JP2010104026A - 復号装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像情報符号化装置10において、イントラ予測部23は、色成分の解像度が4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット、4:4:4フォーマット等の何れであるかを示すクロマフォーマット信号、及び色空間がYCbCr、RGB、XYZ等の何れであるかを示す色空間信号に基づいて、予測画像を生成する際のブロックサイズを適応的に変更する。また、直交変換部14、量子化部15においても、クロマフォーマット信号及び色空間信号に応じて直交変換手法、量子化手法を変更する。可逆符号化部16は、このクロマフォーマット信号及び色空間信号を符号化し、画像圧縮情報に含める。
【選択図】 図1
Description
(a) Vertical mode(mode=0)
(b) Horizontal mode(mode=1)
(c) DC mode(mode=2)
(d) Plane Prediction mode(mode=3)
の4つの予測モードが定義されており、最も予測残差の少ない予測モードに従って予測画像が生成される。以下、この4つの予測モードにおける予測画像の生成手法について説明する。
Vertical mode においては、色差ブロックの隣接する上側のブロックの画素(4:2:0フォーマットの場合、上のマクロブロック)をコピーして当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差ブロックの予測画像predcは、隣接する上側のブロックの画素をp[x,−1]とすると、以下の式(1)のように表される。なお、このモードは隣接する上側のブロックが存在する場合にのみ用いることが可能である。
Horizontal mode においては、色差ブロックの隣接する左側のブロックの画素(4:2:0フォーマットの場合、左のマクロブロック)をコピーして当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差ブロックの予測画像predcは、隣接する左側のブロックの画素をp[−1,y]とすると、以下の式(2)のように表される。なお、このモードは隣接する左側のブロックが存在する場合のみ用いることが可能である。
DC mode においては、色差ブロックの隣接する上側及び左側のブロックの画素を用いてその平均値を予測画像とする。但し、隣接する画素が存在しない場合には、値128が予測信号として用いられる。
Plane Prediction mode においては、色差ブロックの隣接する左側のブロックの画素(4:2:0フォーマットの場合、左のマクロブロック)と上側のブロックの画素から予測画像を平面近似して当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差の予測画像predcは、隣接する左側のブロックの画素をp[−1,y]、上側のブロックをp[x,−1]とすると、以下の式(17)のように表される。ここで、式(17)におけるClip1は、0から255の範囲にクリッピングすることを示す。
先ず、本実施の形態における画像情報符号化装置の概略構成を図1に示す。図1に示すように、画像情報符号化装置10は、A/D(Analogue/Digital)変換部11と、画像並び替えバッファ12と、加算器13と、直交変換部14と、量子化部15と、可逆符号化部16と、蓄積バッファ17と、逆量子化部18と、逆直交変換部19と、加算器20と、フレームメモリ21と、動き予測・補償部22と、イントラ予測部23と、レート制御部24とにより構成されている。
(2−1)イントラ予測部
イントラ予測部23の構成の一例を図2に示す。イントラ予測部23は、色成分の解像度が4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット、4:4:4フォーマット等の何れであるかを示すクロマフォーマット信号、及び色空間がYCbCr、RGB、XYZ等の何れであるかを示す色空間信号に基づいて、予測の手法を切り替える。なお、クロマフォーマット信号及び色空間信号は、予め外部のユーザ等によって設定され、画像情報符号化装置10に供給される。
先ず、イントラ予測器31aの動作を説明する。このイントラ予測器31aでは、クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対し、8×8ブロックを単位として予測を行う。なお、イントラ予測器31aの動作は、前述した従来例と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、イントラ予測器31bの動作を説明する。イントラ予測器31bにおいてもイントラ色差予測モードには、Vertical mode、Horizontal mode、DC mode、Plane prediction mode の4つの予測モードが存在する。このイントラ予測器31bでは、クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対し、マクロブロック中の連続する縦方向の2つの8×8ブロックをまとめて8×16ブロックを構成し、この8×16ブロックを単位として予測を行う。以下、このイントラ予測器31bにおける、4つの予測モードのそれぞれに従った予測画像の生成手法について説明する。
