JP2010114044A - 線状照明装置 - Google Patents

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岬 上野
Yuji Azuma
祐二 我妻
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Abstract

【課題】発光部から放射される光を効率よく利用して高い照度の線状照明光を形成することができる線状照明装置を提供する。
【解決手段】所望長さの直線状に配置された発光部12からの放射光を線状光に変換する光学部材3を、発光部12に対応して延在する入射面21を備えた導光部20と、入射面21に対向する導光部の出射側に一体形成されたシリンドリカルレンズ部22と、入射面21に連続する導光部20の短手方向両側に一体形成された反射面23とを具備して構成する。直線状の発光部12から放射されて導光部20に入射した光のうち主として短手方向の放射角が所定角度未満の狭角に放射する光をシリンドリカルレンズ部22によって線状に集光させるとともに、主として短手方向の放射角が所定角度以上の広角に放射する光を各反射面23の全反射によってシリンドリカルレンズ部22の焦点Fに集光させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、連続的な直線状の範囲に照明光を狭い幅で線状に集光させる線状照明装置に関する。
複写機やファクシミリ装置等には、画像読取用の照明光として、細長な線状の照明光を形成する線状照明装置が用いられる。この線状照明装置には、一般に、入射側に対して1軸方向のみ変化を与えて焦点で線状のビームを形成するための集光レンズとしてシリンドリカルレンズが用いられる。
このような線状照明装置として、例えば、特許文献1には、シリンドリカルレンズ部の入射側に直方体形状の導光部を一体的に設け、この導光部の長手方向の両端面にLEDチップ等からなる光源を取り付けると共に、光源から導光部に入射された光を拡散反射する拡散反射部をシリンドリカルレンズ部に対向する導光部上の面に設けた技術が開示されている。
特開2000−21221号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された技術のように、導光部の長手方向の端面にLEDチップ等を配置して線状の照明光を形成する場合、高い照度の線状照明光を広範囲に亘って形成するには限界がある。
これに対処し、シリンドリカルレンズ部に対向して延在する導光部の面上に入射面を設定し、当該入射面に沿って発光部を直線状に配置することも考えられるが、一般に、LED等の発光部で発光された光は広範囲に放射されるため、全ての光をシリンドリカルレンズ部によって線状に集光することが困難となり、光の利用効率を低下させる虞がある。特に、発光部が所定の幅を有して形成されることが一般的な有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)等の面光源を、LED等のの点光源に代えて採用した場合、より多くの光がシリンドリカルレンズ部の光路外に拡散されてしまうため、光の利用効率の低下は顕著となる。
本発明は、発光部から放射される光を効率よく利用して高い照度の線状照明光を形成することができる線状照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、発光部が直線状に配置された光源と、前記発光部に対向して延在する入射面を備えた導光部と、前記入射面に対向する前記導光部の出射側に一体形成され、前記導光部に入射された光を屈折によって線状に集光するシリンドリカルレンズ部と、前記入射面に連続する前記導光部の短手方向両側に一体形成され、前記導光部に入射された光のうち前記シリンドリカルレンズ部への光路外に放射された光を全反射によって前記シリンドリカルレンズ部の焦点に集光する反射面と、を備えたことを特徴とする。
本発明の線状照明装置によれば、発光部から放射される光を効率よく利用して高い照度の線状照明光を形成することができる。
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は線状照明装置の概略構成を示す分解斜視図、図2は有機ELを底面側から見た平面図、図3は線状照明装置の短手方向に沿う要部断面図、図4は照明光の挙動を線状照明装置の短手方向に沿って示す説明図、図5は照明光の照度分布を線状照明装置の短手方向に沿って示す説明図である。
図1に示す線状照明装置1は、例えば、複写機用の線状照明光を形成するためのものであり、この線状照明装置1は、例えば、発光部が直線状に配置された光源ユニット2と、この光源ユニット2からの光を直線状の光束に変換する光学部材3とを有する。
光源ユニット2は、例えば、平面視形状が細長な略矩形形状をなす透明基板としてのガラス基板10を有し、このガラス基板10上に、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)からなる光源11が配設されている。
具体的には、本実施形態の光源11は、ガラス基板10の裏面側に積層された正電極15と負電極16との間に、発光部12が介装されて要部が構成されている(図1,2参照)。
正電極15は、例えば、ITO等からなる帯状の透明電極膜で構成され、ガラス基板10の長手方向に沿って延在するよう直線状に配置されている。また、正電極15の中途からは、ガラス基板10の短手方向の一側に延在する端子部15aが一体形成されている。
一方、負電極16は、例えば、アルミニウム等の高反射性を有する金属導電膜からなる帯状の電極膜で構成され、正電極15の上層でガラス基板10の長手方向に沿って延在するよう直線状に配置されている。また、負電極16の両端部からは、ガラス基板10の短手方向の一側に延在する端子部16aが一体形成され、これら端子部16aは、正電極15の端子部15a対して所定間隔離間されている。
