JP2010109456A - 無線通信システム、無線端末及び通信制御方法 - Google Patents

無線通信システム、無線端末及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信品質の劣化の抑制、及び、干渉の抑制の双方を適切に行うことを可能とする。
【解決手段】無線端末1Aにおける制御部102は、接続先無線基地局から送信される、上り通信チャネルの電力増加要求を受信する電力増加要求・変調方式受信部204と、非接続先無線基地局から送信される、上り通信チャネルの電力減少要求を受信する電力減少要求受信部202と、電力増加要求・変調方式要求受信部204により電力増加要求が受信され、且つ、電力減少要求受信部202により電力減少要求が受信された場合に、上り通信チャネルにおける通信に用いられる送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスを、設定前よりも低い送信電力を有し、且つ、前記上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式を有する変調クラスに設定する変調クラス設定部208とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線端末が無線基地局からの要求に応じて送信電力及び変調方式を設定する無線通信システム、当該無線通信システムにおける無線端末、及び、当該無線端末における通信制御方法に関する。
無線通信システムにおいて、各無線基地局は、当該無線基地局が提供するセル内に在圏する無線端末に対して通信チャネルを割り当てる。無線端末は、この割り当てられた通信チャネルを用いて、在圏するセルを提供する無線基地局に接続し、当該無線基地局との間で通信を行う。
上述した通信において、無線端末の移動によって当該無線端末と無線基地局との距離が長くなると、携帯端末が上り通信チャネルに設定した送信電力が不変の場合、通信品質が劣化する場合がある。
このような通信品質の劣化抑制のために、以下のような対策が採られる場合がある。例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)で策定された規格であるLTE(Long Term Evolution)を採用する無線通信システムでは、無線基地局は、無線端末に割り当てた上り通信チャネルの通信品質を測定し、当該通信品質が所定レベル未満である場合には、無線端末に対して、送信電力の増加を要求する。
また、上述した通信において、無線基地局と無線端末との間の通信チャネルと、他の無線基地局と他の無線端末との間の通信チャネルとが、同一の周波数帯である場合、一方の通信チャネルは他方の通信チャネルの干渉を受けることがある。
このような干渉の抑制のために、無線基地局は、干渉の原因となっている通信チャネルが割り当てられている他の無線端末に対して、送信電力の減少を要求する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−247626号公報
ところで、上述したような通信品質の劣化の抑制、及び、干渉の抑制の対策が同時に行われる場合、無線端末は、当該無線端末の接続先である無線基地局(以下、接続先無線基地局という)から送信電力の増加の要求を受けるとともに、当該無線端末の接続先でない無線基地局(以下、非接続先無線基地局という)から送信電力の減少の要求を受けることがある。
従来は、このように矛盾する送信電力の増減の要求を受けてしまうと、無線端末は、通信品質の劣化の抑制、及び、干渉の抑制の双方を実現することができないという問題があった。
上記問題点に鑑み、本発明は、通信品質の劣化の抑制、及び、干渉の抑制の双方を適切に行うことが可能な無線通信システム、無線端末及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の側面は、無線端末(無線端末1A、無線端末1B、無線端末1C)と、前記無線端末の接続先の無線基地局である接続先無線基地局(無線端末1Aに対する無線基地局2A、無線端末1Bに対する無線基地局2B、無線端末1Cに対する無線基地局2C)と、前記無線端末の接続先以外の無線基地局である非接続先無線基地局(無線端末1Aに対する無線基地局2B及び無線基地局2C、無線端末1Bに対する無線基地局2B及び無線基地局2C、無線端末1Cに対する無線基地局2A及び無線基地局2B)とを含む無線通信システム(無線通信システム10)であって、前記接続先無線基地局は、前記接続先無線基地局における上り通信チャネルの通信品質を測定する通信品質測定部(CQI測定部252及びCRCチェック部258)と、前記通信品質測定部により測定された前記通信品質が第1のレベル未満である場合に、前記上り通信チャネルの送信電力の増加を要求するための電力増加要求を前記無線端末へ送信する電力増加要求送信部(送信電力・変調方式設定部260及びメッセージ送信部262)とを備え、前記非接続先無線基地局は、前記上り通信チャネルにおける通信により、前記非接続先無線基地局における通信チャネルに生じる干渉電力を測定する干渉電力測定部(干渉電力測定部272)と、前記干渉電力測定部により測定された前記干渉電力が第2のレベル以上である場合に、前記上り通信チャネルの送信電力の減少を要求するための電力減少要求を前記無線端末へ送信する電力減少要求送信部(送信電力設定部274及びメッセージ送信部276)とを備え、前記無線端末は、前記接続先無線基地局からの前記電力増加要求を受信する電力増加要求受信部と、前記非接続先無線基地局からの前記電力減少要求を受信する電力減少要求受信部(電力減少要求受信部202)と、前記電力増加要求受信部により前記電力増加要求が受信され、且つ、前記電力減少要求受信部により前記電力減少要求が受信された場合に、前記上り通信チャネルの送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスについて、直前の送信電力よりも低い送信電力を設定するとともに、前記上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式を設定する変調クラス設定部(変調クラス設定部208)とを備えることを要旨とする。
このような無線通信システムによれば、無線端末は、非接続先無線基地局による送信電力の減少要求に応じて、上り通信チャネルの送信電力を低くする。したがって、非接続先無線基地局における通信チャネルに生じる干渉電力が抑制される。