Vertical mode においては、色差ブロックの隣接する上側のブロックの画素をコピーして当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差の予測画像predcは、隣接する上側のブロックの画素をp[x,−1]とすると、以下の式(26)のように表される。なお、このモードは隣接する上側のブロックが存在する場合にのみ用いることが可能である。
Horizontal mode においては、色差ブロックの隣接する左側のブロックの画素をコピーして当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差ブロックの予測画像predcは、隣接する左側のブロックの画素をp[−1, y]とすると、以下の式(27)のように表される。なお、このモードは隣接する左側のブロックが存在する場合のみ用いることが可能である。
DC mode においては、色差ブロックの隣接する上側及び左側のブロックの画素を用いてその平均値を予測画像とする。但し、隣接する画素が存在しない場合には、値128が予測信号として用いられる。
Plane Prediction mode においては、色差ブロックの隣接する左側のブロックの画素と上側のブロックの画素から予測画像を平面近似して当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差の予測画像predcは、隣接する左側のブロックの画素をp[−1,y]、上側のブロックをp[x,−1]とすると、以下の式(63)のように表される。ここで、式(63)におけるClip1は、0から255の範囲にクリッピングすることを示す。
続いて、イントラ予測器31cの動作を説明する。イントラ予測器31cにおいてもイントラ色差予測モードには、Vertical mode、Horizontal mode、DC mode、Plane prediction mode の4つの予測モードが存在する。このイントラ予測器31cでは、クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマットを示し、色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZを示す画像信号に対し、マクロブロック中の連続する縦横方向の4つの8×8ブロックをまとめて16×16ブロックを構成し、この16×16ブロックを単位として予測を行う。以下、このイントラ予測器31cにおける、4つの予測モードのそれぞれに従った予測画像の生成手法について説明する。
Vertical mode においては、色差ブロックの隣接する上側のブロックの画素をコピーして当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差の予測画像predcは、隣接する上側のブロックの画素をp[x,−1]とすると、以下の式(64)のように表される。なお、このモードは隣接する上側のブロックが存在する場合にのみ用いることが可能である。
Horizontal mode においては、色差ブロックの隣接する左側のブロックの画素をコピーして当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差ブロックの予測画像predcは、隣接する左側のブロックの画素をp[−1, y]とすると、以下の式(65)のように表される。なお、このモードは隣接する左側のブロックが存在する場合のみ用いることが可能である。
DC mode においては、色差ブロックの隣接する上側及び左側のブロックの画素を用いてその平均値を予測画像とする。但し、隣接する画素が存在しない場合には、値128が予測信号として用いられる。
Plane Prediction mode においては、色差ブロックの隣接する左側のブロックの画素と上側のブロックの画素から予測画像を平面近似して当該ブロックの予測画像とする。この場合の色差の予測画像predcは、隣接する左側のブロックの画素をp[−1,y]、上側のブロックをp[x,−1]とすると、以下の式(70)のように表される。ここで、式(70)におけるClip1は、0から255の範囲にクリッピングすることを示す。
クロマフォーマット信号及び色空間信号は、直交変換部14にも供給される。
直交変換部14の構成の一例を図3に示す。直交変換部14は、色成分の解像度が4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット、4:4:4フォーマット等の何れであるかを示すクロマフォーマット信号、及び色空間がYCbCr、RGB、XYZ等の何れであるかを示す色空間信号に基づいて、直交変換の方式を切り替える。
