JP2010111953A - 着色織布 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はジャカードにて織製されるデニム生地等の織布に関し、よりリアルな脱色模様を得ることができしかも工程的にもより単純化することを目的とする。
【解決手段】織布10はジャカードにて織製され、ジーンズの全パーツは織布から切り出し、縫製されジーンズとされる。ジーンズのパーツ12〜34は織布の所定長さの区画内に輪郭が織り出されるように分布されており、1つの織布区画からパーツをその輪郭12〜34に沿って切り出し縫製することで製品とすることができる。ジーンズのパーツ12〜34における脱色模様40, 42, 44, 46はジャカードにより織製される。脱色模様は原画をスキャンし、濃淡領域化し、濃淡に応じてインディゴ青の浮き出し割合が変化するような組織を設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明はジャカードにて織製されるデニム生地等の織布に関し、より詳しくは脱色模様を織布上に織り組織として視覚化させた織布に関するものである。
ジーンズ等のデニム生地からなる布製品若しくは衣類の商品性を高めるため、脱色模様を模した模様若しくは柄を付した織布が提案されている。脱色模様を付すための技術としては、ストーンウォッシュやサンドブラスト等の物理的な衝撃によるものや、次亜塩素酸による漂白などの化学的の作用によるものが工業的には最も広範に採用されている。しかしながら、これらの物理的若しくは化学的手段によるものは織布若しくは布製品上に形成される柄は多くはなりゆきで、意図通りの柄を精密に生成することは困難である。そこで、レーザを用いることにより、レーザがあった部位を脱色せさることにより所望の脱色模様を得るようにするものが提案されている(特許文献1)。
その他に、布帛に電解により酸化活性種を生成する物質を所定パターンにてしみ込ませた、この布帛を電極間に挟んで選択的に通電することで脱色を行い、所期の脱色模様を得るようにした技術も提案されている(特許文献2)。
特開平10−102386号公報 特開2002−201576号公報
特許文献1の従来技術はレーザ光を織布若しくは布製品に照射することにより脱色パターンを得ている。しかしながら、レーザ光を照射する脱色ではレーザ装置として大出力のものを使用しないと行い得ず、装置コストが嵩むし、微妙・精細な脱色模様を得ることは困難である。また、作業環境的にも劣悪となりやすい問題点があった。
特許文献2の技術では任意の形状の電極を使用することにより、所期の形態の脱色模様化することは可能である。しかしながら、現実の洗いざらしのジーンズのような微妙に(グラデーション調に)変化する脱色模様を得ることはできず、また、工程的にも酸化活性種を生成する物質の浸漬作業が必要であり、工程として複雑化していた。
この発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、よりリアルな脱色模様を得ることができしかも工程的にもより単純化することを目的とする。
本発明における織布はジャカードにて織製され、そのため、織幅の実質的に全体で縦糸一本一本若しくは数本のグループの個別的開口が可能となっている。ジーンズ等の衣類や布製品の好ましくは全てのパーツ(身頃等)が織布の所定長さの1区画内に分布されており、1つの織布区画からパーツをその輪郭に沿って切り出し縫製することで製品とすることができる。原画は織布における1区画に対応しており、原画には一枚の布製品、例えば、ジーンズの全てのパーツが織り組織として描かれている。ジーンズの場合、基本的にはカラーはインディゴブルーであり、縦若しくは緯糸の一方がインディゴブルーで染色した綿糸であり、縦若しくは緯糸の他方は生成りの綿糸であり、基本的には3/1といった綾組織にて織製し、インディゴブルーを浮かせることにより青色の表面色を出させ、裏側は生成りの糸色が現れる。この発明では織り組織によりパーツの輪郭線若しくは切断線のみならず脱色模様を表すことを特徴とするものである。即ち、脱色模様は、ジーンズでは膝の部位等の特定部位に強く現れるが、この発明では原画として脱色模様がデザインされ、実物大の原画をスキャナなどにより取り込むことで、光学的に処理し、織布の1区画における各座標位置について濃淡に応じた数値化処理を行う。そして、濃淡の数値範囲毎に脱色模様を区分けし、濃淡の順序に応じて綾組織における縦糸の浮き状態、例えば、綾組織における飛び数を順次変化させ、濃淡の変化に応じた織り組織とする。即ち、地組織を3/1の綾組織として表面に青が出るように組織したとすると2/1, 1/1(平),1/2,1/3と表面での縦(インディゴ)糸の出方(表面積に対し青糸が占める割合)変えてゆくことにより青の出方が弱くなりそれに連れて白の出方が多くなってゆく。そのため、地組織と脱色模様との境界付近で3/1から2/1, 1/1,1/2,1/3と順次組織を変えて行くことによりグラデーションを表現することができ、よりリアルな脱色模様を得ることができる。そして、この発明ではジャカードを採用することにより任意の形態でかつ織り幅の全体にわたるような大柄の模様でも縦糸開口動作が可能である。
