JP2010103936A - 放送受信装置および放送受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送局が提供するすべての番組を記憶する記憶媒体を自動整理することの可能な放送受信装置および放送受信方法を提供すること。
【解決手段】放送受信装置1000は、すべての番組を記憶する録画番組コンテンツ記憶手段1050と、録画番組コンテンツに対するユーザの評価値を記憶する評価値記憶手段1050と、録画番組コンテンツに対するユーザの視聴要求、非視聴要求、削除要求、および非削除要求のうちの少なくとも1つの入力をユーザ要求として受け付けるユーザ要求入力手段1030と、ユーザ要求に応じた所定の割合で評価値を変動する評価値変動手段1040と、評価値の大きさに応じて録画番組コンテンツ記憶手段1050から録画番組コンテンツを削除する整理手段1040と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、録画された番組を自動で整理する放送受信装置および放送受信方法に関する。
近年、地上デジタル放送やBS放送などを利用して放送局が提供する番組を内蔵型記憶媒体やUSBハードディスクなどの外付け記憶媒体に録画することの可能なデジタルテレビなどの放送端末装置が広く普及している。そのような放送端末装置では、放送中の複数の番組のうちの任意の番組をユーザの嗜好性に基づいて選択的に自動録画している(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−86420号公報
しかしながら、従来の放送端末装置では、番組に対するユーザの嗜好性を適切に判断できなかった場合、録画漏れが生じる可能性がある。なお、そのような番組の録画漏れは、すべての放送局が提供する番組のすべてを録画することによって防止することが可能である。しかしながら、内蔵型記憶媒体の容量には限りがあるため、膨大な量の番組を録画する場合、任意の番組を削除するなど、手動で内蔵型記憶媒体を整理して容量を確保する必要があり、ユーザの負担を招来する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、放送局が提供するすべての番組を自動録画する記憶媒体を自動整理することの可能な放送受信装置および放送受信方法に関する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定の放送波に含まれる複数の番組コンテンツのすべてを取得する番組コンテンツ取得手段と、前記番組コンテンツを録画番組コンテンツとして記憶する録画番組コンテンツ記憶手段と、前記録画番組コンテンツに対するユーザの評価値を設定する評価値設定手段と、前記評価値を記憶する評価値記憶手段と、前記録画番組コンテンツに対するユーザの視聴要求、非視聴要求、削除要求、および非削除要求のうちの少なくとも1つの入力をユーザ要求として受け付けるユーザ要求入力手段と、前記ユーザ要求に応じた所定の割合で前記評価値を変動する評価値変動手段と、前記評価値の大きさに応じて前記録画番組コンテンツ記憶手段から録画番組コンテンツを削除することによって前記録画番組コンテンツ記憶手段を整理する整理手段と、を備えることを特徴とする放送受信装置を提供する。
また、本発明は、放送受信装置で実行される放送受信方法であって、前記放送受信装置は、録画番組コンテンツを記憶する録画番組コンテンツ記憶手段と、前記録画番組コンテンツに対するユーザの評価値を記憶する評価値記憶手段と、番組コンテンツ取得手段と、評価値設定手段と、ユーザ要求入力手段と、評価値変動手段と、整理手段と、を備え、前記番組コンテンツ取得手段が、所定の放送波に含まれる複数の番組コンテンツのすべてを取得し、取得された前記番組コンテンツを録画番組コンテンツとして前記録画番組コンテンツ記憶手段に記憶させる工程と、前記評価値設定手段が、前記評価値記憶手段に記憶される評価値を設定する工程と、前記ユーザ要求入力手段が、前記録画番組コンテンツ記憶手段に記憶される録画番組コンテンツに対するユーザの視聴要求、非視聴要求、削除要求、および非削除要求のうちの少なくとも1つの入力をユーザ要求として受け付ける工程と、前記評価値変動手段が、前記ユーザ要求に応じた所定の割合で前記評価値を変動する工程と、前記整理手段が、前記評価値の大きさに応じて前記録画番組コンテンツ記憶手段から録画番組コンテンツを削除することによって前記録画番組コンテンツ記憶手段を整理する工程と、を含むことを特徴とする放送受信方法を提供する。