また、これら正電極15と負電極16との重畳領域に介装される発光部12は、正孔輸送層、発光層、及び電子輸送層等(何れも図示せず)からなる多層構造をなし、正電極15と負電極16との間に電圧が印加された際に、正孔輸送層を通過した正孔と電子輸送層を通過した電子とが結合することにより発光される。そして、この発光部12から発光された光は、負電極16で反射されると共に正電極15及びガラス基板10と透過して、或いは、直接的に正電極15及びガラス基板10を透過して、放射される。これにより、ガラス基板10の表面側では、発光部12に略対応した所定の幅を有する直線状の発光領域Aから光が放射される。
光学部材3は、発光部12に沿って長尺に形成された導光部20を中心として構成されている。この導光部20は、ガラス基板10との対向面側に、発光部12からの放射光を入射するための入射面21を有する。図1,2に示すように、入射面21は、その長手方向及び短手方向の長さが発光部12よりも長尺に形成されている。そして、この入射面21が、ガラス基板10上の発光領域Aを含む領域に透明接着剤25を介して固設されることにより、導光部20内には発光部12からの光が入射される。この場合において、ガラス基板10側から光学部材3側に入射する光の損失を低減するため、透明接着剤25には、その屈折率が光学部材3及びガラス基板10の屈折率に近いものが用いられることが望ましい。
また、入射面21に対向する導光部20の出射側には、シリンドリカルレンズ部22が一体形成されている。図1,3に示すように、シリンドリカルレンズ部22は、光学部材3の短手方向(すなわち、導光部20の延在方向に直交する方向)において、発光部12の幅よりも広く形成され、その出射面22aが外方に突出する断面略円弧状の曲面で構成されている。そして、図4に示すように、シリンドリカルレンズ部22は、導光部20に入射された光のうち、主として導光部20の短手方向の放射角が所定角度未満の狭角で放射する光を屈折によって焦点Fに集光させ、線状の照明光を形成する。
また、入射面に連続する導光部20の短手方向の両側には、反射面23が一体形成されている。図1,3に示すように、各反射面23は、光学部材3の短手方向において、その断面形状が楕円円弧状に形成されている。より具体的には、各反射面23は、光源11の近傍に第1焦点F1を有し且つシリンドリカルレンズ部22の焦点Fに一致する第2焦点F2を有する楕円円弧に沿った形状に形成されている。ここで、図示のように、本実施形態の発光部12が所定の幅を有して構成されていることに対応し、各反射面23を定義する楕円の第1焦点F1は、光源11よりも後方に退避した位置に設定されている。そして、図4に示すように、各反射面23は、導光部20に入射された光のうち、主として導光部20の短手方向の放射角が所定角度以上の光(すなわち、シリンドリカルレンズ部22への光路外に放射された光)を全反射し、シリンドリカルレンズ部22の焦点Fへと集光する。
このような実施形態によれば、光源11の発光部12を所望の長さの直線状に配置すると共に、この発光部12からの放射光を線状光に変換する光学部材3を、発光部12に対応して延在する入射面21を備えた導光部20と、入射面21に対向する導光部の出射側に一体形成されたシリンドリカルレンズ部22と、入射面21に連続する導光部20の短手方向両側に一体形成された反射面23とを具備して構成することにより、発光部から放射される光を効率よく利用して高い照度の線状照明光を形成することができる。すなわち、発光部12を直線状に配置することにより広範囲に亘って長尺な線状照明光を形成する場合にも光量不足等を解消することができ、このような直線状の発光部12から放射されて導光部20に入射した光のうち主として短手方向の放射角が所定角度未満の狭角に放射する光をシリンドリカルレンズ部22によって線状に集光させるとともに、主として短手方向の放射角が所定角度以上の広角に放射する光を各反射面23の全反射によってシリンドリカルレンズ部22の焦点Fに集光させることにより、発光部12から放射される光を線状照明光として無駄なく利用して高い照度の線状照明光を実現することができる(図5参照)。なお、図5中において、2点鎖線は、光学部材3を用いない場合の照明光の照度分布を示す。
ここで、各反射面23を、光源11の近傍に第1焦点F1を有し且つシリンドリカルレンズ部22の焦点Fに第2焦点F2を有する楕円円弧に沿う形状に形成することにより、発光部12から広角に放射される光を精度よくシリンドリカルレンズ部22の焦点に集光させることができる。この場合において、特に、本実施形態の光源11のように発光部12が所定の幅を有する場合、この幅に見合った量だけ第1焦点F1を発光部12の後方にシフトさせることにより、所定の幅を有して延在する面光源から放射される光であっても精度良くシリンドリカルレンズ部22の焦点Fに集光させることができる。
また、有機EL等を用いて光源11を構成することにより、発光部12を直線状に連続して形成することができ、導光部20の入射面21に対し直線状に連続する光を供給することができる。
なお、上述の実施形態においては、有機ELを光源11として採用した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、発光ダイオード等の点光源を直線状に複数配置して光源ユニット(LED)を構成することも可能である。この場合、例えば、反射面23の形状を定義する楕円の第1焦点F1をLEDの発光部と略一致する位置に設定することにより、シリンドリカルレンズ部22の焦点Fに反射光を精度よく集光させることができる。
線状照明装置の概略構成を示す分解斜視図 有機ELを底面側から見た平面図 線状照明装置の短手方向に沿う要部断面図 照明光の挙動を線状照明装置の短手方向に沿って示す説明図 照明光の照度分布を線状照明装置の短手方向に沿って示す説明図
符号の説明
1…線状照明装置、2…光源ユニット、3…光学部材、10…ガラス基板(透明基板)、11…光源、12…発光部、15…正電極、15a…端子部、16…負電極、16a…端子部、20…導光部、21…入射面、22…シリンドリカルレンズ部、22a…出射面、23…反射面、25…透明接着剤、F…焦点(シリンドリカルレンズ部の焦点)、F1…第1焦点(反射面を定義する楕円の第1焦点)、F2…第2焦点(反射面を定義する楕円の第2焦点)