ジャカード組織によりパーツの輪郭線若しくは切断線及び脱色模様をその形状や大きさにかかわらず境界部分でもグラデーション様の変化も含めて織り組織として表現することができ、かつジャカードにより脱色模様がグラデーション様に微妙に表現することができ、脱色表現の精細性も高めることができる。また、織り上がり同時に脱色模様を付したものが得られ、脱色のための後加工が一切不要となり、効率化を実現することができる。
図1はこの発明の布製品としの衣類における各パーツを切り出すための織布の実施形態を示しており、この実施形態においては衣類はジーンズであり、縦糸はインディゴにて染色された綿糸であり、緯糸は生成りの綿糸である。縦糸を生成りとし、緯糸をインディゴ染色糸とすることも勿論可能であり、またインディゴ以外の染料も使用可能である。織布の織り組織は、基本的には、即ち、地組織は3/1といった綾組織であり、表に縦糸が多く浮くため表はインディゴの青が強調された色調をなし、裏が生成りの綿糸の色が強調された白に近い色調となる。基本的な綾組織のみであれば織製には通常織機で開口動作が可能でであるが、この発明ではジャカード組織とすることにより、織布の全幅に分布されたジーンズの各パーツの輪郭線や輪郭線及びパーツ内における脱色模様を織製により表示するようにしている。従って、この発明の織布の織製は経糸開口装置としてジャカード機構を備えた織機により行われる。ジャカード機構としてはこの実施形態では例えば10,000を超える多数の口数を備えたもの(例えばストーブリ(STAUBLI)社の型番LX3200)が使用され、そのため全織幅において経糸一本一本の独立的な開口制御をなしうるようになっている。必要に応じてより口数がより少ないジャカードを使用することは勿論可能であるし、
図1には織布10の長手方向に繰り返される所定長さLの区画(1リピート)を示しており、織布のこの所定長さのに切り出されたとき衣類のパーツとなる領域が分布するように配置されている。そして、この実施形態においてはこの所定長さの織布の区画から衣類(この実施形態ではジャケット)の実質的に全てのパーツを切り出すようになっている。布10のこの1リピートに分布される各区域を輪郭線に沿って切断することにより得られるこれらパーツをリストすると:
12:左足後身頃
14:左足前身頃
16:右足前身頃
18:右足後身頃
20:左フクロ布
22:右フクロ布
24:左ヨーク
26:右ヨーク
28:左尻ポケット
30:右尻ポケット
32:前コインポケット
34:ベルト
次に、織布上に分布され、切り離されたとき衣類のパーツとなる各区域12〜34はその輪郭線若しくは切断線が織り組織(パターン)を構成しているため外部から視認可能である。即ち、織布10は地組織としては3/1等の綾組織であるため、上面からは縦糸のインディゴが強調された青となるが、各区域12〜34の輪郭線に沿った所定幅の領域においては生成りの緯糸が浮く組織とし、そのため、輪郭線に沿って白い色調となり、布帛からの各パーツの切り出しを輪郭線を案内にしながら効率的に行うことができる。このような各パーツの輪郭線は織布組織上は折柄であり、少なくとも、パーツの幅分の縦糸の独立開口は必須である。この発明の実施形態では織布の全幅に異なったパーツを分布させており、基本的には全幅に亘って縦糸1本1本若しくは数本の縦糸グループ毎の独立開口は必要である。
次に、この発明に従って衣類のパーツとなる区域に付す脱色風模様について説明すると、図1において、ジーンズにおいて左足の後身頃となる区域12、前身頃となる区域14及び右足の前身頃となる区域16、後身頃となる区域18については模様40, 42, 42, 44が付されている。左右の前身頃となる区域14, 16における模様42, 44は膝の前側における脱色模様を模したものであり、左右の後身頃となる区域12, 18における模様40, 46と膝の後側における脱色模様を模したものである。膝の前側の脱色模様42, 44は膝の皿にいつも当たる生地の部分が最も脱色が激しく、そこから四方に散って行くような模様であり、膝の後側の脱色模様40, 46はこの部分では生地がいつも折り畳まれるため皺になり、横方向に多段に脱色される。この発明では、ジーンズの各パーツとなる区域について適当な脱色模様をデザインし、そのデザインに応じた脱色模様が得られるように脱色すべき区域40, 42, 42, 44の組織を決めている。即ち、ジーンズのパーツとなる各区域12から14について地となる部分はジーンズの地組織のまま、上述の例では3/1の綾組織であり、視覚にあらわれる色は縦糸のインディゴの色彩を基調とする青の色彩である。そして、脱色模様の区域40, 42, 42, 44は生成りの糸の色を基調とする白が最も強く出る1/3の綾組織を基調とする。そして、地組織である3/1の綾組織から脱色を表現する1/3の綾組織に急に切り替えると、即ち、脱色模様としては不自然であり、その間は徐々にグラデーションを持ってインディゴを基調とする色彩から生成りの色彩に移行させるようにしている。