先ず、直交変換器41aの動作を説明する。この直交変換器41aでは、クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して直交変換を行う。なお、直交変換器41aの動作は、前述した従来例と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、直交変換器41bの動作を説明する。この直交変換器41bでは、クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して直交変換を行う。
続いて、直交変換器41cの動作を説明する。この直交変換器41cでは、クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマットを示し、色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZを示す画像信号に対して直交変換を行う。
クロマフォーマット信号及び色空間信号は、量子化部15にも供給される。
量子化部15の構成の一例を図5に示す。量子化部15は、色成分の解像度が4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット、4:4:4フォーマット等の何れであるかを示すクロマフォーマット信号、及び色空間がYCbCr、RGB、XYZ等の何れであるかを示す色空間信号に基づいて、量子化の方式を切り替える。
先ず、量子化器51aの動作を説明する。この量子化器51aでは、クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して量子化を行う。なお、量子化器51aの動作は、前述した従来例と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、量子化器51bの動作を説明する。この量子化器51bでは、クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して量子化を行う。
続いて、量子化器51cの動作を説明する。この量子化器51cでは、クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマットを示し、色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZを示す画像信号に対して量子化を行う。
クロマフォーマット信号及び色空間信号は、逆量子化部18にも供給される。
逆量子化部18の構成の一例を図6に示す。逆量子化部18は、色成分の解像度が4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット、4:4:4フォーマット等の何れであるかを示すクロマフォーマット信号、及び色空間がYCbCr、RGB、XYZ等の何れであるかを示す色空間信号に基づいて、逆量子化の方式を切り替える。
先ず、逆量子化器61aの動作を説明する。この逆量子化器61aでは、クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して逆量子化を行う。なお、逆量子化器61aの動作は、前述した従来例と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、逆量子化器61bの動作を説明する。この逆量子化器61bでは、クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して逆量子化を行う。
次に、逆量子化器61cの動作を説明する。この逆量子化器61cでは、クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマットを示し、色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZを示す画像信号に対して逆量子化を行う。
クロマフォーマット信号及び色空間信号は、逆直交変換部19にも供給される。
逆直交変換部19の構成の一例を図7に示す。逆直交変換部19は、色成分の解像度が4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット、4:4:4フォーマット等の何れであるかを示すクロマフォーマット信号、及び色空間がYCbCr、RGB、XYZ等の何れであるかを示す色空間信号に基づいて、逆直交変換の方式を切り替える。
先ず、逆直交変換器71aの動作を説明する。この逆直交変換器71aでは、クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して逆直交変換を行う。なお、逆直交変換器71aの動作は、前述した従来例と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、逆直交変換器71bの動作を説明する。この逆直交変換器71bでは、クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマットを示し、色空間信号がYCbCrを示す画像信号に対して逆直交変換を行う。
続いて、逆直交変換器71cの動作を説明する。この逆直交変換器71cは、クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマットを示し、色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZを示す画像信号に対して逆直交変換を行う。
