JP2010113996A - 燃料電池用ガスケット成形用金型、燃料電池の製造方法、および燃料電池 - Google Patents

燃料電池用ガスケット成形用金型、燃料電池の製造方法、および燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で、各セルを構成する構成部品とセパレータの公差に影響されず、マニホールドを塞いだり圧力損失が高くなる原因となる不要部を発生させることなく、積層ずれなどによってセパレータが変形することにより互いに短絡しないようなガスケットを成形することが可能な燃料電池用ガスケット成形用金型を提供する。
【解決手段】燃料電池用ガスケット成形用金型1は、各セル4のセパレータ3に形成されたマニホールド孔3hを互いに連通するマニホールド5を構成するガスケット6を成形するためのもので、上型11と下型12により形成されるキャビティ13内に突出してガスケット6の内周側壁を成形する突出部17を有しており、突出部17は、内側部分成形部17aと、外側部分成形部17bと、短絡防止部分成形部17cとを有している。
【選択図】図13

Description

本発明は、燃料電池用ガスケット成形用金型、燃料電池の製造方法、および燃料電池に関し、さらに詳しくは、複数を積層することにより燃料電池を構成するセルにおいて、各セルに反応ガスや冷却媒体を供給するためのマニホールドを構成するガスケットを成形するためのガスケット成形型、各セルのガスケットを成形する燃料電池の製造方法、および各セルにガスケットが成形された燃料電池に関するものである。
一般に、燃料電池は、複数のセルを積層することにより構成されている。積層されたセルは、エンドプレートの間で荷重が掛けられた状態で挟持されている。各セルの燃料電池構成部品としては、図2に参照されるように、電解質膜の両面に電極層を設けてなるMEA(Membrane Electrode Assembly:膜−電極アセンブリ)21aと、MEA21aの両側に配置されたガス拡散層21bと、ガス拡散層21bへガスをそれぞれ流通させる多孔体22とを含んでおり、これらの燃料電池構成部品はセパレータ3により挟持されている。MEA21aとその両側に配置されたガス拡散層21bとにより構成される部材は、一般にMEGA21と呼ばれる。そして、燃料電池のなかには、たとえば特許文献1に開示されているように、各セルが燃料電池構成部品の一方の面にセパレータを積重して構成されており、複数のセルを積層することにより、燃料電池構成部品がそのセルのセパレータと隣接する他のセルのセパレータとの間で挟持されるよう構成されたものがある。
各セルは、反応ガス(水素、空気等)や冷却媒体をそれぞれ分配・供給するためのマニホールドを有している。図1に示すように、セパレータ3の燃料電池構成部品2が積重される領域の周囲には、マニホールド孔3hが形成されている。図2に示すように、セパレータ3は、所定形状の溝または孔が形成された中間プレート33をカソードプレート31とアノードプレート32の間に挟んでなる3層構造とすることにより、その内部に反応ガスや冷却媒体を流通させるための流路34が形成されている。セパレータ3内の各流路34は、所定のマニホールド孔3hに開口しており、所定のガスまたは冷却媒体が所定のマニホールド孔3hから供給され、他の対応する所定のマニホールド孔3hへと排出する。マニホールド孔3hのセパレータ3における燃料電池構成部品2が積重される領域側の部分(以下、セパレータ内側部分という、)の内周壁には、所定の流路34の導入口または排出口が開口している。
各セル104には、マニホールド孔3hの周囲を取り囲み、且つ、燃料電池構成部品2の周囲をシールするようにガスケット106が一体に成形されている。ガスケット106は、図2に示すように、セパレータ3のマニホールド孔3hの周囲に立ち上がるように成形される基部161と、基部161の表面から燃料電池構成部品2の表面よりも図2における上方に突出してセル104が積層されたときに隣接する他のセル104のセパレータ3に当接されるように一体に成形されたリップ部162とを有しており、マニホールド105(図3および図4を参照)を構成している。
上記特許文献1においてガスケットを成形するための金型は、その図12(b)に示されているように、下型にはセパレータをインサートしたときにそのマニホールド孔に嵌り込む突状部が形成されており、また、上型には、下型の突状部と対応する突状部が形成されると共に、ガスケットの成形材料の投入口が形成されている。そして、下型と上型の突状部内には、型閉じすることによってガスケットの材料を投入口からキャビティ内に導入するための通路が形成されるようになっている。この通路をキャビティに開口させるために、特許文献1では、突状部がセパレータのマニホールド孔を突き抜けるよう形成されている。このように構成された金型によって成形されるガスケットは、特許文献1の図5に示されているように、セパレータのマニホールド孔と同じ径でマニホールドが形成されることとなる。
ところで、燃料電池においては、設定された発電性能を得るために、反応ガスや冷却媒体が確実に所定の流量で各セルに分配・供給される必要がある。そのため、各セルのセパレータのマニホールド孔に開口する流路の導入口または排出口をガスケットが塞ぐように成形することは勿論のこと、反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げ圧力損失が高くなるようにガスケットを成形することは許されない。そのため、ガスケットを成形するための従来の金型101は、図2に示すように一般に、上型111と、下型112とからなり、上型112のガスケット106の内周壁を成形する突出部117が、金型101にインサートされたセパレータ3の上面におけるマニホールド孔3hの周囲全体に当接して、キャビティ113内に射出充填されるガスケット106の材料がマニホールド孔3h内に流れ込むのを防ぐようにシールする構造となっていた。そして、このような構造の金型101によって成形されたガスケット106は、内周壁の大きさがマニホールド孔3hの大きさよりも大きく、すなわち、内周壁がその全周にわたってマニホールド孔3hから退避するよう離れて成形されていた。また、従来の金型101においては、ガスケット106を成形するためのキャビティ面116が上型111に形成されており、このキャビティ面116によってガスケット106の外周側面がセパレータ3の外縁3cよりも小さく、セパレータ3の外縁3cを露出させるように成形されていた。
しかしながら、各セルを構成する構成部品とセパレータは、その厚さに関して成形公差を有しており、したがって構成部品とセパレータによってその厚さが異なる。このような構成部品とセパレータを特許文献1の図12(b)に示されたような金型にインサートしてガスケットを成形しようとすると、型閉じが不足してバリが生じたり、キャビティ面と構成部品またはセパレータの表面との間などにガスケットの材料が入り込み、不要部が成形される可能性がある。
