JP5356787B2 - 積層型ルーバー装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、金属板の板面から傾斜状に切起こしてなる多数のルーバー状切起し部を有するルーバー装置、特に熱交換器やヒートシンク等、主として放熱のために好適に使用されるルーバー装置に関するものである。
熱交換器やヒートシンクなど、空気や水等の冷却用流体に熱を逃すための放熱用の部材、例えばフィンとしては、金属板の板面の一部を傾斜状に切起こしてなる、いわゆるルーバー状の切起し部を並列状に多数形成したルーバーを用いることがある。この種のルーバーにおいては、隣り合うルーバー状切起し部の間に形成された間隙を、冷却のための空気や水、あるいはLLC(ロングライフクーラント)等の冷却用流体を通す通路として、冷却用流体がその通路内でルーバー状切起し部の表面に沿って流れるようにし、かつその流れに接する部分の面積を大きくすることによって、放熱効率の増大を図っている。
この種のルーバーの製造にあたっては、一般には金属板をプレス加工して切起し部を形成するのが通常であり、従来のルーバーの一般的なものの形状を図6、図7に示す。
図6、図7において、方形状をなす金属板1の両端部付近の領域1Aを除いた部分、すなわち金属板1の両端部付近よりも内側の部分には、細長い多数の切起し部2が、互いに平行にかつ傾斜状に細長く切起され、その隣り合う切起し部2の間の間隙が、冷却用流体が通過する通路3とされている。
なお従来の一般的なルーバーとしては、切起し部2を金属板1の片面側のみに傾斜状に切起したものと、金属板1の両面側に切起したものとの2種類があり、図6、図7では後者の例について示しているが、後述するようにこの発明の場合はいずれのものを使用してもよい。
上述のようなルーバーについては、その放熱効果を高めるため、従来から種々の方策が試みられており、その例を特許文献1、特許文献2に示す。
特許文献1の提案では、ルーバーを形成したコルゲートフィンとして、並列状に多数形成されるルーバー状切起し部の切起し角度(傾斜角度)を異ならしめることによって冷却用流体の流れに変化を与え、放熱効果を高めようとしている。
また特許文献2の技術では、熱交換器のフィンとしてのルーバーについて、各ルーバー状切起し部の傾斜角度を、その切起し部の中間で変化させることにより冷却用流体の流れに変化を与え、放熱効果を高めようとしている。
実開平1−111964号公報 特開昭62−147290号公報
前述のような図6、図7に示される従来のルーバーにおいては、その構造上の理由から、放熱効果を高めるにも限界があった。
すなわち、放熱部材としてのルーバーにおいては、冷却用流体が隣り合う一対のルーバー状切起し部2の間の狭い通路3を通ることにより、冷却用流体がルーバー状切起し部2の表面に近接して流れ、これによりルーバーの金属から流体への伝熱が行われるのであり、したがって放熱効果を高めるためには、隣り合うルーバー状切起し部2の平行部長さ(流体通路3の長さ)L2を大きくする一方で、通路3の幅(隣り合うルーバー状切起し部2の間隔)W1は小さくすることが有効である。しかしながら、既に述べたように各ルーバー状切起し部2は、それぞれ一枚の金属板1から切起しているため、図7に示しているように、1つのルーバー状切起し部2の長さL1は、切起しピッチPと同一とならざるを得ない。このことは、隣り合う一対のルーバー状切起し部2の平行部分の長さ(冷却用流体通路3における隣り合うルーバー状切起し部2によって挟まれている部分の長さ:冷却用流体通路3の有効長さ)L2を長くしようとすれば、切起しピッチPが大きくなって、同時に通路3の幅W1も広くなってしまうことを意味する。このように、ルーバー状切起し部2の平行部分の長さL2と通路3の幅W1とは、比例的関係にあり、そのため従来の構造のままで放熱効果を高めようとしても、限界があったのである。
このような事情は、前述の特許文献1、特許文献2に示される提案の技術でも同様である。すなわち、特許文献1、特許文献2の提案の技術の場合も、基本的にはプレス加工により1枚の金属板から多数のルーバー状切起し部を切起しているからである。
