JP2010106599A - Structure for attaching joint metal - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は建築構造材の軸組において、第1の構造材の側面に接合金具を介して第2の構造材の木口部を突き合わせ、同接合金具を介して両構造材を接合する際の同接合金具の第1の構造材への取付構造に関するものである。 According to the present invention, in the framework of a building structural material, the end of the second structural material is abutted against the side surface of the first structural material via a joint fitting, and both structural materials are joined via the joint fitting. The present invention relates to a structure for attaching a joint fitting to a first structural member.
軸組工法において構造材としての柱と柱、柱と梁あるいは梁と梁を固定する場合においてしばしば接合金具が使用されている。そのような接合金具の一例として特許文献1の意匠公報を挙げる。この特許文献1の接合金具(意匠に係る物品名:建築用梁固定金具)でも例えばその使用状態を示す参考図1のように例えばボルト状部材としての片引きボルトと座金及びナット(あるいは両引きボルト)によって梁に固定するようにしている。
このような構成において建築物に例えば風や地震等によって構造材の接合箇所に様々な外力が作用することとなる。
例えば上記梁のような横架材に横方向の力がかかると接合金具を介して座金に大きな引っ張り力がかかる可能性がある。そのため従来では座金の面積を比較的大きくして単位面積あたりの耐荷重を軽減することで座金の変形や座金の木部へのめり込み等の不具合を防止している。しかし、それほど座金の面積を大きくしなくとも座金にかかる荷重を軽減でき、引っ張り応力に対向できるボルト状部材を固定する金具が求められていた。
また、同様に横架材の横方向の力として柱を押圧する力、つまり圧縮力が作用する可能性もある。従来ではその圧縮力は片引きボルトには伝達されていなかったので圧縮力は横架材から柱が受けることとなっていた。しかし、接合金具は木材に比べ段違いに強度が高いためこの圧縮力を接合金具にも分散させたいという要請があった。
更に、横架材の上下方向の動きによって片引きボルトに大きな剪断力が作用する可能性がある。もちろん、片引きボルトでも剪断力に抗しうるだけの耐力を備えているものの、瞬間的な非常に大きな力がかかる場合を想定して剪断力を分散させたいという要請があった。
本発明は上記課題を解決するためのものである。その目的は外力が作用した場合に発生する種々の応力に対してより耐力の大きな接合金具の取付構造を提供することにある。
In such a configuration, various external forces act on the joints of the structural material due to, for example, wind or earthquake on the building.
For example, when a horizontal force is applied to the horizontal member such as the beam, a large pulling force may be applied to the washer through the joint fitting. Therefore, conventionally, the area of the washer is made relatively large to reduce the load resistance per unit area, thereby preventing problems such as deformation of the washer and penetration of the washer into the wood part. However, there has been a demand for a metal fitting for fixing a bolt-shaped member that can reduce the load applied to the washer without increasing the area of the washer so much and can oppose the tensile stress.
Similarly, there is a possibility that a force that presses the column, that is, a compressive force, acts as a lateral force of the horizontal member. In the past, the compressive force was not transmitted to the pulling bolt, so the compressive force was received by the column from the horizontal member. However, since the joint metal has a much higher strength than wood, there has been a demand for dispersing this compressive force in the joint metal.
Furthermore, there is a possibility that a large shearing force acts on the pull-out bolt due to the vertical movement of the horizontal member. Of course, there is a demand to disperse the shear force on the assumption that a very large force is applied instantaneously even though the single pull bolt has a proof strength that can resist the shear force.