本発明によれば、録画番組を記憶媒体から手動で削除または他の記録媒体へ移動させて記憶媒体を整理するといったユーザの負担を軽減することができると共に、ユーザが嗜好する録画番組を記憶媒体に残すことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる放送受信装置および放送受信方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。なお、本実施の形態では、放送受信装置を適用した例として、地上デジタル放送を受信するデジタルテレビを説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。放送受信装置1000は、TVチューナ1010と、DEMUX(Demultiplex)部1020と、リモコン受信部1030と、データ処理部1040と、内蔵型HD(Hard Disk)1050と、USBインタフェース1060と、復号化部1070と、表示部1080と、スピーカ1090と、を備える。
TVチューナ1010は、図示しないアンテナに接続されており、例えばユーザからの要求に応じて任意の放送局に周波数を合わせることによって、放送局が地上デジタル放送などを利用して放送中の番組コンテンツ(以下、単に番組と称する)を取得し、取得された番組をDEMUX部1020に出力する。なお、ここでいう番組とは、少なくとも映像情報と、映像情報に関連付けられている音声情報と、番組の概要を示す番組情報を含むデータ情報とから構成されるものをいう。
DEMUX部1020は、TVチューナ1010が取得した番組を、映像情報、音声情報、およびデータ情報に分離し、データ処理部1040に出力する。
リモコン受信部1030は、後述する内蔵型HD1050に記憶されている番組(以下、録画番組と称する)の視聴や削除といったユーザからの各種要求を図示しないTVリモコンを介して受信し、受信したユーザ要求をデータ処理部1040へ出力する。
データ処理部1040は、DEMUX部1020から出力される映像情報、音声情報、およびデータ情報を番組毎に内蔵型HD1050に順次記憶させる。また、データ処理部1040は、内蔵型HD1050に記憶されている録画番組を、ユーザからの視聴要求に応じて適時読み出して復号化部1070へ出力する。さらに、データ処理部1040は、後述するように、内蔵型HD1040に記憶されている録画番組の整理を行う。なお、データ処理部1040は、TVチューナ1010によって受信される番組のすべてを自動的に内蔵型HD1050に記憶させている。
内蔵型HD1050は、内蔵型記憶媒体であり、TVチューナ1010が取得した番組のすべてを録画番組として記憶するものである。以下において、図2を参照して、内蔵型HD1050の具体的な構成について説明する。図2は、内蔵型HDの内部構成を概略的に示すブロック図である。内蔵型HD1050は、映像情報および音声情報を番組毎に記憶する録画番組記憶部1051と、データ情報を記憶する録画番組情報記憶部1052と、後述する評価値を記憶する評価値記憶部1053と、後述するお気に入り情報を記憶するお気に入り情報記憶部1054と、後述するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶部1055と、から構成されている。
内蔵型HD1050は、映像情報および音声情報と、録画番組情報と、評価値と、お気に入り情報と、ユーザ情報とを、番組毎に互いに関連付けて記憶する。より具体的には、内蔵型HD1050は、映像情報などを例えば図3に示されるような態様で記憶しており、内蔵型HD1050を参照することによって、例えば番組1に対するユーザAの評価値およびお気に入り情報を把握することが可能である。
USBインタフェース1060は、例えばUSBハードディスクなどの図示しない外部記憶媒体に接続されるものであって、後述するように、内蔵型HD1050に記憶されている録画番組の整理を行う際に用いられるものである。
復号化部1070は、データ処理部1040によって内蔵型HD1050から読み出された録画番組を復号し、復号された録画番組を表示部1080およびスピーカ1090へ出力する。より具体的には、復号化部1070は、データ処理部1040によって録画番組記憶部1051から読み出される映像情報を復号して表示部1080へ出力すると共に、音声情報を復号してスピーカ1090へ出力する。なお、復号化部1070は、図示しないDSMCC(Digital Storage Media Command and Control)部などを有しており、必要に応じて、録画番組情報記憶部1052から読み出されるデータ情報を復号し、その情報を表示部1080および/またはスピーカ1090へ出力する。
表示部1080は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であって、復号化部1070から出力される映像情報に対応する映像を表示する。また、スピーカ1090は、復号化部1070から出力される音声情報に対応する音声を再生する。なお、上述のように、表示部1080およびスピーカ1090は、必要に応じてデータ情報に基づいた情報を表示および/または再生する。