さらにまた、セパレータに成形されるマニホールド孔の位置や大きさに関しても成形公差を有しており、特許文献1の図12(b)に示されたような下型の突状部にセパレータのマニホールド孔を嵌め込むようにして構成部品と共にインサートした場合、セパレータのマニホールド孔の内周面と下型の突状部の外周面との間に隙間が生じ、この隙間にガスケットの材料が入り込み、不要部が成形される可能性がある。
これらの不要部がマニホールド孔3h内の、特に流路34の導入口または排出口付近に成形されると、マニホールド孔3hからセパレータ3の流路34に流れる反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げて圧力損失が高くなったり、マニホールド孔3hの流路34の導入口または排出口を塞いだりして、発電性能に影響を及ぼすなどの問題があった。そして、特許文献1に開示されたような従来の技術にあっては、成形された不要部を取り除く必要があり、そのための工程が増えるなどの問題が発生する。
さらに、図2に示したように、ガスケット106の内壁がマニホールド孔3hよりも大きく全周にわたって退避するように成形された従来の技術におけるセル104では、セパレータ3にマニホールド孔3hが形成されているために、そのマニホールド孔3hの周囲、特にセパレータ3の外縁(セパレータ外側)3bが脆弱となっており、図3に示すように積層時にずれが生じた場合に、隣接するセル104のセパレータ3にガスケット106のリップ部162が当接され、図4に矢印で示すように荷重が掛けられることによって生じるモーメントにより、特にセパレータ3のマニホールド孔3hからセパレータ外側部分3bが変形することがある。このようにセパレータ3が変形すると、図4に示すように互いに隣接するセル104のセパレータ3のマニホールド孔3hとセパレータ外側部分3bとの間や、セパレータ3の外縁3cが互いに接触して短絡するという問題が発生することとなる。
そこで、図5および図7に示すように、上型11’の突出部17’の内側部分成形部17a’は図2に示した従来の上型111と同様にセパレータ3マニホールド孔3hのセパレータ内側部分3aに当接されるよう形成しておき、突出部17’の外側部分成形部17b’は型閉じ時にセパレータ3のマニホールド孔3h内に進入してその先端面が下型12’に当接するよう構成することが考えられる(以下、この技術を仮想技術と称する)。このように構成された金型1’により成形されたガスケット6’は、図6に平面図で示すように、その内周壁におけるセパレータ内側部分6a’がマニホールド孔3hからセパレータ内側方向へ離れた位置に形成され、セパレータ外側部分6b’がマニホールド孔3hを覆うようにマニホールド孔3hからセパレータ内側方向に位置して短絡防止部6p’が形成されたガスケット6’を有するセル4’を構成することができる。
このようにガスケット6’が成形されたセル4’では、図8に示すように積層時にずれが生じた場合に、隣接するセル4’のセパレータ3にガスケット6’のリップ部62’が当接され荷重が掛けられることによって生じるモーメントにより、特にセパレータ3のマニホールド孔3hの外側部分3bが変形する場合であっても、図9に示すように、短絡防止部6p’によって隣接するセル4’のセパレータ3が互いに接触して短絡するのを防止することができる。
特開2008−123883号公報
しかしながら、ガスケット6’を成形するセパレータ3と燃料電池構成部品2は公差の範囲内で厚さにバラツキがある。そのため、図5に示した金型1’においては、上型11’の突出部17’の外側部分成形部17b’が型閉じ時にセパレータ3のマニホールド孔3h内に進入して下型12’に当接するよう構成すると、特にセパレータ3が厚い場合においては、図10に示すように、型閉じ時に、上型11’の突出部17’の内側部分成形部17a’をセパレータ3の表面におけるマニホールド孔3hのセパレータ内側3aに当接させた状態では、突出部17’の外側部分成形部17b’がセパレータ3のマニホールド孔3h内に進入しても、その先端面が下型12’に当接せず、外側部分成形部17b’の先端面と下型12’との間に隙間が生じることとなり、キャビティ13’内に射出充填されたガスケット6’の材料がマニホールド孔3h内に漏れ出して不要部が形成され、マニホールド5’を流通する反応ガスや冷却媒体の流通を妨げる可能性が生じるという問題があることとなる。そして、この問題を解決するためには、ガスケット6’の成形後に不要部を除去する工程が必要となる。
また、特にセパレータ3が厚い場合において、図11に示すように、型閉じ時に、上型11’の突出部17’の外側部分成形部17b’の先端面を下型12’に当接させた状態では、突出部17’の内側部分成形部17a’がセパレータ3のマニホールド孔3hからセパレータ内側部分6a’を過度に押圧し、セパレータ3が曲がったり押し潰されるなどして破損する可能性が生じることとなる。
さらにまた、特にセパレータ3が薄い場合においては、図12に示すように、型閉じ時に、上型11’の突出部17’の外側部分成形部17b’の先端面を下型12’に当接させた状態であっても、上型11’の突出部17’の内側部分成形部17a’をセパレータ3の表面におけるマニホールド孔3hのセパレータ内側部分3aに当接させることができず、内側部分成形部17a’の先端面とセパレータ3の表面との間に隙間が生じることとなり、キャビティ13’内に射出充填されたガスケット6’の材料がマニホールド孔3h内に漏れ出してマニホールド孔3h内に開口する各流路34を塞ぐなどの可能性が生じることとなる。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、各セルを構成する構成部品とセパレータの公差に影響されず、セパレータの流路を塞いだり圧力損失が高くなる原因となる不要部を発生させることなく、しかも、積層ずれなどによってセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形することによりセパレータの特に外周縁とマニホールド孔との間が互いに短絡しないようなガスケットを成形することが可能な燃料電池用ガスケット成形用金型を提供することを目的とする。
また、本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、各セルを構成する構成部品とセパレータの公差に影響されず、セパレータの流路を塞いだり圧力損失が高くなる原因となる不要部を発生させることなく、しかも、セルを積層したときにそのずれなどによってセパレータのマニホールドのセパレータ外側部分が変形することによりセパレータの特に外周縁とマニホールド孔との間が互いに短絡しないようなガスケットを成形することが可能な燃料電池の製造方法を提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、各セルを構成する構成部品とセパレータの公差に影響されず、セパレータの流路を塞いだり圧力損失が高くなる原因となる不要部を発生させることなく、しかも、各セルが積層されたときに積層ずれなどによって特にセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形することによりセパレータの特に外周縁とマニホールド孔との間が互いに短絡しないように成形されたガスケットを有する燃料電池を提供することを目的とする。