The present invention is for solving the above-mentioned problems. The object is to provide a mounting structure for a joint fitting that is more resistant to various stresses generated when an external force is applied.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、第1の構造材の側面に接合金具を介して第2の構造材の木口部を突き合わせ、同接合金具を介して両構造材を接合する際の同接合金具の第1の構造材への取付構造であって、前記第1の構造材には外側方から内側方にかけてボルト部材が挿通され、同ボルト部材は本体の両端寄り外周にそれぞれ螺設された雄ネジ部と、同本体の同雄ネジ部間の外周に螺設された前記第1の構造材に螺合するラグスクリューネジ部と、前記両雄ネジ部に螺合された前記第1の構造材の外側面及び内側面にそれぞれ当接する第1及び第2の座金部材から構成され、前記接合金具は前記第1の構造材の側面に当接されるボルト挿通孔が形成された固定板体と、同固定板体の前面から前方に延出され前記第2の構造材の木口部に形成した挿入溝に挿入される挿入板片とを備え、少なくとも前記接合金具側に配置される第2の座金部材は前記第1の構造材の側面に形成された同第2の座金部材の厚みと同深さの凹部内に収容され前記接合金具の前記固定板体が同第2の座金部材の外側端面と当接するとともに、前記ボルト部材の先端が前記接合金具の前記固定板体に形成した前記ボルト挿通孔から同固定板体の前面側に突出し前記第1の構造材の側面と締結部材とによって同固定板体が挟持されるようにしたことをその要旨とする。
これによってボルト部材はラグスクリューネジ部によって強い固定力で第1の構造材に配設され、接合金具は第1の構造材の側面に固定板体によって面着するとともにボルト部材の本体に螺合された第2の座金部材の端面とも面着することとなる。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention according to
As a result, the bolt member is arranged on the first structural member with a strong fixing force by the lag screw threaded portion, and the joining metal fitting is attached to the side surface of the first structural member by the fixing plate body and screwed to the main body of the bolt member. The end face of the second washer member thus formed is also faced.
また、請求項2に記載の発明では、第1の構造材の側面に接合金具を介して第2の構造材の木口部を突き合わせ、同接合金具を介して両構造材を接合する際の同接合金具の第1の構造材への取付構造であって、前記第1の構造材には外側方から内側方にかけてボルト部材が挿通され、同ボルト部材は本体の先端寄り外周に螺設された雄ネジ部と、同本体の基端に一体形成された前記第1の構造材の外側面に当接するヘッド部と、同ヘッド部と前記雄ネジ部間の外周に螺設された前記第1の構造材に螺合するラグスクリューネジ部と、前記雄ネジ部に螺合された前記第1の構造材の内側面に当接する座金部材から構成され、前記接合金具は前記第1の構造材の側面に当接されるボルト挿通孔が形成された固定板体と、同固定板体の前面から前方に延出され前記第2の構造材の木口部に形成した挿入溝に挿入される挿入板片とを備え、少なくとも前記座金部材は前記第1の構造材の側面に形成された同座金部材の厚みと同深さの凹部内に収容され前記接合金具の前記固定板体が同座金部材の外側端面と当接するとともに、前記ボルト部材の先端が前記接合金具の前記固定板体に形成した前記ボルト挿通孔から同固定板体の前面側に突出し前記第1の構造材の側面と締結部材とによって同固定板体が挟持されるようにしたことをその要旨とする。
これによってボルト部材はラグスクリューネジ部によって強い固定力で第1の構造材に配設され、接合金具は第1の構造材の側面に固定板体によって面着するとともにボルト部材の本体に螺合された第2の座金部材の端面とも面着することとなる。
Further, in the invention described in
As a result, the bolt member is arranged on the first structural member with a strong fixing force by the lag screw threaded portion, and the joining metal fitting is attached to the side surface of the first structural member by the fixing plate body and screwed to the main body of the bolt member. The end face of the second washer member thus formed is also faced.
また、請求項3に記載の発明では請求項1の発明の構成に加え、前記第1の座金部材は前記第2の座金部材用の凹部内よりも深い凹部内に収容されていることをその要旨とする。
また、請求項4に記載の発明では請求項2の発明の構成に加え、前記ヘッド部は回転力受動部を備えていることをその要旨とする。
これによって、ボルト部材を回転力受動部によってヘッド部を介して回転力を受動させてラグスクリューネジ部の作用によって本体を貫通孔の周囲の木質部に食い込ませることができる。
また、請求項5に記載の発明では請求項1〜4のいずれか発明の構成に加え、前記座金部材は円板形状とされ、その中心に形成された透孔内周の雌ネジ部によって前記本体の前記雄ネジ部と螺合されていることをその要旨とする。
また、請求項6に記載の発明では請求項1〜5のいずれか発明の構成に加え、前記座金部材は回転力受動部を備えていることをその要旨とする。
これによって、ボルト部材を回転力受動部によって座金部材を介して回転力を受動させてラグスクリューネジ部の作用によって本体を貫通孔の周囲の木質部に食い込ませることができる。
また、請求項7に記載の発明では請求項6の発明の構成に加え、前記回転力受動部は前記座金部材の上面に形成されていることをその要旨とする。
According to a third aspect of the present invention, in addition to the configuration of the first aspect of the invention, the first washer member is accommodated in a recess deeper than the recess for the second washer member. The gist.