次に、データ処理部1040による評価値設定処理について図4を参照して説明する。図4は、評価値設定処理を示すフローチャートである。
まず、データ処理部1040は、放送局が提供する番組の入力を受け付けると、その番組の自動録画と同時に、その番組情報を参照する(ステップS101)。次に、データ処理部1040は、番組情報記憶部1052に記憶されている過去に録画された録画番組の録画番組情報を参照する(ステップS102)。
次に、データ処理部1040は、ステップS101において参照された番組情報と同一の録画番組情報が録画番組情報記憶部1052に記憶されているか否かを判断する(ステップS103)。その結果、データ処理部1040は、参照された番組情報と同一の録画番組情報が録画番組情報記憶部1052に格納されていないと判断した場合(ステップS103−No)、換言すると、録画中の番組と同一の録画番組が過去において録画されていなかった場合、録画中の番組の評価値を所定の初期値に設定し、その評価値を録画中の番組に関連付けて評価値記憶部1053に格納し(ステップS104)、評価値設定処理を終了する。なお、ここでいう初期値とは、例えば放送受信装置1000の製造時において予め定められた値である。
一方、データ処理部1040は、ステップS103の結果、取得された番組情報と同一の番組情報が番組情報記憶部1052に記憶されていると判断した場合(ステップS103−Yes)、換言すると、録画中の番組と同一の番組が過去において録画されていた場合、参照された録画番組情報に関連付けられている評価値を評価値記憶部1053から読み出す(ステップS105)。そして、データ処理部1040は、読み出された評価値を、録画中の番組の評価値として録画中の番組に関連付けて評価値記憶部1053に記憶する(ステップS106)。これにより、評価値設定処理を終了する。
上述の評価値設定処理によって、放送受信装置1000は、自動録画される番組のそれぞれについて評価値を付与することが可能となる。
次に、図5を参照して、データ処理部1040による評価値変動処理について説明する。図5は、評価値変動処理を示すフローチャートである。
まず、データ処理部1040は、リモコン受信部1030を介してユーザから録画番組の視聴要求の入力を受け付けると、番組情報記憶部1052に格納されているすべての録画番組の番組情報から番組情報一覧表を生成し、復号化部1070を介して表示部1080に表示させる(ステップS201)。
次に、データ処理部1040は、録画番組の視聴要求を行ったユーザの認証を行う(ステップS202)。なお、ユーザは、ユーザIDおよびパスワードや、自身の指紋などのユーザ情報を、図示しないTVリモコンなどを利用して事前に登録しており、それらのユーザ情報は、ユーザ情報記憶部1055に記憶されている。よって、データ処理部1040は、ステップS202の処理において、例えばユーザにユーザIDおよびパスワードの入力を要求し、ユーザ情報記憶部1055を参照してユーザ情報の認証を行っている。なお、事前に初期登録されるユーザ情報は、各番組に対応付けられてユーザ情報記憶部1055に記憶される。より具体的には、ユーザ情報は、録画番組と、録画番組情報と、評価値と、お気に入り情報と、に関連付けられて記憶される。ここで、初期登録されるユーザの嗜好性は現時点においては不確定であることから、その評価値は初期値に設定される。
次に、データ処理部1040は、ユーザによって任意の録画番組が選択されたか否かを判断する(ステップS203)。その結果、データ処理部1040は、任意の録画番組が選択されていなかった場合(ステップS203−No)、選択されるまでステップS203の処理を繰り返す一方、録画番組が選択されたと判断した場合(ステップS203−Yes)、選択された録画番組(以下、選択番組と称する)および認証されたユーザのユーザ情報に関連付けられている評価値を評価値記憶部1053から読み出す(ステップS204)。
次に、データ処理部1040は、ユーザが選択番組の視聴を要求したか否かを判断する(ステップS205)。その結果、データ処理部1040は、ユーザが選択番組の視聴を要求していないと判断した場合(ステップS205−No)、後述するステップS206の処理を行う一方、選択番組の視聴を要求していると判断した場合(ステップS205−Yes)、選択番組に関連付けられている映像情報および音声情報を録画番組記憶部1051から読み出して選択番組を再生する(ステップS207)。
