JP2010106520A - 塩タイルとこれを用いた映像スクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】背面側の光源からの光を透過させて表面側に光映像を表出するスクリーン壁の構成要素として好適な塩タイルを提供する。
【解決手段】精製塩又は天然塩を主成分とする乳白半透明の溶融成形物からなり、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が10〜30%の範囲にある塩タイル1をスクリーン壁2として構成し、該スクリーン壁2の背面空間に映像用光源3が配設され、該映像用光源3からの光を前記塩タイル1に透過させることにより、前記スクリーン壁2の表面側に映像を表出するように構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、背面側の光源からの光を透過させて表面側に光映像を表出するスクリーン壁の構成要素として好適な塩タイルと、この塩タイルを用いた映像スクリーンに関する。
温浴を利用するリクライゼーション施設として、サウナ、岩盤浴、温泉等が利用されているが、近年、塩の持つ遠赤外線効果や殺菌効果等に着目して、砂利状の岩塩を床に敷き詰めたり、塊状岩塩を積み上げて壁体を構成する(特許文献1)ことが行われている。一方、朝鮮半島では、内壁面に塩タイルを貼り付けた部屋にオンドルを組み合わせた、所謂塩サウナが古くから利用されている。また、本発明者は先に、塩サウナ等の内装材用として、精製塩や天然塩を加熱溶融して成形型内で冷却固化させた塩製パネル(塩タイル)を提案している(特許文献2)。
そして、本発明者は、上記の塩タイルを内装材とする塩サウナ等から更に発展して、温熱による肉体的な癒し効果に加え、該塩タイルの光透過性を利用した映像による精神的な癒し効果を付与し得る理想的なクライゼーションシステムを構想し、それを具体化したリクライゼーションルームを提案している(特許文献3)。
特開2005−92514号公報 特開2007−92514号公報 特願2008−133254号
しかしながら、精製塩や天然塩の溶融成形物は概して乳白半透明を呈するが、本発明者の検討によれば、この溶融成形物からなる塩タイルを用いてスクリーン壁を構成し、その背面側に配列したLED等の多数の光源からの光を該塩タイルに透過させてスクリーン壁表面に光映像を表出させる場合、癒し効果の高い光映像を得る上で該塩タイルの光学的特性を調整する必要がある。すなわち、数多くのモニター結果から、高い癒し効果が得られるのは、多彩多様に変化して、且つ像の明瞭な輪郭や光源等の鋭い輝点を認めない柔らかで幻想的な光映像であることが判明している。従って、スクリーン壁を構成する塩タイルとしては、このような光映像を表出可能な光学的特性を備えることが望まれる。
本発明は、上記課題を解決するために様々な観点から鋭意検討を重ねた結果、精製塩や天然塩の溶融成形物からなる塩タイルとして、癒し効果の高い光映像を得るために、可視光の波長域における拡散透過率が特定範囲にあるものが有用であることを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、請求項1の発明に係る塩タイルは、精製塩又は天然塩を主成分とする乳白半透明の溶融成形物からなり、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が10〜30%の範囲にあることを特徴としている。
そして、請求項2の発明は、上記請求項1の塩タイルにおいて、厚みが8〜30mmであるものとしている。
一方、請求項3の発明に係る映像スクリーンは、図面の参照符号を付して示せば、壁体主要部に請求項1又は2に記載の塩タイル1…を用いたスクリーン壁2の背面側空間(伝熱空間12)に映像用光源(LED光源3…)が配設され、該映像用光源からの光を前記塩タイル1…に透過させることにより、前記スクリーン壁2の表面側に光映像を表出するように構成されてなるものとしている。
更に、請求項4の発明は、上記請求項3の映像スクリーンにおいて、映像用光源がスクリーン壁2の背面側に配列された多数のLED光源4…からなるものとしている。
また、請求項5の発明は、上記請求項4の映像スクリーンにおいて、各LED光源4が赤青緑三原色のLED素子の組からなるものとしている。
以下に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。まず、請求項1の発明によれば、精製塩又は天然塩を主成分とする乳白半透明の溶融成形物からなる塩タイル1として、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が特定範囲にあることから、背面側の光源(LED光源3…)からの光を透過させて表面側に光映像を表出するスクリーン壁2の構成要素として用いた場合に、像の明瞭な輪郭や光源等の鋭い輝点を生じず、柔らかで幻想的な光映像による高い癒し効果を付与できるものが提供される。