Further, the gist of the invention according to
As a result, the rotational force can be passively passed through the head portion by the rotational force passive portion of the bolt member, and the main body can be bitten into the wood portion around the through hole by the action of the lag screw screw portion.
Moreover, in addition to the structure of any one of Claims 1-4, in the invention of Claim 5, the said washer member is made into disk shape, and the said female screw part of the inner periphery of the through-hole formed in the center is said. The gist is that it is screwed with the male screw portion of the main body.
Further, the gist of the invention described in
As a result, the rotational force can be passively passed through the washer member by the rotational force passive portion of the bolt member, and the main body can be bitten into the wood portion around the through hole by the action of the lag screw screw portion.
Further, the gist of the invention according to
以上のように構成することで上記各請求項の発明では、接合金具の第1の構造材の接合箇所周辺に外力が作用した場合において、応力の分散が実現されているため従来よりも応力に対する耐力のある接合金具の取付構造を提供することが可能となる。 With the above-described configuration, in the invention of each of the above claims, when an external force is applied around the joint portion of the first structural member of the joint metal, the stress is distributed, so that the stress is more than conventional. It is possible to provide a mounting structure for a joint metal fitting having strength.
以下、本発明の接合金具の取付構造を具体化した実施例について図面に基づいて説明する。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例1の合金製の埋め込み金具1は断面円形の長尺かつ中実の本体2を備えている。本体2の両端寄り外周にはそれぞれ雄ネジ部3が螺設されている。本体2の同雄ネジ部3間の外周にはラグスクリューネジ部4が螺設されている。埋め込み金具1の本体2の雄ネジ部3には図2に示すネジ付き座金5が螺合されるようになっている。座金部材としてのネジ付き座金5は円板形状とされ、その中心に透孔6が形成されている。透孔6の内周面には雌ネジ部7が螺設されている。ネジ付き座金5には透孔6を挟んで180度対向する位置に1対の断面円形の小透孔8が透設されている。本実施例1では2つのネジ付き座金5a,5bが使用される。
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments embodying the attachment structure for a joining metal fitting according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
Example 1
As shown in FIG. 1, the embedded
このような埋め込み金具1を接合金具としてのT字金具10を柱に固定するために使用する際の使用方法について説明する。
図3及び図7に示すように、圧延鋼材よりなるT字金具10は略長方形のベース板11と挿入板片12から構成されている。挿入板片12はベース板11に対して直交するようにその中央から後方に延出されており、T字金具10全体として略T字状の平面形状とされている。ベース板11には上下2箇所にボルト用透孔14が形成されている。挿入板片12にはボルト用透孔14と対応する位置に半円形状のボルトスペース15が形成されている。
また、挿入板片12には、切り欠き16と2つのピン用透孔17が形成されている。切り欠き16及びピン用透孔17はドリフトピン19が係合される箇所となる。