次に、データ処理部1040は、選択番組の再生が終了すると、ユーザが選択番組の削除を要求したか否かを判断する(ステップS208)。その結果、データ処理部1040は、認証ユーザが再生番組の削除を要求していないと判断した場合(ステップS208−No)、選択番組とユーザ情報とに関連付けられている評価値の値に所定値(例えば30)を加算し(ステップS209)、後述する保存処理へ移行する。一方、データ処理部1040は、認証ユーザが選択番組の削除を要求していると判断した場合(ステップS208−Yes)、選択番組とユーザ情報とに関連付けられている評価値の値に所定値(例えば20)を加算し(ステップS210)、後述する削除処理へ移行する。
一方、データ処理部1040は、ステップS205の結果、ユーザが選択番組の視聴を要求していないと判断した場合(ステップS205−No)、ユーザが選択番組の削除を要求しているか否かを判断する(ステップS206)。その結果、データ処理部1040は、ユーザが選択番組の削除を要求していないと判断した場合(ステップS206−No)、選択番組とユーザ情報とに関連付けられている評価値に所定値(例えば10)を加算し(ステップS211)、後述する保存処理へ移行する。一方、データ処理部1040は、ユーザが選択番組の削除を要求していると判断した場合(ステップS206−Yes)、選択番組とユーザ情報とに関連付けられている評価値から所定値(例えば10)減算し(ステップS212)、後述する削除処理へ移行する。
上述の評価値変動処理により、選択番組に対するユーザの視聴要求および/または削除要求に基づいて、評価値を変動することが可能となる。なお、ここでいう評価値とは、録画番組に対するユーザの嗜好性を示す嗜好度であって、評価値変動処理に基づいて変動する値のことをいう。この評価値について、図6を参照してより具体的に説明する。図6は、4通りのユーザの要求に応じて評価値に加算または減算される所定値を示す図であり、評価値変動処理におけるステップS209、S210、およびS211に示される加算値またはステップS212における減算値に対応するものである。
通常、ユーザが任意の録画番組の視聴を要求し、且つ保存を要求した場合、ユーザは録画番組を視聴した後でもう一度視聴したいと考えており、録画番組はユーザの好みの番組であると推測される。よって、図6に示されるように、録画番組を視聴した後で保存する場合、その所定値は最も高く設定される。次に、ユーザが任意の録画番組の視聴を要求し、且つ削除を要求した場合、ユーザは録画番組を視聴しているが、一度視聴すれば十分であると考慮していると推測される。よって、図6に示されるように、録画番組を視聴した後で削除する場合、その所定値は録画番組を視聴した後で保存する場合と比較して低く設定される。さらに、ユーザが任意の録画番組の視聴せずに保存を要求した場合、ユーザは後ほど録画番組を視聴する予定があるものと推測される。よって、図6に示されるように、録画番組を視聴せずに保存する場合、その所定値は録画番組を視聴した後で削除する場合と比較して低く設定される。さらに、ユーザが任意の録画番組を視聴せずに削除を要求した場合、ユーザにとって録画番組がお気に入りであるとは言いがたいものと推測される。よって、図6に示されるように、録画番組を視聴せずに削除する場合、その所定値は上述の3つの状況と比較して最も低く設定される。
次に、図7を参照して、上述の評価値変動処理においてユーザが選択番組の削除を要求しなかった場合において行われる保存処理について説明する。図7は、データ処理部1040による選択番組の保存処理を示すフローチャートである。
データ処理部1040は、評価値変動処理におけるステップS209またはS211の後、選択番組に関連付けられている評価値が所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS301)。その結果、データ処理部1040は、評価値が所定の閾値未満であると判断した場合(ステップS301−No)、保存処理を終了する一方、評価値が所定の閾値以上であると判断した場合(ステップS301−Yes)、選択番組をお気に入り登録し(ステップS302)、保存処理を終了する。
上述の保存処理について図8を参照してより具体的に説明する。図8は、4通りのユーザの要求に応じて設定される評価値がお気に入り登録されるか否かを示す図である。なお、図8において、点線は過去の評価値を示し、実線は図6に示される所定値を示している。よって、点線で示されるベクトルと実線で示されるベクトルとのベクトル和が、過去の評価値に対する評価値変動処理の結果取得される評価値である。