請求項1の燃料電池用ガスケット成形用金型に係る発明は、上記目的を達成するため、積層されることにより燃料電池構成部品を挟持するセパレータに形成されたマニホールド孔を互いに連通するためのマニホールドを構成するガスケットの成形用金型であって、前記ガスケットの内周側壁を成形する突出部を有しており、該突出部のセパレータ内側は、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分を成形するための内側部分成形部が形成されており、前記突出部のセパレータ外側は、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分を成形するための外側部分成形部と、前記マニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接することにより、前記外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を成形するための短絡防止部分成形部とが形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項2の燃料電池の製造方法に係る発明は、上記目的を達成するため、マニホールド孔が形成されたセパレータと燃料電池構成部品とを積重して金型内にインサートして前記セパレータのマニホールド孔の周囲にガスケットを成形してセルを構成し、該セルを積層することにより、前記燃料電池構成部品をセパレータ間で挟持すると共に隣接するセルのセパレータのマニホールド孔をガスケットにより互いに連通してマニホールドを構成する燃料電池の製造方法であって、前記金型のガスケットの内周側壁を成形する突出部に、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分を成形する内側部分成形部と、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分を成形するための外側部分成形部と、前記マニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接することにより、前記外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を成形するための短絡防止部分成形部とを予め形成しておき、該金型に前記燃料電池構成部品とセパレータとを積重してインサートし、その後、前記金型を型閉じしてそのキャビティ内にガスケットの材料を射出充填して、内周側壁のセパレータ内側にマニホールド孔からセパレータ内側方向へ離れた内側部分が成形されてなり、また、内周側壁のセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分とマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とが成形されてなるガスケットを成形することを特徴とするものである。
さらに、請求項3の燃料電池に係る発明は、上記目的を達成するため、複数のセルを積層してなり、各セルが、燃料電池構成部品と、セパレータと、積層されたときに隣接するセルのセパレータのマニホールド孔を互いに連通するマニホールドを構成するために成形されたガスケットとを備えている燃料電池であって、前記ガスケットは、その内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分が成形され、セパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分と該外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とが成形されていることを特徴とするものである。
請求項1の燃料電池用ガスケット成形用金型に係る発明によれば、ガスケットの内周側壁を成形する突出部のセパレータ内側に内側部分成形部が形成されており、また、突出部のセパレータ外側に外側部分成形部と短絡防止部分成形部とが形成されていることにより、型閉じしてガスケットの材料をキャビティ内に射出充填するときに、内側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接し、また、外側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接するため、ガスケットの材料がセパレータのマニホールド孔の周囲からその内部に侵入するのを防止し、ガスケットの内周側壁のセパレータ内側全体とセパレータ外側の一部とがマニホールド孔からその外側方向へ離れた内側部分および外側部分を成形する。そのため、セパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げることが確実且つ容易に防止され、燃料電池の発電性能を確保することができる。一方、短絡防止部分成形部は、マニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接して、かかる部分からガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止しつつ、外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を部分的に成形する。そのため、各セルを積層したときにずれが生じた状態で荷重を掛けることによりセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形した場合であっても、隣接するセルのセパレータの外周縁とマニホールド孔との間が互いに接触して短絡するのを確実に防止することができる。
また、請求項2の燃料電池の製造方法に係る発明によれば、ガスケットの内周側壁を成形する突出部のセパレータ内側に内側部分成形部をあらかじめ形成しておき、また、突出部のセパレータ外側に外側部分成形部と短絡防止部分成形部とを予め形成しておくことにより、型閉じしてガスケットの材料をキャビティ内に射出充填するときに、内側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接し、また、外側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接するため、ガスケットの材料がセパレータのマニホールド孔の周囲からその内部に侵入するのを防止して、ガスケットの内周側壁のセパレータ内側全体とセパレータ外側の一部とにマニホールド孔からその外側方向へ離れた内側部分と外側部分をそれぞれ成形する。そのため、セパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げるのを確実且つ容易に防止し、燃料電池の発電性能を確保することができる。一方、短絡防止部分成形部をマニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接させることにより、かかる部分からガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止しつつ、外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を部分的に成形する。そのため、各セルを積層したときにずれが生じた状態で荷重を掛けることによりセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形した場合であっても、隣接するセルのセパレータの外周縁とマニホールド孔との間が互いに接触して短絡するのを確実に防止することができる。
