークスイッチ装置を提供する。
【解決手段】
ネットワークスイッチ装置10は、入出力手段1がポートを介して端末100と通信ネットワーク200とを信号中継し、端末記憶手段2が端末100の端末情報を各ポートごとの上限容量までFDB2aに記憶し、端末記憶要求手段3が信号出力した端末100の端末情報のFDB2aへの学習記憶を要求し、廃棄回数カウント手段4が前記上限容量の超過によるこの要求の廃棄回数を、フラッディング長カウント手段5がFDB2aに未登録の端末100宛の信号入力時に出力されるフラッディングの出力フラッディング信号長を、出力長カウント手段6が端末100への出力信号長を、各々ポートごとにカウントし、補正手段7がこのカウントされた情報に基づいて前記上限容量を補正し、不要なフラッディングの発生を抑える。
【選択図】 図1

Description

ネットワーク通信を中継するネットワークスイッチ装置に関して、特に通信状況に応じたポート制御により不要なフラッディングを抑制するネットワークスイッチ装置に関する。
レイヤ2スイッチは、ポート単位に領域分割された装置内メモリのForwarding DataBase;フォワーディングデータベース(以下、FDBという)に自ポートに接続される端末からの信号出力時に当該端末のMAC端末及びポート番号を学習記憶する。レイヤ2スイッチは、FDBに基づいて、受信したデータ信号の宛先の端末が属するポートにのみデータ信号を転送して宛先の端末に転送し、信号転送の効率化を実現している。現在、レイヤ2スイッチは、取扱うトラフィックの増大とともに、信号転送のさらなる効率化が求められている。
従来のネットワークスイッチ装置は、物理ポートとのインターフェースを行うインターフェースモジュールに上位モジュールと通信するための仮想的なポートを設けることにより、モジュールの独立性を高め、かつインターフェースモジュールでの処理を簡潔に実現するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、従来のネットワークスイッチ装置は、複数のリンクでネットワークスイッチ装置間を接続し、当該複数のリンクを一つの論理ポートに集約して信号転送を行うことにより、通信帯域の増大および障害発生時の冗長性を実現するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−64899号公報 特開2005−130408号公報
しかし、従来のネットワークスイッチ装置は、FDB内のポート単位のメモリ領域に空き領域が無い場合には、端末からのFDBへの学習要求が廃棄されてしまう。従来のネットワークスイッチ装置は、学習要求が廃棄された端末宛のデータ信号を受信した場合には、当該データ信号が宛先不明となり、受信したポート以外の全ポートに当該データ信号を出力、すなわちフラッディングしてしまい、余剰トラフィックが増大するという課題を有する。
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、FDB内のポート単位のメモリ領域を通信状況に応じて動的に変化させ、不要なフラッディングを抑制するネットワークスイッチ装置の提供を目的とする。
本願に開示するネットワークスイッチ装置は、複数の端末が電気的に接続される複数のポートを介して信号を入出力することにより当該端末と通信ネットワークとの信号を中継する入出力手段と、前記端末の端末情報を、当該端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当て、各ポート記憶容量ごとに上限容量を有した端末学習情報記憶部に記憶する端末記憶手段と、前記入出力手段が前記端末からの信号を出力した場合に、前記端末記憶手段に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報記憶部へ記憶するように要求する端末記憶要求手段と、前記端末記憶手段が前記端末記憶要求手段からの記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、当該廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする廃棄回数カウント手段と、前記各ポート記憶容量の上限容量を補正する補正手段とを備え、前記補正手段は、前記廃棄回数カウント手段によりカウントされた各ポートの前記廃棄回数に基づいて、前記各ポート記憶容量の上限容量を増減させるものである。
このように、本願に開示するネットワークスイッチ装置は、入出力手段がポートを介した信号の入出力により端末と通信ネットワークとの信号を中継し、端末記憶手段が前記端末の端末情報を各ポートごとに割当てられたポート記憶容量の上限容量まで端末学習情報に記憶し、前記入出力手段による前記端末からの信号の出力時に、端末記憶要求手段が前記端末記憶手段に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報へ学習記憶するように要求し、前記端末記憶手段が前記端末記憶要求手段からの学習記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量の超過により廃棄した場合に、廃棄回数カウント手段が廃棄回数を各ポートごとにカウントし、補正手段が前記廃棄回数カウント手段によりカウントされた少なくとも各ポートの前記廃棄回数の増減とともに前記端末記憶手段における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正することから、実際に発生している学習要求の廃棄回数を考慮して、受信したデータ信号の宛先が未学習となる状態を低減させることとなり、不要なフラッディングの発生を抑えることができ、帯域を有効利用することができる。