JP2010114590A - 通信装置、制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信パラメータを他の装置を共有する処理を行いネットワークを構築してく際のユーザの利便性を向上する。
【解決手段】 ユーザによる所定操作に応じて、複数M台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する処理を行い、該処理の後に、再度、ユーザにより所定処理が行われると、1台の通信相手を上限に通信パラメータを提供するようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信パラメータを他の装置と共有することができる通信装置、制御方法、プログラム。
IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANに代表される無線通信では、使用前に設定しなければならない設定項目が数多く存在する。
例えば、設定項目として、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータがあり、ユーザが手入力により設定するには非常に煩雑である。
そこで、様々なメーカーから、通信パラメータを簡単に無線装置に設定するための自動設定方法が考案されている。これら自動設定方法は、接続する装置間で予め定められた手順、及びメッセージにより、一方の装置から他方の装置に通信パラメータを提供し、通信パラメータの設定を自動的に行っている。
非特許文献1には、通信パラメータの自動設定の一例が開示されている。
非特許文献1の通信パラメータの自動設定では、装置に備えられた設定開始ボタンを押下することで設定処理を開始し、設定処理中に同様に設定処理が開始された装置との間で自動設定を行う。
また、特許文献1には、3台以上の装置間での通信パラメータ自動設定の一例が開示されている。また、特許文献1には、参加メンバーの中から通信パラメータを提供する装置(以下、提供装置)を1台決定し、提供装置が他の装置(以下、受信装置)へ通信パラメータを提供する構成が開示されている。
特開2006−352282号公報 Wi−Fi CERTIFIED(TM) for Wi−Fi Protected Setup: Easing the User Experience for Home and Small Office Wi−Fi(R) Networks,http://www.wi−fi.org/wp/wifi−protected−setup
ここで、3台以上の装置間で通信パラメータの自動設定を行って、同一ネットワーク上で通信を行う場合を考える。
この場合、3台の装置がボタン操作によって通信パラメータの自動設定を開始すると、まず2台の装置間で通信パラメータの自動設定を行い、その後3台目の装置と通信パラメータの自動設定を行う。しかし、3台目の装置と引き続いて通信パラメータの自動設定を行うためには、設定が完了した2台の装置のうちいずれかの装置で再度、ボタン操作を行う必要がある。
また、ゲーム機などでは不特定の相手と通信を利用したゲームを行う場合、いつ、何台の相手が設定(ゲーム参加)を要求してくるのかわからない。とくにゲームを開始する場合は一斉に複数台の装置がゲームに参加することが多い。その際に、一台追加する毎にボタン操作が必要になると、ユーザのボタン操作が煩雑になる。
本発明は、通信パラメータを他の装置を共有する処理を行いネットワークを構築してく際のユーザの利便性を向上することを目的とする。
本発明の通信装置は、ユーザによる所定操作に応じて、通信パラメータを提供する相手装置を複数M台に制限して、通信パラメータを提供する第1の提供手段と、ユーザによる所定操作に応じて、1台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する第2の提供手段と、を有し、前記第1の提供手段による通信パラメータの提供処理が終了した後に、再度、ユーザにより所定操作が行われると、通信パラメータの提供処理は、前記第2の提供手段により行われることを特徴とする。
また、ユーザによる所定操作に応じて、所定の制限時間の間は、複数台の通信相手に、通信パラメータを提供する第1の提供手段と、ユーザによる所定操作に応じて、1台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する第2の提供手段と、を有し、前記第1の提供手段による通信パラメータの提供処理が終了した後に、再度、ユーザにより所定操作が行われると、通信パラメータの提供処理は、前記第2の提供手段により行われることを特徴とする。
また、本発明の通信装置の制御方法は、ユーザによる所定操作に応じて、複数M台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する処理を行い、該処理の後に、再度、ユーザにより所定操作が行われると、1台の通信相手を上限に通信パラメータを提供するように通信装置を制御することを特徴とする。
本発明によれば、通信パラメータを他の装置を共有する処理を行いネットワークを構築してく際のユーザの利便性を向上できる。