さらに、請求項3の燃料電池に係る発明によれば、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側全体にマニホールド孔からセパレータ内側方向へ離れた内側部分が成形され、セパレータ外側部分にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分が部分的に成形されていることにより、セパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げるのを確実且つ容易に防止することができる構造とすることができ、その結果として、燃料電池の発電性能を確保することができる。また、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側に外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分が部分的に成形されていることにより、各セルを積層したときにずれが生じた状態で荷重を掛けることによりセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形した場合であっても、隣接するセルのセパレータの外周縁とマニホールド孔との間が互いに接触して短絡するのを確実に防止することができる構造とすることができる。
(発明の態様)
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、(3)項が請求項2に相当し、(4)項が請求項3に相当する。
(1) 積層されることにより燃料電池構成部品を挟持するセパレータに形成されたマニホールド孔を互いに連通するためのマニホールドを構成するガスケットの成形用金型であって、
前記ガスケットの内周側壁を成形する突出部を有しており、
該突出部のセパレータ内側は、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分を成形するための内側部分成形部が形成されており、
前記突出部のセパレータ外側は、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分を成形するための外側部分成形部と、前記マニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接することにより、前記外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を成形するための短絡防止部分成形部とが形成されていることを特徴とする燃料電池用ガスケット成形用金型。
(1)項の発明では、ガスケットの内周側壁を成形する突出部のセパレータ内側に内側部分成形部を形成し、また、突出部のセパレータ外側に外側部分成形部と短絡防止部分成形部とを形成することにより、型閉じしてガスケットの材料をキャビティ内に射出充填するときに、内側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接し、また、外側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接して、ガスケットの材料がセパレータのマニホールド孔の周囲からその内部に侵入するのを防止して、ガスケットの内周側壁のセパレータ内側全体とセパレータ外側の一部とにマニホールド孔からその外側方向へ離れた内側部分および外側部分がそれぞれ成形される。そのため、セパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げることを確実且つ容易に防止して、燃料電池の発電性能を確保することができる。一方、短絡防止部分成形部がマニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接して、かかる部分からガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止して、外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を部分的に成形する。そのため、各セルを積層したときにずれが生じた状態で荷重を掛けることによりセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形した場合であっても、隣接するセルのセパレータの外周縁とマニホールド孔との間が互いに接触して短絡するのを確実に防止することができる。
(2) 前記突出部のセパレータ外側は、複数の外側部分成形部と短絡防止部分成形部とが交互に配置されていることを特徴とする(1)項に記載の燃料電池用ガスケット成形用金型。
(2)項の発明では、(1)項に記載の発明において、突出部のセパレータ外側部分に複数の外側部分成形部と短絡防止部分成形部とを交互に配置することにより、ガスケットの内周側壁のセパレータ外側に、マニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分と、この外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とが交互に成形されるため、金型の短絡防止部分成形部とセパレータのマニホールド孔の内周側壁と対応する位置との間からガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入することによりセパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げることをより確実且つ容易に防止して燃料電池の発電性能を確保することができ、また、各セルを積層し荷重を掛けたときのセパレータの変形による短絡をより確実に防止することができる。
(3) マニホールド孔が形成されたセパレータと燃料電池構成部品とを積重して金型内にインサートして前記セパレータのマニホールド孔の周囲にガスケットを成形してセルを構成し、該セルを積層することにより、前記燃料電池構成部品をセパレータ間で挟持すると共に隣接するセルのセパレータのマニホールド孔をガスケットにより互いに連通してマニホールドを構成する燃料電池の製造方法であって、