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置を、図1から図10に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置の構成を示すブロック図、図2はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置のデータレイアウト例、図3はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置の全体構成図を示す。また、図4はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置の端末からのフレーム出力時のフローチャート、図5はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置のFDBへの学習要求の説明図を示す。また、図6はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置の端末へのフレーム出力時のフローチャート、図7はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置のデータフレーム入力時の説明図を示す。また、図8はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置の補正手段の演算に関するフローチャート、図9はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置の補正情報の演算例及びデータ例を示す。また、図10はこの図1に記載されたネットワークスイッチ装置のFDBのポート領域補正の説明図を示す。
図1において、本願に開示するネットワークスイッチ装置10は、入出力手段1と、端末記憶手段2と、端末記憶要求手段3と、廃棄回数カウント手段4と、フラッディング長カウント手段5と、出力長カウント手段6と、補正手段7とを備える。
この入出力手段1は、複数の端末100が電気的に接続される複数のポートを介してデータフレームを入出力することによりこの端末100と通信ネットワーク200とのデータフレームを中継する。また、この端末記憶手段2は、この端末の端末情報を、この端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当てられたポート記憶容量の上限容量まで端末学習情報記憶部としてのFDB2aに記憶する。
また、この端末記憶要求手段3は、この入出力手段1がこの端末100からデータフレームを出力した場合に、この端末記憶手段2に対してこの端末の端末情報をこのFDB2aへ学習記憶するように要求する。また、この廃棄回数カウント手段4は、この端末記憶手段2がこの端末記憶要求手段3からの学習記憶の要求をこのポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、この廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする。
また、このフラッディング長カウント手段5は、このFDB2aに端末情報が未登録の端末宛のデータフレームの入力時にこの入力されたポート以外の全ポートに対して出力されるフラッディングに関するフラッディングフレーム長をポートごとにカウントする。また、この出力長カウント手段6は、この入出力手段1がこの端末100へ出力した出力フレーム長を、この端末100の属するポートごとにカウントする。
また、この補正手段7は、ポートごとにカウントされた廃棄回数、出力フレーム長及びフラッディングフレーム長の増減とともにこの端末記憶手段2における各ポートごとに割当てられたこのポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する。
また、この補正手段7は、廃棄影響度演算部71と、習端末影響度演算72と、ポート比重演算73と、補正演算部74とを備える。この廃棄影響度演算部71は、前記廃棄回数の増減に基づいて各ポートにおける廃棄の影響度合いを示す廃棄影響度としての廃棄重みを演算して補正情報7aに出力する。
また、この未学習端末影響度演算72は、各ポートごとにカウントされた前記出力データフレーム長及び前記出力フラッディングデータフレームとの割合に応じた未学習端末影響度としてのフラッディング重みを演算してこの補正情報7aに出力する。また、このポート比重演算73は、この廃棄重み及びフラッディング重みを積算してポート比重としてのFDB比重を演算してこの補正情報7aに出力する。また、この補正演算部74は、このFDB比重に基づいて各ポートに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を補正する。
また、前記FDB2aは、図2(a)に示すように、MACアドレス項目、ポート番号項目を項目として備えることができる。このMACアドレス項目は、前記端末100のMACアドレスを示す。このポート番号項目は、この端末100が接続された前記ネットワークスイッチ装置10のポート番号を示す。