<実施形態1>
以下、本施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
本実施形態に好適な事例におけるハードウェア構成について説明する。
図1は本発明を適用できる実施形態に係る、後述する各装置の構成の一例を表すブロック図である。101は装置全体を示す。102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより、装置全体を制御する制御部である。制御部102は、他の装置との間で通信パラメータの設定処理を実行する際の各種制御も行う。103は制御部102が実行する制御プログラム、通信パラメータ等の各種情報を記憶する記憶部である。後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。
104は無線通信を行うための無線部である。105は各種表示を行う表示部でありLCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。
106は通信パラメータ設定処理を開始するトリガを与える設定ボタンである。制御部102は、ユーザによる設定ボタン106の操作を検出すると、後述する処理を実行する。
107はアンテナ制御部、そして108はアンテナである。109は、ユーザが各種入力を行うための入力部である。
図2は、後述の通信パラメータ設定動作を、各装置が実行するためのソフトウェア機能ブロック図の一例である。
201は装置全体を示している。202は通信パラメータの自動設定機能ブロックである。本実施形態では、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータの自動設定を行う。
203は各種通信にかかわるパケットを受信するパケット受信部である。ビーコン(報知信号)の受信は、パケット受信部203によって行われる。204は各種通信にかかわるパケットを送信するパケット送信部である。ビーコンの送信は、パケット送信部204によって行われる。なおビーコンには、ネットワークを構築、維持するための情報、機器がネットワークに参加するための情報、送信元の機器の各種情報等が付加される。
205はプローブリクエストなどの機器の検索信号の送信を制御する検索信号送信部である。なお、プローブリクエストは、所望のネットワークを検索するためのネットワーク検索信号ということもできる。プローブリクエストの送信は、検索信号送信部205により行われる。また、受信したプローブリクエストに対する応答信号であるプローブレスポンスの送信も検索信号送信部205により行われる。
206は他の装置からのプローブリクエストなどの機器検索信号の受信を制御する検索信号受信部である。プローブリクエストの受信は、検索信号受信部206により行われる。また、プローブレスポンスの受信も検索信号受信部206により行われる。なお機器検索信号、及びその応答信号には、送信元の機器の各種情報が付加される。
207は、ネットワーク接続を制御するネットワーク制御部である。無線LANアドホックネットワークへの接続処理などは、ネットワーク制御部207により実施される。
通信パラメータ自動設定機能ブロックにおいて、208は、通信パラメータ自動設定における各種プロトコルを制御する自動設定制御部である。
209は相手機器に通信パラメータを提供する通信パラメータ提供部である。後述の通信パラメータ自動設定の提供処理は、自動設定制御部208の制御に基づいて、通信パラメータ提供部209により行われる。また、通信パラメータ提供部209は、後述するように、複数の通信相手に通信パラメータを提供する第1の提供と、1台を上限に通信パラメータを提供する第2の提供を行う。210は相手機器より通信パラメータを受信する通信パラメータ受信部である。後述の通信パラメータ自動設定の受信処理は、自動設定制御部208の制御に基づいて、通信パラメータ受信部210により行われる。
また、通信パラメータ自動設定処理が開始されてからの経過時間が当該設定処理の制限時間を越えたか否かの判定も、自動設定制御部208で行われる。また、当該制限時間を超えたと判定した場合には、自動設定制御部208の制御により、設定処理が中止される。
さらには、通信パラメータ自動設定処理が開始されてから当該設定処理の制限時間内に設定処理を行った機器の台数が、制限台数を超えたか否かの判定も、自動設定制御部208で行われる。また、当該制限台数を超えたと判定した場合には、自動設定制御部208の制御により、設定処理が中止される。
211は、通信パラメータ自動設定処理における役割(提供装置、受信装置)を決定する役割決定部である。後述の役割決定処理は、役割決定部211により実施される。
212は、通信パラメータの自動設定の開始と終了の通知に関する処理を制御する設定通知制御部である。後述する提供装置における開始通知メッセージ、開始通知応答メッセージ、および完了通知メッセージの送受信処理は、設定通知制御部212により実施される。
213は、ビーコン制御部であり、ビーコン(報知信号)の送信タイミングを制御する。