但し、上り通信チャネルの送信電力が低くなると、接続先無線基地局による送信電力の増加要求に反し、上り通信チャネルの通信品質が劣化してしまう。このため、無線端末は、上り通信チャネルの変調方式を、当該上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式に設定する。したがって、非接続先無線基地局における通信チャネルに生じる干渉電力が抑制されるとともに、接続先無線基地局における上り通信チャネルの通信品質の劣化が抑制される。
本発明の第2の側面は、無線基地局との間で通信を行う無線端末であって、接続先の無線基地局である接続先無線基地局から送信される、上り通信チャネルの送信電力の増加を要求するための電力増加要求を受信する電力増加要求受信部と、接続先以外の無線基地局である非接続先無線基地局から送信される、前記上り通信チャネルの送信電力の減少を要求するための電力減少要求を受信する電力減少要求受信部と、前記電力増加要求受信部により前記電力増加要求が受信され、且つ、前記電力減少要求受信部により前記電力減少要求が受信された場合に、前記上り通信チャネルの送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスについて、直前の送信電力よりも低い送信電力を設定するとともに、前記上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式を設定する変調クラス設定部とを備えることを要旨とする。
このような無線端末によれば、上述と同様、無線端末は、非接続先無線基地局による送信電力の減少要求に応じて、上り通信チャネルの送信電力を低くする。一方、無線端末は、上り通信チャネルの変調方式を、当該上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式に設定する。したがって、非接続先無線基地局における通信チャネルに生じる干渉電力が抑制されるとともに、接続先無線基地局における上り通信チャネルの通信品質の劣化が抑制される。
本発明の第3の側面は、前記電力減少要求は、送信電力値を含んでおり、前記変調クラス設定部は、前記電力減少要求に含まれる前記送信電力値に対応する送信電力を設定することを要旨とする。
本発明の第4の側面は、前記電力減少要求受信部は、複数の前記非接続先無線基地局のそれぞれから送信される複数の前記電力減少要求を受信し、前記変調クラス設定部は、複数の前記電力減少要求に含まれる前記送信電力値の最小値及び平均値の何れかに対応する送信電力を設定することを要旨とする。
本発明の第5の側面は、前記接続先無線基地局から送信される、前記上り通信チャネルの変調方式の設定を要求するための変調方式要求を受信する変調方式要求受信部(電力増加要求・変調方式要求受信部204)を備え、前記変調クラス設定部は、前記電力増加要求受信部により受信された前記変調方式要求に対応する変調方式を設定することを要旨とする。
本発明の第6の側面は、前記変調クラス設定部は、前記変調方式要求に対応する変調方式を有する前記変調クラスでは、前記上り通信チャネルの通信品質が前記所要レベル未満となる場合に、前記変調方式要求に対応する変調方式の設定を中止することを要旨とする。
このような無線端末によれば、接続先無線基地局が要求する変調方式では、上り通信チャネルの通信品質が所要レベル未満となるような場合には、当該上り通信チャネルの通信品質の劣化を抑制することができなくなるため、無線端末は、接続先無線基地局が要求する変調方式を設定することを中止することで、適切に上り通信チャネルの通信品質の劣化を抑制することが可能となる。
本発明の第7の側面は、前記接続先無線基地局から送信される、再送要求を受信する再送要求受信部(電力増加要求・変調方式要求受信部204)を備え、前記変調クラス設定部は、前記再送要求受信部により前記再送要求が受信された場合に、前記再送要求の対象となる無線信号の送信時にのみ、直前の送信電力よりも高い送信電力を設定することを要旨とする。
本発明の第8の側面は、無線基地局との間で通信を行う無線端末における通信制御方法であって、前記無線端末が、接続先の無線基地局である接続先無線基地局から送信される、上り通信チャネルの送信電力の増加を要求するための電力増加要求を受信するステップと、前記無線端末が、接続先以外の無線基地局である非接続先無線基地局から送信される、前記上り通信チャネルの送信電力の減少を要求するための電力減少要求を受信するステップと、前記無線端末が、前記電力増加要求及び前記電力減少要求を受信した場合に、前記上り通信チャネルの送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスについて、直前の送信電力よりも低い送信電力を設定するとともに、前記上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式を設定するステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、無線端末が、非接続先無線基地局による送信電力の減少要求に応じて、上り通信チャネルの送信電力を低くし、上り通信チャネルの変調方式を、当該上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式に設定することで、非接続先無線基地局における通信チャネルに生じる干渉電力が抑制されるとともに、接続先無線基地局における上り通信チャネルの通信品質の劣化が抑制される。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)無線通信システムの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
まず、本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成について、(1.1)無線通信システムの全体概略構成、(1.2)無線端末の構成、(1.3)無線基地局の構成の順に説明する。
(1.1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図1に示すように、無線通信システム10は、無線端末1A、無線端末1B及び無線端末1Cと、無線基地局2A、無線基地局2B及び無線基地局2Cとを含む。無線通信システム10は、3GPPで策定された規格であるLTEに基づく構成を有する。図1において、無線端末1Aは、無線基地局2Aが提供するセル3Aに在圏している。また、無線端末1Bは、無線基地局2Bが提供するセル3Bに在圏し、無線端末1Cは、無線基地局2Cが提供するセル3Cに在圏している。