また、前記補正情報7aは、同図(b)に示すように、ポート番号項目、学習廃棄回数項目、廃棄重み項目、出力フレーム長項目、フラッディングフレーム長項目、フラッディング重み項目、FDB比重項目を項目として備えることができる。このポート番号項目は、この端末100が接続された前記ネットワークスイッチ装置10のポート番号を示す。この学習廃棄回数項目は、このポート番号のポートにおける前記FDB2aへの学習記憶の廃棄回数の累積値を示す。この廃棄重み項目は、このポート番号のポートにおける前記廃棄重みを示す。この出力フレーム長項目は、このポート番号のポートにおける前記入出力手段1が前記端末100へ出力した出力フレーム長の累積値を示す。このフラッディングフレーム長項目は、このポート番号のポートにおけるフラッディングされたフラッディングフレーム長の累積値を示す。このフラッディング重み項目は、このポート番号のポートにおける前記フラッディング重みを示す。このFDB比重項目は、このポート番号のポートにおける前記FDB比重を示す。
また、前記ネットワークスイッチ装置10を通過するデータフレームは、同図(c)に示すように、送信先アドレス項目、送信元アドレス項目、データ部項目を項目として備えることができる。この送信先アドレス項目は、データフレームの送信先の端末100に関するMACアドレスを示す。この送信元アドレス項目は、データフレームの送信元の端末100に関するMACアドレスを示す。このデータ部項目は、データフレームに記載されたデータ内容を示す。
また、前記ネットワークスイッチ装置10を通過するデータフレームは、同図(b)に示すように、送信先アドレス項目、送信元アドレス項目、データ部項目を項目として備えることができる。この送信先アドレス項目は、データフレームの送信先の端末100に関するMACアドレスを示す。この送信元アドレス項目は、データフレームの送信元の端末100に関するMACアドレスを示す。このデータ部項目は、データフレームに記載されたデータ内容を示す。
本実施形態のネットワークスイッチ装置は、図3に示すように、ネットワークスイッチ装置10にポートU1、ポートU2、ポートU3、ポートU4、ポートNPの5つのポートが設置され、前記端末100と前記通信ネットワーク200と接続される。この端末100は、このポートU1に接続される端末A1、、、端末Anと、このポートU2に接続される端末B1、、、端末Bnと、このポートU3に接続される端末C1、、、端末Cnと、このポートU4に接続される端末D1、、、端末Dnを含む。また、この通信ネットワーク200は、このポートNPに接続される。
また、前記FDB2aは、前記端末100を接続する前記ポートU1、ポートU2、ポートU3、ポートU4の各ポートごとに割当てられたポート記憶容量としてのポートU1領域、ポートU2領域、ポートU3領域、ポートU4領域に領域分割される。
以下、前記構成に基づく本実施形態のネットワークスイッチ装置の動作について説明する。まず、前記端末100からのデータフレームを出力する場合を説明する。前記入出力手段1は、図4に示すように、前記端末100からのデータフレームを前記通信ネットワーク200へ出力する(S1)。前記端末記憶要求手段3は、前記端末記憶手段2に前記FDB2aへの学習要求を行う(S2)。
前記端末記憶手段2は、この端末100の接続されたポートに関する前記FDB2aのポート領域に空き領域があるかを判断する(S3)。この端末記憶手段2は、この判断により、このポート領域に空き領域がある場合には、前記FDB2aにこの端末100の端末情報としてのMACアドレス及びポート番号を登録する(S4)。
この端末記憶手段2は、前記S3の判断により、このポート領域に空き領域が無い場合には、前記学習要求を廃棄する(S5)。前記廃棄回数カウント手段4は、この廃棄が発生した廃棄回数をこの端末100の属するポートに対してカウントする(S6)。
例えば、前記廃棄回数カウント手段4は、図5(a)に示すように、データフレーム出力時に、このポートU1領域に空き領域がある場合には、このポートU1領域にこの端末A1の端末情報が記憶されることから、前記廃棄回数をカウントしない。また、前記廃棄回数カウント手段4は、同図(b)に示すように、前記FDB2aのポートU1領域に空き領域が無い場合には、この端末A1の端末情報の学習要求が破棄されることから、廃棄回数を+1カウントする。
次に、前記通信ネットワーク200から入力されたデータフレームを前記端末100へ出力する場合を説明する。前記入出力手段1は、図6に示すように、前記通信ネットワーク200から前記端末100を宛先とするデータフレームを入力される(S11)。この入出力手段1は、前記FDB2aにこの端末100に関する端末情報が存在するかを判断する(S12)。
この入出力手段1は、このS12の判断によりこのFDB2aにこの端末100に関する端末情報が存在する場合には、この端末100にこのデータフレームを出力する(S13)。前記出力長カウント手段6は、このデータフレームの前記出力フレーム長をこの端末100の属するポートに対してカウントする(S14)。
この入出力手段1は、このS12の判断によりこのFDB2aにこの端末100に関する端末情報が存在しない場合には、受信ポート以外の全てのポートに対してこのデータフレームをフラッディング出力する(S15)。前記フラッディング長カウント手段5は、このフラッディングに関するフラッディングフレーム長をポートごとにカウントする(S16)。以降、前記S14と同様に、前記出力長カウント手段6は、このフラッディングされたデータフレームの出力フレーム長を各ポートごとにカウントする。