本実施の形態では、評価値について所定の閾値を設け、その閾値以上の評価値に関連付けられている録画番組をユーザのお気に入りとして特定する。より具体的には、例えば図8に示されるように、評価値についてお気に入り登録となる所定の閾値を設定し、評価値変動処理の結果取得される現在の評価値がお気に入り登録となる閾値以上であった場合に、選択番組をお気に入りとして特定する。なお、ここでいうお気に入りの特定とは、お気に入り情報記憶部1054において、選択番組に関連付けられているお気に入り情報をお気に入り登録の状態(例えばフラッグを立てるなど)にすることである。
次に、上述の評価値変動処理においてユーザが選択番組の削除を要求した場合において行われる削除処理について説明する。図9は、データ処理部1040による削除処理のフローチャートである。
データ処理部1040は、評価値変動処理におけるステップS210またはS212の後、保存処理を行う(ステップS301およびS302)。次に、データ処理部1040は、選択番組について、認証されたユーザ以外の他のユーザの評価値を評価値記憶部1053から読み出す(ステップS401)。
次に、データ処理部1040は、読み出された他のすべてのユーザの評価値が初期値未満であるか否かを判断する(ステップS402)。その結果、データ処理部1040は、選択番組に関連付けられている他のすべてのユーザの評価値が初期値未満ではなかった場合(ステップS402−No)、表示部1080および/またはスピーカ1090に削除警告を表示および/または再生させる(ステップS403)。そして、データ処理部1040は、ユーザが選択番組の削除をさらに要求したか否かを判断し(ステップS404)、ユーザからの削除要求がないと判断された場合(ステップS404−No)、削除処理を終了する一方、削除要求があると判断された場合(ステップS404−Yes)、選択番組の削除を行う(ステップS405)。一方、データ処理部1040は、ステップS402の結果、評価値が初期値未満であると判断した場合にも(ステップS402−Yes)、ステップS405の処理を行う。
上述の削除処理によって、ユーザが選択番組の削除要求を行った場合にあっても、他のユーザがその選択番組を嗜好していた場合、その旨をユーザに喚起することが可能となる。
次に、データ処理部1040による内蔵型HD1050の番組整理処理について図10を参照して説明する。図10は、番組整理処理を示すフローチャートである。
データ処理部1040は、一定時間毎に内蔵型HD1050の残り容量を算出しており、内蔵型HD1050の残り容量が一定値以下になると、録画番組の整理を行うべく、各録画番組に対する全ユーザの評価値を評価値記憶部1053から読み出す(ステップS501)。
その後、データ処理部1040は、録画番組を記憶することが可能な外付けのUSBハードディスクなどの他の記憶媒体があるか否かを判断する(ステップS502)。その結果、データ処理部1040は、他の記憶媒体がないと判断した場合(ステップS502−No)、後述するステップS503の処理を行う一方、他の記憶媒体があると判断した場合(ステップS502−Yes)、全ユーザ数であるn人のユーザがお気に入り登録している録画番組があるか否かを判断する(ステップS504)。
その結果、データ処理部1040は、n人のユーザがお気に入り登録している番組がなかった場合(ステップS504−No)、nから1を減算して新たなnを生成し(ステップS505)、nが0であるか否かを判断する(ステップS506)。そして、データ処理部1040は、nが0ではないと判断した場合(ステップS506−No)、ステップS504の処理を行う一方、nが0であると判断した場合(ステップS506−Yes)、後述するステップS503の処理を行う。より具体的には、ユーザ情報記憶部1055において例えば3人分のユーザ情報が記憶されていた場合、3人全てのユーザがお気に入り登録している録画番組があるか否かを判断し、そのような番組がなかった場合、3人のうちの2人全てのユーザがお気に入り登録している録画番組があるか否かを判断する。そして、お気に入り登録されている録画番組がなかった場合、同様の処理を0人になるまで繰り返す。
一方、データ処理部1040は、ステップS504の結果、n人のユーザがお気に入り登録している録画番組があると判断した場合(ステップS504−Yes)、他の記憶媒体にその録画番組を移動し(ステップS507)、他の記憶媒体にその録画番組を記憶させる。そして、データ処理部1040は、再び内蔵型HD1050の残り容量を算出し(ステップS508)、算出された残りの容量が所定値以下であるか否かを判断する(ステップS509)。
その結果、データ処理部1040は、算出された残り容量が所定値以下ではないと判断した場合(ステップS509−No)、録画番組整理処理を終了する一方、残りの容量が所定値以下であると判断した場合(ステップS509−Yes)、ステップS505の処理を行う。