無線端末1A、無線端末1B及び無線端末1Cは、それぞれ電源投入時やハンドオーバ時において、無線基地局2A〜2Cが送信する参照信号やパイロット信号の通信品質(受信SNR、受信RSSI、受信FER等)を比較して、最も通信品質が高い参照信号等の送信元の無線基地局に位置登録要求を送信する。無線基地局は、無線端末からの位置登録要求を受信すると、当該無線端末の位置登録を行うとともに、当該無線端末に対して通信チャネルを割り当てる。これにより、無線端末と無線基地局との間の通信が可能となる。
図1の例では、無線端末1Aは、セル3Aに在圏している。このため、無線端末1Aにおいては、通常、無線基地局2Aからの参照信号等の通信品質が最も高くなる。この場合、無線端末1Aは、無線基地局2Aに対して位置登録要求を送信する。無線基地局2Aは、無線端末1Aからの位置登録要求を受信すると、当該無線端末1Aの位置登録を行うとともに、当該無線端末1Aに対して通信チャネルを割り当てる。
このような処理によって、無線端末1Aは、無線基地局2Aに接続する。したがって、無線基地局2Aは、無線端末1Aに対して接続先無線基地局となり、無線基地局2B及び無線基地局2Cは、無線端末1Aに対して非接続先無線基地局となる。
また、無線端末1Bは、セル3Bに在圏している。このため、無線端末1Bにおいては、通常、無線基地局2Bからの参照信号等の通信品質が最も高くなる。この場合、無線端末1Bは、無線基地局2Bに対して位置登録要求を送信する。無線基地局2Bは、無線端末1Bからの位置登録要求を受信すると、当該無線端末1Bの位置登録を行うとともに、当該無線端末1Bに対して通信チャネルを割り当てる。
このような処理によって、無線端末1Bは、無線基地局2Bに接続する。したがって、無線基地局2Bは、無線端末1Bに対して接続先無線基地局となり、無線基地局2A及び無線基地局2Cは、無線端末1Bに対して非接続先無線基地局となる。
また、無線端末1Cは、セル3Cに在圏している。この場合、無線端末1Cにおいては、通常、無線基地局2Cからの参照信号等の通信品質が最も高くなる。このため、無線端末1Cは、無線基地局2Cに対して位置登録要求を送信する。無線基地局2Cは、無線端末1Cからの位置登録要求を受信すると、当該無線端末1Cの位置登録を行うとともに、当該無線端末1Cに対して通信チャネルを割り当てる。
このような処理によって、無線端末1Cは、無線基地局2Cに接続する。 したがって、無線基地局2Cは、無線端末1Cに対して接続先無線基地局となり、無線基地局2A及び無線基地局2Bは、無線端末1Cに対して非接続先無線基地局となる。
その後、無線端末1A〜1Cと無線基地局2A〜2Cとの間で通信が行われる。図1の例では、無線端末1Aは、上り通信チャネルを用いて、無線基地局2Aへデータを送信する。一方、無線基地局2Aは、下り通信チャネルを用いて、無線端末1Aへデータを送信する。同様にして、無線端末1Bと無線基地局2Bとの間の通信や、無線端末1Cと無線基地局2Cとの間の通信が行われる。
(1.2)無線端末の構成
次に、無線端末1A〜1Cの構成について、(1.2.1)無線端末の概略構成、(1.2.2)無線端末の詳細構成の順に説明する。
但し、無線端末1B及び無線端末1Cの概略構成は、無線端末1Aと同様であるため、無線端末1B及び無線端末1Cの概略構成及び詳細構成についての説明は省略する。
(1.2.1)無線端末の概略構成
図2は、無線端末1Aの概略構成図である。図2に示すように、無線端末1Aは、制御部102、記憶部103、アンテナ104、無線通信部106、モニタ108、マイク110、スピーカ112及び操作部114を含む。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、無線端末1Aが具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、無線端末1Aにおける制御などに用いられる各種情報を記憶する。
無線通信部106は、RF回路、ベースバンド回路等を含み、変調及び復調、符号化及び復号等を行い、アンテナ104を介して無線信号の送受信を行う。また、無線通信部106は、アンテナ104を介して、無線基地局2A〜2Cが送信する参照信号等を周期的に受信する。
モニタ108は、制御部102を介して受信した画像を表示したり、操作内容(入力電話番号やアドレスなど)を表示したりする。マイク110は、音声を集音し、集音された音声に基づく音声データを制御部102へ出力する。スピーカ112は、制御部102から取得した音声データに基づいて音声を出力する。
操作部114は、テンキーやファンクションキーなどによって構成され、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。
(1.2.2)無線端末の詳細構成
次に、無線端末1Aの詳細構成、具体的には、制御部102の機能ブロック構成について説明する。図3は、制御部102の機能ブロック構成図である。図3に示すように、制御部102は、電力減少要求受信部202、電力増加要求・変調方式要求受信部204、変調クラス設定部208、チャネルコーディング部210及びマッピング部212を含む。
電力減少要求受信部202は、無線端末1Aに対して非接続先無線基地局である無線基地局2Bや無線基地局2Cからの送信電力減少要求を受信する。
送信電力減少要求は、無線端末1Aと無線基地局2Aとの間における上り通信チャネル(無線端末1Aから無線基地局2Aへ向かう通信チャネル)での通信によって、無線基地局2Bにおける通信チャネル(無線基地局2Bと無線端末1Bとの間の通信チャネル)や、無線基地局2Cにおける通信チャネル(無線基地局2Cと無線端末1Cとの間の通信チャネル)に所定値以上の干渉電力が生じた場合に、無線基地局2Bや無線基地局2Cが、無線基地局2Aにおける上り通信チャネルの送信電力を減少させて、更に干渉電力を減少させるために、無線端末1Aに対して送信するものである。
更に、電力減少要求受信部202は、受信した送信電力減少要求を変調クラス設定部208へ出力する。
電力増加要求・変調方式要求受信部204は、接続先無線基地局である無線基地局2Aからの送信電力増加要求や変調方式要求を受信する。
