JP2010109574A - ゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システム - Google Patents

ゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010109574A
JP2010109574A JP2008278412A JP2008278412A JP2010109574A JP 2010109574 A JP2010109574 A JP 2010109574A JP 2008278412 A JP2008278412 A JP 2008278412A JP 2008278412 A JP2008278412 A JP 2008278412A JP 2010109574 A JP2010109574 A JP 2010109574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distribution destination
identification tag
management table
terminal
destination identification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008278412A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kondo
誠治 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008278412A priority Critical patent/JP2010109574A/ja
Publication of JP2010109574A publication Critical patent/JP2010109574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】サーバ装置と端末装置との間を接続する中継装置でIGMPプロトコルを解釈することなく必要な端末装置にマルチキャストデータを配信する。
【解決手段】サーバ装置10と中継装置30の間でデータを中継するゲートウェイ装置20であって、マルチキャストアドレスごとに配信先の端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部202と、中継装置が有する配信先端末管理テーブルが配信先識別用タグ管理テーブルと整合が取れるように機能する配信先管理端末管理テーブル整合部203と、サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに配信先識別用タグを付加して中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部204とを備えたゲートウェイ装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、一つ以上のサーバ装置と複数の端末装置との間でデータ中継を行う通信方式におけるゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システムに関するものである。
例えば、住宅などの建物内に設置されたTV(テレビ)、VCR(Video Casette Recorder)、コンピュータなどの家電機器のデータ配信を行う端末装置を、専用線を設置することなく、建物内の電力用コンセントに接続することにより、電力線通信(PLC:Power Line Communication)方式により、インターネット接続等の外部ネットワークへ接続したり、ホームネットワークを構成すること従来から行われている。
このような通信方式では、外部ネットワークとの接続やホームネットワーク内の装置を外部から制御する為にGW(Gateway)装置を介して、端末装置が外部のネットワークと接続される(例えば、特開2004−64355号公報参照)。
TV、VCRなどは、比較的容量の大きな動画データの配信を利用することがあるが、限られた帯域のネットワークを効率的に利用する為に動画データなどはマルチキャストと呼ばれる複数の端末装置へ同時に配信する方式で配信することが要求されてきている。
また、同一のデータを複数の端末装置に同時に配信(マルチキャスト)する方式として、TCP/IPではマルチキャストアドレスと呼ばれる特定のアドレス帯域を利用して配信先をグループ化し、要求元の端末装置は、自分が要求しているデータが配信されているマルチキャストアドレスに対して、IGMP(Internet Group Management Protocol)と呼ばれる特殊なプロトコルを利用して参入・離脱を行う。
サーバ装置と端末装置とは、特に端末装置が複数存在する場合、直接接続されることはなく、中継装置を用いて接続される。中継装置がレイヤ3に対応しかつIGMPに対応している場合は、中継装置はマルチキャストデータをそのマルチキャストアドレスに参加している端末装置だけに配信を行う。しかし、中継装置がレイヤ2しか対応していない場合、中継装置は接続されている全ての端末装置にマルチキャストデータを配信するか、全ての端末装置に配信しないかのどちらかしか動作できない。
特開2004−64355号公報(図1及びその説明)
従来、レイヤ2対応の中継装置でマルチキャスト配信に対応する為に、IGMPスヌーフィングと呼ばれるマルチキャストアドレスを持つデータを一旦解読して、IGMPプロトコルかどうかを判定し、IGMPプロトコルであれば、その情報に基づいてマルチキャストアドレスを配信する端末装置を決定する機構が存在する。この方法を用いる場合、廉価な装置ではIGMPプロトコルを判定する処理をS/Wで実施することが多く、スループットの低下を招いていた。
また、この方法を持たない既設の中継装置を用いたシステムで、マルチキャスト配信を実施しようとする場合、不要な端末装置までデータを配信する為、特に電力線を用いた通信のように複数の端末装置が同じ伝送路を共有する場合は不要なデータの為に帯域が浪費されるため、実効スループットが低下する為、問題であった。
この発明は前述のような課題を解決するためになされたものであり、マルチキャスト配信を行うサーバ装置と端末装置との間を接続する中継装置でIGMPプロトコルを解釈することなく必要な端末装置にマルチキャストデータを配信することを可能とすることを目的とする。
この発明に係るゲートウェイ装置は、サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置よりも前記サーバ装置側にあり、前記サーバ装置と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置であって、
マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルが前記配信先識別用タグ管理テーブルと整合が取れるように、前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備えた