図3は、通信装置A300(以下、装置A)、通信装置B301(以下、装置B)を示した図である。これらの装置は、先に説明した図1、図2の構成を有している。
装置Aと装置Bはともに、通信パラメータの提供装置、または受信装置として動作するか、役割が未決定の状態で、それぞれ、ネットワークA302(以下、ネットワークA)とネットワークB303(以下、ネットワークB)を作成している。
装置Aと装置Bは、それぞれの装置を相互に発見し、どちらの装置が提供装置となるか調停を行う。その結果、提供装置となった装置から受信装置となった装置に対して通信パラメータを提供する。
また、ネットワークAおよびネットワークBは、それぞれ、装置Aと装置Bにより構築されるアドホックネットワークである。アドホックネットワークは、IBSS(Independ Basic Service Set)と呼ばれ、各ネットワークはネットワーク識別子であるBSSIDにより区別される。
図4は、装置Aと装置Bにおいて、設定ボタン106がユーザにより押下され、装置Aと装置Bの間で通信パラメータの自動設定処理を実施した場合の処理シーケンスの一例を示した図である。
まず、装置Aと装置Bは、初期状態に設定されている(F401、F402)。つぎに、設定ボタン106が押され、それぞれ装置AはユニークなネットワークAを作成し(F403)、装置BもユニークなネットワークBを作成する(F404)。設定ボタン106が押されると、装置A、装置Bは、通信パラメータの自動設定処理を開始する。該自動設定処理では、役割決定処理により役割を決定し、提供装置から受信装置への通信パラメータの提供処理が行われる。通信パラメータの提供処理は、非特許文献1にあるように業界標準の通信パラメータ設定処理で規定されている通信プロトコル処理を用いることによって実現できる。また、装置同士が対応していれば、独自の通信プロトコル処理を用いても実現できる。
つぎに、装置Aと装置Bは、その動作役割(以下、役割)として提供装置にも受信装置にも確定していないことを示す提供装置候補に設定する(F405、F406)。また、装置Aと装置Bは、装置の状態を検索状態に設定し(F407、F408)、動作役割の調停時間であるタイマT1を開始する(F409,F410)。タイマT1は、先に満了した装置が、動作役割が提供装置となるためのタイマである。従って、タイマT1が満了するまでに、提供装置を検出されなければ、タイマT1が先に満了した装置が提供装置となる。また、タイマT1が満了する前に提供装置を検出すると、役割を受信装置にする。
タイマT1開始後、装置Aおよび装置Bは、通信パラメータの自動設定処理機能を有していることを通知する情報要素(Information Element)を含むビーコン(報知信号)を送信する(F411、F412)。なお、情報要素は、通信パラメータの自動設定処理中であることを示す情報であってもよい。また、ビーコンに現時点の役割である提供装置候補を示す情報要素を含めてもよい。
このビーコンには、ネットワークAとネットワークBで異なるBSSIDが含まれるため、該ビーコンを受信した装置は、いずれのネットワークに属する装置から送信されたビーコンであるかを認識できる。
ひき続いて、装置Bは、検索信号Bを送信する(F413)。検索信号Bには、ビーコンと同様に、通信パラメータの自動設定処理機能を有している、あるいは処理中であることを示す情報要素、現時点の役割である提供装置候補を示す情報要素が含まれている。
装置Aは装置Bから送信された検索信号Bを受信すると、検索応答信号Bを装置Bに対して送信する(F414)。検索応答信号Bにも、ビーコンや検索信号Aと同様に、通信パラメータの自動設定処理機能を有している、あるいは処理中であることを示す情報要素、現時点の役割である提供装置候補を示す情報要素が含まれている。
装置Bの動作役割の調停時間であるタイマT1が装置Aより先に満了するとする(F415)。装置BのタイマT1が満了すると、装置Bは自身の動作役割を提供装置に設定する(F416)。
今度は、装置Aが検索信号Aを送信する(F417)。装置Aから送信される検索信号Aにも、通信パラメータの自動設定処理機能を有している、あるいは処理中であることを示す情報要素、現時点の役割である提供装置候補を示す情報要素が含まれている。
装置Bは装置Aから送信された検索信号Aを受信したら、検索応答信号Aを装置Aに対して送信する(F418)。検索応答信号Aにも、ビーコン、検索信号Aと同様に、通信パラメータの自動設定処理機能を有している、あるいは処理中であることを示す情報要素が含まれるが、現時点の役割には提供装置を示す情報要素が含まれる。ここで、役割としての提供装置を示す情報要素に加えて、通信パラメータを提供可能な状態であることを示す情報要素を付加してもよい。