なお、前述のように1枚の金属板から多数のルーバー状切起し部を切起すという基本的な構造を変更せずに、隣り合うルーバー状切起し部の間の平行部分長さL2を大きくするための別の方策としては、切起し部の傾斜角度θを大きくすることが考えられるが、その場合も両側の切起し部間の間隔が大きくなってしまい、切起し部間の流体通路の幅が大きくなってしまうから、実際には、この手法で放熱効果を充分に高めることは困難である。
この発明は以上の事情を背景としてなされたもので、ルーバー状切起し部の傾斜角度を過度に大きくすることもなく、隣り合うルーバー状切起し部の間隔(冷却用流体通路の幅)を充分に小さくすると同時に、隣り合うルーバー状切起し部の平行部分の長さ(冷却用流体通路の有効長さ)を充分に大きくし、これにより放熱効果を充分に高めたルーバー装置を提供することを課題とするものである。
前述のような課題を解決するため、この発明のルーバー装置においては、基本的にはそれぞれ傾斜状にルーバー状切起し部をその傾斜方向の両端側が元板から切り離されるように形成した複数枚のルーバー元板を、それぞれのルーバー状切起し部におけるルーバー元板の板面からの突出部分が、重ね合せた他のルーバー元板のルーバー状切起し部間の間隙に挿入されるように積層して、その重ね合わせた各ルーバー元板のルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間に、ルーバー状切起し部の傾斜方向に沿いルーバー元板の一方の板面側から他方の板面側に冷却用流体が抜ける冷却用流体通路が形成されるようにした。
具体的には、請求項1の発明の積層型ルーバー装置は、それぞれ金属板からなる複数枚のルーバー元板を有してなり、前記各ルーバー元板には、それぞれの板面の一部を同一の角度で傾斜状をなすよう、しかもその傾斜方向の両端側が元板から切り離されるように、切起してなる複数のルーバー状切起し部が形成されて、隣り合うルーバー状切起し部の間に間隙が形成されており、前記複数枚のルーバー元板は、それぞれのルーバー状切起し部におけるルーバー元板の板面からの突出部分が、重ね合せた他のルーバー元板の前記間隙に挿入されるように積層されており、かつその重ね合わせた各ルーバー元板のルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間に間隔が保たれて、その間が、ルーバー状切起し部の傾斜方向に沿いルーバー元板の一方の板面側から他方の板面側に冷却用流体が抜ける冷却用流体通路とされていることを特徴とするものである。
また請求項2の発明は、請求項1に記載の積層型ルーバー装置において、前記各ルーバー状切起し部における積層型ルーバー装置の全体的な板面から突出する部分の突出高さが、実質的に均一とされていることを特徴とするものである。
さらに請求項3の発明は、請求項1に記載の積層型ルーバー装置において、積層された前記各ルーバー元板における各ルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間隔が実質的に同一とされていることを特徴とするものである。
一方請求4の発明の積層型ルーバー装置の製造方法は、金属板の板面から同一の角度で傾斜状をなすよう、しかもその傾斜方向の両端側が元板から切り離されるように切起すことにより多数のルーバー状切起し部を並列状に形成すると同時に、隣り合うルーバー状切起し部の間に間隔を形成して、ルーバー元板を作成し、そのルーバー元板を複数枚用意して、各ルーバー元板のルーバー状切起し部におけるルーバー元板の板面からの突出部分が、他のルーバー元板の前記間隙に挿入されるように、かつルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間に間隔が保たれるように、前記複数板のルーバー元板を重ね合せ、さらに積層された各ルーバー元板を、積層状態で固定して、前記間隔に、ルーバー状切起し部の傾斜方向に沿いルーバー元板の一方の板面側から他方の板面側に冷却用流体が抜ける冷却用流体通路を形成することを特徴とするものである。
