JP2010107082A - 空気調和機のフィルタ装置 - Google Patents

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Naoki Sakamoto
尚希 坂本
Hideaki Nakagawa
英明 中川
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Abstract

【課題】フィルタの清掃を自動的に行うようにした空気調和機のフィルタ装置において、清掃性能の向上と金型費用削減を両立した空気調和機のフィルタ装置を提供すること。
【解決手段】熱交換器を通過する空気の塵埃を捕集するフィルタ2と、前記フィルタ2を設置するフィルタ枠1と前記フィルタ2に沿って駆動可能な除塵手段とを有するフィルタ装置において、フィルタ2を平板化し、前記フィルタ枠にセットしたとき当該フィルタがL字状に屈曲してセットされる構成とすることで、除塵性能の向上を図り、かつ、金型費用の低減を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルタの清掃を自動的に行うようにした空気調和機のフィルタ装置に関するものである。
従来、この種のフィルタ装置のフィルタは、初めからL字型に曲がったものを用いるか、または、上下分割構成になっており、L型に曲がった部分は上下いずれかのフィルタで構成していた(例えば、特許文献1参照)。また、これらの空気調和機のフィルタ装置には、熱交換器を通過する空気の塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタをセットするフィルタ枠と前記フィルタに沿って移動可能な吸引ノズルと、前記吸引ノズルに連結された吸引装置により構成される吸引方式によるフィルタ自動清掃機能を有するものがある。
図6は、特許文献1に記載された従来の空気調和機を示す図である。図6に示すように従来の空気調和機のフィルタ装置は、フィルタ枠1に固定されたフィルタ2がL字型に形成されている。また該フィルタ装置には、フィルタ2上に捕集された塵埃を吸引する吸引ノズル3、吸引ダクト5を介して吸引ノズル3に接続される吸引装置6が構成されている。前記吸引ノズル3にはその一部に開口を設けるとともに、該開口部をふさぐことができるようにノズル開口部を覆いつつノズル開口部に沿うようにベルトを配置し、なおかつそのノズル開口部上のベルトの一部分に穴(以下、吸引孔と記す)が設けてある。
以上のように構成された従来の空気調和機のフィルタ装置では、吸引ノズル3を左右に駆動し、更に、吸引孔の位置を順次移動することでフィルタ2全域に渡ってフィルタ自動清掃が行われる。
特開2008−111599号公報
しかしながら、上記従来技術ではフィルタを上下一体化にした場合は、L字型に曲がったものを成形するために、L字型の深さ分を確保するために、大きな金型が必要となる。また、上下分割した場合でも、金型面数が多くなり、いずれにしても金型費用が増大するという課題を有していた。
また、ベルト駆動方式の吸引ノズルを用いる場合には、ノズルの角部は、直角曲げが出来ずに、R形状またはC面形状にしなければならない。そのため、フィルタ形状もノズルに沿う形状合わせて角部をR形状またはC面形状にして上下一体化するか、曲げ部を避けるために上下分割形状にしなければならない。その結果、大きな金型が必要となったり、金型面数が多くなったりして、金型費用が増大していた。
上記課題を解決するため本発明の空気調和機のフィルタ装置は、熱交換器を通過する空気の塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタを設置するフィルタ枠と、前記フィルタに沿って駆動可能な除塵手段とを有するフィルタ装置であって、前記フィルタを平板状として、前記フィルタ枠にセットしたとき当該フィルタがL字状に屈曲してセットされる構成としたものである。
これによって、安価でかつ効率の良いフィルタ清掃が可能な空気調和機の提供が可能となる。
本発明の空気調和機のフィルタ装置は、フィルタ成形金型の費用を最小限に抑えながら、効率のよいフィルタ清掃を行なうことができる。
第1の発明は、熱交換器を通過する空気の塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタを設置するフィルタ枠と、前記フィルタに沿って駆動可能な除塵手段とを有するフィルタ装置であって、前記フィルタを平板状として、前記フィルタ枠にセットしたとき当該フィルタがL字状に屈曲してセットされる構成としたものである。
これにより、金型の費用の削減を図りつつ、効率のよりフィルタ清掃が可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明において、フィルタ曲げ部の始まりの部分をフィルタ枠に係止する係止手段を備えたものである。これにより、フィルタをフィルタ枠に確実に固定することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、フィルタを一体化または左右2分割以上とすることにより強度が増加する。また、金型を1つとすることができるため、上下に分割した場合よりも金型費の削減が可能となる。
第4の発明は、特に第1〜第3の発明において、フィルタ曲げ部の桟の板厚を直線部の桟の板厚よりも薄くしたものである。これにより、組立て時に容易にL字に曲げることが可能となる。
第5の発明は、特に第1〜第4の発明において、フィルタ除塵手段を吸引ノズルとしたものである。これにより、吸引孔との距離を保つことで吸引能力の低下を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。なお、従来例と同じ部分については同じ記号を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における空気調和機のフィルタ装置の構成の例を示した図である。この図において熱交換器を通過する空気の塵埃を除去するフィルタ装置は、フィルタ枠1と、フィルタ2から構成され、そのフィルタ2の表面に沿って移動可能な除塵手段としての吸引ノズル3が設けられる。吸引ノズル3はフィルタ枠1の上下端に設置されたガイドレール4により、フィルタ2と極めて狭い間隙を保って円滑に左右に移動することができる。なお、図1に示すようにフィルタ2はフィルタ枠1に係止手段としてのフック8により係止されている。このフック8は図1から明らかなように、フィルタ2がL字上に曲がり始める部分の少し手前となるフィルタ枠1の横桟に嵌合係止するように形成してある。