装置Aは装置Bから送信された検索応答信号Aを受信すると、装置Bの役割が提供装置であり、提供可能な状態であることを確認する。そこで、装置Aは、調停のタイマT1を停止して(F419)、自身の役割を受信装置に設定し(F420)、装置Bが作成したネットワークBへ参加する(F421)。つまり、受信装置は、提供装置のネットワークに参加する。これによって、装置Aと装置Bは共に同じネットワークBに参加してことになり、装置Aと装置Bの間では、通信パラメータの自動設定処理で交わされる通信メッセージを相互に送受可能となる。ここまでの処理で、役割決定処理までが終了したことになる。また、F421でのネットワークBへの参加は、装置Bから正式に通信パメータの提供を受けたわけではない。そのためこの状態では、ネットワークBでの正当なデータが通信(暗号通信等)は行えず、特別な制御パケットによる通信しか行えない。通信パラメータの提供処理はこの特別なパケットを利用して行うことになる。
ここで、装置Aと装置Bの間で、通信パラメータの提供装置あるいは受信装置の役割を調停するにあたっては、検索信号と検索応答信号を用いた。しかし、検索信号や検索応答信号の送受を行わず、相互にビーコンの送受だけを行うパッシブスキャンにより相手機器の発見、役割決定の調停を行ってもよい。
ネットワークBに参加した装置Aは、装置Bに通信パラメータの提供処理の起動を指示するメッセージを送信し(F422)、受信装置である装置Aと提供装置である装置Bの間で通信パラメータの提供処理を行う(F423)。その結果、通信パラメータが装置Bから装置Aに対して送信(提供)される。通信パラメータの提供処理が正常に終了すると、装置Bは装置Aに対して通信パラメータ提供処理の完了のメッセージを送信する(F424)。これにより通信パラメータ提供処理が完了する。なお、装置Bが提供する通信パラメータは、ネットワークBの通信パラメータであってもよいし、ネットワークB以外の通信パラメータであってもよい。
通信パラメータを装置Aに対して送信した後、提供装置である装置Bは、新しい装置を継続して受入れるための第1の所定の制限時間を示すタイマT2を開始し(F425)、装置の状態を継続状態に設定する(F426)。一方、装置Aは、装置の状態を保護状態に設定し通信パラメータの設定処理が起動していない状態にする(F427)。つまり、提供装置は通信パラメータの設定処理を継続して、提供装置として更に他の装置に通信パラメータを提供できる状態を維持する。受信装置は、通信パラメータを提供装置から受け取ると、通信パラメータの設定処理を終了する。
そして、装置Aと装置Bでは、上記設定処理により共有した通信パラメータを用いて通信接続処理を行う(F428)。この段階での通信は、通信パラメータを共有した上で行われるため、F421の状態とは異なり、共有するパラメータにより規定される暗号通信等も可能になる。
なお、通信パラメータ提供処理が終了すると、すぐに通信接続処理の開始を行うことで、ユーザに操作を強いることなく装置Aと装置Bが通信可能にすることができる。この場合に、装置が通信接続処理を開始したことを明示的に表す接続要求信号を送信してもよい。装置Bは、提供したパラメータのネットワークに参加する装置からの接続要求信号を利用して装置の接続要求を知ることができ、該ネットワークへの参加台数把握も容易になる。また、通信接続処理の開始前にユーザの操作により接続開始の確認を指示してもらうことで、通信接続処理を開始してもよい。また、ネットワーク上で別装置の検出をきっかけに通信接続処理を開始すれば、無駄な接続処理を回避できる。
図5は、第1の通信装置A300(装置A)、第2の通信装置B301(装置B)、第3の通信装置C500(以下、装置C)、およびネットワークB303を示した図である。装置A、装置B、および装置Cは先に説明した図1、図2の構成を有している。
図4の処理により装置Aと装置Bとが参加しているアドホックネットワークBに装置Cが参加する際に処理について説明する。なお、装置Bは装置AにネットワークBの通信パラメータを提供し、装置Aと装置BはネットワークBに参加している状態である。以下、装置Cの設定ボタンだけが操作され、装置CがネットワークBに参加する場合と、装置Aと装置Cの設定ボタンが操作され、装置CがネットワークBに参加する場合について説明する。
図6は、各装置の動作を説明するシーケンス図である。
図6は、装置Cだけが設定ボタン106の操作を行った場合のシーケンスである。
前述の図4の説明と同様の処理を行い、提供装置である装置Bから受信装置である装置AにネットワークBの通信パラメータが提供され、装置Aは装置の状態を保護状態に設定し、装置BはタイマT2と開始して、装置の状態を継続状態に設定する。
装置Cでは、装置の状態が初期状態に設定されている(F601)。ユーザにより装置Cの設定ボタン106が操作されると、装置Cは通信パラメータの自動設定処理を開始する。設定処理を開始すると、装置CはネットワークCを構築する(F602)。また、装置Cは、動作役割を、提供装置にも受信装置にも確定していないことを示す提供装置候補に設定する(F603)。次に、装置Cは、装置の状態を検索状態に設定し(F604)、動作役割の調停時間であるタイマT1を開始する(F605)。
タイマT1を開始後、装置Cは、検索信号を送信する(F606)。この検索信号には、通信パラメータの自動設定処理機能を有している、あるいは処理中であることを通知する情報要素、現時点の役割である提供装置候補を示す情報要素を含んでいる。
装置A,Bは、装置Cから送信された検索信号を受信すると、検索応答信号を返信する(F607a、F607b)。