また請求項5の発明は、請求項4に記載の積層型ルーバー装置の製造方法において、金属板にルーバー状切起し部を形成してルーバー元板を作成するにあたり、複数枚のルーバー元板を重ね合せた状態で、その積層された全体的な板面から突出する各ルーバー状切起し部の突出高さが均一となるように、各ルーバー元板ごとにそのルーバー状切起し部のルーバー元板板面からの突出高さを異ならしめたことを特徴とするものである。
そしてまた請求項6の発明は、請求項5に記載の積層型ルーバー装置の製造方法において、前記複数板のルーバー元板を重ね合せるにあたり、隣り合うルーバー状切起し部の間の間隔が実質的に同一となるようにルーバー元板を重ね合せることを特徴とするものである。
この発明の積層型ルーバー装置においては、各ルーバー元板の板面からのルーバー状起し部の突出部分が、重ね合せた他のルーバー元板におけるルーバー切起し部の間の間隙に挿入されるように積層し、かつ重ね合せた状態で各ルーバー元板のルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間に間隔が保たれるようにして、その間に冷却用流体通路が形成されているから、冷却用流体通路の幅(ルーバー状切起し部の平行部分の間隔)は、ルーバー元板を単体で用いた場合と比較して2分の1以下の幅となり、また隣り合うルーバー状切起し部の平行部分の長さ(冷却用流体通路における両側がルーバー状切起し部によって挟まれている部分の長さ:冷却用流体通路の有効長さ)は、ルーバー元板を単体で用いた場合よりも格段に長くなる。このように冷却用流体通路の幅を従来の一般的なルーバー(すなわち単体のルーバー元板を用いた場合)よりも格段に狭くすることができると同時に、ルーバー状切起し部の平行部長さを従来一般的なルーバーと比較して格段に長くすることができるため、これらが相俟って、冷却用流体通路を流れる冷却用流体がルーバー元板の表面(とりわけそのルーバー状切起し部表面)から充分に熱を奪って、高い放熱性能を得ることができる。
なおここで、この発明の積層型ルーバー装置においては、ルーバー状切起し部の平行部分長さを大きくするために切起し部の傾斜角度を特に大きくする必要もなく、そのため傾斜角度を大きくすることによる不都合、例えば平行部間の間隔(流体通路の幅)が大きくなって逆に放熱効果に悪影響を与えてしまったりする事態を招くこともない。
さらに、請求項2の発明の積層型ルーバー装置においては、ルーバー状切起し部における積層型ルーバーの全体の板面から突出する部分と突出高さが実質的に均一とされているため、各ルーバー状切起し部の放熱状態が均一となり、放熱性能が偏って不均一となることを防止することができる。
そしてまた請求項3の発明の積層型ルーバー装置においては、各ルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間隔が実質的に同一とされているため、各冷却用流体通路の幅も同一となり、そのため各冷却用流体通路における放熱も均一に行なわれることになり、放熱性能の偏りが発生することを防止することができる。
さらに請求項4〜請求項6の発明の製造方法によれば、上述のように優れた性能を有するルーバー装置を実際に確実に製造することができる。
図1、図2に、この発明の積層型ルーバー装置の第1の実施形態を示す。ここで、図1は、第1の実施形態の積層型ルーバー装置において使用される各ルーバー元板5A,5B,5Cを示し、図2には、これらの3枚のルーバー元板5A,5B,5Cを重ね合わせて、全体として積層構造を有するルーバー装置とした状態を示す。なお各ルーバー元板5A,5B,5Cの平面的な形状は、図6、図7に示した従来のルーバーの平面形状と実質的に同様であれば良い。
図1において、各ルーバー元板5A,5B,5Cは、それぞれ全体として方形状をなす金属板1からなるものであり、その金属板1から同一の傾斜角度θで切起して多数の傾斜状のルーバー状切起し部2A,2B,2Cを並列状に形成することにより、それぞれルーバー元板5A,5B,5Cとされている。