前記金型のガスケットの内周側壁を成形する突出部に、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分を成形する内側部分成形部と、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分を成形するための外側部分成形部と、前記マニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接することにより、前記外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を成形するための短絡防止部分成形部とを予め形成しておき、
該金型に前記燃料電池構成部品とセパレータとを積重してインサートし、
その後、前記金型を型閉じしてそのキャビティ内にガスケットの材料を射出充填して、内周側壁のセパレータ内側にマニホールド孔からセパレータ内側方向へ離れた内側部分が成形されてなり、また、内周側壁のセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分とマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とが成形されてなるガスケットを成形することを特徴とする燃料電池の製造方法。
(3)項の発明では、ガスケットの内周側壁を成形する突出部のセパレータ内側に内側部分成形部をあらかじめ形成しておき、また、突出部のセパレータ外側に外側部分成形部と短絡防止部分成形部とを予め形成しておくことにより、型閉じしてガスケットの材料をキャビティ内に射出充填するときに、内側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接し、また、外側部分成形部がセパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接して、ガスケットの材料がセパレータのマニホールド孔の周囲からその内部に侵入するのを防止して、ガスケットの内周側壁のセパレータ内側全体とセパレータ外側の一部とにマニホールド孔からその外側方向へ離れた内側部分と外側部分をそれぞれ成形する。そのため、セパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げるのを確実且つ容易に防止して、燃料電池の発電性能を確保することができる。一方、短絡防止部分成形部がマニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接することにより、かかる部分からガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止しつつ、外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を部分的に成形する。そのため、各セルを積層したときにずれが生じた状態で荷重を掛けることによりセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形した場合であっても、隣接するセルのセパレータの外周縁とマニホールド孔との間が互いに接触して短絡するのを確実に防止することができる。
(4) 複数のセルを積層してなり、
各セルが、燃料電池構成部品と、セパレータと、積層されたときに隣接するセルのセパレータのマニホールド孔を互いに連通するマニホールドを構成するために成形されたガスケットとを備えている燃料電池であって、
前記ガスケットは、その内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分が成形され、セパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分と該外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とが成形されていることを特徴とする燃料電池。
(4)項の発明では、ガスケットの内周側壁をマニホールド孔からその外側方向に離して成形し、且つ、前記内周側壁のセパレータ外側に外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分が部分的に成形されている。ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側全体にマニホールド孔からセパレータ内側方向へ離れた内側部分が成形され、セパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分が部分的に成形されていることにより、セパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げるのを確実且つ容易に防止することができる構造とすることができ、その結果として、燃料電池の発電性能を確保することができる。また、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側に外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分が部分的に成形されていることにより、各セルを積層したときにずれが生じた状態で荷重を掛けることによりセパレータのマニホールド孔のセパレータ外側部分が変形した場合であっても、隣接するセルのセパレータの外周縁とマニホールド孔との間が互いに接触して短絡するのを確実に防止することができる構造とすることができる。
(5) 前記ガスケットのセパレータ外側部分は、複数の外側部分と短絡防止部分とが交互に成形されていることを特徴とする(4)項に記載の燃料電池。
(5)項の発明では、(4)項に記載の発明において、ガスケットの内周側壁のセパレータ外側に、複数のマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分と、複数の外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とを交互に成形することにより、セパレータのマニホールド孔をガスケットが塞ぐなどして反応ガスまたは冷却媒体の流通を妨げることをより確実且つ容易に防止して燃料電池の発電性能を確保することができ、また、各セルを積層し荷重を掛けたときのセパレータの変形による短絡をより確実に防止することができる構造とすることができる。
最初に、本発明の燃料電池用ガスケット成形用金型の実施の一形態を図13に示した部分断面図および図14に示した上型の底面図に基づいて詳細に説明する。なお、図において同じ符号は、同様または相当する部分を示すものとする。