例えば、前記入出力手段1は、図7(a)に示すように、前記端末A1宛のデータフレームの入力時に、前記FDB2aのポートU1領域にこの端末A1の端末情報がある場合には、前記ポートU1にこのデータフレームを出力する。この場合、前記出力長カウント手段6は、このポートU1に関してこのデータフレームの出力フレーム長をカウントする。
また、例えば、前記入出力手段1は、同図(b)に示すように、前記端末A1宛のデータフレームの入力時に、前記FDB2aのポートU1領域にこの端末A1の端末情報が無い場合には、前記ポートU1、U2、U3、U4にこのデータフレームをフラッディング出力する。この場合、前記フラッディング長カウント手段5は、前記ポートU1、U2、U3、U4ごとにこのフラッディングに関するフラッディングフレーム長をカウントする。また、前記出力長カウント手段6は、このポートU1に関してこのデータフレームの出力フレーム長をカウントする。
前記補正手段7は、各ポートごとにカウントされた前記廃棄回数、前記フラッディングフレーム長、前記出力フレーム長を前記補正情報7aに保持する。この補正手段7は、この補正情報7aに基づいて前記FDB比重を演算し、このFDB比重に基づいて前記FDB2aのポート領域を補正する。
まず、前記廃棄影響度演算部71は、図8に示すように、前記廃棄回数の下位4bitを削除、すなわちこの廃棄回数の16分の1、を前記廃棄重みとして演算する(S21)。また、前記未学習端末影響度演算部72は、前記フラッディングフレーム長のうち、前記出力フレーム長の上位4bitと一致する桁を抽出し、前記フラッディング重みとして演算する(S22)。
前記ポート比重演算部73は、この廃棄重みとこのフラッディング重みを積算し、前記FDB比重として演算する(S23)。また、このポート比重演算部73は、このFDB比重がゼロかを判断する(S24)。
このポート比重演算部73は、この判断によりこのFDB比重がゼロの場合には、このFDB比重に1を設定する(S25)。このポート比重演算部73は、この判断によりこのFDB比重がゼロでない場合には、このFDB比重に対して変更を加えない。前記補正演算部74は、このFDB比重に基づいて、前記FDB2aのポート領域を分割する(S26)。
前記補正情報7aは、例えば、図9(a)に示すように、前記ポートU1に関して前記廃棄回数が16、前記フラッディングフレーム長が513、前記出力フレーム長が1028と登録されたとする。また、前記補正情報7aは、前記ポートU2に関して前記廃棄回数が8、前記フラッディングフレーム長が513、前記出力フレーム長が513と登録されたとする。また、前記補正情報7aは、前記ポートU3に関して前記廃棄回数が16、前記フラッディングフレーム長が513、前記出力フレーム長が1020と登録されたとする。また、前記補正情報7aは、前記ポートU4に関して前記廃棄回数が16、前記フラッディングフレーム長が513、前記出力フレーム長が4090と登録されたとする。
この場合、前記廃棄影響度演算部71は、前記ポートU1に関して、前記S21に示したように、前記廃棄回数の16を2進数表記された”0b10000”の下位4bitである”0000”を削除し、前記廃棄重みを”0b1”、すなわち1と演算する。
また、前記未学習端末影響度演算部72は、前記S22に示したように、前記フラッディングフレーム長の513を”0b1000000001”と2進数表記する。この未学習端末影響度演算部72は、このフラッディングフレーム長のうち、前記出力フレーム長の1028を2進数表記された”0b10000000100”の上位4bitである”0b1000”と一致する桁である”0b100”を抽出する。この未学習端末影響度演算部72は、この抽出された”0b100”、すなわち4を前記フラッディング重みとして演算する。
前記ポート比重演算部73は、前記S23に示したように、この廃棄重みである1とこのフラッディング重みである4を積算し、前記FDB比重を4として演算する。
また、前記補正手段7は、前記ポートU2に関しても同様に、この廃棄重みを0と演算し、このフラッディング重みを8と演算する。前記ポート比重演算部73は、前記S23に示したように、この廃棄重みである0とこのフラッディング重みである8を積算し、前記FDB比重を0として演算する。前記ポート比重演算部73は、この場合、前記S24で示したように、このFDB比重がゼロと判断し、前記S25で示したように、このFDB比重を1として演算する。
また、前記補正手段7は、前記ポートU3に関しても同様に、この廃棄重みを1、このフラッディング重みを8、このFDB比重を8と演算し、前記ポートU4に関しても同様に、この廃棄重みを1、このフラッディング重みを2、このFDB比重を2と演算する。
前記補正手段7は、図9(b)に示すように、補正演算の結果を前記補正情報7aに反映して管理する。
前記補正演算部74は、前記S26に示したように、この演算されたFDB比重に基づいて、前記FDB2aの各ポート領域であるポートU1領域、ポートU2領域、ポートU3領域、ポートU4領域を補正して分割する。
例えば、前記補正手段7は、図10(a)に示すように、前記ポートU1に接続された端末100へのデータフレームの割合が相対的に高く、ポートU1領域の空き領域が少なくなる場合には、前記補正により前記FDB2aのポートU1領域が拡張される。この補正手段7は、同図(b)に示すように、このポートU1領域の拡張により、受信データフレームの宛先が前記FDB2aに未学習の状態を低減させることとなり、前記図7(b)に記載したフラッディングの発生を抑え、帯域を有効利用することができる。また、この補正手段7は、前記図9(b)に記載した前記FDB比重が最小のポートU2領域の領域を縮小させることから、ポート領域の余剰な領域を縮小させることとなり、計算機資源の効率性を高めることができる。