クロマフォーマット信号及び色空間信号は、可逆符号化部16にも供給されて可変長符号化又は算術符号化され、画像圧縮情報に含められて出力される。
seq_parameter_set_rbsp() {
:
chroma_format_idc u(2)
color_space_idc u(2)
:
}
ここで、u(2)として符号化されるシンタクスは、例えば「001x1x0」という可変長符号で符号化される。このうち、x1,x0が符号化されるシンタクスの2ビットに相当する。
上述した画像情報符号化装置10に対応する画像情報復号装置の概略構成を図8に示す。図8に示すように、画像情報復号装置80は、蓄積バッファ81と、可逆復号部82と、逆量子化部83と、逆直交変換部84と、加算器85と、画像並び替えバッファ86と、D/A(Digital/Analogue)変換部87と、動き予測・補償部88と、フレームメモリ89と、イントラ予測部90とにより構成されている。
Claims (25)
- 入力画像信号をブロック化し、該ブロック単位で直交変換を施して量子化を行う画像情報符号化装置において、
色信号の解像度を示すクロマフォーマット信号及び色空間を示す色空間信号に基づき、ブロックサイズを適応的に変更して、色信号を画像内予測符号化する際の予測画像を生成する画像内予測手段と、
上記画像内予測手段によって生成された予測画像と原画像との差分信号を所定のブロックサイズ単位で整数変換する変換手段と、
上記変換手段による変換に応じて量子化手法を適応的に変更し、上記変換手段によって生成された変換係数を量子化する量子化手段と、
上記量子化手段によって量子化された上記変換係数と、上記クロマフォーマット信号及び上記色空間信号とを符号化する符号化手段と
を備えることを特徴とする画像情報符号化装置。 - 上記変換手段は、上記所定のブロックサイズ単位で整数変換した後のDC成分のみを集めて構成されたブロックをさらに整数変換することを特徴とする請求項1記載の画像情報符号化装置。
- 上記クロマフォーマット信号は、4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット及び4:4:4フォーマットを少なくとも含み、上記色空間信号は、YCbCr、RGB及びXYZを少なくとも含むことを特徴とする請求項2記載の画像情報符号化装置。
- 上記画像内予測手段は、上記クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマット、上記色空間信号がYCbCrである場合には、8×8画素単位で上記予測画像を生成することを特徴とする請求項3記載の画像情報符号化装置。
- 上記画像内予測手段は、上記クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマット、上記色空間信号がYCbCrである場合には、8×8画素のブロックを縦方向に並べた8×16画素単位で上記予測画像を生成することを特徴とする請求項3記載の画像情報符号化装置。
- 上記画像内予測手段は、上記クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマット、上記色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZである場合には、8×8画素のブロックを縦横方向に並べた16×16画素単位で上記予測画像を生成することを特徴とする請求項3記載の画像情報符号化装置。
- 上記変換手段は、上記クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマット、上記色空間信号がYCbCrである場合には、上記差分信号を4×4画素単位で整数変換し、変換後のDC成分を集めて構成された2×2画素単位のブロックをさらに整数変換することを特徴とする請求項4記載の画像情報符号化装置。
- 上記変換手段は、上記クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマット、上記色空間信号がYCbCrである場合には、上記差分信号を4×4画素単位で整数変換し、変換後のDC成分を集めて構成された2×4画素単位のブロックをさらに整数変換することを特徴とする請求項5記載の画像情報符号化装置。
- 上記変換手段は、上記クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマット、上記色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZである場合には、上記差分信号を4×4画素単位で整数変換し、変換後のDC成分を集めて構成された4×4画素単位のブロックをさらに整数変換することを特徴とする請求項6記載の画像情報符号化装置。
- 入力画像信号をブロック化し、該ブロック単位で直交変換を施して量子化を行う画像情報符号化方法において、
色信号の解像度を示すクロマフォーマット信号及び色空間を示す色空間信号に基づき、ブロックサイズを適応的に変更して、色信号を画像内予測符号化する際の予測画像を生成する画像内予測工程と、