脱色模様については身頃となるパーツ12, 14, 16, 18の膝の部位の脱色模様40, 42, 44, 46についてのみ説明したが、パーツ12, 14, 16, 18のその他の部位についても任意の脱色模様が原画に付すことが可能であり、また、パーツ12, 14, 16, 18以外の20〜34のどのパーツについても任意のグラデーション様の脱色模様をデザインすることができ、以下の手法で織り組織とすることができる。
次に、脱色模様をジャカードの織りによって得るためのこの発明の方法について説明すると、ジーンズの各パーツ20〜40のデザインの際に、各パーツに付す脱色パターンのデザインも行う。そのようなデザインの一例として、図1における左足前身ごろのパーツに対応した区域14における脱色模様44を含んだ領域Aについて説明すると、図2は部分Aについてスキャンニング後の白黒による濃淡表示を示しており、最も濃い色彩は脱色がない地組織の青色に対応しており、最も濃くなっており、ここから脱色模様44の中心に向かうに従って脱色が進み、完全に脱色された中心部では白となっている。このような、脱色模様のデザイン原画の作成はジーンズを構成する全てのパーツ12〜34について行われる。
次に、デザイン原画に応じた脱色模様を付したパーツに対応した区域12〜34を備えた織布として織製するための織り組織の設定について説明すると、デザイン原画は図1において、ジーンズの全パーツとなる区域20〜40について、夫々の輪郭線及び各区域おける脱色模様が含まれており、1対1の原寸にて描かれている。デザイン原画において地組織の部分、即ち、区域20〜40以外の部分及び区域20〜40内における非脱色部分はインディゴ青の部分で最も濃く表示され、脱色模様40, 42, 42, 44等については地組織の境界部分から中心部分に向けてグラデーション様に脱色の度合いが大きくなってゆくデザインとされる。また、ジーンズのパーツとなる区域20〜40の輪郭に沿った所定幅の部分については織布からの切り出しの容易のため生成りの綿糸を多く浮かせ、白の境界線が目立つようにジャカード組織が決定されている。
次に、1対1に描かれたデザイン原画についてスキャンニングが行われ、デザイン原画各部における濃淡値がデザイン画のx, y座標値と対応させて取得される。スキャンニング後の濃淡値による織り組織の設定方法について以下説明すると、スキャンニング後の濃淡値は原画のx, y座標値と対応して取得されていおり、地組織のインディゴ色の部分が最も濃い側の値となり、脱色パターンの中心部が最も薄い側の値となる。この実施形態においては、最も濃い濃淡値は無脱色として3/1の綾組織によるインディゴ青を対応させ、最も薄い濃淡値は完全脱色として1/3の綾組織による生成りの綿糸の色彩を対応させ、中間の濃淡値については濃い側から薄い側に2/1の綾組織、1/1(平)、1/2の綾組織に設定する。即ち、濃い側から薄い側に全体で5段階の濃淡値の範囲を設定し、スキャンニングされた濃淡値から5段階うちのどの濃淡値範囲かを決定(デジタイズ)し、織り組織を定めている。これを図1の脱色模様44を含む領域Aを例に説明すると、領域Aのスキャンニング(原画デザインの濃淡表示)結果は上述のように図2に示され、図2の濃淡表示から設定される濃淡値範囲を図3に示しており、最も濃い領域(地組織のインディゴ青)を丸付き数字の1、その次に濃い領域を丸付き数字の2、その次を丸付き数字3で示し、その次を丸付き数字4で示し、完全脱色領域を丸付き数字5にて示す。図3において領域1と領域2との境界線42A, 42Bがデジタイズ後の非脱色領域と脱色領域との境界線となり、図2のスキャン図に示すようにこの境界線は明瞭ではなく、これにより脱色模様はリアル化されているのであるが、図1では簡明のため脱色模様40, 42, 42, 44の境界線は明瞭な線として描かれていることに留意されたい。即ち、図1の境界線42が図3では42A, 42Bに相当する。
このようにして、デザイン原画の前面についてスキャン結果からのデジタイズによって丸付き数字1〜5の濃淡領域を決定し、その結果、織布の1区画Lの各部について、3/1綾(組織図は図4の丸付き数字1),2/1綾(組織図は図4の丸付き数字2)、1/1平(組織図は図4の丸付き数字3)、1/2綾(組織図は図4の丸付き数字4)、1/3綾(組織図は図4の丸付き数字5)のいずれかが決定される。そして、コンピュータによるジャカードの柄データが作成され、ジャカード織機による織製が行われる。また、この発明ではジーンズの各パーツの輪郭線も織り組織により視覚化されている。即ち、各パーツの輪郭線若しくは裁断線に沿って白糸が浮くような組織に設定されている。このような、輪郭線を浮かせる組織設定についても柄データとしてジャカードに出力されるようになっている。