ここで、ルーバー元板5Aにおけるルーバー状切起し部2A、ルーバー元板5Bにおけるルーバー状起部2B、およびルーバー元板5Cにおけるルーバー状切起し部2Cは、それぞれ金属板1の両端部1Aもしくは周辺部を除いた領域、すなわち内側の領域に、傾斜方向の両端側が元板から切離されるように金属板1の両面側に同一の傾斜角度で切起すことによって、従来の図6、図7に示す切起し部2と同様に形成されている。そしてこのようなルーバー状切起し部2A,2B,2Cの隣り合うもの同士の間に、それぞれ間隙4が形成されている。ここで、各ルーバー元板5A,5B,5Cにおけるルーバー状切起し部2A,2B,2CのピッチPおよび傾斜角度θは、全て同一とされている。また各ルーバー元板5A,5B,5Cにおける各ルーバー状切起し部2A,2B,2Cの長さL1も全て同一で、これらは必然的にピッチPと同一となっており、かつ間隙4の幅も全て同一となっている。
金属板1の材質としては、熱伝導性が良好で加工も容易なアルミニウムもしくはアルミニウム合金が代表的であるが、それに限定されるものではなく、例えば銅、鉄、マグネシウム、チタン等の単体もしくは合金、ステンレス鋼等であっても良い。特に熱交換器やヒートシンク等の放熱の用途に使用する場合には、熱伝導率の高いアルミニウムや銅、あるいはその合金を用いることが好ましい。
また各ルーバー元板5A,5B,5Cを構成する金属板1の厚みは必ずしも同一である必要はないが、後述するように重ね合わせた状態で隣り合うルーバー状切起し部2A,2B,2Cの間隔を同一にするためには、全て同一の厚みとすることが望ましい。
さらに、各金属板1に多数のルーバー状切起し部2A,2B,2Cを形成するための方法は特に限定されるものではないが、コスト等の観点からはプレス加工を適用することが望ましく、また場合によってはダイキャスト等も適用可能である。
上述のような図1に示す3枚のルーバー元板5A,5B,5Cを用いてこの発明の積層型ルーバー装置を組立てるにあたっては、図2に示すように、これらの3枚のルーバー元板5A,5B,5Cを重ね合わせて、全体として一体的な積層型ルーバー装置とする。ここで、3枚のルーバー元板5A,5B,5Cを重ね合わせるにあたっては、各ルーバー元板5A,5B,5Cにおけるルーバー状切起し部2A,2B,2Cのルーバー元板板面から突出する部分を、上下に重なり合う他のルーバー元板5A,5B,5Cにおけるルーバー状切起し部間の間隙4に挿入する。またこのとき、上下に重なり合うルーバー元板5A,5B,5Cの隣り合うルーバー状切起し部2A,2B,2Cの間に一定の間隔W2が置かれるように、ルーバー元板5A,5B,5Cの板面に沿った方向での相対的な位置決め調整を行なう。
このようにして3枚のルーバーを重ねた後には、各ルーバー元板5A,5B,5Cが上述のような位置関係を保持するべく、積層状態で固定する。ここで、この固定手段は特に限定されるものではないが、ルーバー元板5A,5B,5Cの重ね合せた密着部分(ルーバー状切起し部2A,2B,2Cを形成していない部分、すなわち通常は金属板1の両端部1Aもしくは周辺部)同士が一体となるように接合、接着することが望ましく、例えばろう付けやハンダ付け、あるいは接着剤による接合、接着を行なえば良い。またルーバー状切起し部を形成していない部分を利用してダボ止め、かしめ等の機械的結合手段を適用して、ルーバー元板同士を結合しても良い。ここで、ろう付けを適用する場合、金属板1とは別体に用意されたろう材を用いても、あるいは金属板1として片面もしくは両面にろう材層が予め形成されたいわゆるブレージングシートを用いても良い。さらに各ルーバー元板の相互間の密着部分を接合、接着する場合における接合、接着の部分の面積については、元板同士が位置ずれしない程度であれば、密着部分の一部のみを接合しても良い。