送信電力増加要求は、無線基地局2Aにおける上り通信チャネルの通信品質が所定のレベル未満である場合に、無線基地局2Aにおける上り通信チャネルの送信電力を増加させて、通信品質を向上させるために、無線基地局2Aが、無線端末1Aに対して送信するものである。
変調方式要求は、無線基地局2Aにおける上り通信チャネルでの通信において、所定の変調方式が用いられるように、無線基地局2Aが、無線端末1Aに対して送信するものである。
更に、電力増加要求・変調方式要求受信部204は、受信した送信電力増加要求及び変調方式要求を変調クラス設定部208へ出力する。
変調クラス設定部208は、入力した送信電力減少要求、送信電力増加要求及び変調方式要求に基づいて、上り通信チャネルの送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスを設定する(図11で後述する)。更に、変調クラス設定部208は、設定した上り通信チャネルの変調クラスをマッピング部212へ出力する。
チャネルコーディング部210は、上り通信チャネルを用いて送信するデータを入力すると、当該データに誤り訂正用のCRC(Cyclic Redundancy Check)データを付加し、符号化する等のチャネルコーディング処理を行う。更に、チャネルコーディング部210は、チャネルコーディング処理後のデータをマッピング部212へ出力する。
マッピング部212は、変調クラス設定部208からの上り通信チャネルの変調クラスによって示される変調方式に応じて、チャネルコーディング部210からのデータを変調する。更に、マッピング部212は、変調後の信号である無線信号を、上り通信チャネルの変調クラスによって示される送信電力によって、上り通信チャネルを用いて無線基地局2Aへ送信する。
(1.3)無線基地局の構成
次に、無線基地局2A〜1Cの構成について、(1.3.1)無線基地局の概略構成、(1.3.2)無線基地局の詳細構成の順に説明する。但し、無線基地局2B及び無線基地局2Cの概略構成は無線基地局2Aと同様であるため、無線基地局2B及び無線基地局2Cの概略構成についての説明は省略する。
(1.3.1)無線基地局の概略構成
図4は、無線基地局2Aの概略構成図である。図4に示すように、無線基地局2Aは、制御部152、記憶部153、I/F部154、無線通信部156及びアンテナ158を含む。
制御部152は、例えばCPUによって構成され、無線基地局2Aが具備する各種機能を制御する。記憶部153は、例えばメモリによって構成され、無線基地局2Aにおける制御などに用いられる各種情報を記憶する。
I/F部154は、ルータ等を介してネットワークに存在するアクセスゲートウェイ等に接続される。
無線通信部156は、RF回路、ベースバンド回路等を含み、変調及び復調、符号化及び復号等を行い、アンテナ158を介して無線信号の送受信を行う。また、無線通信部156は、アンテナ158を介して参照信号等を送信する。
(1.3.2)無線基地局の詳細構成
次に、無線基地局2A〜1Cの詳細構成、具体的には、制御部152の機能ブロック構成について説明する。図5は、無線基地局2Aが無線端末1Aに対して接続先無線基地局となる場合の当該無線基地局2Aの制御部152の機能ブロック構成図である。なお、無線基地局2Bが無線端末1Bに対して接続先無線基地局となる場合の無線基地局2Bの制御部152と、無線基地局2Cが無線端末1Cに対して接続先無線基地局となる場合の無線基地局2Bの制御部152も、無線基地局2Aの制御部152と同様であるので、その説明は省略する。
図5に示すように、制御部152は、CQI測定部252、デマッピング部254、デコード部256、CRCチェック部258、送信電力・変調方式設定部260及びメッセージ送信部262を含む。
CQI測定部252は、無線端末1Aから上り通信チャネルを介して送信される無線信号を受信すると、上り通信チャネルのCQIを測定する。更に、CQI測定部252は、受信した無線信号をデマッピング部254へ出力するとともに、測定したCQIを送信電力・変調方式設定部260へ出力する、
デマッピング部254は、CQI測定部252からの無線信号を入力すると、当該無線信号を復調する。更に、デマッピング部254は、復調により得られたデータをデコード部256へ出力する。
デコード部256は、デマッピング部254からのデータを復号し、復号後のデータをCRCチェック部258へ出力する。
CRCチェック部258は、デマッピング部254からのデータを入力し、当該データに含まれるCRCデータに基づいて誤り検出を行う。更に、CRCチェック部258は、誤り検出の結果を送信電力・変調方式設定部260へ出力する。
送信電力・変調方式設定部260は、CQI測定部252からのCQIを入力し、CRCチェック部258からの誤り検出の結果を入力する。次に、送信電力・変調方式設定部260は、誤り検出の結果が、無線信号を正常に受信していないことを示している場合、CQIに基づいて、上り通信チャネルでの通信に用いられる送信電力及び変調方式を設定する。ここで、設定される送信電力は、直前に上り通信チャネルでの通信に用いられていた送信電力よりも大きい値である。更に、送信電力・変調方式設定部260は、設定した送信電力の値及び変調方式の情報をメッセージ送信部262へ出力する。
メッセージ送信部262は、送信電力・変調方式設定部260からの送信電力の値を含んだ送信電力増加要求と、送信電力・変調方式設定部260からの変調方式の情報を含んだ変調方式要求とを、下り通信チャネルを用いて無線端末1Aへ送信する。
図6は、無線基地局2Aが無線端末1Bや無線端末1Cに対して非接続先無線基地局となる場合の無線基地局2Aの制御部152の機能ブロック構成図である。なお、無線基地局2Bが無線端末1Aや無線端末1Cに対して非接続先無線基地局となる場合の無線基地局2Bの制御部152や、無線基地局2Cが無線端末1Aや無線端末1Bに対して非接続先無線基地局となる場合の無線基地局2Cの制御部152も、無線基地局2Aの制御部152と同様であるので、その説明は省略する。
図6に示すように、制御部152は、干渉電力測定部272、送信電力設定部274及びメッセージ送信部276を含む。
干渉電力測定部272は、無線端末1Bと無線基地局2Bとの間の上り通信チャネルでの通信によって、無線端末1Aと無線基地局2Aとの間の通信チャネルに生じる干渉電力を測定する。更に、干渉電力測定部272は、干渉電力の値を送信電力設定部274へ出力する。