本発明の燃料電池用ガスケット成形用金型は、概略、燃料電池構成部品2とセパレータ3とを含む複数のセル4を積層することにより構成される燃料電池において、各セル4のセパレータ3に形成されたマニホールド孔3hを互いに連通するマニホールド5を構成するガスケット6を成形するためのもので、第1の金型11と第2の金型12とを含んでおり、第1の金型11と第2の金型12により形成されるキャビティ13内に突出してガスケット6の内周側壁を成形する突出部17を有しており、第1の金型11が第2の金型12に対して型閉じしたときに、突出部17のセパレータ内側に形成されてセパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ内側3aに当接する内側部分成形部17aと、突出部17のセパレータ外側に形成されてセパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ外側3bに部分的に当接する外側部分成形部17b、および、マニホールド孔3hの内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接する短絡防止部分成形部17cとを有している。
この実施の形態においては、燃料電池構成部品2としてMEGA21の両面に多孔体22が積層されており、この燃料電池構成部品2の一方の面にセパレータ3を積重することによりセル4が構成されている。MEGA21は、MEA21aの両面にガス拡散層21bが配置されてなるもので、MEA21aの外縁はガス拡散層21bおよび多孔体22の外縁から突出するように大きく形成されており、後にガスケット6が一体となるよう成形される。そして、複数のセル4を積層することにより、このセル4のセパレータ3とこのセル4に隣接する他のセル4のセパレータ3との間で燃料電池構成部品2が挟持されるようになっている。図1に参照されるように、燃料電池構成部品2は、セパレータ3の略中央に配置される。セパレータ3は、図13に示したように、カソードプレート31とアノードプレート32との間に中間プレート33を挟んでなる三層構造で構成されており、セパレータ3の、燃料電池構成部品2が配置される周囲の領域には、マニホールド孔3hが形成されており、その内部には、各セル4に反応ガスや冷却媒体を流通させるための流路34を有している。すなわち、カソードプレート31とアノードプレート32の少なくとも一方の周縁には、マニホールド孔3hを構成する孔が形成されている。中間プレート33には、各セル4に反応ガスや冷却媒体を流通させるための流路34をセパレータ3の内部に形成するための溝または孔が設けられている。そして、中間プレート33の溝または孔の端部は、カソードプレート31とアノードプレート32のマニホールド孔3hを構成する各孔と対応して設けられており、したがって、各セル4に反応ガスや冷却媒体を流通させるための流路34は、所定のマニホールド孔3hの内周面のセパレータ内側部分に開口している。なお、セパレータ3は、図13などに示したようにカソードプレート31が多孔体22と接するように構成された実施の形態に限定されることはなく、アノードプレート32が多孔体22と接するように構成される場合も本発明に含まれる。
ガスケット6は、燃料電池構成部品2の周囲の端面およびセパレータ3の表面に形成される基部61と基部61から連続して突出するリップ部62とからなるもので、リップ部62の先端の高さは燃料電池構成部品2の表面よりも図13における上方に突出するよう設定され、また、基部61の表面の高さは燃料電池構成部品21の表面よりも図13における下方に位置するよう設定されており、図17に参照されるように、各セル4を積層してその積層方向に所定の荷重を掛けたときに、隣接する他のセル4のセパレータ3と接して押圧されるリップ部62を基部61が吸収するように構成されている。
図13に示した実施の形態においては、第1の金型11が上型により構成されており、第2の金型12が下型により構成されている。上型11と下型12は相対的に近接・遠退することにより、開閉されると共に、型閉じしたときに所定の力で型締めされるように支持されている。そして、この実施の形態では、ガスケット6の材料をキャビティ13内に導入するためのゲート14が上型11に形成されている。
図13および図14に参照されるように、上型11の略中央には、MEGA21の両面に多孔体22を積層してなる燃料電池構成部品2の配置と対応して、収容部15が形成されている。収容部15の周囲には、セパレータ3の各マニホールド孔3hを取り囲むように成形するガスケット6の形状に応じてキャビティ面16が収容部15と連続して形成されている。キャビティ面16の内部略中央にはガスケット6の内周壁面を成形するための突出部17が形成されている。突出部17は、図13および図14に鎖線で示されたマニホールド孔3hの中心Cを境界としてセパレータ内側とセパレータ外側とに分けられ、セパレータ内側には内側部分成形部17aが構成されており、セパレータ外側には複数の外側部分成形部17bと短絡防止部分成形部17cとが交互に構成されている。
突出部17の下面(先端面)の位置は、上型11と下型12を型閉じしたときに、後述するように下型12にインサートされたセパレータ3の表面のマニホールド孔3hの周囲に当接されるよう設定されている。突出部17のセパレータ内側に構成される内側部分成形部17aは、セパレータ3のマニホールド孔3hの、中心Cから燃料電池構成部品側(セパレータ内側)の部分の形状と相似形で、マニホールド孔3hよりも大きく成形されている。一方、外側部分成形部17bと短絡防止部分成形部17cは、セパレータ3のマニホールド孔3hの中心Cからその外側(セパレータ外側)の部分の形状と相似形で交互に配設されている。図14に示した実施の形態では、内側部分成形部17aよりも外側部分成形部17bのほうがマニホールド孔3hの内周面からより離れた位置まで伸びている。また、上型11の短絡防止部分成形部17cは、短絡防止部分6cの端部がマニホールド孔3hの内周面からその突出を開始して外側部分成形部17bと連続するように形成されている。なお、本発明では、突出部17が略全体的にガスケット6の内周側壁をマニホールド孔3hから離すように成形するための成形部17a、17bが形成されており、突出部17のセパレータ外側に短絡防止部分成形部17cが間欠的に形成されている、と表現することもできる。
下型12は、燃料電池構成部品2が積重された状態でインサートされるセパレータ3を収容する収容部18が形成されている。収容部18は、その内周壁がセパレータ3の外縁3cよりも外側に位置するように、言い換えれば、収容部18の大きさがセパレータ3よりもわずかに大きく成形されている。収容部18の内周壁は、上型11のキャビティ面16の内周壁と協働してガスケット6の外周側壁を成形するための外縁成形部を構成している。この外縁成形部によって成形されたガスケット6の外周側壁は、セパレータ3の外縁3cを覆うように外縁短絡防止部6paが成形され、ずれが生じた状態で各セル4を積層してその積層方向に荷重を掛けることによってマニホールド孔3hのセパレータ外側が変形した場合であっても、隣接する他のセル4のセパレータ3の外縁3cが短絡するのを防止する外縁短絡防止部6paを構成している。上型11と下型12の互いに対向する面の周縁には、シール部材19を収容する溝が形成されている。