一方、T字金具10が装着される柱18の対向する2面には凹部20,21が前もって形成されている。図5に示すように、一方の凹部20から他方の凹部21の中心を通るように貫通孔23が形成されている。T字金具10が取り付けられる側となる内側の凹部21の深さ(前後幅)はネジ付き座金5bの高さと一致する。外側の凹部20は内側の凹部21よりも深くなっている。本実施例1ではT字金具10のボルト用透孔14が上下2つなので凹部20,21及び貫通孔23も上下二段に形成される。
A method of using such an embedded
As shown in FIGS. 3 and 7, a T-
The
On the other hand,
まず図1(b)のように埋め込み金具1の一方の雄ネジ部3に1つ目のネジ付き座金5aを螺合させる。ネジ付き座金5aは雄ネジ部3とラグスクリューネジ部4の継ぎ目まで軸方向に進出してそれ以上はネジ山がないため進出できずそれ以上にネジ付き座金5を回転させる場合にはその回転力は埋め込み金具1自体をラグスクリューネジ部4が木質材に食い込んで行く方向に回転させることとなる。
埋め込み金具1の柱18への装着は例えば図10に示すようなインパクトレンチ24を使用する。インパクトレンチ24のソケット24aに上記一対の小透孔8に挿入可能な特殊工具25を装着する。
まず図5に示すように、埋め込み金具1の本体2の先端(つまりネジ付き座金5aが装着されていない側)を凹部20側に開口した貫通孔23位置に配置する。そして、この状態でインパクトレンチ24の特殊工具25先端をネジ付き座金5aの小透孔8に挿入し、インパクトレンチ24に荷重をかけながら駆動させる。これによって埋め込み金具1は回転し、貫通孔23を案内孔としてラグスクリューネジ部4の作用によって本体2を貫通孔23周囲の木部に食い込ませながら進出していく。ラグスクリューネジ部4は柱18に対して食い込みながら螺合されていくこととなる。図6に示すように、ネジ付き座金5aの裏面が凹部20底面に当接した状態で埋め込み金具1の柱18への取付は完了する。これを上下2段の凹部20,21及び貫通孔23に対して実行する。
First, as shown in FIG. 1B, the first threaded
For example, an
First, as shown in FIG. 5, the tip of the
この状態で埋め込み金具1の本体2の先端は柱18の内側面から突出する。そして、内側の凹部21側から突出した雄ネジ部3に2つ目のネジ付き座金5bを螺合させる。ネジ付き座金5bは凹部21の底面に当接した状態で図6に示すように柱18の外面(つら)と自身の外面がちょうど一致することとなる。この段階で柱18から突出した埋め込み金具1の上下の雄ネジ部3に対してT字金具10のベース板11のボルト用透孔14を挿通させるように配置し、最後にボルトスペース35内に突出する雄ネジ部3に締結部材としてのナット26を螺合させT字金具10を柱18に対して締め付け固定する(図3及び図4の状態)。この時、ネジ付き座金5bの外側端面とベース板11の前面とが当接する。これによってT字金具10からの押圧力がネジ付き座金5bを介して埋め込み金具1の本体2に伝達されることとなる。
このようにしてT字金具10が取り付けられた柱18に対して図3の矢印及び図7に示すように梁27をセットし、側面からドリフトピン19によって固定することで剛接合が完了する。
In this state, the tip of the
In this way, the
実施例1のように構成することにより、次のような効果が奏されることとなる。
(1)梁27に対して強い引っ張り力が作用した場合に従来ではT字金具を固定するボルトに生じた引っ張り応力を座金のみで持ちこたえるようになっていた。しかし、本実施例2の埋め込み金具1を使用することによって両引きボルトの引っ張り応力をネジ付き座金5aとラグスクリューネジ部4の両方で持ちこたえるようにしたため、従来に較べてネジ付き座金5aを小さく構成することができる。
(2)柱18に対して梁27方向から柱を押圧する押圧力が作用した場合に、従来ではT字金具を固定するボルトにはその押圧力は伝達されにくく、単に柱の側面で受けるのみであった。ところが、上記のように構成したため梁27方向から柱を押圧する押圧力が作用するとその押圧力はT字金具10からネジ付き座金5bを介して埋め込み金具1に伝達されることとなる。そして、埋め込み金具1はネジ付き座金5bとラグスクリューネジ部4の両方で押圧力に抗することができるため、応力に対して高耐力の埋め込み金具1に力を分散させることができ、構造物の強度向上に貢献する。
(3)柱18に対して梁27が上下方向に移動するような剪断力が作用した場合に、従来ではT字金具を固定するボルトがその剪断力に対する耐力を有することとなっていた。しかし、本実施例1のように本体2の最もT字金具10寄りに本体2にしっかりと螺合されたネジ付き座金5bを配置するようにしたため、剪断力に対して本体2よりも幅広のネジ付き座金5bによって非常に効率的に対抗することが可能となっている。
(4)経年経過することによって構造材が痩せる、つまり当初に比べて収縮してしまう現象が生じる。その場合において従来では座金が柱面から浮いてしまいT字金具10がしっかり引っ張られていない場合がある。その場合に強い引っ張り力が作用すると加速度が加わるため座金部に加わる荷重はより大きくなる可能性がある。本実施例2の埋め込み金具1ではラグスクリューネジ部4が柱18内部に螺合されているため、ネジ付き座金5が柱18から浮きにくく、またネジ付き座金5aがたとえ浮いていてもラグスクリューネジ部4が柱18内部に螺合されているため経年経過した場合であっても引っ張り力によって本体2に生じる引っ張り応力に対抗することが可能である。
By configuring as in the first embodiment, the following effects are achieved.