織製後のジーンズへの縫製工程は従来と同様であり、一区画Lの織布からそれぞれの輪郭線に沿ってパーツ12〜34が切り出され、通常の縫製によりジーンズとなる。そして、この発明ではジーンズの各パーツの輪郭線若しくは切断線が織り組織として表示されているため、各パーツの裁断を効率的に行うことができる。そして、通常の手法に従って各パーツの縫製によりジーンズとすることができる。
この発明では織布の長手方向の一区画Lに縫製によりジーンズとなる全てのパーツが織り込まれている。インディゴは染色時に浸してから空気に触れることで発色される。従って、発色状態を人工的に管理し難く、ロット間で発色が異なってくることが多いが、この発明では一つのジーンズのパーツは織布の短い長さの部位に含まれているため、発色の管理がし易いという利点がある。
図1はこの所定の長さの部分にジャケットの全パーツとなる区域を分布させたこの発明の織布の1区画(織布の所定長さの繰返し部分)の最初の部分を示す。 図2は図1の1区画Lの部位のデザイン画におけるA部分を示す図である。 図3は図2をスキャンニングし、デジタイズすることにより夫々の濃度値範囲の領域を丸付き数字にて表示した図である。 図4は図3に丸付き数字にて表示される領域の夫々の組織図を示す。
符号の説明
10…織布
12…左足後身頃
14…左足前身頃
16…右足前身頃
18…右足後身頃

Claims (11)

  1. ジャカード組織にて形成される織布であって、織布を構成する縦糸と緯糸とは異なった色彩をなし、前記布帛の面上に、布製品の夫々のパーツとなる多数の区域が分布し、各パーツにおける模様がジャカード織組織により視覚化されていることを特徴とする着色布帛。
  2. 請求項1に記載の発明において、布製品の夫々のパーツとなる多数の区域の輪郭線若しくは切断線がジャカード織組織により視覚化されていることを特徴とする着色布帛。
  3. 請求項1若しくは2に記載の発明において、縦糸若しくは緯糸の一方がインディゴにて染色された綿糸であり、縦糸若しくは緯糸の他方は生成りの綿糸であることを特徴とする着色布帛。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、織布は長手方向に沿った所定長さの区画に分けられ、各区画に一つの布製品の全てのパーツとなる区域が分布せしめられていることを特徴とする着色布帛。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、各パーツにおける模様の視覚化のため、各パーツにおける各部位が、各パーツの模様デザイン原画における濃淡に基づき数値化されており、各パーツの各部位における組織がこの数値に応じて定められていることを特徴とする着色布帛。
  6. 請求項5に記載の発明において、各パーツの各部位における組織は数値化された濃淡に応じて浮き糸割合が変化されていることを特徴とする着色布帛。
  7. ジャカード組織にて形成されるジーンズ用の織布であって、織布を構成する縦糸と緯糸とは異なった一方はインディゴにより染色された綿糸であり、他方は生成りの綿糸であり、前記布帛の一区画上に、ジーンズの夫々のパーツとなる多数の区域が分布し、各パーツにおける脱色模様がデザイン画からの画像処理によるデジタイズされた濃度区分に応じ、夫々の区分においてインディゴにて染色された糸の浮き状態を変化せしめることにより視覚化されていることを特徴とする着色布帛。
  8. 請求項1〜7の布帛からの布製品の製造方法であって、各パーツが織布上の視覚化された輪郭線若しくは切断線に沿って切断され、切断されたパーツの縫製により布製品とする織布からの布製品の製造方法。
  9. 請求項1〜7の布帛からの布製品であって、各パーツが織布上の視覚化された輪郭線若しくは切断線に沿って切断され、切断されたパーツの縫製により得られた布製品。
  10. 緯糸と縦糸とが異なる色彩の糸条を使用したジャカード織りにおける織り組織決定方法であって、デザイン原画の濃淡に基づき光学的に数値化することで織布の各部を濃淡値に応じて区分けし、区分けされた部位毎に織り組織を定めるようにしたことを特徴とするジャカード織りにおける織り組織決定方法。
  11. 請求項9に記載の発明において、各部位における織り組織は濃淡値に応じて縦糸若しくは緯糸の浮き状態が変化する綾織に設定することを特徴とするジャカード織りにおける織り組織決定方法。
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