図2は第1の実施の形態にて採用した吸引ノズルの詳細について、ノズルと後述するベルトを別々に示した図で、組立て時はベルトを外側に配置して固定する。図2左に示すように、吸引ノズル3には開口部9が設けられており、吸引ノズル3の外側には開口部9を覆いつつ該開口部9に沿って駆動可能なベルト10(図2右)が配置される。ベルト10
には吸引部となる吸引孔11が設けられ、吸引孔11に沿ってブラシ(図示せず)が配置されている。また、吸引ノズル3のベルト10を、モータ12及びギア13と、ベルト10に複数設けられギア13に噛み合う駆動穴14とによって駆動することで、吸引する場所を可変する。
さらに、吸引ノズル3には吸引ダクト5が連結され、吸引ダクト5は吸引装置6に連結される。吸引ダクト5は吸引ノズル3の移動に差し支えないように折り曲げ可能なダクトで形成されている。吸引装置6には排気ダクト7が連結され、室外へ引き回される。
図3は、平板状のフィルタ2をフィルタ枠1にセットする工程を示した図、図4はフィルタ2のフック部8の詳細図である。図3(a)の矢印に示すように、フィルタ2の両側をフィルタ枠1に設けたガイドに合わせながら、平面状態のままで奥まで挿入する。この時、図4に示すようにフィルタ2に設けたフック部8をフィルタ枠1の横桟とかみ合わせる。これによって、フィルタ2を曲げた時のフィルタ中央部の浮き上がりを防止できる。次に図3(b)の矢印に示すように、フィルタ2をフィルタ枠1に沿わせるように下へ折り曲げるようにしてフィルタ2をセットする。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
フィルタ装置の清掃運転が開始されると、吸引ノズル3が左右に移動し、吸引ノズルに取り付けられたベルト10に設けられた吸引孔11よりフィルタ2表面に付着した塵埃を吸引する。吸引孔11の面積を小さくすることで、極めて小出力の吸引装置でもフィルタ2の全面を充分に吸引清掃することが可能となる。また、吸引孔11の横にはブラシが設けられているため、フィルタ2上に強く付着してしまって吸引清掃だけでは除去しきれない塵埃も、ブラシが掻き取る力を利用することで確実に除去することが可能である。さらに、吸引ノズル3によって吸引された塵埃は、吸引装置6に連結された排気ダクト7を介して室外へ排気される。
ここで、フィルタ2の曲げ部の桟の厚さは、曲げ部以外より薄く形成されており、フィルタ2のセット時に容易に曲げることができる。また、フック部8によってフィルタ2をフィルタ枠1に確実に固定、特にフィルタ2がL字上に曲がる部分で固定しているため、この部分が浮き上がるようなことを防止でき、設置スペースの大型化を防止できる。しかもこの曲がり部分でも、フィルタ2とブラシおよび吸引孔11との間の間隙を極めて狭く維持することができ、吸引ノズル3の移動性を損なうことなく良好な除塵効果を発揮させることができる。また、本実施の形態では、フィルタ2を上下で分割することなく曲げ部のRを実現できるので、フィルタ枠1のR位置においても吸引清掃が可能になる。
以上のように本発明の空気調和機は、熱交換器を通過する空気の塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタを設置するフィルタ枠と前記フィルタに沿って駆動可能な除塵手段とを有するフィルタ装置であって、前記フィルタを平板状として、前記フィルタ枠にセットしたとき当該フィルタがL字状に屈曲してセットされる構成とすることにより、フィルタの製造時にL字型にすることなく平板状に形成することができるため、効率のよいフィルタ清掃ができるとともにフィルタの成型金型費の削減が可能となる。
なお、本実施の形態ではフィルタ2の係止手段をフック状のものとしたが、螺子や凹凸部を噛み合わせる構成などによって係止しても良い。
さらに、本実施の形態ではフィルタ2上の塵埃を除去する塵埃除去手段に吸引ノズル3とブラシを用いるとして説明したが、吸引ノズル3のみ又はブラシのみの構成としても良いのはいうまでもない。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、フィルタを平板に形成することで、成型金型費の削減が可能となるため、家庭用や業務用の空気調和機や空気清浄機など塵埃を捕集するエアフィルタを備えた各種装置のフィルタ自動清掃の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機のフィルタ装置の構成図 本発明の実施の形態1における吸引ノズルの構造をノズルとベルトを別々にして示した図 (a)(b)本発明の実施の形態1におけるフィルタのセット工程を示した図 本発明の実施の形態1におけるフィルタのフック部の詳細図 従来の空気調和機におけるフィルタ装置の構成図
符号の説明
1 フィルタ枠
2 フィルタ
3 吸引ノズル
4 ガイドレール
5 吸引ダクト
6 吸引装置
7 排気ダクト
8 フィルタのフック部
9 開口部
10 ベルト
11 吸引孔
12 モータ
13 ギア
14 駆動穴

Claims (5)

  1. 熱交換器を通過する空気の塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタを設置するフィルタ枠と、前記フィルタに沿って駆動可能な除塵手段とを有するフィルタ装置であって、前記フィルタを平板状として、前記フィルタ枠にセットしたとき当該フィルタがL字状に屈曲してセットされる空気調和機のフィルタ装置。
  2. フィルタ曲げ部の始まりの部分をフィルタ枠に係止する係止手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の空気調和器のフィルタ装置。
  3. フィルタを一体化または、左右2分割以上としたことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機のフィルタ装置。
  4. フィルタ曲げ部の桟の板厚は、直線部の桟の板厚よりも薄くしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和器のフィルタ装置。
  5. フィルタ除塵手段を吸引ノズルとした請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和機のフィルタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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