以上のようにして得られた積層型ルーバー装置においては、図2に詳細に示しているように、各ルーバー元板5A,5B,5Cのルーバー状切起し部2A,2B,2Cがそれぞれ他のルーバー元板のルーバー状切起し部間の間隙4に挿入され、かつその挿入されたルーバー状切起し部2AB,2C,2Aの隣り合うもの同士(異なるルーバー元板の隣り合うルーバー状切起し部同士)の間に所定の間隔W2が保たれていることから、その間隔W2の部分(符号6A,6B,6C)が、狭い間隙として保持され、その狭い間隙が積層型ルーバー装置としての冷却用流体通路6A,6B,6Cとなる。
ここで、上記の各冷却用流体通路6A,6B,6Cの部分においては、ある1枚のルーバー元板(例えばルーバー元板5A)における各ルーバー状切起し部間の間隙4に、他の2枚のルーバー元板(例えばルーバー元板5B,5C)の各ルーバー状切起し部2B,2Cが等間隔で挿入されていることから、3枚のルーバー元板5A,5B,5Cが積層された状態で、ルーバー状切起し部間の間隙(冷却用流体通路6A,6B,6C)の幅W2は、単体のルーバー元板における冷却用流体通路の幅W1の1/3よりも小さい幅となる。
そしてこのように冷却用流体通路6A,6B,6Cの幅W2が単体のルーバー元板における冷却用流体通路の幅W1よりも格段に小さくなること、すなわち各冷却用流体通路6A,6B,6Cのそれぞれの両側のルーバー状切起し部2A,2B,2Cの間隔が小さくなることにより、隣り合うルーバー状切起し部の平行部分の長さ(冷却用流体通路6A,6B,6Cの有効長さ)L2−A,L2−B,L2−Cも、単体のルーバー元板の場合と比較して大きくなる。
以上のように、図1、図2の実施形態の積層型ルーバー装置においては、単体のルーバー元板を用いた従来の装置と比較して、冷却用流体通路の幅が格段に狭くなり、かつその平行部分の長さが長くなり、これらが相俟って、放熱性能が格段に向上するのである。
以上のような第1の実施形態においては、積層する複数枚のルーバー元板が全て同一形状、同一寸法とされているため、後述する第2の実施形態の場合と異なり、ルーバー元板を製作するための金型が1種類で足り、そのため金型コストが高くなることがなく、また製作工数も少なくなるため、コスト低減を図ることができる。
図3〜図5には、この発明の第2の実施形態の積層型ルーバー装置を示す。ここで、図1は第2の実施形態の積層型ルーバー装置に使用される各ルーバー元板5D,5E,5Fを示し、図4、図5にはこれらのルーバー元板5D,5E,5Fを重ね合わせて、全体として積層構造としたルーバー装置を示す。
図3において、ルーバー元板5D,5E,5Fのルーバー状切起し部2D,2E,2Fの傾斜角度θは全て同一とされ、かつ各ルーバー状切起し部2D,2E,2Fの傾斜方向の長さL1も全て同一とされているが、各ルーバー元板の板面からの突出高さHDa,HDb;HEa,HEb;HFa,HFbが異なるように切起されている。ここで、各ルーバー元板5D,5E,5Fのルーバー状切起し部2D,2E,2Fについては、傾斜方向の長さL1が同一であっても、元の金属板からの切起し位置を異ならしめることによって、板面からの突出高さHDa,HDb;HEa,HEb;HFa,HFbを異ならしめることが可能である。
各ルーバー元板5D,5E,5Fのルーバー状切起し部2D,2E,2Fの突出部分の高さHDa,HDb;HEa,HEb;HFa,HFbは、具体的には、これら3枚のルーバー元板5D,5E,5Fを前記第1の実施形態と同様に、あるルーバー元板のルーバー状切起し部の突出部分が他のルーバー元板のルーバー状切起し部間の間隙4に挿入されるようにかつ隣り合うルーバー状切起し部の間に一定の間隔が保たれるように重ね合せた状態で、図4に示しているように積層したルーバー元板の全体的な板面からの各ルーバー状の切起し部2D,2E,2Fの突出高さが均一となるように定められている。