請求項2の発明によれば、上記塩タイルとして、特定の厚みを有することから、上記スクリーン壁2の構成要素として十分な強度を保持して、且つ上記の癒し効果の高い光映像を表出できるものが提供される。
請求項3の発明によれば、映像スクリーンとして、スクリーン壁2の壁体主要部に請求項1又は2に記載の塩タイル1…を用いていることから、背面側空間(伝熱空間12)に配設した映像用光源(LED光源3…)からの光を該塩タイル1…に透過させることにより、スクリーン壁2の表面側に上記の癒し効果の高い光映像を表出できるものが提供される。
請求項4の発明によれば、上記の映像スクリーンとして、映像用光源がスクリーン壁2の背面側に配列された多数のLED光源4…からなるため、低電力で明るく安定した光映像が得られると共に、これらLED光源4…のオンオフ制御によって様々なパターンの静止映像及び動的映像を容易に表出できるものが提供される。
請求項5の発明によれば、上記の映像スクリーンとして、上記の各LED光源4が赤青緑三原色のLED素子の組からなるため、光の三原色の組み合わせによって白色を含めて様々な色彩による光映像を自在に表出でき、より高い癒し効果を付与できるものが提供される。
以下、本発明の塩タイル及び映像スクリーンの実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の映像スクリーンを適用したリラクゼーションルームの縦断面図、図2は該リクライゼーションルームのスクリーン壁の正面図及び断面図、図3は該スクリーン壁に用いた塩タイルの斜視図及び断面図、図4は該スクリーン壁の支持構造を示す断面図、図5は該塩タイルの一例について測定した拡散透過率のスペクトル図である。
図1で示すリラクゼーションルームは、鉄筋コンクリート構造の建物躯体10の内側に、塩壁構造によって構成されるルーム本体11が配置しており、該建物躯体10とルーム本体11との間に、当該ルーム本体11の全周囲にわたる伝熱空間12が形成されている。そして、ルーム本体11の周壁部11aの下部側から床壁部11bの全体にわたる領域に臨んで、該伝熱空間12内にパネルヒーター13が配設され、該パネルヒーター13と建物躯体10の内面との間に断熱材14が介在されている。また、伝熱空間12内には、取付フレーム15に支持された赤青緑三原色の多数のLED光源4…が、ルーム本体11の全周囲にわたって配列されると共に、要所に音響設備16…が設置されている。17はLED光源4…及び音響設備16…の稼働を司る制御装置、18はLED光源4…の発光パターンと音響設備16…の音響パターンを設定する光音響設定装置である。
ルーム本体11の全体つまり周壁部11a及び床壁部11bと天井壁部11cは、スクリーン壁2として、ポリカーボネート等の無色透明プラスチックからなる壁基体21の内面側に、精製塩又は天然塩の溶融成形物からなる多数枚の塩タイル1…を固着した構造となっている。
図2及び図3に示すように、スクリーン壁2の各塩タイル1は、表面1aがムラ状の凹凸をなす正六角形の厚板状であり、周囲の隣接する塩タイル1…との間に一定幅の目地4を介在した状態で、浅い凹面状をなす背面1b側において両面接着材5を介して壁基体21に接着固定されている。また、各塩タイル1の周面は室内側へ収束する緩傾斜のテーパ面になっている。なお、目地4は、精製塩又は天然塩の微粉末に水を加えて混和した塩ペーストを用い、この塩ペーストを目地間隙に充填して乾燥固化させている。
図4に示すように、LED光源4…を支持する取付フレーム15の内面側には、前後左右方向に夫々所要間隔おきに鋼製のスタッドボルト6…が突設されており、各スタッドボルト6の先端部に保持されたポリカーボネート等の透明プラスチック製の正方形の支持板7と、スクリーン壁2の壁基体21の背面とを接着剤を介して固着することにより、スクリーン壁2が取付フレーム15に支持されている。しかして、スクリーン壁2の壁基体21は例えば30〜40枚の塩タイル1…が貼り付けられる大きさの矩形板21a…を縦横複数列に配列してなり、これら矩形板21a…の4枚の角部が十字状に合わさる部分に前記支持板7が配置している。また、取付フレーム15は角型鋼管からなる多数の枠材15a…を縦横に格子状に枠組みしたものであり、各スタッドボルト6の下端部が枠材15aに挿通されてナット6a,6bにより固定されると共に、各スタッドボルト6の上端部に前記支持板7とポリカーボネート製のナット71が螺着されている。