ものである。
この発明は、サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置よりも前記サーバ装置側にあり、前記サーバ装置と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置であって、
マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルが前記配信先識別用タグ管理テーブルと整合が取れるように、前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備えているので、全ポートへデータを配信することが不要となり、又、IGMPプロトコルの解析処理が不要となり、ネットワークのスループットが改善されるという効果がある。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図11により説明する。図1はマルチキャスト通信方式を採用したシステムの構成の一例を示す図、図2はGW装置で保持する配信先識別用タグ管理テーブルの一例を示す図、図3はサーバ装置で複数の端末にデータを配信する状態の一例を示す図、図4は中継装置で任意のポートをグループ化するポートグループ化手段により作成される配信先端末管理テーブルの一例を示す図、図5は中継装置でグループ化されたポートにデータを同報配信する処理の一例を示す図、図6は中継装置で保持する端末装置と接続ポートの関係を示すテーブルの一例を示す図、図7はGW装置でマルチキャスト配信されるパケットに識別子(VLANタグ)を付与する処理の一例を示す図、図8は端末装置がサーバ装置へ行うデータ配信要求の一例を示す図、図9はGW装置が端末装置からのデータ配信要求を受けて、端末装置に対してマルチキャスト配信を開始する処理の一例を示す図、図10はGW装置が端末装置からのデータ配信要求を受けて、端末装置に対してマルチキャスト配信を開始する時のシーケンス(プロトコルの流れ)の一例を示す図、図11は中継装置がGW装置から受信した識別子(VLAN_ID)と配信先端末装置を元に識別子毎に端末装置が接続されたポートをグループ化する処理の一例を示す図である。
図1に例示のように、本実施の形態1にかかるマルチキャスト通信方式を適用したマルチキャスト通信システムは、サーバ装置10及びゲートウェイ(gateway)装置(以下「GW装置」と略記する)20、中継装置30、端末装置40−4nを備えている。
ここでサーバ装置10はIPマルチキャストに対応したマルチキャスト通信を行う装置であり、各端末装置40−4nへ同時配信を行う同報配信手段101を内蔵している。同報配信手段101は、マルチキャストアドレスにデータを配信する。
GW装置20は、サーバ装置10が接続されたネットワークAと中継装置30及び端末装置40−4nが接続されたネットワークBを接続するものである。また、GW装置20には、その記憶装置内に図2に例示の配信先識別用タグ管理テーブル201を有している。
また、処理として、端末40−4nからサーバ装置10に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、配信先識別用タグ管理テーブル201を管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部202と、配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の端末40−4nとを中継装置30が管理する配信先端末管理テーブル303(後述)が配信先識別用タグ管理テーブル201と整合が取れるように、端末40−4nからサーバ装置10に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった端末40−4n、参入または離脱の何れかである要求の種類を中継装置30に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部203と、サーバ装置10からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより配信先識別用タグ管理テーブル201を参照して取得した配信先識別用タグを付加して中継装置30に送信する配信先識別用タグ付加部204とを有する。
中継装置30は、GW装置20に接続されるサーバ装置側のポート(ポート0)と、各端末装置40−4nに接続される端末装置側のポート(ポート1、ポート2、・・・ポートn、・・・ポートx)とを有している。また、中継装置30は、図5に例示のポートグループ化手段301、グループ化ポート同報配信手段302、図3に例示の配信先端末管理テーブル303、および図7に例示の、各端末装置と各端末装置と接続するポートとの関係を登録したテーブル304を有している。
また、GW装置20から送信されて来た配信先識別用タグ、参入または離脱の要求があった端末40−4n、参入または離脱の何れかである要求の種類のデータを用いて、配信先端末管理テーブル303を変更して管理する配信先端末管理テーブル管理部305を有する。
端末装置40−4nは、サーバ装置10にGW装置20および中継装置30を介して接続され、サーバ装置10から配信されたマルチキャスト通信をGW装置20および中継装置30を介して受信する端末装置である。
つぎに、本実施の形態にかかるマルチキャスト通信の動作について説明する。本実施の形態では、レイヤ2対応の中継装置において、IGMPスヌーフィングを行うことなくマルチキャスト通信の対象の端末だけにマルチキャスト通信を行うために、中継装置のVLAN機能による端末のグループ化機能を利用している。GW装置30でマルチキャストアドレスごとに異なるVLAN番号のタグを付してマルチキャスト通信のデータを中継装置に送り、中継装置では指定されたVLANグループにデータを複製して送付する。
処理を以下の3種類に分けて、順番に説明する。
(1)中継装置でのポートグループ化手段(VLANを利用)の処理。
(2)端末からマルチキャスト通信への参入または離脱の要求があった場合の、GW装置と中継装置での処理。
(3)マルチキャスト通信を行う場合の、サーバ装置、GW装置、中継装置の処理。
(1)中継装置でのポートグループ化手段(VLANを利用)の処理。
中継装置30は、図7に示すVLANタグの付与されたパケットに対応するために、図4に示す配信端末管理テーブル303を保持する。
配信端末管理テーブル303は、図4に示すように中継装置30が管理するVLAN_IDの一覧(図4では“1000”,“1001”・・・を例示してある)と、各ポート(図4ではポート1は“1”、ポート2は“2”、・・・と例示してある)がVLAN_ID(“1000”,“1001”・・・)毎に各VLAN_IDに対応するVLANに所属するかしないかを管理する。