次に、本発明の燃料電池の製造方法を、上述したように構成された燃料電池用ガスケット成形用金型1を使用する場合によって、その作動とともに説明する。なお、図において同じ符号は、同様または相当する部分を示すものとする。
本発明の燃料電池の製造方法は、概略、マニホールド孔3hが形成されたセパレータ3と燃料電池構成部品2とを積重して金型1内にインサートしてセパレータ3のマニホールド孔3hの周囲にガスケット6を成形してセル4を構成し、このセル4を積層することにより、燃料電池構成部品2をセパレータ3,3間で挟持すると共に互いに隣接するセル4のセパレータ3のマニホールド孔3hをガスケット6により連通してマニホールド5を構成するもので、金型1のガスケット6の内周側壁を成形する突出部17に、型閉じしたときに、セパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ内側3aに当接する内側部分成形部17aと、セパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ外側3bに部分的に当接する外側部分成形部17b、および、マニホールド孔3hの内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接する短絡防止部分成形部17cとを予め形成しておき、燃料電池構成部品2とセパレータ3とを積重して上型11または下型12にインサートし、その後、上型11と下型12を型閉じして、セパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ内側3aに突出部17の内側部分成形部17aを当接させてシールすると共に、セパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ外側3bに突出部17の外側部分成形部17bを部分的に当接し、且つ、セパレータ外側3bのマニホールド孔3hの内周側壁と対応する位置またはその近傍に短絡防止部分成形部17cを部分的に当接してシールしてなるキャビティ13を形成し、このキャビティ13内にガスケット6の材料を射出充填して、ガスケット6の内周側壁のセパレータ内側が内側部分成形部17aによってマニホールド孔3hからセパレータ内側方向へ離れた内側部分6aを成形されてなり、また、ガスケット6の内周側壁のセパレータ外側がマニホールド孔3hからその外側方向へ離れた外側部分6bとこの外側部分6bからマニホールド孔3hの内周側壁まで延びる短絡防止部分6cとを成形されてなるガスケット6を成形するものである。
上述したように、燃料電池用ガスケット成形用金型1の上型11には、内側部分成形部17aと外側部分成形部17bおよび短絡防止部分成形部17cとを有する突出部17が形成されている。また、下型12には、インサートされるセパレータ3よりも僅かに大きい収容部18が形成されている。ガスケット6を成形するに際しては、このように予め構成された上型11と下型12を相対的に離間させて型開きさせ、セパレータ3と燃料電池構成部品2を積重して仮組した状態で下型12の収容部18内の所定の位置に位置決め配置(インサート)し、その後、上型11と下型12を相対的に近接させて型閉じし、キャビティ13を形成する。
上型11と下型12を型閉じすることによって、図13に示したように、上型11の突出部17の内側部分成形部17aは、その先端面がセパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ内側3aに当接し、この部分からガスケット6の材料が漏れないようにシールしている。一方、上型11の突出部17の外側部分成形部17bは、型閉じすることによってマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ外側3bに部分的に当接し、また、短絡防止部分成形部17cは、型閉じすることによってマニホールド孔3hの内周側壁と対応する位置またはその周囲の近傍に部分的に当接して、これらの部分からガスケット6の材料が漏れないようにシールしている。
インサートされたセパレータ3の厚さにバラツキが生じて異なる場合、本発明では、突出部17の内側部分成形部17aと外側部分成形部17bおよび短絡防止部分成形部17cとがセパレータ3のマニホールド孔3hの周囲に当接されるため、上型11と下型12との型締力をモニタリングするなどして制御することにより、セパレータ3を破損させることなく、突出部17の先端を異なる厚さのセパレータ3の表面に対して所定の力で適切に当接させることができる。
次に、本発明の燃料電池の実施の一形態を、上述したように構成された燃料電池用ガスケット成形用金型1を使用して、上述したような方法に従って製造されたものである場合により詳細に説明する。
本発明の燃料電池は、概略、複数のセル4を積層してなるもので、各セル4は、燃料電池構成部品2と、セパレータ3と、積層されたときに互いに隣接するセル4のセパレータ3のマニホールド孔3hを連通するマニホールド5を構成するために成形されたガスケット6とを備えており、ガスケット6は、その内周側壁におけるセパレータ内側部分にマニホールド孔3hからセパレータ内側方向へ離れた内側部分6aが成形され、セパレータ外側部分にマニホールド孔3hから外側方向へ離れた外側部分6bとこの外側部分6bからマニホールド孔3hの内周側壁まで延びる短絡防止部分6cとが成形されている。言い換えれば、ガスケット6の内周側壁をマニホールド孔3hからその外側方向に離して内側部分6aと外側部分6bとを成形し、且つ、内周側壁のセパレータ外側部分6bからマニホールド孔3hの内周側壁まで延びる短絡防止部分6cが部分的に成形されている、と表現することもできる。また、複数の外側部分成形部17bと短絡防止部分成形部17cが交互に形成されていることにより、ガスケット6の内周側壁の外側は、櫛形に成形されている、と表現することもできる。
上述したように、燃料電池構成部品2とセパレータ3とを積重して仮組したものを下型12にインサートし、上型11と下型12を型閉じしてキャビティ13内にガスケット6の材料を射出充填すると、上型11の突出部17の内側部分成形部17aの先端面がセパレータ3のマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ内側3aに当接するため、ガスケット6の内周側壁のセパレータ内側は、マニホールド孔3hから離れた内側部分6aが成形される。また、上型11の突出部17の外側部分成形部17bがマニホールド孔3hの周囲の表面におけるセパレータ外側3bに部分的に当接すると共に、短絡防止部分成形部17cがマニホールド孔3hの内周側壁と対応する位置またはその周囲の近傍に部分的に当接するため、ガスケット6の内周側壁のセパレータ外側は、マニホールド孔3hから離れるように成形された外側部分6bと、外側部分6bからマニホールド孔3hの内周側壁まで延びる短絡防止部分6cとが交互に成形されている。