より具体的に述べれば、中間のルーバー元板5Eにおけるルーバー状切起し部2Eの上面側の突出高さHEaは、最上面側のルーバー元板5Dにおけるルーバー状切起し部2Dの上面側への突出高さHDaにルーバー元板厚みtを加えた高さとされ、最下面側のルーバー元板5Fにおけるルーバー状切起し部2Fの上面側への突出高さHFaは、最上面側のルーバー元板5Dにおけるルーバー状切起し部2Dの上面側への突出高さHDaにルーバー元板厚みtの2倍の厚み2tを加えた高さ(したがって中間のルーバー元板5Eにおけるルーバー状切起し部2Eにおける上面側への突出高さHEaにルーバー元板厚みtを加えた高さ)とされている。一方各ルーバー元板5D,5E,5Fのルーバー状切起し部2D,2E,2Fにおける下面側への各突出高さHDb,HEb,HEbは、上面側とは逆の関係で定められている。
すなわち一般的に言えば、各ルーバー元板5D,5E,5Fにおける一方の面への突出高さと、それに重なって接する他のルーバー元板における前記一方の面への突出高さとの間にルーバー元板厚みt分だけの差が生じるように定められているのである。
上述のようにして積層した後には、既に述べた第1の実施態様の場合と同様に、隣り合うルーバー状切起し部2D,2E,2Fの間が所定の間隔W2を保った状態で維持されるように、ルーバー元板5D,5E,5Fを積層状態で固定する。この固定手段としては、既に述べた第1の実施形態の場合と同様の手段を用いれば良い。
以上のようにして得られた第2の実施形態の積層型ルーバー装置においても、図1、図2に示した第1の実施形態の場合と同様に、各ルーバー元板5D,5E,5Fを重ね合せた状態で隣り合うルーバー状切起し部2D,2E,2Fの間が冷却用流体通路6D,6E,6Fとなる。
ここで、各ルーバー元板5D,5E,5Fごとに見れば、ルーバー状切起し部2D,2E,2Fの板面からの突出高さは異なっているが、積層した状態、すなわち積層型ルーバー装置として完成した状態では、その全体的な板面から突出するルーバー状切起し部突出高さは均一(HDa,HFbと同一)となっている。それに伴なって、各冷却用流体通路6D,6E,6Fを挟むルーバー状切起し部2D,2E,2Fの平行部分の長さ(各冷却用流体通路の有効長さ)L2−D,L2−E,L2−Fも全て同一となる。
そのため、冷却用流体が積層型ルーバー装置の全体の一方の板面側から各冷却用流体通路6D,6E,6Fを通って他方の板面の側へ抜け出るにあたって、各冷却用流体通路6D,6E,6F内において冷却用流体がそれぞれの両側のルーバー状切起し部2D,2E,2Fから熱を奪う効果が均一となり、その結果、積層型ルーバー装置の全体的な板面と平行な面内での放熱効果が均一となる。また積層型ルーバー装置の全体の板面から突出する各ルーバー状切起し部2D,2E,2Fの突出高さが均一であることにより、その板面付近を流れる冷却用流体の流れが乱されることが少なく、あるいはまた、その乱され方が不均一となったり偏流が生じたりすることもなく、このことも積層型ルーバー装置全体の板面と平行な面内での放熱効果が均一化されることに寄与する。
なお上述のような第2の実施形態においても、前記第1の実施形態の場合と同様に、冷却用流体通路の幅が単体のルーバー元板を用いた従来の装置と比較して格段に狭くなるとともに冷却用流体通路を挟むルーバー状切起し部の平行部分の長さが、単体のルーバー元板よりも格段に長くなることにより、単体のルーバー元板を用いた場合よりも放熱効果が格段に優れることはもちろんである。
なお以上のような図1、図2に示す第1の実施態様形態、図3〜図5に示す第2の実施形態の場合においては、3枚のルーバー元板を用いた場合について説明しているが、いずれの実施形態の場合も、積層するルーバー元板の枚数は3枚に限らず、2枚あるいは4枚以上としても良いことはもちろんである。
さらに、いずれの実施形態においてもルーバー状切起し部を金属板の両面側に切起した例について示しているが、ルーバー状切起し部を金属板の片面側のみに切起した場合にもこの発明を適用し得ることはもちろんである。
さらに、各実施形態としては、全てのルーバー元板におけるルーバー状切起し部の傾斜方向の長さL1を同一とした例について示しているが、各ルーバー元板ごとにそのルーバー状切起し部の長さが異なる場合を排除するものではない。
そのほか、ルーバー状切起し部の傾斜角度θは、重ね合わせられる全てのルーバー元板で同一とする必要があるが、その具体的な角度は、特に限定されるものではなく、またピッチPについても同様である。