中継装置30はいずれかのポートからパケットを受信するとVLANタグが付いているかどうかを確認し、VLANタグが付いている場合、VLAN_IDを検索する。宛先アドレスから配送するポートを検索し、検索したポートがVLAN_IDに所属しているかどうかを配信端末管理テーブルから判定し、所属していれば、そのまま配送し、所属していなければ、当該パケットを廃棄する。なお、宛先アドレスがマルチキャストアドレスの場合、全てのポートが配信対象になる為、VLAN_IDに所属している全てのポートに同報配信をする。
中継装置30が保持している図4に例示の配信先端末管理テーブル303は、同報するグループ毎に割り当てたVLAN_IDと、中継装置30が保有する配信対象ポートの一覧(図4では、ポート1は“1”、ポート2は“2”、・・・ポートnは“n”・・・と配信先端末管理テーブル303に登録してある例を示してある)を保有し、図4に示すように同報グループ毎に各ポートへの配信要否を指定する(図4では配信要は“on”、配信不要は“off”とした例を示してある)。図4の例ではVLAN_ID“1000”の同報グループに対しては、ポート1とポート4に配信を行う。
図5は、任意のポートをグループ化する動作とグループ化したポートに同報通信する動作を示す。
中継装置30は、受信したフレーム52のヘッダ内のプロトコルタイプを参照して、VLANタグ(図7参照)が付いているかどうかを判定する(図5のステップST10)。
受信したフレームがVLANのフレームであった場合、中継装置30は、VLANタグを参照して、VLANタグに対応のVLAN_IDを検索する(図5のステップST11)。
中継装置30は、検索したVLAN_IDを元に、中継装置30が保持する配信先端末管理テーブル303から配信先のポート(複数)を決定(図5のステップST12)する。これら決定された各ポート(複数)がそれぞれ保持する出力バッファに、中継装置30は前記受信したフレーム52をコピーする(図5のステップST13)。
中継装置30は、各ポートのそれぞれの出力バッファのデータを、各ポートに接続された端末装置へ配信する(図5のステップST14)。
(2)端末からマルチキャスト通信への参入または離脱の要求があった場合の、GW装置。
図10に、端末からマルチキャスト通信への参入または離脱の要求があった場合の、処理の流れを示す。
端末装置40,41,・・・4nは、マルチキャストアドレスAで配信されているデータを受信する場合、マルチキャストアドレスAに対して参入要求を送信する。
GW装置20は、データを受信すると宛先アドレスを参照しマルチキャストアドレスであれば、受信したデータはマルチキャストデータと判定する(図9のステップST20)。
また、GW装置20は、マルチキャストデータを受信すると、受信したデータが参入要求かどうかをデータ内の命令部を参照して判定する(図9のステップST21)。
図8に参入要求のデータ構造の一例を示す。
GW装置20は、参入要求を受信すると、図2に例示した配信先識別用タグ管理テーブル201を参照して、宛先アドレスに指定されたマルチキャストアドレスが既に登録済かどうかを判定する(図9のステップST22)。
宛先アドレスに指定されたマルチキャストアドレスが登録済の場合、宛先アドレスに指定されたマルチキャストアドレスに対応したVLAN_IDXを取得すると共に、宛先アドレスに指定したマルチキャストアドレスの配信先端末装置に端末装置のアドレス(送信元アドレス)を登録する(図9のステップST23)。
宛先アドレスに指定されたマルチキャストアドレスが配信先識別用タグ管理テーブルに登録されていない場合、GW装置20は未使用のVLAN_IDを決定し、配信先識別用タグ管理テーブルに新規にエントリーを作成する(図9のステップST221)。
その後、GW装置20は、中継装置30に対して、VLAN_IDXと参入要求を送信した端末装置40のアドレス(参入要求の送信元アドレス)を通知する(図9のステップST24)。
つぎに、本実施の形態1の動作にかかる中継装置30の動作を、図11を用いて説明する。
中継装置30はGW装置20からVLAN_IDX及び参入要求を送信した端末装置のアドレス(参入要求の送信元アドレス)が通知される(図11のステップST30)と、図7に示すポートとポートに接続された装置のアドレスを管理するテーブル304を参照して、通知された端末装置が接続されたポートを決定する(図11のステップST31)。
その後、図4に示した配信先端末装置管理テーブル303に通知されたVLAN_IDXに対応するエントリを検索する(図11のステップST32)。
通知されたVLAN_IDXに対応するエントリが存在しない場合、VLAN_IDXに対応するエントリを新規に登録する(図11のステップST321)。
配信先端末装置管理テーブルの通知されたVLAN_IDXに対応するエントリのGW装置が接続されたポート及び通知された端末装置が接続されたポートを“off”(未所属)から“on”(所属)に変更する(図11のステップST33)。
端末装置40,41,・・・4nがマルチキャストアドレスAから離脱する場合は、端末装置40は、離脱要求をGW装置20に対して送信する。
GW装置20は、離脱要求を受信すると、配信先識別子管理テーブル201を参照して、要求されたマルチキャストアドレスの端末装置欄から要求元の端末装置40を削除する。もし、削除後、そのマルチキャストアドレスに対して配信する端末装置がなくなった場合はエントリそのものを削除する。
その後、GW装置20から中継装置30に対して、VLAN_IDと端末装置40のMACアドレスを通知する。
中継装置30はGW装置20から通知を受け取ると、配信先端末管理テーブルのVLANのエントリの通知された端末装置40が接続されたポートの欄を“off”に(削除)する。もし、他にVLANに所属する端末がない場合はエントリそのものを削除する。
以上のように、サーバ装置10が複数の端末装置40−4nに対して同報(マルチキャスト)配信を行うシステムにおいて、端末装置40−4nが接続された中継装置30とサーバ装置10とを接続するGW装置20でマルチキャストグループへの参入・離脱を判定して、マルチキャストアドレスに対応したVLANタグを付与すると共に中継装置30に対して、付与するVLAN_IDおよび要求元の端末装置を通知し、中継装置30は通知された端末装置が接続されたポートを通知されたVLAN_IDのVLANに所属させると共にVLANタグが付与されたマルチキャストデータをVLANに所属する全ポートに配信することで、中継装置30でマルチキャストグループへの参入・離脱要求を判定する必要なくマルチキャスト配信を実現できる。これにより、既存の中継装置を用いてマルチキャスト配信が実現できると共に中継装置でのマルチキャスト配信の負荷を軽減することが出来る。
換言すれば、本実施の形態1によれば、中継装置30が自中継装置の管理する任意のポートをグループ化し、グループ化されたポートに同報する手段を備えていれば、マルチキャストグループへの参入・離脱処理要求をGW装置で処理し、マルチキャストグループに対応してポートのグループ化を行うことにより、中継装置に変更を加えることなくマルチキャスト通信に対応すると共に、処理負荷を軽減することが可能となる。これにより、全ポートへデータを配信することが不要となり、又、IGMPプロトコルの解析処理を不要とすることにより、ネットワークのスループットが改善される。