既に保護状態の装置Aが検索応答信号を返信する場合には、装置Aは自身が通信パラメータ設定処理を起動していることを示さない検索応答信号を返信する(F607b)。または、通信パラメータの設定処理を起動していないことを示す検索応答信号を返信してもよい。
また、継続状態の装置Bが検索応答信号を返信する場合には、装置Bは自身が提供装置であることを示す情報を検索応答信号に格納して返信する(F607a)。ここで、役割としての提供装置を示す情報要素に加えて、通信パラメータを提供可能な状態であることを示す情報要素を付加してもよい。
装置Cは、装置Bからの検索応答信号(F607a)を受信することによって提供装置の存在を検出し、自身の役割を受信装置に設定する(F609)。また、装置CはタイマT1を停止する(F608)。
つぎに、装置Cは、提供装置が存在しているネットワークBに参加し(F610)、通信パラメータの提供処理の起動を指示するメッセージを装置Bに送信する(F611)。
受信装置である装置Cと提供装置である装置Bの間で通信パラメータの提供処理を行う(F612)。その結果、通信パラメータが装置Bから装置Cに対して送信(提供)される。ここで、装置Bは、装置AにネットワークBの通信パラメータを提供しているので、装置CにもネットワークBの通信パラメータを提供する。つまり、装置Cは提供装置である装置BからネットワークBでの通信に必要な通信パラメータを受信する(F613)。
装置Bは装置Cへ通信パラメータを提供後、完了通知メッセージを送信する(F613)。
装置Cは、完了メッセージを受信したら、装置の状態を保護状態に設定し、通信パラメータ設定処理を起動していない状態にする(F614)。
一方、装置Bは、他の装置との通信パラメータの設定処理を継続して受入れるための制限時間を示すタイマT2が満了するまで待つ。タイマT2の満了前に更に他の装置の設定ボタン106が押さされると、装置Cと同様にネットワークBの通信パラメータを提供する。タイマT2が満了すると(F615)、自身の状態を継続状態から通信パラメータ設定処理を起動していない保護状態に設定する(F616)。
このように、装置Bのユーザは設定ボタン106の操作を行うことなく一定時間は継続して他の装置との通信パラメータ設定処理が有効となり、自動的に装置CをネットワークBへ参加させることが可能となる。また、継続状態のときに提供する通信パラメータは、既に他の装置に提供した通信パラメータと同じ通信パラメータを提供することにより、同じネットワークに複数の装置を参加させることができる。図7は、装置Aと装置Cの設定ボタンが操作され、装置CがネットワークBに参加する場合の各装置の動作を説明するシーケンス図である。
前述の図4の説明と同様の処理を行い、提供装置である装置Bから受信装置である装置AにネットワークBの通信パラメータが提供され、装置Aは装置の状態を保護状態に設定し、装置BはタイマT2と開始して、装置の状態を継続状態に設定する。
その後、装置Bにおいて、通信パラメータ設定処理の継続の制限時間となるタイマT2が満了し(F701)、自身の装置の状態を通信パラメータ設定処理が起動していないことを示す保護状態に設定する(F702)。
この状態のとき、装置の状態が初期状態(F703)の装置Cの設定ボタン106がユーザにより操作されると、通信パラメータの設定処理を開始する。設定処理を開始すると、装置CはネットワークCを構築(F704)、役割を提供装置候補に設定する(F705)。そして、装置の状態を検索状態に設定し(F706)、タイマT1を開始する(F707)。この状態のときに、装置Cが検索信号を送信しても(F708)、装置A,装置Bは保護状態のため、装置A、Bは自身が通信パラメータ設定処理を起動していることを示さない検索応答信号を返信する(F709a、b)。または、通信パラメータの設定処理を起動していないことを示す検索応答信号を返信する(F709a、b)。
一方、装置Aにおいても、設定ボタン106が操作される。ここで、装置Aはすでに装置Bとの間で通信パラメータ設定処理を完了しているため、ユーザの設定ボタン106の操作と同時に自身の役割を提供装置に設定する(F710)。
つぎに、装置Aは自身の装置の状態を他の1台の装置と通信パラメータ設定処理可能な追加状態に設定する(F711)。第2の所定の制限時間であるタイマT3を開始する(F712)。このタイマT3が満了するまでに、他の装置から通信パラメータの提供の要求がなければ、保護状態に設定し、自動設定処理を終了する。タイマT3の満了前に、他の装置から通信パラメータの提供の要求を受けると、装置Bから提供された通信パラメータ(参加中ネットワークの通信パラメータ)を提供する。
ここで、装置Cは、タイマT1満了前のため、検索信号を再度送信する(F713)。この検索信号には、通信パラメータの自動設定処理機能を有している、あるいは処理中であることを通知する情報要素、現時点の役割である提供装置候補を示す情報要素を含んでいる。
装置Cから送信された検索信号に対して、装置Aまたは装置Bは検索応答信号を返信する(F714a、b)。