また、本実施形態に係るネットワークスイッチ装置10のハードウエア構成は、CPU、メモリ、ポート及び上記各部を接続するバスからなる。特に、前記FDB2aは、入力されたデータと一致する記憶データのアドレスを出力するメモリであるContent Addressable Memory;内容アドレスメモリ(CAM)を用いることができる。
また、本実施形態に係るネットワークスイッチ装置10は、前記端末100の端末情報をポート単位に学習するデータ転送装置に対して広く適用することができ、例えば、Layer 2 switch;レイヤ2スイッチ(L2SW)や、Layer 3 switch;レイヤ3スイッチ(L3SW)にも適用することができる。
(本発明のその他の実施形態)
本発明のその他の実施形態に係るネットワークスイッチ装置としては、前記FDB2aに前記端末100が接続されたポートU1からポートU4のポート領域のみならずポートNPのポートNP領域を追加しても、前記第1の実施形態と同様に動作できる。このように、本ネットワークスイッチ装置は、前記FDB2aのデータ構成に限定されずに広く適用することができる。
また、前記第1の実施形態では、前記廃棄回数カウント手段4、前記フラッディング長カウント手段5及び前記出力長カウント手段6を備えたが、この代用として、この廃棄回数カウント手段4のみを備えることでも十分に動作することができる。この場合には、前記補正手段7は、前記FDB2aの各ポート領域の補正を行い、このFDB2aへの学習要求の廃棄回数により受信データフレームの宛先が未学習の状態を低減させることとなり、不要なフラッディングの発生を抑え、帯域の有効利用ができる。
また、前記第1の実施形態では、前記廃棄回数カウント手段4、前記フラッディング長カウント手段5及び前記出力長カウント手段6を備えたが、この代用として、この廃棄回数カウント手段4及び前記フラッディング長カウント手段5を備えることもできる。この場合には、前記未学習端末影響度演算部72は、このフラッディングフレーム長から前記フラッディング重みを演算し、受信データフレームの宛先が未学習の状態を低減させることとなり、不要なフラッディングの発生を抑え、帯域の有効利用ができる。
また、前記第1の実施形態では、前記フラッディングフレーム長及び出力フレーム長をカウントしたが、カウント対象であるデータフレーム長をデータフレーム数に代用し、フラッディングフレーム数及び出力フレーム数をカウントすることもできる。この場合には、本ネットワークスイッチ装置10は、特に取扱うデータフレーム長が固定長の場合には前記フラッディング長カウント手段5及び出力長カウント手段6によるカウント処理を簡素化することとなり、計算負荷を低減し、計算機資源の有効利用ができる。
[付記] 以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)複数の端末が電気的に接続される複数のポートを介して信号を入出力することにより当該端末と通信ネットワークとの信号を中継する入出力手段と、前記端末の端末情報を、当該端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当て、各ポート記憶容量ごとに上限容量を有した端末学習情報記憶部に記憶する端末記憶手段と、前記入出力手段が前記端末からの信号を出力した場合に、前記端末記憶手段に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報記憶部へ記憶するように要求する端末記憶要求手段と、前記端末記憶手段が前記端末記憶要求手段からの記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、当該廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする廃棄回数カウント手段と、前記各ポート記憶容量の上限容量を補正する補正手段とを備え、前記補正手段は、前記廃棄回数カウント手段によりカウントされた各ポートの前記廃棄回数に基づいて、前記各ポート記憶容量の上限容量を増減させることを特徴とするネットワークスイッチ装置。
(付記2)前記端末学習情報に端末情報が未登録の端末宛の信号を前記入出力手段に入力された場合に当該入力されたポート以外の全ポートに対して出力されるフラッディングに関する出力フラッディング信号長をポートごとにカウントするフラッディング長カウント手段を備え、前記補正手段が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数及び/又はポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の増減とともに前記端末記憶手段における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する付記1に記載のネットワークスイッチ装置。