次に、ステップS503以降の処理について説明する。データ処理部1040は、ステップS502の結果、他の記録媒体がないと判断した場合(ステップS502−No)、またはステップS506の処理の結果、nが0であると判断した場合(ステップS506−Yes)、n人のユーザに関連付けられている評価値のすべてが初期値未満であるか否かを判断する(ステップS503)。なお、ここでn人とは、ステップS505の処理によって減算された値ではなく、ユーザ情報記憶部1055に記憶されているユーザ情報に示される総ユーザ数のことをいう。換言すると、ステップS505において減算されたnはステップS503の処理においてリセットされる。
データ処理部1040は、ステップS503の処理の結果、n人のユーザの評価値が初期値未満ではないと判断した場合(ステップS503−No)、後述するステップS512の処理を行う一方、n人のユーザの評価値が初期値未満であると判断した場合(ステップS503−Yes)、その評価値に関連付けられている録画番組のすべてを番組記憶部1051から削除する(ステップ510)。そして、データ処理部1040は、内蔵型HD1050の残りの容量が一定値以下であるか否かを判断し(ステップS511)、残りの容量が一定値以下ではないと判断した場合(ステップS511−No)、録画番組整理処理を終了する。
一方、データ処理部1040は、ステップS511の処理の結果、残りの容量が一定値以下であると判断した場合(ステップS511−Yes)、ステップS505およびS506と同様の処理、すなわちnから1を減算し(ステップS512)、減算されたnが0であるか否かを判断する(ステップS513)。その結果、データ処理部1040は、nが0ではなかった場合(ステップS513−No)、(n−1)人について、ステップS503の処理を行う。
一方、データ処理部1040は、nが0であった場合(ステップS513−Yes)、録画番組毎に全てのユーザの評価値の平均値を算出する(ステップS514)。そして、算出された平均値を他の録画番組について算出された平均値と比較し(ステップS515)、平均値が最も低い録画番組を録画番組記憶部1051から削除する(ステップS516)。その後、データ処理部1040は、内蔵型HD1050の残りの容量が一定値以下であるか否かを判断し(ステップS517)、一定値以下ではないと判断した場合(ステップS517−No)、録画番組整理処理を終了する一方、一定値以下であると判断した場合(ステップS517−Yes)、ステップS515の処理を再度行う。
上述のように、本実施の形態の放送受信装置および放送受信方法では、ユーザの嗜好性に基づいて、放送局が提供する番組のすべてを記憶する内蔵型HDに記憶される録画番組を適宜自動的に削除または他の記憶媒体に移動することによって、内蔵型HDを整理している。これにより、録画漏れを防止するためにすべての番組を録画する場合にあっても、内蔵型HDにおいて適切な残り容量を確保することが可能となる。
なお、本実施の形態の放送受信装置および放送受信方法では、任意の放送局が提供する番組のすべてを自動録画しているが、複数の放送局が提供する番組のすべてを自動録画しても良い。この場合、複数の放送局に周波数を合わせるようにTVチューナを構成すれば良い。
また、本実施の形態の放送受信装置および放送受信方法は、デジタル放送を利用して放送局が提供する番組を受信しているが、アナログ放送やBS放送やIP放送を利用して放送局が提供する番組を受信しても良い。
また、本実施の形態の放送受信装置および放送受信方法では、ユーザの要求に応じて、録画中の番組をリアルタイムで視聴することも可能である。
第1の実施の形態の放送受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 内蔵型HDの内部構成を概略的に示すブロック図である。 内蔵型HDに記憶されている情報間の関連付けを例示的に示す例示図である。 評価値付与処理を示すフローチャートである。 評価値変動処理を示すフローチャートである。 各種ユーザ要求に対応する所定値を例示的に示す例示図である。 保存処理を示すフローチャートである。 お気に入り登録される評価値を例示的に示す例示図である。 削除処理を示すフローチャートである。 録画番組整理処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1000…放送受信装置、1010…TVチューナ、1020…DEMUX部、1030…リモコン受信部、1040…データ処理部、1050…内蔵型HD、1051…番組格納部、1052…番組情報格納部、1053…評価値格納部、1054…お気に入り情報格納部、1055…ユーザ情報格納部、1060…USBインタフェース、1070…復号化部、1080…表示部、1090…スピーカ。

Claims (9)

  1. 所定の放送波に含まれる複数の番組コンテンツのすべてを取得する番組コンテンツ取得手段と、