装置Bが検索応答信号を返信する場合には、装置Bは自身が通信パラメータ設定の起動を示さない検索応答信号を返信する(F714a)。また、装置Aが検索応答信号を返信する場合には、装置Aは自身が提供装置であることを示す情報を検索応答信号に格納して返信する(F714b)。
装置Cは、装置Aからの検索応答信号を受信することによって提供装置の存在を検出し、自身の役割を受信装置に設定する(F716)。また、装置CはタイマT1を停止する(F714)。
役割を受信装置に設定した装置Cは、提供装置が存在するネットワークBに参加し(F717)、通信パラメータの受信処理を起動する。受信処理を起動した装置Cは、通信パラメータの提供処理の起動を指示するメッセージを装置Aに送信する(F718)。装置Cは提供装置である装置AからネットワークBでの通信に必要な通信パラメータを受信する(F719)。また、装置Aは、装置Bから提供され、自身が参加しているネットワークBの通信パラメータを装置Cに提供する(F719)。
装置Aは装置Cへ通信パラメータを提供後、完了通知メッセージを送信する(F720)。
装置Cは、完了メッセージを受信したら、装置の状態を保護状態に設定し、通信パラメータ処理が起動していない状態にする(F721)。
一方、装置Aは、装置Cに通信パラメータを提供後、タイマT3を停止し(F722)、自身の状態を追加状態から通信パラメータ処理が起動していない保護状態に設定する(F723)。
このように、通信パラメータの受信装置である装置Aにおいても設定ボタン106の操作によって、装置CをネットワークBへ参加させることが可能となる。
また、図7では、装置BにおいてタイマT2が満了した後に装置Cの設定ボタン106が操作された場合について述べた。しかしながら、装置BにおいてタイマT2が動作中つまり、装置Bが継続状態にある場合に装置Aの設定ボタン106が操作された場合には、装置Cは装置Aと装置Bの両装置とも通信パラメータ設定処理を行うことができる。
さらに、装置Bの状態については、タイマT2が動作中の継続状態からタイマT2が満了後の保護状態に関してのみ述べたが、保護状態になった装置Bも設定ボタン106の操作によって追加状態に設定され、上述の装置Aと同様に通信パラメータを提供できる。
また、装置Bが継続状態で、さらに装置Bの設定ボタン106が押された場合には、タイマT2の計時を延長してもよいし、即座に追加状態に遷移してもよい。
また、上記説明では、提供装置が通信パラメータを受信装置に提供した後にタイマT2を開始した。しかしながら、役割が提供装置に決定した後にタイマT2を開始してもよい。このようにすれば、役割が提供装置に決まってからタイマT2が満了するまでの所定時間の間は、複数台の受信装置に通信パラメータを提供できる。また、通信パラメータを提供する台数を制限してもよい。このようにすれば、タイマT2が満了するまでの間であっても、予め決められた所定の台数の受信装置にだけ通信パラメータを提供できるようにすることもできる。
以下、役割が提供装置に決まってからタイマT2を開始し、更に、通信パラメータを提供できる台数も予め設定して制限するものとする。
図8は、装置Aあるいは装置Bにおいて、設定ボタン106が操作されて通信パラメータ設定処理を行う場合の動作フローの一例を示したフローチャートである。本フローチャートは装置Aおよび装置Bいずれの装置にも適用可能である。
まず、各装置では、無線機能は停止しており(S802)、装置の状態は初期状態に設定されている(S803)。
通信相手と通信パラメータを共有するための通信パラメータ設定処理を起動するために設定ボタン106がユーザに所定操作され、制御部102は、該操作が行われたことを判別すると(S804)、無線部104を起動する(S805)。無線部104が起動すると、該装置はネットワークを構築し、ビーコン送信を開始すると共に、役割を決定するためのタイマT1を開始する(S806)。また、この段階では役割を提供装置候補に設定し、装置の状態を検索状態に設定し(S807)、提供装置の検索処理を起動する(S808)。
ここで、検索処理は、ビーコン(報知信号)の送受信、検索信号(プローブリクエスト)の送受信、検索応答信号の送受信(プローブレスポンス)により行われる。各信号には、通信パラメータの自動設定処理機能を有すること、あるいは処理中を通知する情報要素、役割を示す情報要素、提供機能が起動中か否かを示す情報要素が必要に応じて含まれる。
つぎに、役割が提供装置の装置を検出したかを判定する(S809)。提供装置を検出したら、自身の役割を受信装置に設定し(S810)、通信パラメータの受信処理を開始する(S811)。受信処理を起動した装置は、通信パラメータの提供処理の起動を指示するメッセージを装置に送信し、提供装置から通信パラメータの提供を受ける。通信パラメータの受信が完了したら(S812)通信パラメータ受信処理を終了し(S813)、S826に進む
一方、提供装置を検出できない場合には(S809)、タイマT1が動作中の間(S814)、提供装置の検索の処理をくり返す。提供装置が検出されずに、タイマT1が満了したら、自身の役割を提供装置に設定する(S815)。つぎに、通信パラメータの提供可能な制限台数を複数M台に設定し(通信パラメータを提供する上限である制限台数をMAXとする)、現在の設定完了台数nを0に設定する(S816)。