上記画像内予測工程にて生成された予測画像と原画像との差分信号を所定のブロックサイズ単位で整数変換する変換工程と、
上記変換工程における変換に応じて量子化手法を適応的に変更し、上記変換工程にて生成された変換係数を量子化する量子化工程と、
上記量子化工程にて量子化された上記変換係数と、上記クロマフォーマット信号及び上記色空間信号とを符号化する符号化工程と
を有することを特徴とする画像情報符号化方法。 - 上記変換工程では、上記所定のブロックサイズ単位で整数変換した後のDC成分のみを集めて構成されたブロックをさらに整数変換することを特徴とする請求項14記載の画像情報符号化方法。
- 上記クロマフォーマット信号は、4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット及び4:4:4フォーマットを少なくとも含み、上記色空間信号は、YCbCr、RGB及びXYZを少なくとも含むことを特徴とする請求項15記載の画像情報符号化方法。
- 入力画像信号をブロック化し、該ブロック単位で直交変換を施して量子化された画像圧縮情報を逆量子化し、逆直交変換を施して復号する画像情報復号装置において、
量子化され符号化された変換係数と、色信号の解像度を示すクロマフォーマット信号及び色空間を示す色空間信号とを復号する復号手段と、
上記クロマフォーマット信号及び上記色空間信号に応じて逆量子化手法を適応的に変更し、上記復号手段によって復号された上記変換係数を逆量子化する逆量子化手段と、
上記逆量子化されたブロックを整数変換する逆変換手段と、
上記逆変換手段からの出力信号を用いて、上記クロマフォーマット信号及び上記色空間信号に応じたブロックサイズで、色信号を画像内予測復号する際の予測画像を生成する画像内予測手段と
を備えることを特徴とする画像情報復号装置。 - 上記逆変換手段は、上記逆量子化されたブロックを整数変換し、この各係数を所定のブロックサイズのブロックの各DC成分として、上記所定のブロックサイズ単位でさらに整数変換することを特徴とする請求項17記載の画像情報復号装置。
- 上記クロマフォーマット信号は、4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット及び4:4:4フォーマットを少なくとも含み、上記色空間信号は、YCbCr、RGB及びXYZを少なくとも含むことを特徴とする請求項18記載の画像情報復号装置。
- 上記逆変換手段は、上記クロマフォーマット信号が4:2:0フォーマット、上記色空間信号がYCbCrである場合には、上記逆量子化された2×2画素単位のブロックを整数変換し、変換後の各係数を8×8画素のブロックを構成する4つの4×4画素単位のブロックの各DC係数としてさらに整数変換することを特徴とする請求項19記載の画像情報復号装置。
- 上記逆変換手段は、上記クロマフォーマット信号が4:2:2フォーマット、上記色空間信号がYCbCrである場合には、上記逆量子化された2×4画素単位のブロックを整数変換し、変換後の各係数を8×16画素のブロックを構成する8つの4×4画素単位のブロックの各DC係数としてさらに整数変換することを特徴とする請求項19記載の画像情報復号装置。
- 上記変換手段は、上記クロマフォーマット信号が4:4:4フォーマット、上記色空間信号がYCbCr、RGB又はXYZである場合には、上記逆量子化された4×4画素単位のブロックを整数変換し、変換後の各係数を16×16画素のブロックを構成する16つの4×4画素単位のブロックの各DC係数としてさらに整数変換することを特徴とする請求項19記載の画像情報復号装置。
- 入力画像信号をブロック化し、該ブロック単位で直交変換を施して量子化された画像圧縮情報を逆量子化し、逆直交変換を施して復号する画像情報復号方法において、
量子化され符号化された変換係数と、色信号の解像度を示すクロマフォーマット信号及び色空間を示す色空間信号とを復号する復号工程と、
上記クロマフォーマット信号及び上記色空間信号に応じて逆量子化手法を適応的に変更し、上記復号工程にて復号された上記変換係数を逆量子化する逆量子化工程と、
上記逆量子化されたブロックを整数変換し、この各係数を所定のブロックサイズのブロックの各DC成分として、上記所定のブロックサイズ単位でさらに整数変換する逆変換工程と、
上記逆変換工程の出力信号を用いて、上記クロマフォーマット信号及び上記色空間信号に応じたブロックサイズで、色信号を画像内予測復号する際の予測画像を生成する画像内予測工程と
を有することを特徴とする画像信号復号方法。 - 上記逆変換工程では、上記逆量子化されたブロックを整数変換し、この各係数を所定のブロックサイズのブロックの各DC成分として、上記所定のブロックサイズ単位でさらに整数変換することを特徴とする請求項23記載の画像情報復号方法。
- 上記クロマフォーマット信号は、4:2:0フォーマット、4:2:2フォーマット及び4:4:4フォーマットを少なくとも含み、上記色空間信号は、YCbCr、RGB及びXYZを少なくとも含むことを特徴とする請求項24記載の画像情報復号方法。
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