(3)マルチキャスト通信を行う場合の、サーバ装置、GW装置、中継装置の処理。
サーバ装置10は、図3に示すようにマルチキャストアドレスAにデータ50とIPマルチキャストアドレス51を有するヘッダーを含むフレーム52を配信する。
フレーム52を受信したGW装置20は、送信先がマルチキャストアドレスAなので、図7に示すようにマルチキャストアドレスAで配信先識別用タグ管理テーブル201を検索して、配信先識別用タグとしてVLAN_IDXを取得する。そして、VLAN_IDXに対応したVLANタグを挿入して中継装置30がつながるポートにデータを転送する(図9のステップS211)。
中継装置30は、VLAN_IDXを持つVLANタグのついたデータを受信すると、VLAN_IDXに所属する全てのポートに同報配信を行う。こうして、マルチキャスト通信に参加している端末に、マルチキャスト通信のデータを配信することができる。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を、図12により説明する。図12はマルチキャスト通信方式において、図4に示す中継装置が保持する配信先端末管理テーブルで、接続された端末の全配信パターンを持つものの一例を示す図である。
前述の実施の形態1では、中継装置30で保持する配信先端末装置管理テーブル303は、端末装置40−4nから送信したマルチキャストグループへの参入・離脱要求(図8)をGW装置20で処理した後、GW装置20からのVLAN_ID(図2、図7)と端末装置40−4nから送信のアドレスの通知により動的に変更していたが、本実施の形態2では、中継装置30で予め自中継装置に接続された端末装置40−4nへの全配信パターンに基づいた配信先端末装置管理テーブル303(図12に端末装置4台“1”,“2”,“3”,“4”が接続された場合の例を示す。)を保持し、起動時にGW装置20に配信先端末管理テーブル303と各端末装置と各端末装置が接続するポートとの関係を登録したテーブル307を通知し、GW装置20はポート番号を端末に置き換えた配信先端末管理テーブル205を作成する。GW装置20は配信先識別用タグ管理テーブル201と配信先端末管理テーブル205を参照して、マルチキャストデータへ付与するVLANタグのVLAN_IDを決定することにより、端末装置の参入・離脱時にGW装置20から中継装置30へVLAN_IDと端末装置のアドレスを通知することなく、前述の実施の形態1と同様のマルチキャスト通信方式を実現する。
このように、本発明の実施の形態2によれば、端末装置40−4nの参入・離脱毎に行っていたGW装置20から中継装置30への通知(VLAN_IDと端末装置のアドレスの通知)を省略することが出来ると共に、GW装置20と中継装置30が配信先端末管理テーブル303を共有することにより、GW装置20と中継装置30で通知漏れによる端末装置の情報の齟齬が生じないという効果が得られる。
本実施の形態2は、前述のように、前記中継装置が、自中継装置に接続された前記端末装置の全ての配信パターンを持つ配信先端末管理テーブルを予め保持し、起動時に前記GW装置に前記予め保持の配信先端末管理テーブルを通知し、
前記GW装置は、前記端末装置からサーバ装置へのデータ配信要求を受け付けると、前記中継装置から受け取った配信先端末管理テーブルを参照して、配信先識別用タグを決定することを特徴とするマルチキャスト通信方式であり、マルチキャスト通信装置である。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を、図13により説明する。図13はマルチキャスト通信方式において、図5に示す配信先端末管理テーブルの内、一部を省略した管理テーブルの一例を示す図である。
前述の実施の形態2では、中継装置30に接続された端末装置40−4nの個数が増加するに伴って指数関数的に配信先端末管理テーブル303のエントリ数が増大するので、VLANの個数が不足するという問題があるが、本実施の形態3では、図13に例示するように配信先端末の個数が全端末の半分又は半分以下の個数であるエントリ及びその前後のエントリを削除することにより、配信先端末管理テーブル303のサイズを抑制することが出来る。GW装置20は中継装置30から通知された配信先端末管理テーブル303の内、配信先端末を全て含むエントリの内、配信端末数が最も小さいエントリを選択し、そのエントリのVLANを利用する。
これにより配信先端末管理テーブル303の生成・配布・検索の時間を短縮することが出来ると共にVLANの枯渇を防止することが出来る。
本実施の形態3は、前述のように、前記中継装置が、自中継装置に接続された端末装置の全ての配信パターンの内の一部を選択して持つ配信先端末管理テーブルを保持し、
前記GW装置は、与えられた前記配信先端末管理テーブルから最適な配信パターンを選択する手段を有していることを特徴とするマルチキャスト通信方式であり、マルチキャスト通信装置である。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を、図14および図15により説明する。図14は、マルチキャスト通信方式において、中継装置へ端末が接続されるのに伴い、配信先端末管理テーブルが自動的に更新される処理の一例を示す図である。図15は、マルチキャスト通信方式において、中継装置から端末装置が切断されるのに伴い、図7で示した配信先端末管理テーブルが更新された結果の一例を示す図である。
前述の実施の形態2では中継装置30は予め自分に接続された端末装置40−4nの全配信パターンを持つ配信先端末管理テーブル303を持つこととしていたが、本実施の形態4では、中継装置30が端末装置40−4nの接続/離脱を検知した場合、配信先端末管理テーブル303を自動的に更新する手段を持たせることにより、中継装置30へ端末装置40−4nが接続/離脱した場合においても、全端末装置に対して効率的なマルチキャスト配信を可能とする。
図14は中継装置30に、端末装置41〜44(対応ポート1(“1”として配信先端末管理テーブル303に登録)〜対応ポート4(“4”として配信先端末管理テーブル303に登録))に加え端末装置45が例えば中継装置30のポート6に接続された場合に配信先端末管理テーブル303を自動的に更新する処理を示す。中継装置30が端末装置45の接続を検知した場合、中継装置30は配信先端末管理テーブル303の全エントリをコピーし、コピーしたエントリの端末装置45が接続されたポート6(“6”として配信先端末管理テーブル303に登録)に対して、配信onを設定する。
つぎに、中継装置30から例えば端末装置43(接続ポート3(“3”として配信先端末管理テーブル303に登録))が離脱した場合に配信先端末管理テーブルを自動的に更新する処理を図15に基づいて説明する。中継装置30が端末装置43(接続ポート3(“3”として配信先端末管理テーブル303に登録))の離脱を検知すると、中継装置30は配信先端末管理テーブル303の離脱したポート3(“3”として配信先端末管理テーブル303に登録)が配信onになっているエントリを検索し削除する。