以上のようなこの発明の積層型ルーバー装置は、放熱の用途に使用するに際して、最もその効果を有効に発揮することができる。例えば、各種電子機器、電気機器等の熱源から発生する熱が伝達されるベース板に、この発明の積層型ルーバー装置の一端を熱的に接続して、ヒートシンクの放熱フィンとして使用すれば、大きな放熱効果を発揮させることができる。あるいはまた、この発明の積層型ルーバー装置によってコルゲートを形成し、全体として熱交換器として使用しても、同様に大きな熱交換効率を得ることができる。そのほか、ルーバー状切起し部の相互間に狭い流路を形成されていることから、放熱以外の用途としても、狭い流路を必要とする用途、例えば各種フィルタや、触媒担体の用途に使用することができる。
以下にこの発明の実施例を、比較例(従来例)とともに示す。なおこれらの実施例は、この発明の効果を説明するためのものであって、実施例中に記載した寸法、形状等の条件がこの発明の技術範囲を限定するものでないことはもちろんである。
[実施例1]
この実施例1は、前述の第1の実施形態(図1、図2参照)に対応するものであり、金属板1として板厚1mmのアルミニウム板を用意し、これにプレス加工によってピッチPが12mm、長さL1が12mm、傾斜角度θが30度のルーバー状切起し部2A(2B,2C)を多数並列状に形成して、3枚のルーバー元板5A、5B、5Cを得た。具体的な切起し部2の切起し形状は図1に示した通りである。これらのルーバー元板5A、5B、5Cを、それぞれルーバー状切起し部が重なり合う他のルーバー元板のルーバー状切起し部間の間隙に挿入されるようにかつ重ね合せた状態でルーバー状切起し部が4mmのピッチで配列されるように相互間の位置を調整し、図2に示す如く重ね合せた。
このようにして積層された状態の3枚のルーバー元板5A,5B,5Cを受熱板にろう付けすることにより、ルーバー元板同士が結合された積層型ルーバー装置を備えたヒートシンクを作製した。このヒートシンクを評価したところ、充分な放熱効果が得られることが確認された。
[実施例2]
この実施例2は、前述の第2の実施形態(図3〜図5参照)に対応するものであり、金属板1として板厚1mmのアルミニウム板を用意し、プレス加工によってピッチPが12mm、長さL1が12mm、傾斜角度θが30度のルーバー状切起し部2D,2E,2Fを多数並列状に形成し、3枚のルーバー元板5D、5E、5Fを作成した。ここで、各ルーバー元板5D、5E、5Fにおけるルーバー状切起し部2D,2E,2Fの切起し位置(板面からの突出高さ)については、既に第2の実施形態について説明した通りに調整した。
これらのルーバー元板5D、5E、5Fを、それぞれのルーバー状切起し部2D,2E,2Fが重なり合う他のルーバー元板のルーバー状切起し部間の間隙に挿入されるよう、かつ重なった状態でルーバー状切起し部が1mmのピッチで配列されるように位置調整して重ね合せ、さらにルーバー状切起し部2を形成していない両端部1A付近の領域を密着させてダボ止め結合し、図4、図5に示す積層型ルーバー装置を作成した。
このような実施例2の積層型ルーバー装置をコルゲート状に加工して、実際に熱交換器に適用したところ、充分な熱交換効率を発揮し得ることが確認された。
[比較例(従来例)]
図6、図7に示す従来の一般的なルーバーとして、厚さ1mmのアルミニウム板に、プレス加工によって、ピッチ12mm、長さ12mm、傾斜角度30度で多数のルーバー状切起し部2を並列状に形成した。
このようなルーバーについて、実際にヒートシンクに組込んだところ、この発明による実施例1、2のいずれよりも格段に劣る放熱性能、熱交換性能しか得られないことが判明した。