(1) Conventionally, when a strong tensile force is applied to the
(2) When a pressing force is applied to the
(3) When a shearing force is applied to the
(4) With the passage of time, a phenomenon occurs in which the structural material becomes thin, that is, shrinks compared to the original. In that case, conventionally, the washer may float from the column surface, and the T-shaped
(実施例2)
図8及び図9に示すように、本実施例2の合金製の埋め込み金具31は断面円形の長尺かつ中実の本体32を備えている。本体32の先端寄り外周には雄ネジ部33が螺設されている。本体32の後端には正6角形の外周形状を備えるヘッド部34が一体形成されている。
本体32のヘッド部34と雄ネジ部33間の外周にはラグスクリューネジ部35が螺設されている。
図9に示すように、このような実施例2の埋め込み金具31も上記実施例1と同様に接合金具としてのT字金具10を柱に固定するために使用される。上記実施例1と異なるのはヘッド部34は6回転力受動部として一般的なレンチが使用できる形状であるため、上記のインパクトレンチ24のソケット24aに規格の工具を装着し、ヘッド部34に係合させて回転力を与えることが可能である。埋め込み金具31の詳しい取付作業は上記に準ずるため省略する。図8のようにヘッド部34と柱18の間には普通の座金37が配設されている。実施例2もT字金具10側のネジ付き座金5bに関して上記実施例1と同様の効果が奏されることとなる。
(Example 2)
As shown in FIGS. 8 and 9, the embedded
A lag
As shown in FIG. 9, the embedded metal fitting 31 of the second embodiment is also used to fix the T-shaped metal fitting 10 as the joining metal fitting to the pillar, similarly to the first embodiment. The
上記実施の形態は、以下のように具体化されてもよい。
・上記埋め込み金具1,21の形状は一例であって、例えば本体2,22の長さやラグスクリューネジ部4,33の巻き数やピッチ等は適宜変更可能である。また、ネジ付き座金5a,5bの大きさや厚さも適宜変更可能である。
・上記T字金具10以外の他の形状の接合金具を使用することも自由である。
・図3では柱18の片側の面に梁27を接合する場合を例に挙げたが、両側の面に梁27を接合する場合に応用することも可能である。
・上記実施例1の埋め込み金具1では回転力受動部としては小透孔8を使用し、実施例2では6角形のヘッド部34を使用したが、他の形状で実施することも可能である。
・上記実施例ではT字金具10側のネジ付き座金5bのT字金具10は柱18の外面(つら)と自身の外面がちょうど一致させるように配置したが、より座金5bの外側端面とベース板11の前面とを強く当接させるために、わずかに座金5bの先端を柱18の外面から突出させるようにし、ナット26によって締め付けることでT字金具10を介して座金5bを凹部21内に押し戻して座金5bの外側端面とベース板11の前面との当接面を柱18の外面とするようにしてもよい。この場合においては凹部21の深さよりも若干座金5bの高さを大きく設定することとする。
・その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
The above embodiment may be embodied as follows.
-The shape of the said embedded
-It is also possible to use a joint fitting having a shape other than the T-shaped
In FIG. 3, the case where the
In the embedded
In the above embodiment, the T-shaped
-Besides, it is free to implement in a mode that does not depart from the gist of the present invention.