このように本実施の形態4によれば、中継装置30が端末装置の接続/離脱に応じて自動的に配信先端末管理テーブル303を更新することにより、端末装置の動的な接続/離脱に対応することができる。
本実施の形態4は、前述のように、前記中継装置が、端末装置があらたに接続された場合に前記配信先端末管理テーブルを自動的に更新する手段と、更新された配信先端末管理テーブルを前記GW装置に配信する手段とを有していることを特徴とするマルチキャスト通信方式であり、マルチキャスト通信装置である。
実施の形態5
以下、この発明の実施の形態5を、図16により説明する。図16はマルチキャスト通信方式を採用したシステムの構成の他の例を示す図である。
前述の実施の形態1〜4では、GW装置20において、(1)マルチキャストグループへの端末の参入・離脱の判定の処理、(2)マルチキャストアドレスに対応したVLAN_IDの決定の処理、(3)VLAN_IDに対応したVLANタグを付与する処理のそれぞれを行っていたが、これら処理(1)、(2)、(3)の各処理は、サーバ装置10でも実施することが可能である。
本実施の形態5のように、サーバ装置10に(1)、(2)、(3)の各処理を持たせることにより、図16に例示のように、新たにGW装置20を用意することなく、本実施の形態1〜4に示すマルチキャスト通信方式を実現することが可能になる。
本実施の形態5は、前述のように、サーバ装置と、前記サーバ装置が配信するデータを受信する複数の端末装置と、前記サーバ装置と複数の端末装置を接続する中継装置とを備え、
前記サーバ装置は、前記複数の端末装置に同時にデータを配信する同時配信手段と、データ配信先の前記端末装置を識別するために付与する配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルとを有し、
前記中継装置は、前記配信先識別用タグに従って配信する前記端末装置を管理する配信先端末管理テーブルと、ポートをグループ化するポートグループ化手段と、前記グループ化された各ポートに対してデータを同報通信するグループ化ポート同報配信手段とを有し、
前記サーバ装置は、前記端末装置から前記サーバ装置へ送信されたデータ配信要求を受信すると、前記サーバ装置から配信するデータのデータ種別とデータ配信先識別用タグを前記配信先識別用タグ管理テーブルに登録して、前記データに配信先識別用タグを付与すると共に、前記中継装置に対して、配信先端末装置と配信先識別用タグとを通知し、
前記中継装置は、前記サーバ装置から前記配信先端末装置と前記配信先識別用タグとを受け取ると自中継装置の管理する前記配信先端末管理テーブルに登録すると共に、前記サーバ装置で付与された前記配信先識別用のタグと前記配信先端末管理テーブルとを元にデータ要求元の複数の端末装置の接続されたポートをグループ化してそのグループのポートに接続されている端末装置に対して、前記サーバ装置から配信されたデータを同報配信することを特徴とするマルチキャスト通信方式であり、マルチキャスト通信装置である。
なお、図1〜図16において、同一または相当部分には同一符合を付してある。
この出願は、前述の実施の形態1〜5の各々で、あるいは実施の形態1〜5を適宜組み合わせて、代表的な特徴を有するゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システムの発明を包含している。
特徴1.
サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置よりも前記サーバ装置側にあり、前記サーバ装置と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置であって、
マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルが前記配信先識別用タグ管理テーブルと整合が取れるように、前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備えたゲートウェイ装置。
特徴2.
サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置よりも前記サーバ装置側にあり、前記サーバ装置と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置であって、
前記中継装置から送信された、配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルと、
マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備え、
前記配信先識別用タグ管理テーブル管理部が、前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録することを特徴とするゲートウェイ装置。
特徴3.
中継装置を介してマルチキャスト通信により複数の端末にデータを配信するサーバ装置であって、
マルチキャストアドレスごとに、所定の前記中継装置に中継される配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
所定の前記中継装置に中継される前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために所定の前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルが前記配信先識別用タグ管理テーブルと整合が取れるように、前記端末からのマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を所定の前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグをデータに付加して所定の前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備えたサーバ装置。
特徴4.
中継装置を介してマルチキャスト通信により複数の端末にデータを配信するサーバ装置であって、
前記中継装置から送信された、配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために所定の前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルと、
マルチキャストアドレスごとに、所定の前記中継装置に中継される配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
所定の前記中継装置に中継される前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して所定の前記中継装置にマルチキャスト通信のデータを送信する配信先識別用タグ付加部とを備え、
前記配信先識別用タグ管理テーブル管理部が、前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録することを特徴とするサーバ装置。
特徴5.