Claims (4)

  1. 発光部が直線状に配置された光源と、
    前記発光部に対向して延在する入射面を備えた導光部と、
    前記入射面に対向する前記導光部の出射側に一体形成され、前記導光部に入射された光を屈折によって線状に集光するシリンドリカルレンズ部と、
    前記入射面に連続する前記導光部の短手方向両側に一体形成され、前記導光部に入射された光のうち前記シリンドリカルレンズ部への光路外に放射された光を全反射によって前記シリンドリカルレンズ部の焦点に集光する反射面と、を備えたことを特徴とする線状照明装置。
  2. 前記反射面は、前記導光部の延在方向に直交する断面の形状が、前記光源の近傍に第1焦点を有し且つ前記シリンドリカルレンズ部の焦点に第2焦点を有する楕円円弧に沿った形状をなすことを特徴とする請求項1に記載の線状照明装置。
  3. 前記光源は、透明基板上に所定の幅を有して直線状に延在する有機材料からなる発光層を前記発光部として備えた有機エレクトロルミネッセンスで構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の線状照明装置。
  4. 前記透明基板は、前記導光部と近い屈折率の透明材料で構成され、前記導光部と近い屈折率の透明接着剤を介して前記導光部の入射面に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の線状照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102072459A (zh) * 2009-11-20 2011-05-25 斯坦雷电气株式会社 透镜以及使用该透镜的灯具
CN102900971A (zh) * 2011-07-25 2013-01-30 岩崎电气株式会社 光源装置

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