(付記3)前記入出力手段が前記端末へ出力した出力信号長を、当該端末の属するポートごとにカウントする出力長カウント手段を備え、前記補正手段が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数、ポートごとにカウントされた前記出力信号長及びポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の少なくともいづれかの増減とともに前記端末記憶手段における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する付記2に記載のネットワークスイッチ装置。
(付記4)前記補正手段が、前記廃棄回数の増減に基づいて各ポートにおける廃棄の影響度合いを示す廃棄影響度を演算する廃棄影響度演算部と、前記出力長カウント手段が各ポートごとにカウントした出力信号長と前記フラッディング長カウント手段が各ポートごとにカウントした前記出力フラッディング信号との割合に応じた未学習端末影響度を演算する未学習端末影響度演算部と、前記廃棄影響度及び前記未学習端末影響度を積算してポート比重として演算するポート比重演算部と、前記ポート比重に基づいて各ポートに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を補正する補正演算部とを備える付記3に記載のネットワークスイッチ装置。
(付記5)複数の端末が電気的に接続される複数のポートを介して信号を入出力することにより当該端末と通信ネットワークとの信号を中継する入出力工程と、前記端末の端末情報を、当該端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当て、各ポート記憶容量ごとに上限容量を有した端末学習情報記憶部に記憶する端末記憶工程と、前記入出力工程が前記端末からの信号を出力した場合に、前記端末記憶工程に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報記憶部へ記憶するように要求する端末記憶要求工程と、前記端末記憶工程が前記端末記憶要求工程からの記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、当該廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする廃棄回数カウント工程と、前記各ポート記憶容量の上限容量を補正する補正工程とを備え、前記補正工程は、前記廃棄回数カウント工程によりカウントされた各ポートの前記廃棄回数に基づいて、前記各ポート記憶容量の上限容量を増減させることを特徴とするネットワークスイッチ方法。
(付記6)前記端末学習情報に端末情報が未登録の端末宛の信号を前記入出力工程に入力された場合に当該入力されたポート以外の全ポートに対して出力されるフラッディングに関する出力フラッディング信号長をポートごとにカウントするフラッディング長カウント工程を備え、前記補正工程が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数及び/又はポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の増減とともに前記端末記憶工程における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する付記5に記載のネットワークスイッチ方法。
(付記7)前記入出力工程が前記端末へ出力した出力信号長を、当該端末の属するポートごとにカウントする出力長カウント工程を備え、前記補正工程が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数、ポートごとにカウントされた前記出力信号長及びポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の少なくともいづれかの増減とともに前記端末記憶工程における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する付記6に記載のネットワークスイッチ方法。
(付記8)前記補正工程が、前記廃棄回数の増減に基づいて各ポートにおける廃棄の影響度合いを示す廃棄影響度を演算する廃棄影響度演算部と、前記出力長カウント工程が各ポートごとにカウントした出力信号長と前記フラッディング長カウント工程が各ポートごとにカウントした前記出力フラッディング信号との割合に応じた未学習端末影響度を演算する未学習端末影響度演算部と、前記廃棄影響度及び前記未学習端末影響度を積算してポート比重として演算するポート比重演算部と、前記ポート比重に基づいて各ポートに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を補正する補正演算部とを備える付記7に記載のネットワークスイッチ方法。
(付記9)複数の端末が電気的に接続される複数のポートを介して信号を入出力することにより当該端末と通信ネットワークとの信号を中継する入出力手段、前記端末の端末情報を、当該端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当て、各ポート記憶容量ごとに上限容量を有した端末学習情報記憶部に記憶する端末記憶手段、前記入出力手段が前記端末からの信号を出力した場合に、前記端末記憶手段に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報記憶部へ記憶するように要求する端末記憶要求手段、前記端末記憶手段が前記端末記憶要求手段からの記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、当該廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする廃棄回数カウント手段、前記各ポート記憶容量の上限容量を補正する補正手段としてコンピュータを機能させ、前記補正手段は、前記廃棄回数カウント手段によりカウントされた各ポートの前記廃棄回数に基づいて、前記各ポート記憶容量の上限容量を増減させることを特徴とするネットワークスイッチプログラム。