送信電力設定部274は、干渉電力測定部272からの干渉電力の値が所定値以上である場合、当該干渉電力の値に基づいて、無線端末1Bと無線基地局2Bとの間の上り通信チャネルでの通信に用いられる送信電力を設定する。ここで、設定される送信電力は、直前に無線端末1Bと無線基地局2Bとの間の上り通信チャネルでの通信に用いられていた送信電力よりも小さい値である。更に、送信電力設定部274は、設定した送信電力の値をメッセージ送信部276へ出力する。
メッセージ送信部276は、送信電力設定部274からの送信電力の値を含んだ送信電力減少要求を無線端末1Bや無線端末1Cへ送信する。
なお、無線端末1C(無線端末1B)と無線基地局2C(無線基地局2B)との間の上り通信チャネルでの通信によって、無線端末1Aと無線基地局2Aとの間の通信チャネルに干渉電力が生じる場合も、干渉電力測定部272、送信電力設定部274及びメッセージ送信部276は、上述と同様の処理を行う。
(2)無線通信システムの動作
まず、無線端末が無線基地局に接続する際の動作を説明する。以下においては、無線端末1Aに対して、無線基地局2Aが接続先無線基地局となり、無線基地局2B及び無線基地局2Cが非接続先無線基地局となる場合を例に説明する。
図7は、無線通信システム10において、無線端末1Aが無線基地局2Aに接続する際の動作を示すシーケンス図である。
ステップS101において、無線基地局2Aは、参照信号を送信する。無線端末1Aは、電源投入時やハンドオーバ時に、無線基地局2Aからの参照信号を受信する。同様に、ステップS102において、無線基地局2B及び2Cは、参照信号を送信する。無線端末1Aは、電源投入時やハンドオーバ時に、無線基地局2B及び2Cからの参照信号を受信する。
ステップS103において、無線端末1Aは、受信した各参照信号の通信品質(例えば、CQI)を測定する。ステップS104において、無線端末1Aは、通信品質が最も高い参照信号の送信元の無線基地局を接続先無線基地局として決定する。ここでは、無線基地局2Aが、無線端末1Aに対する接続先無線基地局となる。
ステップS105において、無線端末1Aは、接続先無線基地局である無線基地局2Aに対して、位置登録要求を送信する。無線基地局2Aは、無線端末1Aからの位置登録要求を受信する。ステップS106において、無線基地局2Aは、無線端末1Aの位置登録を行う。
ステップS107において、無線基地局2Aは、無線端末1Aに対して通信チャネル(上り通信チャネル及び下り通信チャネル)を割り当てる。更に、ステップS108において、無線基地局2Aは、割り当てられた通信チャネルの識別情報等を含む通信チャネル割り当て情報を、無線端末1Aへ送信する。無線端末1Aは、無線基地局2Aからの通信チャネル割り当て情報を受信する。
ステップS109において、無線基地局2Aは、送信電力の初期値の情報(初期送信電力情報)を無線端末1Aへ送信する。無線端末1Aは、無線基地局2Aからの初期送信電力情報を受信する。
ステップS110において、無線端末1Aは、受信した初期送信電力情報に基づいて、上り通信チャネルにおける初期送信電力を設定する。更に、ステップS111において、無線端末1Aは、割り当てられた上り通信チャネルを用い、初期送信電力により無線信号を無線基地局2Aへ送信する。無線基地局2Aは、無線端末1Aからの無線信号を受信する。
また、ステップS112に示すように、無線端末1Aが送信する無線信号は、無線基地局2B及び2Cにおける通信チャネルの干渉信号となる場合がある。
次に、無線端末と無線基地局との上り通信チャネルでの通信時の動作を説明する。図8は、無線端末1Aに対して接続先無線基地局となる無線基地局2Aの動作を示すフローチャートである。
ステップS201において、無線基地局2Aの制御部152は、無線端末1Aからの無線信号を受信したか否かを判定する。無線信号が受信された場合、ステップS202において、制御部152内のCQI測定部252は、上り通信チャネルのCQIを測定する。
ステップS203において、制御部152内のデマッピング部254は、無線信号を復調する。更に、デコード部256は、復調により得られたデータを復号する。
ステップS204において、CRCチェック部258は、復号により得られたデータに含まれるCRCデータに基づいて誤り検出(CRCチェック)を行う。
ステップS205において、制御部152内の送信電力・変調方式設定部260は、CRCチェック部258における誤り検出の結果に基づいて、無線信号を正常に受信したか否かを判定する。具体的には、送信電力・変調方式設定部260は、CRCデータに基づく誤り訂正が不可能な場合には、無線信号が正常に受信されなかったと判定する。
無線信号が正常に受信された場合、ステップS206において、制御部152内のメッセージ送信部262は、無線端末1Aからの無線信号を正常に受信したことを示す応答であるACKを、無線端末1Aへ送信する。
一方、無線信号が正常に受信されなかった場合、ステップS207において、制御部152内の送信電力・変調方式設定部260は、正常に受信されなかった無線信号の再送回数が所定回に達したか否かを判定する。再送回数が所定回数に達した場合、ステップS210において、制御部152内の送信電力・変調方式設定部260は、再送回数が所定回に達した無線信号に対応するデータを破棄する。
一方、再送回数が所定回数に達していない場合、ステップS208において、制御部152内の送信電力・変調方式設定部260は、CQI測定部252によって測定されたCQIに基づいて、上り通信チャネルでの通信に用いられる送信電力及び変調方式を設定する。
ステップS209において、制御部152内のメッセージ送信部262は、送信電力・変調方式設定部260によって設定された送信電力の値を含む送信電力増加要求を生成するとともに、送信電力・変調方式設定部260によって設定された変調方式の情報を含む変調方式要求を生成する。更に、制御部152内のメッセージ送信部262は、送信電力増加要求及び変調方式要求を、無線信号の再送要求であるNACKに含ませて、無線端末1Aへ送信する。
図9は、無線端末1Aに対して非接続先無線基地局となる無線基地局2Bの動作を示すフローチャートである。なお、無線端末1Aに対して非接続先無線基地局となる無線基地局2Cも無線基地局2Bと同様の動作を行う。
ステップS251において、無線基地局2Bの制御部152は、無線端末1Aからの干渉信号を受信したか否かを判定する。干渉信号が受信された場合、ステップS252において、制御部152内の干渉電力測定部272は、干渉電力を測定する。