ここで、塩タイル1の溶融成形物は、精製塩又は天然塩を主成分とする微粉末を塩の融点(800.4℃)以上に加熱して溶融させ、この加熱溶融物を成形型内に流し込んで冷却固化させたものであり、概して乳白半透明で岩塩のように硬い板体になっている。そして、この成形において、成形型の開放面側のタイル表面(使用時の背面1b)が冷却固化時の収縮に伴って浅い凹面状になる一方、成形型の底面側に接するタイル表面(使用時の表面1a)には同収縮に伴ってムラ状の凹凸を生じる。なお、このムラ状の凹凸とは、不規則でなだらかな凹凸を意味する。
このようなリクライゼーションルームでは、LED光源4…を音響設備16…による音響に連動して様々なパターン及び色合いで発光させることにより、乳白半透明の塩タイル1…を通してスクリーン壁2の室内側表面に光映像を表出させ、ルーム本体1の入室者に塩サウナとしての温熱作用及び清浄化作用と同時に該光映像と音響による癒し効果を付与するが、その癒し効果を高める上で該光映像を穏やかに幻想的に表出し、視覚的に入室者が心理的に落ち着いて瞑想し易い雰囲気を醸成する必要がある。そのため、本発明においては、この塩タイル1として、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が10〜30%の範囲にあるものを用いる。
すなわち、乳白半透明の塩タイル1は、背面のLED光源3…の発光を拡散透過させるが、条件を種々変えて実施した数多くのモニター結果から、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が10%未満であると、光源の照度に対してルーム本体1内から見た映像が暗くなってエネルギー効率が悪い上に、照度を上げても映像の光パターンがぼやけ過ぎて形や配色を識別しにくくなるため、光パターン及び色合いを様々に工夫しても高い癒し効果を発現できないことが判明している。また逆に、該拡散透過率が30%を越えると、スクリーン壁2の背面側に配置しているLED光源3…がルーム本体1内側から輝点として視認されると共に、光パターンの輪郭がシャープに視認されることから、光源の照度を落した場合でも穏やかで幻想的な光映像を表出できず、やはり高い癒し効果を発現できないことが判明している。
図5は、塩タイル1の一例について測定したタイル厚み方向の拡散透過率の近紫外から近赤外にわたるスペクトル図であり、図中の線Lが拡散透過率である。一般的に、塩タイル1のタイル厚み方向の拡散透過率は、乳白度(不透明度)の高低に拘らず、図示のように可視光域(波長400〜760nm)全体で殆ど平坦であり、明瞭な正負のピークは現われないが、短波長側よりも長波長側が僅か(数%以下)に高くなる(この例では波長400nmの17%に対し、波長760nmで18%)傾向がある。しかして、本発明の塩タイル1は、その可視光域のタイル厚み方向の拡散透過率が図示仮想線で示す上限30%と下限10%の間に入るものとする。
しかして、塩タイル1の拡散透過率は、原料の精製塩や天然塩の品種によって異なるが、同じ原料では溶融温度が高いほど、また溶融後の固化までの冷却時間が長いほど、概して高くなる。また、タイル厚み方向の拡散透過率は、当然のことながら、タイル厚みが大きいほど低くなる。一方、添加剤として、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化亜鉛等の塩の溶融温度よりも高融点のセラミック系粒子からなる光拡散性フィラーを配合したり、溶融時に熱分解して炭酸ガスや水蒸気の微小気泡を発生させる炭酸塩や含水塩等の分解発泡性無機化合物粒子を配合すれば、その種類と配合量によって拡散透過率を低くする方向で調整できる。従って、本発明の塩タイル1は、製造時の使用原料の品種と溶融成形条件、タイルの厚さ、添加剤の種類と配合量等を適宜調整することにより、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が10〜30%の範囲になるように設定すればよい。ただし、塩タイル1の厚みは、壁の構成要素としての強度面より、8〜30mmの範囲に設定するのがよい。
図2(a)(b)で示す構造のスクリーン壁として、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が種々異なる塩タイルを用いたものA〜Pを製作し、各スクリーン壁の背面側の壁面から90mm離れた位置に、3原色のLED発光素子の組からなるLED光源3…(LUXMAX社製 k商品名A−DEBAR)を縦横100mmピッチで配列し、スクリーン壁の表面側空間と背面側空間を該スクリーン壁の周囲で遮光した暗室状態として、これらLED光源3…を様々な動的パターン及び色合いで発光させ、表面側空間からスクリーン壁表面の光映像を観察し、その表出状態を調べた。その結果を、各スクリーン壁に用いた塩タイルの可視光を代表して青色光(波長470nm)及び赤色光(波長660nm)のタイル厚み方向の拡散透過率と、大勢のモニターによる癒し効果の評価と共に、後記表1に示す。なお、塩タイルサンプルとその拡散透過率測定、光映像の表出状態、癒し効果の評価は、次のとおりである。