(付記10)前記端末学習情報に端末情報が未登録の端末宛の信号を前記入出力手段に入力された場合に当該入力されたポート以外の全ポートに対して出力されるフラッディングに関する出力フラッディング信号長をポートごとにカウントするフラッディング長カウント手段としてコンピュータを機能させ、前記補正手段が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数及び/又はポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の増減とともに前記端末記憶手段における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する付記9に記載のネットワークスイッチプログラム。
(付記11)前記入出力手段が前記端末へ出力した出力信号長を、当該端末の属するポートごとにカウントする出力長カウント手段としてコンピュータを機能させ、前記補正手段が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数、ポートごとにカウントされた前記出力信号長及びポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の少なくともいづれかの増減とともに前記端末記憶手段における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する付記10に記載のネットワークスイッチプログラム。
(付記12)前記補正手段が、前記廃棄回数の増減に基づいて各ポートにおける廃棄の影響度合いを示す廃棄影響度を演算する廃棄影響度演算部と、前記出力長カウント手段が各ポートごとにカウントした出力信号長と前記フラッディング長カウント手段が各ポートごとにカウントした前記出力フラッディング信号との割合に応じた未学習端末影響度を演算する未学習端末影響度演算部と、前記廃棄影響度及び前記未学習端末影響度を積算してポート比重として演算するポート比重演算部と、前記ポート比重に基づいて各ポートに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を補正する補正演算部としてコンピュータを機能させる付記11に記載のネットワークスイッチプログラム。
本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置のデータレイアウト例 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置の全体構成図 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置の端末からのフレーム出力時のフローチャート 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置のFDBへの学習要求の説明図 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置の端末へのフレーム出力時のフローチャート 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置のデータフレーム入力時の説明図 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置の補正手段の演算に関するフローチャート 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置の補正情報の演算例及びデータ例 本発明の第1の実施形態に係るネットワークスイッチ装置のFDBのポート領域補正の説明図
符号の説明
1 入出力手段
2 端末記憶手段
2a FDB
3 端末記憶要求手段
4 廃棄回数カウント手段
5 フラッディング長カウント手段
6 出力長カウント手段
7 補正手段
7a 補正情報
71 廃棄影響度演算部
72 未学習端末影響度演算部
73 ポート比重演算部
74 補正演算部
81 フィルター情報記憶部
10 ネットワークスイッチ装置
100 端末
200 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 複数の端末が電気的に接続される複数のポートを介して信号を入出力することにより当該端末と通信ネットワークとの信号を中継する入出力手段と、
    前記端末の端末情報を、当該端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当て、各ポート記憶容量ごとに上限容量を有した端末学習情報記憶部に記憶する端末記憶手段と、
    前記入出力手段が前記端末からの信号を出力した場合に、前記端末記憶手段に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報記憶部へ記憶するように要求する端末記憶要求手段と、