ステップS253において、制御部152内の送信電力設定部274は、干渉電力の値が所定値以上であるか否かを判定する。干渉電力の値が所定値以上である場合、ステップS254において、制御部152内の送信電力設定部274は、干渉電力の値に基づいて、無線端末1Aと無線基地局2Aとの間の上り通信チャネルでの通信に用いられる送信電力を設定する。
ステップS255において、制御部152内のメッセージ送信部276は、送信電力設定部274によって設定された送信電力の値を含んだ送信電力減少要求を無線端末1Aへ送信する。
図10は、無線端末1Aの動作を示すフローチャートである。
ステップS301において、制御部102内の電力増加要求・変調方式要求受信部204は、接続先無線基地局である無線基地局2AからのNACKを受信したか否かを判定する。NACKが受信された場合、更に、ステップS302において、制御部102内の電力減少要求受信部202は、非接続先無線基地局である無線基地局2B及び無線基地局2Cの少なくとも何れかからの送信電力減少要求を受信したか否かを判定する。
送信電力減少要求が受信された場合、ステップS303において、制御部102内の変調クラス設定部208は、上り通信チャネルの送信電力及び変調方式の設定を開始する。
ステップS304において、制御部102内の変調クラス設定部208は、記憶部103に記憶された変調クラステーブルに基づいて、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する送信電力の値、すなわち、受信されたNACK内の送信電力増加要求に含まれる送信電力の値が、無線基地局2Aの要求する変調方式に対応する送信電力の値のうち、最低の値であるか否かを判定する。
図11は、記憶部103に記憶された変調クラステーブルを示す図である。図11に示す変調クラステーブルにおいて、1から順に番号が付与された各変調クラスは、上り通信チャネルの送信電力の値と、当該送信電力の値の場合にCQIが所要のレベル以上となる変調方式とを組み合わせて構成されている。
図11に示す変調クラステーブルにおいて、送信電力値は、対応する変調クラスの番号が小さいほど、小さくなり、対応する変調クラスの番号が大きいほど、大きくなる。したがって、変調クラスの番号1に対応する送信電力A(1)が最も小さく、変調クラスの番号N+M+Lに対応する送信電力A(N+M+L)が最も大きい。
また、図11に示す変調クラステーブルにおいて、変調方式は、対応する変調クラスの番号が小さい方から順に、QPSK、16QAM、64QAMの3種類が存在する。上り通信チャネルに、これらQPSK、16QAM、64QAMの変調方式を用い、且つ、同一の送信電力で通信が行われる場合、CQIは、良好な順にQPSK、16QAM、64QAMとなる。すなわち、図11の例では、対応する変調クラスの番号が小さい変調方式ほど、CQIが良好である。
図11に示す変調クラステーブルが用いられる場合、ステップS304においては、制御部102内の変調クラス設定部208は、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する送信電力の値が、A(1)、A(N+1)、A(N+M+1)の何れかである場合、当該送信電力の値が、無線基地局2Aの要求する変調方式に対応する送信電力の値のうち、最低の値であると判定する。
再び、図10に戻って説明する。接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する送信電力の値が、無線基地局2Aの要求する変調方式に対応する送信電力の値のうち、最低の値である場合、ステップS305において、制御部102内の変調クラス設定部208は、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式、すなわち、受信されたNACK内の変調方式要求に含まれる変調方式が、QPSKであるか否かを判定する。
接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式がQPSKである場合、ステップS306において、制御部102内の変調クラス設定部208は、番号が1の変調クラス(変調クラス1)、すなわち、送信電力値がA(1)、変調方式がQPSKの変調クラスを設定する。
一方、ステップS304において、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する送信電力の値が、無線基地局2Aの要求する変調方式に対応する送信電力の値のうち、最低の値でないと判定された場合、又は、ステップS305において、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式が、QPSKでないと判定された場合、ステップS307において、制御部102内の変調クラス設定部208は、複数の非接続先無線基地局(ここでは、無線基地局2B及び無線基地局2C)からの送信電力減少要求を受信したか否かを判定する。
複数の非接続先無線基地局からの送信電力減少要求が受信された場合、ステップS308において、制御部102内の変調クラス設定部208は、各送信電力減少要求に含まれる送信電力値が異なるか否かを判定する。
各送信電力減少要求に含まれる送信電力値が異なると判定された場合、ステップS309において、制御部102内の変調クラス設定部208は、各送信電力値の最低値又は平均値を選択する。
一方、ステップS307において、複数の非接続先無線基地局からの送信電力減少要求を受信していない、すなわち、単一の非接続先無線基地局からの送信電力減少要求を受信したと判定された場合、ステップS310において、制御部102内の変調クラス設定部208は、単一の非接続先無線基地局からの送信電力減少要求に含まれる送信電力値を選択する。また、ステップS308において、各送信電力減少要求に含まれる送信電力値が同一であると判定された場合、ステップS310において、制御部102内の変調クラス設定部208は、その同一の送信電力値を選択する。
ステップS309及びステップS310の何れかにおいて、送信電力値が選択された後、ステップS311において、制御部102内の変調クラス設定部208は、その選択された送信電力値(選択送信電力値)と、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式とに基づいて、上り通信チャネルの変調クラスを設定する。