〔塩タイルサンプルの拡散透過率測定〕
塩原料として同じ精製塩の微粉末を用い、約1000℃で溶融させた溶融物を金型に注入して自然冷却による固化後に取り出して得られる正六角形(長径90mm)の厚板状の塩タイルサンプルとして、その厚みを種々異ならせたものと、更に原料中に炭酸ナトリウム微粉末を種々の割合で配合したものを各々多数枚(溶融炉1ロット分)作製した。そして、各サンプル毎に無作為に選択した複数枚(3〜6枚)の塩タイルについて、島津製作所製の分光光度計UV−3150により、積分球(内径60mm、内面硫酸バリウム塗装、サンプル側光:垂直入射、リファレンス側光:8度斜入射)を用い、スリット幅2mm、サンプリングピッチ0.5nm、測定波長350〜800nmとしてタイル厚み方向の拡散透過率を測定した。その結果、各サンプル種毎の拡散透過率のスペクトルは、図5と同様に測定波長域全体に殆ど平坦で明瞭な正負のピークがなく、且つ個々のタイルによる違いが殆どなく略一定していた。表中の拡散透過率は各サンプル種毎の平均値を示す。
〔光映像の表出状態〕
光源輝点・・・全く視認できない場合を○、僅かに視認できる場合を△、明瞭に視認で きる場合を×、として評価した。
映像輪郭・・・20cm以上の幅で連続的に光が薄くなる状態を○、20cm未満の幅 で連続的に光が薄くなる状態を△、殆ど線状にシャープに表れる場合を× 、として評価した。
映像識別性・・・光パターンの形状や色合いが確実に識別できる場合を○、形状や色合 いがぼやけて識別しにくい場合を△、形状や色合いが混じり合って識別で きない場合を×、として評価した。
〔癒し効果の評価〕
気持ちが落ち着いてリラックスできると感じたモニターが80%以上の場合を○、50%以上〜80%未満の場合を△、50%未満の場合を×、として評価した。






























Figure 2010106520
上表より、可視光の波長域(代表として青色光及び赤色光)におけるタイル厚み方向の拡散透過率が10〜30%の範囲にある塩タイルを用いたスクリーン壁F〜Kでは、光源輝点が視認されず、映像輪郭のシャープさがない上、光パターンの形状や色合いを確実に識別できる光映像を表出でき、穏やかで幻想的な光映像による高い癒し効果が得られることが判る。これに対し、該拡散透過率が10%未満の塩タイルを用いたスクリーン壁L〜Pでは光パターンの形状や色合いが識別しにくく、逆に該拡散透過率が30%を越えるスクリーン壁A〜Eでは光源輝点が視認される上に映像輪郭もシャープになり、いずれにおいても癒し効果に劣る光映像になることが示唆される。
なお、上記の実施形態ではリラクゼーションルームとして光映像と同時に温熱及び音響による癒し効果を付与できるものを例示したが、本発明の塩タイル及びスクリーン壁は温熱機能及び音響機能の一方又は両方を設けていないリラクゼーションルームの塩壁にも適用できる。また、塩タイルの形状、該塩タイルのスクリーン壁への組み付け構造、光映像の光源種等については、実施形態以外に種々設定できる。
本発明の映像スクリーンを適用したリラクゼーションルームの縦断面図である。 同リクライゼーションルームのスクリーン壁を示し、(a)は正面図、(b)は断面図である。 同スクリーン壁に用いた塩タイルを示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A線の断面矢視図である。 同スクリーン壁の支持構造を示す断面図である。 塩タイルの一例について測定したタイル厚み方向の拡散透過率のスペクトル図である。
符号の説明
1 塩タイル
2 スクリーン壁
3 LED光源
11 ルーム本体

Claims (5)

  1. 精製塩又は天然塩を主成分とする乳白半透明の溶融成形物からなり、可視光の波長域におけるタイル厚み方向の拡散透過率が10〜30%の範囲にある塩タイル。
  2. 厚みが8〜30mmである請求項1に記載の塩タイル。
  3. 壁体主要部に請求項1又は2に記載の塩タイルを用いたスクリーン壁の背面側空間に映像用光源が配設され、該映像用光源からの光を前記塩タイルに透過させることにより、前記スクリーン壁の表面側に光映像を表出するように構成されてなる映像スクリーン。
  4. 前記映像用光源が前記スクリーン壁の背面側に配列された多数のLED光源からなる請求項3に記載の映像スクリーン。
  5. 各LED光源が赤青緑三原色のLED素子の組からなる請求項4に記載の映像スクリーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3779099A1 (de) * 2019-08-12 2021-02-17 Robert Ungefucht Betretbarer aufenthaltsraum

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