    前記端末記憶手段が前記端末記憶要求手段からの記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、当該廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする廃棄回数カウント手段と、
    前記各ポート記憶容量の上限容量を補正する補正手段とを備え、
    前記補正手段は、
    前記廃棄回数カウント手段によりカウントされた各ポートの前記廃棄回数に基づいて、前記各ポート記憶容量の上限容量を増減させることを特徴とする
    ネットワークスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のネットワークスイッチ装置において、
    前記端末学習情報記憶部に端末情報が未登録の端末宛の信号を前記入出力手段に入力された場合に、当該入力されたポート以外の全ポートに対して出力されるフラッディングに関する出力フラッディング信号長をポートごとにカウントするフラッディング長カウント手段を備え、
    前記補正手段が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数及び/又はポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の増減に基づいて、前記端末記憶手段における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する
    ネットワークスイッチ装置。
  3. 請求項2に記載のネットワークスイッチ装置において、
    前記入出力手段が前記端末へ出力した出力信号長を、当該端末の属するポートごとにカウントする出力長カウント手段を備え、
    前記補正手段が、ポートごとにカウントされた前記廃棄回数、ポートごとにカウントされた前記出力信号長及びポートごとにカウントされた前記出力フラッディング信号長の少なくともいづれかの増減に基づいて前記端末記憶手段における各ポートごとに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を増加及び/又は減少させて補正する
    ネットワークスイッチ装置。
  4. 請求項3に記載のネットワークスイッチ装置において、
    前記補正手段が、
    前記廃棄回数の増減に基づいて各ポートにおける廃棄の影響度合いを示す廃棄影響度を演算する廃棄影響度演算部と、
    前記出力長カウント手段が各ポートごとにカウントした出力信号長と前記フラッディング長カウント手段が各ポートごとにカウントした前記出力フラッディング信号との割合に応じた未学習端末影響度を演算する未学習端末影響度演算部と、
    前記廃棄影響度及び前記未学習端末影響度を積算してポート比重として演算するポート比重演算部と、
    前記ポート比重に基づいて各ポートに割当てられた前記ポート記憶容量の上限容量を補正する補正演算部とを備える
    ネットワークスイッチ装置。
  5. 複数の端末が電気的に接続される複数のポートを介して信号を入出力することにより当該端末と通信ネットワークとの信号を中継する入出力工程と、
    前記端末の端末情報を、当該端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当て、各ポート記憶容量ごとに上限容量を有した端末学習情報記憶部に記憶する端末記憶工程と、
    前記入出力工程が前記端末からの信号を出力した場合に、前記端末記憶工程に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報記憶部へ記憶するように要求する端末記憶要求工程と、
    前記端末記憶工程が前記端末記憶要求工程からの記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、当該廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする廃棄回数カウント工程と、
    前記各ポート記憶容量の上限容量を補正する補正工程とを備え、
    前記補正工程は、
    前記廃棄回数カウント工程によりカウントされた各ポートの前記廃棄回数に基づいて、前記各ポート記憶容量の上限容量を増減させることを特徴とする
    ネットワークスイッチ方法。
  6. 複数の端末が電気的に接続される複数のポートを介して信号を入出力することにより当該端末と通信ネットワークとの信号を中継する入出力手段、
    前記端末の端末情報を、当該端末が接続されるポートに基づいて、各ポートごとに割当て、各ポート記憶容量ごとに上限容量を有した端末学習情報記憶部に記憶する端末記憶手段、
    前記入出力手段が前記端末からの信号を出力した場合に、前記端末記憶手段に対して当該端末の端末情報を前記端末学習情報記憶部へ記憶するように要求する端末記憶要求手段、
    前記端末記憶手段が前記端末記憶要求手段からの記憶の要求を前記ポート記憶容量の上限容量を超過したことにより廃棄した場合に、当該廃棄の廃棄回数を各ポートごとにカウントする廃棄回数カウント手段、
    前記各ポート記憶容量の上限容量を補正する補正手段としてコンピュータを機能させ、
    前記補正手段は、
    前記廃棄回数カウント手段によりカウントされた各ポートの前記廃棄回数に基づいて、前記各ポート記憶容量の上限容量を増減させることを特徴とする
    ネットワークスイッチプログラム。
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