具体的には、制御部102内の変調クラス設定部208は、変調クラステーブルを参照し、選択送信電力値を有する変調クラスを抽出し、上り通信チャネルの変調クラスとして設定する。この際、選択送信電力値を有する変調クラスが存在しない場合には、制御部102内の変調クラス設定部208は、各変調クラスのうち、選択送信電力値よりも小さく、且つ、選択送信電力値に最も近い送信電力値を組み合わせた変調クラスを設定する。
更に、制御部102内の変調クラス設定部208は、設定された変調クラスの有する変調方式が、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式と一致するか否かを判定する。
設定された変調クラスの有する変調方式が、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式と一致する場合には、制御部102内の変調クラス設定部208は、設定した変調クラスを変更しない。
一方、設定された変調クラスの有する変調方式が、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式と一致しない場合には、制御部102内の変調クラス設定部208は、以下の2通りの手法を採ることができる。
第1の手法では、制御部102内の変調クラス設定部208は、設定した変調クラスを変更しない。一方、第2の手法では、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式のCQIが、設定した変調クラスの有する変調方式のCQIよりも良好である場合には、制御部102内の変調クラス設定部208は、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式を有する変調クラスのうち、最大の送信電力値を有する変調クラスに変更する。一方、接続先無線基地局である無線基地局2Aの要求する変調方式のCQIが、設定した変調クラスの有する変調方式のCQIよりも劣化する場合には、制御部102内の変調クラス設定部208は、設定した変調クラスを変更しない。
(3)作用・効果
このように、本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、無線端末1Aと接続先無線基地局である無線基地局2Aとの間で、上り通信チャネルでの通信が行われることにより、非接続先無線基地局である無線基地局2Bや無線基地局2Cにおける通信チャネルに所定値以上の干渉電力が生じる場合には、無線端末1Aは、無線基地局2Bや無線基地局2Cからの上り通信チャネルについての送信電力減少要求を受信する。また、接続先無線基地局である無線基地局2Aが無線端末1Aからの無線信号を正常に受信することができなくなった場合には、無線端末1Aは、無線基地局2Aからの上り通信チャネルについての送信電力増加要求を受信する。
上述のように、非接続先無線基地局である無線基地局2Bや無線基地局2Cと、接続先無線基地局である無線基地局2Aとが、無線端末1Aに対して上り通信チャネルの送信電力について矛盾する要求を行った場合、無線端末1Aは、非接続先無線基地局である無線基地局2Bや無線基地局2Cからの送信電力減少要求に応じて、上り通信チャネルの送信電力を低くする。したがって、非接続先無線基地局である無線基地局2Bや無線基地局2Cにおける通信チャネルに生じる干渉電力が抑制される。
但し、上り通信チャネルの送信電力が低くなると、接続先無線基地局である無線基地局2Aからの送信電力増加要求に反することとなり、上り通信チャネルのCQIが劣化し、無線基地局2Aにおける無線信号の正常受信が更に困難となってしまう。このため、無線端末1Aは、変調クラステーブルを参照して、低くなった送信電力と、当該送信電力に対応する変調方式、すなわち、上り通信チャネルの送信電力が低くなった場合においても、CQIが所要のレベル以上となる変調方式とを有する変調クラスを設定する。したがって、無線基地局2Bや無線基地局2Cにおける通信チャネルに生じる干渉電力が抑制されるとともに、接続先無線基地局である無線基地局2Aにおける上り通信チャネルのCQIの劣化が抑制される。
また、本発明の実施形態に係る無線通信システム10によれば、接続先無線基地局である無線基地局2Aが変調方式要求を無線端末1Aへ送信する場合において、当該変調方式要求に含まれる変調方式のCQIが、設定した変調クラスの有する変調方式のCQIよりも劣化する場合には、無線端末1Aは、設定した変調クラスを変更しない。したがって、適切に上り通信チャネルの通信品質の劣化を抑制することが可能となる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、無線端末1Aの制御部102内の変調クラス設定部208は、接続先無線基地局である無線基地局2AからのNACKを受信した場合には、直ちに変調クラスを設定した。これに対して、無線端末1Aの制御部102内の変調クラス設定部208は、NACKに対応する再送対象の無線信号の送信時にのみ、上り通信チャネルの送信電力を増加させ、その後に、非接続先無線基地局である無線基地局2Bや無線基地局2Cからの送信電力減少要求に応じて、上り通信チャネルの送信電力を低くするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、LTEを採用する無線通信システムについて説明したが、無線端末と無線基地局間との間で上り通信チャネルを用いた通信を行う無線通信システムであれば本発明を応用可能である。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線端末の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る、無線端末における制御部の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る、無線基地局における制御部の第1の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る、無線基地局における制御部の第2の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る接続先無線基地局の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る非接続先無線基地局の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る無線端末の動作を示すフローチャートである。 