そして、自身の状態を他の装置との通信パラメータ設定が継続して実行可能な継続状態に設定し(S817)、継続状態の制限時間を示すタイマT2を開始する(S818)。タイマT2が満了する前の継続状態中に、受信装置から通信パラメータの提供処理の起動が指示されると、通信パラメータの提供処理を起動する(S820)。そして、通信パラメータの提供処理を開始する(S821)。通信パラメータの提供が完了すると(S822)、設定完了台数nを一台増やし(S823)、設定完了台数nが制限台数MAXに到達したかどうかを判別する(S823)。設定完了台数nが制限台数MAXに未達の場合には、タイマT2が動作している(S819)、通信パラメータの提供処理の起動が指示されるまで待つ(S820)。
タイマT2が満了すると、提供装置としての機能を終了して通信パラメータの設定処理を終了し、S826に進む。また、タイマT2が満了しなくても、設定完了台数nが制限台数MAXに到達した場合にはタイマT2を停止し(S825)、提供装置としての機能を終了し、通信パラメータ設定処理を終了し、S826に進む。
通信パラメータ受信処理が終了した場合と(S813)、提供装置としての機能を終了した場合には(S819、S825)、通信パラメータ設定処理が起動していない保護状態にする(S826)。そして、再び設定ボタン106の操作が行われたかどうか調べる(S827)。設定ボタン106が操作されたことを検出すると(S827)、すでに設定完了台数nが制限台数MAXに達しているかどうか調べる(S828)。もし制限台数MAXに達していれば、設定ボタン106の操作を無効あるいは無視する(S837)。そして、ユーザに対して、LEDの点滅や点灯のパターンあるいは色の表示や、LCDにメッセージを表示するなど視覚で認知できる情報出力、あるいは、スピーカなどの音出力を使い、設定ボタン106の操作が無効であることを通知する(S838)。このとき、通信パラメータを提供した装置の台数が制限台数に達していることを、設定ボタン106の操作が無効であることと共に通知するようにしてもよい。ここで、S828の判定は、提供装置だった装置だけが行うようにしてもよいし、受信装置だった装置の設定ボタン106が操作された場合には提供装置であって装置に設定完了台数と制限台数とを問合せ、その回答に基づいて判断してもよい。そして、切断されるまで通信を継続する(S839)。一方、設定ボタン106の操作が検出され(S827)、設定完了台数nが制限台数MAXに到達していない場合には(S828)、装置の状態を通信パラメータ提供処理を実行する追加状態に設定する(S829)。なお、S828の判断を行わない場合は、設定ボタン106の操作が検出されすと(S827)、装置の状態を通信パラメータ提供処理を実行する追加状態に設定する(S829)。
また、追加状態を維持するタイマT3を開始する(830)。上述したように、追加状態とは、他の1台の装置に通信パラメータを提供できる状態である。そして、受信装置から、通信パラメータの提供処理の起動が指示されると(S832)、通信パラメータ提供処理を開始する(S833)。そして、通信パラメータの提供が完了すると(S834)、設定完了台数nを一台増やし(S835)、タイマT3を停止してS826に戻る。また、通信パラメータの提供処理の起動が指示されずに(S832)、タイマT3が満了すると(S831)、S826に戻る。
そして再び、保護状態に戻り(S826)、ユーザが設定ボタン106を操作するのを待つ(S827)。
なお、上記説明では、保護状態になった後に、再度、操作ボタン106が操作されると、追加状態になり、追加装置への通信パラメータの提供を行った。上記追加状態へは、保護状態になってから所定時間以降に設定ボタン106が操作されても移行しないようにしてもよい。このようにすれば、通信パラメータの提供、受信を行ってから一定時間の間は上記自動設定によるネットワークへの他の装置の参加を認めるが、一定時間経過後は自動設定による参加を認めないようにすることができる。
また、一度のボタン操作で複数台の通信装置の参加を受け入れることができるため、同一ネットワークへの参加受け入れ操作が簡単化される。また、初めのボタン操作で通信パラメータの自動設定の役割が提供装置でも、受信装置でも、それ以降のボタン操作は一度に一台づつ新しい通信装置の参加を受け入れる。これにより、全ての通信装置は二度目以降のボタン操作を役割に関係なく動作させることができ、通信パラメータの自動設定の利便性を向上できる。
また、初めの自動設定を終了しても、再度、ボタンを操作すれば、ネットワークへの参加装置を追加できる。さらに、追加台数を1台にすることにより、予期しない複数の相手がネットワークに参加してしまうことを低減できる。つまり、簡単な操作でありながら、セキュリティを維持しつつ、ネットワークを拡張することができる。
なお、上記説明はIEEE802.11準拠の無線LANを例に説明した。しかしながら、本発明は、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee等の他の無線媒体において実施してもよい。また、有線LAN等の有線通信媒体において実施してもよい。
ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
また、通信パラメータとしてネットワーク識別子、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵を例にしたが、他の情報であってもよいし、他の情報も通信パラメータには含まれるようにしてもよいことは言うまでも無い。
本発明は前述の機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムコードを記録した記録媒体をシステム又は装置に供給し、システム又は装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。
本発明の実施形態における通信装置の構成図 本発明の実施形態における通信装置のソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施形態におけるネットワーク構成図 本発明の実施形態における装置A、装置Bの動作を表すシーケンス図 本発明の実施形態におけるネットワーク構成図 本発明の実施形態における装置A、装置B、装置Cの動作を表すシーケンス図 本発明の実施形態における装置A、装置B、装置Cの動作を表すシーケンス図 本発明の実施形態における通信装置の動作を表すフローチャート図
符号の説明
201 提供装置
202 通信パラメータ自動設定機能ブロック
203 パケット受信部
204 パケット送信部
205 検索信号送信部
206 検索信号受信部
207 ネットワーク制御部
208 自動設定制御部
209 通信パラメータ提供部
210 通信パラメータ受信部
211 役割決定部
212 設定通知制御部
213 ビーコン制御部

Claims (8)

  1. ユーザによる所定操作に応じて、通信パラメータを提供する相手装置を複数M台に制限して、通信パラメータを提供する第1の提供手段と、
    ユーザによる所定操作に応じて、1台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する第2の提供手段と、を有し、
    前記第1の提供手段による通信パラメータの提供処理が終了した後に、再度、ユーザにより所定操作が行われると、通信パラメータの提供処理は、前記第2の提供手段により行われることを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の提供手段は、所定の制限時間の間は、前記複数M台を上限に通信パラメータを提供することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2の提供手段は、前記第1の提供手段により前記複数M台の通信相手に通信パラメータを提供したか否かに応じて、通信パラメータを提供することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第1の提供手段により前記複数M台の通信相手に通信パラメータを提供した後に、ユーザにより所定操作が行われても、前記第2の提供手段による通信パラメータの提供は行われないことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. ユーザによる所定操作に応じて、所定の制限時間の間は、複数台の通信相手に、通信パラメータを提供する第1の提供手段と、
    ユーザによる所定操作に応じて、1台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する第2の提供手段と、を有し、
    前記第1の提供手段による通信パラメータの提供処理が終了した後に、再度、ユーザにより所定操作が行われると、通信パラメータの提供処理は、前記第2の提供手段により行われることを特徴とする通信装置。
  6. ユーザによる所定操作に応じて、複数M台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する処理を行い、該処理の後に、再度、ユーザにより所定操作が行われると、1台の通信相手を上限に通信パラメータを提供するように通信装置を制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 前記複数M台を上限とする通信パラメータの提供は、所定時間を上限に行われることを特徴とする請求項6に記載の通信装置の制御方法。
  8. コンピュータにより実行され、通信装置を制御するためのプログラムであって、
    ユーザによる所定操作に応じて、複数M台を上限とする通信相手に、通信パラメータを提供する処理を行い、該処理の後に、再度、ユーザにより所定操作が行われると、1台の通信相手を上限に通信パラメータを提供するように通信装置を制御することを特徴とするプログラム。
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