このようにガスケット6が成形されたセル4では、図16に示すように積層時にずれが生じ隣接する他のセル4のセパレータ3にガスケット6のリップ部62が当接され荷重が掛けられることによって生じるモーメントにより、特にマニホールド孔3h周辺におけるセパレータ外側の部分3bが変形する場合であっても、図17に示すように、短絡防止部分6cと、さらには外縁短絡防止部6paが成形されていることによって隣接するセル4のセパレータ3が互いに接触して短絡するのを確実に防止することができる。
セルの平面図である。 従来の技術における一般的な金型とその内部で成形されたガスケットを示す部分拡大断面図である。 従来の技術によるガスケットを含む複数のセルを積層した状態を示した説明図である。 図3に示した複数のセルに積層方向に荷重をかけた状態を示した説明図である。 本発明に至る前の仮想技術の金型とその内部で成形されたガスケットを示す部分拡大断面図である。 図5に示したガスケットの平面図である。 図5に示した上型の底面図である。 図5に示したガスケットを含む複数のセルを積層した状態を示した説明図である。 図8に示した複数のセルに積層方向に荷重をかけた状態を示した説明図である。 図5に示した仮想技術による金型にインサートされたセパレータが厚く、突出部の外側部分成形部の先端面と下型との間に隙間が生じた状態を説明するために示した部分断面図である。 図5に示した仮想技術による金型にインサートされたセパレータが厚く、内側部分成形部がセパレータのマニホールド孔からセパレータ内側部分を過度に押圧し、セパレータが破損した状態を説明するために示した部分断面図である。 図5に示した仮想技術による金型にインサートされたセパレータが薄く、内側部分成形部とセパレータのマニホールド孔からセパレータ内側部分との間に隙間が生じた状態を説明するために示した部分断面図である。 本発明の燃料電池用ガスケット成形用金型とその内部で成形されたガスケットの実施の一形態を示す部分断面図である。 図13に示した上型の底面図である。 図13に示したガスケットの平面図である。 本発明のガスケットを含む複数のセルを積層した状態を示した説明図である。 図16に示した複数のセルに積層方向に荷重をかけた状態を示した説明図である。
符号の説明
1:燃料電池用ガスケット成形用金型、 2:燃料電池構成部品、 3:セパレータ、 3h:マニホールド孔、 3a:セパレータ内側、 3b:セパレータ外側、 4:セル、 5:マニホールド、 6:ガスケット、 6a:セパレータの内周側壁の内側部分、 6b:セパレータの内周側壁の外側部分、 6c:セパレータの内周側壁の短絡防止部、 6pa:外縁短絡防止部、 11:上型(第1の金型)、 12:下型(第2の金型)、 13:キャビティ、 17:突出部、 17a:内側部分成形部、 17b:外側部分成形部、 17c:短絡防止部分成形部

Claims (3)

  1. 積層されることにより燃料電池構成部品を挟持するセパレータに形成されたマニホールド孔を互いに連通するためのマニホールドを構成するガスケットの成形用金型であって、
    前記ガスケットの内周側壁を成形する突出部を有しており、
    該突出部のセパレータ内側は、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分を成形するための内側部分成形部が形成されており、
    前記突出部のセパレータ外側は、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分を成形するための外側部分成形部と、前記マニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接することにより、前記外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を成形するための短絡防止部分成形部とが形成されていることを特徴とする燃料電池用ガスケット成形用金型。
  2. マニホールド孔が形成されたセパレータと燃料電池構成部品とを積重して金型内にインサートして前記セパレータのマニホールド孔の周囲にガスケットを成形してセルを構成し、該セルを積層することにより、前記燃料電池構成部品をセパレータ間で挟持すると共に隣接するセルのセパレータのマニホールド孔をガスケットにより互いに連通してマニホールドを構成する燃料電池の製造方法であって、
    前記金型のガスケットの内周側壁を成形する突出部に、型閉じしたときに、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ内側に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分を成形する内側部分成形部と、前記セパレータのマニホールド孔の周囲の表面におけるセパレータ外側に部分的に当接することにより、ガスケットの材料がマニホールド孔内に侵入するのを防止すると共に、ガスケットの内周側壁におけるセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分を成形するための外側部分成形部と、前記マニホールド孔の内周側壁と対応する位置またはその近傍に部分的に当接することにより、前記外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分を成形するための短絡防止部分成形部とを予め形成しておき、
    該金型に前記燃料電池構成部品とセパレータとを積重してインサートし、
    その後、前記金型を型閉じしてそのキャビティ内にガスケットの材料を射出充填して、内周側壁のセパレータ内側にマニホールド孔からセパレータ内側方向へ離れた内側部分が成形されてなり、また、内周側壁のセパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分とマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とが成形されてなるガスケットを成形することを特徴とする燃料電池の製造方法。
  3. 複数のセルを積層してなり、
    各セルが、燃料電池構成部品と、セパレータと、積層されたときに隣接するセルのセパレータのマニホールド孔を互いに連通するマニホールドを構成するために成形されたガスケットとを備えている燃料電池であって、
    前記ガスケットは、その内周側壁におけるセパレータ内側にマニホールド孔から外側方向へ離れた内側部分が成形され、セパレータ外側にマニホールド孔から外側方向へ離れた外側部分と該外側部分からマニホールド孔の内周側壁まで延びる短絡防止部分とが成形されていることを特徴とする燃料電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113933925A (zh) * 2021-09-25 2022-01-14 明月镜片股份有限公司 一种旋涂式偏光镜片的制造工艺

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