前述の特徴1に記載のゲートウェイ装置または前述の特徴3に記載のサーバ装置と複数の端末との間を中継する中継装置であって、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
前述の特徴1に記載のゲートウェイ装置または前述の特徴3に記載のサーバ装置から送信されて来た、配信先識別用タグ、参入または離脱の要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類のデータを用いて、前記配信先端末管理テーブルを変更して管理する配信先端末管理テーブル管理部とを備えた中継装置。
特徴6.
前述の特徴2に記載のゲートウェイ装置または前述の特徴4に記載のサーバ装置と複数の端末との間を中継する中継装置であって、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
前述の特徴1に記載のゲートウェイ装置または前述の特徴3に記載のサーバ装置に前記配信先端末管理テーブルを送信する配信先端末管理テーブル送信手段とを備えた中継装置。
特徴7.
前述の特徴6に記載の中継装置であって、
前記配信先端末管理テーブルが、接続する前記端末のすべての配信パターンを持つものであることを特徴とする中継装置。
特徴8.
前述の特徴6に記載の中継装置であって、
前記配信先端末管理テーブルが、配信する前記端末の数が所定個以上の配信パターンを持つものであることを特徴とする中継装置。
特徴9.
前述の特徴6ないし前述の特徴8の何れかに記載の中継装置であって、
前記中継装置が、前記端末が新たに接続または離脱することに応じて、前記配信先端末管理テーブルを自動的に更新する配信先端末管理テーブル更新手段を備え、
配信先端末管理テーブル更新手段が更新した前記配信先端末管理テーブルを、前記配信先端末管理テーブル送信手段が送信することを特徴とする中継装置。
特徴10.
サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置と、前記サーバ装置側と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
前記ゲートウェイ装置が、
マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであり、
前記中継装置が、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
前記ゲートウェイ装置から送信されて来た、配信先識別用タグ、参入または離脱の要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類のデータを用いて、前記配信先端末管理テーブルを変更して管理する配信先端末管理テーブル管理部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
特徴11.
マルチキャスト通信によりデータを複数の端末に配信するサーバ装置と、このサーバ装置に前記端末を接続する中継装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
前記サーバ装置が、
マルチキャストアドレスごとに、前記中継装置に中継される配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記中継装置に中継される前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
前記端末からのマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグをデータに付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであり、
前記中継装置が、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
前記ゲートウェイ装置から送信されて来た、配信先識別用タグ、参入または離脱の要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類のデータを用いて、前記配信先端末管理テーブルを変更して管理する配信先端末管理テーブル管理部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
特徴12.
サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置と、前記サーバ装置側と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
前記中継装置が、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
前記ゲートウェイ装置に前記配信先端末管理テーブルを送信する配信先端末管理テーブル送信手段とを有するものであり、
前記ゲートウェイ装置が、
前記中継装置から送信された配信先端末管理テーブルと、
マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルにおいて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
特徴13.
マルチキャスト通信によりデータを複数の端末に配信するサーバ装置と、このサーバ装置に前記端末を接続する中継装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
前記中継装置が、
配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
前記サーバ装置に前記配信先端末管理テーブルを送信する配信先端末管理テーブル送信手段とを有するものであり、
前記サーバ装置が、
前記中継装置から送信された配信先端末管理テーブルと、
マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルにおいて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグをデータに付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
この発明の実施の形態1を示す図で、マルチキャスト通信方式を採用したシステムの構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、GW装置で保持する配信先識別用タグ管理テーブルの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、サーバ装置で複数の端末にデータを配信する状態の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、中継装置で任意のポートをグループ化するポートグループ化手段により作成される配信先端末管理テーブル手段の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、中継装置でグループ化されたポートにデータを同報配信する処理の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、中継装置で保持する端末装置と接続ポートの関係を示すテーブルの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、GW装置でマルチキャスト配信されるパケットに識別子(VLANタグ)を付与する処理の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、端末装置がサーバ装置へ行うデータ配信要求の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、GW装置が端末装置からのデータ配信要求を受けて、端末装置に対してマルチキャスト配信を開始する処理の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、GW装置が端末装置からのデータ配信要求を受けて、端末装置に対してマルチキャスト配信を開始する時のシーケンス(プロトコルの流れ)の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、中継装置がGW装置から受信した識別子(VLAN ID)と配信先端末装置を元に識別子毎に端末装置が接続されたポートをグループ化する処理の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、マルチキャスト通信方式において、図4に示す中継装置が保持する配信先端末管理テーブルで、接続された端末の全配信パターンを持つものの一例を示す図である。 この発明の実施の形態3を示す図で、マルチキャスト通信方式において、図12に示す配信先端末管理テーブルの内、一部を省略した管理テーブルの一例を示す図である。 この発明の実施の形態4を示す図で、マルチキャスト通信方式において、中継装置へ端末が接続されるのに伴い、配信先端末管理テーブルが自動的に更新される処理の一例を示す図である。 この発明の実施の形態4を示す図で、マルチキャスト通信方式において、中継装置から端末装置が切断されるのに伴い、図14で示した配信先端末管理テーブルが更新された結果の一例を示す図である。 この発明の実施の形態5を示す図で、マルチキャスト通信方式を採用したシステムの構成の他の例を示す図である。
符号の説明
10 サーバ装置、
101 同報配信手段、
20 GW(gateway)装置、
201 配信先識別用タグ管理テーブル、
202 配信先識別用タグ管理テーブル管理部、
203 配信先管理端末管理テーブル整合部、
204 配信先識別用タグ付加部、
30 中継装置、
301 ポートグループ化手段、
302 グループ化ポート同報配信手段、
303 配信先端末管理テーブル、
304 各端末装置と各端末装置と接続するポートとの関係を登録したテーブル、
305 配信先端末管理テーブル管理部、
40〜4n 端末装置。

Claims (13)

  1. サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置よりも前記サーバ装置側にあり、前記サーバ装置と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置であって、
    マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルが前記配信先識別用タグ管理テーブルと整合が取れるように、前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