1,31…ボルト部材としての木質材用埋め込み金具、2,32…本体、3…雄ネジ部、4,35…ラグスクリューネジ部、5a,5b…座金部材としてのネジ付き座金、10…接合金具としてのT字金具、11…固定板としてのベース板、12…挿入板片、25…、18…第1の構造材としての柱、26…締結部材としてのナット、27…第2の構造材としての梁。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記第1の構造材には外側方から内側方にかけてボルト部材が挿通され、同ボルト部材は本体の両端寄り外周にそれぞれ螺設された雄ネジ部と、同本体の同雄ネジ部間の外周に螺設された前記第1の構造材に螺合するラグスクリューネジ部と、前記両雄ネジ部に螺合された前記第1の構造材の外側面及び内側面にそれぞれ当接する第1及び第2の座金部材から構成され、
前記接合金具は前記第1の構造材の側面に当接されるボルト挿通孔が形成された固定板体と、同固定板体の前面から前方に延出され前記第2の構造材の木口部に形成した挿入溝に挿入される挿入板片とを備え、
少なくとも前記接合金具側に配置される第2の座金部材は前記第1の構造材の側面に形成された同第2の座金部材の厚みと同深さの凹部内に収容され前記接合金具の前記固定板体が同第2の座金部材の外側端面と当接するとともに、前記ボルト部材の先端が前記接合金具の前記固定板体に形成した前記ボルト挿通孔から同固定板体の前面側に突出し前記第1の構造材の側面とナット部材とによって同固定板体が挟持されるようにしたことを特徴とする接合金具の取付構造。 The end of the second structural material is abutted against the side surface of the first structural material via the joint metal fitting, and the joint metal fitting is attached to the first structural material when the two structural materials are joined via the joint metal fitting. Structure,
A bolt member is inserted into the first structural member from the outside to the inside, and the bolt member is threaded on the outer periphery near both ends of the main body, and the outer periphery between the male screw portions of the main body. A lag screw thread portion screwed into the first structural member screwed to the first structural member, and a first and a second contact portion respectively in contact with an outer surface and an inner surface of the first structural member threaded into the male screw portions. Composed of two washer members,
The joint fitting includes a fixed plate body in which a bolt insertion hole is formed in contact with a side surface of the first structural member, and a front end of the second structural member that extends forward from the front surface of the fixed plate member. An insertion plate piece to be inserted into the insertion groove formed in
At least the second washer member disposed on the side of the joint fitting is housed in a recess having the same depth as the thickness of the second washer member formed on the side surface of the first structural member. The fixed plate body abuts on the outer end surface of the second washer member, and the front end of the bolt member protrudes from the bolt insertion hole formed in the fixed plate body of the joint fitting to the front side of the fixed plate body. A mounting structure for a joint fitting, wherein the fixing plate is sandwiched between a side surface of a first structural member and a nut member.
前記第1の構造材には外側方から内側方にかけてボルト部材が挿通され、同ボルト部材は本体の先端寄り外周に螺設された雄ネジ部と、同本体の基端に一体形成された前記第1の構造材の外側面に当接するヘッド部と、同ヘッド部と前記雄ネジ部間の外周に螺設された前記第1の構造材に螺合するラグスクリューネジ部と、前記雄ネジ部に螺合された前記第1の構造材の内側面に当接する座金部材から構成され、
前記接合金具は前記第1の構造材の側面に当接されるボルト挿通孔が形成された固定板体と、同固定板体の前面から前方に延出され前記第2の構造材の木口部に形成した挿入溝に挿入される挿入板片とを備え、
少なくとも前記座金部材は前記第1の構造材の側面に形成された同座金部材の厚みと同深さの凹部内に収容され前記接合金具の前記固定板体が同座金部材の外側端面と当接するとともに、前記ボルト部材の先端が前記接合金具の前記固定板体に形成した前記ボルト挿通孔から同固定板体の前面側に突出し前記第1の構造材の側面とナット部材とによって同固定板体が挟持されるようにしたことを特徴とする接合金具の取付構造。 The end of the second structural material is abutted against the side surface of the first structural material via the joint metal fitting, and the joint metal fitting is attached to the first structural material when the two structural materials are joined via the joint metal fitting. Structure,
A bolt member is inserted from the outer side to the inner side in the first structural material, and the bolt member is formed integrally with the male screw part screwed on the outer periphery near the distal end of the main body and the base end of the main body. A head portion that contacts the outer surface of the first structural member; a lag screw thread portion that is screwed to the first structural member that is screwed on an outer periphery between the head portion and the male screw portion; and the male screw A washer member that abuts against the inner surface of the first structural member screwed into the portion,
The joint fitting includes a fixed plate body in which a bolt insertion hole is formed in contact with a side surface of the first structural member, and a front end of the second structural member that extends forward from the front surface of the fixed plate member. An insertion plate piece to be inserted into the insertion groove formed in
At least the washer member is housed in a recess having the same depth as the thickness of the washer member formed on the side surface of the first structural member, and the fixing plate body of the joint fitting contacts the outer end surface of the washer member. The front end of the bolt member protrudes from the bolt insertion hole formed in the fixed plate body of the joint fitting to the front side of the fixed plate body, and is fixed by the side surface of the first structural member and the nut member. A mounting structure for a joining metal fitting, characterized in that the metal fitting is clamped.
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2008
- 2008-10-31 JP JP2008280853A patent/JP2010106599A/en active Pending
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