    前記番組コンテンツを録画番組コンテンツとして記憶する録画番組コンテンツ記憶手段と、
    前記録画番組コンテンツに対するユーザの評価値を設定する評価値設定手段と、
    前記評価値を記憶する評価値記憶手段と、
    前記録画番組コンテンツに対するユーザの視聴要求、非視聴要求、削除要求、および非削除要求のうちの少なくとも1つの入力をユーザ要求として受け付けるユーザ要求入力手段と、
    前記ユーザ要求に応じた所定の割合で前記評価値を変動する評価値変動手段と、
    前記評価値の大きさに応じて前記録画番組コンテンツ記憶手段から録画番組コンテンツを削除することによって前記録画番組コンテンツ記憶手段を整理する整理手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 録画番組コンテンツ予備記憶手段をさらに備え、
    前記整理手段は、前記録画番組コンテンツのうちの任意の録画番組コンテンツの評価値が、所定の評価値よりも高い場合、前記録画番組コンテンツ予備記憶手段に当該録画番組コンテンツを移動して記憶させることによって、前記録画番組コンテンツ記憶手段を整理することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記整理手段は、前記録画番組コンテンツのうちの任意の録画番組コンテンツの評価値が、所定の評価値よりも低い場合、当該録画番組コンテンツを前記録画番組コンテンツ記憶手段から削除することを特徴とする請求項1または2に記載の放送受信装置。
  4. 前記評価値記憶手段は、前記録画番組コンテンツに対する複数のユーザの評価値を記憶することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  5. 録画番組コンテンツ予備記憶手段をさらに備え
    前記整理手段は、前記録画番組コンテンツのうちの任意の録画番組コンテンツに対する前記複数のユーザのうちの少なくとも1人のユーザの評価値が、所定の評価値よりも高い場合、前記録画番組コンテンツ予備記憶手段に当該録画番組コンテンツを移動して記憶させることによって、前記録画番組コンテンツ記憶手段を整理することを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
  6. 前記整理手段は、前記録画番組コンテンツのうちの任意の録画番組コンテンツに対する前記複数のユーザのうちの少なくとも1人のユーザの評価値が、所定の評価値よりも低い場合、当該録画番組コンテンツを前記録画番組コンテンツ記憶手段から削除することを特徴とする請求項4または5に記載の放送受信装置。
  7. 前記整理手段は、各録画番組コンテンツに対する前記複数のユーザの評価値の平均値を算出し、算出された前記平均値のうち、最も低い平均値に対応する録画番組コンテンツを前記録画番組コンテンツ記憶手段から削除することを特徴とする請求項4〜6のうちいずれか一項に記載の放送受信装置。
  8. 前記録画番組コンテンツに対するユーザの視聴要求に応じて当該録画番組コンテンツを再生する録画番組コンテンツ再生手段と、
    再生される前記録画番組コンテンツを表示する表示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の放送受信装置。
  9. 放送受信装置で実行される放送受信方法であって、
    前記放送受信装置は、録画番組コンテンツを記憶する録画番組コンテンツ記憶手段と、前記録画番組コンテンツに対するユーザの評価値を記憶する評価値記憶手段と、番組コンテンツ取得手段と、評価値設定手段と、ユーザ要求入力手段と、評価値変動手段と、整理手段と、を備え、
    前記番組コンテンツ取得手段が、所定の放送波に含まれる複数の番組コンテンツのすべてを取得し、取得された前記番組コンテンツを録画番組コンテンツとして前記録画番組コンテンツ記憶手段に記憶させる工程と、
    前記評価値設定手段が、前記評価値記憶手段に記憶される評価値を設定する工程と、
    前記ユーザ要求入力手段が、前記録画番組コンテンツ記憶手段に記憶される録画番組コンテンツに対するユーザの視聴要求、非視聴要求、削除要求、および非削除要求のうちの少なくとも1つの入力をユーザ要求として受け付ける工程と、
    前記評価値変動手段が、前記ユーザ要求に応じた所定の割合で前記評価値を変動する工程と、
    前記整理手段が、前記評価値の大きさに応じて前記録画番組コンテンツ記憶手段から録画番組コンテンツを削除することによって前記録画番組コンテンツ記憶手段を整理する工程と、
    を含むことを特徴とする放送受信方法。
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