    前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備えたゲートウェイ装置。
  2. サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置よりも前記サーバ装置側にあり、前記サーバ装置と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置であって、
    前記中継装置から送信された、配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備え、
    前記配信先識別用タグ管理テーブル管理部が、前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録することを特徴とするゲートウェイ装置。
  3. 中継装置を介してマルチキャスト通信により複数の端末にデータを配信するサーバ装置であって、
    マルチキャストアドレスごとに、所定の前記中継装置に中継される配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    所定の前記中継装置に中継される前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理するために所定の前記中継装置が有する配信先端末管理テーブルが前記配信先識別用タグ管理テーブルと整合が取れるように、前記端末からのマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を所定の前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
    マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグをデータに付加して所定の前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを備えたサーバ装置。
  4. 中継装置を介してマルチキャスト通信により複数の端末にデータを配信するサーバ装置であって、
    前記中継装置から送信された、配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    マルチキャストアドレスごとに、所定の前記中継装置に中継される配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    所定の前記中継装置に中継される前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して所定の前記中継装置にマルチキャスト通信のデータを送信する配信先識別用タグ付加部とを備え、
    前記配信先識別用タグ管理テーブル管理部が、前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録することを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項1に記載のゲートウェイ装置または請求項3に記載のサーバ装置と複数の端末との間を中継する中継装置であって、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
    配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
    請求項1に記載のゲートウェイ装置または請求項3に記載のサーバ装置から送信されて来た、配信先識別用タグ、参入または離脱の要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類のデータを用いて、前記配信先端末管理テーブルを変更して管理する配信先端末管理テーブル管理部とを備えた中継装置。
  6. 請求項2に記載のゲートウェイ装置または請求項4に記載のサーバ装置と複数の端末との間を中継する中継装置であって、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
    配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
    請求項1に記載のゲートウェイ装置または請求項3に記載のサーバ装置に前記配信先端末管理テーブルを送信する配信先端末管理テーブル送信手段とを備えた中継装置。
  7. 請求項6に記載の中継装置であって、
    前記配信先端末管理テーブルが、接続する前記端末のすべての配信パターンを持つものであることを特徴とする中継装置。
  8. 請求項6に記載の中継装置であって、
    前記配信先端末管理テーブルが、配信する前記端末の数が所定個以上の配信パターンを持つものであることを特徴とする中継装置。
  9. 請求項6ないし請求項8の何れかに記載の中継装置であって、
    前記中継装置が、前記端末が新たに接続または離脱することに応じて、前記配信先端末管理テーブルを自動的に更新する配信先端末管理テーブル更新手段を備え、
    配信先端末管理テーブル更新手段が更新した前記配信先端末管理テーブルを、前記配信先端末管理テーブル送信手段が送信することを特徴とする中継装置。
  10. サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置と、前記サーバ装置側と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
    前記ゲートウェイ装置が、
    マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
    前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであり、
    前記中継装置が、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
    配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
    前記ゲートウェイ装置から送信されて来た、配信先識別用タグ、参入または離脱の要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類のデータを用いて、前記配信先端末管理テーブルを変更して管理する配信先端末管理テーブル管理部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
  11. マルチキャスト通信によりデータを複数の端末に配信するサーバ装置と、このサーバ装置に前記端末を接続する中継装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
    前記サーバ装置が、
    マルチキャストアドレスごとに、前記中継装置に中継される配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    前記中継装置に中継される前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルを管理する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    前記端末からのマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、要求されたマルチキャスト通信に対応する配信先識別用タグ、要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類を前記中継装置に送信する配信先管理端末管理テーブル整合部と、
    マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグをデータに付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであり、
    前記中継装置が、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
    配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
    前記ゲートウェイ装置から送信されて来た、配信先識別用タグ、参入または離脱の要求があった前記端末、参入または離脱の何れかである要求の種類のデータを用いて、前記配信先端末管理テーブルを変更して管理する配信先端末管理テーブル管理部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
  12. サーバ装置がマルチキャスト通信により配信するデータを受信する複数の端末をサーバ装置に接続する中継装置と、前記サーバ装置側と前記中継装置の間でデータを中継するゲートウェイ装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
    前記中継装置が、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
    配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
    前記ゲートウェイ装置に前記配信先端末管理テーブルを送信する配信先端末管理テーブル送信手段とを有するものであり、
    前記ゲートウェイ装置が、
    前記中継装置から送信された配信先端末管理テーブルと、
    マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    前記端末から前記サーバ装置に送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルにおいて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    前記サーバ装置からマルチキャスト通信により送付されるデータに対して、このデータのマルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグを付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
  13. マルチキャスト通信によりデータを複数の端末に配信するサーバ装置と、このサーバ装置に前記端末を接続する中継装置とを備えるマルチキャスト通信システムであって、
    前記中継装置が、
    配信先識別用タグとこの配信先識別用タグが付いたデータの配信先の前記端末とを管理する配信先端末管理テーブルと、