この発明の第1の実施形態および実施例1において使用される3枚のルーバー元板の模式的な部分拡大縦断面図である。 図1に示される3枚のルーバー元板を重ね合せてなる、この発明の第1の実施形態(実施例1)の積層型ルーバー装置の模式的な部分拡大縦断面図である。 この発明の第2の実施形態および実施例2において使用される3枚のルーバー元板の模式的な部分拡大縦断面図である。 図3に示される3枚のルーバー元板を重ね合せてなる、この発明の第2の実施形態(実施例2)の積層型ルーバー装置の模式的な部分拡大縦断面図である。 図4に示されるこの発明の第2の実施態様(実施例2)の積層型ルーバー装置の模式的な部分切欠斜視図である。 従来の一般的なルーバーの一例を示す模式的な斜視図である。 図6のVII−VII線における模式的な拡大縦断面図である。
符号の説明
1 金属板
2A〜2F ルーバー状切起し部
4 間隙
5A〜5F ルーバー元板
6A〜6F 冷却用流体通路

Claims (6)

  1. それぞれ金属板からなる複数枚のルーバー元板を有してなり、
    前記各ルーバー元板には、それぞれの板面の一部を同一の角度で傾斜状をなすよう、しかもその傾斜方向の両端側が元板から切り離されるように切起してなる複数のルーバー状切起し部が形成されて、隣り合うルーバー状切起し部の間に間隙が形成されており、
    前記複数枚のルーバー元板は、それぞれのルーバー状切起し部におけるルーバー元板の板面からの突出部分が、重ね合せた他のルーバー元板の前記間隙に挿入されるように積層されており、
    かつその重ね合わせた各ルーバー元板のルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間に間隔が保たれて、その間が、ルーバー状切起し部の傾斜方向に沿いルーバー元板の一方の板面側から他方の板面側に冷却用流体が抜ける冷却用流体通路とされていることを特徴とする、積層型ルーバー装置。
  2. 請求項1に記載の積層型ルーバー装置において、
    前記各ルーバー状切起し部における積層型ルーバー装置の全体的な板面から突出する部分の突出高さが、実質的に均一とされていることを特徴とする、積層型ルーバー装置。
  3. 請求項1に記載の積層型ルーバー装置において、
    積層された前記各ルーバー元板における各ルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間隔が実質的に同一とされていることを特徴とする、積層型ルーバー装置。
  4. 金属板の板面から同一の角度で傾斜状をなすよう、しかもその傾斜方向の両端側が元板から切り離されるように切起すことにより多数のルーバー状切起し部を並列状に形成すると同時に、隣り合うルーバー状切起し部の間に間隔を形成して、ルーバー元板を作成し、
    そのルーバー元板を複数枚用意して、各ルーバー元板のルーバー状切起し部におけるルーバー元板の板面からの突出部分が、他のルーバー元板の前記間隙に挿入されるように、かつルーバー状切起し部の隣り合うもの同士の間に間隔が保たれるように、前記複数板のルーバー元板を重ね合せ、
    さらに積層された各ルーバー元板を、積層状態で固定して、前記間隔に、ルーバー状切起し部の傾斜方向に沿いルーバー元板の一方の板面側から他方の板面側に冷却用流体が抜ける冷却用流体通路を形成することを特徴とする、積層型ルーバー装置の製造方法。
  5. 請求項4に記載の積層型ルーバー装置の製造方法において、
    金属板にルーバー状切起し部を形成してルーバー元板を作成するにあたり、複数枚のルーバー元板を重ね合せた状態で、その積層された全体的な板面から突出する各ルーバー状切起し部の突出高さが均一となるように、各ルーバー元板ごとにそのルーバー状切起し部のルーバー元板板面からの突出高さを異ならしめたことを特徴とする、積層型ルーバー装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の積層型ルーバー装置の製造方法において、
    前記複数板のルーバー元板を重ね合せるにあたり、隣り合うルーバー状切起し部の間の間隔が実質的に同一となるようにルーバー元板を重ね合せることを特徴とする、積層型ルーバー装置の製造方法。
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