変調クラステーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1A〜1C…無線端末、2A〜2C…無線基地局、3A〜3C…セル、10…無線通信システム、102…制御部、103…記憶部、104…アンテナ、106…無線通信部、108…モニタ、110…マイク、112…スピーカ、114…操作部、152…制御部、153…記憶部、154…I/F部、156…無線通信部、158…アンテナ、202…電力減少要求受信部、204…電力増加要求・変調方式要求受信部、208…変調クラス設定部、210…チャネルコーディング部、212…マッピング部、252…CQI測定部、254…デマッピング部、256…デコード部、258…CRCチェック部、260…送信電力・変調方式設定部、262…メッセージ送信部、272…干渉電力測定部、274…送信電力設定部、276…メッセージ送信部

Claims (8)

  1. 無線端末と、
    前記無線端末の接続先の無線基地局である接続先無線基地局と、
    前記無線端末の接続先以外の無線基地局である非接続先無線基地局と
    を含む無線通信システムであって、
    前記接続先無線基地局は、
    前記接続先無線基地局における上り通信チャネルの通信品質を測定する通信品質測定部と、
    前記通信品質測定部により測定された前記通信品質が第1のレベル未満である場合に、前記上り通信チャネルの送信電力の増加を要求するための電力増加要求を前記無線端末へ送信する電力増加要求送信部と
    を備え、
    前記非接続先無線基地局は、
    前記上り通信チャネルにおける通信により、前記非接続先無線基地局における通信チャネルに生じる干渉電力を測定する干渉電力測定部と、
    前記干渉電力測定部により測定された前記干渉電力が第2のレベル以上である場合に、前記上り通信チャネルの送信電力の減少を要求するための電力減少要求を前記無線端末へ送信する電力減少要求送信部と
    を備え、
    前記無線端末は、
    前記接続先無線基地局からの前記電力増加要求を受信する電力増加要求受信部と、
    前記非接続先無線基地局からの前記電力減少要求を受信する電力減少要求受信部と、
    前記電力増加要求受信部により前記電力増加要求が受信され、且つ、前記電力減少要求受信部により前記電力減少要求が受信された場合に、前記上り通信チャネルの送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスについて、直前の送信電力よりも低い送信電力を設定するとともに、前記上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式を設定する変調クラス設定部と
    を備える無線通信システム。
  2. 無線基地局との間で通信を行う無線端末であって、
    接続先の無線基地局である接続先無線基地局から送信される、上り通信チャネルの送信電力の増加を要求するための電力増加要求を受信する電力増加要求受信部と、
    接続先以外の無線基地局である非接続先無線基地局から送信される、前記上り通信チャネルの送信電力の減少を要求するための電力減少要求を受信する電力減少要求受信部と、
    前記電力増加要求受信部により前記電力増加要求が受信され、且つ、前記電力減少要求受信部により前記電力減少要求が受信された場合に、前記上り通信チャネルの送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスについて、直前の送信電力よりも低い送信電力を設定するとともに、前記上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式を設定する変調クラス設定部と
    を備える無線端末。
  3. 前記電力減少要求は、送信電力値を含んでおり、
    前記変調クラス設定部は、前記電力減少要求に含まれる前記送信電力値に対応する送信電力を設定する請求項2に記載の無線端末。
  4. 前記電力減少要求受信部は、複数の前記非接続先無線基地局のそれぞれから送信される複数の前記電力減少要求を受信し、
    前記変調クラス設定部は、複数の前記電力減少要求に含まれる前記送信電力値の最小値及び平均値の何れかに対応する送信電力を設定する請求項3に記載の無線端末。
  5. 前記接続先無線基地局から送信される、前記上り通信チャネルの変調方式の設定を要求するための変調方式要求を受信する変調方式要求受信部を備え、
    前記変調クラス設定部は、前記電力増加要求受信部により受信された前記変調方式要求に対応する変調方式を設定する請求項2乃至4の何れかに記載の無線端末。
  6. 前記変調クラス設定部は、前記変調方式要求に対応する変調方式を有する前記変調クラスでは、前記上り通信チャネルの通信品質が前記所要レベル未満となる場合に、前記変調方式要求に対応する変調方式の設定を中止する請求項5に記載の無線端末。
  7. 前記接続先無線基地局から送信される、再送要求を受信する再送要求受信部を備え、
    前記変調クラス設定部は、前記再送要求受信部により前記再送要求が受信された場合に、前記再送要求の対象となる無線信号の送信時にのみ、直前の送信電力よりも高い送信電力を設定する請求項2乃至6の何れかに記載の無線端末。
  8. 無線基地局との間で通信を行う無線端末における通信制御方法であって、
    前記無線端末が、接続先の無線基地局である接続先無線基地局から送信される、上り通信チャネルの送信電力の増加を要求するための電力増加要求を受信するステップと、
    前記無線端末が、接続先以外の無線基地局である非接続先無線基地局から送信される、前記上り通信チャネルの送信電力の減少を要求するための電力減少要求を受信するステップと、
    前記無線端末が、前記電力増加要求及び前記電力減少要求を受信した場合に、前記上り通信チャネルの送信電力及び変調方式を組み合わせた変調クラスについて、直前の送信電力よりも低い送信電力を設定するとともに、前記上り通信チャネルの通信品質が所要レベル以上となる変調方式を設定するステップと
    を備える通信制御方法。
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