JP2010112602A - 積層型ルーバー装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 多数のルーバー状切起し部を有するルーバー元板を複数枚重ね合せ、かつその重なり合うルーバー元板の切起し部の先端面同士を突合せて、各ルーバー元板の切起し部が実質的に連続した平面となるように構成した。これにより全体として隣り合う切起し部の平行部分の長さを、ピッチに制約されずに充分に大きくすることができる。
【選択図】 図2
Description
この実施例1は、前述の第1の実施形態(図1、図2参照)に対応するものであり、金属板1として板厚1mmのアルミニウム板を用意し、これにプレス加工によってピッチPが4mm、長さL1が4mm、傾斜角度θが30度のルーバー状切起し部2を多数並列状に形成して、3枚のルーバー元板5A、5B、5Cを得た。具体的な切起し部2の切起し形状は図1に示した通りである。これらのルーバー元板5A、5B、5Cを、それぞれの全体的な板面の間隔(ルーバー状切起し部2を形成していない領域;本実施例では金属板1の両端部1Aの間隔)が1mmとなるように、図2に示す如く重ね合せて、それぞれのルーバー状切起し部2の先端同士を突合せ、積層型ルーバー装置とした。なお3枚のルーバー元板5A、5B、5Cを重ね合せるにあたっては、金属板1の両端部1Aの部分に厚さ1mmのアルミニウム製スペーサ(図示せず)を交互に配置して積層し、ダボ止めにより結合した。
この実施例2は、前述の第2の実施形態(図3、図4参照)に対応するものであり、金属板1として板厚1mmのアルミニウム板を用意し、プレス加工によってピッチPが4mm、長さL1が4mm、傾斜角度θが30度のルーバー状切起し部2を多数並列状に形成し、3枚のルーバー元板5D、5E、5Fを作成した。ここで、各ルーバー元板5D、5E、5Fにおけるルーバー状切起し部2の切起し位置(最大突出高さH1、H2、最大引き込み深さD1、D2)については、既に第2の実施形態について説明した通りである。
この実施例3は、前述の第3の実施形態(図5〜図7)に対応するものであり、金属板1として、板厚1mmのアルミニウム板を用意し、プレス加工によってピッチPが4mm、長さL1が4mm、傾斜角度θが30度のルーバー状切起し部2を多数並列状に形成し、2枚のルーバー元板5G、5Hを作成した。ここで、2枚のルーバー元板5G、5Hにおけるルーバー状切起し部2の切起し位置は全く同一とし、また各金属板の一方の面のルーバー状切起し部2の先端面の中心位置Oは、その金属板の平坦な部分の表面(両端付近の板面)の延長面に位置させた。
図8、図9に示す従来の一般的なルーバーとして、厚さ1mmのアルミニウム板に、プレス加工によって、ピッチ4mm、長さ4mm、傾斜角度30度で多数のルーバー状切起し部2を並列状に形成した。
2 ルーバー状切起し部
3 冷却用流体の通路路
5A〜5H ルーバー元板
Claims (6)
- それぞれ金属板からなる複数枚のルーバー元板を有してなり、
前記各ルーバー元板には、それぞれの板面の一部を、傾斜方向の両端側が板面から切離されるように、傾斜状にルーバー元板の両面に切起こしてなる複数のルーバー状切起し部が並列状に形成されており、
前記複数枚のルーバー元板が、その全体的な板面が平行となるように重ね合わせられ、
しかも重ね合わせられたルーバー元板の相互間において、ルーバー状切起し部の先端面同士が相互に突合せられ、
これにより、重ね合わせられた複数枚のルーバー元板の相互間において、各ルーバー元板のルーバー状切起し部が実質的に連続する平面をなすように構成されていることを特徴とする積層型ルーバー装置。 - 請求項1に記載の積層型ルーバー装置において、
前記各ルーバー元板におけるルーバー状切起し部を形成していない実質的に平坦な領域の表面が互いに密着するように、前記複数枚のルーバー元板が重ね合わせられていることを特徴とする積層型ルーバー装置。 - 請求項2に記載の積層型ルーバー装置において、
複数枚のルーバー元板として、2枚のルーバー元板が用いられ、
一方のルーバー元板と他方のルーバー元板とは、ルーバー状切起し部の形状および寸法が同一とされており、
かつ各ルーバー元板における各ルーバー状切起し部の一方の板面側の切起し端面について、その端面の中心位置が、ルーバー元板におけるルーバー状切起し部を形成していない平坦な領域の表面の延長面内に位置するように定められ、
前記2枚のルーバー元板が、前記一方の板面側の切起し端面が互いに向き合うように重ね合わせられていることを特徴とする、積層型ルーバー装置。 - 金属板の板面の複数の箇所から、傾斜方向の両端側が元板から切離されるように傾斜状にルーバー元板の両面に切起すことにより多数のルーバー状切起し部を並列状に形成して、ルーバー元板を作成し、かつそのルーバー元板を複数枚用意して、各ルーバー元板のルーバー状切起し部の先端面が他のルーバー元板のルーバー状切起し部の先端面に突合せられるように重ね合せ、これによって各ルーバー元板の相互間において複数枚のルーバー元板のルーバー状切起し部が実質的に連続する平面となるようにすることを特徴とする、積層型ルーバー装置の製造方法。
- 請求項4に記載の積層型ルーバー装置の製造方法において、
複数枚のルーバー元板を重ね合せるにあたり、各ルーバー元板におけるルーバー状切起し部を形成していない実質的に平坦な領域の表面が互いに密着するように重ね合わせることを特徴とする、積層型ルーバー装置の製造方法。 - 請求項5に記載の積層型ルーバー装置の製造方法において、
金属板にルーバー状切起し部を形成するにあたり、ルーバー状切起し部の一方の板面側の端面の中心位置が、もとの金属板の表面の延長面に位置するように、ルーバー状切起し部の切起し位置を定めて切起してルーバー元板を作成し、かつそのルーバー元板を2枚用意して、これらの2枚のルーバー元板を、ルーバー状切起し部の前記一方の板面側の端面が互いに向き合うように重ね合せることを特徴とする、積層型ルーバー装置の製造方法。
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