    配信先識別用タグごとに前記配信先端末管理テーブルを参照して前記端末が接続するポートをグループ化するポートグループ化手段と、
    配信先識別用タグが付いたデータを対応するグループ化されたポートに同報通信するグループ化ポート同報配信手段と、
    前記サーバ装置に前記配信先端末管理テーブルを送信する配信先端末管理テーブル送信手段とを有するものであり、
    前記サーバ装置が、
    前記中継装置から送信された配信先端末管理テーブルと、
    マルチキャストアドレスごとに配信先の前記端末と配信先識別用タグを管理する配信先識別用タグ管理テーブルと、
    前記端末から送信されるマルチキャスト通信への参入または離脱の要求に応じて、前記配信先識別用タグ管理テーブルにおいて、対応するマルチキャストアドレスの配信先の前記端末を変更し、変更後の配信先の前記端末をすべて含み配信する前記端末の数が最小の配信先識別用タグを前記配信先端末管理テーブルから取得して、配信先識別用タグとして記録する配信先識別用タグ管理テーブル管理部と、
    マルチキャストアドレスにより前記配信先識別用タグ管理テーブルを参照して取得した配信先識別用タグをデータに付加して前記中継装置に送信する配信先識別用タグ付加部とを有するものであることを特徴とするマルチキャスト通信システム。
JP2008278412A 2008-10-29 2008-10-29 ゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システム Pending JP2010109574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278412A JP2010109574A (ja) 2008-10-29 2008-10-29 ゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278412A JP2010109574A (ja) 2008-10-29 2008-10-29 ゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010109574A true JP2010109574A (ja) 2010-05-13

Family

ID=42298593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278412A Pending JP2010109574A (ja) 2008-10-29 2008-10-29 ゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010109574A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012004915A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 局側装置及びマルチキャスト制御方法
JP2013030165A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Nhn Business Platform Corp データ格納方法及び装置
JP2013038519A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Hitachi Ltd 中継システム
US8873552B2 (en) 2012-03-19 2014-10-28 International Business Machines Corporation Unregistered multicast (MC) packet forwarding to multicast router ports
JP2015186161A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 日本電気通信システム株式会社 制御装置、出力装置制御システム、出力装置制御方法、出力装置中継制御方法、および出力装置制御プログラム
JP2018011210A (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 三菱電機株式会社 中継装置及び中継方法
JP2020053872A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 沖電気工業株式会社 中継装置および制御プログラム
CN112292839A (zh) * 2018-06-15 2021-01-29 日本电信电话株式会社 网络管理系统、管理装置、中继装置、方法以及程序

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012004915A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 局側装置及びマルチキャスト制御方法
JP2013030165A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Nhn Business Platform Corp データ格納方法及び装置
JP2013038519A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Hitachi Ltd 中継システム
US8873552B2 (en) 2012-03-19 2014-10-28 International Business Machines Corporation Unregistered multicast (MC) packet forwarding to multicast router ports
US9197540B2 (en) 2012-03-19 2015-11-24 International Business Machines Corporation Unregistered multicast packet forwarding to multicast router ports
US9602393B2 (en) 2012-03-19 2017-03-21 International Business Machines Corporation Unregistered multicast packet forwarding to multicast router ports
JP2015186161A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 日本電気通信システム株式会社 制御装置、出力装置制御システム、出力装置制御方法、出力装置中継制御方法、および出力装置制御プログラム
JP2018011210A (ja) * 2016-07-14 2018-01-18 三菱電機株式会社 中継装置及び中継方法
CN112292839A (zh) * 2018-06-15 2021-01-29 日本电信电话株式会社 网络管理系统、管理装置、中继装置、方法以及程序
JP2020053872A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 沖電気工業株式会社 中継装置および制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010109574A (ja) ゲートウェイ装置、サーバ装置、中継装置、およびマルチキャスト通信システム
US8081628B2 (en) Multicast distribution tree establishment and maintenance in a wireless multi-hop relay communication system
JP3872058B2 (ja) 仮想マルチキャストネットワーク方法及びそのシステム
JP4077330B2 (ja) データ生成装置
CA2721472C (en) Method and apparatus for multicast tree management in multi-hop relay communication system
CN1968172B (zh) 智能过滤计算机网络内冗余数据流的方法、网络设备及系统
JP2008079175A (ja) フレーム転送システム
JP5653912B2 (ja) マルチキャスト・グループ管理のための方法及び装置
JP2000244488A (ja) マルチキャストセッション管理装置
JP2003309601A (ja) マルチキャスト通信装置およびシステム
JP2001244976A (ja) マルチキャストパケット転送装置、マルチキャストパケット転送システム及び記憶媒体
JP3493309B2 (ja) マルチキャスト送信方法
JPH10242962A (ja) インターネット上のマルチキャストゲートウェイ通信方法及びシステム
JPH11313059A (ja) マルチキャスト通信方法及びそのシステム並びにマルチキャスト通信プログラムを記録した記録媒体
US20210243113A1 (en) Source-initiated distribution of spine node identifiers of preferred spine nodes for use in multicast path selection
JP2007521763A (ja) サービス中継サブネット間マルチキャスト−ネットワーク基盤に依らないサブネット横断マルチキャスト解決策
US7617316B2 (en) Network connection device, network system and method for avoiding duplication of proxy function
JP3962343B2 (ja) マルチキャストデータ通信システム及びその方法
JP2006324981A (ja) マルチキャストパケット転送方式
US7886078B2 (en) Connection support server and communication apparatus
JPH09252319A (ja) パケット転送方法およびパケット転送装置
JP2005341199A (ja) Dhcpパケット輻輳制御システム及びその方法
KR20150022440A (ko) Mac 주소를 이용하는 이더넷 네트워크 장치 및 방법
JP2023104770A (ja) マルチキャスト中継装置、マルチキャスト中継システム及びマルチキャスト中継方法
JP4481666B2 (ja) 通信システム、ルータ、送信端末、受信端末及び通信方法